JPH0227211Y2 - - Google Patents
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- JPH0227211Y2 JPH0227211Y2 JP1985078798U JP7879885U JPH0227211Y2 JP H0227211 Y2 JPH0227211 Y2 JP H0227211Y2 JP 1985078798 U JP1985078798 U JP 1985078798U JP 7879885 U JP7879885 U JP 7879885U JP H0227211 Y2 JPH0227211 Y2 JP H0227211Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- steering
- cap
- guide pipe
- coil spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は舶用操舵装置に関する。さらに詳しく
は、プツシユプルコントロールケーブル(以下、
単にコントロールケーブルという)により操作力
を伝達し操舵機を遠隔操縦しうるようにした小型
船舶などの操舵装置であつて、心出し調整および
取りつけ分解作業などを容易に行ないうるように
した舶用操舵装置に関する。
は、プツシユプルコントロールケーブル(以下、
単にコントロールケーブルという)により操作力
を伝達し操舵機を遠隔操縦しうるようにした小型
船舶などの操舵装置であつて、心出し調整および
取りつけ分解作業などを容易に行ないうるように
した舶用操舵装置に関する。
[従来の技術]
従来より舶用操舵装置には、遠隔操作性が優れ
ており、かつ船内の省スペース効果が大きいこと
から、コントロールケーブルを操作力伝達手段と
した操舵装置が用いられている。
ており、かつ船内の省スペース効果が大きいこと
から、コントロールケーブルを操作力伝達手段と
した操舵装置が用いられている。
そのような舶用操舵装置の基本構成を第6図を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
第6図において1は船舶の操縦席に取りつけら
れたステアリングホイール、2はコントロールケ
ーブル、3は操舵機、4は舵である。なお舵に代
えて第4図および第5図に想像線で示す、船体に
回動自在に設けられた船外モータを用いてもよ
い。本明細書において、舵とはそのような船外モ
ータをも含む概念である。第6図に示す舶用操舵
装置はステアリングホイール1を回転させれば前
記コントロールケーブル2の内索が押し引きされ
て操舵機3の操舵ロツド5が矢印a,b方向に動
かされ、その操舵ロツド5に連結されている操舵
リンク6を介して舵4を動作させるようになつて
いる。第6図には示されていないが、コントロー
ルケーブル2の内索の始端はステアリングホイー
ル1によつて動かされるラツク・ピニオン機構7
に連結され、その末端は操舵機3に設けられたガ
イドパイプ8内で、前記操舵ロツド5と連結され
ている。
れたステアリングホイール、2はコントロールケ
ーブル、3は操舵機、4は舵である。なお舵に代
えて第4図および第5図に想像線で示す、船体に
回動自在に設けられた船外モータを用いてもよ
い。本明細書において、舵とはそのような船外モ
ータをも含む概念である。第6図に示す舶用操舵
装置はステアリングホイール1を回転させれば前
記コントロールケーブル2の内索が押し引きされ
て操舵機3の操舵ロツド5が矢印a,b方向に動
かされ、その操舵ロツド5に連結されている操舵
リンク6を介して舵4を動作させるようになつて
いる。第6図には示されていないが、コントロー
ルケーブル2の内索の始端はステアリングホイー
ル1によつて動かされるラツク・ピニオン機構7
に連結され、その末端は操舵機3に設けられたガ
イドパイプ8内で、前記操舵ロツド5と連結され
ている。
そして従来の舶用操舵装置においては、コント
ロールケーブル2の導管の末端側は単に袋ナツト
9でガイドパイプ8の端部に螺合することにより
操舵機3に結合されている。
ロールケーブル2の導管の末端側は単に袋ナツト
9でガイドパイプ8の端部に螺合することにより
操舵機3に結合されている。
[考案が解決しようとする問題点]
ところが上記従来の舶用操舵装置にはつぎのよ
うな問題がある。
うな問題がある。
コントロールケーブル2や操舵ロツド5はあ
らかじめ一定の長さに作られたものが艤装時に
ステアリングホイール1や操舵機3とともに船
体に組み付けられるが、ステアリングホイール
1側のラツク・ピニオン機構7や操舵機3など
の製作誤差、取付誤差などにより組み付け完了
後においてステアリングホイール1を直進位置
にしたときに必らずしも舵4が直進位置に位置
せず、多少ずれるという問題がある。
らかじめ一定の長さに作られたものが艤装時に
ステアリングホイール1や操舵機3とともに船
体に組み付けられるが、ステアリングホイール
1側のラツク・ピニオン機構7や操舵機3など
の製作誤差、取付誤差などにより組み付け完了
後においてステアリングホイール1を直進位置
にしたときに必らずしも舵4が直進位置に位置
せず、多少ずれるという問題がある。
またこの問題が解消されないと、操船時にス
テアリングホイール1の直進姿勢(たとえばス
ポーク1aが真直ぐになつている位置)を目安
にして船を直進させようとしても、それができ
にくいという操船上の不便が生ずる。
テアリングホイール1の直進姿勢(たとえばス
ポーク1aが真直ぐになつている位置)を目安
にして船を直進させようとしても、それができ
にくいという操船上の不便が生ずる。
船内スペースの小さい小型船舶においては、
船のセンタラインに対してラツク・ピニオン機
構7などを少し傾けて取りつけることがある。
この取付角度は船の大きさによつて少しずつ変
わるが、そうするばあいたとえばシリーズ化さ
れた異機種船に適用するばあいには、長さの異
