JPH0227006B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0227006B2 JPH0227006B2 JP58099968A JP9996883A JPH0227006B2 JP H0227006 B2 JPH0227006 B2 JP H0227006B2 JP 58099968 A JP58099968 A JP 58099968A JP 9996883 A JP9996883 A JP 9996883A JP H0227006 B2 JPH0227006 B2 JP H0227006B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mol
- vinyl acetate
- copolymer
- saponified
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- Prior art date
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- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Drying Of Gases (AREA)
Description
従来空気中の水分を吸収する乾燥剤としては塩
化カルシウム、塩化マグネシウム等の潮解性塩類
が知られているが、これらは吸湿した結果潮解す
るため何らかの容器に収容しておく必要があり、
容器が破損したり倒れると潮解液がその周囲を汚
損するという難点があり、さらには一旦潮解した
液は天日乾燥程度では再使用可能なまでに乾燥す
ることができないので使い捨てにせざるをえなか
つた。 かかる乾燥剤の改良として例えば塩化カルシウ
ムをバーミキユライト、真珠岩などの連続多孔性
鉱物担体に含浸させた乾燥剤が提案されており
(特開昭57−144021)、これによると高湿度下で吸
湿速度を低下することなく多量の水分を吸湿する
という利点が記載されているが、商品形態の多用
化が困難であり、種々の形での商品化が要求され
る近時の需要を満足できない等の点でさらに改良
が求められる。 本発明者らは、前記のごとき従来公知の潮解性
塩類を主剤とする乾燥剤の改良を目的として検討
した結果、(A)特定の潮解性塩類と(B)酢酸ビニル50
〜99.8モル%、不飽和ジカルボン酸50〜0.2モル
%の割合の共重合体であり、かつその酢酸ビニル
成分の70モル%以上がケン化された共重合体ケン
化物との混合物を主剤としてなる乾燥剤がその目
的を達成するという新規な事実を見出し、本発明
を完成するに至つた。 本発明の(B)成分である共重合体は、それ単独で
も或程度吸湿作用を有するものの、(A)成分と比較
すれば吸湿能力ははるかに低いがこれら(A)成分と
(B)成分との混合物は吸湿能力が相乗的に増加する
こと、高湿度下で多量の水分を吸湿してもゲル状
となる程度で液化しないのでその取扱いが極めて
簡単で、特に容器に収容する必要はないこと、さ
らにかかるゲル状物は通常の温度、湿度条件下で
天日乾燥することによつてもとの状態に乾燥する
ことが可能となるので、循環再使用が可能となり
その経済的効果はきわめて大なるものがある。 本発明における(A)成分としての潮解性塩類は塩
化カルシウム単独はもとよりその2水塩、4水
塩、6水塩等の各種結晶水を有する塩、塩化マグ
ネシウム、塩化リチウムなどがあげられるが、な
かでも塩化カルシウムがその性能、コストの両面
より実用的である。 (B)成分としては酢酸ビニルが50〜99.8モル%、
不飽和ジカルボン酸が50〜0.2モル%の割合で共
重合されており、かつその酢酸ビニル成分の70モ
ル%以上がケン化されていることが必要である。
かかる範囲外では吸水能が低下するという難点が
ある。これら条件の中でもさらに好ましくは酢酸
ビニル80〜99.8モル%、不飽和ジカルボン酸20〜
0.2モル%、ケン化度70モル%以上の範囲の共重
合体ケン化物が一段とすぐれた性能を有する。 不飽和ジカルボン酸としては(無水)マレイン
酸、フマール酸、イタコン酸、グルタコン酸、ア
リルマロン酸などおよびそのメチル、エチル、プ
ロピルエステルなどのモノエステル類、ジエステ
ル類があげられる。 さらに少量であれば他の共重合可能な単量体を
共重合させても差支えない。かかる共重合体ケン
化物は、酢酸ビニルと不飽和ジカルボン酸とを前
記比率の共重合体となるように通常の溶液重合を
行ない、えられた共重合体を苛性ソーダ、ナトリ
ウムメチラートなどのアルカリ触媒を用いて所定
の割合にケン化することによつて製造される。か
かる共重合体ケン化物はさらに加熱処理すること
によつて一段とすぐれた性能が付与される。一般
に空気または不活性ガス雰囲気下温度110〜200℃
で1〜360分加熱処理する。得られた樹脂は粉末
であるが、適度の粒度のものを選別して、また適
度の粒度に粉砕して実用に供する。 (A)成分/(B)成分とは重量比で7/3以下、好ま
しくは6/4〜1/9の割合に混合する。両成分
の比率が7/3より多い場合は一時的に潮解液が
分離することがあり、又、1/9より少ない場合
は低温、高湿時に吸水能が不充分となる傾向があ
