JPH0228612B2 - - Google Patents
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- JPH0228612B2 JPH0228612B2 JP59151222A JP15122284A JPH0228612B2 JP H0228612 B2 JPH0228612 B2 JP H0228612B2 JP 59151222 A JP59151222 A JP 59151222A JP 15122284 A JP15122284 A JP 15122284A JP H0228612 B2 JPH0228612 B2 JP H0228612B2
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- mold release
- release agent
- internal mold
- compound
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- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
Description
〔発明の利用分野〕
本発明は、ポリウレタンフオーム製造用組成物
に係り、詳しくは表皮付き硬質ポリウレタンフオ
ームを製造する際の内部添加形離型剤に関するも
のである。 〔発明の背景〕 ポリウレタンフオームはポリイソシアネートと
反応する少なくとも2つの水素原子を有する化合
物および発泡剤等の添加剤からなる反応性混合物
を金型内に注入し、発泡硬化することにより得る
ことができる。 フオームを離型させる際に金型の表面にフオー
ムが粘着するのを防ぐため、従来は金型キヤビテ
イ内には、たとえばワツクス、シリコーンオイル
などの離型剤を塗布していた。しかし、この方法
はフオームを連続して生産する場合多くの問題点
がある。すなわち、離型剤は一つのフオームを作
る毎に塗布しなくてはならず、この間成形作業が
中断される。また、塗布した離型剤は成形回数を
重ねるうちにキヤビテイ表面に堆積し、得られる
フオームの表面性状に悪影響を及ぼす。 一方、特開昭51―140996には、ある種の添加剤
をポリウレタン製造用組成物に加えると、金型に
離型剤を塗布する必要がなくなることが開示され
ている。この添加物(内部離型剤)は末端に水酸
基を有するポリジメチルシロキサンである。しか
し、この内部離型剤は分子中に活性水素原子を持
つ化合物との相溶性が悪く、連続的にフオームを
製造しようとした場合、ポリジメチルシロキサン
が分離し、組成が安定せず、従つて、離型性が安
定しないという問題点がある。 〔発明の目的〕 本発明は、上記した問題点のない内部離型剤を
配合して成る硬質ポリウレタンフオーム製造用組
成物を提供することを目的とする。 〔発明の概要〕 本発明は、ポリイソシアネート化合物、分子中
に活性水素原子をもつ化合物、発泡剤、触媒およ
び内部離型剤を必須成分とする硬質ポリウレタン
フオーム製造用組成物において、前記内部離型剤
が下記の一般式 n:7〜30の整数 R1,R2:水素または1〜6の炭素原子を含有
する脂肪族炭化水素 R3:2〜4の炭素原子を含有する脂肪族炭化
水素 で示されるアミノ基を含有するポリジメチルシロ
キサンと脂肪酸との塩を使用することを特徴とす
る。 上記内部離型剤として使用する塩は、分子中に
活性水素を持つ化合物に対する相溶性が良好で、
フオームを金型から取り出すときに優れた離型効
果を発揮する。 本発明で使用される内部離型剤の原料となるア
ミノ基を含有するポリシロキサン(以下アミノポ
リシロキサンと称す)は、直鎖シロキサンであ
り、ジメチルシロキサン単位が7〜30のものであ
る。理論的には30より大のSi原子を含有したポリ
シロキサンを使用できる場合もあるが、組成物の
他の成分特に活性水素原子をもつた化合物との相
溶性が悪くなるため好ましい原料とはならない。
またジメチルシロキサン単位が7より小のものに
関しては、他の成分に対する相溶性は良好である
が、十分な離型効果が発揮されないという問題点
があり好ましい原料とはならない。 上記アミノポリシロキサンは、ポリシロキサン
とアミノアルコールを反応させることにより製造
することができる。たとえば1分子中に12箇のSi
原子をもつα,ω―ジクロロ―ポリジメチルシロ
