JPH026258Y2 - - Google Patents

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JPH026258Y2
JPH026258Y2 JP7879785U JP7879785U JPH026258Y2 JP H026258 Y2 JPH026258 Y2 JP H026258Y2 JP 7879785 U JP7879785 U JP 7879785U JP 7879785 U JP7879785 U JP 7879785U JP H026258 Y2 JPH026258 Y2 JP H026258Y2
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は舶用操舵装置に関する。さらに詳しく
は、プツシユプルコントロールケーブル(以下、
単にコントロールケーブルという)により操作力
を伝達し操舵機を遠隔操縦しうるようにした小型
船舶などの操舵装置であつて、心出し調整および
取りつけ分解作業などを容易に行ないうるように
した舶用操舵装置に関する。
[従来の技術] 従来より舶用操舵装置には、遠隔操作性が優れ
ており、かつ船内の省スペース効果が大きいこと
から、コントロールケーブルを操作力伝達手段と
した操舵装置が用いられている。
そのような舶用操舵装置の基本構成を第7図を
参照しながら説明する。
第7図において1は船舶の操縦席に取りつけら
れたステアリングホイール、2はコントロールケ
ーブル、3は操舵機、4は舵である。なお舵に代
えて第5図に想像線で示す、船体に回動自在に設
けられた船外モータを用いてもよい。本明細書に
おいて舵とはそのような船外モータをも含む概念
である。第7図に示す舶用操舵装置はステアリン
グホイール1を回転させれば前記コントロールケ
ーブル2の内索が押し引きされて操舵機3の操舵
ロツド5が矢印a,b方向に動かされ、その操舵
ロツド5に連結されている操舵リンク6を介して
舵4を動作させるようになつている。第7図には
示されていないが、コントロールケーブル2の内
索の始端はステアリングホイール1によつて動か
されるラツク・ピニオン機構7に連結され、その
末端は操舵機3に設けられたガイドパイプ8内
で、前記操舵ロツド5と連結されている。
そして従来の舶用操舵装置においては、コント
ロールケーブル2の導管の末端側は単に袋ナツト
9でガイドパイプ8の端部に螺合することにより
操舵機3に結合されている。
[考案が解決しようとする問題点] ところが上記従来の舶用操舵装置にはつぎのよ
うな問題がある。
コントロールケーブル2や操舵ロツド5はあ
らかじめ一定の長さに作られたものが艤装時に
ステアリングホイール1や操舵機3とともに船
体に組み付けられるが、ステアリングホイール
1側のラツク・ピニオン機構7や操舵機3など
の製作誤差、取付誤差などにより組み付け完了
後においてステアリングホイール1を直進位置
にしたときに必らずしも舵4が直進位置に位置
せず、多少ずれるという問題がある。
またこの問題が解消されないと、操舵時にス
テアリングホイール1の直進姿勢(たとえばス
ポーク1aが真直ぐになつている位置)を目安
にして船を直進させようとしても、それができ
にくいという操船上の不便が生ずる。
船内スペースの小さい小型船舶においては、
船のセンタラインに対してラツク・ピニオン機
構7などを少し傾けて取りつけることがある。
この取付角度は船の大きさによつて少しずつ変
わるが、そうするばあいたとえばシリーズ化さ
れた異機種船に適用するばあいには、長さの異
なるコントロールケーブル2などを多種類用意
しておく必要がある。。ところがこのようにコ
ントロールケーブル2などを多数種用意するば
あいは、コストアツプにつながり好ましいもの
ではない。
船は航海時において、スクリユーの回転トル
クの影響を受けて多少右または左に曲つて進む