なるコントロールケーブル2などを多種類用意
しておく必要がある。ところがこのようにコト
ロールケーブル2などを多数種用意するばあい
は、コストアツプにつながり好ましいものでは
ない。
船のセンタラインに対してラツク・ピニオン機
構7などを少し傾けて取りつけることがある。
この取付角度は船の大きさによつて少しずつ変
わるが、そうするばあいたとえばシリーズ化さ
れた異機種船に適用するばあいには、長さの異
なるコントロールケーブル2などを多種類用意
しておく必要がある。ところがこのようにコト
ロールケーブル2などを多数種用意するばあい
は、コストアツプにつながり好ましいものでは
ない。
船は航海時において、スクリユーの回転トル
クの影響を受けて多少右または左に曲つて進む
傾向がある。このような「くせ」は1台ごとの
船で微妙に違つているが、そのような「くせ」
を解消するための舵の基準位置補正は、従来の
操舵装置ではできないので、操縦者の操舵技術
でカバーするしかないという問題がある。
クの影響を受けて多少右または左に曲つて進む
傾向がある。このような「くせ」は1台ごとの
船で微妙に違つているが、そのような「くせ」
を解消するための舵の基準位置補正は、従来の
操舵装置ではできないので、操縦者の操舵技術
でカバーするしかないという問題がある。
本考案は叙上の事情に鑑み、ステアリングホイ
ールと舵をたがいに直進位置にするための心出し
調整などが容易に行なえ、異機種船への適用が容
易であり、かつ船の直進性をうるための「くせ」
の補正が可能であり、しかも組み立て作業および
分解作業が簡単な舶用操舵装置を提供することを
目的とする。
ールと舵をたがいに直進位置にするための心出し
調整などが容易に行なえ、異機種船への適用が容
易であり、かつ船の直進性をうるための「くせ」
の補正が可能であり、しかも組み立て作業および
分解作業が簡単な舶用操舵装置を提供することを
目的とする。
また本考案は、従来の構造の操舵機にそのまま
適用することができ、簡単な構造で、防水性の確
保も容易な舶用操舵装置を提供することを目的と
する。
適用することができ、簡単な構造で、防水性の確
保も容易な舶用操舵装置を提供することを目的と
する。
[問題点を解決するための手段]
本考案の舶用操舵装置は、ステアリングホイー
ルの回転により押し引きされる内索と、該内索の
先端に固着される索端ロツドと、前記内索を摺動
自在に案内するための導管とからなるプツシユプ
ルコントロールケーブルを有し、前記索端ロツド
を操舵機の操舵リンクに連結して舵を動かすよう
にした舶用操舵装置であつて、前記内索および索
端ロツドが挿入されると共にそれらの摺動動作を
案内するために操舵機に設けられた、外周に雄ね
じを有し、索端ロツドの外周面と摺接する内周面
を備えたガイドパイプ、該ガイドパイプの口金に
前記導管をねじ締結するために該導管に固着され
たケーブルキヤツプおよび該ケーブルキヤツプの
まわりに軸方向移動自在に嵌合され、かつ前記ガ
イドパイプの雄ねじと螺合する雌ねじを有する袋
ナツトを有し、前記ケーブルキヤツプの先端部外
周に袋ナツトの雌ねじを螺合すると共に前記ガイ
ドパイプ内に挿入しうる雄ねじ部が刻設されてお
り、該雄ねじ部に該雄ねじ部上で軸方向に螺進す
ることができ、かつ前記ロツド上を挿通させうる
コイルスプリングが螺合されると共に、前記袋ナ
ツトの内部に前記コイルスプリングが収容される
空洞が形成されており、該空洞の底端および前記
口金の端面に前記コイルスプリングの両端面をそ
れぞれ当接させて該袋ナツトを前記口金の雄ねじ
に螺合させるようにした構成が採用されている。
ルの回転により押し引きされる内索と、該内索の
先端に固着される索端ロツドと、前記内索を摺動
自在に案内するための導管とからなるプツシユプ
ルコントロールケーブルを有し、前記索端ロツド
を操舵機の操舵リンクに連結して舵を動かすよう
にした舶用操舵装置であつて、前記内索および索
端ロツドが挿入されると共にそれらの摺動動作を
案内するために操舵機に設けられた、外周に雄ね
じを有し、索端ロツドの外周面と摺接する内周面
を備えたガイドパイプ、該ガイドパイプの口金に
前記導管をねじ締結するために該導管に固着され
たケーブルキヤツプおよび該ケーブルキヤツプの
まわりに軸方向移動自在に嵌合され、かつ前記ガ
イドパイプの雄ねじと螺合する雌ねじを有する袋
ナツトを有し、前記ケーブルキヤツプの先端部外
周に袋ナツトの雌ねじを螺合すると共に前記ガイ
ドパイプ内に挿入しうる雄ねじ部が刻設されてお
り、該雄ねじ部に該雄ねじ部上で軸方向に螺進す
ることができ、かつ前記ロツド上を挿通させうる
コイルスプリングが螺合されると共に、前記袋ナ
ツトの内部に前記コイルスプリングが収容される
空洞が形成されており、該空洞の底端および前記
口金の端面に前記コイルスプリングの両端面をそ
れぞれ当接させて該袋ナツトを前記口金の雄ねじ
に螺合させるようにした構成が採用されている。
[作用]
本考案の舶用操舵装置においては、コントロー
ルケーブルの導管をガイドパイプの口金に袋ナツ
トでねじ締結する際に、ケーブルキヤツプ先端外
周の雄ねじ部にコイルスプリングを深くねじ込ん
でおけば、導管のケーブルキヤツプ先端はガイド
パイプ内に深く差し込まれた状態となり、ケーブ
ルキヤツプ先端と操舵リンク連結点との間の距離
は短かくなる。逆にケーブルキヤツプの雄ねじ部
に調節ナツトを浅くねじ込んでおくときは、ケー
ブルキヤツプの先端はガイドパイプ内に浅く差し
込まれた状態となり、ケーブルキヤツプ先端と操
舵リンク連結点との間の距離は長くなる。
ルケーブルの導管をガイドパイプの口金に袋ナツ
トでねじ締結する際に、ケーブルキヤツプ先端外
周の雄ねじ部にコイルスプリングを深くねじ込ん
でおけば、導管のケーブルキヤツプ先端はガイド
パイプ内に深く差し込まれた状態となり、ケーブ
ルキヤツプ先端と操舵リンク連結点との間の距離
は短かくなる。逆にケーブルキヤツプの雄ねじ部
に調節ナツトを浅くねじ込んでおくときは、ケー
