JPH0227989A - ヒトリゾチーム遺伝子の微生物内発現によるヒトリゾチームの生産方法 - Google Patents

ヒトリゾチーム遺伝子の微生物内発現によるヒトリゾチームの生産方法

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JPH0227989A
JPH0227989A JP17775488A JP17775488A JPH0227989A JP H0227989 A JPH0227989 A JP H0227989A JP 17775488 A JP17775488 A JP 17775488A JP 17775488 A JP17775488 A JP 17775488A JP H0227989 A JPH0227989 A JP H0227989A
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dna
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Yasushi Matsuki
泰 松木
Hideyuki Gomi
五味 英行
Nariyasu Nabeshima
鍋島 成泰
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は下記の塩基配列のDNA断片 5°端GATGGAGGTAACTTAAAAT棋3°
端(上記のDNA配列中、下線を付したATGは翻訳開
始コドンを、GATGGAGGはリポソーム結合部位を
表す、) を5゛端に有する、第1図記載の塩基配列のヒトリゾチ
ーム遺伝子を含み、微生物内で発現可能な発現プラスミ
ド、該プラスミドを保持しヒトリゾチームを生産する微
生物、および該微生物を培養することを特徴とするヒト
リゾチームの製造方法に関する。
〈従来技術〉 ヒトリゾチームは、ヒトの涙、唾液、鼻粘膜。
乳すンパ腺、白血球等に見出される酵素蛋白質であり、
N−アセチルグルコサミンとN−アセチルムラミン酸量
のβ−1,4結合を加水分解するムラミダーゼとしての
酵素活性を有していることが知られている。ヒト乳由来
のりゾチームは130個のアミノ酸からなり、そのアミ
ノ酸配列は既に知られている(船津ら「溶菌酵素」55
〜58頁 講談社サイエンティク(1977)) ヒトリゾチームは種々の細菌を溶解する作用を有し、食
品等の防腐剤あるいは医薬品としては抗菌剤、非アレル
ギー性の抗炎産薬として利用することができる。ヒトリ
ゾチームはヒトの乳、尿等から単離することができるが
、医療等を目的とする工業的生産の要求を満たすには効
率が悪く実用的ではない。
一方、微生物内で遺伝子を増巾させ、遺伝子由来の産物
を大量に生産させる、いわゆる遺伝子組換え技術は、ヒ
トホルモンやヒト由来の酵素の生産にきわめて有用であ
る。遺伝子産物の生産性を高めるためには、■遺伝子の
コピー数の増大、■5RNAの安定性の増大、0mRN
Aからの蛋白合成活性(翻訳活性)の増大が有効である
ことが知られている。翻訳活性の増大において、構造遺
伝子のDNA塩基配列とりボゾーム結合部位近傍のDN
A配列が特に重要であることが知られている。ヒトリゾ
チームに関して、組換えDNA技術による生産について
既に報告されている(特開昭61−78383、特開昭
63−52876 )が、より生産性の高い発現プラス
ミドの構築、生産微生物の創製、製造方法の開発が望ま
れている。
く課題解決の手段〉 本発明者らはヒトリゾチームの生産を高めるために、ヒ
トリゾチーム遺伝子の塩基配列のコドン選択と、ヒトリ
ゾチーム遺伝子上流のりボゾーム結合部位配列について
種々研究を行つた。その結果、発現プラスミドが、第1
図記載の塩基配列のヒトリゾチーム遺伝子を含み、しか
もその5”端に下記の塩基配列のりボゾーム結合部位〜
ヒトリゾチームの翻訳開始部位をコードするDNA断片
5′端GATGGAGGTAACTTAAAAτ^TG
3°端を保持する時、該発現プラスミドで形質転換され
