JPH022823A - 吸湿器 - Google Patents

吸湿器

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JPH022823A
JPH022823A JP63163086A JP16308688A JPH022823A JP H022823 A JPH022823 A JP H022823A JP 63163086 A JP63163086 A JP 63163086A JP 16308688 A JP16308688 A JP 16308688A JP H022823 A JPH022823 A JP H022823A
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moisture
agent
water component
deliquescent
container
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JP63163086A
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Tadao Nagase
長瀬 匡夫
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  • Drying Of Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は吸湿器に関し、より詳細には、内部に充填さ
れた吸湿剤の吸湿力が低下あるいは消失して交換の時期
に来たことを外部から視認できるようにした吸湿器に関
するものである。
〈従来技術と発明が解決しようとする課題〉多湿気候の
我が国においては、年平均の相対湿度が70%以上に達
する地域が殆どであり、特に梅雨どきには相対湿度が8
0%以上に達することも多い。
一方、生活の合理化や、食品を美味な状態で長期間保存
することなどを目的として種々の乾燥食品が開発され、
一般家庭でも、例えばインスタントコーヒー、粉ミルク
、インスタントスープ、香辛料、のり、茶、ふりかけ、
乾燥しいたけ、スナック菓子等の乾燥食品が、数多く常
備されるようになってきている。
ところが、前記の通り多湿気候の我が国にあっては、高
乾燥状態で密封封入された食品であっても、−旦開封す
ると、たとえ密閉容器内に保存しても、蓋を開けるたび
に湿った空気と接触して湿ってしまう。食品は一旦湿る
と、単に水分を含んで柔らかくなったり、糊化したり、
固化、硬化するだけでなく、変質または老廃し、あるい
は味を損なうという弊害がある。
そこで、乾燥食品の乾燥状態を維持し、常時美味に食せ
るようにするため、瓶や罐、袋等の密閉容器内に上記乾
燥食品を収容して保存する際、吸湿性の薬剤(吸湿剤)
を内包した吸湿器を一緒に収納することが、一般に行わ
れている。
上記吸湿器に使用される吸湿剤としてはシリカゲルが最
も一般的であるが、このシリカゲルが自重の約30%で
吸湿飽和点に達するのに対し、自重の約150%までの
水分を吸収する能力を有し、しかも、シリカゲルよりも
安価に製造でき、かつ無害な塩化カルシウムも、吸湿剤
として多用されている。
しかしながら、上記塩化カルシウムは潮解性を有し、吸
湿するにしたがって軟泥状から液状になるので、吸湿性
能が消失した後も気付かずに放置していると、容器内か
ら漏出して食品を変質させる等の弊害を引き起こし、問
題となっていた。
この発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、
前記のように吸湿性能に優れた塩化カルシウム等の潮解
性を有する吸湿剤を使用した際に、この潮解性吸湿剤の
吸湿力が消失したことを外部から確認できるため、新し
いものとの取り替え時期の判断が容易で、そのまま放置
