JPH0227885B2 - - Google Patents

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JPH0227885B2
JPH0227885B2 JP58117776A JP11777683A JPH0227885B2 JP H0227885 B2 JPH0227885 B2 JP H0227885B2 JP 58117776 A JP58117776 A JP 58117776A JP 11777683 A JP11777683 A JP 11777683A JP H0227885 B2 JPH0227885 B2 JP H0227885B2
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Junichi Inagaki
Juji Ooki
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、デイジタル保護継電装置、特に主保
護とともに後備保護等を目的として多量の自電気
所電気量を入力するデイジタル保護継電装置に関
するものである。 〔発明の技術的背景〕 マイクロコンピユータを応用した保護継電器、
即ち、デイジタルリレーを使用したデイジタル形
保護継電装置は、デイジタルリレーの有する優れ
た特徴を生かし、実用化が始まつている。デイジ
タルリレーの特徴の1つに多数のリレー要素を収
納できる点がある。この特徴を生かし後備保護を
も可能なデイジタル形保護継電装置の従来構成を
第1図に示す。なお、以下の説明では簡単のため
に単相にて説明する。第1図は、例えば「昭和57
年電気学会全国大会、講演論文集No.979、デイジ
タル形故障継続検出装置の実用化」にて開示され
ている多量の電力量を入力する保護装置を有した
構成を示す。 第1図に示されるデイジタル形保護継電装置
は、主保護のための第1の装置と後備保護のた
めの第2の装置19から構成されており、第2の
装置19はn回線の送電線21,22…2nからの
電流を変流器3及びケーブル4により入力し、電
圧は母線5に接続された計器用変圧器6及びケー
ブル7から入力される。第2の装置19において
ケーブル4及び7は夫々ケーブル端子8まで布設
され、その後、盤内ケーブル9が補助変成器10
まで布設される。そして補助変成器10は盤内ケ
ーブル9から入力する電流及び電圧を適当な信号
レベルに変換した出力S11,S12,…S1nを
アナログ/デイジタル変換回路(以下A/Dと言
う)11に出力する。このA/D11は制御回路
12から出力されるサンプリング信号S9及び切
換信号S10を入力し、サンプリング信号S9を
入力したとき全入力を同時サンプリングし、次に
切換信号S10を入力することで、前記サンプリ
ングした全入力を順次デイジタル信号に変換し、
データ信号S11を演算処理部15(以下CPU
と言う)に出力する。CPU15は切換信号S1
0とデータ信号S11とを入力とし、切換信号S
10によりデータ信号S11の入力の種類を判別
し、CPU15内の所定個所にデータ信号S11
を記憶する。そして、この記憶した送電線21
2…2nの電流値と母線5の電圧値とを用いて
送電線21,22…2nの保護演算を行なう。 この保護演算における保護方式としては、例え
ば短絡保護用としては距離継電方式を、また地絡
保護用としては地絡方向継電方式を用いる。
CPU15は送電線21,22,…2nの故障を検出
すると、各しや断器に対してトリツプ指令S21
S22,…S2nを出力する。 一方、第1の装置11,12,…1nは夫々送電
線21と22、23と24、…2n-1と2nとの主保護
用保護装置であり、装置の構成は入力量が異なる
だけで第2の装置19と同じ構成である。そして
保護方式としては、例えば回線選択継電方式が用
いられ、2回線単位の保護を行なう。 〔背景技術の問題点〕 上記構成において第2の装置19のCPU15
は1台の装置でn回線の保護を行なうことができ
るので、故障を判定する回路を大幅に小形化する
ことができる反面、以下の問題がある。 第1に、送電線のn回線分の電流を入力する必
要があるため、少なくともn本の電流用ケーブル
を引回して取込まねばならない。この多量のケー
ブルの引回しは、盤の小形化によるスペースの縮
小にも拘らず、依然としてケーブルピツト等のス
ペース上で問題がある。 第2に、盤内配線の煩雑さの問題がある。 即ち、多数のケーブルがケーブルピツトから盤