ブルキヤツプの先端はガイドパイプ内に浅く差し
込まれた状態となり、ケーブルキヤツプ先端と操
舵リンク連結点との間の距離は長くなる。
このようにケーブルキヤツプの雄ねじ上でコイ
ルスプリングの螺合位置を変えれば、該コイルス
プリングの移動距離の範囲内でケーブルキヤツプ
先端と操舵リンク連結点との間の距離を調節する
ことができる。
ルスプリングの螺合位置を変えれば、該コイルス
プリングの移動距離の範囲内でケーブルキヤツプ
先端と操舵リンク連結点との間の距離を調節する
ことができる。
またコイルスプリングは半径方向外側に広がり
うるため、コイルスプリングをケーブルキヤツプ
の外周に螺着するときに、コイルスプリングを内
索の先端に連結されているロツドの自由端から容
易に挿入していくことができる。
うるため、コイルスプリングをケーブルキヤツプ
の外周に螺着するときに、コイルスプリングを内
索の先端に連結されているロツドの自由端から容
易に挿入していくことができる。
[実施例]
つぎに本考案の実施例を図面を参照しながら説
明する。
明する。
第1a図および第1b図は本考案の一実施例に
かかわる舶用操舵装置においてそれぞれ異なる結
合位置での組付状態を示す要部断面図、第1c図
は第1a図において組み付け前の状態を示す要部
断面図、第2a図および第2b図はそれぞれ操舵
リンクの心間距離が異なる2台の操舵機に第1a
図および第1b図に示す実施例を適用したばあい
の説明図、第3図は本考案におけるコイルスプリ
ングの取り付け作業の説明図、第4図は本考案の
操舵装置の一実施例を示す平面図、第5図は第4
図に示す操舵装置の組み付け前の状態を示す平面
図、第6図は本考案の舶用操舵装置の基本構成を
示す説明図、第7図は本考案の舶用操舵装置の他
の実施例を示す要部断面図である。
かかわる舶用操舵装置においてそれぞれ異なる結
合位置での組付状態を示す要部断面図、第1c図
は第1a図において組み付け前の状態を示す要部
断面図、第2a図および第2b図はそれぞれ操舵
リンクの心間距離が異なる2台の操舵機に第1a
図および第1b図に示す実施例を適用したばあい
の説明図、第3図は本考案におけるコイルスプリ
ングの取り付け作業の説明図、第4図は本考案の
操舵装置の一実施例を示す平面図、第5図は第4
図に示す操舵装置の組み付け前の状態を示す平面
図、第6図は本考案の舶用操舵装置の基本構成を
示す説明図、第7図は本考案の舶用操舵装置の他
の実施例を示す要部断面図である。
本実施例の舶用操舵装置は、基本的には第6図
に示した構成がとられている。すなわちステアリ
ングホイール1を回転させれば、その回転運動が
ラツク・ピニオン機構7により直線運動に変換さ
れ、コントロールケーブル2の内索が押し引き操
作される。その内索には操舵ロツド5が連結され
ているので、内索が押し引き操作されれば操舵ロ
ツド5も矢印a,b方向に動かされ、その動きが
操舵リンク6により舵4に伝達されて舵4が図中
で左右に振られる。このようにして本実施例の舶
用操舵装置では、ステアリングホイール1を操縦
者が回転操作すれば舵4が動かされて船の操舵が
行なえるようになつている。
に示した構成がとられている。すなわちステアリ
ングホイール1を回転させれば、その回転運動が
ラツク・ピニオン機構7により直線運動に変換さ
れ、コントロールケーブル2の内索が押し引き操
作される。その内索には操舵ロツド5が連結され
ているので、内索が押し引き操作されれば操舵ロ
ツド5も矢印a,b方向に動かされ、その動きが
操舵リンク6により舵4に伝達されて舵4が図中
で左右に振られる。このようにして本実施例の舶
用操舵装置では、ステアリングホイール1を操縦
者が回転操作すれば舵4が動かされて船の操舵が
行なえるようになつている。
さて本実施例の舶用操舵装置においては、コン
トロールケーブル2の導管をガイドパイプ8の端
部に結合する部分に特徴ある構成がとられてい
る。その構成を第2a図および第1c図に基づき
説明する。
トロールケーブル2の導管をガイドパイプ8の端
部に結合する部分に特徴ある構成がとられてい
る。その構成を第2a図および第1c図に基づき
説明する。
第2a図において、11および12は操舵機3
の本体に設けられたブラケツトで、このブラケツ
ト11,12には中空円筒状のガイドパイプ8が
挿通されており、そのガイドパイプ8は両端部か
らロツクナツト13,14で締めつけられて固定
されている。このガイドパイプ8の一端部(図中
左側の端部)は前記ロツクナツト13を螺合する
ための寸法よりも長く形成されて雄ねじ15が切
られており、口金16を構成している。ガイドパ
イプ8の他端部(図中右側の端部)からは操舵ロ
ツド5が挿通されており、この操舵ロツド5はガ
イドパイプ8に案内されて、軸線方向の摺動動作
が行なわれる。操舵ロツド5は細長い中空円筒状
の筒部材であつて、ガイドパイプ8内に挿入され
ている側の端部が開放されており、ガイドパイプ
8から突出されている側の端部にはアイエンド1
7が接続されている。操舵ロツド5はそのアイエ
ンド17によつて操舵リンク6にナツト18で連
結されている。
の本体に設けられたブラケツトで、このブラケツ
ト11,12には中空円筒状のガイドパイプ8が
挿通されており、そのガイドパイプ8は両端部か
らロツクナツト13,14で締めつけられて固定
されている。このガイドパイプ8の一端部(図中
左側の端部)は前記ロツクナツト13を螺合する
ための寸法よりも長く形成されて雄ねじ15が切
られており、口金16を構成している。ガイドパ
イプ8の他端部(図中右側の端部)からは操舵ロ
ツド5が挿通されており、この操舵ロツド5はガ
イドパイプ8に案内されて、軸線方向の摺動動作
が行なわれる。操舵ロツド5は細長い中空円筒状
の筒部材であつて、ガイドパイプ8内に挿入され
ている側の端部が開放されており、ガイドパイプ
8から突出されている側の端部にはアイエンド1
7が接続されている。操舵ロツド5はそのアイエ