されて食品を変質させる虞のない吸湿器を提供すること
を目的としている。
く課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するための、本発明の吸湿器は、潮解性
吸湿剤と、この潮解性吸湿剤が吸湿により潮解して含水
状態となった際に生ずる水成分に溶解して発色する着色
剤と、含水状態となった潮解性吸湿剤が液状となって外
部に流出しないように上記吸湿によって生じた水成分を
捕獲する水成分捕獲剤とからなる吸湿混合物を、着色状
態視認用の透明または半透明部分を備えた、透湿性を有
する材質あるいは構造の容器内に充填してなることを特
徴とする。
なお、上記水成分捕獲剤としては、水成分を吸収してゲ
ル化する増粘剤と、水成分を吸収して固化する固化剤と
、水成分を吸収して保持する保竣剤とが例示される。こ
れらの水成分捕獲剤は、それぞれ単独で、あるいは2種
以上混合して使用することができる。
また、容器は容器本体と蓋体とを備え、両者のうちの少
な(とも一方が、透湿微多孔性の構造材料により形成さ
れていることが好ましい。
さらにまた、上記容器内に充填される吸湿混合物は、顆
粒状、フレーク状および多孔質固形状等、粉体以外の何
れかの形状であることが好ましい。
く作用〉 上記構成からなる本発明においては、塩化カルシウム等
の潮解性吸湿剤が吸湿して含水状態になると、そのpH
8〜12の水成分に着色剤が溶解して発色する。そして
、この発色を、容器に設けられた着色状態視認用の透明
または半透明部分から視認することで、新しいものとの
取り替え時期を判断することができる。
また、前記増粘剤、固形剤、および保持剤等の水成分捕
獲剤は、上記潮解性吸湿剤から発生する水成分を取り込
んで容易に離さないので、上記潮解性吸湿剤が液化して
漏出することを防止できる。
また、上記吸湿混合物を収容する容器本体と蓋体のうち
の少なくとも一方を、通常の構造材料に代えて、孔径2
5μm以下の極めて微細な孔を有する透湿微多孔性の構
造材料によって形成した場合には、この透湿微多孔性の
構造材料が、透湿性は有するが、液体としての水は透過
しないという特性を有し、しかも、内部に収容された吸
湿混合物をも透過させることがないので、フィルター等
が不要になり、容器の構造を簡素化できる。
さらにまた、上記容器内に充填される吸湿混合物の形状
が、顆粒状、フレーク状および多孔質固形状等、粉体以
外の何れかの形状である場合には、容器への充填時に粉
体のように飛散することがないので、例えば、容器本体
と蓋体の溶着や接着の妨げになったり、あるいは、充填
のための生産ラインの周辺を汚染することがない。しか
も、粉体の場合には、吸湿の際に粉体粒子同志が凝集し
てダマになり、均一な吸湿を行えなくなって、吸湿混合
物の充填量に相応する吸湿性能を達成できなくなる虞が
あるが、上記顆粒状やフレーク状、多孔質固形状等の形
状を有する吸湿混合物は凝集する虞がなく、その充填量
に相応した吸湿性能を確保できるという利点がある。
〈実施例〉 次に、この発明の実施例について、図面を参照しつつ、
詳細に説明する。
第1図および第2図に示した吸湿器(1)は、全体がい
ちごの形状を真似て作られたもので、ポリプロピレン、
ポリエチレン、ポリスチレン、アクリル等の合成樹脂や
ガラス等の透明あるいは半透明の材料でいちごの実の耶
に形成された非透湿性の容器本体(2)と、合成樹脂、
金属、紙、布、皮革、木材、ガラス、ホーロー、陶器等
の材料でいちごのへたの形に形成された、上記容器本体
■の開口を塞ぐ蓋体(4)とを備えている。そして、容
器本体(りの内部には、塩化カルシウム等の潮解性吸湿
剤と、この潮解性吸湿剤が吸湿により潮解して含水状態
となった際に生ずる水成分に溶解して発色する水溶性の
着色剤と、上記水成分を捕獲して容易に離さない水成分
捕獲剤とからなる吸湿混合物(K)が充填されている。