傾向がある。。このような「くせ」は1台ごと
の船で微妙に違つているが、そのような「く
せ」を解消するための舵の基準位置補正は、従
来の操舵装置ではできないので、操縦者の操舵
技術でカバーするしかないという問題がある。
本考案は叙上の事情に鑑み、ステアリングホイ
ールと舵をたがいに直進位置にするための心出し
調整などが容易に行なえ、異機種船への適用が容
易であり、かつ船の直進性をうるための「くせ」
の補正が可能であり、しかも組み立て作業および
分解作業が簡単な舶用操舵装置を提供することを
目的とする。
また本考案は、従来の構造の操舵機にそのまま
適用することができ、簡単な構造で、防水性の確
保も容易な舶用操舵装置を提供することを目的と
する。
[問題点を解決するための手段] 本考案の舶用操舵装置は、ステアリングホイー
ルの回転による押し引きされる内索と、該内索を
摺動自在に案内するための導管とからなるプツシ
ユプルコントロールケーブルを有し、前記内索を
操舵機の操舵リンクに連結して舵を動かすように
した舶用操舵装置であつて、前記内索が挿入され
ると共にその内索の摺動動作を案内するために操
舵機に設けられたガイドパイプ、該ガイドパイプ
の口金に前記導管をねじ締結するために該導管に
固着されたケーブルキヤツプおよびそのケーブル
キヤツプに嵌合された袋ナツトを有し、前記ケー
ブルキヤツプの先端部外周に雄ねじ部が刻設され
ており、該雄ねじ部に該雄ねじ部上で軸方向に螺
進しうる断面C字状の調節ナツトが螺合されると
共に、前記袋ナツトの内部に前記調節ナツトが収
容される空洞が形成されており、該空洞の底端に
前記調節ナツトを当接させて該袋ナツトを前記口
金に螺合させるようにした構成が採用されてい
る。
[作用] 本考案の舶用操舵装置においては、コントロー
ルケーブルの導管をガイドパイプの口金に袋ナツ
トでねじ締結する際に、ケーブルキヤツプ先端外
周の雄ねじ部に調節ナツトを深くねじ込んでおけ
ば、導管のケーブルキヤツプ先端はガイドパイプ
内に深く差し込まれた状態となり、ケーブルキヤ
ツプ先端と操舵リンク連結点との間の距離は短か
くなる。逆にケーブルキヤツプの雄ねじ部に調節
ナツトを浅くねじ込んでおくときは、ケーブルキ
ヤツプの先端はガイドパイプ内に浅く差し込まれ
た状態となり、ケーブルキヤツプ先端と操舵リン
ク連結点との間の距離は長くなる。
このようにケーブルキヤツプの雄ねじ上で調節
ナツトの螺合位置を変えれば、該調節ナツトの移
動距離の範囲内でケーブルキヤツプの先端と操舵
リンク連結点との間の距離を調節することができ
る。
また調節ナツトの断面形状がC字状であるた
め、調節ナツトをケーブルキヤツプの外周に螺着
するときに、調節ナツトを内索の先端に連結され
ているロツドの他部から挿入していく必要がな
く、横方向から挿入することができる。
[実施例] つぎに本考案の実施例を図面を参照しながら説
明する。
第1a図および第1b図は本考案の一実施例に
かかわる舶用操舵装置においてそれぞれ異なる結
合位置での組付状態を示す要部断面図、第1c図
は第1a図において組み付け前の状態を示す要部
断面図、第2a図および第2b図はそれぞれ操舵
リンクの心間距離が異なる2台の操舵機に第1a
図および第1b図に示す実施例を適用したばあい
の説明図、第3図は本考案における調節ナツトの
取り付け作業の説明図、第4図は本考案における
調節ナツトの一実施例を示す斜視図、第5図は本
考案の操舵装置の一実施例を示す平面図、第6図
は第5図に示す操舵装置の組み付け前の状態を示
す平面図、第7図は本考案の舶用操舵装置の基本
構成を示す説明図、第8図は本考案の舶用操舵装
置の他の実施例を示す要部断面図である。
本実施例の舶用操舵装置は、基本的には第7図
に示した構成がとられている。すなわちステアリ
ングホイール1を回転させれば、その回転運動が
ラツク・ピニオン機構7により直線運動に変換さ
れ、コントロールケーブル2の内索が押し引き操
