JPH0227438B2 - - Google Patents
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- JPH0227438B2 JPH0227438B2 JP60045617A JP4561785A JPH0227438B2 JP H0227438 B2 JPH0227438 B2 JP H0227438B2 JP 60045617 A JP60045617 A JP 60045617A JP 4561785 A JP4561785 A JP 4561785A JP H0227438 B2 JPH0227438 B2 JP H0227438B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jet
- hole
- fluid
- expansion space
- surface treatment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Spray Control Apparatus (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、表面処理などの製造工程で中間製品
や完成品の表面の水分や汚れ等を効果的に除去し
たり、表面に潤滑油を均一に塗布する事の出来る
表面処理装置の改良に関し、さらに詳述すれば、
第1発明にあつては、装置本体Bを貫通するよう
に形成したパスラインCに被表面処理材2を挿通
して一方向に送給し、パスラインCの導入孔3部
分にて被表面処理材2の送給方向に流体7のジエ
ツト噴流を吹き付けて被表面処理材2の表面処理
を行うと同時にジエツト噴流の流れによつて導入
孔3を負圧にし、導入孔3より装置本体B内に外
気を流入させて導入孔3をシールし、然る後パス
ラインCの導出孔4部分にて被表面処理材2の送
給方向と逆方向に流体7のジエツト噴流を吹き付
けて被表面処理材2の表面処理を再度行うと同時
にジエツト噴流の流れによつて導出孔4を負圧に
し、導出孔4より装置本体B内に外気を流入させ
て導出孔4をシールし、装置本体B内でジエツト
噴流を急激に膨張させた後、装置本体B外に流体
7を導出する事を特徴とする表面処理方法に係る
ものであり、第2発明にあつては、装置本体Bの
内部にジエツト噴流膨張空間1を設け、装置本体
Bの外面に開口せる導入孔3と導出孔4とを装置
本体Bに設け、ジエツト噴流膨張空間1と導入孔
3との間及びジエツト噴流膨張空間1と導出る孔
4との間にジエツト噴流通過孔5をそれぞれ形成
して装置本体Bを貫通するパスラインCを構成
し、ジエツト噴流通過孔5を通つてジエツト噴流
膨張空間1に向かつて流体7が噴出するようにジ
エツト噴流通過孔5と導入孔3との境界及びジエ
ツト噴流通過孔5と導出孔4との境界に流体噴出
孔8をそれぞれ形成し、ジエツト噴流膨張空間1
より装置本体Bの外面に開口せる排出孔9を装置
本体Bの穿設して成ることを特徴とする表面処理
装置Aに係るものである。
や完成品の表面の水分や汚れ等を効果的に除去し
たり、表面に潤滑油を均一に塗布する事の出来る
表面処理装置の改良に関し、さらに詳述すれば、
第1発明にあつては、装置本体Bを貫通するよう
に形成したパスラインCに被表面処理材2を挿通
して一方向に送給し、パスラインCの導入孔3部
分にて被表面処理材2の送給方向に流体7のジエ
ツト噴流を吹き付けて被表面処理材2の表面処理
を行うと同時にジエツト噴流の流れによつて導入
孔3を負圧にし、導入孔3より装置本体B内に外
気を流入させて導入孔3をシールし、然る後パス
ラインCの導出孔4部分にて被表面処理材2の送
給方向と逆方向に流体7のジエツト噴流を吹き付
けて被表面処理材2の表面処理を再度行うと同時
にジエツト噴流の流れによつて導出孔4を負圧に
し、導出孔4より装置本体B内に外気を流入させ
て導出孔4をシールし、装置本体B内でジエツト
噴流を急激に膨張させた後、装置本体B外に流体
7を導出する事を特徴とする表面処理方法に係る
ものであり、第2発明にあつては、装置本体Bの
内部にジエツト噴流膨張空間1を設け、装置本体
Bの外面に開口せる導入孔3と導出孔4とを装置
本体Bに設け、ジエツト噴流膨張空間1と導入孔
3との間及びジエツト噴流膨張空間1と導出る孔
4との間にジエツト噴流通過孔5をそれぞれ形成
して装置本体Bを貫通するパスラインCを構成
し、ジエツト噴流通過孔5を通つてジエツト噴流
膨張空間1に向かつて流体7が噴出するようにジ
エツト噴流通過孔5と導入孔3との境界及びジエ
ツト噴流通過孔5と導出孔4との境界に流体噴出
孔8をそれぞれ形成し、ジエツト噴流膨張空間1
より装置本体Bの外面に開口せる排出孔9を装置
本体Bの穿設して成ることを特徴とする表面処理
装置Aに係るものである。
ドラムに巻き取られた線材や帯材に例えば鍍金
処理のような表面処理を行う場合や僅かの塵あい
も嫌う精密部品材料として使用する場合には、鍍
金処理を行う前や精密部品材料として製品に組み
込む前に入念な酸洗工程またはアルカリ洗い工程
や水洗工程乃至トリクレンや洗剤などによる洗浄
工程があつてその表面を清浄にし、且つ、次工程
に入る前に表面の処理液や水を十分除去・乾燥し
ておく必要があり、又、そのまま製品として出荷
したり、次工程で冷間引き抜きする場合には表面
に均一に潤滑油や防錆油を塗布したり、粉体塗装
を行う場合には塗装用の粉体を均一に付着させね
ばならない。このような用途に用いられる表面処
理装置の例として特公昭58−44153号公報に記載
のようなエゼクタ効果を利用したものがある。こ
の場合、エゼクタ効果利用のためのジエツト噴流
が線材送給方向に対して逆向きの方向にのみ噴出
されるだけであるから線材の送給方向に対して順
方向には剥離しやすいスケールは前記ジエツト噴
流にて剥離されないと言う問題点があり、又、ジ
エツト噴流の供給方向が一方向だけであるから逆
向きのジエツト噴流にて相殺されるという事がな
く、ジエツト噴流が長く伸びて装置形状が大きく
なると言う問題点があつた。
処理のような表面処理を行う場合や僅かの塵あい
も嫌う精密部品材料として使用する場合には、鍍
金処理を行う前や精密部品材料として製品に組み
込む前に入念な酸洗工程またはアルカリ洗い工程
