JPH02284904A - 硬化性アクリル系樹脂組成物および被覆部材 - Google Patents

硬化性アクリル系樹脂組成物および被覆部材

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JPH02284904A
JPH02284904A JP10798389A JP10798389A JPH02284904A JP H02284904 A JPH02284904 A JP H02284904A JP 10798389 A JP10798389 A JP 10798389A JP 10798389 A JP10798389 A JP 10798389A JP H02284904 A JPH02284904 A JP H02284904A
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curable
group
acrylic resin
compound
resin composition
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JP10798389A
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English (en)
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Hiroyuki Ando
博之 安藤
Akihiko Kurahashi
明彦 倉橋
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は硬化性アクリル系樹脂組成物およびそれを利
用した被覆部材に関し、さらに詳しく言うと、優れた硬
化性および離型性を有すると共に傷付白化性のない被覆
膜を形成することのできる硬化性アクリル系樹脂組成物
およびそのような被覆膜を有する被覆部材に関する。
[従来の技術] 光硬化性アクリル樹脂は、紫外線や電子線の照射により
容易に硬化するため、従来からコーテイング材や保護膜
として汎用されているが、反応残基として一〇H基が存
在することが多いため、その塗膜の表面は他の高分子化
合物との相互作用(反応性、分子間力)が強くて離型性
に劣ることが多い、したがって、光硬化性アクリル樹脂
を、他の高分子成形品と接触するような部材、たとえば
フィルムのコーテイング材として用いてそのフィルムを
ロール巻にする場合、しばしばV、着したりするので使
用上の困難を生じる問題がある。
また、塗膜の表面が活性であるので反応を起し易く、こ
のことは塗膜が劣化したりコーティングの際水分を吸着
して白化するなど、不良現象を引起す原因になる。
一方、最近になって開発された光硬化性アクリル樹脂の
−っとして、活性水素含有アクリレート(2−ヒドロキ
シエチルメタアクリレート)とイソシアネート(2,4
−トリレンジイソシアネート)とを反応せしめてなるウ
レタンアクリレートか公知であるか、これはウレタン結
合の導入により塗膜に柔軟性を与えるものてあり、ウレ
タン基の密度か高くて、耐熱性等の点で劣る。
この発明の目的は、離型性にすぐれ、傷付白化等の不良
現象の発生を防止した塗膜を得ることのできる硬化性ア
クリル系樹脂組成物およびそれを利用した被覆部材を提
供することにある。
[前記課題を解決するための手段] 前記課題を解決するためのこの発明は、3以上の(メタ
)アクリロイル基と1以上の活性水素基とを有する(メ
タ)アクリル系モノマー化合物とインシアネート化合物
とを反応せしめてなるプレポリマーを含む硬化性アクリ
ル系樹脂組成物てあり、 3以上の(メタ)アクリロイル基と1以上の活性水素基
とを有する(メタ)アクリル系モノマー化合物とインシ
アネート化合物とを反応せしめてなるプレポリマーと硬
化性ホスファゼン化合物とを配合してなることを特徴と
する硬化性アクリル系樹脂組成物であり、 前記硬化性アクリル系樹脂組成物を基材上に被覆硬化せ
しめてなることを特徴とする被覆部材である。
以下、この発明をさらに詳しく説明する。