作される。その内索には操舵ロツド5が連結され
ているので、内索が押し引き操作されれば操舵ロ
ツド5も矢印a、b方向に動かされ、その動きが
操舵リンク6により舵4に伝達されて舵4が図中
で左右に振られる。このようにして本実施例の舶
用操舵装置では、ステアリングホイール1を操縦
者が回転操作すれば舵4が動かされて船の操舵が
行なえるようになつている。
さて本実施例の舶用操舵装置においては、コン
トロールケーブル2の導管をガイドパイプ8の端
部に結合する部分に特徴ある構成がとられてい
る。その構成を第2a図および第1c図に基づき
説明する。
第2a図において、11および12は操舵機3
の本体に設けられたブラケツトで、このブラケツ
ト11,12には中空円筒状のガイドパイプ8が
挿通されており、そのガイドパイプ8は両端部か
らロツクナイト13,14で締めつけられて固定
されている。このガイドパイプ8の一端部(図中
左側の端部)は前記ロツクナツト13を螺合する
ための寸法よりも長く形成されて雄ねじ15が切
られており、口金16を構成している。ガイドパ
イプ8の他端部(図中右側の端部)からは操舵ロ
ツド5が挿通されており、この操舵ロツド5はガ
イドパイプ8に案内されて、軸線方向の摺動動作
が行なわれる。操舵ロツド5は細長い中空円筒状
の筒部材であつて、ガイドパイプ8内に挿入され
ている側の端部が開放されており、ガイドパイプ
8から突出されている側の端部にはアイエンド1
7が接続されている。操舵ロツド5はそのアイエ
ンド17によつて操舵リンク6にナツト18で連
結されている。
コントロールケーブル2の導管20は袋ナツト
9によりガイドパイプ8の口金16に結合される
が、その詳細は第1c図に基づき後述する。その
コントロールケーブル2のケーブルキヤツプ21
からは固定ガイドパイプ22が延びており、その
固定ガイドパイプ22は前記操舵ロツド5の内周
に接して摺動自在に嵌挿されている。またその長
さはガイドパイプ8の図中右端よりいくらか短か
くされており、操舵ロツド5の摺動ストロークを
確保するようにしている。コントロールケーブル
2の内索23は前記固定ガイドパイプ22の内部
を通されており、ケーブルキヤツプ21の先端よ
り操舵ロツド5の摺動ストロぶクよりいく分長い
長さだけ延びている。この内索23の先端はロツ
ド24とかしめなどの方法で接続されている。ロ
ツド24およびロツドに連続している内索23は
前記固定ガイドパイプ22内に摺動自在に嵌挿さ
れており、ロツド24の先端は操舵ロツド5の端
部25にかしめなどの方法で固着されている。以
上の構成によつて内索23が押し引きされるとロ
ツド24が固定ガイドパイプ22に案内されて操
舵ロツド5を軸方向に摺動させ、操舵リンク6が
動かされるようになつている。なお操舵ロツド5
はガイドパイプ8と固定ガイドパイプ22とによ
つて外周からと内周からの双方から摺接されてい
るので、摺動動作中に座屈が生じないように案内
され、また前記操舵ロツド5を動かすためのロツ
ド24および導管20から出ている内索23も前
記固定ガイドパイプ22に外周を摺接され、摺動
動作中に座屈が生じないように案内されるので、
これらの案内機能により操舵ロツド5は円滑に作
動するようになつている。
つぎに第1c図に基づきケーブルキヤツプ21
まわりを詳細に説明する。一部を分解して示した
同図に示されるように、ケーブルキヤツプ21の
先端部外周には雄ねじが切られた雄ねじ部26が
形成されており、その雄ねじ部26には調節ナツ
ト27が螺合されている。その調節ナツト27の
幅は雄ねじ部26のねじ部長さよりも短かく、そ
れをねじ込んだりねじ戻すと調節ナツト27は雄
ねじ26上で軸方向(矢印c、d方向)に螺進し
うるようになつている。雄ねじ部26はその外径
が口金16の内径よりもわずかに小さく、口金1
6の内部に挿入されるようになつている。また調
節ナツト27はその一端が口金16の端面に当接