た微生物が効率良くヒトリゾチームを生産することを見
い出した。
以下、本発明についてさらに詳細に説明する。
1、ヒトリゾチーム遺伝子の作成 本発明のりボゾーム結合部位〜ヒトリゾチームの翻訳開
始部位をコードするDNAフラグメントは第1図の配列
を有する。
その様な配列を存する2本鎖DNAは、例えば、該2本
鎖をいくつかのフラグメントに分け、それらを化学的に
合成し、連結することにより、合成できる。この時、各
フラグメントをいくつかのブロックに分け、各ブロック
形成後、それらを連結することにより、より容易に合成
できる。各フラグメントは、19〜31塩基からなり、
各フラグメントの塩基配列は、少くともIO塩基づつが
重複することが好ましい。
このようなフラグメントの具体例は第2図に記載のU1
〜U16、LL−L16フラグメントである。フラグメ
ントの合成は、例えば、面相法ホスホアミダイド法を利
用したModel 380 DNAシンセサイザー(ア
プライドバイオシステムズ(Applied Bios
ystems)社製〕等により容易に行える0合成した
フラグメントを例えば、(Ul〜U4、Ll−L4)、
(U4〜U8、L4〜L8)、(U8〜U12、L8〜
L12)、(U12〜U16、L12〜L16)の4ブ
ロツクに分ける。U2〜U4およびL1〜L3の5°末
端をリン酸化し、未処理のU1断片、L4断片とを反応
させ、反応により生じたUl〜U4およびLl〜L4の
結合物を抽出、精製し、該DNA断片結合物を回収する
。同様にして各プロνりを合成し、連結する。
フラグメントの合成、精製、5“−水酸基のリン酸化及
びフラグメントの連結はそれ自体公知の方法(例えば特
開昭63−22190)に従って行う事ができる。
2、リボゾーム結合部位〜ヒトリゾチームの翻訳開始部
位を有するDNA断片の作成 本発明のりボゾーム結合部位〜ヒトリゾチームの翻訳開
始部位をコードするDNAフラグメントは下記の配列で
示される。
5゛端GATGGAGGTAACTTAAAATυ」−
3゛端(上記のDNA配列中、下線を付したATGは翻
訳開始コドンを、GATGGAGGはリポソーム結合部
位を表す、 ATGより下流はヒトリゾチームをコード
するDNA配列の一部を表す、) 該リボゾーム結合部位〜ヒトリゾチームの翻訳開始部位
をコードするDNAフラグメントは、その上流にバチラ
ス チェリンゲンシス アイザワイIPL株の上流の塩
基配列(Oedaら Gene  53 113−11
9 (1987))を有することが好ましい、そのよう
なりNA断片の具体例を下記に示す。
GATCCTCTAG  AGTCAAATTG  T
AGTA^丁GAA  AAACAGTATTATAT
CAT^^TG^^TTGGTAT CTTAAT^^
AA GAGATGGAGGTAACTTAAAA T
ATGAAAGTT TT上記の2本gDNAは、例え
ば下記に示した21〜31塩基からなるフラグメント(
HLY−37〜41、S−5,D−5)  を化学的に
合成し、各々のフラグメントを連結して得られる。
フラグメントの合成、精製、5°−水酸基のリン酸化及
びフラグメントの連結は上記lと同様に行う事ができる
+1LY−37GA丁CCTC丁AGAGTCAAAT
TGT)ILY−38TTCATTACTACAATT
TGACTCTAGAGHLY−39^GT^^TGA
AA^^CAGTATTATATCAT+1LY−40
AATTCATTATGIITATAATACTGTT
THLY−41^ATGAATTGGTATCTT^^
TAAAAG+1LY−42CTCCATCT(:TT
TTATTAAGATCCC5−5AGATGGAGG
TAACTT^^^^TATGAAAGTTtTD−5
CGAAAACTTTCATATTTTAAGTTAC
3、ヒトリゾチーム遺伝子の調製 上記2のようにして作成した本発明のリボゾーム結合部
位〜ヒトリゾチームの翻訳開始部位をコードするDNA
フラグメントを上記lのようにして作成したヒトリゾチ
ーム遺伝子と結合する。このようなりNA断片の作成の
具体的な例を以下に挙げる。上記2のようにして作成し
