JPH0228306Y2 - - Google Patents

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JPH0228306Y2
JPH0228306Y2 JP1982149844U JP14984482U JPH0228306Y2 JP H0228306 Y2 JPH0228306 Y2 JP H0228306Y2 JP 1982149844 U JP1982149844 U JP 1982149844U JP 14984482 U JP14984482 U JP 14984482U JP H0228306 Y2 JPH0228306 Y2 JP H0228306Y2
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  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、密封室内の上昇圧力を逃がすため
の空気抜栓装置に関する。
(従来の技術及び問題点) 例えば自動車のダブルカルダン型等速ジヨイン
ト等におけるグリース充填作業において、グリー
スの充填と共に該充填室内の空気を外部に放出す
る必要がある。このために従来は、グリース充填
室の壁面に小孔を穿設して外部に連通させている
が、このように単なる小孔を外部に向けて開口し
ているものでは、自動車の走行中に外部から泥水
や塵埃等が侵入し、グリース寿命を劣化させると
共にジヨイントの摺動面を傷め、ジヨイント寿命
を低下させる。
このような不都合を除くために、例えば実公昭
56−52457号公報の空気抜栓装置が提案されてい
る。これは第1図に示すように、傘状の栓体1
を、取付部材2に穿設した取付孔3に挿着し、傘
部の外側を金属板4で覆被すると共に、栓体1の
空気口5端部に通常は閉じられているスリツト6
を設け、金属板4の内面に沿つて傘部に形成した
排気通路7に連通させたものであつて、室内側A
の圧力が上昇すると該圧力でスリツト6を開き、
通路7を介して圧力を放出する構造である。
ところがこれは、取付部材2の外側Bから栓体
1の筒状部9を取付孔3に押し込み、筒状部9の
端部に形成した周凸条10を、取付孔3の室内側
端縁に弾性的に係合させ、栓体1を取付孔3に係
着する構造であるために、筒状部9を取付孔3に
押し込むときに、前記周凸条10を弾性変形させ
る必要があり、該凸条10の直径を取付孔3の直
径に対しあまり大きくすることができない。
従つて、密封室の内圧の大きさによつては、空
気抜栓自体が取付孔から押し出されて外れてしま
うおそれがあり、また振動等によつて凸条10が
取付孔3の内径にひつ込んでしまい、自動車の走
行中に該孔3から外れて脱落してしまうおそれが
ある。すなわち確実な取付け状態が得られない不
都合がある。
(問題点を解決するための手段) この考案は空気抜栓装置において、その構造を
簡単化して加工及び空気抜栓取付孔に対する取付
けを容易となし、かつ内圧の上昇、その他の諸要
因に対して空気抜栓の脱落を完全に防止すること
を目的とするものである。
この考案は軸部を有する雄体と、雄体の軸部を
嵌入し軸方向抜止状態に結合する結合孔を有する
雌体とを備え、該雌体の外周形状が、空気抜栓取
付部材の取付孔との間に空気抜きすきまを有する
形状寸法とされ、雌体と雌体とを結合した状態に
おけるいずれか一方の端部に、周縁が空気抜栓取
付部材の外側端面に接触する傘状のリツプ部が設
設けられ、該リツプ部の周縁は、リツプ部内の圧
力により変形可能な弾性を有し、リツプ部の内部
が空気抜きすきまに連通され、リツプ部は、周縁
の接触部が空気抜栓取付孔を充分被覆し得る程度
に大きく形成され、雌体と雌体とを結合した状態
における他方の端部に、空気抜栓取付部材の内側
端面に接するフランジ部が設けられ、フランジ部
は、空気抜栓取付孔を充分被覆し得る程度に大き
く形成され、該フランジ部に、室内空間と空気抜
きすきまとを連通させるすきま連通手段が設けら