されるような形状である。袋ナツト9は前方部分
の内周に雌ねじ28が切られており、その中央部
分の内周には前記調節ナツト27を収容するため
の空洞29が形成され、後方部分には調節ナツト
27の他端に当接されるように底端が形成されて
いる。前記雌ねじ28は口金16の雄ねじ15に
嵌め合わされるもので、袋ナツト9は口金16に
螺合できるようになつている。
このように袋ナツト9を口金16に螺合させる
ばあい、調節ナツト27はその一端が口金16の
端面に当たり、他端面は袋ナツト9の底端に当た
つて締めつけられる。このようにしてコントロー
ルケーブル2のケーブルキヤツプ21をガイドパ
イプ8に取りつける際、調節ナツト27を雄ねじ
部26の先端部に浅く螺合させているときは第1
a図に示されるようにケーブルキヤツプ21を口
金16内に浅く挿入した状態で固定することがで
きる。。また調節ナツト27を雄ねじ部26の後
端部に深く螺合させているときは第1b図に示さ
れるようにケーブルキヤツプ21を口金16内に
深く挿入した状態で固定することができるのであ
る。
なお本実施例の舶用操舵装置は海水などが飛散
する環境下で用いられるので、つぎのような防水
手段が講じられている。前記ケーブルキヤツプ2
1の前端部、すなわち雄ねじの切られていない端
部には円周状に凹溝31が形成せられており、、
その凹溝31にOリング32などのシール部材が
嵌められている。このOリング32はケーブルキ
ヤツプ21を口金16内に挿入したとき第1a〜
1b図に示されるようにその口金16の内周面に
密に接するようになつている。このようにケーブ
ルキヤツプ21と口金16の間がOリング32で
シールされる結果、コントロールケーブル2や操
舵ロツド5内に水分が浸入することが防止され、
操舵機3の円滑な作動が長期にわたつて維持され
る。
なお第1c図に示されるように、固定ガイドパ
イプ22はケーブルキヤツプ21の先端薄肉部分
の内周に接合されて導管20と固定的に結合され
ている。そして内索23は該ケーブルキヤツプ2
1および固定ガイドパイプ22を貫通して通され
ている。
つぎに第3図を参照しながら断面C型の調節ナ
ツト27の取りつけ方法を説明する。まず袋ナツ
ト9をその雄ねじ部28と反対の側の開口からア
イエンド17、操舵ロツド5、固定ガイドパイプ
22およびケーブルキヤツプ21の雄ねじ部26
にその順に通してケーブルキヤツプ21上にもつ
てくる。ついで調節ナツト27のネジで傷つけら
れないように、ケーブルキヤツプ21の凹溝31
内のOリング32を固定ガイドパイプ22上に、
雄ネジ部26から一定以上の距離のところへ逃が
しておく。一定以上の距離とは少なくとも固定ガ
イドパイプ22の一端からの距離が調節ナツト2
7の幅よりも大きくなるような距離を意味する。
そのような固定ガイドパイプ22上に側方から調
節ナツト27をはめ込み、さらに調節ナツト27
を軸方向に移動させてケーブルキヤツプ21の雄
ねじ部26に螺合させる。調節ナツト27を所望
の位置のところに定め、ついで固定ガイドパイプ
22上に移動させていたOリングをケーブルキヤ
ツプ21上のもとの凹溝31にはめなおす。この
状態から袋ナツト9をその空洞部29内に調節ナ
ツト27がおさまるように移動させ、袋ナツト9
の端部内周面に形成された雌ねじ部をガイドパイ
プ8の口金16に螺着させればよい。ここで調節
ナツト27の切欠部27aの幅Pは固定ガイドパ
イプの直径よりも大きくしておく。なお調節ナツ
ト27の切欠部の幅をより小さくするため固定ガ
イドパイプ22の上下面を平面状にしておいても
よい。また切欠部27aは通常調節ナツト27の
軸線に平行で、かつたがいに平行の2面からなる
ものが好ましいが、たとえばV字状などに切り欠
かれていてもよい。
また以上のように組みつけられた調節ナツト2
7および袋ナツト9を分解するには、前記と逆の
手順で行なう。
つぎに上記実施例の舶用操舵装置における心出