(硬化性アクリル系樹脂組成物) −(メタ)アクリル系モノマー化合物−前記(メタ)ア
クリル系モノマー化合物は、3以上の(メタ)アクリロ
イル基と1以上の活性水素基を有する。
ここで、(メタ)アクリロイル基が3未満であると、硬
化速度が遅く、また硬化物の架橋密度も低くなり、耐熱
性および硬度の高い硬化物か得られなくなる。したがっ
て、通常には(メタ)アクリロイル基は3〜5である。
(メタ)アクリロイル基としては、 −02C−C=CH2 [式中のZは水素原子またはメチル基である。]て示さ
れるアクリロイル基あるいはメタクリロイル基を挙げる
ことかてきる。
前記活性水素基としては、イソシアネート基と反応する
ことができる活性水素を有する基であれば良く、たとえ
ば、−〇H1−NH2、−NH−−3H1−CHOl−
COOH等を挙げることがてきるか、通常には水酸基で
ある。
前記多官能(メタ)アクリル系モノマー化合物には水酸
基は硬化性の点では必要ではないが、化合物の合成上完
全に水酸基の無いものを製造することは実用上出来ない
ので、市販されているものには必ず水酸基が含まれてい
る。したがって、これら多官能子ツマ−を用いる硬化性
組成物にあっては、前記問題を解消することができない
の実情である。
前記(メタ)アクリル系モノマー化合物の具体例として
は、ペンタエリスリトールトリアクリレート(以下の構
造式て示される。)、 C)!、−0−QC−CII=CH2 110−CH,−C−CH2−0−QC−CH=CH。
CH□−0−QC−CH=CH2 ジベンタエリスリトールトリヒトロキシトリアクリレー
ト、ジペンタエリスリトールジヒドロキシテトラアクリ
レート、ジベンタエリスリトールモノヒトロキシベンタ
アクリレート(以下の構造式1式%) この発明においては、前記(メタ)アクリル系モノマー
化合物と共に、以下の構造式を有するトリメチロールプ
ロパンや、 CH2−0−QC−CH=CH2 C3I! 、 −CII□−C−CL−0−QC−CH
=CI+□C)+2−O−(HlニーCH”Cl1z以
下の構造式を有するジペンタエリスリトールへキサアク
リレートを使用することかできる。
C112=C++−CO−0−(:112CH2−0−
QC−CH=CII□ トリメチロールプロパンやジペンタエリスリトールへキ
サアクリレートは活性水素基を有していないので、この
発明における(メタ)アクリル系モノマー化合物として
単独て使用する場合は含まれない。しかし、本発明の組
成物による硬化被覆膜の硬度を大きくするためには、架
橋密度が大きい程好ましいから、トリメチロールプロパ
ンやジペンタエリスリトールへキサアクリレートをこの
発明における(メタ)アクリル系モノマーと併用するこ
とかてき、またそのような併用か好ましい。
併用する場合、トリメチロールプロパンやジペンタエリ
スリトールへキサアクリレートの使用量は、(メタ)ア
クリル系モノマーに対して通常O〜90である。
一イソシアナート化合物 インシアナート化合物はモノイソシアナート化合物ても
ジイソシアナート化合物てもよい。
その具体例を挙げると、フェニルイソシアナート、トリ
シンジイソシアナート、トルエンジイソシアナート(T
DI)、ナフチレン−1,5−ジイソシアナート、ジフ
ェニルメタン−4,4′−ジイソシアナート(MDI)
、ヘキサメチレンジイソシアナートなどがある。
これらの中でも好ましいのは、フェニルイソシアナート
、TDIなとである。
一使用量および反応条件− この発明の硬化性アクリル系樹脂組成物においては、前
記(メタ)アクリル系モノマー化合物と前記イソシアナ
ート化合物とを反応させて得られるプレポリマーを含有
する。
この反応に際し、用いるイソシアナート化合物の量は、
前記3以上の(メタ)アクリロイル基を含有するアクリ
ル系モノマー化合物のみでなくすべての(メタ)アクリ
ル系モノマー化合物の活性水素基とイソシアナート基と
が等モルて反応するように決定される。
反応には通常、イソシアナート化合物と(メタ)アクリ
ル系モノマー化合物との混合系を加熱することにより進
行する。
加熱する温度は通常20〜80℃である。
この反応によって、ウレタン結合を有すると共に活性水