に立上つてケーブル端子に接続され、かつ、この
端子に盤内ケーブルが接続されるため、盤裏面の
配線が極めて多量となつて、配線作業上大きな問
題となる。 第3に、入力回路の回路数の問題がある。即
ち、補助変成器10及びA/D11内のフイルタ
回路及びサンプルホールド回路(図示せず)は、
電流入力に関して見ると回線数×相数に等しく、
したがつてこの数の回路を設ける必要がある。し
たがつて、これらの回路は入力数に比例して増加
することになり、デイジタルリレーを用いて多回
線処理する場合、装置の縮少上での大きな妨げと
なつている。 〔発明の目的〕 本発明は上記問題点を解決することを目的とし
てなされたものであり、電気所内の布設ケーブル
用スペースを減少すると共に、多量の自電気所電
気量を入力する保護装置の入力回路を小形化した
デイジタル保護継電装置を提供することを目的と
している。 〔発明の概要〕 本発明では各送電線から第1の装置へ取込んだ
多数の電気量をアナログ/デイジタル変換し、こ
の変換されたデイジタルデータをデイジタル伝送
によつて第2の装置へ伝送することにより、入力
回路の小形化及び配線の省略を図ろうとするもの
である。 〔発明の実施例〕 以下図面を参照して実施例を説明する。第2図
は本発明によるデイジタル保護継電装置の一実施
例構成図であり、系統構成を4回線としたもので
ある。 第2図において、20は第1図の19に対応し
た第2の装置であつて、送電線21〜24の後備保
護を行なう。211及び212は第1図のに対応
した第1の装置であつて、送電線21と22及び2
と24との各主保護用演算をCPU15Bにて行な
う。なお、第1の装置211,212及び第2の装
20の保護方式は第1図と同じである。 第1の装置211の構成において第1図の第1
の装置11〜1nとの相違は、第1のパラレル/
シリアル変換回路(以下P/S回路と言う)22
Aと第2のP/S回路22Bが付加されたのみで
ある。 第1のP/S回路22Aは、制御回路100か
ら出力される書込信号S12、クロツク信号S1
1及び切換信号S10を入力とし、書込信号S
12の入力時の切換信号S10を保時し、パラレ
ル信号である前記切換信号S10をクロツク信号
S131に同期してシリアル信号に変換し、第2
の装置20に対して出力S14A1を出力する。
第2のP/S回路22Bは、書込信号S12、ク
ロツク信号S131及びデータ信号S11を入力
とし、書込信号S12の入力時のデータ信号S1
1を保持し、クロツク信号S131に同期してパ
ラレル信号であるデータ信号S11をシリアル信
号に変換し第2の装置20に対して出力S14
B1を出力する。 第1の装置212の構成は第1の装置211と全
く同じであり、第1のP/S回路22A及び第2
のP/S回路22Bを有し、そして同一応動をし
て第2の装置20に対して出力S14A2及びS
14B2を夫々出力する。したがつて第1の装置
211及び212からは第2の装置20に対して、
夫々クロツク信号S131と出力S14A1と出力
S14B1、及びクロツク信号S132と出力S1
4A2と出力S14B2とを出力する。 また、第2の装置20の構成において第1図に
示される第2の装置19と異なる点は、補助変成
器10、A/D11及び制御回路12がなく、以
下に述べる回路が追加されたことである。 即ち、第1のシリアル/パラレル変換回路(以
下S/P回路と言う)23A1は、クロツク信号
S131を反転回路241により反転した出力S1
1と出力S14A1とを入力とし、クロツク信号
S151に同期して出力S14A1をパラレル信号
に変換した出力S16A1を出力する。同様に、
第2のS/P回路23B1は、前記出力S151
出力S14B1とを入力として出力S16B1を出
力する。又カウンタ251は前記出力S151を入
力としてそのパルス数をカウントし、これが所定
値になると書込信号S171をCPU15Cに対し
て出力する。CPU15Cは送電線21と22及び母
線5の電圧、電流データを同時サンプリングする
ことにより出力S16B1として入力し、前記出
力S16B1として順次シリアルに入力する電気
量の種類を、出力S16A1から識別して取込む。
更に書込信号S171を入力することにより出力
S16B1と出力S16A1がパラレル信号として
入力可能であるか否かを判定する。 第3のS/P回路23A2及び第4のS/P回
路23B2は、夫々出力S14A2及び出力S14
B2とクロツク信号S132を反転回路242により