るので目的に応じて上記範囲の中から適当な比率
を選択すべきである。 (A)成分と(B)成分とは共に粉末同志で混合する方
法、(A)成分の水溶液を(B)成分の粉末に含浸させる
方法など各種の方法で混合する。また混合物をシ
ート状、棒状物、繊維状、球状、サイコロ状等各
種の形状の成形物としてもよい。 本発明の乾燥剤は、その高吸湿力、高吸湿容量
を利用して、家庭の物置、押入れ、タンス等湿度
の高い環境に、精密機器、電子部品等のパツケー
ジ等にそれぞれ使用可能である。 使用後は該乾燥剤を外気の直射日光にさらす
か、25℃以上の通気雰囲気中におくなどの方法で
乾燥することにより冬でも元の乾燥状態に復元す
ることができるので循環使用が可能となる。 次に実例をあげて本発明を説明する。 実例 1 乾燥剤 (A) 塩化カルシウム2水塩の粉末 (B) 酢酸ビニル含量96.1モル%、マレイン酸モノ
メチル含量3.9モル%、酢酸ビニル成分のケン
化度98.1モル%のマレイン酸モノメチル―酢酸
ビニル共重合体ケン化物粉末(295μ以下) (A)成分と(B)成分とを各種重量比率に混合してシ
ヤーレに10g入れ20℃、相対湿度90%の雰囲気中
に(イ)8時間放置、(ロ)24時間放置しその間の重量増
加より吸湿率(水の増加量g/乾燥剤g×100%)
を測定した。その結果を第1表に示す。
化カルシウム、塩化マグネシウム等の潮解性塩類
が知られているが、これらは吸湿した結果潮解す
るため何らかの容器に収容しておく必要があり、
容器が破損したり倒れると潮解液がその周囲を汚
損するという難点があり、さらには一旦潮解した
液は天日乾燥程度では再使用可能なまでに乾燥す
ることができないので使い捨てにせざるをえなか
つた。 かかる乾燥剤の改良として例えば塩化カルシウ
ムをバーミキユライト、真珠岩などの連続多孔性
鉱物担体に含浸させた乾燥剤が提案されており
(特開昭57−144021)、これによると高湿度下で吸
湿速度を低下することなく多量の水分を吸湿する
という利点が記載されているが、商品形態の多用
化が困難であり、種々の形での商品化が要求され
る近時の需要を満足できない等の点でさらに改良
が求められる。 本発明者らは、前記のごとき従来公知の潮解性
塩類を主剤とする乾燥剤の改良を目的として検討
した結果、(A)特定の潮解性塩類と(B)酢酸ビニル50
〜99.8モル%、不飽和ジカルボン酸50〜0.2モル
%の割合の共重合体であり、かつその酢酸ビニル
成分の70モル%以上がケン化された共重合体ケン
化物との混合物を主剤としてなる乾燥剤がその目
的を達成するという新規な事実を見出し、本発明
を完成するに至つた。 本発明の(B)成分である共重合体は、それ単独で
も或程度吸湿作用を有するものの、(A)成分と比較
すれば吸湿能力ははるかに低いがこれら(A)成分と
(B)成分との混合物は吸湿能力が相乗的に増加する
こと、高湿度下で多量の水分を吸湿してもゲル状
となる程度で液化しないのでその取扱いが極めて
簡単で、特に容器に収容する必要はないこと、さ
らにかかるゲル状物は通常の温度、湿度条件下で
天日乾燥することによつてもとの状態に乾燥する
ことが可能となるので、循環再使用が可能となり
その経済的効果はきわめて大なるものがある。 本発明における(A)成分としての潮解性塩類は塩
化カルシウム単独はもとよりその2水塩、4水
塩、6水塩等の各種結晶水を有する塩、塩化マグ
ネシウム、塩化リチウムなどがあげられるが、な
かでも塩化カルシウムがその性能、コストの両面
より実用的である。 (B)成分としては酢酸ビニルが50〜99.8モル%、
不飽和ジカルボン酸が50〜0.2モル%の割合で共
重合されており、かつその酢酸ビニル成分の70モ
ル%以上がケン化されていることが必要である。
かかる範囲外では吸水能が低下するという難点が
ある。これら条件の中でもさらに好ましくは酢酸
ビニル80〜99.8モル%、不飽和ジカルボン酸20〜
0.2モル%、ケン化度70モル%以上の範囲の共重
合体ケン化物が一段とすぐれた性能を有する。 不飽和ジカルボン酸としては(無水)マレイン
酸、フマール酸、イタコン酸、グルタコン酸、ア
リルマロン酸などおよびそのメチル、エチル、プ
ロピルエステルなどのモノエステル類、ジエステ
ル類があげられる。 さらに少量であれば他の共重合可能な単量体を
共重合させても差支えない。かかる共重合体ケン
化物は、酢酸ビニルと不飽和ジカルボン酸とを前
記比率の共重合体となるように通常の溶液重合を
行ない、えられた共重合体を苛性ソーダ、ナトリ
ウムメチラートなどのアルカリ触媒を用いて所定
の割合にケン化することによつて製造される。か
かる共重合体ケン化物はさらに加熱処理すること
によつて一段とすぐれた性能が付与される。一般
に空気または不活性ガス雰囲気下温度110〜200℃
で1〜360分加熱処理する。得られた樹脂は粉末
であるが、適度の粒度のものを選別して、また適
度の粒度に粉砕して実用に供する。 (A)成分/(B)成分とは重量比で7/3以下、好ま
しくは6/4〜1/9の割合に混合する。両成分
の比率が7/3より多い場合は一時的に潮解液が
分離することがあり、又、1/9より少ない場合
は低温、高湿時に吸水能が不充分となる傾向があ
るので目的に応じて上記範囲の中から適当な比率
