JPH0228250A - ポリアミド系樹脂組成物 - Google Patents

ポリアミド系樹脂組成物

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JPH0228250A
JPH0228250A JP17659988A JP17659988A JPH0228250A JP H0228250 A JPH0228250 A JP H0228250A JP 17659988 A JP17659988 A JP 17659988A JP 17659988 A JP17659988 A JP 17659988A JP H0228250 A JPH0228250 A JP H0228250A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、精密成形用ポリアミド系樹脂組成物に関する
ものであり、更に詳しくは、広い湿度範囲にわたり、寸
法安定性と高強度、高剛性度が保持され、特に薄肉部品
や精密成形部品に適したポリアミド系樹脂組成物に関す
る。
[従来の技術] 周知のように、ポリアミド系樹脂としてはナイロン6や
ナイロン66が比較的低価格であり、機械的強度に優れ
ていることから、エンジニアリングプラスチックとして
広範囲に利用されているが、吸湿による寸法変化及び強
度、剛性度の低下が重大な問題となっている精密部品の
成形材料としての適用は困難であった。
即ち、強度を要求される機構部品の用途分野ではガラス
繊維配合組成物が実用化されているが、1つの部品の重
量が109以下という小型部品、肉厚がL1以下のよう
な薄肉部を含む部品及び歯車のように先端に鋭角部を含
むような部品については、該ガラス繊維を充填したもの
では薄肉部や鋭角部などで長い繊維の流動が不十分で該
繊維の含有量が他の部分に比べて少なくなり、十分な補
強効果が得られず強度不足となる。又該繊維の配向に基
く異方性や反りが生じ、精密成形が困難である。
粉末状無機物を充填した系では、ガラス繊維のような成
形品の箇所による充填物の含有量の差や異方性、反りに
ついては軽微であるが、補強効果が十分ではなく、強度
の小さいものしか得られない。
異方性や反りが軽微であり、かっは内部や鋭角部の末端
まで高い強度を有する樹脂組成物として、チタン酸カリ
ウム繊維配合組成物が開示されている。しかしながら、
ナイロン6やナイロン66にチタン酸カリウム繊維を充
填した場合、乾燥状態での強度は良好であるが、高湿度
の雰囲気での吸湿状態では大幅に強度が低下し、実用的
な材料にはなり得なかつな。この現東は、従来のチタン
酸カリウム繊維では結晶構造中からの遊術が可能なカリ
ウムが多く、この遊離カリウムが樹脂組成物の特性を劣
化させることが原因であった。
[発明が解決しようとする課題] このように従来のチタン酸カリウム繊維は、遊離カリウ
ム含有量が多い為に、その存在を嫌うナイロンの補強材
としては好ましいものではなく、新規な補強材の開発が
望まれていた。
本発明は従来のもののような欠点をもたない、異方性や
反りが軽微であって、J内部や鋭角部の末端まで高強度
、高剛性度を有し、かつ広い湿度範囲にわたり高強度、
高剛性度が保持されるポリアミド系樹脂組成物を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決する手段] 本発明者らは上記の課題を解決するため研究を行った結
果、遊離カリウム量が15ppm以下好ましくは5pp
m以下であるトンネル構造穴チタン酸カリウム繊維をポ
リアミド系樹脂に添加することが効果的であることを見
出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明はポリアミド系!D4rY19cs〜
50重量部と遊離カリウム量が15ppm以下好ましく
は5111111以下であるトンネル構造水チタン酸カ
リウム繊維5〜50重量部を含むtIl密成形成形用ポ
リアミド系樹脂組成物供するものである。
上記チタン酸カリウム繊維はトンネル構造内チタン酸カ
リウム繊維中に混入する層状構造四チタン酸カリウムの
含有量を極端に少なくして、結晶構造から遊離するカリ
ウム量を15ppn以下好ましくは513911以下に
した製品であるが、本発明者らはポリアミド系樹脂に該
チタン酸カリウムm維を配合することにより、従来のチ
タン酸カリウム繊維を配合した場合よりも、吸湿時の強