や水洗工程乃至トリクレンや洗剤などによる洗浄
工程があつてその表面を清浄にし、且つ、次工程
に入る前に表面の処理液や水を十分除去・乾燥し
ておく必要があり、又、そのまま製品として出荷
したり、次工程で冷間引き抜きする場合には表面
に均一に潤滑油や防錆油を塗布したり、粉体塗装
を行う場合には塗装用の粉体を均一に付着させね
ばならない。このような用途に用いられる表面処
理装置の例として特公昭58−44153号公報に記載
のようなエゼクタ効果を利用したものがある。こ
の場合、エゼクタ効果利用のためのジエツト噴流
が線材送給方向に対して逆向きの方向にのみ噴出
されるだけであるから線材の送給方向に対して順
方向には剥離しやすいスケールは前記ジエツト噴
流にて剥離されないと言う問題点があり、又、ジ
エツト噴流の供給方向が一方向だけであるから逆
向きのジエツト噴流にて相殺されるという事がな
く、ジエツト噴流が長く伸びて装置形状が大きく
なると言う問題点があつた。
本発明は掛かる従来技術の問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、微細な表
面の付着物も瞬時に除去し、極めて清浄度の高い
表面とすることができ、しかも表面処理と乾燥を
同時且つ連続的におこなうことができ、又は、表
面に潤滑油や防錆油並びに粉体を均一に塗布する
ことが出来、更に表面処理剤が外部に漏れず完全
にクローズドループで表面処理を行うことができ
る、しかも装置形状がコンパクトな表面処理方法
とその装置を提供するにある。
れたもので、その目的とするところは、微細な表
面の付着物も瞬時に除去し、極めて清浄度の高い
表面とすることができ、しかも表面処理と乾燥を
同時且つ連続的におこなうことができ、又は、表
面に潤滑油や防錆油並びに粉体を均一に塗布する
ことが出来、更に表面処理剤が外部に漏れず完全
にクローズドループで表面処理を行うことができ
る、しかも装置形状がコンパクトな表面処理方法
とその装置を提供するにある。
以下、本発明を図示実施例に従つて詳述する。
第2図は本発明の第1実施例で、被表面処理材2
が線材の場合である。T字管10の両側にはガイ
ド外筒11をはめ込んであり、第1袋ナツト12
にてT字管10に嵌着してあり、T字管10内で
ガイド外筒11に挟まれた空間がジエツト噴流膨
張空間1である。ジエツト噴流膨張空間1に付い
て説明すれば、円筒状でも良いが、角筒状であつ
ても良いもので有り、又、内壁に螺旋溝31を形
成してジエツト噴流膨張空間1に於いて積極的に
旋回気流32を形成するようにしてもよい。又、
ジエツト噴流の拡散に合わせてジエツト噴流膨張
空間1の形状を断面楕円形や碗状又はロート状に
形成してもよいものである。更に、ジエツト噴流
膨張空間1の形状は実施例図では小さいものであ
るが、勿論これに限られず直径や長さを大きくと
り、大容量にしてジエツト噴流膨張空間1内の気
圧又は水圧が高くなり過ぎないようにし、一方の
ジエツト噴流の圧力が高く、他方のジエツト噴流
の圧力が弱い場合に、弱い方のジエツト噴流がジ
エツト噴流膨張空間1内の気圧又は水圧に負けて
逆流することを防止するようにしてもよいもので
ある。図中T字管10の下方に延びている部分が
ジエツト噴流膨張空間1から外面に開口する排出
孔9である。ガイド外筒11の外側半分に内筒挿
入孔13を穿設してあり、この内筒挿入孔13に
ガイド内筒14が螺進・螺退自在に螺着されてい
る。内筒挿入孔13の孔底15は摺鉢状に形成さ
れており、孔底15よりT字管10内へ通ずるジ
エツト噴流通過孔5をガイド外筒11の中心に穿
設してある。尚、ジエツト噴流通過孔5の内壁に
螺旋溝を刻設してもよい。ガイド内筒14の挿入
側端部はニードル弁16状となつていて、ニード
ル弁16の先端もテーパに仕上げてあり、このニ
ードル弁16と孔底15との間にわずかな隙間を
開成して、流体噴出孔8を形成してあり、この流
体噴出孔8と導入孔3または導出孔4とのなす角
度θは15度から60度程度の鋭角である。この流体
噴出孔8の間隙はガイド内筒14の螺入量によつ
て調節され、調節後は調節ナツト17を締め込ん
で固定する。ニードル弁16は内筒挿入孔13よ
りかなりの細径であるため、ニードル弁16の周
囲に流体溜まり18が生じる。又、流体噴流孔8
の他の実施例として孔底15やニードル弁16の
テーパー面に螺旋溝を刻設し、流体が旋回しなが
らジエツト噴流通過孔5に噴き出すようにしても
よいものである。
第2図は本発明の第1実施例で、被表面処理材2
が線材の場合である。T字管10の両側にはガイ
ド外筒11をはめ込んであり、第1袋ナツト12
にてT字管10に嵌着してあり、T字管10内で
ガイド外筒11に挟まれた空間がジエツト噴流膨
張空間1である。ジエツト噴流膨張空間1に付い
て説明すれば、円筒状でも良いが、角筒状であつ
ても良いもので有り、又、内壁に螺旋溝31を形
成してジエツト噴流膨張空間1に於いて積極的に
旋回気流32を形成するようにしてもよい。又、
ジエツト噴流の拡散に合わせてジエツト噴流膨張
空間1の形状を断面楕円形や碗状又はロート状に
形成してもよいものである。更に、ジエツト噴流
膨張空間1の形状は実施例図では小さいものであ
るが、勿論これに限られず直径や長さを大きくと
り、大容量にしてジエツト噴流膨張空間1内の気
圧又は水圧が高くなり過ぎないようにし、一方の
ジエツト噴流の圧力が高く、他方のジエツト噴流
の圧力が弱い場合に、弱い方のジエツト噴流がジ
エツト噴流膨張空間1内の気圧又は水圧に負けて
逆流することを防止するようにしてもよいもので
ある。図中T字管10の下方に延びている部分が
ジエツト噴流膨張空間1から外面に開口する排出
孔9である。ガイド外筒11の外側半分に内筒挿
入孔13を穿設してあり、この内筒挿入孔13に
ガイド内筒14が螺進・螺退自在に螺着されてい
る。内筒挿入孔13の孔底15は摺鉢状に形成さ
れており、孔底15よりT字管10内へ通ずるジ
エツト噴流通過孔5をガイド外筒11の中心に穿
設してある。尚、ジエツト噴流通過孔5の内壁に
螺旋溝を刻設してもよい。ガイド内筒14の挿入
側端部はニードル弁16状となつていて、ニード
ル弁16の先端もテーパに仕上げてあり、このニ
ードル弁16と孔底15との間にわずかな隙間を
開成して、流体噴出孔8を形成してあり、この流