蓋体(4)には、複数(図の場合6個)の扇型の通孔(
4a)・・・が形成されていると共に、この蓋体(4)
の内側には、セロファン、ナイロン、ビニロン等の素材
自身が透湿性を有する透湿性フィルム、バルブ、不織布
、透湿性の紙、フェルト、あるいは、直径が例えば25
μm以下程度の微細な孔が多数形成された微多孔性フィ
ルム、またはこれらの積層体などからなるフィルター(
3)が、上記通孔(4a)・・・を塞ぐように取り付け
られている。
また、この蓋体(4)の周囲には、図に示したように、
蓋体(4)を下にして吸湿器(1)を置く際に、湿気が
上記通孔(4a)・・・に円滑に導かれるようにするた
め、蓋体(4)を中空に浮かした状態で安定良く保持す
る複数の脚部(4b)・・・が、いちごのへたの葉に似
せて形成されている。
なお、前記吸湿混合物(K)中の着色剤としては、いち
ごの実の色を表現するのに適した赤色着色剤が好ましく
用いられる。また、上記着色剤の発色は徐々に進行する
ため、場合によっては吸湿器(1)の替え時の判断が困
難になる虞がある。そこで、前記容器本体(2等の透明
または半透明部分の近傍に、替え時の着色剤の色調(色
合い、色の濃さ等)に相当する色見本を取り付けても良
い。
蓋体(4)の容器本体■への固定は、通常、熱溶着、超
音波溶着、接着剤による接着、熱圧着、凸部と凹部の係
合による機械的固定等により行われるが、下記第3図(
a)中)の実施例のように、単なる嵌合であっても良い
次に、第3図(aJ(b)の実施例の吸湿器(1)は、
有底円筒状の容器本体■と、この容器本体■に被せられ
た円筒状の蓋体(4)とを備えている。容器本体(2)
は、先の実施例同様、透明あるいは半透明の合成樹脂や
ガラス等で形成されており、内部に前記各成分からなる
吸湿混合物(K)が収容されている。
一方、蓋体(4)は、上記容器本体Q)の上端開口を覆
う天板に複数(図では8個)の円形の通孔(4a)・・
・が形成されていると共に、内側に透湿性のフィルター
(3)が配置されている。このフィルター口)は、図に
示したように、容器本体■の開口上端と蓋体(4)の天
板との間に周縁が挾まれることで、この両者の間に固定
されている。また、蓋体(4)の天板は、上記フィルタ
ー(3)との間に空隙が形成されるよう、周縁部より中
央部が上方に膨出した形状を有しており、フィルター口
)の全面を外気と接触させることができるので、均一で
効率的な吸湿が可能となっている。なお、蓋体(4)の
天板を上記膨出形状にせず、フィルター(3)と密着し
た平板状にした場合には、外気とフィルター(3)との
接触面積をできるだけ広く取るために、通孔(4a)・
・・の数を増やしたり、一つずつの通孔(4a)の面積
を大きくすればよい。しかし、この場合には、天板の強
度が弱くなる虞があるので、蓋体(4)の材質や構造を
工夫することが好ましい。
次に、第4図の実施例の吸湿器(1)は、食品の間など
に突き刺して使用できるよう、容器本体(2)が、突き
刺すための尖端部分を有する飛型状に形成されている。
また、容器本体0)内には、吸湿混合物(K)の収容部
分を三つに仕切る仕切り壁(2a) (2a)が形成さ
れており、吸湿器(1)を縦向けに突き刺した際に、容
器本体(2)内で吸湿混合物(K)が偏るのを防止し、
良好な吸湿性能を維持するのに役立っている。上記容器
本体(2)は、全体が、透明または半透明の樹脂材料等
により一体に形成されており、上面の開口が、バルブ、
不織布、透湿性の紙、フェルト、微多孔性または透湿性
のフィルム、あるいはこれらの積層体などからなる透湿
性被膜(5)により被覆されて、吸湿混合物(K)が容
器内に密封されている。
次に、第5図の実施例の吸湿器(1)は、吸湿混合物(
K)を収容する容器が、2枚のシート体(6) (7)
からなる袋体である場合を示している。そして、袋体の
一方のシート体(6)は、セロファン、ナイロン、ビニ