れ、 雄体の軸部と雌体の結合孔との間に雌雄を結合
しうる結合手段が設けられ、空気抜栓取付孔の一
側から雌体を挿入し、他側から雄体の軸部を雌体
の結合孔に嵌入して、雌雄両体を空気抜栓取付孔
に取付けたことを特徴とするものである。
(実施例) 第2図はこの考案を、自動車のダブルカルダン
型等速ジヨイントに適用した場合の一例を示す図
であつて、11はカツプリング、12はソケツト
ヨーク、13はピンヨークであり、これらの部材
は周知の如く1対の十字軸14によりトルクの伝
達が可能に連結される。ソケツトヨーク12とピ
ンヨーク13とには、入出力軸の等速性を保つた
めに、筒状部15とピン16とがそれぞれ突設さ
れ、ピン16に軸受17を介して回転及び軸方向
移動可能とされたセンタリングボール18が取付
けられ、該ボール18の周面に摺設するセンタリ
ングブツシユ19が筒状部15に保持される。セ
ンタリングボール18は、ばね20により常にセ
ンタリングブツシユ19の内面に密接するように
付勢され、センタリングブツシユ19とセンタリ
ングボール18との摺動面が、筒状部15に取付
けたオイルシール24により密封され、ソケツト
ヨーク12のウエブ21との間に密封室が形成さ
れる。而して密封室にグリースを供給するための
グリースフイツテイング22が筒状部15に取付
けられている。23は軸受17を密封するオイル
シールである。
以上は周知のダブルカルダン型等速ジヨイント
であるが、この考案は前記ウエブ21等の取付部
材に空気抜栓取付孔25を穿設し、該孔25に空
気抜栓を取付ける。
空気抜栓は、第3図a,b及び第4図a,bに
その詳細を示す如く雌体26と雄体27とからな
る。雄体27は適宜の軸方向長さを有する軸部2
8と、軸部先端に設けた周凸条29及び軸部の他
端に設けたフランジ部30とを有し、フランジ部
30に、空気抜栓をその取付孔25に取付けたと
き、後述の空気抜きすきま31に少なくとも1つ
が連通する少なくとも2個の貫通孔32を円周等
配に貫通する。
雌体26は、雄体27の軸部28を嵌入して結
合する結合孔33を有する筒状部34と、筒状部
の端部に形成した傘状のリツプ部35とを有し、
結合孔33の内底部に、雄体軸部28先端の周凸
条29に結合する周凹条36を形成し、筒状部3
4の外径を、空気抜栓取付孔25の内径との間に
前記空気抜きすきま31を形成する形状寸法とす
る。また傘状のリツプ部35の空気抜栓取付孔2
5の外側端面37に接する接触部38の直径と、
フランジ部30の直径は、空気抜栓取付孔25の
直径より充分に大径に形成する。
而して第4図に示す如く、雌体26の筒状部3
4をウエブ21の外側Bから空気抜栓取付孔25
に挿入して傘状のリツプ部35を、空気抜栓取付
孔25の外側壁面37に接触させ、密封室の室内
側Aより雄体27の軸部28を、その先端の周凸
条29と、結合孔33を有する筒状部34を弾性
変形させながら押し込み、フランジ部30を空気
抜栓取付孔25の内側壁面39に密接させ、同時
に周凸条29を結合孔33の周凹条36に結合せ
しめて雌体26と雄体27を結合し、ウエブ21
に確実に装着する。
この考案は以上のような構造であつて、室内側
Aの圧力が上昇すると、第4図aに矢符で示す如
く密封室の空気或は老化したグリースが、貫通孔
32の少なくとも1つと、空気抜きすきま31を
経由して傘状のリツプ部35を押し開いて外部B
に放出される。一方、外部からの泥水、塵埃等は
リツプ部35が傘状をなして空気抜栓取付孔25
の外側壁面37に密接しているために室内側Aに
侵入することができない。
以上の実施例は、雌体26を室外側から、雄体
27を室内側からそれぞれ空気抜栓取付孔25に
取付ける場合を示したものであつて、雌体26を
ゴム等の柔軟弾性体により成形し、雄体27を同
質又はそれより硬質の弾性材料、例えば合成樹脂
材料により成形しうるものであるが、これは雄体
に傘状のリツプ部を設け、雌体にフランジ部を形
成して、前記とは逆の方向から空気抜栓取付孔2
5に取付けることが可能であり、また位置を限定
