JPH02279629A - 肺癌に適応性を有する抗腫瘍剤 - Google Patents
肺癌に適応性を有する抗腫瘍剤Info
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- JPH02279629A JPH02279629A JP1097826A JP9782689A JPH02279629A JP H02279629 A JPH02279629 A JP H02279629A JP 1097826 A JP1097826 A JP 1097826A JP 9782689 A JP9782689 A JP 9782689A JP H02279629 A JPH02279629 A JP H02279629A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、天然の植物から抽出されて、肺癌に対して
特異的に作用して抗腫瘍効果を発現する抗腫瘍剤に関す
るものである。
特異的に作用して抗腫瘍効果を発現する抗腫瘍剤に関す
るものである。
悪性腫瘍に対する抗腫瘍剤については、従来より各方面
から開発が進められ、多くの抗悪性腫瘍剤が生れている
。
から開発が進められ、多くの抗悪性腫瘍剤が生れている
。
これらの抗悪性腫瘍剤のうち、肺癌の化学療法に広く使
用されている主要な薬剤は下記に掲げたものである。
用されている主要な薬剤は下記に掲げたものである。
■ アルキル化剤
Cyclophosphamida (CPA) シク
ロホスファミドNimustin (ACNυ)
ニムスチンCarboquinon(CQ)
カルボキノン■ 代謝拮抗剤 Me tho Lrexa Le (MTX)
メトトレキサート5−Fluorouracil(5−
Ftl) 5−フルオロウラシルTegaful(F
T) テガフール■ 抗腫瘍性抗生物質 ^driasycin (ADM) アトレアマイ
シンMitomycin (MMC) マイトマ
イシンB1eno+mycin (BLM) ブレ
ノマイシンPepleomycin (PEP) ベ
ブレオマイシン■ ビンカ・アルカロイド Vincristina(VCR) ビンクリスチ
ンVindesine (VDS) ビンデシン
Eptpodophyllotoxtn エピポドフ
ィロトキシン(Etoposide、VP−16)
(エトポシド、 VP−16)■ その他 C15platin(CDDP) シスプラチン
Procarbazine(PCZ) プロカルバジ
ン以上の肺癌適応性抗腫瘍剤のうち、 Rosenbe
rg等によって開発されたCDDPは肺癌の治療の中核
として使用され、またVP−16,VDSも有効性が高
いことが知られている。
ロホスファミドNimustin (ACNυ)
ニムスチンCarboquinon(CQ)
カルボキノン■ 代謝拮抗剤 Me tho Lrexa Le (MTX)
メトトレキサート5−Fluorouracil(5−
Ftl) 5−フルオロウラシルTegaful(F
T) テガフール■ 抗腫瘍性抗生物質 ^driasycin (ADM) アトレアマイ
シンMitomycin (MMC) マイトマ
イシンB1eno+mycin (BLM) ブレ
ノマイシンPepleomycin (PEP) ベ
ブレオマイシン■ ビンカ・アルカロイド Vincristina(VCR) ビンクリスチ
ンVindesine (VDS) ビンデシン
Eptpodophyllotoxtn エピポドフ
ィロトキシン(Etoposide、VP−16)
(エトポシド、 VP−16)■ その他 C15platin(CDDP) シスプラチン
Procarbazine(PCZ) プロカルバジ
ン以上の肺癌適応性抗腫瘍剤のうち、 Rosenbe
rg等によって開発されたCDDPは肺癌の治療の中核
として使用され、またVP−16,VDSも有効性が高
いことが知られている。
前記の肺癌に適応性を有する抗悪性腫瘍剤をはじめとす
る他の抗腫瘍剤の多くは、癌細胞を攻撃して一応の抗腫
瘍効果を発揮するが1反面、正常な細胞にも影響を与え
て患者の体力を消耗させるという問題があり、長期に亘
って使用し、完治に至るものはきわめて少ない。
る他の抗腫瘍剤の多くは、癌細胞を攻撃して一応の抗腫
瘍効果を発揮するが1反面、正常な細胞にも影響を与え
て患者の体力を消耗させるという問題があり、長期に亘
って使用し、完治に至るものはきわめて少ない。
この発明は、肺癌を適応症とする従来の抗腫瘍剤の持つ
問題に鑑み、天然物から抽出した物質を有効成分とする
抗腫瘍剤について、幾多研究試験の結果、肺癌に対して
特異的に作用する抗腫瘍剤を完成するに至った。
問題に鑑み、天然物から抽出した物質を有効成分とする
抗腫瘍剤について、幾多研究試験の結果、肺癌に対して