し調整などの要領を説明する。
まず規格のたがいに異なる操舵機3に同一規格
のコントロールケーブル3を用いるばあいを第2
a〜2b図に基づき説明すると、図示のごとく第
2a図には操舵リンク6の長さL1が短かい操舵
機3が、第2b図には操舵リンク6の長さL2
長い操舵機3がともに中心線を同心にして示され
ている。このように操舵リンク6の心間距離が異
なるばあいは、心間距離L1が短かい操舵機3に
対しては第2a図に示すように調節ナツト27を
浅い螺合位置にして、ケーブルキヤツプ21の口
金16への挿入深さを浅くし、心間距離L2の長
い操舵機3に対しては調節ナツト27を深い螺合
位置にして、ケーブルキヤツプ21の口金16へ
の挿入深さを深くする。そうすれば操舵ロツド5
と操舵リンク6の連結点18とケーブルキヤツプ
21先端との間の距離が、いずれも同じになるの
で、同一規格のコントロールケーブル2がロツド
24を用いて、異機種の舶用操舵装置を構成する
ことができる。
また同一機種の舶用操舵装置においても、製造
誤差や取付誤差などにより舵4を直進位置にした
ときの心間距離は微妙に違つてくるが、そのよう
な誤差も調節ナツト27の雄ねじ部26上の螺進
距離lの範囲内で調節ナツト27を移動させるこ
とにより吸収することができる。それにより舵4
を直進位置にした状態で、ステアリングホイール
1を直進姿勢(たとえばスポーク1aを直下方向
に向けた姿勢)にする心出し調整が容易に行なわ
れる。
さらに本考案の操舵装置は2連またはそれ以上
の操舵機を1本のコントロールケーブルで操作す
るようにした船舶にも適用可能である。第5図に
は2連の操舵機が示されている。40,41はそ
れぞれたがいに並列した左操舵機および右操舵機
である。仮想線は船体に対して回動自在に設けら
れた船外エンジンを用いたばあいを示している。
操舵機40,41にはそれぞれ左舵42および右
舵43または船外エンジンが取りつけられてお
り、左アーム44、右アーム45、連結棒46お
よびバー47よりなるリンク機構によりたがいに
連動しうるようにされている。一方、操舵機4
0,41にはそれぞれ第5図に示すようにガイド
パイプ48,49が設けられている。
このものにおいては、操舵のためのコントロー
ルケーブル2はまずガイドパイプ48に貫通さ
れ、、ついでガイドパイプ49に貫通されて、コ
ントロールケーブル2の内索23と連結されたロ
ツド24の先端に設けられたアイエンド17をリ
ンク機構のバー47の一端に連結させる構成を採
用している。そのためケーブル2の導管20は右
操舵機41のガイドパイプ49の左端側50に固
定されている。その部位においてコントロールケ
ーブルの固定位置を調節するための前述と同様の
機構を取り付けるには第6図に示すように、左操
舵器40のガイドパイプ48と右操舵器41のガ
イドパイプ49との間に袋ナツト9をあらかじめ
介在させておき、コントロールケーブル2をガイ
ドパイプ48、袋ナツト9およびガイドパイプ4
9に貫通させ、そののちに前述のように調節ナツ
ト27を側方から挿入し、さらにケーブルキヤツ
プ21の雄ねじ部26とガイドパイプ48の口金
16との調節ナツト27を介在させた状態で締め
つければよい。
そのばあい前記2連式の操舵装置において断面
C型の調節ナツト27でなく単に調整用リングナ
ツトを用いることも考えられる。しかし組み立て
るばあいであれば、たとえば内索23とロツド2
4をかしめつける前、あるいはロツド24と操舵
ロツド5とをかしめつける前にあらかじめ調整用
リングナツトをコントロールケーブルに通してお
くことができるが一旦かしめつけた後は調節用リ
ングナツトを抜き取ることができない。そのた
め、2連式の操舵機からコントロールケーブル2
を抜き出すことができず、分解作業がきわめて困
難である。
しかるに本考案の操舵装置においては、調整用
リングナツトにかえて断面C型の調節ナツトを採
用しているため、第5図に示すような2連式のば