素基を含まない重合性の二重結合を有するプレポリマー
が得られる。
この発明では、硬化性アクリル系樹脂組成物として、前
記プレポリマーのみからなるものてあっても良いか、硬
化性ホスファゼン化合物を含んていると、さらに耐熱性
、硬度、密着性に優れ硬化収縮率の低い硬化物か得られ
、また、各種性能の向上等を図るために、他の硬化性化
合物、重合性稀釈剤、充填剤、安定剤、溶剤、増感剤、
レベリング剤、帯電防止剤等を含んでいても良い。
硬化性ホスファゼン化合物− 本発明に用いる硬化性ホスファゼン化合物には各種のも
のがあるか、通常は一般式 %式%() (式中、aおよびbは、a〉0、b≧0てあり、かつa
+b=2を満たす実数を示し、n≧3てあり、Xは硬化
性基を示し、Yは被硬化性基を示す。) て表わされる化合物か好適に使用される。この硬化性ホ
スファゼン化合物を表示する一般式(I)は、単一の化
合物を表示するものてはなく、数種の化合物の混合物の
平均値としての表示である。
したがって、4基の数を示すaおよびbは必ずしも正数
に限定されず、少数をも含む実数である。
また、nについても同様に3以上の範囲の正数のみなら
ず、少数をも含む実数である。nは3≦n≦18か好ま
しく、n=3あるいは4あるいはその混合物である環状
化合物がより好ましい。
式中、Xは硬化性基を示すか、この硬化性基とは、紫外
線、可視光線、電子線、X線等の活性エネルギー線の照
射により反応して硬化する官IF、基を意味し、通常は
反応性二重結合を有する基である。この反応性二重結合
を有する基としては、各種のものかあるか、たとえばア
クリロイル基、メタクリロイル基、ビニル基あるいはア
リル基を含む官能基が挙げられる。
上記アクリロイル基を含む官能基あるいはメタクリロイ
ル基を含む官能基は、アクリロイルオキシ基やメタクリ
ロイルオキシ基、さらには一般式[式中、R1およびR
2は前記と同様の意味を示す。] で表わされる官能基、すなわちヒドロキシアルキル置換
(メタ)アクリルアミドの水酸基から水素原子を除いた
残基、さらに一般式 [式中 R1は水素原子またはメチル基を示し、R2は
炭素数1〜12、好ましくは1〜5アルキレン基(分岐
アルキレン基を含む、)を示す、]で表わすことができ
る。
また、このアクリロイル基やメタクリロイル基を含む官
能基は、上述の一般式(n)で表わされるものの外に、
一般式 [式中、R1は前記と同様の意味を示す。]で表わされ
る官能基、すなわち、アクリルアミドやメタクリルアミ
ドのアミノ基から水素原子を一個除いた残基を挙げるこ
とができる。
また、アリル基を含む官能基としては、アリル基そのも
のの外に、たとえばアリルオキシ基[CH2=CHCH
2−0]があるが、このアリルオキシ基に限らず、広く
一般式 [式中R′は前記と同様の意味を示し、R3およびR4
はそれぞれ水素原子あるいはアルキル基を示し、R3お
よびR4は同一であっても相違していても良い、] で表わされる官能基、すなわち水酸基を一個有するアリ
ル化合物の水酸基から水素原子を除いた残基を挙げるこ
とができる。
上記のような様々な硬化性基のうち、硬化物の基材への
接着性の向上の点で、XはN−メチロール7り’))L
、”7zド[CH2=CHC0NHCH20Hから水素
原子を除いた残基]が好ましい。
一方、一般式(I)中のYは、非硬化性基てあり、たと
えば水素原子、ハロゲン原子、フェノキシ基、ハロゲン
化フェノキシ基、アルコキシ基、ハロゲン化アルコキシ
基、−COOR,−N (H)R[ただし、Rは炭素数
1〜11のアルキル基である。]を含む基である。
これらのうちフッ素を含む基は、硬化物のすべてを向上
させるなどの点で好ましく、カルボニル基を含む基は、
硬化物の接着性を向上させる点で好ましい。
硬化物の耐水性、耐摩耗性、吸水率の低減および耐変色
性を向上させるには、Yは、 Z’  (CF、)、CH,0− [ただし、式中、nは1〜4の整数であり、Zlは水素
原子、またはフッ素原子を示す。]あるいは (CF、)、CHO− で表わされるフッ化物基であるのか好ましい。
このようなフッ化物基としては、2,2.2−)−リフ
ルオロエトキシ基、2,2,3,3.3−ペンタフルオ