体噴出孔8と導入孔3または導出孔4とのなす角
度θは15度から60度程度の鋭角である。この流体
噴出孔8の間隙はガイド内筒14の螺入量によつ
て調節され、調節後は調節ナツト17を締め込ん
で固定する。ニードル弁16は内筒挿入孔13よ
りかなりの細径であるため、ニードル弁16の周
囲に流体溜まり18が生じる。又、流体噴流孔8
の他の実施例として孔底15やニードル弁16の
テーパー面に螺旋溝を刻設し、流体が旋回しなが
らジエツト噴流通過孔5に噴き出すようにしても
よいものである。
又、流体噴出孔8は上記のようにニードル弁1
6とテーパー状の孔底15とで構成されるリング
状のものに限られず、小孔を多数ジエツト噴流通
過孔5の周囲に穿設しても良いものである。流体
溜まり18には外部と通ずる流体供給孔19を設
けてある。また、ガイド内筒14の先端には耐摩
耗性向上のためセラミツクスノズル20や超硬ノ
ズル20、耐摩耗性樹脂ノズル20を嵌め込んで
あり、第2袋ナツト21にて固着されている。勿
論、ノズル20の取り付けは圧入でもよい。ノズ
ル20並びにガイド内筒14の中心には線材の外
形形状に合わせて形成され、線材の外径より若干
太く(即ち、ジエツト噴流の流速により、導入孔
3及び導出孔4内が負圧になつて流体7が逆流し
ない程度の隙間である。)、ジエツト噴流通過孔5
より若干細径に形成された内径を有する導入孔3
と導出孔4とがそれぞれ穿設されている。流体供
給孔19に供給される流体7には気体、液体、粉
体があり、気体の例としては、例えば空気、フロ
ン、窒素などがある。フロンや窒素は非還元性雰
囲気を形成する場合に使用されるものである。液
体の場合にはトリクレンのような洗浄用溶剤を始
め、水、洗剤や微細な研摩材を混入した研摩液や
潤滑液が用いられる。粉体の場合は非常に微細な
研摩粉が用いられ、粉体塗装の場合には微細な塗
装用粉体が用いられる。まず、本装置にて水切り
を行う場合に付いて説明する。第1図に示すよう
に、フイルタ22を介して流体供給孔19にコン
プレツサ23を接続し、排出孔9をサイクロン2
4に接続する。次いで、線状の被表面処理材2を
導入孔3から導出孔4に挿通し、パスラインB上
を一定速度にて被表面処理材2を一方向に送給す
る。被表面処理材2の送給と同時にコンプレツサ
23から圧縮空気を表面処理装置Aに送り込む
と、フイルタ22にて過された清浄な圧縮空気
は、一旦流体溜まり18に入り、次いで細い流体
噴出孔8から急激にジエツト噴流通過孔5に送り
込まれる。圧縮空気はジエツト噴流通過孔5内を
急激な速度で通過して被表面処理材2の表面をブ
ラツシングし、表面の水分を吹き飛ばす、一方、
導入孔3と導出孔4の部分ではジエツト噴流通過
孔5の圧縮空気の流れに引かれて負圧になり、導
入孔3と導出孔4に流れ込む外気により、この部
分でもブラツシングが起こる。特に導出孔4では
被表面処理材2と反対方向に外気が流れ、被表面
処理材2の表面を流れる外気の流速が相対的に速
くなり、水切り・乾燥効果を著しく高めるもので
ある。換言すれば、流入する外気を利用してワイ
パー効果を発揮させるものである。このようにし
て水分を含んだ圧縮空気はジエツト噴流膨張空間
1に至り、更に急膨張すると共に円筒状の壁面に
沿つて旋回して被表面処理材2の周囲に旋回気流
32を作り出し、被表面処理材2の表面から更に
水分を奪い去る。ジエツト噴流膨張空間1の内壁
に螺旋溝31を刻設している場合には旋回気流3
2がより積極的に形成され、水切り・乾燥効果が
より大になるものである。水分を十分含み、導入
孔3側から進んで来た旋回気流32と導出孔4側
から進んで来た旋回気流32はジエツト噴流膨張
空間1の中央で減速して排出孔9へと進み、水分
を分離しつつサイクロン24内に入る。サイクロ
ン24に入ると更に水分が分離され、乾燥空気が
外部に放出される。圧縮空気量はバルブ29にて
調節される。ここで、ジエツト噴流膨張空間1の
容量が大なる場合には上記の旋回気流32同士の
衝突が回避もしくは緩和され、ジエツト噴流膨張
空間1内の気圧が高くなり過ぎず、弱い方のジエ
ツト噴流が逆流するというような事がない。又、
圧縮空気をコンプレツサ23にて流体供給孔19
に吹き込む場合を示したが、排出孔9から吸引し
ても同様の結果が得られるものであり、場合によ
つては圧縮空気の圧入と吸引を同時に行つても良
いものである。又、流体供給孔19からの供給は
勿論圧縮空気のみに限られるものでなく、前述の
液体や粉体を吹き込み、被表面処理材2の表面を
洗浄又は研摩若しくは油引きしても良いものであ
る。更にこれまで述べたように同種のものを流体
供給孔19に供給するだけに止どまらず、一方の
流体供給孔19に液体を、他方の流体供給孔19
に気体を供給するなど異種のものを供給するよう
にしてもよいものである。この点に関し、代表例
としてトリクレンによる線材の洗浄に付いて説明
する。線材は前述同様導入孔3から導出孔4に向
けて送給されている。左右の流体供給孔19にト
リクレンを加圧供給し、ジエツト噴流通過孔5に
噴出させる。ジエツト噴流通過孔5に噴出したト
リクレンのジエツト噴流は線材の表面を強くブラ
ツシングし、塵あい勿論油脂の単原子膜まで洗
浄・除去する。この時、線材の断面が円形でな
く、入り組んだ形状であつてもトリクレンのジエ
ツト噴流が奥部まで吹き込まれ、完全な洗浄を実
現するものである。左右の流体供給孔19からト
リクレンを供給した場合、導出孔4側のジエツト
噴流通過孔5に於いて、線材の表面を流れるトリ
クレンの流速は相対的に速くなり、洗浄効果を大
ならしめるものである。又、ジエツト噴流通過孔
5を過ぎ、導出孔4に入ると、線材の表面は導出
孔4の負圧にて吸入された外気流にブラツシング
され、乾燥される事になる。これに対して、導入
孔3側のみにトリクレンを供給し、導出孔4側に
外気を供給する場合は、導出孔4側の外気のジエ
ツト噴流にて線材の乾燥をより完全に行うことが
出来るものである。第3図は本発明の第2実施例
で、導入孔3に表面処理剤供給孔30を流体供給
孔19とは別に設けた例で、流体供給孔19には
圧縮空気を供給し、導入孔3の負圧にて表面処理
剤を吸入するようになつている。第6図は導入孔
3及び導出孔4の出口部分の他の実施例の形状
で、ジエツト噴流に合わせてブースター状に形成