たヒトリゾチーム遺伝子を含む断片をpUcI8に挿入
したpLY−61を作成する。続いてこのpLY−61
を制限酵素Taqlで消化し、得られたヒトリゾチーム
遺伝子を含む断片を常法により単離し、上記の合成りN
AフラグメントをT4DNAリガーゼで結合し5au3
A+で消化したフラグメントを発現プラスミドpMY1
2−6Amp−1に挿入した。pLY−85を5au3
Arで切断することにより調製することができる。(第
3図)4、 組換えプラスミドの作成 前記3の様にして作成したヒトリゾチーム遺伝子を宿主
内で増殖可能なプラスミドベクター又は宿主内で増殖、
発現が可能な樟に構成されたプラスミドベクターの適当
な挿入部位に組込む。
組込み操作そのものは分子生物学の分野で公知の常法に
従って行うことができる。
本発明によるヒトリゾチーム遺伝子の増殖はpBR32
2,pUc18 (例えばJ、 ness’r、ngら
、Gone」LiO2(1985)参照)等の公知の種
々のプラスミドベクターを用いて行うことができる。ま
たプラスミドDNAの単離精製も分子生物学の分野で公
知の常法に従って行う事ができる。
本発明の遺伝子によるヒトリゾチームの直接発現は宿主
細胞によって適宜の方法をとり得るが大腸菌に於いては
lacプロモーター(例えばFuller。
Gene、 19.43〜54 (1982)参照)、
trpプロモーター(例えばWindaas ら、Nu
cleie Ac1ds Res、+刊、 6689〜
6657(1982)参照)、tacプロモーター(例
えばBoyerら、Proc、 Natl、^cad、
 Sci。
USA、 80.21〜25(1983)参照)、PI
Iプロモーター(例えばdeHasethら、Nucl
eic Ac1ds Res、+旦773〜787 (
1983)参照) 、PLプロモーター(例えばDer
o−ら、Gone、 17.45〜54(1982)参
照)及びIppプロモーター(例えばNakasura
ら、EガBOJ、 1.771〜775(1982)参
照)等を有する公知の種々の発現ベクター(例えば中村
、化学と生物3jQ、 47〜58(1982)及びM
aniatisらMolecularClonig 4
03〜433(1982)参照)を用いて行うことがで
きる。 これらの発現ベクターのうちの一具体例はpM
Y12−6Amp−1である(例えば特開昭63−22
190) 、また発現組換えプラスミドのうち好ましい
具体例は本発明の目的にかなうように作成されたpLY
−85である。pLY−85はpMY12−6Amp−
1のBamHI切断部位に3で調製した5au3AI断
片(約0.5kbp)を挿入することにより造成できる
5、形質転換 (1)宿主菌 本発明のヒトリゾチーム遺伝子を組込んだ発現組換えプ
ラスミドを宿主細胞へ導入することにより菌体内でヒト
リゾチームを生産する微生物を得ることができる。宿主
細胞の大腸菌の具体例はE。
coli294  (例えばBachmann Pro
c、Natl。
Acad、 Sci、 USAJ3.4174〜417
8(1976)参照)である、ヒトリゾチーム遺伝子を
組込んだ組換えプラスミドによる形質転換は上記の宿主
に限定されるものではなく、公知の種々のE、coli
K12株誘導体(例比誘導体chmann、 Ract
eriol、 Rev。
皿、525〜557(1972)参照)を使用すること
ができる。これらのE、coli  K−12株誘導体
の多くのものは公認の微生物機関、例えばAs+eri
canType Cu1ture Co11ectio
n(^TCC)、に寄託されており、そこから分譲が可
能である(例えば^TCCカタログ参照)。
また分子生物学の分野で公知の如く、適当なベクターを
選べばより広範囲の細菌種より適当な宿主を選択する事
も可能である。
(2)形質転換 形質転換操作そのものは、分子生物学の分野で公知の常
法に従って行う事ができる(例えばCohen  らP
roc、 Natl、 Acad、 Sci、 USA