すれば、フランジ部に設ける貫通孔は1つでもよ
く、或は3つ以上としてもよい。また筒状部の外
径形状は、必ずしも円筒形でなくてもよく、例え
ば方形断面星形変形断面形状とし、同様に空気抜
栓取付孔の断面形状も適宜他の変形形状とするこ
とが可能であつて、要するに何らかの形で空気抜
きすきまを形成することができればよい。
また筒状部を円筒形とし、空気抜栓取付孔を円
筒形とした図示の実施例では、第4図bに示す如
く、空気抜栓の取付けにおいて、取付孔25に対
し筒状部34を偏心させれば前記取付孔25の径
をそれほど大きくしなくても充分の空気抜きすき
ま31を形成させることができ、その取付けに格
別の配慮をする必要がない。
さらに雄体と雌体との結合手段は、図示の軸部
と結合孔、周凹凸条の組み合わせの他、例えば接
着、その他適宜の手段を用いることができる。
第5図はこの考案の他の実施例を示す図であつ
て、空気抜栓取付孔25の室内側Aに周段部40
を設け、貫通孔32と空気抜きすきま31との連
通をさらに容易ならしめたすきま連通手段を示し
ている。
第6図は、フランジ部30に貫通孔を設ける代
りに、円周等配の複数の突起41を設け、室内側
壁面39とフランジ部30との間に、空気抜きす
きま31を連通するすきま42を形成させてすき
ま連通手段としたものである。
第7図は、フランジ部30の前記壁面39に接
する端面に円周溝43を設け、該溝43を介して
貫通孔32と空気抜きすきま31とを連通させた
ものを示している。
(考案の効果) この考案は、軸部を有する雄体と、雄体の軸部
を嵌入して軸方向の抜止防止状態に結合する結合
孔を有する雌体とを備え、雌体と雄体とを結合し
た状態におけるいずれか一方の端部にリツプ部が
設けられ、他方の端部にフランジ部が設けられ、
雄体と雌体とを空気抜栓取付部材の両面から挿入
し結合することにより取付けるから、雄体のフラ
ンジ部及び雌体のリツプ部は取付孔に対して十分
に大きくすることが可能であつて、結合された後
に、内圧の上昇によつてリツプ部あるいはフラン
ジ部が取付孔内から外れるおそれはなく、内部の
空気を抜きながらしかも外部からの泥水、塵埃等
の侵入を確実に防止することができ、グリースの
劣化を防ぎ、ジヨイント寿命の低下を防ぐことが
できる。
しかも、リツプ部の周縁が、リツプ部内の圧力
により変化可能な弾性を有するので、リツプ部内
の圧力を調整することができ、さらに、雌体の外
周形状が、空気抜栓取付部材の取付孔との間に空
気抜きすきまを有する形状寸法とされ、リツプ部
の内部が空気抜きすきまに連通され、フランジ部
に室内空間と空気抜きすきまを連通させるすきま
連通手段が設けられているから、雄体及び雌体内
に空気流通路を形成する必要がなく、加工が容易
である。
さらに、雄体と雌体とを結合したとき、リツプ
部の周縁が空気抜栓取付部材の外側端面に接触
し、フランジ部が空気抜栓取付部材の内側端面に
接し、リツプ部とフランジ部とで空気抜栓取付部
材を挟むから、空気抜栓取付部材に溶着したり接
着したりする必要がなく、取付が簡単である。
また、リツプ部が傘状であるので、リツプ部の
外側に泥水などがたまるおそれがなく、空気抜き
の作用を阻害するおそれがない。
なおこの考案は、ダブルカルダン型等速ジヨイ
ントの他、各種の機械部品における密封室の空気
抜栓装置として利用しうるものであることはいう
までもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の縦断面図、第2図はこの考
案の適用例を示す半部縦断面図、第3図a,bは
実施例を分解して示す縦断面図、第4図a,bは
この考案の実施例の縦断面図と側面図、第5図、
第6図、第7図はそれぞれ他の実施例の縦断面図
である。 21……ウエブ(取付部材)、25……空気抜
栓取付孔、26……雌体、27……雄体、28…
…軸部、29……周凸条、30……フランジ部、
31……空気抜きすきま、32……貫通孔、33
……結合孔、34……筒状部、35……リツプ