キサンを80℃に保ちこれを80℃に保つたエタノー
ルアミンのトルエン溶液中に滴下し、80℃で3時
間撹拌する。次にNH3をこの溶液に通すことに
よりNH4clの形で塩素を除去する。最後にトルエ
ンとNH3の残渣を真空中で除くことによりアミ
ノポリシロキサンが得られる。鎖長の異なるアミ
ノポリシロキサンも同様の方法で製造することが
できる。この場合、アルカノールアミンとして
は、エタノールアミンの他に、N―メチルエタノ
ールアミン、N,N―ジメチルエタノールアミ
ン、N―エチルモルフオリン、N―シクロヘキシ
ルエタノールアミン、N―エチルエタノールアミ
ンおよびN,N―ジエチルエタノールアミンも使
用できる。 本発明で使用される内部離型剤の原料となる脂
肪酸は、炭素原子が7以上がよく特に12〜20の長
鎖脂肪酸が好ましい。天然または合成ジカルボン
酸とポリカルボン酸も使用でき、アゼライン酸、
パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、エラ
イジン酸、リノール酸、リシノレイン酸およびこ
れらの脂肪酸エステル、リノレイン酸などの天然
または合成モノカルボン酸または天然脂肪酸混合
物例えば大豆油脂肪酸、やし油脂肪酸、落花生脂
肪酸、トール油脂肪酸などの市販品を使用するこ
とができる。室温で液状の脂肪酸、または脂肪酸
混合物が望ましく、特にオレイン酸および/また
は、主成分がオレイン酸、大豆油脂肪酸から成る
市販の脂肪酸混合物またはオレイン酸とリノール
酸のエステル化物が良い。 内部離型剤として使用する塩は、アミノポリシ
ロキサンと脂肪酸を室温でかきまぜることにより
容易に作ることができる。アミノポリシロキサン
と脂肪酸の配合割合は、アミノ基とカルボキシル
基が等モルづつ存在する量であることが好ましい
が、アミノ基がカルボキシル基1モルに対して
0.5〜1.5モルであれば良い。 上記内部離型剤は、あらかじめ活性水素原子を
もつ化合物に混合して使用することができる。そ
の配合量は、活性水素原子をもつ化合物100重量
部に対して、0.5〜5重量部が適当である。その
理由は、0.5重量部より小だと離型効果が乏しく
なることがあり、5重量部より多いと活性水素原
子に対して一部が分離したり、得られたフオーム
の機械的性質が低下する場合がある。 本発明に使用される分子中に活性水素原子をも
つ化合物は、例えばポリエーテルポリオール、ポ
リエステルポリオール、ポリエステルチオエーテ
ル、ポリカルボン酸がある。このうち特に重要な
化合物はポリエーテルポリオールである。その具
体例としては、グリセリン、トリメチロールプロ
パン、トリエタノールアミン、ペンタエリスリト
ール、ジグリセリン、ビスフエノールA、ビスフ
エノールF、ソルビトール、シヨ糖の多価アルコ
ールにアルキレンオキシド(エチレンオキシド、
プロピレンオキシド、ブチレンオキシド)を付加
した化合物、アンモニア、モノエタノールアミ
ン、ジエタノールアミン、エチレンジアミン、
4,4′―ジアミノジフエニルメタン、トリレンジ
アミン等のアミン化合物にアルキレンオキシドを
付加した化合物がある。必要に応じてこれらの混
合物を使用することができる。 本発明で使用できるポリイソシアネート化合物
には、脂肪族ポリイソシアネート即ち、鎖式ポリ
イソシアネート及び脂環式ポリイソシアネートや
芳香族ポリイソシアネートがある。このうち特に
重要なものは、アニリンとホルムアルデヒドの反
応生成物にホスゲンを反応させて得られるMDI
(4,4′―ジフエニルメタンジイソシアネート)
系化合物である。ここでMDI単品のみならず、
これに類似したイソシアネートすなわちポリフエ
ニルポリメチルイソシアネート、カルボジイミド
化MDI等、一般にクルードMDIと称される化合
物もこれに含まれる。さらにキシリレンジイソシ
アネート、イソフオロンジイソシアネート、トリ
レンジイソシアネートおよびこれら化合物と前記
の活性水素をもつ化合物から得られる末端にイソ
シアネートを有したプレポリマも重要な化合物で
ある。必要に応じてこれらの混合物を使用するこ
とができる。活性水素化合物に対するポリイソシ
アネートの配合量は、イソシアネートインデツク
スで0.5〜1.5特に0.9〜1.3である。 本発明で使用する発泡剤としては、水の他に例
えばトリクロルフロロメタン、メチレンクロライ