反転した出力S152とを入力し、出力S16A2
及び出力S16B2を出力する。また、カウンタ
回路252は出力S152を入力して書込信号S1
2を出力する。そして、CPU15Cは、送電線
3と24及び母線5の電圧、電流データの同時サ
ンプリングしたデータについて、出力S16A2
出力S16B2及び出力S172を入力することに
より得ることができる。 第3図は動作説明のためのタイムチヤートであ
る。なお、第3図は第1の装置211から第2の
装置20に転送されるデータに関する応動を示し
たものである。第3図において、一定周期T0
発生するサンプリング信号S9は時刻t0で出力さ
れ、同時に第1番目の電気量を選択するための切
換信号S10が出力される。そして、時刻t0から
第1番目の電気量に関しアナログ/デイジタル変
換が行なわれて、A/D11における変換遅れ時
間T1後の時刻t1にてデータ信号S11は確立す
る。ここで書込信号S12は前記したアナログ/
デイジタル変換による遅れ時間T1を見込み、時
刻t1より遅れた時刻t2からパルス幅T2の信号とし
て出力される。そして、この書込信号S12によ
り第1のP/S回路22A及び第2のP/S回路
22Bは、夫々切換信号S10及びデータ信号S
11を保持する。更に、制御回路100は時刻t3
からクロツク信号S131の出力を開始する。こ
のクロツク信号S131は、周期T4で出力され、
そのパルス数は少なくともデータ信号S11と切
換信号S10とのビツト数の多い方と等しいかも
しくはそれ以上である。 そして、第1のP/S回路22A及び第2の
P/S回路22Bは前記したクロツク信号S13
を入力することにより、このクロツク信号S1
1の立上りに同期して、データ信号S11及び
切換信号S10の全ビツトをパラレル信号からシ
リアル信号に変換する。したがつて、時刻t3〜t4
の間では、出力S14A1及び出力S14B1には、
夫々切換信号S10及びデータ信号S11の第1
番目のビツト(一般には最下位ビツト)がデータ
として出力される。そして、次の時刻t4〜t5の間
では、同様に第2番目のビツト(最下位より2番
目のビツト)が出力される。なお、切換信号S1
0及びデータ信号S11について、データビツト
長以上のクロツク信号S131に対する出力S1
4A1及び出力S14B1は無意味であるが、この
処理は後述する。なお、第1及び第2のP/S回
路22A,22Bにおけるパラレル/シリアル変
換は、時刻t9にて次の電気量に対する書込信号S
12が出力されるまでに完了する。 一方、変換されたシリアルデータの出力S14
A1及び出力S14B1は、クロツク信号S131
反転した出力S151の立上りでラツチされ、出
力S151の立上り毎に各ビツトが順次、出力S
16A1及び出力S16B1として出力される。そ
して、時刻t8における出力S151の立上りによ
り、切換信号S10に等しい出力S16A1とデ
ータ信号S11に等しい出力S16B1が得られ
る。そして出力S151はカウンタ回路251に入
力されて所定パルス数までカウントされ、それが
所定数になる時刻t7においてCPU15Cは、「0」
となる出力S171を入力して出力S16A1と出
力S16B1が確立したことを知る。CPU15C
は出力S16A1及び出力S16B1の各入力のう
ち、情報として必要なビツト数を予め知ることが
できるため、不要なビツトは無視した処理を行な
う。また出力S171は時刻t7において「0」と
なり、次の電気量に対する出力S151の最初の
立上り(時刻t10′)までこの状態を継続する。 そして、次の電気量に対しても前記したことと
全く同様な動作が行なわれる。即ち、時刻t0から
時間T5経過後の時刻t6において、切換信号S10
が次の電気量を選択するように切換る。次いで時
刻t7においてA/D11の出力であるデータ信号
S11が確立し、その後の時刻t9にて書込信号S
12が出力される。以下P/S変換及びS/P変
換については第1の電気量の場合と同様である。
このようにして、全リレー入力に対する1サンプ
リングデータが第2の装置20に転送され、時刻
t11にて次のサンプリング信号S9が出力されて、
以後これらを繰返す。 なお、シリアルデータである出力S14A1
び出力S14B1の1ビツトの時間幅(伝送スピ
ード)は、サンプリング周期1.66ms(50Hz系統
で600Hzサンプリング)、電気量数を10量、データ
のビツト長を12ビツトとすると、1量のアナロ
グ/デイジタル変換に占める時間(切換信号S1