ンド17によつて操舵リンク6にナツト18で連
結されている。
コントロールケーブル2の導管20は袋ナツト
9によりガイドパイプ8の口金16に結合される
が、その詳細は第1c図に基づき後述する。その
コントロールケーブル2のケーブルキヤツプ21
かれは固定ガイドパイプ22が延びており、その
固定ガイドパイプ22は前記操舵ロツド5の内周
に接して摺動自在に嵌挿されている。またその長
さはガイドパイプ8の図中右端よりいくらか短か
くされており、操舵ロツド5の摺動ストロークを
確保するようにしている。コントロールケーブル
2の内索23は前記固定ガイドパイプ22の内部
を通されており、ケーブルキヤツプ21の先端よ
り操舵ロツド5の摺動ストロークよりいく分長い
長さだけ延びている。この内索23の先端はロツ
ド24とかしめなどの方法で接続されている。ロ
ツド24およびロツドに連続している内索23は
前記固定ガイドパイプ22内に摺動自在に嵌通さ
れており、ロツド24の先端は操舵ロツド5の端
部25にかしめなどの方法で固着されている。な
お前記操舵ロツド5およびロツド24は両者で実
用新案登録請求の範囲にいう索端ロツドを構成し
ている。以上の構成によつて内索23が押し引き
されるとロツド24が固定ガイドパイプ22に案
内されて操舵ロツド5を軸方向に摺動させ、操舵
リンク6が動かされるようになつている。なお操
舵ロツド5はガイドパイプ8と固定ガイドパイプ
22とによつて外周からと内周からの双方から摺
接されているので、摺動動作中に座屈が生じない
ように案内され、また前記操舵ロツド5を動かす
ためのロツド24および導管20から出ている内
索23も前記固定ガイドパイプ22に外周を摺接
され、摺動動作中に座屈が生じないように案内さ
れるので、これらの案内機能により操舵ロツド5
は円滑に作動するようになつている。
9によりガイドパイプ8の口金16に結合される
が、その詳細は第1c図に基づき後述する。その
コントロールケーブル2のケーブルキヤツプ21
かれは固定ガイドパイプ22が延びており、その
固定ガイドパイプ22は前記操舵ロツド5の内周
に接して摺動自在に嵌挿されている。またその長
さはガイドパイプ8の図中右端よりいくらか短か
くされており、操舵ロツド5の摺動ストロークを
確保するようにしている。コントロールケーブル
2の内索23は前記固定ガイドパイプ22の内部
を通されており、ケーブルキヤツプ21の先端よ
り操舵ロツド5の摺動ストロークよりいく分長い
長さだけ延びている。この内索23の先端はロツ
ド24とかしめなどの方法で接続されている。ロ
ツド24およびロツドに連続している内索23は
前記固定ガイドパイプ22内に摺動自在に嵌通さ
れており、ロツド24の先端は操舵ロツド5の端
部25にかしめなどの方法で固着されている。な
お前記操舵ロツド5およびロツド24は両者で実
用新案登録請求の範囲にいう索端ロツドを構成し
ている。以上の構成によつて内索23が押し引き
されるとロツド24が固定ガイドパイプ22に案
内されて操舵ロツド5を軸方向に摺動させ、操舵
リンク6が動かされるようになつている。なお操
舵ロツド5はガイドパイプ8と固定ガイドパイプ
22とによつて外周からと内周からの双方から摺
接されているので、摺動動作中に座屈が生じない
ように案内され、また前記操舵ロツド5を動かす
ためのロツド24および導管20から出ている内
索23も前記固定ガイドパイプ22に外周を摺接
され、摺動動作中に座屈が生じないように案内さ
れるので、これらの案内機能により操舵ロツド5
は円滑に作動するようになつている。
つぎに第1c図に基づきケーブルキヤツプ21
まわりを詳細に説明する。一部を分解して示した
同図に示されるように、ケーブルキヤツプ21の
先端部外周には雄ねじが切られて雄ねじ部26が
形成されており、その雄ねじ部26にはコイルス
プリング27が螺合されている。そのコイルスプ
リング27の幅は雄ねじ部26のねじ部長さより
も短かく、それをねじ込んだりねじ戻すとコイル
スプリング27は雄ねじ26上で軸方向(矢印
c,d方向)に螺進しうるようになつている。雄
ねじ部26はその外径が口金16の内径よりもわ
ずかに小さく、口金16の内部に挿入されるよう
になつている。またコイルスプリング27はその
一端が口金16の端面に当接されるような形状で
ある。袋ナツト9は前方部分の内周に雌ねじ28
が切られており、その中央部分の内周には前記コ
イルスプリング27を収容するための空洞29が
形成され、後方部分にはコイルスプリング27の
他端に当接されるように底端が形成されている。
前記雄ねじ28は口金16の雄ねじ15に嵌め合
わされるもので、袋ナツト9は口金16に螺合で
きるようになつている。
まわりを詳細に説明する。一部を分解して示した
同図に示されるように、ケーブルキヤツプ21の
先端部外周には雄ねじが切られて雄ねじ部26が
形成されており、その雄ねじ部26にはコイルス
プリング27が螺合されている。そのコイルスプ
リング27の幅は雄ねじ部26のねじ部長さより
も短かく、それをねじ込んだりねじ戻すとコイル
スプリング27は雄ねじ26上で軸方向(矢印
c,d方向)に螺進しうるようになつている。雄
ねじ部26はその外径が口金16の内径よりもわ
ずかに小さく、口金16の内部に挿入されるよう
になつている。またコイルスプリング27はその
一端が口金16の端面に当接されるような形状で
ある。袋ナツト9は前方部分の内周に雌ねじ28
が切られており、その中央部分の内周には前記コ
イルスプリング27を収容するための空洞29が
形成され、後方部分にはコイルスプリング27の
他端に当接されるように底端が形成されている。
前記雄ねじ28は口金16の雄ねじ15に嵌め合
わされるもので、袋ナツト9は口金16に螺合で
きるようになつている。
このように袋ナツト9を口金16に螺合させる
ばあい、コイルスプリング27はその一端が口金
16の端面に当たり、他端面は袋ナツト9の底端
に当たつて締めつけられる。このようにしてコン