、影1.2110〜2114(1972)及びMani
atisらMo1ecular Cloning。
249〜253(1982) ”) 。
(3)形質転換体 形質転換の一興体例は、E、coli  294をpL
Y−85で形質転換させて得た形質転換体である。これ
をE、co I i  294 (pLY−85)と命
名し、工業技術院微生物技術研究所に微工研菌寄第10
117号として寄託した。
6、 ヒトリゾチームの生産、単離および定量この樺に
して得た形質転換体を、分子生物学および醗酵中の分野
で公知の方法に従って培養すれば、ヒトリゾチームが生
産される。この場合培養を適当な誘導条件で行えばヒト
リゾチーム生産を有利に行なうことができる。
培養後のヒトリゾチームの単離は例えば大腸菌の場合、
菌体を超音波などの方法で破砕し、遠心分離することに
よりヒトリゾチームからなる凝集体を濃縮・回収して行
なう、この凝集体を可溶化還元後、適当な酸化還元系(
例えばタルタチオンまたはミスライン)の酸化型及び還
元型の混合物により再生し、活性なヒトリゾチームを得
ることができる。
得られたヒトリゾチームは公知のラジオイノムアッセイ
(例えばYuzurihaらChew、 Pharm、
 Bull。
fi2802〜2806(1979)及びYuzuri
haらChes+。
Pharm、 Bull、 26908〜914(19
78) ) 、酵素活性測定法(例えば5idhanら
、Agric、 Biol、 Chew。
45、1817〜1823(1981)及びMorsk
y Anal、 Bioches。
月唄エフ7〜85(1983)) 、S D S−ポリ
アクリルアミドゲル電気泳動のクマジーブリリアントブ
ルーR−250による発色、逆相HPLC等を用いて検
出、定量することができる。
前述したようにDNA技術によるヒトリゾチームの生産
に関しては報告されているが(特開昭61−78383
等)本発明により多量のヒトリゾチームを生産すること
が可能になったため回収、精製操作も容易となった。
実施例 ヒト ゾチーム   の 第1図に示した塩基配列の遺伝子を設計した。
設計の手順は下記の通りである。
(1)コドンの選定 ヒトリゾチーム構造遺伝子のコドンを第1図に示した通
りに選ぶ。
(2)構造遺伝子の5゛端に翻訳開始コドンATGを付
加し、3°端に2個の翻訳終止コドン(TAA及びTG
A)を付加する。
(3)BamHI認識配列の粘着末端に相当する配列を
5°端に5au3A+認識配列の粘着末端に相当する配
列を3”端に付加する。
DNAフーグメントの八 第1図の塩基配列のヒトリゾチーム遺伝子をフラグメン
トU−1〜U−16、L−1−L−16にわけた(第2
図)、これらのフラグメントおよび前記のS−5,D−
5HLY−37〜HLY−42の各フラグメントを固相
法ホスホアミダイド法を利用したModel  380
DNAシンセサイザー〔アブライドバイオシステムズ(
AGlpliedBiosystems)社i!1]に
より合成した。DNAの合成およびその精製は例えば特
開昭63−22190に記載されている方法に準じた。
各フラグメントは、表1に示した量を取得した。
1ン   びフラグメントの 上記の化学合成した32個のフラグメントを第3図に示
した如<A−Dの4つのブロックに分け、各ブロックを
連結し、A−B・CおよびDブロックを連結して全体の
ヒトリゾチーム遺伝子を合成した。32個のフラグメン
トのうち両端にあたるUl、L−4、U−5、L−8、
U−9、L−12、U−13,L−16を除り24個の
フラグメントをA−Dの各ブロックごとにまとめて、そ
の5°端の水酸基をリン酸化し、ひきつづいて連結反応
を行った。リン酸化及び連結反応の詳細をブロックAの
場合について述べれば下記の通りである。まずU−2,
U−3,U−4,L−1,L−2、L−3断片各10μ
gを66mM )リス塩酸(pH7゜5)10mMMg
C1*、1@MATP、1mMスペルミジン、3.6単
位T4ポリヌクレオチドキナーゼ(全酒造)を含む、5
0g2反応液で37℃、1時間反応させ、5°末端をリ