0の保持時間T5)は100μs以上とることができ
る。この時間T5内に12ビツトのシリアル伝送を
行なうため、1ビツトの時間T4は5μs以上とする
ことができ、充分実用的な伝送スピードとなる。
また、第1の装置211 においてはCPU15Bが
時刻t1にてデータを入力するのに対して、第2の
装置20では時刻t7にてCPU15Cがデータを入
力することになるが、この遅れは、たかだか時間
T5(上記例では100μs)であつて、実用上問題は
ない。 第4図はCPU15Cの演算処理を説明するフ
ローチヤートである。なお、第4図は1サンプリ
ング分のデータ処理を示している。 先ず、ステツプ41においては第1の装置211
から出力S16A1とS16B1が読出し可能であ
るか否かを判定するために出力S171の有無を
判定する。この判定の結果「有」の時はステツプ
42へ移り、また「無」の時はステツプ43へ移る。
ステツプ42では電圧または電流データである出力
S16B1を切換信号S16A1の内容からその種
類を判定して所定の個所に記憶する。ステツプ
43、44は第1の装置212 からのデータを入力す
るための処理であり、前記したステツプ41及び42
の処理と全く同様である。即ち、ステツプ43にお
いては出力S172の有無を判定し、「有」の時は
ステツプ44へ移り、また「無」の時はステツプ45
へ移る。なお、ステツプ44は出力S16B2を出
力S16A2にしたがつて記憶し、ステツプ45は
第1の装置211 及び212 からの全電気量のデー
タの取込みが終了したか否かを判定し、終了して
いない時はステツプ41へ戻り、終了している時は
次のステツプ46へ移る。この判定方法は、例えば
出力S16A1及び出力S16A2が既知の変化を
することから、最終の各値になつたか否かを判定
する方法を用いることができる。ステツプ46は取
込まれた今回のサンプリングデータを用いた保護
演算処理であり、このステツプが終了すると、1
サンプリング分のデータ処理は完了する。 第5図は本発明によるデイジタル保護継電装置
の他の実施例であつて、第2図の構成における第
1の装置211 についてのみ示す。なお第1の装
212 も全く同じ構成となるため図示していな
い。また第2の装置20は第2図と全く同じ構成
である。 本実施例では第1の装置と第2の装置とが共用
する入力回路を2重化し、データ信号不良による
主保護と後備保護との共倒れを防止しようとする
ものである。 第5図において、第1の装置26は補助変成器
10及びA/D回路11が夫々2重化され、各
A/D11から出力されるデータ信号S11A,
S11BはCPU15Aに入力すると共に、選択
回路(以下MUXと言う)27に入力される。そ
してCPU15Aは各データ信号S11AとS1
1Bとを入力し、これらが正しく出力されている
か、即ち、補助変成器10とA/D11とが正常
であるか否かを判定する。この判定にはいくつか
の方法が公知であるが、例えば3相の各相電気量
から零相電気量を算出し、この値が常時は小さい
ことから、一定値以上になること(事故発生時)
が所定時間内であることを監視する方法、及びこ
の値と系統の零相電気量とを比較して同じである
ことを監視する方法、所定の電圧値をアナログ/
デイジタル変換してこの値をチエツクすることに
より、A/D変換部を監視する方法、自動点検時
に既知の入力に対する出力S11A,S11Bの
大きさを監視する方法等がある。この判定の結
果、常時使用するデータ信号S11Aが不良と判
定したとき、CPU15AはMUX27に対して切
換指令S18を出力すると共に、CPU15Aは
他のデータ信号S11Bを使用して保護演算を行
なう。即ち、MUX27はデータ信号S11A及
びS11Bと切換指令S18とを夫々入力し、切
換指令S18を入力しない限り、出力S19とし
て出力S11Aを、また、切換指令S18を入力
すると、他の出力S11Bを出力する。そして、
出力S19は第2のP/S回路22Bに入力す
る。他の構成は第2図の第1の装置211 に同じ
である。 上記した実施例ではMUX27によるデータ信
号の切換後、P/S回路22Bに入力する構成と
したが、必ずP/S回路を2組もうけて、前記各
P/S回路には夫々データ出力S11A,S11
Bを直接入力し、前記P/S回路の出力をMUX
に入力することにより切換信号に切換える構成と
してもよい。この構成であれば、P/S回路まで
2重化されて、より信頼性を高めることができ
る。 更に、制御回路100も2重化してA/D11
