JPH02282425A - 鋼片の加熱方法 - Google Patents
鋼片の加熱方法Info
- Publication number
- JPH02282425A JPH02282425A JP10366089A JP10366089A JPH02282425A JP H02282425 A JPH02282425 A JP H02282425A JP 10366089 A JP10366089 A JP 10366089A JP 10366089 A JP10366089 A JP 10366089A JP H02282425 A JPH02282425 A JP H02282425A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- time
- temp
- furnace
- transformation point
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、ウオーキングビーム式炉での鋼片の加熱方法
に関し、特に詳しくは、圧延まま製品表面に脱炭層の生
じないような鋼片の加熱方法に関する。
に関し、特に詳しくは、圧延まま製品表面に脱炭層の生
じないような鋼片の加熱方法に関する。
[従来の技術]
一般に鋼製品に脱炭層があると、C(炭素)含有量が少
ないため、焼き入れをした際、その部分の硬度が上がら
ず、使用したときに、(al摩耗の進行が速くなる、f
blむしれやすい、(C1疲労寿命が短(なる等の問題
点が起こってくる。
ないため、焼き入れをした際、その部分の硬度が上がら
ず、使用したときに、(al摩耗の進行が速くなる、f
blむしれやすい、(C1疲労寿命が短(なる等の問題
点が起こってくる。
そのため、■例えば、建設用機械部品や自動車用部品用
途に対しては、表面脱炭層除去を目的として、研磨やピ
ーリング工程等の工程を必要としていた。
途に対しては、表面脱炭層除去を目的として、研磨やピ
ーリング工程等の工程を必要としていた。
他方、■表面脱炭層の生成を抑制するために、加熱炉温
を調整する方法もある。すなわち、表面脱炭層厚は加熱
温度および在炉時間に大きく影響を受けるが、通常、ウ
オーキングビーム式加熱炉においては、シリンダースト
ロークが250〜35〇−ピッチであるため、加熱炉内
の在炉時間が長く、A1変態点〜抽出までに平均約70
分という長時間を要し、しかもこの在炉時間は変更せず
、加熱温度の制御により、脱炭層の生成を抑制していた
。
を調整する方法もある。すなわち、表面脱炭層厚は加熱
温度および在炉時間に大きく影響を受けるが、通常、ウ
オーキングビーム式加熱炉においては、シリンダースト
ロークが250〜35〇−ピッチであるため、加熱炉内
の在炉時間が長く、A1変態点〜抽出までに平均約70
分という長時間を要し、しかもこの在炉時間は変更せず
、加熱温度の制御により、脱炭層の生成を抑制していた
。
し発明が解決しようとする課題]
しかし、上記■のように、表面脱炭層除去を目的とした
研磨やピーリング処理を行うことは、工程数の増加によ
るコストアップにつながり、納期的にも早い対応ができ
ないという問題点がある。
研磨やピーリング処理を行うことは、工程数の増加によ
るコストアップにつながり、納期的にも早い対応ができ
ないという問題点がある。
他方、上記■の方法では加熱炉温の規制にのみ頼ってい
るため、脱炭層の抑制効果が十分でない。
るため、脱炭層の抑制効果が十分でない。
そこで本発明では、圧延後の研磨やビーリング工程の付
加を必要とせず、加熱方法を改善することで脱炭層の発
生を防止し、圧延まま材料において表面脱炭層が極めて
少なくなる鋼片の加熱方法を提供することにある。
加を必要とせず、加熱方法を改善することで脱炭層の発
生を防止し、圧延まま材料において表面脱炭層が極めて
少なくなる鋼片の加熱方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
上記課題を解決するための本発明は、ウオーキングビー
ム式加熱炉で鋼片を加熱する際に、A変態点温度を超え
る温度での加熱時間を30分以下さすることを特徴とす
るものである。
ム式加熱炉で鋼片を加熱する際に、A変態点温度を超え
る温度での加熱時間を30分以下さすることを特徴とす
るものである。
「作 用]
一般に鋼片を常温から加熱していく場合、C=0.77
%以下の状態では、フェライト+パーライトの状態から
スタートし、A、変態点(約727°C)を超えると、
オーステナイトが析出し始め、A3変態点を超えると、