特異的に作用する抗腫瘍剤を完成するに至った。
すなわち、この発明はレモングラスより得たレモングラ
スオイルを有効成分とし、該レモングラスオイルをサイ
クロデキストリンで包接せしめた経口剤からなることを
特徴とするものである。
スオイルを有効成分とし、該レモングラスオイルをサイ
クロデキストリンで包接せしめた経口剤からなることを
特徴とするものである。
この発明の抗腫瘍剤の有効成分となるレモングラスオイ
ル(Lemongrass oil)は、熱帯地方で栽
培され、香料、香辛料等の原料として利用されているレ
モングラス(Lemongrass)より抽出したもの
である。
ル(Lemongrass oil)は、熱帯地方で栽
培され、香料、香辛料等の原料として利用されているレ
モングラス(Lemongrass)より抽出したもの
である。
抽出物の化学成分は、産地によって若干相違するが、シ
トラール(Cf tral) + シトロネロールく
Ci tronel 1ol) 、ゲラニオール(Ge
raniol) 、ネロール(Nerol)、 (X−
テルピネオール(α−Terpineol)、d−リモ
ネン(d −Limonene)等及び他数多くのモノ
テルペン(Monoterpene )のアルコール(
Alcohol )やアルデヒド(八1fehyde)
Hである。
トラール(Cf tral) + シトロネロールく
Ci tronel 1ol) 、ゲラニオール(Ge
raniol) 、ネロール(Nerol)、 (X−
テルピネオール(α−Terpineol)、d−リモ
ネン(d −Limonene)等及び他数多くのモノ
テルペン(Monoterpene )のアルコール(
Alcohol )やアルデヒド(八1fehyde)
Hである。
前記レモングラスは、古くからその地方の住民等により
健康維持のための植物として利用されているもので、そ
の使用法は一般に成分、未抽出のレモングラスそのもの
を熱湯に入れて飲用する程度である。
健康維持のための植物として利用されているもので、そ
の使用法は一般に成分、未抽出のレモングラスそのもの
を熱湯に入れて飲用する程度である。
しかしながら、このレモングラスより抽出したレモング
ラスオイルは、特異な強い臭気と刺激性により、飲用に
困難を伴うものである。
ラスオイルは、特異な強い臭気と刺激性により、飲用に
困難を伴うものである。
この発明の抗腫瘍剤は、か\るレモングラスより抽出し
たレモングラスオイルを、サイクロデキストリンに包接
させたもので、包接のホスト化合物であるサイクロデキ
ストリンとしては、α−β−1γ−の各サイクロデキス
トリンが使用できるが、中でも比較的入手が容易なβ−
サイクロデキストリンを使用することが特に好ましい。
たレモングラスオイルを、サイクロデキストリンに包接
させたもので、包接のホスト化合物であるサイクロデキ
ストリンとしては、α−β−1γ−の各サイクロデキス
トリンが使用できるが、中でも比較的入手が容易なβ−
サイクロデキストリンを使用することが特に好ましい。
レモングラスオイルの包接は、レモングラスを水蒸気論
留して得たレモングラスオイルに前記サイクロデキスト
リンを加えて有機溶媒の存在下で加温して結晶化させる
方法によって得られるが。
留して得たレモングラスオイルに前記サイクロデキスト
リンを加えて有機溶媒の存在下で加温して結晶化させる
方法によって得られるが。
包接体の製造の詳細は、出願人の先の出願に係わる特公
昭63−14937号公報に記載した方法に準拠して行
うことができる。
昭63−14937号公報に記載した方法に準拠して行
うことができる。
レモングラスオイルのサイクロデキストリンへの包接量
に関しては1服用の容易性を考慮すれば。
に関しては1服用の容易性を考慮すれば。
レモングラスオイル包接体全量に対して5〜15%(重
量%:以下同じ)の範囲とすることが好ましい。
量%:以下同じ)の範囲とすることが好ましい。
この包接量が5%未満の場合には、抗腫瘍剤としてのレ
モングラスオイルの摂取量が少いため包接体を多量に服
用する必要がある。
モングラスオイルの摂取量が少いため包接体を多量に服
用する必要がある。
また、包接量が15%を超えると1服用に際してレモン
グラスオイルの持つ臭気や刺激性が問題となる。
グラスオイルの持つ臭気や刺激性が問題となる。
か\る包接体からなる経口剤の抗腫瘍剤としての服用量
は、腫瘍の部位、症状等によって相違するため一概には
言い難いが概ね少量でその有効性を持続することができ
る。
は、腫瘍の部位、症状等によって相違するため一概には
言い難いが概ね少量でその有効性を持続することができ
る。
かくして得られるレモングラスオイルの包接体は、経口
的に服用するために9錠剤、顆粒剤、粉末剤、カプセル