した場合の断面である。第4図は本発明の第3実
施例で、ジエツト噴流膨張空間1の中央にリング
状の仕切壁28を設け、ジエツト噴流膨張空間1
を左右に2分したもので、旋回気流32同士の衝
突を妨げて気流の乱れが生じないようにし、旋回
気流32の排出をより円滑に行うようにしてあ
る。25は面取りで、被表面処理材2を表面処理
装置Aに通し易くするためのものである。尚、潤
滑剤の塗布のような場合には、導出孔4内に吸入
される外気にて余分の潤滑剤が剥ぎ取られ、適性
量の潤滑剤の塗布がなされるものである。又、第
3図においてガイド外筒11にガイド中筒6を螺
入し、ガイド中筒6にジエツト噴流通過孔5を形
成しても良いものであり、この場合はジエツト噴
流通過孔5の直径の異なるガイド中筒6を多数用
意しておき、適宜取り替える事により、直径の異
なる線材にも適応出来るものである。又、表面処
理能力向上のため複数本の被表面処理材2を同時
に送給しても良いものである。この場合、被表面
処理材2間に間隙が生ずるようにし、間隙から内
部に流体7のジエツト噴流が吹き込まれるように
する必要がある。
6とテーパー状の孔底15とで構成されるリング
状のものに限られず、小孔を多数ジエツト噴流通
過孔5の周囲に穿設しても良いものである。流体
溜まり18には外部と通ずる流体供給孔19を設
けてある。また、ガイド内筒14の先端には耐摩
耗性向上のためセラミツクスノズル20や超硬ノ
ズル20、耐摩耗性樹脂ノズル20を嵌め込んで
あり、第2袋ナツト21にて固着されている。勿
論、ノズル20の取り付けは圧入でもよい。ノズ
ル20並びにガイド内筒14の中心には線材の外
形形状に合わせて形成され、線材の外径より若干
太く(即ち、ジエツト噴流の流速により、導入孔
3及び導出孔4内が負圧になつて流体7が逆流し
ない程度の隙間である。)、ジエツト噴流通過孔5
より若干細径に形成された内径を有する導入孔3
と導出孔4とがそれぞれ穿設されている。流体供
給孔19に供給される流体7には気体、液体、粉
体があり、気体の例としては、例えば空気、フロ
ン、窒素などがある。フロンや窒素は非還元性雰
囲気を形成する場合に使用されるものである。液
体の場合にはトリクレンのような洗浄用溶剤を始
め、水、洗剤や微細な研摩材を混入した研摩液や
潤滑液が用いられる。粉体の場合は非常に微細な
研摩粉が用いられ、粉体塗装の場合には微細な塗
装用粉体が用いられる。まず、本装置にて水切り
を行う場合に付いて説明する。第1図に示すよう
に、フイルタ22を介して流体供給孔19にコン
プレツサ23を接続し、排出孔9をサイクロン2
4に接続する。次いで、線状の被表面処理材2を
導入孔3から導出孔4に挿通し、パスラインB上
を一定速度にて被表面処理材2を一方向に送給す
る。被表面処理材2の送給と同時にコンプレツサ
23から圧縮空気を表面処理装置Aに送り込む
と、フイルタ22にて過された清浄な圧縮空気
は、一旦流体溜まり18に入り、次いで細い流体
噴出孔8から急激にジエツト噴流通過孔5に送り
込まれる。圧縮空気はジエツト噴流通過孔5内を
急激な速度で通過して被表面処理材2の表面をブ
ラツシングし、表面の水分を吹き飛ばす、一方、
導入孔3と導出孔4の部分ではジエツト噴流通過
孔5の圧縮空気の流れに引かれて負圧になり、導
入孔3と導出孔4に流れ込む外気により、この部
分でもブラツシングが起こる。特に導出孔4では
被表面処理材2と反対方向に外気が流れ、被表面
処理材2の表面を流れる外気の流速が相対的に速
くなり、水切り・乾燥効果を著しく高めるもので
ある。換言すれば、流入する外気を利用してワイ
パー効果を発揮させるものである。このようにし
て水分を含んだ圧縮空気はジエツト噴流膨張空間
1に至り、更に急膨張すると共に円筒状の壁面に
沿つて旋回して被表面処理材2の周囲に旋回気流
32を作り出し、被表面処理材2の表面から更に
水分を奪い去る。ジエツト噴流膨張空間1の内壁
に螺旋溝31を刻設している場合には旋回気流3
2がより積極的に形成され、水切り・乾燥効果が
より大になるものである。水分を十分含み、導入
孔3側から進んで来た旋回気流32と導出孔4側
から進んで来た旋回気流32はジエツト噴流膨張
空間1の中央で減速して排出孔9へと進み、水分
を分離しつつサイクロン24内に入る。サイクロ
ン24に入ると更に水分が分離され、乾燥空気が
外部に放出される。圧縮空気量はバルブ29にて
調節される。ここで、ジエツト噴流膨張空間1の
容量が大なる場合には上記の旋回気流32同士の
衝突が回避もしくは緩和され、ジエツト噴流膨張
空間1内の気圧が高くなり過ぎず、弱い方のジエ
ツト噴流が逆流するというような事がない。又、
圧縮空気をコンプレツサ23にて流体供給孔19
に吹き込む場合を示したが、排出孔9から吸引し
ても同様の結果が得られるものであり、場合によ
つては圧縮空気の圧入と吸引を同時に行つても良
いものである。又、流体供給孔19からの供給は
勿論圧縮空気のみに限られるものでなく、前述の
液体や粉体を吹き込み、被表面処理材2の表面を
洗浄又は研摩若しくは油引きしても良いものであ
る。更にこれまで述べたように同種のものを流体
供給孔19に供給するだけに止どまらず、一方の
流体供給孔19に液体を、他方の流体供給孔19
に気体を供給するなど異種のものを供給するよう
にしてもよいものである。この点に関し、代表例
としてトリクレンによる線材の洗浄に付いて説明
する。線材は前述同様導入孔3から導出孔4に向
けて送給されている。左右の流体供給孔19にト
リクレンを加圧供給し、ジエツト噴流通過孔5に
噴出させる。ジエツト噴流通過孔5に噴出したト
リクレンのジエツト噴流は線材の表面を強くブラ
ツシングし、塵あい勿論油脂の単原子膜まで洗
浄・除去する。この時、線材の断面が円形でな
く、入り組んだ形状であつてもトリクレンのジエ
ツト噴流が奥部まで吹き込まれ、完全な洗浄を実
現するものである。左右の流体供給孔19からト
リクレンを供給した場合、導出孔4側のジエツト
噴流通過孔5に於いて、線材の表面を流れるトリ
クレンの流速は相対的に速くなり、洗浄効果を大
ならしめるものである。又、ジエツト噴流通過孔
5を過ぎ、導出孔4に入ると、線材の表面は導出
孔4の負圧にて吸入された外気流にブラツシング
され、乾燥される事になる。これに対して、導入
孔3側のみにトリクレンを供給し、導出孔4側に