トロールケーブル2のケーブルキヤツプ21をガ
イドパイプ8に取りつける際、コイルスプリング
27を雄ねじ部26の先端部に浅く螺合させてい
るときは第1a図に示されるようにケーブルキヤ
ツプ21を口金16内に浅く挿入した状態で固定
することができる。またコイルスプリング27を
雄ねじ部26の後端部に深く螺合させているとき
は第1b図に示されるようにケーブルキヤツプ2
1を口金16内に深く挿入した状態で固定するこ
とができるのである。
ばあい、コイルスプリング27はその一端が口金
16の端面に当たり、他端面は袋ナツト9の底端
に当たつて締めつけられる。このようにしてコン
トロールケーブル2のケーブルキヤツプ21をガ
イドパイプ8に取りつける際、コイルスプリング
27を雄ねじ部26の先端部に浅く螺合させてい
るときは第1a図に示されるようにケーブルキヤ
ツプ21を口金16内に浅く挿入した状態で固定
することができる。またコイルスプリング27を
雄ねじ部26の後端部に深く螺合させているとき
は第1b図に示されるようにケーブルキヤツプ2
1を口金16内に深く挿入した状態で固定するこ
とができるのである。
なお本実施例の舶用操舵装置は海水などが飛散
する環境下で用いられるので、つぎのような防水
手段が講じられている。前記ケーブルキヤツプ2
1の前端部、すなわち雄ねじの切られていない端
部には円周状に凹溝31が形成せられており、そ
の凹溝31にOリング32などのシール部材が嵌
められている。このOリング32はケーブルキヤ
ツプ21を口金16内に挿入したとき第1a〜1
b図に示されるようにその口金16の内周面に密
に接するようになつている。このようにケーブル
キヤツプ21と口金16の間がOリング32でシ
ールされる結果、コントロールケーブル2や操舵
ロツド5内に水分が浸入することが防止され、操
舵機3の円滑な作動が長期にわたつて維持され
る。
する環境下で用いられるので、つぎのような防水
手段が講じられている。前記ケーブルキヤツプ2
1の前端部、すなわち雄ねじの切られていない端
部には円周状に凹溝31が形成せられており、そ
の凹溝31にOリング32などのシール部材が嵌
められている。このOリング32はケーブルキヤ
ツプ21を口金16内に挿入したとき第1a〜1
b図に示されるようにその口金16の内周面に密
に接するようになつている。このようにケーブル
キヤツプ21と口金16の間がOリング32でシ
ールされる結果、コントロールケーブル2や操舵
ロツド5内に水分が浸入することが防止され、操
舵機3の円滑な作動が長期にわたつて維持され
る。
なお第1c図に示されるように、固定ガイドパ
イプ22はケーブルキヤツプ21の先端薄肉部分
の内周に接合されて導管20と固定的に結合され
ている。そして内索23は該ケーブルキヤツプ2
1および固定ガイドパイプ22を貫通して通され
ている。
イプ22はケーブルキヤツプ21の先端薄肉部分
の内周に接合されて導管20と固定的に結合され
ている。そして内索23は該ケーブルキヤツプ2
1および固定ガイドパイプ22を貫通して通され
ている。
つぎに第3図を参照しながらコイルスプリング
27の取りつけ方法を説明する。まず袋ナツト9
をその雌ねじ部28と反対の側の開口からアイエ
ンド17、操舵ロツド5、固定ガイドパイプ22
およびケーブルキヤツプ21の雄ねじ部26にそ
の順に通してケーブルキヤツプ21上にもつてく
る。ついでコイルスプリング27を同様にしてア
イエンド17から挿通させ、固定ガイドパイプ2
2上でかつケーブルキヤツプ21の雄ねじ部26
と隣接するところまでもつてくる。そしてコイル
スプリング27の一端をケーブルキヤツプ21の
雄ねじ部26の一端と螺合させ、あとはコイルス
プリング27を雄ねじ部26上で所望の位置まで
螺進させる。この状態から袋ナツト9をその空胴
部29内にコイルスプリング27がおさまるよう
に移動させ、袋ナツト9の端部内周面に形成され
た雄ねじ部をガイドパイプ8の口金16に螺着さ
せればよい。このとき雄ねじ26と対向する空洞
29の底端近辺をテーパ状に形成しておけば、コ
イルスプリング27はケーブルキヤツプ21の雄
ねじ部26に押しつけられることになるのでコイ
ルスプリング27をしつかりと固定することがで
きる。
27の取りつけ方法を説明する。まず袋ナツト9
をその雌ねじ部28と反対の側の開口からアイエ
ンド17、操舵ロツド5、固定ガイドパイプ22
およびケーブルキヤツプ21の雄ねじ部26にそ
の順に通してケーブルキヤツプ21上にもつてく
る。ついでコイルスプリング27を同様にしてア
イエンド17から挿通させ、固定ガイドパイプ2
2上でかつケーブルキヤツプ21の雄ねじ部26
と隣接するところまでもつてくる。そしてコイル
スプリング27の一端をケーブルキヤツプ21の
雄ねじ部26の一端と螺合させ、あとはコイルス
プリング27を雄ねじ部26上で所望の位置まで
螺進させる。この状態から袋ナツト9をその空胴
部29内にコイルスプリング27がおさまるよう
に移動させ、袋ナツト9の端部内周面に形成され
た雄ねじ部をガイドパイプ8の口金16に螺着さ
せればよい。このとき雄ねじ26と対向する空洞
29の底端近辺をテーパ状に形成しておけば、コ
イルスプリング27はケーブルキヤツプ21の雄
ねじ部26に押しつけられることになるのでコイ
ルスプリング27をしつかりと固定することがで
きる。
またコイルスプリング27をケーブルキヤツプ
21の雄ねじ部26と無理なく螺合させるために
雄ねじ部26のピツチと同じピツチのコイルスプ
リング27が用いられている。
21の雄ねじ部26と無理なく螺合させるために
雄ねじ部26のピツチと同じピツチのコイルスプ
リング27が用いられている。
コイルスプリング27の素線の断面形状は円に
限定されるものでなく、少なくともケーブルキヤ
ツプ21の雄ねじ部26と対面する内面において
雄ねじ26のねじ溝の形状と実質的に対応してお
ればよい。そのばあい、完全に一致する必要はな