を選択すべきである。 (A)成分と(B)成分とは共に粉末同志で混合する方
法、(A)成分の水溶液を(B)成分の粉末に含浸させる
方法など各種の方法で混合する。また混合物をシ
ート状、棒状物、繊維状、球状、サイコロ状等各
種の形状の成形物としてもよい。 本発明の乾燥剤は、その高吸湿力、高吸湿容量
を利用して、家庭の物置、押入れ、タンス等湿度
の高い環境に、精密機器、電子部品等のパツケー
ジ等にそれぞれ使用可能である。 使用後は該乾燥剤を外気の直射日光にさらす
か、25℃以上の通気雰囲気中におくなどの方法で
乾燥することにより冬でも元の乾燥状態に復元す
ることができるので循環使用が可能となる。 次に実例をあげて本発明を説明する。 実例 1 乾燥剤 (A) 塩化カルシウム2水塩の粉末 (B) 酢酸ビニル含量96.1モル%、マレイン酸モノ
メチル含量3.9モル%、酢酸ビニル成分のケン
化度98.1モル%のマレイン酸モノメチル―酢酸
ビニル共重合体ケン化物粉末(295μ以下) (A)成分と(B)成分とを各種重量比率に混合してシ
ヤーレに10g入れ20℃、相対湿度90%の雰囲気中
に(イ)8時間放置、(ロ)24時間放置しその間の重量増
加より吸湿率(水の増加量g/乾燥剤g×100%)
を測定した。その結果を第1表に示す。
【表】
尚、対照例としてシリカゲルAを用いて同様な
実験を行つたところ8時間の吸湿率は27%、24時
間後の吸湿率は47%であつた。 実例 2 (B)成分として酢酸ビニル含量90モル%、マレイ
ン酸モノメチル含量10モル%、酢酸ビニル成分の
ケン化物96モル%のマレイン酸モノメチル―酢酸
ビニル共重合体ケン化物粉末を使用した以外は実
例1と同一の方法を行つた。 その結果を第2表に示す。
実験を行つたところ8時間の吸湿率は27%、24時
間後の吸湿率は47%であつた。 実例 2 (B)成分として酢酸ビニル含量90モル%、マレイ
ン酸モノメチル含量10モル%、酢酸ビニル成分の
ケン化物96モル%のマレイン酸モノメチル―酢酸
ビニル共重合体ケン化物粉末を使用した以外は実
例1と同一の方法を行つた。 その結果を第2表に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (A)塩化カルシウム、塩化カルシウム水和塩、
塩化マグネシウム及び塩化リチウムから選ばれる
潮解性塩類と(B)酢酸ビニル50〜99.8モル%、不飽
和ジカルボン酸50〜0.2モル%の割合の共重合体
であり、かつその酢酸ビニル成分の70モル%以上
がケン化された共重合体ケン化物との混合物を主
剤としてなる乾燥剤。 2 (A)潮解性塩類/(B)共重合体ケン化物とが重量
比で7/3以下の割合に混合されてなる特許請求
の範囲第1項記載の乾燥剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9996883A JPS59225737A (ja) | 1983-06-03 | 1983-06-03 | 乾燥剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9996883A JPS59225737A (ja) | 1983-06-03 | 1983-06-03 | 乾燥剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59225737A JPS59225737A (ja) | 1984-12-18 |
| JPH0227006B2 true JPH0227006B2 (ja) | 1990-06-14 |
Family
ID=14261465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9996883A Granted JPS59225737A (ja) | 1983-06-03 | 1983-06-03 | 乾燥剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59225737A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108465352A (zh) * | 2018-05-10 | 2018-08-31 | 南京农业大学 | 一种银杏叶滤渣干燥剂及其制备方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5132684B2 (ja) * | 1972-06-07 | 1976-09-14 | ||
| JPS6032481B2 (ja) * | 1977-01-21 | 1985-07-29 | 住友化学工業株式会社 | 濃縮あるいは乾燥方法 |
| JPS5728740U (ja) * | 1980-07-27 | 1982-02-15 |
-
1983
- 1983-06-03 JP JP9996883A patent/JPS59225737A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59225737A (ja) | 1984-12-18 |
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