ン酸化した。
反応液をフェノール:クロロホルム混液で抽出後、エタ
ノール沈澱でDNAを回収した。このU−2〜U−4,
L−1〜L−3断片各3μgと未処理のU−1,L−4
断片各3p8とを665M )リス塩酸(pH7,5)
 、1105MMgC1、1mMATP、  1mMス
ペルミジン、2450単位T4リガーゼ(全酒造)を含
む200μ!反応液中で16°C1越夜で反応させた0
反応により生じたU−1〜L−4断片の結合物をフェノ
ール:クロロホルム混液で抽出後、エタノール沈澱によ
り約18μgの精製DNA断片として回収した。
同様にしてU−5〜U−8,L−5〜L−8よりブロッ
クBを、U−9〜U−12,L−9〜L12よりブロッ
クCを、U−13〜U−16゜L−13〜L−16より
ブロックDを合成した。
各ブロックの連結物177gを66+sM トリス塩酸
(pH1゜5)、10+iM  MgCh 、1mM 
 ATP、  1mMスペルミジン、3.6単位T4ポ
リヌクレオチドキナーゼ(全酒造)を含む50〃!反応
液で37℃、1時間反応させ、5°末端をリン酸化した
反応液をフェノール:クロロホルム混液で抽出後エタノ
ール沈澱でDNAを回収した。このA。
B、C,Dの連結物断片5.55gを6611Mトリス
塩酸(pH7,5) 、10mMMgC1g 、1sM
ATP、 1mMスペルミジン、1750単位T4リガ
ーゼ(全酒造)を含む750μ1反応液中で16℃、越
夜で反応させた。
反応により生じたA−Dパート断片の結合物をフェノー
ル:クロロホルム混合液で抽出後、エタノール沈澱によ
り約22μgの精製DNA断片として回収した。
この全長遺伝子を含む連結反応物を10mM トリス塩
酸(pH7,5)  、 50mMNaC1、1105
MMgC1、1s+MDTT、30単位の制限酵素5a
u3AI存在下、50uE反応液中、37℃、4時間で
反応し、切断した。
反応液をフェノール:クロロホルム混液で抽出後、エタ
ノール沈澱でDNAを回収した。
プラスミドpUc1B、6ugを10mMTris−)
ICI(pH7,5) 、50mM NaC1,10m
M MgCh及び10単位の制限限酵素BamHIを含
む50μlの反染液中で37℃、2時間インキエベート
した後フェノール抽出、エタノール沈澱を行った。
エタノール沈澱でDNAを回収後、60μ!のIMTr
is塩酸(pH18,o)及び2単位のアルカリ性フォ
スファクーゼで65℃、1時間処理し5゛末端のリン酸
基を除去した。その後、フェノール:クロロホルム混合
液で抽出後、エタノール沈澱でDNAを回収した。
このベクターDNA0’、4μgと前述のヒトリゾチー
ム全長遺伝子を含む連結反応混合物の1/10!iとを
混合し、20aMTris−HCI(pH7,5) 、
10mMMgC1g、0.4mMATP、 IOsMD
TT、及び525単位のT4DNAリガーゼを含む30
μ2の反応溶中で16℃、越夜反応させた。
次にこの反応液を用いて大腸菌E、 co目294株を
形質転換し、アンピシリン抵抗性(50μg/d)、の
形質転換体を得た。これらの形質転換体よりプラスミド
DNAを調製し、制限酵素開裂パターンの分析を行って
、pUc18のBamH1部位に合成ヒトリゾチーム遺
伝子が第3図で示される様に挿入された組換えプラスミ
ド(以下このプラスミドをpLY61と呼ぶ)を含む形
質転換体を選び出した。
ボゾーム 人  とヒ  ゾチーム   の1持 上記8種の合成オリゴヌクレオチド(HLY−37〜4
2、 S−5,0−5)をアニーリングし、次いでクロ
ーニングした。まずHLY−38,HLY−39゜HL
Y−40,HLY−41,HLY−42゜3−5各10
ttgを66mMTris塩a! (pH17,5>、
10mMMgC1t 、1mMATP、  1mMスペ
ルミジン、15単位T4ポリヌクレオチドキナーゼ(宝
酒造)を含む50μ2反応液で37°C,1時間反応さ
せ、5゜末端をリン酸化した。
反応液をフェノール:クロロホルム混液で抽出後エタノ
ール沈澱でDNAを回収した。このHLY−38〜HL