ロン等の透湿性フィルムや、あるいは、ポリ塩化ビニル
等からなる微多孔性フィルム、または、上記透湿性フィ
ルムや微多孔性フィルムと、パルプ、不織布、透湿性の
紙、フェルト等との積層体などで形成されており、他方
のシート体(7)は、袋体の内側が吸水性シート(7a
)、外側が透明非透水性フィルム(7b)からなる積層
体で形成されている。
上記構成からなる吸湿器(1)では、透湿性のシート体
(6)より袋体内に侵入した湿気が、まず吸湿混合物(
K)中の潮解性吸湿剤に吸収される。次に、吸湿が進み
、上記潮解性吸湿剤が潮解して含水状態になると、この
水成分に着色剤が溶解して発色する。そして、着色され
た水成分は吸湿混合物(K)中の水成分捕獲剤に捕獲さ
れるが、その一部が上記吸水性シー) (7a)に吸収
されて、この吸水性シー ト(7a)を着色剤の色に着
色する。そこで、この着色を、上記透明非透水性フィル
ム(7b)を通して視認すれば、吸湿器(1)の取り替
え時期を確認できることとなる。なお、上記吸水性シー
ト(7a)に、例えば吸湿器交換のためのメツセージを
表した文字や絵の形になるように、非吸水部分を作成し
ておけば、その部分だけは着色水を吸収しないので着色
せず、文字や絵が浮かび上がって、より一層明確な表示
を行えるようになる。
次に、第6図ないし第10図の実施例の吸湿器(1)は
、何れも、吸湿混合物(K)を収容する容器本体(2′
)と蓋体(4′)のうちの少なくとも一方が透湿微多孔
性の構造材料で形成された場合を示しており、各図にみ
るように、上記容器本体(2′)と蓋体(4′)のみを
備えた簡素な構成になっている。なお、透湿微多孔性の
構造材料とは、透湿性はあるが液体としての水は通さな
い、直径が例えば25μm以下程度の微細な孔が多数形
成された構造材料を言い、例えば多孔性樹脂材料、多孔
質ガラス、素焼き土器、陶器、木材、紙等が例示される
。また、上記多孔性樹脂材料としては、ポリプロピレン
、ポリエチレン、ポリスチレン等のベース樹脂材料の粉
末を焼成した材料や、上記ベース樹脂材料中に、ベース
樹脂材料を溶融しない溶媒に可溶な粉末を混入させた後
、上記溶媒で粉末を溶出させた材料等が好ましいものと
して例示される。
なお、先の第1図〜第3図の場合、蓋体(4)には不透
明のフィルター(3)が取り付けられているので、容器
本体(2)が、内部に収容された吸湿混合物(K)の発
色を視認するための透明または半透明部分になっていた
が、第6図〜第10図の実施例の場合には、上記容器本
体く2′)と蓋体(4′)のうちの何れが透明または半
透明部分になっていても良く、両刀共に透明または半透
明であっても良い。また、容器本体(2′)と蓋体く4
′)のうちの何れか一方を、替え時の着色剤の色調に相
当する色に着色された樹脂材料で形成しておくと、吸湿
器(1)の替え時の判断が容易になる。
第6図および第7図の実施例は、先の第1図の実施例同
様、いちごの形状を真似たもので、上記透湿微多孔性の
構造材料からなる容器本体(2′)がいちごの実の形に
形成され、非透湿性の通常の材料からなる蓋体(4′)
がいちごのへたの形に形成されている。また、蓋体く4
′)には、いちごのへたの葉に似せた脚部(4b’)が
形成されている。
次に、第8図の実施例の吸湿器(1)は、全体がレモン
の形状に形成された場合を示しており、レモンの実の半
分に相当する容器本体(2′)と蓋体(4′)とが、共
に透湿微多孔性の構造材料で形成されている。なお、こ
の容器本体く2′)、蓋体(4′)内に収容された吸湿
混合物(K)中の着色剤としては、レモンの色を表現す
るのに適した黄色着色剤が好ましく用いられる。
第9図の実施例の吸湿器(1)は、全体がりんごの形状
に形成された場合を示しており、りんごの実に相当する
、透湿微多孔性の構造材料で形成された容器本体(2′
)と、非透湿性材料で形成された、りんごのへたに相当