外気を供給する場合は、導出孔4側の外気のジエ
ツト噴流にて線材の乾燥をより完全に行うことが
出来るものである。第3図は本発明の第2実施例
で、導入孔3に表面処理剤供給孔30を流体供給
孔19とは別に設けた例で、流体供給孔19には
圧縮空気を供給し、導入孔3の負圧にて表面処理
剤を吸入するようになつている。第6図は導入孔
3及び導出孔4の出口部分の他の実施例の形状
で、ジエツト噴流に合わせてブースター状に形成
した場合の断面である。第4図は本発明の第3実
施例で、ジエツト噴流膨張空間1の中央にリング
状の仕切壁28を設け、ジエツト噴流膨張空間1
を左右に2分したもので、旋回気流32同士の衝
突を妨げて気流の乱れが生じないようにし、旋回
気流32の排出をより円滑に行うようにしてあ
る。25は面取りで、被表面処理材2を表面処理
装置Aに通し易くするためのものである。尚、潤
滑剤の塗布のような場合には、導出孔4内に吸入
される外気にて余分の潤滑剤が剥ぎ取られ、適性
量の潤滑剤の塗布がなされるものである。又、第
3図においてガイド外筒11にガイド中筒6を螺
入し、ガイド中筒6にジエツト噴流通過孔5を形
成しても良いものであり、この場合はジエツト噴
流通過孔5の直径の異なるガイド中筒6を多数用
意しておき、適宜取り替える事により、直径の異
なる線材にも適応出来るものである。又、表面処
理能力向上のため複数本の被表面処理材2を同時
に送給しても良いものである。この場合、被表面
処理材2間に間隙が生ずるようにし、間隙から内
部に流体7のジエツト噴流が吹き込まれるように
する必要がある。
第7,8図は本発明の第4実施例で、被表面処
理材2が帯状の場合に使用するものである。装置
本体Bは上半部26と下半部27とに分割されて
いる。この場合導入孔3、導出孔4、ジエツト噴
流通過孔5は被表面処理材2に合わせてスリツト
状に形成されている。又、ジエツト噴流膨張空間
1もこれに合わせて直方体状に形成されており、
ジエツト噴流通過孔5からジエツト噴流膨張空間
1に噴き出した圧縮空気は急膨張しつつ帯状の被
表面処理材2の上を流れ、排出孔9に流れ込む。
尚、この場合装置本体Bが上半部26と下半部2
7とに分割されているので、パスラインC上に配
置されている被表面処理材2をそのままにして
(換言すれば、パスライン上の被表面処理材2を
途中で切断することなく)、ボルトの取り付け・
取り外しだけで被表面処理材2への着脱が可能と
なる。尚、被表面処理材2は上記のように線材や
条のみに限られず、棒材なども当然含むものであ
り、長短に拘わらず連続体であれば足る。第9図
及び第10図は本発明の第5実施例で、装置本体
Bの中央に第3の流体噴出孔8を設けた例で、第
3の流体噴出孔8は被表面処理材2の送給方向に
対して斜めに配設されている。これにより、被表
面処理材2の表面に付着した流体8は流体噴出孔
8に沿つて吐き出されることになる。この場合の
流体噴出孔8の形状は、出口部分がスリツト状に
なつており、流体供給孔19とスリツト溝8aと
は多数の細孔8bで連通してある。
理材2が帯状の場合に使用するものである。装置
本体Bは上半部26と下半部27とに分割されて
いる。この場合導入孔3、導出孔4、ジエツト噴
流通過孔5は被表面処理材2に合わせてスリツト
状に形成されている。又、ジエツト噴流膨張空間
1もこれに合わせて直方体状に形成されており、
ジエツト噴流通過孔5からジエツト噴流膨張空間
1に噴き出した圧縮空気は急膨張しつつ帯状の被
表面処理材2の上を流れ、排出孔9に流れ込む。
尚、この場合装置本体Bが上半部26と下半部2
7とに分割されているので、パスラインC上に配
置されている被表面処理材2をそのままにして
(換言すれば、パスライン上の被表面処理材2を
途中で切断することなく)、ボルトの取り付け・
取り外しだけで被表面処理材2への着脱が可能と
なる。尚、被表面処理材2は上記のように線材や
条のみに限られず、棒材なども当然含むものであ
り、長短に拘わらず連続体であれば足る。第9図
及び第10図は本発明の第5実施例で、装置本体
Bの中央に第3の流体噴出孔8を設けた例で、第
3の流体噴出孔8は被表面処理材2の送給方向に
対して斜めに配設されている。これにより、被表
面処理材2の表面に付着した流体8は流体噴出孔
8に沿つて吐き出されることになる。この場合の
流体噴出孔8の形状は、出口部分がスリツト状に
なつており、流体供給孔19とスリツト溝8aと
は多数の細孔8bで連通してある。
第11図は本発明の第6実施例で、被表面処理
材2のスケールを完全に除去する場合である。即
ち、表面処理装置Aの前方に表面加工装置Dを設
け、表面加工装置Dにて被表面処理材2に曲げ加
工やシヨツトピーニング加工など物理的処理を施
してスケールの表面に細かなクラツクを無数に形
成すると同時にスケールの大部分を除去する。た
だしこの第1工程ではスケールの大部分は除去さ
れるが完全には除去し得ず、スケールの一部は次
工程に持ち越される。それ故、第1工程終了品で
は精密部品への適用が困難であつた。そこで、第
1工程終了品を表面処理装置Aに連続的に供給
し、残留スケールを完全に除去する。即ち、被表
面処理材2の表面にジエツト噴流を吹き付け、前
述の作用にてスケールのクラツクを利用してスケ
ールを吹きばすものである。ここで、第1工程の
表面加工装置Dは図の実施例ではベンデイングロ
ーラ(図の実施例では3本であるが、勿論これに
限られず、2本でも良いし、4本以上であつても
良く、加工度合に合わせて適宜増減する事が出来
る。)が使用されているが、勿論これに限られず、
シヨツトピーニング、サンドブラスト、ウイスカ
のシヨツトなど物理的に被表面処理材2のスケー
ルにクラツクを形成出来る方法を総て含む。又、
ベンデイングと同時乃至単独で被表面処理材2に
捩りを加え乃至は捩り加工後元に捩り戻すという
ような塑性加工を加え、スケールにクラツクを形
成しても良い。又、第2工程では高圧水を始め高
圧ガスなどを用いるが、その他塩酸や硫酸などの
洗浄用酸を用いても良い。この場合、第2工程は
クローズドシステムであるから洗浄用酸の蒸発の
心配がなく、それ故通常より濃度の高い洗浄用酸
を使用する事が出来る。ただし、洗浄用酸を用い
る場合は、表面処理装置Aの後方に更に表面処理
装置Aと同一構造の洗浄装置Eを設置する事にな