あいでも一旦組み立てた後に操舵装置を簡単に分
解することができるという利点がある。
つぎに第8図に基づき他の実施例を説明する。
この実施例は調節ナツト37を前記実施例の調節
ナツト27より長くしたもので、その調節ナツト
37の長さに合わせて、袋ナツト39も長いもの
を用いている。ケーブルキヤツプ21の雄ねじ部
26は調節ナツト37の長さに合わせて長くして
もよいが、短くしてもよい。調節ナツト37の内
周に形成される雄ねじは調節ナツト37の全長に
わたつて設けてもよいが、後端部に部分的に設け
てもよい。後端部に設けた雄ねじ38によつて、
ケーブルキヤツプ21の雄ねじ部26に螺合させ
てばあいは調節ナツト37の前方部がケーブルキ
ヤツプ21の先端よりも突出した形態を呈するこ
とがある。本実施例のような長い調節ナツト37
は前記実施例の調節ナツト27のオプシヨン部品
として用いれば、前記実施例の調整ストロークを
超えた範囲で心出し調整などを行なうことができ
る。
[考案の効果] 本考案の舶用操舵装置においては、異機種船へ
の適用が可能であり、ステアリングホイールから
舵に至る操縦系の心出し調整などが容易に行な
え、また船の直進性をうるための「くせ」の補正
も容易に行なうことができる。さらにケーブルキ
ヤツプの先端部にOリングを取りつけるという簡
単な構成で防水性を確保することができ、しかも
操舵装置、とくに2連式の操舵装置の組みつけお
よび分解作業が簡単であるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1a図および第1b図は本考案の一実施例に
かかわる舶用操舵装置において、それぞれ異なる
結合位置での組付状態を示す要部断面図、第1c
図は第1a図の舶用操舵装置における組み付け前
の状態を示す要部断面図、第2a図および第2b
図はそれぞれ操舵リンクの心間距離が異なる2台
の操舵機に第1a図および第1b図に示す実施例
を適用したばあいの説明図、第3図は本考案にお
ける調節ナツトの取りつけ作業の説明図、第4図
は本考案における調節ナツトの一実施例を示す斜
視図、第5図は本考案の操舵装置の一実施例を示
す平面図、第6図は第5図に示す操舵装置の組み
付け前の状態を示す平面図、第7図は本考案の舶
用操舵装置の基本構成を示す説明図、第8図は本
考案の舶用操舵装置の他の実施例を示す要部断面
図である。 (図面の主要符号)、1……ステアリングホイ
ール、2……コントロールケーブル、3……操舵
機、4……舵、5……操舵ロツド、8……ガイド
パイプ、21……ケーブルキヤツプ、27……調
節ナツト、9……袋ナツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ステアリングホイールの回転により押し引きさ
    れる内索と、該内索を摺動自在に案内するための
    導管とからなるプツシユプルコントロールケーブ
    ルを有し、前記内索を操舵機の操舵リンクに連結
    して舵を動かすようにした舶用操舵装置であつ
    て、 前記内索が挿入されると共にその内索の摺動動
    作を案内するために操舵機に設けられたガイドパ
    イプ、該ガイドパイプの口金に前記導管をねじ締
    結するために該導管に固着されたケーブルキヤツ
    プおよび該ケーブルキヤツプに嵌合された袋ナツ
    トを有し、 前記ケーブルキヤツプの先端部外周に雄ねじ部
    が刻設されており、該雄ねじ部に該雄ねじ部上で
    軸方向に螺進しうる断面C型の調節ナツトが螺合
    されると共に、前記袋ナツトの内部に前記調節ナ
    ツトが収容される空洞が形成されており、該空洞
    の底端に前記調節ナツトの端面を当接させて該袋
    ナツトを前記口金に螺合させてなる舶用操舵装
    置。
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