する蓋体(4′)とを備えている。
容器本体(2′)内の吸湿混合物(K)中に含まれる着
色剤としては赤色、黄色、緑色等の着色剤を用いること
ができる。これらの着色剤は、それぞれ単独で使用して
も良いが、例えば、りんごの実の下半分に充填される吸
湿混合物(K)に黄色や緑色の着色剤を使用し、実の上
半分に充填される吸湿混合物(K)に赤色の着色剤を使
用する、と言うように、複数の着色剤を併用すれば、よ
り実感的なりんごの色を表現できる。
なお、上記第6図〜第9図の実施例の吸湿器(1)にお
いては、容器の大部分が、上記のように透湿微多孔性の
構造材料で形成されているので、先の第1図〜第4図の
実施例に比べて吸湿面積を著しく増加でき、吸湿速度を
大きくできる。また、例えば食品や密閉容器が接触して
も吸湿面の全てが塞がれる可能性は少なく、吸湿能力が
全く失われてしまう虞は少ない。
第10図の実施例の吸湿器(1)は、前記第3図(a)
山)の実施例同様、有底円筒状の容器本体(2′)と、
それに対応した円筒状の蓋体(4′)とを備えたもので
、上記蓋体(4′)の全体が透湿微多孔性の構造材料で
形成されているため、蓋体(4′)には通孔やフィルタ
ーを設ける必要がなく、簡潔な構造になっている。
以上の各実施例において用いられる吸湿混合物(K)を
構成する各成分のうち、潮解性吸湿剤としては、前記塩
化カルシウムの他に、塩化マグネシウム、塩化アルミニ
ウム、塩化リチウム、臭化カルシウム、塩化亜鉛、五酸
化リン等の潮解性無機塩類が好ましいものとして例示さ
れる。
また、着色剤としては、食用赤色2号(アマランス)、
同3号(エリスロシン)、同102号にューコクシン)
、同104号(フロキシン)、同105号(ローズベン
ガル)、同108号(アシッドレッド)、食用黄色4号
(タートラジン)、同5号(サンセットイエローFCF
)、食用緑色3号(ファストグリーンFCF)、食用青
色1号(ブリリアントブルーFCF)、同2号(インジ
ゴカルミン)等の食用タール色素、鉄クロロフィリンの
カリウムおよびナトリウム塩、銅クロロフィリンのカリ
ウムおよびナトリウム塩、銅クロロフィル等の葉緑素系
の色素、その他、酸化第2鉄(ベンガラ)、β−カロチ
ン等の食品用着色剤が食品衛生上好ましく使用される。
さらに、水成分捕獲剤としては、水成分を吸収してゲル
化する増粘剤、水成分を吸収して固化する固化剤、およ
び、水成分を吸収して保持する保持剤が好ましく用いら
れ、これらの捕獲剤は単独で、あるいは2梯以上混合し
て使用される。
水成分を吸収してゲル化する増粘剤としては、ゼラチン
、アルギン酸ソーダ、カラギーナン、寒天、アルギン酸
プロピレングリコール、カゼインナトリウム、カルボキ
シメチルセルロース、デンプン、グリコール酸ナトリウ
ム、ポリアクリル酸ナトリウム、メチルセルロース、ア
ラビヤゴム、ペクチン、ポリビニルアルコール、グリセ
リン等が例示される。
また、固化剤としては、ポルトランドセメント、アルミ
ナセメント等の水硬化性セメントや、生石灰(酸化カル
シウム)、消石灰、石膏等の気硬性セメントなど、吸湿
した際に硬化性を示す、いわゆる広義のセメントが用い
られる。
保持剤としては、ケイ酸粉末、ホワイトカーボン、天然
パルプ、セピオライト、ゼオライト、ケイ砂、ジルコニ
ウム錯体、粉末チタン等が挙げられる。
なお、上記潮解性吸湿剤、増粘剤、固化剤、および保持
剤としては、着色剤の発色をより鮮やかに、かつ忠実に
発現させるため、上記例示の各化合物の中でも白色ある
いは無色のものを用いることが望ましい。例えば、白色
の固化剤としては、石膏、生石灰、消石灰等が例示され
、白色の保持剤としては、ケイ酸粉末、ジルコニウム錯
体、粉末チタン等が例示される。一方、前記潮解性吸湿
剤と増粘剤については、前記例示のものが何れも白色ま
たは無色であるため、全ての化合物が好適に使用される
上記潮解性吸湿剤、着色剤、および水成分捕獲剤の各成