Y42.S〜5断片3μgと未処理のHLY37.D−
5断片3μgとを66mM )リス塩酸(pH7,5)
 、1(1++MMgc1g 、1μM  ATP、 
 11Mスペルミジン、1750単位T4リガーゼ(宝
酒造)を含む200μl反応液中で16°C2越夜で反
応させた0反応により生じたHLY37〜HLY42゜
S−5,D−5断片の結合物をフェノール:クロロホル
ム混合液で抽出後、エタノール沈澱により約24μgの
精製DNA断片として回収した。
続いて上で調製した合成りNA断片と連結するヒトリゾ
チーム遺伝子は以下のようにして調整した(第3図)、
先に得られたpLY−61720μgを10蛾hトリス
塩酸(pH7,5) 、10IIMMgCh −50+
wMNaCI、1mMDTT存在下、400単位の制限
酵素Taqlを加え800pl中で65℃、1時間反応
させ生じた662bpの断片を5%ポリアクリルアミド
′ゲル電気泳動で分離し該結合物を含むゲルを切出し、
該結合物を電気泳動的に溶出しブタノールでfI!A縮
し、フェノール:クロロホルム混液で抽出後、エタノー
ル沈澱により約60μsのDNAを回収した。このDN
A1.8μgと先はどのHLY37〜42.S−5,D
−5結合物9μgを66mM )リス塩酸(pH7,5
)、6.6mMMgC1g 、10■MDTT、1ff
iMATP、1350単位T4DNAリガーゼ存在下で
、120μlの反応液中16°C1越夜で反応させた。
この反応で生じた結合物を1抛−トリス塩酸(pH7,
5)、50+5MNaCl、10mMMgCh 、1 
mMD T T、 16単位の制限酵素5au3AI存
在下、40μ1反応液中、37°C13時間で反応し、
切断した0反応液をフェノール:クロロホルム混液で抽
出後、エタノール沈澱でDNAを回収した。この断片を
20μ!中前記の条件で5.5単位のT4ポリヌクレオ
チドキナーゼと37°C11時間反応させ、5°末端を
すべてリン酸化した。この488bpの断片を5%ポリ
アクリアミドゲル電気泳動により分離回収した。この断
片中には先の合成オリゴヌクレオチドを含む全ヒトリゾ
チーム遺伝子が存在する。
ベク − LY−85の このDNA断片を大腸菌用発現ベクターpMY12−6
Amp−1に組みこみ、大腸菌でヒトリゾチームを発現
させるプラスミドp LY−85を構築した。先ずpM
Yl 2−6A2−6A 1.5μgを505M )リ
ス塩酸(pH7,5)、100mMNaCl、10aM
MgCh 、10sMD T T、 60単位の制限酵
素BanH1の存在下、60μ1反応液中、37℃、1
2時間反応させた。エタノール沈澱でDNAを回収後、
60μi!1Mトリス塩酸(pH18,0)及び2単位
のアルカリ性フォスファターゼで65°C,1時間処理
し、5゛末端のリン酸基を除去した。その後、フェノー
ル:クロロホルム混合液で抽出後、エタノール沈澱でD
NAを回収した。このベクター0.1μgと先はどの4
88bp断片を300μi反応液中350単位のT4D
NAリガーゼを含む反応液で16℃、越夜で反応させた
。この反応液を使ってカルシウム処理した大腸菌294
株を形質転換した。
アンピシリン耐性菌を50mg/ lアンピシリンを含
むし寒天培地(10g/ lポリペプトン、5g7Nイ
ーストエキストラクト、5g/l NaC1,1,5%
寒天)上で選択した。得られたコロニーよりプラスミド
DNAをアルカリ法(Molecular Cloni
ng(19B2)CN3 )により抽出、精製し、各種
制限酵素で切断して切断パターンを解析しヒトリゾチー
ム遺伝子がAPLプロモーターと同一方向に組み込まれ
た形質転換体を選びだした。この形質転換体を大腸菌2
94(pLY−85)と命名した。
ヒ iゾチームの E、 coil 294(pLY−85)を5111の
修正し培地(10g/ i、ポリペプトン、 5g/ 
j!イーストエキストラクト、 5g/ ff1Nac
l、50a+g/j!アンピシリン)に接種し、30℃
で一夜培養した。培養液1111を新たな上記培地10