剤等の固体状の剤型として使用することができる。
的に服用するために9錠剤、顆粒剤、粉末剤、カプセル
剤等の固体状の剤型として使用することができる。
レモングラスオイルの主成分をなす化合物は。
シトラールであり、このシトラールはレモングラスオイ
ル中に70〜80%の割合で含有されている。
ル中に70〜80%の割合で含有されている。
このシトラールに関しては、1939年にBoylan
d等がザルコーマ180 (Sarcoma 180)
担癌マウスを使用した経口投与の実験によって癌細胞の
生育抑制作用を有することを認めている。(Boy−1
and、 E、 and Mawson、 E、H,
; Experiments onthe chmot
h−erapy of cancer I I 、
The effectof aldehy−des a
nd glucostdes、 chmotherap
yof cancer、 1982−19871938
)一方、シトラールに関し、それ自体が溶血作用を有す
ること(Tam1r、 !、、 Abramovici
+ A、、 Milo−Goldzweig、 1an
d Segal、 R,: The hemolyti
c activity of citral
: Evidence for tree r
adical partication+Bioche
a、 PharmacologL 19+2945−2
950.1984) 、また、鶏卵の胚に奇形を生じさ
せる (^bramovici、 A、 and Ri
chmuth−Roizman、 P、: Mo1ec
ular 5tructure teratogenc
ity rilationships of 5ova
e fragrar+ce additives、 T
。
d等がザルコーマ180 (Sarcoma 180)
担癌マウスを使用した経口投与の実験によって癌細胞の
生育抑制作用を有することを認めている。(Boy−1
and、 E、 and Mawson、 E、H,
; Experiments onthe chmot
h−erapy of cancer I I 、
The effectof aldehy−des a
nd glucostdes、 chmotherap
yof cancer、 1982−19871938
)一方、シトラールに関し、それ自体が溶血作用を有す
ること(Tam1r、 !、、 Abramovici
+ A、、 Milo−Goldzweig、 1an
d Segal、 R,: The hemolyti
c activity of citral
: Evidence for tree r
adical partication+Bioche
a、 PharmacologL 19+2945−2
950.1984) 、また、鶏卵の胚に奇形を生じさ
せる (^bramovici、 A、 and Ri
chmuth−Roizman、 P、: Mo1ec
ular 5tructure teratogenc
ity rilationships of 5ova
e fragrar+ce additives、 T
。
xicology、 29.143−156.1983
) ことなどの報告例がある。
) ことなどの報告例がある。
シトラールに関するこのような文献に基づき。
この発明の発明者等は、各種の実験によって、以下に述
べる知見を得た。
べる知見を得た。
!11 まず、正常なラットに高濃度のレモングラス
オイルを直接強制経口投与すると、胃粘膜に点状出血が
生ずることを認めた。
オイルを直接強制経口投与すると、胃粘膜に点状出血が
生ずることを認めた。
したがって、シトラールあるいはシトラールを主成分と
したレモングラスオイルを多量に投与することは正常細
胞に必ずしもよい影響を与えないと考えられた。
したレモングラスオイルを多量に投与することは正常細
胞に必ずしもよい影響を与えないと考えられた。
(2) これより、正常なマウスにレモングラスオイル
を直接投与することを避けて1 レモングラスオイルの
β−サイクロデキストリン包接体を飼料に混ぜて摂取さ
せたところ、胃粘膜等に何等の異常も認められなかった
。
を直接投与することを避けて1 レモングラスオイルの
β−サイクロデキストリン包接体を飼料に混ぜて摂取さ
せたところ、胃粘膜等に何等の異常も認められなかった
。
これは、おそらく前記包接体が飼料と共にマウスの消化
管を通過する過程で、膵液中のアミラーゼによってデン
プンの誘導体であるβ−サイクロデキストリンが分解さ
れ、徐々に遊離してレモングラスオイルが小腸で吸収さ
れ、消化管粘膜への障害を減少するためでであろうと推
定された。
管を通過する過程で、膵液中のアミラーゼによってデン
プンの誘導体であるβ−サイクロデキストリンが分解さ