分の、吸湿混合物(K)中に占める割合は、本発明では
特に限定されないが、潮解性吸湿剤が30〜70重量%
、より好ましくは51〜70重量%、着色剤が0.01
〜0.2重量%、増粘剤が5〜40重量%、固化剤が2
〜14重量%、保持剤が5〜40重量%の範囲内である
ことが好ましい。
吸湿混合物(K)中に占める潮解性吸湿剤の割合が30
重量%未満では、十分な吸湿性能が得られなくなる虞が
ある。逆に、潮解性吸湿剤の割合が70重量%を越える
と、吸湿力が強すぎて潮解性吸湿剤の吸湿能力が消失す
る以前に取り替え表示が出てしまったり、あるいは、水
成分捕獲剤による水成分の捕獲能力を越える水成分が潮
解性吸湿剤によって吸湿されて、上記潮解性吸湿剤の液
化漏出を阻止できなくなり、食品等を変質劣化させる等
の弊害を生じる虞がある。
なお、前記増粘剤は、吸湿によって生じた水成分を強力
に捕獲するが、吸水してゲル状となるにしたがって体積
が著しく増大するため、内容積に制約を伴う容器に充填
する場合には、他の水成分捕獲剤である固化剤や保持剤
との配合割合を調整して、水成分補獲剤全体としての水
成分捕獲量を維持しつつ、しかも体積彫版が大きくなら
ないようにする必要がある。
また、上記各成分からなる吸湿混合物(K)は、前述し
たように顆粒状、フレーク状、あるいは多孔質固形状等
の形状で容器内に充填されることが好ましい。吸湿混合
物(K)を上記形状にするためには公知の方法を適用で
きる。例えば、吸湿混合物(K)を顆粒状やフレーク状
にするには、固形物の粉砕、熱分解、粉体からの造粒、
溶液あるいは気体からの析出造粒等の方法を適用するこ
とができ、多孔質固形状にするには、上記顆粒やフレー
クを焼結したりバインダで固結する方法等が適用できる
なお、吸湿混合物(K)を上記顆粒状やフレーク状にす
る場合には、一つずつの顆粒やフレーク中に、潮解性吸
湿剤、着色剤、水成分捕獲剤の全ての成分を含ませるこ
ともできるが、これら各成分は、化学的性質や物理的性
質がそれぞれ異なるものであるから、全ての成分を一つ
の顆粒やフレーク中に含ませることは容易でない。した
がって、上記各成分のうちの一つあるいは一部を含む数
種の顆粒やフレークを製造し、これを混合して容器ない
に収容することが好ましい。また、吸湿混合物(K)を
前記多孔質固形状にする場合には、上記数種の顆粒やフ
レーク混合物を使用することが好ましい。
なお、本発明の吸湿器は、上記実施例には限定されず、
この発明の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更を施
すことができる。
例えば、上記各実施例では、吸湿混合物の着色を視認す
るための透明あるいは半透明部分として、容器を構成す
る各部のうちの一つの部品(容器本体(2)(2’)、
蓋体(4)(4’)、透明非透水性フィルム(7b)等
)の全体を透明あるいは半透明の素材で形成していたが
、一部に窓のように透明あるいは半透明部分を形成して
も良い。
また、吸湿混合物(K)を収容する容器の形状や構造、
容器を構成する素材等も上記実施例には限定されず、適
宜選択して実施することができる。
例えば、前記例示の果物の他、花等に似せた形状の容器
を使用すれば、外観体裁上も良好で、環境に適したもの
とすることができる。また、容器の素材や形状等を適宜
選択して実施することにより、吸湿速度や吸湿量等の調
節も可能となる。
〈発明の効果〉 上記構成からなる、本発明の吸湿器によれば、潮解性吸
湿剤が吸湿して含水状態になると、その水成分に着色剤
が溶解して発色するので、使用者は、この発色を容器に
設けられた透明または半透明部分から視認することで、
新しいものとの取り替え時期を判断できるようになる。
したがって、吸湿器がそのまま放置されて食品を変質さ
せる虞がなくなる。
また、増粘剤、固形剤、および保持剤等の水成分捕獲剤