の制御を独立に行なえば、より高信頼度の構成と
することが可能である。 第6図は本発明によるデイジタル保護継電装置
の他の実施例である。 本実施例では2重化された入力回路からのデー
タ信号を個々の伝送手段を介して夫々後備保護用
の第2の装置へ伝送し、第2の装置内にある演算
手段によつて伝送されてきたデータ信号の良否を
判定することにより、主保護用の第1の装置と後
備保護用の第2の装置との共倒れを防止しようと
するものである。 第6図において、第1の装置281 は補助変成
器10及びA/D11が共に2重化され、A/D
11の出力であるデータ信号S11A,S11B
はCPU15Dに入力すると共に、夫々第2の
P/S回路22B及び第3のP/S回路22Cに
入力される。なお、CPU15Dは前記第5図の
CPU15Aと同様に、データ信号S11A及び
S11Bの良否を判定して主保護演算に使用す
る。また、第3のP/S回路22Cは入力された
データ信号をシリアルデータに変換して出力S1
4C1を出力し、この変換方法は第2のP/S回
路22Bと全く同じである。第1の装置281
関する他の構成は第2図に示される第1の装置
1に同じであり、また第1の装置282 は第1の
装置281 と全く同じである。そしてデータ信号
を転送するために2重化した出力S14B2と出
力S14C2、切換信号を転送するための出力S
14A2、クロツク信号S132は、いずれも第2
の装置29に出力するよう構成される。 第2の装置29において、第5のS/P回路2
3C1及び第6のS/P回路23C2は、夫々出力
S14C1及び出力S14C2と出力S151及び出
力S152とを入力してシリアル/パラレル変換
し、出力S16C1及び出力S16C2をCPU15
Eに対して出力する。この変換は第1〜第4の
S/P回路23A1,23B1,23A2,23B2
全く同じである。CPU15Eは第1の装置281
からの転送データに関しては、出力S16A1
S16B1,S16C1及びS171を入力し、出力
S171があるとき、出力S16B1と出力S16
C1とを出力S16C1の内容からその電気量の種
類を判定し記憶する。そして15Eは、常時はこ
の記憶した一方の出力S16B1を使用し、15
Eによるデータ不良が判定されたときは他方の出
力S16C1を使用して後備保護演算を行なう。
また、第1の装置282 からの転送データに関す
る処理も全く同じであり、常時は一方の出力S1
6B2を使用しデータ不良と判定されたときは、
他方の出力S16C2を使用して後備保護演算を
行なう。 上記した実施例によれば第2図の実施例に比し
て信号伝送数が増加するため、回路構成及び伝送
ケーブルが増加することになるが、データ信号の
入力回路及び伝送系が2重化されているため、デ
ータ信号不良による第1及び第2の装置の共倒れ
を防止できる。更に、2重化したデータ信号の良
否を第1及び第2の装置で夫々個々に行なう構成
であるため、前記した共倒れの危険性が排除でき
る。 第7図は本発明によるデイジタル保護継電装置
の更に他の実施例である。 本実施例では主保護用の第1の装置が系統の電
流入力のみに応動し、後備保護用の第2の装置が
電圧、電流の各入力に基づいて応動する継電方式
を用いる場合が示される。即ち、超高圧系統の主
保護には電流差動継電方式や位相比較継電方式
等、系統の電流のみに応動する方式が用いられて
おり、これらの保護方式に対処しようとするもの
である。 第7図において、第1の装置301 302 から
第2の装置31へのデータ信号は電流情報のみで
あり、電圧情報は第2の装置31が独自にアナロ
グ/デイジタル変換して入力する構成を示す。そ
して第1の装置301 は送電線21及び22からの
電流入力のみを入力し、CPU15Fにおいて前
記電流入力のみに応動する主保護演算を行ない、
サンプリング信号S91を第2の装置31へ出力
する。他の構成は第2図における第1の装置21
に同じであり、サンプリング信号S91の作用も
サンプリング信号S9に同じである。第1の装置
302に関しても同様であつて、送電線23及び2
からの電流入力のみを入力し、サンプリング信
号S92を第2の装置31に出力する。 第2の装置31において、各補助変成器10
A,10Bは夫々計器用変圧器6から出力される
電圧を入力し、適当な信号レベルに変換してA/
D11A及び11Bに出力する。同期回路32A
はサンプリング信号S91を入力し、サンプリン
グ信号S91を入力したとき、これに同期して多