れ、徐々に遊離してレモングラスオイルが小腸で吸収さ
れ、消化管粘膜への障害を減少するためでであろうと推
定された。
(3)一方、肝臓癌を発生させたマウスに前記レモング
ラスオイルの包接体を摂取させたところ。
ラスオイルの包接体を摂取させたところ。
肝臓癌の増殖抑制の効果は、はとんど認められなかった
が、意外にも肺への癌転移のないことを観察した。
が、意外にも肺への癌転移のないことを観察した。
また、後記実験例で明らかなように、担癌マウスにレモ
ングラスオイル包接体を経口的に摂取させたところ、レ
モングラスオイルを投与しない担癌マウスに比べて肺転
移巣の数、肺への非転移率および生存日数は、いずれも
明らかな有意差を有し、転移抑制と延命効果に優れたも
のが認められた。
ングラスオイル包接体を経口的に摂取させたところ、レ
モングラスオイルを投与しない担癌マウスに比べて肺転
移巣の数、肺への非転移率および生存日数は、いずれも
明らかな有意差を有し、転移抑制と延命効果に優れたも
のが認められた。
この事実から、レモングラスオイル包接体の肺癌に対す
る転移抑制と延命の効果は2次の特異な作用によるもの
と推定された。
る転移抑制と延命の効果は2次の特異な作用によるもの
と推定された。
(al レモングラスオイルの中の単一成分、あるい
は複合成分が肺に直接働きかけて肺に転移した癌細胞を
攻撃する作用。
は複合成分が肺に直接働きかけて肺に転移した癌細胞を
攻撃する作用。
(b) レモングラスオイル自体の示す強い血小板凝
集抑制によって癌細胞の転移を狙止する作用。
集抑制によって癌細胞の転移を狙止する作用。
(C) レモングラスオイルは揮発性の強い物質であ
るため、吸収された後に、血液中から一部呼気中に排泄
され1転移した肺癌の部位にレモングラスオイルがガス
体として接触して癌細胞の増殖を抑える作用。
るため、吸収された後に、血液中から一部呼気中に排泄
され1転移した肺癌の部位にレモングラスオイルがガス
体として接触して癌細胞の増殖を抑える作用。
以上述べた(1)〜(3)の結果から、肺癌を対象とす
る抗腫瘍剤として2 レモングラスオイルのサイクロデ
キストリン包接体が有効性を持ち。
る抗腫瘍剤として2 レモングラスオイルのサイクロデ
キストリン包接体が有効性を持ち。
しかも経口投与剤とすることによって、より効果的な利
用が可能であるという結論を得たものである。
用が可能であるという結論を得たものである。
なお、このレモングラスオイル包接体の急性毒性試験の
結果は、下記に示すとおり、きわめて安全なものである
。
結果は、下記に示すとおり、きわめて安全なものである
。
投与量(■/kg) 死亡数/投与数2.000
2/10 1.000 0/10 この試験は1体重28〜33gの健康なdd−系雄性マ
ウスを用い、レモングラスオイルは10%アラビヤゴム
溶液に懸濁したものを用い、レモングラスオイルの投与
量を2.00 On+g/kg及び1.000B/kg
として各10匹のマウスに強制経口投与し、投与後ia
間のマウスの生死を調査したものである。
2/10 1.000 0/10 この試験は1体重28〜33gの健康なdd−系雄性マ
ウスを用い、レモングラスオイルは10%アラビヤゴム
溶液に懸濁したものを用い、レモングラスオイルの投与
量を2.00 On+g/kg及び1.000B/kg
として各10匹のマウスに強制経口投与し、投与後ia
間のマウスの生死を調査したものである。
以下、この発明の抗腫瘍剤の薬理作用とその効果につい
て、実験例を掲げて詳細に説明する。
て、実験例を掲げて詳細に説明する。
叉−慧一五
この発明の抗腫瘍剤のマウスによる投与実験を以下のと
おり実施した。
おり実施した。
(11旦n生四l
レモングラスオイル(以下rLGOJという)1mgを
イソプロピルアルコール50mgに溶解後、蒸留水51
.β−サイクロデキストリン(以下「β−CDJという
)15gを加え。
イソプロピルアルコール50mgに溶解後、蒸留水51
.β−サイクロデキストリン(以下「β−CDJという
)15gを加え。
フラスコに移して水溶液中で温度75〜80℃に加温し
ながら、1時間攪拌し自然冷却して包接体を得た。
ながら、1時間攪拌し自然冷却して包接体を得た。
ガスクロマトグラフィーによる分析の結果この包接体1
g中に70〜80mgのLGOが包接され、その成分に
変化がないことが確認された。
g中に70〜80mgのLGOが包接され、その成分に
変化がないことが確認された。
前記包接体を添加しないコントロール用のマウス飼育飼
料(CE−2,日本タレア社製:以下「コントロール飼
料」という)、及び前記マウス飼育飼料1kg中に、L
GOを020mg。
料(CE−2,日本タレア社製:以下「コントロール飼
料」という)、及び前記マウス飼育飼料1kg中に、L
GOを020mg。