オーステナイト−相となる。
%以下の状態では、フェライト+パーライトの状態から
スタートし、A、変態点(約727°C)を超えると、
オーステナイトが析出し始め、A3変態点を超えると、
オーステナイト−相となる。
この過程において、脱炭の進行を決定するCの拡散現象
は、オーステナイトが析出するA、変態点から徐々に激
しくなり、A、変態点において最も活発になり、A、変
態点を超えて一旦弱まり、それ以後、また徐々に活発に
なっていくという特徴がある。
は、オーステナイトが析出するA、変態点から徐々に激
しくなり、A、変態点において最も活発になり、A、変
態点を超えて一旦弱まり、それ以後、また徐々に活発に
なっていくという特徴がある。
本発明では、鋼片を加熱していく際、A、変態点温度を
超えたところで加熱する時間を30分以下に規制してい
るから、後述のように、Cの拡散現象を極力抑え、スケ
ール進行分の脱炭量を抑えることができ、圧延まま製品
の脱炭量を極めて少なくすることができる。
超えたところで加熱する時間を30分以下に規制してい
るから、後述のように、Cの拡散現象を極力抑え、スケ
ール進行分の脱炭量を抑えることができ、圧延まま製品
の脱炭量を極めて少なくすることができる。
さらに、本発明を適用することにより、燃料原単位の向
上、およびスケールロス低減による歩留向上も図ること
ができる。
上、およびスケールロス低減による歩留向上も図ること
ができる。
[発明の具体的構成]
以下本発明をさらに具体的に説明する。
加熱炉での表面脱炭層の抑制は、できるだけ低温で抽出
すれば比較的簡単に達成できるが、そのような低温にお
いては、抽出した後圧延する際にミル負荷の問題から、
圧延するのが困難になる。
すれば比較的簡単に達成できるが、そのような低温にお
いては、抽出した後圧延する際にミル負荷の問題から、
圧延するのが困難になる。
従って、圧延するのに十分な温度、通常1000〜11
00°C程度、で抽出する必要がある。
00°C程度、で抽出する必要がある。
ところで、前述の通り、脱炭層の生成はA、変態点を超
えたところで開始され、A3変態点あたりでピークに達
する。従って、A、変態点を超えた時点から抽出までの
時間を短くすれば脱炭層の生成を抑制できる。実際、A
、変態点を超えた時点から抽出までの時間と脱炭層厚の
度合いとの間には、第3図のように、強い関連性がある
ことがわかった。同図のように、脱炭のない製品を得る
には、A1変態点から抽出までの時間が、30分以下で
あるという条件が必要である。
えたところで開始され、A3変態点あたりでピークに達
する。従って、A、変態点を超えた時点から抽出までの
時間を短くすれば脱炭層の生成を抑制できる。実際、A
、変態点を超えた時点から抽出までの時間と脱炭層厚の
度合いとの間には、第3図のように、強い関連性がある
ことがわかった。同図のように、脱炭のない製品を得る
には、A1変態点から抽出までの時間が、30分以下で
あるという条件が必要である。
そこで、この条件内での加熱を達成するための具体的手
段として、例えば下記の(i)、(ii)という手段を
採ることができる。
段として、例えば下記の(i)、(ii)という手段を
採ることができる。
(i)第1図に示すように、通常、ウオーキングビーム
式加熱炉においては、シリンダーストロークは250〜
300關であるが(同図(al)、本発明では、在炉時
間の短縮および短時間加熱での均−加熱性を考慮して、
−本おきに鋼片を装入して、鋼片ピッチ間を500〜6
00Mとして加熱する(同図(b))。
式加熱炉においては、シリンダーストロークは250〜
300關であるが(同図(al)、本発明では、在炉時
間の短縮および短時間加熱での均−加熱性を考慮して、
−本おきに鋼片を装入して、鋼片ピッチ間を500〜6
00Mとして加熱する(同図(b))。
(ii)また、第2図(a)に示すように、一般につt
−キングビーム式加熱炉は、予熱帯、加熱帯、均熱帯か
ら基本的に構成されているが、従来の設定炉温は、第2
図(blの破線Aで示したように、加熱帯での加熱温度
が高い。これに対し本発明では、実線Bのように加熱帯
での加熱温度を低く抑え、その反面、鋼片を圧延に十分
な温度に高めるため、均熱帯での加熱温度を高くし、急
速加熱を行う。
−キングビーム式加熱炉は、予熱帯、加熱帯、均熱帯か
ら基本的に構成されているが、従来の設定炉温は、第2
図(blの破線Aで示したように、加熱帯での加熱温度
が高い。これに対し本発明では、実線Bのように加熱帯
での加熱温度を低く抑え、その反面、鋼片を圧延に十分
な温度に高めるため、均熱帯での加熱温度を高くし、急