度及び剛性度が著しく改善されることを見出したもので
ある。
従来のチタン酸カリウム繊維配合樹脂成形物の絶屹時の
強度が、吸湿後再<ld5することで復元することから
、ポリアミド系樹脂が遊離カリウムの存在により加水分
解するのではなく、チタン酸カリウム繊維とポリアミド
系樹脂との吸湿時の界面剪断強度に遊離カリウノ、が影
うを及ぼしており、従来のチタン酸カリウム繊維配合組
成物の場合には、!!離カリウムが吸湿時の界面剪断強
度を低下させているもめと推察される。
以下、本発明をJTHEに説明する6本発明のポリアミ
ド系樹脂としては、特に制限はなく様々なものを用いる
ことができる。即ち、■ ナイロン6及びナイロン12
等の環状脂肪族ラクタムの開環重合によるもの■ ナイ
ロン66、ナイロン610及びナイロンMXD6等の脂
肪族ジアミンと脂肪族ジカルボン酸または芳香族ジカル
ボン酸の縮重合反応によるもの■ ナイロン11等のア
ミノ酸の縮重合によるもの、その他各種モノマーの共重
合体がある。これらの中でも、特にナイロン6やナイロ
ン66を用いることが好ましい。
本発明のポリアミド系樹脂組成物の強化材として使用さ
れるチタン酸カリウノ、繊維は、遊離カリウム量が5 
ppm以下であるトン本ル構造六チタン酸カリウム繊維
である。本発明で使用できるトンネル構造穴チタン酸カ
リウム繊維は、代表的には以下の方法で製造される。
すなわち、一般式K 20 ・nT io 2(但しn
−2〜4)で示される割合で配合されたチタン原料化合
物とカリウム原料化合物との混り物を900〜1200
℃で焼成して塊状のチタン酸カリウノ、繊維を生成せし
め、次いで該塊状生成物を水又は温水中に浸漬してチタ
ン酸カリウム繊維を単繊維に解繊した後、該スラリーに
酸を添加してpH9,3〜9.7に調整することにより
、チタン酸カリウムu!!維の組成がT i O2/ 
K a O(モル比)テ5.95〜6.00(7)組成
になるように組成変換処理し、更に950〜1150℃
で1時間以上加熱後、酸洗浄すれば良い。
このチタン酸カリウム繊維の製造に際し、チタン原料化
合物としては、含水酸化チタン、二酸化チタン及びルチ
ル鉱などを挙げることができ、カリウム原料化合物とし
ては焼成時にに20を生じる化音物、例えばK 20 
、 K OH、K 2 CO*及びK N Osなどを
挙げることができる。
また、チタン酸カリウム繊維の形状は、平均繊維長が5
μ【―以上でかつ平均アスペクト比(平均繊維長/平均
繊維径〉10以上であることが好ましい。
得られたチタン酸カリウム繊維中の遊離カリウム量の測
定は以下の方法により行えば良い。
すなわち、チタン酸カリウム繊維の所定量を水中に分散
した後、煮沸することによって溶出したカリウムを、高
周波誘導結合プラズマ発光分析法、次光分光分析法、原
子吸光分光分析法などにより測定すれば良い、又チタン
酸カリウムの結晶構造から遊離したカリウムは、煮沸後
の水溶液中において水酸化カリウムとして存在する為、
溶液のpHを測定し、算出することも可能である。
本発明において遊離カリウム量とはポリアミド系樹脂と
混合した後の樹脂組成物中における、チタン酸カリウム
繊維に対する遊離カリウム量をいう、混合時にチタン酸
カリウム繊維は折れるため、該組成物中における平均繊
維長は混合前のそれよりも短くなっている。このため組
成物にし、それを成形した場合には、従来のような表面
処理によりカリウムイオンの溶出を防止したものに比較
してはるかに良好な結果を与えるのである。
本発明にかかる組成物の製造に際しては、シランカップ
リング剤等の表面処理剤による処理を施されているチタ
ン酸カリウム繊維を使用する方が、分散性の点で好まし
い、この表面処理されたチタン酸カリウム繊維を利用す
る方法としては、あらかじめ表面処理剤による処理が施
されているものを利用する方法と、チタン酸カリウム繊
維とポリアミド系樹脂とを混練する際に表面処理剤を添
加する方法とがあるが、あらかじめ表面処理剤による処
理が施されたチタン酸カリウム繊維を使用する方が、表
面処理剤の効果がより大きい。
前記表面処理剤としては、特に、γ−アミノプロピルト
リエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメト
キシシラン及びN−(β−アミノエチル)−γ−アミノ
プロピルトリメトキシシラン等が効果的であり、チタン