■100mg、■1,000mgの割合で含有させた飼
料をそれぞれ調製した。
料をそれぞれ調製した。
(2) および 験腫瘍細胞の形実験動物と
してC57BL/6Nマウス(Char−1es ri
ver、 Japan)の雄9体重16.9±0゜9g
を用い、このマウスの自然発生肺癌から継代維持された
肺癌のIII瘍(Lawis lung carcin
oma (以下rLLcJと略記する)〕を用い。
してC57BL/6Nマウス(Char−1es ri
ver、 Japan)の雄9体重16.9±0゜9g
を用い、このマウスの自然発生肺癌から継代維持された
肺癌のIII瘍(Lawis lung carcin
oma (以下rLLcJと略記する)〕を用い。
この腫瘍を移植部に移植して腫瘤を形成したのち、無菌
的に腫瘍塊を摘出後細切し、慣用の処理を行った後、生
細胞数を計測し、直ちにマウスの大腿部皮下に2 X
10’ cell/Q、2mj2を接種し、その後可視
的肺移転巣の形成の有無。
的に腫瘍塊を摘出後細切し、慣用の処理を行った後、生
細胞数を計測し、直ちにマウスの大腿部皮下に2 X
10’ cell/Q、2mj2を接種し、その後可視
的肺移転巣の形成の有無。
その他の状況を調査するものである。
(3)大狼亙汰
実験は実験Iと、実験■との2つに区切って実施した。
すなわち、実験Iは、第1図(a)に示すごとく、コン
トロール飼料を与えたコントロール飼育群の10匹のマ
ウスからなるA群、飼料1kg中にLGOの20mgを
含有させた飼料で飼育する16匹のマウスからなるB群
、および飼料1kg中にLGOの100mgを含有させ
た飼料で飼育する16匹のマウスからなる0群の3群と
し、LLC接種の1週間前から各飼料で飼育した。
トロール飼料を与えたコントロール飼育群の10匹のマ
ウスからなるA群、飼料1kg中にLGOの20mgを
含有させた飼料で飼育する16匹のマウスからなるB群
、および飼料1kg中にLGOの100mgを含有させ
た飼料で飼育する16匹のマウスからなる0群の3群と
し、LLC接種の1週間前から各飼料で飼育した。
実験■は、第1図(b)に示すよ、うに、コントロール
飼育群の40匹のマウスからなるA群。
飼育群の40匹のマウスからなるA群。
飼料1kg中にLGOの100mgを含有させた飼料で
飼育する40匹のマウスからなるB群。
飼育する40匹のマウスからなるB群。
および飼料1kg中にLGOの1,000mgを含有さ
せた飼料で飼育する40匹のマウスからなる0群の3群
とし、LLC接種の1週間前から各飼料で飼育した。
せた飼料で飼育する40匹のマウスからなる0群の3群
とし、LLC接種の1週間前から各飼料で飼育した。
測定項目は9次のとおりである。
■ 飼料摂取量および体重の測定
飼料摂取量及び体重は2日毎に測定した。
■ 移植部腫瘍塊重量の測定
マウスを屠殺後、大腿部を切断し、中性ホルマリンで4
8時間固定し、その後皮膚、脂肪、骨を除き、腫瘍塊を
取出し、その重量を測定した。
8時間固定し、その後皮膚、脂肪、骨を除き、腫瘍塊を
取出し、その重量を測定した。
■ 肺転移巣の観察
マウスを頚椎脱臼法によって層殺し、Wexlerの方
法に従い、希釈インデアンインク(Petikan 1
7 black、 L Germany 15 m l
+アンモニア水1mj!+蒸留水85m/)を気管から
肺内に注入し1その後肺を摘出し、直ちに中性等張ホル
マリン中で固定した。
法に従い、希釈インデアンインク(Petikan 1
7 black、 L Germany 15 m l
+アンモニア水1mj!+蒸留水85m/)を気管から
肺内に注入し1その後肺を摘出し、直ちに中性等張ホル
マリン中で固定した。
転移巣は、前記希釈インデアンインクが注入されて黒く
なった肺の表面上に白い点状あるいは、結節状に認めら
れ、実体顕微鏡下でその数を計測した。
なった肺の表面上に白い点状あるいは、結節状に認めら
れ、実体顕微鏡下でその数を計測した。
■ 移植部および肺の組織学的観察
移植部の腫瘍塊および肺を中性等張ホルマリンで固定し
、パラフィン包埋後、薄切切片を作製し、 Hemat
oxylin−Eosin染色あるいはGiesaa染
色を行い、光顕下で組織学的観察を行った。
、パラフィン包埋後、薄切切片を作製し、 Hemat
oxylin−Eosin染色あるいはGiesaa染
色を行い、光顕下で組織学的観察を行った。
(4)大狼猪来
■ 飼料摂取量
マウス1匹の1日当りの平均飼料摂取量は。
実験■のA群では3.2±0.5g、B群は3.3±0
.4g、C群では3.2±0.6gであり、各群間の飼
料摂取量に差は認められなかった。
.4g、C群では3.2±0.6gであり、各群間の飼
料摂取量に差は認められなかった。
実験■のマウス1匹の1日当りの平均飼料摂取量は、A