速加熱を行う。
なお、本発明に従えば、均熱帯の028度を0.5%以
下にするのが望ましい。
下にするのが望ましい。
このようにして、第2図(blに示すように、加熱帯に
おいて、本発明に従って、鋼片温度を従来より低くする
と、A1変態点から抽出時までの時間を30分以下とす
ることができる。
おいて、本発明に従って、鋼片温度を従来より低くする
と、A1変態点から抽出時までの時間を30分以下とす
ることができる。
かくして、第4図の、圧延後の製品表面の金属組織の模
式図にて明らかなように、従来の加熱態様ではta1図
のように、たとえば、O,L 4 mmの脱炭層が見ら
れたのに対して、本発明法によると、fb1図のように
脱炭層をゼロにすることができる。なお、第4図ta)
、tb+はいずれも材質345C、直径25.0順の丸
棒製品についての倍率100倍の金属組織を表す図であ
る。
式図にて明らかなように、従来の加熱態様ではta1図
のように、たとえば、O,L 4 mmの脱炭層が見ら
れたのに対して、本発明法によると、fb1図のように
脱炭層をゼロにすることができる。なお、第4図ta)
、tb+はいずれも材質345C、直径25.0順の丸
棒製品についての倍率100倍の金属組織を表す図であ
る。
本発明法の適用対象となる鋼片としては各種鋼片がある
が、特に丸鋼の直径19mmφ〜55mmφまでの機械
構造用炭素鋼(C=0.1〜0.55%)、機械構造用
合金鋼(Cr系、Cr−Mo系)、および軸受鋼等があ
る。
が、特に丸鋼の直径19mmφ〜55mmφまでの機械
構造用炭素鋼(C=0.1〜0.55%)、機械構造用
合金鋼(Cr系、Cr−Mo系)、および軸受鋼等があ
る。
[実施例]
次に実施例を説明する。
545Cの直径251n!IIφの丸鋼を圧延により得
るための鋼片の加熱にあたり、従来法でのA、変態点〜
抽出まで在炉時間を56分、本発明法では、A変態点〜
抽出までの在炉時間を15分とし、脱炭層厚(Dmt−
Max) 、スケールロス、燃料原単位について試験を
行ったところ、第1表の結果が得られた。なお、鋼片の
加熱態様は、それぞれ第2図の通りである。
るための鋼片の加熱にあたり、従来法でのA、変態点〜
抽出まで在炉時間を56分、本発明法では、A変態点〜
抽出までの在炉時間を15分とし、脱炭層厚(Dmt−
Max) 、スケールロス、燃料原単位について試験を
行ったところ、第1表の結果が得られた。なお、鋼片の
加熱態様は、それぞれ第2図の通りである。
第 1 表
第1表より、本発明における加熱方法で加熱することに
より、脱炭層の生成を抑制できるとともに、スケールロ
スの低減化および燃料使用の低減化も図れることが明ら
かとなった。
より、脱炭層の生成を抑制できるとともに、スケールロ
スの低減化および燃料使用の低減化も図れることが明ら
かとなった。
[発明の効果1
以上の通り、本発明法によれば、圧延まま製品における
表面脱炭層の生成を抑制でき、脱炭層の除去のための研
磨やビーリング工程を省略することができるのみならず
、スケールロス低減や燃料原単位向上をも図ることがで
きる。
表面脱炭層の生成を抑制でき、脱炭層の除去のための研
磨やビーリング工程を省略することができるのみならず
、スケールロス低減や燃料原単位向上をも図ることがで
きる。
第1図は炉内での鋼片の搬送方法を示す図、第2図はウ
オーキングビーム式加熱炉内の各温度帯域での本発明法
による加熱パターンを従来法のパターンと比較して示し
た図、第3図は本発明による脱炭層抑制の効果を示す図
、第4図は鋼片の金属組織を示す図である。 第1図 第2図
オーキングビーム式加熱炉内の各温度帯域での本発明法
による加熱パターンを従来法のパターンと比較して示し
た図、第3図は本発明による脱炭層抑制の効果を示す図
、第4図は鋼片の金属組織を示す図である。 第1図 第2図
Claims (1)
- (1)ウォーキングビーム式加熱炉で鋼片を加熱する際
に、A_1変態点温度を超える温度での加熱時間を30
分以下とすることを特徴とする鋼片の加熱方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10366089A JPH02282425A (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | 鋼片の加熱方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10366089A JPH02282425A (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | 鋼片の加熱方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02282425A true JPH02282425A (ja) | 1990-11-20 |