相の電圧入力を順次A/D変換するための切換信
号S10AをA/D11A及びCPU15Gに出
力する。全く同様に、同期回路32Bはサンプリ
ング信号S92を入力し、切換信号S10Bを
A/D11B及びCPU15Gに出力する。A/
D11Aは補助変成器10Aの出力、サンプリン
グ信号S91及び切換信号S10Aを入力し、第
1の装置301 のA/D11と同一応動によりデ
ータ信号S111をCPU15Gに出力する。同様
にしてA/D11Bは補助変成器10Bの出力、
サンプリング信号S92及び切換信号S10Bを
入力してデータ信号S112をCPU15Gに出力
する。その他の構成は第2図に同じである。 要するにCPU15Gは送電線21及び22の系統
電流情報を出力S16B1と出力S16A1とから
入力し、系統電圧情報を切換信号S10Aとデー
タ信号S111とから入力する。そして、この電
圧、電流の各情報は、共に同期してサンプリング
が行なわれるので、電圧と電流との位相が問題と
なる例えば距離リレーの如き保護演算にも適用で
きる。同様にして送電線23及び24の系統電流情
報に関しても、出力S16B2及び出力S16A2
とから入力する電圧に同期した電圧情報を、切換
信号S10Bとデータ信号S112とから入力す
る。 なお、本実施例において、第1の装置301
302と、第2の装置31とは同一クロツク信号
S91及びS92を用いて両装置のサンプリングを
同時に行なうようにしているが、クロツク信号S
1及びS92の伝送遅れが問題になるような場合
には、第1の装置301 及び302 におけるA/D
11のサンプリング時刻を伝送の遅れだけ補償す
る構成とすればよい。 上記各実施例では第1の装置から第2の装置へ
のデータの伝送において、データ信号、切換信号
及びクロツク信号の計3本の信号を伝送する方式
で説明したが、これに限定されるものでなく、例
えば特公昭56−35039号公報で開示されているサ
イクリツクデイジタル情報伝送方式を採用するこ
とも可能である。 なお、サイクリツクデイジタル情報伝送方式の
デイジタル形保護継電装置への適用については、
例えば「昭和52年電気学会東京大会、東京支部大
会論文集No.95.自動同期式PCM継電装置」で既に
開示されているが、この開示技術では、送電線の
両端の電流情報を伝送し合うための伝送手段
(PCM伝送)から規定される条件により上述の伝
送方式を採用している。 第8図は本発明によるデイジタル保護継電装置
の更に他の実施例であり、サイクリツクデイジタ
ル情報伝送方式を適用した場合について示す。 第8図において、第1の装置331 から第2の
装置34へのデータの転送はパラレル/シリアル
制御回路(以下PSCと称す)35を用いて行な
う。PSC35はA/D11からのデータ信号S1
1と制御回路100からのサンプリング信号S9
とを入力し、毎サンプリング毎に第9図にて一例
を示すフレーム構成の伝送フオーマツトにて、シ
リアルデータの出力S201を出力する。この出
力S201はフレームの先頭を示すnビツトの同
期ビツトと、mビツトのP個の電気量を示す情報
ビツトと、qビツトの検定符号ビツトとからな
り、情報ビツトにおける系統電気量の並びは一定
であり、検定符号ビツトは、例えばCRC検定符
号が用いられる。このフレームは各サンプリング
毎に出力されるので、伝送速度はこの点を考慮し
て決定されるが、フレームの全体ビツト長は、第
3図で説明したシリアルビツト長とほぼ同じであ
り、実用的なスピードとすることは可能である。
第1の装置331 の他の構成は第2図に示される
第1の装置211 と同じであり、第1の装置332
331 と同じであつて出力S202を出力する。 第2の装置34において、第1のシリアル/パ
ラレル制御回路(以下SPCと称す)361 は出力
S201を入力し、同期ビツトを検出してフレー
ムの先頭を検出し、検出符号ビツトと情報ビツト
から伝送信号の良否を判定する。この判定結果が
良のときは、ビツトパラレルの系統電気量のデー
タである出力S16B1と、出力S16B1の電気
量の種類を示す出力S16A1と、書込信号S1
1とをCPU15Hへ出力する。また判定結果が
不良のときは、アラーム信号S211をCPU15
Hへ出力する。第2のSPC362も全く同様に出
力S202を入力し、出力16A2、出力16B2
書込信号S172及びアラーム信号S212をCPU
15Hへ出力する。そしてCPU15Hにおいて、
アラーム信号S211,S212を入力しないと