酸カリウム繊維に対し0.2〜2.0重量%程度の添加
が好ましい。
本発明のポリアミド系樹脂組成物の組成については、ポ
リアミド系樹脂は95〜50重量部、好すウム繊維は、
5〜50重量部、好ましくは10〜40重量部の範囲で
ある。ポリアミド系樹脂が50重量部未満では、成形加
工性が悪くなるので好ましくなく、該チタン酸カリウム
繊維が5重量部未満では強度の改良効果が不十分である
。
コスト並びに作業性のバランスを考慮すれば、チタン酸
カリウム繊維が10〜40重量部の範囲が好ましい。
本発明の樹脂組成物には、組成物本来の物性に悪影響を
与えない範囲で、その用途、目的に応じて難燃剤、熱安
定剤、滑剤等の各種添加剤を1種または2種以上を添加
することができる。
上記のようにして得られた本発明にかかるポリアミド系
樹脂組成物は精密成形部品すなわち、肉厚がjam以下
のような薄肉部を含む部品、1つの成形重量が10!F
程度以下の小型部品や先端に鋭角部を含むような部品、
例えば各種歯車、カム、アーリー及び軸等のようなlf
f械的強度が要求される部品の製造に好適である。
実施例 以下に実施例をあげて本発明をさらに詳細に説明する。
以下の実施例は単に例示のために記すものであり、発明
の範囲がこれらによって制限されるものではない、なお
以下において特に記載のない限り部は重量部を示す。
実施例1 アナターゼ型酸化チタン1400.と炭酸カリウム80
0gとを乾式混合した後、アルミナ製ルツボに入れ、電
気炉中で昇温速度250℃/時、保持温度1050℃、
保持時間3時間の条件で焼成した後、200℃/時の速
度で降温した。
焼成物をステンレス製容器中1OLの温水に投入して5
時間浸漬した後、600rp+aで撹拌を開始し、浴温
を60℃に調整する。5N−塩酸を滴下してpHを9.
5に調整する。この後撹拌を更に続けると四チタン酸カ
リウムの層間からカリウムイオンが溶出する為、pHが
高くなるが、塩酸滴下後、30分間撹拌を続けた場合の
pHの上昇が0.1以下になるまで、30分間隔で塩酸
を滴下して1)[(を9.5に調整した。
ろ通接、1000℃で3時間焼成した。該焼成物を1O
Lの温水中に分散した後、IN−塩酸を滴下して、pH
を4に調整した。ろ過、屹燥してチタン酸カリウム繊維
を得た。
この繊維をX線回折により同定したところ、トンネル構
造・六チタン酸カリウムの単一相であった。又、走査型
電子顕微鏡により繊維を観察したところ、平均繊維長は
80μ−で、平均繊維径は1.2μ蹟であった。
得られたチタン酸カリウム1!維20部とナイロン66
樹脂(宇部興産製、商品名:UBEナイロン2020B
)80部とを、ナカタニv1械製2軸押出機AS−30
により280℃の温度で溶融、混練してベレットとした
。
実施例2 実施r!A1と同一のナイロン66樹脂70部と、実施
例1で使用したチタン酸カリウム繊維表面に0.8重量
%のγ−アミノプロピルトリエトキジシランを処理した
試料30部とを、実施例1と同様な条件で溶融、混練し
てペレット化した。
比較例1 Rを行い、トンネル構造・六チタン酸カリウムの単一相
を得た。走査型電子i微鏡により繊維を観察したところ
、平均繊維長は80μ+aで、平均繊維径は1.2μ輪
であった。
得られたチタン酸カリウム繊維20部と実施例1と同一
のナイロン66樹脂80部とを、実施例1と同様な条件
でペレット化した。
実施例1で得られたチタン酸カリウムm維と比較例1で
得られたチタン酸カリウム繊維について以下の方法によ
りそれぞれの遊離カリウム量を測定した。
実施例1、及び比較例1、のベレットの所定量を採取し
て水中に分散後、10分間煮沸し、水中に溶出しカリウ
ム量を日本ジャーレルアッシュ製ICAP−505型高
周波誘導結合プラズマ発光分析装置により分析し、又水
溶液中の塩素イオン量を日立製作所製分光光度計100
−0101により分析した。
これにより塩化カリウムとして含まれるカリウムを除去
してチタン酸カリウムの結晶構造がら溶出した遊離カリ
ウム量を算出した。
実施例1の場き、チタン酸カリウム繊維に対し1.5p
pm 、比較例1の場合は23p11Mであった。実施
例及び比較例の試験片中のチタン酸カリウム繊維の平均
繊維長は共に25μ(イ)程度であったことがら、遊離
カリウム量が吸湿時の強度及び剛性度の低下に関係して
いると判断される。
比較[2 実施例1と同一のナイロン66vJ4脂70部と、比較
例1で使用したチタン酸カリウム1!維表面に0.8重