く、たとえば素線断面が円や楕円のほか菱形など
のものが採用されてもよい。
限定されるものでなく、少なくともケーブルキヤ
ツプ21の雄ねじ部26と対面する内面において
雄ねじ26のねじ溝の形状と実質的に対応してお
ればよい。そのばあい、完全に一致する必要はな
く、たとえば素線断面が円や楕円のほか菱形など
のものが採用されてもよい。
このようにコイルスプリング27を舵角度調節
のための構成要素として用いるときは、アイエン
ド17、操舵ロツド5などの外径がケーブルエン
ド21の雄ねじ部26の谷径よりも大きく、その
ためコイルスプリング27の内径よりも大きいば
あいでも、コイルスプリングを半径方向外側に伸
ばすことによりアイエンド17から挿入すること
ができる。したがつて、たとえば内索23とロツ
ド24とをかしめて結合し、ロツド24と操舵ロ
ツド5とをかしめて結合することにより操舵装置
を組み立てた後であつても、後述するようにコイ
ルスプリング27や袋ナツト9を操舵ロツド5の
端部から抜き取ることができるため、操舵装置の
分解作業が簡単であるという利点がある。
のための構成要素として用いるときは、アイエン
ド17、操舵ロツド5などの外径がケーブルエン
ド21の雄ねじ部26の谷径よりも大きく、その
ためコイルスプリング27の内径よりも大きいば
あいでも、コイルスプリングを半径方向外側に伸
ばすことによりアイエンド17から挿入すること
ができる。したがつて、たとえば内索23とロツ
ド24とをかしめて結合し、ロツド24と操舵ロ
ツド5とをかしめて結合することにより操舵装置
を組み立てた後であつても、後述するようにコイ
ルスプリング27や袋ナツト9を操舵ロツド5の
端部から抜き取ることができるため、操舵装置の
分解作業が簡単であるという利点がある。
また以上のように組みつけられたコイルスプリ
ング27および袋ナツト9を分解するには、前記
と逆の手順で行なう。
ング27および袋ナツト9を分解するには、前記
と逆の手順で行なう。
つぎに上記実施例の舶用操舵装置における心出
し調整などの要領を説明する。
し調整などの要領を説明する。
まず規格のたがいに異なる操舵機3に同一規格
のコントロールケーブル3を用いるばあいを第2
a〜2b図に基づき説明すると、図示のごとく第
2a図には操舵リンク6の長さL1が短かい操舵
機3が、第2b図には操舵リンク6の長さL2が
長い操舵機3がともに中心線を同心にして示され
ている。このように操舵リンク6の心間距離が異
なるばあいは、心間距離L1が短かい操舵機3に
対しては第2a図に示すようにコイルスプリング
27を浅い螺合位置にして、ケーブルキヤツプ2
1の口金16への挿入深さを浅くし、心間距離
L2の長い操舵機3に対してはコイルスプリング
27を深い螺合位置にして、ケーブルキヤツプ2
1の口金16への挿入深さを深くする。そうすれ
ば操舵ロツド5と操舵リンク6の連結点18とケ
ーブルキヤツプ24先端との間の距離が、いずれ
も同じになるので、同一規格のコントロールケー
ブル2やロツド24を用いて、異機種の舶用操舵
装置を構成することができる。
のコントロールケーブル3を用いるばあいを第2
a〜2b図に基づき説明すると、図示のごとく第
2a図には操舵リンク6の長さL1が短かい操舵
機3が、第2b図には操舵リンク6の長さL2が
長い操舵機3がともに中心線を同心にして示され
ている。このように操舵リンク6の心間距離が異
なるばあいは、心間距離L1が短かい操舵機3に
対しては第2a図に示すようにコイルスプリング
27を浅い螺合位置にして、ケーブルキヤツプ2
1の口金16への挿入深さを浅くし、心間距離
L2の長い操舵機3に対してはコイルスプリング
27を深い螺合位置にして、ケーブルキヤツプ2
1の口金16への挿入深さを深くする。そうすれ
ば操舵ロツド5と操舵リンク6の連結点18とケ
ーブルキヤツプ24先端との間の距離が、いずれ
も同じになるので、同一規格のコントロールケー
ブル2やロツド24を用いて、異機種の舶用操舵
装置を構成することができる。
また同一機種の舶用操舵装置においても、製造
誤差や取付誤差などにより舵4を直進位置にした
ときの心間距離は微妙に違つてくるが、そのよう
な誤差もコイルスプリング27の雄ねじ部26上
の螺進距離lの範囲内でコイルスプリング27を
移動させることにより吸収することができる。そ
れにより舵4を直進位置にした状態で、ステアリ
ングホイール1を直進姿勢(たとえばスポーク1
aを直下方向に向けた姿勢)にする心出し調整が
容易に行なわれる。
誤差や取付誤差などにより舵4を直進位置にした
ときの心間距離は微妙に違つてくるが、そのよう
な誤差もコイルスプリング27の雄ねじ部26上
の螺進距離lの範囲内でコイルスプリング27を
移動させることにより吸収することができる。そ
れにより舵4を直進位置にした状態で、ステアリ
ングホイール1を直進姿勢(たとえばスポーク1
aを直下方向に向けた姿勢)にする心出し調整が
容易に行なわれる。
さらに本考案の操舵機溝は2連またはそれ以上
の操舵器を1本のコントロールケーブルで操作す
るようにした船舶にも適用可能である。第4図に
は2連の操舵機が示されている。40,41はそ
れぞれたがいに並列した左操舵機および右操舵機
である。仮想線は船体に対して回動自在に設けら
れた船外エンジンを用いたばあいを示している。
操舵機40,41にはそれぞれ左舵42および右
舵43または船外エンジンが取りつけられてお
り、左アーム44、右アーム45、連結棒46お
よびバー47よりなるリンク機構によりたがいに
連動しうるようにされている。一方、操舵器4
0,41はそれぞれ第4図に示すようにガイドパ
イプ48,49を有している。
の操舵器を1本のコントロールケーブルで操作す
るようにした船舶にも適用可能である。第4図に
は2連の操舵機が示されている。40,41はそ
れぞれたがいに並列した左操舵機および右操舵機
である。仮想線は船体に対して回動自在に設けら
れた船外エンジンを用いたばあいを示している。