き、即ち、伝送データが正常なときの処理は、第
2図における第2の装置20のCPU15Cでの
処理と同じである。アラーム信号S211,S2
2を入力したときは演算処理を中止し、アラー
ム信号S22を出力する。このようにPSC及び
SPCを用いるために、多少複雑な制御を行なうこ
とになるが、伝送ケーブルを1本にできる。 上記した各実施例では第1の装置を主保護装
置、第2の装置を後備保護装置とした場合につい
て説明したが、これに限定されるものではなく、
例えばしや断器不動作対策等の目的で設置される
自端後備保護装置(ローカルバツクアツプ装置)
を第2の装置とし、主保護の後備保護装置を第1
の装置としてもよいことは明らかであり、第1の
装置は少なくとも系統電流を入力する装置であれ
ばよい。 また、被保護送電線について2回線を一括して
保護するシステム構成として説明したが、回線単
位の保護システム構成であつてもよいことは勿論
である。 〔発明の効果〕 以上説明した如く本発明によれば自電気所内の
多量の電気量をデイジタル符号のシリアルデータ
として入力する構成としたので、デイジタル形保
護継電装置の入力回路を小形化できると共に、電
気所内の布設ケーブル用スペースを減少すること
の可能なデイジタル保護継電装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のデイジタル保護装置の構成図、
第2図は本発明によるデイジタル保護継電装置の
一実施例構成図、第3図は動作説明のためのタイ
ムチヤート、第4図は動作説明のためのフローチ
ヤート、第5図は第1の装置の他の実施例構成
図、第6図は本発明によるデイジタル保護継電装
置の他の実施例構成図、第7図は更に他の実施例
構成図、第8図は更に他の実施例構成図、第9図
は第8図の構成における伝送データフオーマツト
の一例図である。 211 212 26281 282 30
302 331 332 ……主保護用第1の装
置、1920293134……後備保護
用第2の装置、21〜2n……送電線、3……変
流器、4,7……ケーブル、5……母線、6……
変成器、8……ケーブル端子、9……盤内ケーブ
ル、10,10A,10B……補助変成器、11
……アナログ/デイジタル変換回路、12,10
0……制御回路、15,15A,15B,15
C,15D,15E,15F,15G,15H…
…演算処理装置、22A,22B,22C……
P/S変換回路、23A1,23B1,23C1,2
3A2,23B2,23C2……S/P変換回路、2
1,242……反転回路、251,252……カウ
ンタ、27……選択回路、32A,32B……同
期回路、35……パラレル/シリアル制御回路、
361,362……シリアル/パラレル制御回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の電力系統からの複数の電気量を導入し
    て各電力系統についての主保護演算を行なう第1
    の装置と後備保護演算を行なう第2の装置とを
    夫々有するデイジタル保護継電装置において、第
    1の装置は複数の入力電気量をデイジタル符号に
    変換する変換手段と、前記変換されたデイジタル
    データを入力して電力系統の主保護演算を行なう
    第1の演算手段と、前記変換されたデイジタルデ
    ータを後備保護演算のために伝送する複数個の伝
    送手段と、各手段に対して制御信号を与える制御
    回路とをそなえると共に、第2の装置は伝送され
    てくるデイジタルデータを受信するための複数個
    の受信手段と、制御回路からの制御信号を受信し
    てパルス数をカウントすることにより受信された
    デイジタルデータの良否を判定するカウンタと、
    前記受信されたデイジタルデータを入力して電力
    系統の後備保護演算を行なう第2の演算手段とを
    そなえたことを特徴とするデイジタル保護継電装
    置。 2 複数の電力系統からの複数の電気量を導入し
    て各電力系統についての主保護演算を行なう第1
    の装置と後備保護演算を行なう第2の装置とを
    夫々有するデイジタル保護継電装置において、第
    1の装置は複数の入力電気量をデイジタル符号に
    変換するための2重化された変換手段と、前記変
    換されたデイジタルデータを夫々入力して電力系
    統の主保護演算を行なうと同時にデイジタルデー
    タの良否判定を行ない不良時に切換信号を出力す