ド、n―ヘプタンをはじめとする低沸点有機液状
化合物、アゾビスイソブチロニトリル等の分解し
て窒素ガスを発生する化合物等がある。このうち
水は発泡剤としてばかりでなく架橋剤としても働
く。低沸点(0〜60℃)のハロゲン化炭化水素例
えばトリクロルフロロメタンは熱伝導率が小であ
り、また外皮の密度が高いフオームが得られるこ
とから、断熱性能が要求される部品に用いる発泡
剤として特に重要である。上記発泡剤は一般に活
性水素をもつ化合物中にあらかじめ混合し使用す
るが、その配合量を変えることにより、密度の異
なるフオームを得ることができる。 本発明で使用する触媒としては、例えば各種の
3級アミン類、スズなどの金属を含有した化合物
が挙げられる。3級アミンの具体例としては、ト
リエチレンジアミン、ジメチルエタノールアミ
ン、N―メチルモルフオリン、N―エチルモルフ
オリン、N―ココモルホリン、N,N―ジメチル
シクロヘキシルアミン、1,2―ジメチルイミダ
ゾール、1―メチルイミダゾール、1,8―ジア
ザビシクロ〔5,4,0〕ウンデクー7―エン、
アミノアルキルシラン類等があり、またそのブレ
ンシユテツド酸塩も使用できる。スズを含有した
化合物としては、ジブチルスズジラウレート、ジ
ブチルスズジアセテート、ジブチルスズマレエ
ト、あるいはジオクチルスズジアセテートなどの
カルボン酸のジアルキルスズ塩がある。 本発明では、必要に応じて整泡剤を配合するこ
とができる。これらの代表的なものは、ポリジメ
チルシロキサンのオキシアルキレン共重合体、フ
ツ素系化合物である。 その他、本発明に使用することができる素材と
しては、充てん剤、顔料、染料、難燃化剤、紫外
線吸収剤等がある。これらの素材は、活性水素原
子をもつ化合物中、またはポリイソシアネート化
合物中にあらかじめ配合して使用する。 本発明の組成物を用いてポリウレタンフオーム
を製造するには、活性水素原子をもつ化合物を主
成分とするA液と、ポリイソシアネート化合物を
主成分とするB液を混合し、金属またはプラスチ
ツクでできた型内に吐出し所定の時間をかけて発
泡硬化すれば良い。但し本発明の特徴であるフオ
ームの離型性は、発泡剤としてトリクロロフルオ
ロメタンを含有したA液とMDI系イソシアネー
トを用いたB液を高圧発泡機を用いて衝突混合
し、金属製の密閉型内に射出した場合に特に良好
となる。この理由は、得られるフオームが発泡硬
化過程で発泡剤が型表面で凝集するため密度の高
い表皮を形成し、この表皮に向つて内部離型剤が
しみ出してきてくるためである。 〔発明の実施例〕 以下、本発明の実施例を示してさらに詳細に説
明するとともに、その効果を実証するための比較
例についても述べる。 まず初めに本発明の内部離型剤を示す。 内部離型剤A: 下記に示したアミノポリシロキサン1モルとオ
レイン酸1モルの塩 このポリシロキサンは前記一般に於て n=7 R1=CH3,R2=H,R3=CH2 としたものである。 内部離型剤B: 下記に示したアミノポリシロキサン1モルとオ
レイン酸1モルの塩 前記一般式に於て n=12 R1=CH3,R2=H,R3=CH2 としたものである。 内部離型剤C: 下記に示したアミノポリシロキサン1モルとオ
レイン酸1モルの塩 このポリシロキサンは前記一般式に於て n=30 R1=CH3,R2=H,R3=CH2 としたものである。 内部離型剤D: 下記に示したアミノポリシロキサン1モルとオ
レイン酸1モルの塩 このポリシロキサンは前記一般式に於て としたものである。 内部離型剤E: 下記に示したアミノポリシロキサン1モルとオ
レイン酸1.5モルの塩 前記一般式に於て 内部離型剤F: 下記に示したアミノポリシロキサン1モルとリ
シノレイン酸1モルの塩 このポリシロキサンは前記一般式に於て としたものである。 以下に述べる各例の実施例に当たつては、第1
表に示した設備および成形条件でポリウレタンフ
オームを製造した。 実施例 1 第2表の実施例1の欄に示した組成を用いて、
第1表の設備、成形条件で、密度0.5g/cm3の表
皮付き硬質ポリウレタンフオームを製造した。金
型表面はあらかじめアセトンを含んだガーゼを用
いて清浄化した。離型剤を金型表面に塗布するこ
となく、連続的に10回の成形を行つたが、離型性
は良好で、成形品は容易に型から取りはずすこと
ができた。 すなわち、活性水素をもつ化合物として、4,
に係り、詳しくは表皮付き硬質ポリウレタンフオ