部、36……周凹条、37………外側端面、38
……接触部、39……内側端面、40……段部、
41……突起、43……周溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 軸部を有する雄体と、雄体の軸部を嵌入し軸
    方向抜止状態に結合する結合孔を有する雌体と
    を備え、 該雌体の外周形状が、空気抜栓取付部材の取
    付孔との間に空気抜きすきまを有する形状寸法
    とされ、 雌体と雄体とを結合した状態におけるいずれ
    か一方の端部に、周縁が空気抜栓取付部材の外
    側端面に接触する傘状のリツプ部が設けられ、 該リツプ部の周縁は、リツプ部内の圧力によ
    り変形可能な弾性を有し、 リツプ部の内部が空気抜きすきまに連通さ
    れ、 リツプ部は、周縁の接触部が空気抜栓取付孔
    を充分被覆し得る程度に大きく形成され、 雌体と雄体とを結合した状態における他方の
    端部に、空気抜栓取付部材の内側端面に接する
    フランジ部が設けられ、 フランジ部は、空気抜栓取付孔を充分被覆し
    得る程度に大きく形成され、 該フランジ部に、室内空間と空気抜きすきま
    とを連通させるすきま連通手段が設けられ、 雄体の軸部と雌体の結合孔との間に雌雄を結
    合しうる結合手段が設けられ、 空気抜栓取付孔の一側から雌体を挿入し、他
    側から雄体の軸部を雌体の結合孔に嵌入して、
    雌雄両体を空気抜栓取付孔に取付けた空気抜栓
    装置。 (2) 前記結合手段が雌体の結合孔に雄体の軸部を
    嵌入することにより互いに結合しうるように結
    合孔と軸部に周設した凹凸周条である実用新案
    登録請求の範囲(1)記載の空気抜栓装置。 (3) 雄体の軸部先端に凸条を周設し、雌体の結合
    孔の内底部に前記凸条が結合する凹条を周設し
    て結合手段を形成した実用新案登録請求の範囲
    (2)記載の空気抜栓装置。 (4) 前記傘状のリツプ部を雌体の端部に、フラン
    ジ部を雄体の端部にそれぞれ設けた実用新案登
    録請求の範囲(1)から(3)までのいずれか1つに記
    載された空気抜栓装置。 (5) すきま連通手段が、フランジ部を軸方向に貫
    通する貫通孔であつて、該孔が空気抜きすきま
    に連通する位置に設けられている実用新案登録
    請求の範囲(1)から(4)までのいずれか1つに記載
    の空気抜栓装置。 (6) 前記貫通孔が、フランジ部の円周等配に少な
    くとも2個設けられている実用新案登録請求の
    範囲(5)記載の空気抜栓装置。 (7) 空気抜栓取付孔が、室内側に大径の段部を周
    設されて、前記貫通孔が該段部に連通する実用
    新案登録請求の範囲(5)又は(6)記載の空気抜栓装
    置。 (8) すきま連通手段が、フランジ部と空気抜栓取
    付孔の室内側壁面との間に、空気抜きすきまに
    連通する対向すきまを形成すべくフランジ部に
    突設した複数の突起により形成されている実用
    新案登録請求の範囲(1)から(4)までのいずれか1
    つに記載の空気抜栓装置。 (9) すきま連通手段が、空気抜栓取付孔の室内側
    壁面に接するフランジ部の端面に形成して空気
    抜きすきまに連通する周溝と、フランジ部を貫
    通して該周溝に連通する貫通孔とからなる実用
    新案登録請求の範囲(1)から(4)までのいずれか1
    つに記載の空気抜栓装置。
JP14984482U 1982-10-01 1982-10-01 空気抜栓装置 Granted JPS5954271U (ja)

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JPS5954271U JPS5954271U (ja) 1984-04-09
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