    る第1の演算手段と、前記変換された各デイジタ
    ルデータが入力され切換信号によつてデイジタル
    データの一方を出力する選択手段と、前記選択さ
    れた出力を後備保護演算のために伝送する複数個
    の伝送手段と、各手段に対して制御信号を与える
    制御回路とをそなえると共に、第2の装置は伝送
    されてくるデイジタルデータを受信するための複
    数個の受信手段と、制御回路からの制御信号を受
    信してパルス数をカウントすることにより受信さ
    れたデイジタルデータの良否判定するカウンタ
    と、前記受信されたデイジタルデータを入力して
    電力系統の後備保護演算を行なう第2の演算手段
    とをそなえたことを特徴とするデイジタル保護継
    電装置。 3 複数の電力系統からの複数の電気量を導入し
    て各電力系統についての主保護演算を行なう第1
    の装置と後備保護演算を行なう第2の装置とを
    夫々有するデイジタル保護継電装置において、第
    1の装置は複数の入力電気量をデイジタル符号に
    変換するための2重化された変換手段と、前記変
    換されたデイジタルデータを夫々入力して電力系
    統の主保護演算を行なう第1の演算手段と、前記
    変換されたデイジタルデータを後備保護演算のた
    めに伝送する複数個の伝送手段と、各手段に対し
    て制御信号を与える制御回路とをそなえると共
    に、第2の装置は伝送されてくるデイジタルデー
    タを受信するための複数個の受信手段と、制御回
    路からの制御信号を受信してパルス数をカウント
    することにより受信されたデイジタルデータの良
    否判定するカウンタと、前記判定結果により受信
    されたデイジタルデータを切換えて入力して電力
    系統の後備保護演算を行なう第2の演算手段とを
    そなえたことを特徴とするデイジタル保護継電装
    置。 4 複数の電力系統からの複数の電気量を導入し
    て各電力系統についての主保護演算を行なう第1
    の装置と後備保護演算を行なう第2の装置とを
    夫々有するデイジタル保護継電装置において、第
    1の装置は複数の入力電流のみをデイジタル符号
    に変換する変換手段と、前記変換されたデイジタ
    ルデータを入力して電力系統の主保護演算を行な
    う第1の演算手段と、前記変換されたデイジタル
    データを後備保護演算のために伝送する手段と、
    各手段に対して制御信号を与える制御回路とをそ
    なえると共に、第2の装置は伝送されてくるデイ
    ジタルデータを受信する複数個の受信手段と、制
    御回路からの制御信号を受信してパルス数をカウ
    ントすることにより受信されたデイジタルデータ
    の良否を判定するカウンタと、前記制御回路から
    のサンプリング信号を受信する同期回路と、電力
    系統からの電圧を導入し同期信号に同期して入力
    される電圧をデイジタル符号に変換する変換手段
    と、前記各デイジタルデータを入力して電力系統
    の後備保護演算を行なう第2の演算手段とをそな
    えたことを特徴とするデイジタル保護継電装置。 5 複数の電力系統からの複数の電気量を導入し
    て各電力系統についての主保護演算を行なう第1
    の装置と後備保護演算を行なう第2の装置とを
    夫々有するデイジタル保護継電装置において、第
    1の装置は複数の入力電気量をデイジタル符号に
    変換する変換手段と、前記変換されたデイジタル
    データを入力して電力系統の主保護演算を行なう
    第1の演算手段と、前記変換されたデイジタルデ
    ータをサイクリツクデイジタル情報伝送方式を用
    いて後備保護演算のために伝送する伝送手段と、
    各手段に対して制御信号を与える制御回路とをそ
    なえると共に、第2の装置は伝送されてくるフレ
    ーム構成の伝送データを受信して前記受信データ
    の良否を判定する受信手段と、前記伝送データを
    入力して電力系統の後備保護演算を行なう第2の
    演算手段とをそなえ、伝送データ不良時、演算処
    理を中止してアラーム信号を送出することを特徴
    とするデイジタル保護継電装置。
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