ームを製造する際の内部添加形離型剤に関するも
のである。 〔発明の背景〕 ポリウレタンフオームはポリイソシアネートと
反応する少なくとも2つの水素原子を有する化合
物および発泡剤等の添加剤からなる反応性混合物
を金型内に注入し、発泡硬化することにより得る
ことができる。 フオームを離型させる際に金型の表面にフオー
ムが粘着するのを防ぐため、従来は金型キヤビテ
イ内には、たとえばワツクス、シリコーンオイル
などの離型剤を塗布していた。しかし、この方法
はフオームを連続して生産する場合多くの問題点
がある。すなわち、離型剤は一つのフオームを作
る毎に塗布しなくてはならず、この間成形作業が
中断される。また、塗布した離型剤は成形回数を
重ねるうちにキヤビテイ表面に堆積し、得られる
フオームの表面性状に悪影響を及ぼす。 一方、特開昭51―140996には、ある種の添加剤
をポリウレタン製造用組成物に加えると、金型に
離型剤を塗布する必要がなくなることが開示され
ている。この添加物(内部離型剤)は末端に水酸
基を有するポリジメチルシロキサンである。しか
し、この内部離型剤は分子中に活性水素原子を持
つ化合物との相溶性が悪く、連続的にフオームを
製造しようとした場合、ポリジメチルシロキサン
が分離し、組成が安定せず、従つて、離型性が安
定しないという問題点がある。 〔発明の目的〕 本発明は、上記した問題点のない内部離型剤を
配合して成る硬質ポリウレタンフオーム製造用組
成物を提供することを目的とする。 〔発明の概要〕 本発明は、ポリイソシアネート化合物、分子中
に活性水素原子をもつ化合物、発泡剤、触媒およ
び内部離型剤を必須成分とする硬質ポリウレタン
フオーム製造用組成物において、前記内部離型剤
が下記の一般式 n:7〜30の整数 R1,R2:水素または1〜6の炭素原子を含有
する脂肪族炭化水素 R3:2〜4の炭素原子を含有する脂肪族炭化
水素 で示されるアミノ基を含有するポリジメチルシロ
キサンと脂肪酸との塩を使用することを特徴とす
る。 上記内部離型剤として使用する塩は、分子中に
活性水素を持つ化合物に対する相溶性が良好で、
フオームを金型から取り出すときに優れた離型効
果を発揮する。 本発明で使用される内部離型剤の原料となるア
ミノ基を含有するポリシロキサン(以下アミノポ
リシロキサンと称す)は、直鎖シロキサンであ
り、ジメチルシロキサン単位が7〜30のものであ
る。理論的には30より大のSi原子を含有したポリ
シロキサンを使用できる場合もあるが、組成物の
他の成分特に活性水素原子をもつた化合物との相
溶性が悪くなるため好ましい原料とはならない。
またジメチルシロキサン単位が7より小のものに
関しては、他の成分に対する相溶性は良好である
が、十分な離型効果が発揮されないという問題点
があり好ましい原料とはならない。 上記アミノポリシロキサンは、ポリシロキサン
とアミノアルコールを反応させることにより製造
することができる。たとえば1分子中に12箇のSi
原子をもつα,ω―ジクロロ―ポリジメチルシロ
キサンを80℃に保ちこれを80℃に保つたエタノー
ルアミンのトルエン溶液中に滴下し、80℃で3時
間撹拌する。次にNH3をこの溶液に通すことに
よりNH4clの形で塩素を除去する。最後にトルエ
ンとNH3の残渣を真空中で除くことによりアミ
ノポリシロキサンが得られる。鎖長の異なるアミ
ノポリシロキサンも同様の方法で製造することが
できる。この場合、アルカノールアミンとして
は、エタノールアミンの他に、N―メチルエタノ
ールアミン、N,N―ジメチルエタノールアミ
ン、N―エチルモルフオリン、N―シクロヘキシ
ルエタノールアミン、N―エチルエタノールアミ
ンおよびN,N―ジエチルエタノールアミンも使
用できる。 本発明で使用される内部離型剤の原料となる脂
肪酸は、炭素原子が7以上がよく特に12〜20の長
鎖脂肪酸が好ましい。天然または合成ジカルボン
酸とポリカルボン酸も使用でき、アゼライン酸、
パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、エラ
イジン酸、リノール酸、リシノレイン酸およびこ
れらの脂肪酸エステル、リノレイン酸などの天然
または合成モノカルボン酸または天然脂肪酸混合
物例えば大豆油脂肪酸、やし油脂肪酸、落花生脂
肪酸、トール油脂肪酸などの市販品を使用するこ