操舵機40,41にはそれぞれ左舵42および右
舵43または船外エンジンが取りつけられてお
り、左アーム44、右アーム45、連結棒46お
よびバー47よりなるリンク機構によりたがいに
連動しうるようにされている。一方、操舵器4
0,41はそれぞれ第4図に示すようにガイドパ
イプ48,49を有している。
このものにおいては、操舵のためのコントロー
ルケーブル2はまずガイドパイプ48に貫通さ
れ、ついでガイドパイプ49に貫通されて、コン
トロールケーブル2の内索23と連結されたロツ
ド24の先端に設けられたアイエンド17にリン
ク機構のバー47の一端を連結させる構成を採用
している。そのためケーブル2の導管20は右操
舵器41のガイドパイプ49の左端側50に固定
されている。その部位においてコントロールケー
ブルの固定位置を調節するための前述と同様の機
構を取付けるには第5図に示すように、左操舵機
40のガイドパイプ48と右操舵機41のガイド
パイプ49との間に袋ナツト9とコイルスプリン
グ27とをあらかじめ介在させておき、コントロ
ールケーブル2をガイドパイプ48、袋ナツト
9、コイルスプリング27およびガイドパイプ4
9に貫通させ、ケーブルキヤツプ21の雄ねじ部
26とガイドパイプ48の口金16とをコイルス
プリング27を介在させた状態で締めつければよ
い。
ルケーブル2はまずガイドパイプ48に貫通さ
れ、ついでガイドパイプ49に貫通されて、コン
トロールケーブル2の内索23と連結されたロツ
ド24の先端に設けられたアイエンド17にリン
ク機構のバー47の一端を連結させる構成を採用
している。そのためケーブル2の導管20は右操
舵器41のガイドパイプ49の左端側50に固定
されている。その部位においてコントロールケー
ブルの固定位置を調節するための前述と同様の機
構を取付けるには第5図に示すように、左操舵機
40のガイドパイプ48と右操舵機41のガイド
パイプ49との間に袋ナツト9とコイルスプリン
グ27とをあらかじめ介在させておき、コントロ
ールケーブル2をガイドパイプ48、袋ナツト
9、コイルスプリング27およびガイドパイプ4
9に貫通させ、ケーブルキヤツプ21の雄ねじ部
26とガイドパイプ48の口金16とをコイルス
プリング27を介在させた状態で締めつければよ
い。
そのばあい前記2連式の操舵装置においてコイ
ルスプリング27でなく単に調整用リングナツト
を用いることも考えられる。しかし、組み立てる
ばあいであれば、たとえば内索23とロツド24
をかしめつける前あるいはロツド24と操舵ロツ
ド5とをかしめつける前にあらかじめ調整用リン
グナツトをコントロールケーブルに通しておくこ
とができるが一旦かしめつけた後は調節用リング
ナツトを抜き取ることができない。そのため、2
連式の操舵機からコントロールケーブル2を抜き
出すことができず、分解作業がきわめて困難であ
る。
ルスプリング27でなく単に調整用リングナツト
を用いることも考えられる。しかし、組み立てる
ばあいであれば、たとえば内索23とロツド24
をかしめつける前あるいはロツド24と操舵ロツ
ド5とをかしめつける前にあらかじめ調整用リン
グナツトをコントロールケーブルに通しておくこ
とができるが一旦かしめつけた後は調節用リング
ナツトを抜き取ることができない。そのため、2
連式の操舵機からコントロールケーブル2を抜き
出すことができず、分解作業がきわめて困難であ
る。
しかるに本考案の操舵装置においては、調整用
リングナツトにかえてコイルスプリングを採用し
ているため、第4図に示すような2連式のばあい
でも一旦組み立てた後に操舵装置を簡単に分解す
ることができるという利点がある。
リングナツトにかえてコイルスプリングを採用し
ているため、第4図に示すような2連式のばあい
でも一旦組み立てた後に操舵装置を簡単に分解す
ることができるという利点がある。
つぎに第7図に基づき他の実施例を説明する。
この実施例はコイルスプリング37を前記実施例
のコイルスプリング27より長くしたもので、そ
のコイルスプリング37の長さに合わせて、袋ナ
ツト39も長いものを用いている。ケーブルキヤ
ツプ21の雄ねじ部26はコイルスプリング37
の長さに合わせて長くしてもよいが、短くてもよ
い。コイルスプリング37の内周に形成される雌
ねじをケーブルキヤツプ21の雄ねじ部26に螺
合させたばあいはコイルスプリング37の前方部
がケーブルキヤツプ21の先端よりも突出した形
態を呈することがある。本実施例のような長いコ
イルスプリング37は前記実施例のコイルスプリ
ング27のオプシヨン部品として用いれば、前記
実施例の調整ストロークを超えた範囲で心出し調
整などを行うことができるようになる。
この実施例はコイルスプリング37を前記実施例
のコイルスプリング27より長くしたもので、そ
のコイルスプリング37の長さに合わせて、袋ナ
ツト39も長いものを用いている。ケーブルキヤ
ツプ21の雄ねじ部26はコイルスプリング37
の長さに合わせて長くしてもよいが、短くてもよ
い。コイルスプリング37の内周に形成される雌
ねじをケーブルキヤツプ21の雄ねじ部26に螺
合させたばあいはコイルスプリング37の前方部
がケーブルキヤツプ21の先端よりも突出した形
態を呈することがある。本実施例のような長いコ
イルスプリング37は前記実施例のコイルスプリ
ング27のオプシヨン部品として用いれば、前記
実施例の調整ストロークを超えた範囲で心出し調
整などを行うことができるようになる。
[考案の効果]
本考案の舶用操舵装置においては、異機種船へ
の適用が可能であり、ステアリングホイールから
舵に至る操縦系の心出し調整などが容易に行な
え、また船の直進性をうるための「くせ」の補正
も容易に行なうことができる。さらにケーブルキ
ヤツプの先端部にOリングを取りつけるという簡
単な構成で防水性を確保することができ、しかも
操舵装置、とくに2連式の操舵装置の組みつけお
よび分解作業が簡単であるという利点を有する。
の適用が可能であり、ステアリングホイールから