群では3.1±0.4g、B群では3.1±0.3g、
C群では3.1±0.3gであり、各群間の飼料摂取量
に差は認められなかた。
群では3.1±0.4g、B群では3.1±0.3g、
C群では3.1±0.3gであり、各群間の飼料摂取量
に差は認められなかた。
飼料摂取量から算出したしGOの摂取量は。
マウス1匹1日当り、実験■のB群では約0.06mg
(体重1 kg当り、約2.4mg)、C群では約0
.3mg(体重1kg当り、約12mg)。
(体重1 kg当り、約2.4mg)、C群では約0
.3mg(体重1kg当り、約12mg)。
実験■のB群では約0.3mg(体重1kg当り。
約12mg)、C群では約3rr+g (体重1kg当
り、約120mg)であった。
り、約120mg)であった。
■ 担癌マウスの体重変化
実験Iのマウスの体重変化は、第2図に示すとおりであ
る。
る。
この図のように、A群、B群およびC群の体重は、LL
Cを接種した直後に一過性にや\減少したが、その後は
3群共に同様な体重増加が認められた。
Cを接種した直後に一過性にや\減少したが、その後は
3群共に同様な体重増加が認められた。
なお、LLC移植の17日口取は、母指大の腫瘍が形成
されたが、移植部の腫瘍塊が形成される時期については
3群間に差は認められなかった。
されたが、移植部の腫瘍塊が形成される時期については
3群間に差は認められなかった。
したがって、LLC移植の17日口取後の著明な体重増
加は、移植部の111′glIの急激な増殖によるもの
と考えられた。腫瘍塊の重量については、3群間に差は
認められなかった。
加は、移植部の111′glIの急激な増殖によるもの
と考えられた。腫瘍塊の重量については、3群間に差は
認められなかった。
実験Hにおけるマウスの体重変化は、第3図に示すとお
り、A群、B群およびC群は3群とも同様な体重増加を
示している。
り、A群、B群およびC群は3群とも同様な体重増加を
示している。
これらの群は、いずれもLLC移植移植2口らにLLC
移植移植3口 が認められた。
移植移植3口 が認められた。
なお、移植部に腫瘍塊が形成される時期は3群間に差は
なく,また腫yI塊の重量にも差はなかった。
なく,また腫yI塊の重量にも差はなかった。
■ 肺転移部の数
LLCの分散細胞は移植部に腫瘤が形成された後に肺に
転移するが,肺の転移巣の数は実験IOA群が36±2
個,B群は22±9個.C群は27±11個であり,B
群はA群より肺転移が少ないことが認められた。(P<
0.05)なお、C群の肺転移部の数も,平均値ではA
群の肺転移部の数よりも少なかった。
転移するが,肺の転移巣の数は実験IOA群が36±2
個,B群は22±9個.C群は27±11個であり,B
群はA群より肺転移が少ないことが認められた。(P<
0.05)なお、C群の肺転移部の数も,平均値ではA
群の肺転移部の数よりも少なかった。
肺転移部の組織像は.光顕的観察では3群間に差異は認
められなかった。
められなかった。
一方,実験■の肺転移部の数は.A群が22±8個,B
群13±6個,C群17±12個であって.B群の肺転
移はA群のそれよりも明らかに少なく (P<0.0
5)、c群の肺転移数も平均値ではA群よりも少なかっ
た。
群13±6個,C群17±12個であって.B群の肺転
移はA群のそれよりも明らかに少なく (P<0.0
5)、c群の肺転移数も平均値ではA群よりも少なかっ
た。
なお、転移肺癌の組織像は2実験Iと同様に光顕的観察
では3群間に差異は認められなかった。
では3群間に差異は認められなかった。
■ 肺への非転移率
実験■では肺に転移が認められないものが観察された。
LLC移植マウス中の肺への非移転の比率は第4図に示
すようにA群では40匹中5匹(12%)、B群では4
0匹中4匹(10%)、C群では40匹中13匹(32
%)であって、高濃度のLGO摂取群であるC群では著
明な肺転移抑制が示された。
すようにA群では40匹中5匹(12%)、B群では4
0匹中4匹(10%)、C群では40匹中13匹(32
%)であって、高濃度のLGO摂取群であるC群では著
明な肺転移抑制が示された。
■ 生存日数に及ぼすLGOの影響
実験Iの担癌マウスの生存日数は,第5図に示すとおり
である。
である。
LLC移植後.17日までの生存率は,A群が40%(
10匹中4匹生存)、B群が63%(16匹中10匹生
存)、0群が56%(16匹中9匹生存)であって、L
GO摂取群であるB、0群の生存率は非摂取群であるA
群より明らかに高い値を示したが、B群と0群との間に
は差はなかった。
10匹中4匹生存)、B群が63%(16匹中10匹生
存)、0群が56%(16匹中9匹生存)であって、L
GO摂取群であるB、0群の生存率は非摂取群であるA