量%のγ−アミノプロピルトリエトキシシランを処理し
た試料30部とを、実施例1と同様な条件でペレット化
した。
比較例3 実施例と同一のナイロン66樹脂80部とチタン酸カリ
ウム繊1ft(天理化学製、商品名:ティスモD)20
部とを、実施例1と同様な条件でペレット化した。
実施例1.2及び比較例1〜3で得られたベレットを真
空乾燥機を使用して、120℃で12時間屹燻した後、
山域精機製作断裂5AV−3030型射出成形機により
、射出成形〈シリンダー温度260〜280℃、金型温
度80℃)し、引張強度及び曲げ強度測定用試験片を得
た。絶乾時及び甜脂に対し2.5%吸湿時の強度測定結
果を第1表に示す。尚この表には比較の為、ナイロン6
6tM脂単独の場合の物性値も示した。(比較例4)(
第1表) 第1表に明らかなように、遊離カリウム量が15部9m
以下であるトンネル構造穴チタン酸カリウム繊維を配合
したナイロン66g4脂組成物は、吸湿時においても高
強度、高剛性度を有している。
実施例3 ナイロン6樹脂(宇部興産製、商品名:UBEナイロン
1013B)70部と実施例2と同一のチタン酸カリウ
ム繊維30部とを、ナカタニ機械製2軸押出機AS−3
0により260℃の温度で溶融、混練してペレット化し
た。
比較例5 実施例3と同一のナイロン6樹脂70部と、比較例2と
同一のチタン酸カリウム繊維30部とを、実施例3と同
様な条件でペレット化した。
実施例3と比較例5で得られたペレットを、真空乾燥機
を使用して110℃15時間乾燥後、山域精機製作新製
5AV−30−30型射出成形機により射出成形(シリ
ンダー温度220〜240℃、金型温度80℃)し、強
度測定用試験片を得た。
絶乾時及び樹脂に対し3.5%吸湿時の物性測定結果を
第2表に示す、尚この表には比較の為、ナイロン6樹脂
単独の場合の物性値を示した。(比較例6) (第2表) 第2表より明らかなように、遊離カリウム量が5 pp
m以下であるトンネル構造力チタン酸カリウム繊維を配
合したナイロン6樹脂組成物は、吸湿時でも、高強度、
高剛性度を有している。
[発明の効果] 本発明の組成物を成形して得られる成形品は、吸湿時に
おいて高強度、高剛性度を有しており、歯車、カム、プ
ーリー及び軸等高い機械的強度が要求される精密機械部
品用途で有効性を特徴する特許出願人  チタン工業株
式会社 (外4名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリアミド系樹脂95〜50重量部と遊離カリウム
    量が15ppm以下であるトンネル構造六チタン酸カリ
    ウム繊維5〜50重量部を含む精密成形用ポリアミド系
    樹脂組成物。 2、請求項第一項記載の組成物から作られた精密機械部
    品。
JP17659988A 1988-07-15 1988-07-15 ポリアミド系樹脂組成物 Expired - Fee Related JPH0668073B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5407754A (en) * 1991-06-20 1995-04-18 Titan Kogyo Kabushiki Kaisha Potassium hexatitanate fibers for use as reinforcement
US5665620A (en) * 1994-08-01 1997-09-09 Motorola, Inc. Method for forming concurrent top oxides using reoxidized silicon in an EPROM
US5712177A (en) * 1994-08-01 1998-01-27 Motorola, Inc. Method for forming a reverse dielectric stack
CN105050958A (zh) * 2013-03-18 2015-11-11 东邦钛株式会社 钛酸钾的制造方法

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CN105050958A (zh) * 2013-03-18 2015-11-11 东邦钛株式会社 钛酸钾的制造方法

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