は、潮解性吸湿剤から発生する水成分を取り込んで容易
に離さないので、上記潮解性吸湿剤が液化して漏出する
ことを防止できる。したがって、例えば、上記着色剤の
発色を見逃したり、発色を視認したがうっかり交換を怠
った場合や、あるいは、塩化カルシウムなどの潮解性吸
湿剤の6水塩までの結晶が、温度等の作用で、吸湿限界
以前に、結晶中に含有する結晶水により潮解した場合な
どにおいても、潮解性吸湿剤の液化を防止できるので、
食品を変質させる危険性が減少する。
また、上記吸湿混合物を収容する容器を構成する容器本
体と蓋体のうちの少なくとも一方が、通常の構造材料に
代えて、孔径25μ−以下の極めて微細な孔を有する透
湿微多孔性の構造材料によって形成された場合には、フ
ィルター等が不要になり、容器の構造を簡素化できる。
さらにまた、上記容器内に充填される吸湿混合物の形状
が、顆粒状、フレーク状および多孔質固形状等、粉体以
外の何れかの形状である場合には、容器への充填時に粉
体のように飛散することがないので、例えば、容器本体
と蓋体の溶着や接着の妨げになったり、あるいは、充填
のための生産ラインの周辺を汚染することがない。しか
も、粉体のように、吸湿の際に凝集してダマになること
がないので、吸湿混合物の充填量に相応する吸湿性能を
維持することが容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の吸湿器の第1の実施例を示す断面図、
第2図は第1図の実施例の下面を示す斜視図、第3図(
aJ (b)は第2の実施例を示す図であって、同図(
a)は断面図、同図中)は平面図、第4図は第3の実施
例を示す一部切り欠き斜視図、第5図は第4の実施例を
示す断面図、第6図は第5の実施例を示す斜視図、第7
図は第6図の実施例の断面図、第8図は第6の実施例を
示す断面図、第9図は第7の実施例を示す断面図、第1
0図は第8の実施例を示す断面図である。 (K)・・・吸湿混合物、   (1)・・・吸湿器、
(2)(2’)・・・容器本体、   (3)・・・フ
ィルター(4)(4’)・・・蓋体、     (5)
・・・透湿性被膜、(6) (7)・・・シート体

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、潮解性吸湿剤と、この潮解性吸湿剤が吸湿により潮
    解して含水状態となった際に生ずる水成分に溶解して発
    色する着色剤と、含水状態となった潮解性吸湿剤が液状
    となって外部に流出しないように上記吸湿によって生じ
    た水成分を捕獲する水成分捕獲剤とからなる吸湿混合物
    を、着色状態視認用の透明または半透明部分を備えた、
    透湿性を有する材質あるいは構造の容器内に充填してな
    ることを特徴とする吸湿器。 2、水成分捕獲剤が、水成分を吸収してゲル化する増粘
    剤、水成分を吸収して固化する固化剤、および、水成分
    を吸収して保持する保持剤のうちの少なくとも1つであ
    る請求項1記載の吸湿器。 3、容器が容器本体と蓋体とからなり、両者のうちの少
    なくとも一方が透湿微多孔性の構造材料により形成され
    ている請求項1記載の吸湿器。 4、容器内に充填される吸湿混合物の形状が、顆粒状、
    フレーク状および多孔質固形状のうちの何れかである請
    求項1記載の吸湿器。
JP63163086A 1987-07-15 1988-06-29 吸湿器 Pending JPH022823A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN115414186A (zh) * 2022-09-05 2022-12-02 曹建力 一种带有可拆分吸湿条的卫生巾

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