ロ−1−プロポキシ基、2,2,3,3,4,4.4−
へブタフルオロ−1−ブトキシ基、2,2,3.3−テ
トラフルオロ−1−プロポキシ基、2,2,3,3,4
,4,5.5−オクタフルオロ−1−ペントキシ基およ
び1,1.:1,3.:l−へキサフルオロ−2−プロ
ポキシ基などが挙げられる。
また、接着性および柔軟性を改善することを主眼とする
場合には、Yは飽和カルボン酸化合物の残基−o(CH
2)nCOoH[nc、ltl〜15]および炭素環式
カルボン酸化合物の残基−〇C6H4(CH2) nC
OOH[nは0〜2の整数コ、   OCs Hz  
(COOH) 2および一0C6H,(R)COOH[
Rは−OHまたは一0CH3]などが好ましい。
前記飽和カルボン酸化合物として、オキシ酢酸、β−ヒ
ドロキシプロピオン酸、4−ヒドロキシ酢酸、12−ヒ
ドロキシデカン酸、16−ヒトロキシヘキサデカン酸な
どを挙げることかでき、前記炭素環式カルボン酸として
は、p−オキシ安息香酸、p−ヒドロキシフェニル酢酸
、P−ヒドロキシフェニルプロピオン酸、4−ヒドロキ
シフタル醜、2,3−ジヒドロキシ安息香酸、2.4−
シヒトロキシデカニナミック酸、4−ヒドロキシ−3−
メトキシ安、q香醜等を挙げることかてきる。
なお、置換基Xは、一般式(I)で表わされるホスファ
ゼン化合物に活性エネルギー線を照射した後に、このホ
スファゼン化合物を硬化させる作用を示す基であり、ま
た、置換基Yは、得られる硬化樹脂の物性を調節すると
ともに、硬化性能を調節する作用を示す基である。した
がって、a、bを適宜に選定することにより、このホス
ファゼン化合物の硬化体からなる樹脂の諸物性が規定さ
れることになる。
ただし、aか0であるホスファゼン化合物は硬化性を有
しないので、このようなホスファゼン化合物は、本発明
の硬化性ホスファゼン化合物からは除外される。しかし
、aが2、bか0であるもの、すなわち一般式 %式%] で表わされる繰返し単位を有するホスファゼ・ン化合物
は、本発明の硬化性ホスファゼン化合物として利用する
ことかてきる。
本発明における硬化性ホスファゼン化合物は、と述の一
般式(I)の繰返し単位を有するものであるが、その重
合度は3以上、好ましくは3〜10.000の範囲、さ
らに好ましくは3〜18の範囲てあり、とりわけ3ある
いは4もしくはそれらの混合物が好ましい、また、一般
式(I)の繰返し単位が鎖状に結合したものもあるが、
好ましくは環状に結合したものである。
本発明においては、上記のような硬化性ホスファゼン化
合物か用いられるのであるが、さらに必要に応じて、ホ
スファゼン化合物以外の硬化性化合物たとえば多官能性
アクリル系モノマー(たとえばジペンタエリスリトリッ
トへキサアクリレート)を用いることができる。
の 硬化性化合物としては、特に制限がなく、好ましくは硬
化性ホスファゼン化合物と共重合可使な、単官能、多官
能単量体あるいはプレポリマーであり、具体的にはアク
リロイル基、メタクリロイル基、ビニル基あるいはアリ
ル基を有する各種化合物など、反応性二重結合を有する
化合物を挙げることかてきる。
この硬化性化合物は、その一種単独を使用することもで
きるし、またその二種以上を組合せて使用することもで
きる。
硬化性化合物の使用量は特に制限かなく、通常、硬化性
ホスファゼン化合物100重量部に対し10〜300重
量部の範囲である。
五1兜 充填材としては、シリカ、ガラス、金属、セラミックス
、有機繊維などの粉体状または繊維状の無機または有機
充填材を挙げることかてきる。さらに酸化防止剤や紫外
線吸収剤などの添加剤などを添加することもできる。
どのような充填剤を配合するかは、この硬化性アクリル
系樹脂組成物をどのような用途に供するかにより決定さ
れる。
本発明の組成物による製品の光学的性質、特に透明性を
確保することを目的とする場合には、無機または有機充
填材としては、活性光線の透過を妨害しないような充填
材、例えばコロイダルシリカなどの無機充填材やポリメ
チルメタクリレートなどの有機充填材か好ましい。
支足l 安定剤としては、ハイドロキノン等の重合禁止剤、各種