る。このようにして被表面処理材2の脱スケール
を完全に行い、精密部品用としての仕様を満足さ
せる。
材2のスケールを完全に除去する場合である。即
ち、表面処理装置Aの前方に表面加工装置Dを設
け、表面加工装置Dにて被表面処理材2に曲げ加
工やシヨツトピーニング加工など物理的処理を施
してスケールの表面に細かなクラツクを無数に形
成すると同時にスケールの大部分を除去する。た
だしこの第1工程ではスケールの大部分は除去さ
れるが完全には除去し得ず、スケールの一部は次
工程に持ち越される。それ故、第1工程終了品で
は精密部品への適用が困難であつた。そこで、第
1工程終了品を表面処理装置Aに連続的に供給
し、残留スケールを完全に除去する。即ち、被表
面処理材2の表面にジエツト噴流を吹き付け、前
述の作用にてスケールのクラツクを利用してスケ
ールを吹きばすものである。ここで、第1工程の
表面加工装置Dは図の実施例ではベンデイングロ
ーラ(図の実施例では3本であるが、勿論これに
限られず、2本でも良いし、4本以上であつても
良く、加工度合に合わせて適宜増減する事が出来
る。)が使用されているが、勿論これに限られず、
シヨツトピーニング、サンドブラスト、ウイスカ
のシヨツトなど物理的に被表面処理材2のスケー
ルにクラツクを形成出来る方法を総て含む。又、
ベンデイングと同時乃至単独で被表面処理材2に
捩りを加え乃至は捩り加工後元に捩り戻すという
ような塑性加工を加え、スケールにクラツクを形
成しても良い。又、第2工程では高圧水を始め高
圧ガスなどを用いるが、その他塩酸や硫酸などの
洗浄用酸を用いても良い。この場合、第2工程は
クローズドシステムであるから洗浄用酸の蒸発の
心配がなく、それ故通常より濃度の高い洗浄用酸
を使用する事が出来る。ただし、洗浄用酸を用い
る場合は、表面処理装置Aの後方に更に表面処理
装置Aと同一構造の洗浄装置Eを設置する事にな
る。このようにして被表面処理材2の脱スケール
を完全に行い、精密部品用としての仕様を満足さ
せる。
第1発明は、叙上のように装置本体を貫通する
ように形成したパスラインに被表面処理材を挿通
して一方向に送給し、パスラインの導入孔部分に
て被表面処理材の送給方向に流体のジエツト噴流
を吹き付けて被表面処理材の表面処理を行うと同
時にジエツト噴流の流れによつて導入孔を負圧に
し、導入孔より装置本体内に外気を流入させて導
入孔をシールし、然る後パスラインの導出孔部分
にて被表面処理材の送給方向と逆方向に流体のジ
エツト噴流を吹き付けて被表面処理材の表面処理
を再度行うと同時にジエツト噴流の流れによつて
導出孔を負圧にし、導出孔より装置本体内に外気
を流入させて導出孔をシールし、装置本体内でジ
エツト噴流を衝突させて急激に膨張させた後、装
置本体内に流体を導出するので、まず第1に順方
向のジエツト噴流と逆方向のジエツト噴流とで方
向を違えて2度表面処理を行うものであり、洗浄
工程にあつては一方向では取れないような汚れで
も完全に除去することができ、塗布工程では余分
の流体が剥ぎ取られて均一な塗布層を形成でき、
更に上記のように第2に導入孔並びに導出孔をシ
ールしてあるので、流体が外部に漏れず、クロー
ズドループで作業ができ、作業環境を清浄に保つ
ことができるという利点も兼ね備えており、加え
て順方向のジエツト噴流と逆方向のジエツト噴流
とを装置本体内で衝突させて急激に膨張させ、そ
の勢いを相殺した後装置本体外に流体を導出する
ので装置形状を非常にコンパクトに出来だけでな
く、前述のようにジエツト噴流膨張空間での勢い
が非常に弱められるために流体の漏れがなくな
り、シール効果と合わせてクローズド化が完全に
なると言う利点がある。
ように形成したパスラインに被表面処理材を挿通
して一方向に送給し、パスラインの導入孔部分に
て被表面処理材の送給方向に流体のジエツト噴流
を吹き付けて被表面処理材の表面処理を行うと同
時にジエツト噴流の流れによつて導入孔を負圧に
し、導入孔より装置本体内に外気を流入させて導
入孔をシールし、然る後パスラインの導出孔部分
にて被表面処理材の送給方向と逆方向に流体のジ
エツト噴流を吹き付けて被表面処理材の表面処理
を再度行うと同時にジエツト噴流の流れによつて
導出孔を負圧にし、導出孔より装置本体内に外気
を流入させて導出孔をシールし、装置本体内でジ
エツト噴流を衝突させて急激に膨張させた後、装
置本体内に流体を導出するので、まず第1に順方
向のジエツト噴流と逆方向のジエツト噴流とで方
向を違えて2度表面処理を行うものであり、洗浄
工程にあつては一方向では取れないような汚れで
も完全に除去することができ、塗布工程では余分
の流体が剥ぎ取られて均一な塗布層を形成でき、
更に上記のように第2に導入孔並びに導出孔をシ
ールしてあるので、流体が外部に漏れず、クロー
ズドループで作業ができ、作業環境を清浄に保つ
ことができるという利点も兼ね備えており、加え
て順方向のジエツト噴流と逆方向のジエツト噴流
とを装置本体内で衝突させて急激に膨張させ、そ
の勢いを相殺した後装置本体外に流体を導出する
ので装置形状を非常にコンパクトに出来だけでな
く、前述のようにジエツト噴流膨張空間での勢い
が非常に弱められるために流体の漏れがなくな
り、シール効果と合わせてクローズド化が完全に
なると言う利点がある。
又、第2発明にあつては、装置本体の外面に開
口せる導入孔と導出孔とを装置本体に設け、導入
孔と導出孔に続けてジエツト噴流通過孔を形成
し、ジエツト噴流通過孔と導入孔との境界及びジ
エツト噴流通過孔と導出孔との境界に流体噴出孔
をそれぞれ形成し、ジエツト噴流通過孔内を急激
な速度で通過し、装置本体の奥部に向かつて噴き
出す流体は、ジエツト噴流通過孔内で激しく被表
面処理材の表面をブラツシングし、表面の水分や
汚れを吹き飛ばし、表面を清浄にすると同時に導
出孔の部分にて吸入外気と接触し、表面の液体分
を蒸発させることが出来、一工程で表面の洗浄と
乾燥とが連続的に行えるという利点があり、又、
潤滑剤の塗布にあつては導出孔の部分にて余分な
潤滑油や防錆油が剥ぎ取られ、均一な塗布が行え
るという利点がある。又、導入孔と導出孔の部分
では内径寸法がジエツト噴流通過孔より小さいた
め、ジエツト噴流通過孔内の流体の流れに引かれ
て負圧になり、導入孔と導出孔に流れ込む外気に