群より明らかに高い値を示したが、B群と0群との間に
は差はなかった。
実験■の担癌マウスの生存日数は、第6図に示すとおり
である。
である。
LLC移植後、35日までの生存率は、A群が40%(
40匹中16匹生存)、B群が63%(40匹中25匹
生存)、0群が60%(40匹中24匹生存)であり、
LGO摂取群であるB、0群の生存率は、非摂取群であ
るA群に対して1.5倍高い値を示した。
40匹中16匹生存)、B群が63%(40匹中25匹
生存)、0群が60%(40匹中24匹生存)であり、
LGO摂取群であるB、0群の生存率は、非摂取群であ
るA群に対して1.5倍高い値を示した。
レモングラスより得たレモングラスオイルを有効成分と
し、このレモングラスオイルをサイクロデキストリンで
包接せしめた経口剤からなるこの発明の抗l!l瘍剤は
、肺癌に対して特異的に作用して肺転移巣の形成を抑制
し、有効な延命効果を発揮するものである。
し、このレモングラスオイルをサイクロデキストリンで
包接せしめた経口剤からなるこの発明の抗l!l瘍剤は
、肺癌に対して特異的に作用して肺転移巣の形成を抑制
し、有効な延命効果を発揮するものである。
この発明の抗III剤は1強い臭気と、刺激性を有する
レモングラスオイルを、サイクロデキストリンで包接せ
しめることによって服用容易な経口剤となし、併せて消
化器系に傷害を与えることなく肺癌に対する集中的な抗
腫瘍効果を発揮する点で優れたものである。
レモングラスオイルを、サイクロデキストリンで包接せ
しめることによって服用容易な経口剤となし、併せて消
化器系に傷害を与えることなく肺癌に対する集中的な抗
腫瘍効果を発揮する点で優れたものである。
また、この発明の抗腫瘍剤の有効成分を構成しているレ
モングラスオイルは1本来天然の植物の抽出物であって
、これを包接するサイクロデキストリンも無毒性で2食
品用途に広く利用されているものであるので、毒性に対
する高い安全性に裏付けられたものである。
モングラスオイルは1本来天然の植物の抽出物であって
、これを包接するサイクロデキストリンも無毒性で2食
品用途に広く利用されているものであるので、毒性に対
する高い安全性に裏付けられたものである。
図面はいずれも実験例1の説明のもので、第1図は実験
例1におけるマウスの飼料の投与経過を示し、 (a)
は実験Iの場合、 (b)は実験Hの場合を示す。 第2図は実験Iの場合のマウスの体重の経時変化を示す
グラフ、第3図は実験■の場合のマウスの体重の経時変
化を示すグラフである。 第4図は実験■における担癌マウスの肺への転移率およ
び非移転率を示すグラフ、第5図は実験Iにおけるマウ
スの生存率を、第6図は実験■の場合のマウスの生存率
を示すグラフである。 (%ン 第4図
例1におけるマウスの飼料の投与経過を示し、 (a)
は実験Iの場合、 (b)は実験Hの場合を示す。 第2図は実験Iの場合のマウスの体重の経時変化を示す
グラフ、第3図は実験■の場合のマウスの体重の経時変
化を示すグラフである。 第4図は実験■における担癌マウスの肺への転移率およ
び非移転率を示すグラフ、第5図は実験Iにおけるマウ
スの生存率を、第6図は実験■の場合のマウスの生存率
を示すグラフである。 (%ン 第4図
Claims (1)
- (1)レモングラスより得たレモングラスオイルを有効
成分とし、該レモングラスオイルをサイクロデキストリ
ンで包接せしめた経口剤からなることを特徴とする肺癌
に適応性を有する抗腫瘍剤。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1097826A JPH02279629A (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | 肺癌に適応性を有する抗腫瘍剤 |
| EP19900304085 EP0393973A1 (en) | 1989-04-18 | 1990-04-17 | Antitumor Agent Indicated for lung cancer |
| CA002014679A CA2014679A1 (en) | 1989-04-18 | 1990-04-17 | Antitumor agent indicated for lung cancer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1097826A JPH02279629A (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | 肺癌に適応性を有する抗腫瘍剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02279629A true JPH02279629A (ja) | 1990-11-15 |