光安定剤、酸化防止剤などを挙げることができる。
1剣 溶剤としては、例えばメチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン類、ベン
ゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素、クロ
ロホルム、塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水素、メ
タノール、エタノール、プロパツール、ブタノールなど
のアルコール類、テトラヒドロフラン、ジオキサンなど
のエーテル類などの有機溶剤やエチルセロソルブ、ブチ
ルセロソルブ等のセロソルブ類などが挙げられ、これら
はそれぞれ単独で用いてもよいし、通常、二種以上を混
合して用いてもよい。
これらの中て、ケトン類、アルコール類またはこれらの
混合溶剤が好ましく、特にメチルイソ4ブチルケトンあ
るいはイソプロピルアルコールまたはブチルアルコール
との混合溶剤が好適である。
また、これらの溶剤と前記プレポリマーとの混合割合に
ついては特に制限はないが1作業性が良好になるように
適宜に選択される。
1監叉11 硬化促進剤としては、例えば、紫外線、あるいは可視光
線を用いた硬化方法を利用する場合、光重合開始剤とし
て、l−ヒドロキシシクロへキシルフェニルケトン、ジ
ベンゾイル、ベンゾイルメチルエーテル、ベンゾイルメ
チルエーテル、p−クロロベンゾフェノン、p−メトキ
シベンゾフェノン、ベンゾイルパーオキサイド、ジーt
ert−ブチルパーオキサイドおよびカンフアキノンな
どを添加することが好ましい。
これらの光重合開始剤は単独で用いてもよいし、二種以
上を組み合わせて用いてもよい。
この硬化促進剤の使用量は、通常、硬化性ホスファゼン
化合物100重量部に対して、0.05〜5.0重量部
の範囲て選ばれる。
また、加熱硬化方法や常温硬化方法を利用する場合゛に
は、重合開始剤として過酸化物系の化合物、アミン系の
化合物を単独または組み合わせて使用することか好まし
い、過酸化物系の化合物の例としては、ベンゾイルパー
オキサイド、p−クロロベンゾイルパーオキサイド、2
.4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、t−ブチル
ヒドロパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド
、ジクミルパーオキサイド、t−ブチルパーオキシアセ
テート、ジアセテート、t−ブチルパーオキシベンゾエ
ートなどを挙げることができる。また、アミン系の化合
物の例としては、N、N−ジェタノール−p−トルイジ
ン、ジメチル−P−トルイジン、P−トルイジン、メチ
ルアミン、t−ブチルアミン、メチルエチルアミン、ジ
フェニルアミン、4,4−ジニトロジフェニルアミン、
0−ニトロアニリン、p−ブロモアニリン、 2,4.
6−ドリブロモアニリンなどを挙げることかできる。
この場合、過酸化物系の化合物およびアミン系の化合物
の合計の使用量は、硬化性ホスファゼン化合物100重
量部に対して通常0.05〜5.0重量部の範囲で選ば
れる。
一配合量一 この発明の硬化性アクリル系樹脂組成物が前記プレポリ
マーと硬化性ホスファゼン化合物以外の他の成分からな
る場合には、前記プレポリマーの含有量は通常、全体量
の5重量%以上であり、好ましくは10重量%以上であ
る。
前記プレポリマーの含有量が5重量%未満であると、離
型性に優れた硬化被覆膜を得ることかできないことがあ
る。
また、この硬化性アクリル系樹脂組成物が前記プレポリ
マーと硬化性ホスファゼン化合物と、さらに要すれば他
の成分とからなる混合物である場合には、前記プレポリ
マーと硬化性ホスファゼン化合物との含有割合は、この
二者の合計に対し、プレポリマーが20〜80重量%、
硬化性ホスファゼン化合物は80〜20重量%であり、
好ましくは40〜80重量%である。
硬化性ホスファゼン系化合物の配合量が、20重量%未
満であると、耐熱性が十分でなく、また硬化収縮率が大
きくなり、硬化の際の不良現象の原因になることがあり