Family
ID=14359942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10366089A Pending JPH02282425A (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | 鋼片の加熱方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02282425A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102888507A (zh) * | 2012-10-19 | 2013-01-23 | 湖北中冶窑炉有限公司 | 一种斜底步进式综合加热炉 |
-
1989
- 1989-04-24 JP JP10366089A patent/JPH02282425A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102888507A (zh) * | 2012-10-19 | 2013-01-23 | 湖北中冶窑炉有限公司 | 一种斜底步进式综合加热炉 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN110819877B (zh) | 一种采用炉卷轧机生产装饰用超纯铁素体不锈钢的方法 | |
| CN104525560A (zh) | 普碳钢/含Nb钢20-30mm中厚板麻面的有效控制方法 | |
| CN114507775B (zh) | 一种改善超高碳马氏体不锈钢连铸坯一次碳化物的加热方法 | |
| CN116460262B (zh) | 一种降低带状组织评级的低碳钢中厚板连铸生产工艺 | |
| JPS60245722A (ja) | 高張力線材の製造方法 | |
| US4284439A (en) | Process for the production of sheet and strip from ferritic, stabilized, stainless chromium-molybdenum-nickel steels | |
| JPH0559172B2 (ja) | ||
| JP3149763B2 (ja) | 軸受鋼の連鋳片の置き割れ防止方法 | |
| JPH0576524B2 (ja) | ||
| KR20030055286A (ko) | 낮은 변형도로 냉간 가공되는 냉간 압연 스트립 제조 방법 | |
| JPH04173921A (ja) | 球状化組織を有する鋼線材又は棒鋼の製造方法 | |
| JP3272804B2 (ja) | 異方性の小さい高炭素冷延鋼板の製造法 | |
| CN107716584A (zh) | 一种超级奥氏体904l不锈钢板带的生产方法 | |
| CN114453430A (zh) | 一种防止高磁感取向硅钢冷轧断带的控制方法 | |
| JPS59136422A (ja) | 球状化組織を有する棒鋼と線材の製造方法 | |
| JP2792896B2 (ja) | 微細な球状化炭化物を有する炭素鋼または合金鋼板の製造方法 | |
| JPH02263931A (ja) | 表面品質が優れたCr―Ni系ステンレス鋼薄板の製造方法 | |
| CN121797746A (zh) | 一种基于未再结晶区轧制的20CrMnTiH钢带状组织控制方法 | |
| JPH02263930A (ja) | 表面品質が優れたCr―Ni系ステンレス鋼薄板の製造方法 | |
| JPH0577741B2 (ja) | ||
| JPS6386815A (ja) | 冷間加工性の優れた鋼材の製造方法 | |
| JPH11256234A (ja) | 高デルタフェライトステンレス線材の製造方法 | |
| SU1168615A1 (ru) | Способ термообработки высокопрочных холоднокатаных листов | |
| CN122038901A (zh) | 一种高成型超薄规格960MPa级别非调质高强钢及生产方法 | |
| JPS60258413A (ja) | 鉄損の低い無方向性電磁鋼板の製造方法 |