Family
ID=14202532
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1097826A Pending JPH02279629A (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | 肺癌に適応性を有する抗腫瘍剤 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0393973A1 (ja) |
| JP (1) | JPH02279629A (ja) |
| CA (1) | CA2014679A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017031185A (ja) * | 2016-09-21 | 2017-02-09 | 一丸ファルコス株式会社 | キネシン抑制剤 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5602184A (en) * | 1993-03-03 | 1997-02-11 | The United States Of America As Represented By Department Of Health And Human Services | Monoterpenes, sesquiterpenes and diterpenes as cancer therapy |
| CN112516174B (zh) * | 2020-12-12 | 2022-12-02 | 烟台大学 | 一种包含海肠内脏的产品及其制备方法 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0003318B1 (de) * | 1978-01-27 | 1981-10-28 | Chimicasa Gmbh | Verfahren zum Aufbereiten von Lebensmitteln und Präparat zum Schützen von zur Lebensmittelaufbereitung dienenden Mikroorganismen |
| JPS5538338A (en) * | 1978-09-12 | 1980-03-17 | Rikagaku Kenkyusho | Clathrate compound and its preparation |
| JPS61139360A (ja) * | 1984-12-11 | 1986-06-26 | Remon Glass Food Kk | レモングラスオイル包接体およびその製造法 |
| JPS61192263A (ja) * | 1985-02-22 | 1986-08-26 | Remon Gurasufuude Kk | 健康食品 |
| HU201685B (en) * | 1987-04-23 | 1990-12-28 | Chinoin Gyogyszer Es Vegyeszet | For producing pharmaceutical compositions for inhalation and compositions for scenting air containing volatile active component in cyclodextrine inclusion, and air-scenting composition |
-
1989
- 1989-04-18 JP JP1097826A patent/JPH02279629A/ja active Pending
-
1990
- 1990-04-17 EP EP19900304085 patent/EP0393973A1/en not_active Withdrawn
- 1990-04-17 CA CA002014679A patent/CA2014679A1/en not_active Abandoned
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017031185A (ja) * | 2016-09-21 | 2017-02-09 | 一丸ファルコス株式会社 | キネシン抑制剤 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CA2014679A1 (en) | 1990-10-18 |
| EP0393973A1 (en) | 1990-10-24 |
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