、また80重量%を越えると、硬化速度が低下すること
がある。
(被覆部材) この発明の被覆部材は、この発明の硬化性アクリル系樹
脂組成物を適宜の基材の表面に塗布し、適宜の手段ある
いは方法によりこの硬化性アクリル系樹脂組成物を硬化
して、形成される硬化皮膜をその表面に宥する。
一基材一 基材を形成する材質としては、たとえば、ポリエチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、全芳香
族ポリエステル、液晶ポリエステル等のポリエステル、
ポリカーボネート、芳香族ボリエーテ、ルケトン、芳香
族ポリエーテルスルホン、ポリアリーレンスルフィド、
ナイロン6、ナイロン66、ポリフェニレンオキサイド
、ポリアリレートボリサルフォン、ボリアリールサルフ
ォン、ポリオキシベンジレン、ポリエーテルエーテルケ
トン、ポリエーテルイミド、ポリイミド、ポリアミドイ
ミド、ポリ−4−メチルペンテン、ポリスチレン、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリメチ
ルメタアクリレート等を挙げることができる。いかなる
材質が好ましいかは、被覆部材の用途により適宜に決定
される。
基材の形状は、この被覆部材の用途により決定される。
たとえば、被覆部材をインクリボンの支持体として使用
するのであれば、フィルム状、テープ状の形状を例示す
ることができる。被覆部材を光ディスクにするのであれ
ば、円盤状の形状を挙げることができる。
また、被覆部材が各種OA機器のハウジング等の成形品
に用いるのであれば、被覆部材はそのような成形品の形
状になる。
なお、硬化性アクリル系樹脂組成物の硬化被覆膜の密着
性を高めるために、後述の塗布に先だってこの基材に表
面処理を施しておくのが好ましい。
表面処理としては、コロナ放電処理、火炎処理、硝酸等
の酸洗浄処理等を挙げることができる。
一塗布の手段、方法− 硬化性アクリル系樹脂組成物はそのまま、または硬化時
の作業性を軽減するために溶剤を加えて、基材上に従来
公知の方法、たとえば、スピンナー法、スプレー法、ロ
ールコータ−法、デイツプ法、刷毛塗り法などの塗布方
法により塗布し、溶剤を用いた場合にはその後に溶剤を
除去する。
一硬化方法一 次いで常温硬化、加熱硬化、あるいは紫外線、電子線、
X線、γ線などを照射して、前記硬化性組成物を硬化さ
せて、硬化被膜を形成する。
これらの硬化方法の中で、紫外線を照射して硬化させる
方法が好適であり、この場合には、波長が200〜55
0nmの範囲内にある紫外線を0.1秒間以上、好まし
くは0.5〜300秒間照射することが望ましい。
この際の照射光線の請算光量は、通常50〜5000厖
j/c+*2である。
また、加熱硬化法を採用する場合には、通常は、 10
0℃以上の温度で完全に硬化させるのがよい。
[実施例] 以下、本発明を実施例に基づいてさらに具体的に説明す
る。
(実施例) 温度計、攪拌装置、滴下ロートおよびコンデンサーを取
付けた内容量2文のフラスコに、第1表に示す種類およ
び使用量のアクリル系モノマーと第1表に示す種類およ
び使用量のインシアナートを滴下し、その後温浴にて6
0℃に加、熱し、攪拌しながら反応を10時間かけて行
なうことにより、ブレボリマーを製造した。
第1表に示すようにこのプレポリマーを硬化性アクリル
系樹脂組成物C,Dとした。
次に、硬化性アクリル系樹脂組成物に供されないプレポ
リマーと第1表に示す種類の硬化性ホス7・アゼン化合
物とを混合することにより硬化アクリル系樹脂組成物A
、Bを得た。
第1表 注) 3PNC−HEMA:ヘキサキス(メタクロイルエチレ
ンジオキシ)シクロトリホスファゼン(出光石油化学■
製)DPHAニジペンタエリスリドルモノヒドロキシペ
ンタアクリレートとジペンタエリスリトールへキサアク
リレートとの4=6の混合物(日本化薬−>W PET−30:ペンタエリスリトールトリアクリレート
(日本化薬−IυDEGDAニジエチレングリコールジ
アクリレート(日本イt、*m前記のようにして製造し
た硬化性アクリル系樹脂組成物A、B、C,Dを使用し