0dに加え、30℃で1〜6時間培養した後、41゛C
で誘導し、さらに2〜lO時間培養を継続したのち菌体
を遠心分離した。
ヒト1ゾチームの 大腸菌294(pLY−85)株で生産されたヒトリゾ
チームの検出定量は逆相HPLCにより行った。
比較例としてリボゾーム結合部位とATG間の塩基数、
配列の異なるpLY−80,pLY−83でそれぞれ形
質転換された大腸菌でのヒトリゾチームの生産量を測定
した。
大腸菌294 (pLY−85)株及び大腸菌294 
(pLY−80) 。
294 (pLY−83)株を10011修正り培地で
30°Cで撮優培養しODa*oが1.0〜1.8に達
した時から3〜6時間培養した。培養液を遠心集望し、
−80°Cで凍結させた0次に室温で融解させた菌体を
50aMNatllPOa−NaHzPOa (pH6
,2)に懸濁し、超音波により破砕した。破砕液を10
倍容量の6.6Mグアニジン塩酸バッフf −(pH8
,53,3%(W/V)DTTを含む)に懸濁した後H
PLCによりヒトリゾチーム量を測定した。
HPLCによる測定は逆相系担体(YMC−PackA
P−303山村化学研究社製)を用い0.12%TFA
を含むO,1MNac1水溶液中アセトニトリルの直線
濃度勾配による分析条件で行った。
結果を表2に示した。
表2 pLY−85GATGGAGGTAACTTAAAA↑
     37.6発明の効果 第1図記載の塩基配列のヒトリゾチーム遺伝子の上流に
下記の塩基配列のりボゾーム結合部位〜ヒトリゾチーム
の翻訳開始部位をコードするDNA断片 5°端GATGGAGGTAACTTAAAATATG
 3’端を連結することにより、ヒトリゾチームの発現
量が増加し、容易に効率よく調製することが可能となっ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図はpLY−85に挿入されているヒトリゾチーム
遺伝子の全塩基配列を示す、上段は塩基配列を下段はア
ミノ酸配列を示す、塩基配列中、塩基番号4番目から3
93番目までのsI域がヒトリゾチームをコードする領
域である。塩基番号1番目から3番目のATCは翻訳開
始コドンを表す。 第2図はフラグメントU−1〜U−16、L−1〜L−
16の塩基配列を示している。上段はU−1−U−16
を、下段はL−1−L−16の塩基配列を示す6例えば
、フラグメントU−1は←U1→で示される範囲の塩基
配列を有する。 第3図はヒトリゾチーム遺伝子の構築方法および発現プ
ラスミドFLY−85の構築方法を示している。 :ea、rA  1)田

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記の塩基配列のDNA断片 【遺伝子配列があります】 (上記のDNA配列中、下線を付したATGは翻訳開始
    コドンを、GATGGAGGはリボゾーム結合部位を表
    す。) を5′端に有する、第1図記載の塩基配列のヒトリゾチ
    ーム遺伝子を含み、微生物菌体内でヒトリゾチームを発
    現することを特徴とする発現プラスミド
  2. (2)発現プラスミドpLY−85
  3. (3)特許請求の範囲第1項又は第2項記載のプラスミ
    ドにより形質転換されヒトリゾチームを生産する微生物
  4. (4)大腸菌(E.coli)であることを特徴とする
    特許請求の範囲第3項記載の微生物。
  5. (5)E.coli294(pLY−85)
  6. (6)特許請求の範囲第3項、第4項又は第5項記載の
    微生物を培養することを特徴とするヒトリゾチームの製
    造法
  7. (7)下記の塩基配列のDNA断片 【遺伝子配列があります】 (上記のDNA配列中、下線を付したATGは翻訳開始
    コドンを、GATGGAGGはリボソーム結合部位を表
    す。) を5′端に有する、第1図記載の塩基配列のヒトリゾチ
    ーム遺伝子
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