舵に至る操縦系の心出し調整などが容易に行な
え、また船の直進性をうるための「くせ」の補正
も容易に行なうことができる。さらにケーブルキ
ヤツプの先端部にOリングを取りつけるという簡
単な構成で防水性を確保することができ、しかも
操舵装置、とくに2連式の操舵装置の組みつけお
よび分解作業が簡単であるという利点を有する。
第1a図および第1b図は本考案はの一実施例
にかかわる舶用操舵装置において、それぞれ易な
る結合位置での組付状態を示す要部断面図、第1
c図は第1a図の舶用操舵装置における組み付け
前の状態を示す要部断面図、第2a図および第2
b図はそれぞれ操舵リンクの心間距離が異なる2
台の操舵機に第1a図および第1b図に示す実施
例を適用したばあいの説明図、第3図は本考案は
におけるコイルスプリング27の取りつけ作業の
説明図、第4図は本考案の操舵装置の一実施例を
示す平面図、第5図は第4図に示す操舵装置の組
み付け前の状態を示す平面図、第6図は本考案の
舶用操舵装置の基本構成を示す説明図、第7図は
本考案の舶用操舵装置の他の実施例を示す要部断
面図である。 図面の主要符号、1:ステアリングホイール、
2:コントロールケーブル、3:操舵機、4:
舵、5:操舵ロツド、8:ガイドパイプ、21:
ケーブルキヤツプ、27:コイルスプリング、
9:袋ナツト。
にかかわる舶用操舵装置において、それぞれ易な
る結合位置での組付状態を示す要部断面図、第1
c図は第1a図の舶用操舵装置における組み付け
前の状態を示す要部断面図、第2a図および第2
b図はそれぞれ操舵リンクの心間距離が異なる2
台の操舵機に第1a図および第1b図に示す実施
例を適用したばあいの説明図、第3図は本考案は
におけるコイルスプリング27の取りつけ作業の
説明図、第4図は本考案の操舵装置の一実施例を
示す平面図、第5図は第4図に示す操舵装置の組
み付け前の状態を示す平面図、第6図は本考案の
舶用操舵装置の基本構成を示す説明図、第7図は
本考案の舶用操舵装置の他の実施例を示す要部断
面図である。 図面の主要符号、1:ステアリングホイール、
2:コントロールケーブル、3:操舵機、4:
舵、5:操舵ロツド、8:ガイドパイプ、21:
ケーブルキヤツプ、27:コイルスプリング、
9:袋ナツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 ステアリングホイールの回転により押し引き
される内索と、該内索の先端に固着される索端
ロツドと、前記内索を摺動自在に案内するため
の導管とからなるプツシユプルコントロールケ
ーブルを有し、前記索端ロツドを操舵機の操舵
リンクに連結して舵を動かすようにした舶用操
舵装置であつて、 前記内索および索端ロツドが挿入されると共
にその索端ロツドの摺動動作を案内するために
操舵機に設けられた、外周に雄ねじを有し、索
端ロツドの外周面と摺接する内周面を備えたガ
イドパイプ、該ガイドパイプの口金に前記導管
をねじ締結するために該導管に固着されたケー
ブルキヤツプおよび該ケーブルキヤツプのまわ
りに軸方向移動自在に嵌合され、かつ前記ガイ
ドパイプの雄ねじと螺合する雌ねじを有する袋
ナツトを有し、 前記ケーブルキヤツプの先端部外周に前記袋
ナツトの雌ねじを螺合すると共に前記ガイドパ
イプ内に挿入しうる雄ねじ部が刻設されてお
り、該雄ねじ部に該雌ねじ部上で軸方向に螺進
することができ、かつ前記索端ロツド上を挿通
させうるコイルスプリングが螺合されると共
に、前記袋ナツトの内部に前記コイルスプリン
グが収容される空洞が形成されており、該空洞
の底端および前記口金の端面に前記コイルスプ
リングの両端面をそれぞれ当接させて該袋ナツ
トを前記口金の雄ねじに螺合させてなる舶用操
舵装置。 2 前記空洞が円筒状であり、かつ少なくともそ
の底端近辺が底端に向かつて細くなるテーパ状
に形成されている実用新案登録請求の範囲第1
項記載の装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985078798U JPH0227211Y2 (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985078798U JPH0227211Y2 (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61193225U JPS61193225U (ja) | 1986-12-01 |
| JPH0227211Y2 true JPH0227211Y2 (ja) | 1990-07-24 |
Family
ID=30623110
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985078798U Expired JPH0227211Y2 (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0227211Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5278248B2 (ja) * | 2009-08-31 | 2013-09-04 | スズキ株式会社 | 船外機のスロットルグリップ保持装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5843611A (ja) * | 1981-09-09 | 1983-03-14 | Nec Corp | 能動フイルタ |
-
1985
- 1985-05-27 JP JP1985078798U patent/JPH0227211Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61193225U (ja) | 1986-12-01 |
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