、以下の組成の反応性コーティング剤を調製した。
コーテイング材(A)の組成 なお、コーテイング材(B)については、硬化性アクリ
ル系樹脂組成物Bを、コーテイング材(C)については
硬化性アクリル系樹脂組成物Cを、コーテイング材(I
t)については硬化性アクリル系樹脂組成物りを使用し
た外は、前記コーテイング材(A)と同様の組成である
次に、コーテイング材(A)〜(D)をスプレーコーテ
ィング法によりポリエステルシートに塗布し、乾燥後に
、その被m膜に紫外線を901+1J/ Cl12にて
照射し、膜厚8μmの硬化被覆膜を得た。
各硬化被覆膜(A)〜(D)の各種評価結果を第2表に
示す。
(比較例) 第1表に示す種類のイソシアナートを使用せずに硬化性
アクリル系樹脂組成物A’ 、B’C’、D’を調製し
くAとAoと、BとBoと、CとCoと、DとD′とが
それぞれ対応)、前記実施例にわける硬化性アクリル系
樹脂組成物の代りに各硬化性アクリル系樹脂組成物A’
 、B’C’、D’を用いた外は前記実施例と同様にし
てコーテイング材(A’ ) 、(B’ ) 、(C’
 ) 、(D’)を調製し[(A)  と(Ao)と、
(R)  と(Bo)と、(C)  と(Co)と、(
D)と(口°)とが対応]、前記実施例と同様にして硬
化被覆膜を得た。
各硬化被覆膜(Ao)〜(D゛)の各種評価を第2表に
示す。
第2表 □□□ オ型性:塗膜したポリエステルシートをロール状(10
00IIS)にして2日間室温で放置した場合、塗膜面
とポリエステルシートヵ堵探1−るが否かコ箋型性を判
断した− 塗膜時の白化:ポリエステルシートに塗布して溶媒を乾
燥し、つい検線でムビヒする際、水力クジ集して自ビヒ
するか否かを判定し六−第2表の結果から明らかなよう
に、インシアナート処理をするこの発明の硬化性アクリ
ル系樹脂組成物の被覆膜は、離型性が良好で、しかも硬
化被覆膜の白化現象も効果的に抑制されている。
[発明の効果] この発明の硬化性アクリル系樹脂組成物は、特定の(メ
タ)アクリル系モノマー化合物とインシアナート化合物
とを反応させて得られるプレポリマーを含有するので、
硬化速度が早くて離型性にすぐれ、白化現象等の発生を
抑制した安定な塗膜が得られる。
また、上記プレポリマーと硬化性ホスファゼン化合物と
を含有する硬化性アクリル系樹脂組成物は、上記の特長
を保持しながら、さらに耐熱性および硬化収縮率が小さ
いと言う優れた効果を奏する。
したがって、これら組成物を基材に被覆硬化せしめ、た
とえば磁気記録媒体、感熱転写記録媒体などのインクリ
ボン等に好適に使用される。
手続補正書 平成2年 6月 6日

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)3以上の(メタ)アクリロイル基と1以上の活性
    水素基とを有する(メタ)アクリル系モノマー化合物と
    イソシアネート化合物とを反応せしめてなるプレポリマ
    ーを含む硬化性アクリル系樹脂組成物。
  2. (2)硬化性ホスファゼン化合物を含有する前記請求項
    1に記載の硬化性アクリル系樹脂組成物。
  3. (3)前記請求項1または前記請求項2に記載の硬化性
    アクリル系樹脂組成物を基材上に被覆硬化せしめてなる
    ことを特徴とする被覆部材。
JP10798389A 1989-04-26 1989-04-26 硬化性アクリル系樹脂組成物および被覆部材 Pending JPH02284904A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006176926A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Dainippon Printing Co Ltd エンボス付き離型紙及びそれを用いた合成皮革
JP2007314718A (ja) * 2006-05-29 2007-12-06 Teijin Chem Ltd 架橋ポリカーボネート樹脂組成物及びそのフィルム

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