より、この部分でも表面のブラツシングが起こる
ものであり、表面の清浄度や乾燥度を向上させる
事が出来るという利点がある。更に装置本体の内
部にジエツト噴流通過孔より内径寸法の大きなジ
エツト噴流膨張空間を設けてあるので、汚れや水
分を含んだ流体はジエツト噴流膨張空間に至り、
更に急膨張すると共に壁面に沿つて旋回して被表
面処理材の周囲に旋回気流を作り出し、被表面処
理材の表面から更に流体分を奪い去るという利点
がある。又、導入孔側と導出孔側の両方からジエ
ツト噴流膨張空間に流体が噴き出すようになつて
いるため、導入孔側から進んで来た旋回気流と導
出孔側から進んで来た旋回気流は流速を下げて排
出孔へと進み、空気と流体分との効果的な分離が
行なわれると同時に互いに反対方向のジエツト噴
流を衝突させて流速を減少させる事が出来るため
に装置形状をコンパクトに出来るという利点もあ
る。その他導入孔側と導出孔側のジエツト噴流の
流速を変えたり、異種の流体を供給して乾燥度や
清浄度の向上を図つたりすることも出来れば、ジ
エツト噴流膨張空間に排出孔を設けてあるので、
排出孔から吸引することによりジエツト噴流を作
り出すことも出来れば、流体供給孔に流体を圧送
すると同時に導出孔から吸引して、より強力なジ
エツト噴流を作り出す事もできるという利点があ
る。
口せる導入孔と導出孔とを装置本体に設け、導入
孔と導出孔に続けてジエツト噴流通過孔を形成
し、ジエツト噴流通過孔と導入孔との境界及びジ
エツト噴流通過孔と導出孔との境界に流体噴出孔
をそれぞれ形成し、ジエツト噴流通過孔内を急激
な速度で通過し、装置本体の奥部に向かつて噴き
出す流体は、ジエツト噴流通過孔内で激しく被表
面処理材の表面をブラツシングし、表面の水分や
汚れを吹き飛ばし、表面を清浄にすると同時に導
出孔の部分にて吸入外気と接触し、表面の液体分
を蒸発させることが出来、一工程で表面の洗浄と
乾燥とが連続的に行えるという利点があり、又、
潤滑剤の塗布にあつては導出孔の部分にて余分な
潤滑油や防錆油が剥ぎ取られ、均一な塗布が行え
るという利点がある。又、導入孔と導出孔の部分
では内径寸法がジエツト噴流通過孔より小さいた
め、ジエツト噴流通過孔内の流体の流れに引かれ
て負圧になり、導入孔と導出孔に流れ込む外気に
より、この部分でも表面のブラツシングが起こる
ものであり、表面の清浄度や乾燥度を向上させる
事が出来るという利点がある。更に装置本体の内
部にジエツト噴流通過孔より内径寸法の大きなジ
エツト噴流膨張空間を設けてあるので、汚れや水
分を含んだ流体はジエツト噴流膨張空間に至り、
更に急膨張すると共に壁面に沿つて旋回して被表
面処理材の周囲に旋回気流を作り出し、被表面処
理材の表面から更に流体分を奪い去るという利点
がある。又、導入孔側と導出孔側の両方からジエ
ツト噴流膨張空間に流体が噴き出すようになつて
いるため、導入孔側から進んで来た旋回気流と導
出孔側から進んで来た旋回気流は流速を下げて排
出孔へと進み、空気と流体分との効果的な分離が
行なわれると同時に互いに反対方向のジエツト噴
流を衝突させて流速を減少させる事が出来るため
に装置形状をコンパクトに出来るという利点もあ
る。その他導入孔側と導出孔側のジエツト噴流の
流速を変えたり、異種の流体を供給して乾燥度や
清浄度の向上を図つたりすることも出来れば、ジ
エツト噴流膨張空間に排出孔を設けてあるので、
排出孔から吸引することによりジエツト噴流を作
り出すことも出来れば、流体供給孔に流体を圧送
すると同時に導出孔から吸引して、より強力なジ
エツト噴流を作り出す事もできるという利点があ
る。
第1図は本発明の1実施例のフロー図、第2図
は本発明の第1実施例の縦断面図、第3図は本発
明の第2実施例の縦断面図、第4図は本発明のジ
エツト噴流膨張空間の第3実施例の部分縦断面
図、第5図は本発明のジエツト噴流膨張空間の内
壁に螺旋溝を刻設した場合の縦断面図、第6図は
本発明のジエツト噴流通過孔の出口部分の第2実
施例の縦断面図、第7図は本発明の第4実施例の
縦断面図、第8図は第7図の正面図、第9図は本
発明の第5実施例の縦断面図、第10図は第9図
の平面図、第11図は本発明の第6実施例のフロ
ー図である。 Aは表面処理装置、Bは装置本体、Cはパスラ
イン、1はジエツト噴流膨張空間、2は被表面処
理材、3は導入孔、4は導出孔、5はジエツト噴
流通過孔、6はガイド中筒、7は流体、8は流体
噴出孔、9は排出孔、θは流体噴出孔と導入孔ま
たは導出孔とのなす角度である。
は本発明の第1実施例の縦断面図、第3図は本発
明の第2実施例の縦断面図、第4図は本発明のジ
エツト噴流膨張空間の第3実施例の部分縦断面
図、第5図は本発明のジエツト噴流膨張空間の内
壁に螺旋溝を刻設した場合の縦断面図、第6図は
本発明のジエツト噴流通過孔の出口部分の第2実
施例の縦断面図、第7図は本発明の第4実施例の
縦断面図、第8図は第7図の正面図、第9図は本
発明の第5実施例の縦断面図、第10図は第9図
の平面図、第11図は本発明の第6実施例のフロ
ー図である。 Aは表面処理装置、Bは装置本体、Cはパスラ
イン、1はジエツト噴流膨張空間、2は被表面処
理材、3は導入孔、4は導出孔、5はジエツト噴
流通過孔、6はガイド中筒、7は流体、8は流体
噴出孔、9は排出孔、θは流体噴出孔と導入孔ま
たは導出孔とのなす角度である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 装置本体を貫通するように形成したパスライ
ンに被表面処理材を挿通して一方向に送給し、パ
スラインの導入孔部分にて被表面処理材の送給方
向に流体のジエツト噴流を吹き付けて被表面処理
材の表面処理を行うと同時にジエツト噴流の流れ
によつて導入孔を負圧にし、導入孔より装置本体
内に外気を流入させて導入孔をシールし、然る後
パスラインの導出孔部分にて被表面処理材の送給
方向と逆方向に流体のジエツト噴流を吹き付けて
被表面処理材の表面処理を再度行うと同時にジエ
ツト噴流の流れによつて導出孔を負圧にし、導出
孔より装置本体内に外気を流入させて導出孔をシ
ールし、装置本体内でジエツト噴流を急激に膨張
させた後、装置本体外に流体を導出する事を特徴
とする表面処理方法。 2 装置本体内で急激に膨張せるジエツト噴流を
螺旋気流として成る事を特徴とする特許請求の範
囲第1項に記載の表面処理方法。 3 装置本体の内部にジエツト噴流膨張空間を設
け、装置本体の外面に開口せる導入孔と導出孔と
を装置本体に設け、ジエツト噴流膨張空間と導入
孔との間及びジエツト噴流膨張空間と導出孔との
間にジエツト噴流通過孔を形成して装置本体を貫
通するパスラインを構成し、ジエツト噴流通過孔
を通つてジエツト噴流膨張空間に向かつて流体が
噴出するようにジエツト噴流通過孔と導入孔との
境界及びジエツト噴流通過孔と導出孔との境界に
流体噴出孔をそれぞれ形成し、ジエツト噴流膨張
空間より装置本体の外面に開口せる排出孔を装置
本体に穿設して成ることを特徴とする表面処理装
置。 4 ジエツト噴流膨張空間の内壁に螺旋溝を刻設
してなる事を特徴とする特許請求の範囲第3項に
記載の表面処理装置。 5 ジエツト噴流通過孔に螺旋溝を刻設してなる
事を特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の表
面処理装置。 6 流体噴出孔に螺旋溝を刻設してなる事を特徴
とする特許請求の範囲第3項に記載の表面処理装
置。 7 ジエツト噴流通過孔の出口近傍を出口に近付
く程その内径を次第に大に形成してなる事を特徴
とする特許請求の範囲第3項に記載の表面処理装
置。 8 ジエツト噴流膨張空間の内径を、その入り口
から奥部に行くに連れて次第に大に形成してなる
事を特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の表
面処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4561785A JPS61204386A (ja) | 1985-03-06 | 1985-03-06 | 表面処理方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4561785A JPS61204386A (ja) | 1985-03-06 | 1985-03-06 | 表面処理方法とその装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30069987A Division JPS63270486A (ja) | 1987-11-28 | 1987-11-28 | 帯状材の表面処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61204386A JPS61204386A (ja) | 1986-09-10 |
| JPH0227438B2 true JPH0227438B2 (ja) | 1990-06-18 |
Family
ID=12724337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4561785A Granted JPS61204386A (ja) | 1985-03-06 | 1985-03-06 | 表面処理方法とその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61204386A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003262295A (ja) * | 2002-03-08 | 2003-09-19 | Denso Corp | オリフィス形成部材及びその製造方法 |
| CN104275330A (zh) * | 2013-07-12 | 2015-01-14 | 河南理工大学 | 一种线材在线清洗装置 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01130773A (ja) * | 1987-11-16 | 1989-05-23 | Ichiro Kotsutsumi | 金属線条の洗浄装置 |
| JPS63270486A (ja) * | 1987-11-28 | 1988-11-08 | Naniwa Seitei Kk | 帯状材の表面処理装置 |
| JPH0762267B2 (ja) * | 1989-03-30 | 1995-07-05 | 浪速製釘株式会社 | 金属材の表面処理装置 |
| JPH02140976U (ja) * | 1989-04-24 | 1990-11-26 | ||
| CA2099711A1 (en) * | 1993-06-29 | 1994-12-30 | Kevin Peter Kowalchuk | Method and apparatus for cleaning optical surfaces |
| JP2008087103A (ja) * | 2006-10-02 | 2008-04-17 | Grandex Co Ltd | スケール除去装置及びスケール除去方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2521044A1 (fr) * | 1982-02-11 | 1983-08-12 | Stephanois Rech Mec | Dispositif pour l'introduction et/ou le retrait d'une maniere etanche, de solides a travers au moins un orifice d'une enceinte de traitement a basse pression notamment |
-
1985
- 1985-03-06 JP JP4561785A patent/JPS61204386A/ja active Granted
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN104275330A (zh) * | 2013-07-12 | 2015-01-14 | 河南理工大学 | 一种线材在线清洗装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61204386A (ja) | 1986-09-10 |
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