とができる。室温で液状の脂肪酸、または脂肪酸
混合物が望ましく、特にオレイン酸および/また
は、主成分がオレイン酸、大豆油脂肪酸から成る
市販の脂肪酸混合物またはオレイン酸とリノール
酸のエステル化物が良い。 内部離型剤として使用する塩は、アミノポリシ
ロキサンと脂肪酸を室温でかきまぜることにより
容易に作ることができる。アミノポリシロキサン
と脂肪酸の配合割合は、アミノ基とカルボキシル
基が等モルづつ存在する量であることが好ましい
が、アミノ基がカルボキシル基1モルに対して
0.5〜1.5モルであれば良い。 上記内部離型剤は、あらかじめ活性水素原子を
もつ化合物に混合して使用することができる。そ
の配合量は、活性水素原子をもつ化合物100重量
部に対して、0.5〜5重量部が適当である。その
理由は、0.5重量部より小だと離型効果が乏しく
なることがあり、5重量部より多いと活性水素原
子に対して一部が分離したり、得られたフオーム
の機械的性質が低下する場合がある。 本発明に使用される分子中に活性水素原子をも
つ化合物は、例えばポリエーテルポリオール、ポ
リエステルポリオール、ポリエステルチオエーテ
ル、ポリカルボン酸がある。このうち特に重要な
化合物はポリエーテルポリオールである。その具
体例としては、グリセリン、トリメチロールプロ
パン、トリエタノールアミン、ペンタエリスリト
ール、ジグリセリン、ビスフエノールA、ビスフ
エノールF、ソルビトール、シヨ糖の多価アルコ
ールにアルキレンオキシド(エチレンオキシド、
プロピレンオキシド、ブチレンオキシド)を付加
した化合物、アンモニア、モノエタノールアミ
ン、ジエタノールアミン、エチレンジアミン、
4,4′―ジアミノジフエニルメタン、トリレンジ
アミン等のアミン化合物にアルキレンオキシドを
付加した化合物がある。必要に応じてこれらの混
合物を使用することができる。 本発明で使用できるポリイソシアネート化合物
には、脂肪族ポリイソシアネート即ち、鎖式ポリ
イソシアネート及び脂環式ポリイソシアネートや
芳香族ポリイソシアネートがある。このうち特に
重要なものは、アニリンとホルムアルデヒドの反
応生成物にホスゲンを反応させて得られるMDI
(4,4′―ジフエニルメタンジイソシアネート)
系化合物である。ここでMDI単品のみならず、
これに類似したイソシアネートすなわちポリフエ
ニルポリメチルイソシアネート、カルボジイミド
化MDI等、一般にクルードMDIと称される化合
物もこれに含まれる。さらにキシリレンジイソシ
アネート、イソフオロンジイソシアネート、トリ
レンジイソシアネートおよびこれら化合物と前記
の活性水素をもつ化合物から得られる末端にイソ
シアネートを有したプレポリマも重要な化合物で
ある。必要に応じてこれらの混合物を使用するこ
とができる。活性水素化合物に対するポリイソシ
アネートの配合量は、イソシアネートインデツク
スで0.5〜1.5特に0.9〜1.3である。 本発明で使用する発泡剤としては、水の他に例
えばトリクロルフロロメタン、メチレンクロライ
ド、n―ヘプタンをはじめとする低沸点有機液状
化合物、アゾビスイソブチロニトリル等の分解し
て窒素ガスを発生する化合物等がある。このうち
水は発泡剤としてばかりでなく架橋剤としても働
く。低沸点(0〜60℃)のハロゲン化炭化水素例
えばトリクロルフロロメタンは熱伝導率が小であ
り、また外皮の密度が高いフオームが得られるこ
とから、断熱性能が要求される部品に用いる発泡
剤として特に重要である。上記発泡剤は一般に活
性水素をもつ化合物中にあらかじめ混合し使用す
るが、その配合量を変えることにより、密度の異
なるフオームを得ることができる。 本発明で使用する触媒としては、例えば各種の
3級アミン類、スズなどの金属を含有した化合物
が挙げられる。3級アミンの具体例としては、ト
リエチレンジアミン、ジメチルエタノールアミ
ン、N―メチルモルフオリン、N―エチルモルフ
オリン、N―ココモルホリン、N,N―ジメチル
シクロヘキシルアミン、1,2―ジメチルイミダ
ゾール、1―メチルイミダゾール、1,8―ジア
ザビシクロ〔5,4,0〕ウンデクー7―エン、
アミノアルキルシラン類等があり、またそのブレ
ンシユテツド酸塩も使用できる。スズを含有した
化合物としては、ジブチルスズジラウレート、ジ
ブチルスズジアセテート、ジブチルスズマレエ
ト、あるいはジオクチルスズジアセテートなどの
カルボン酸のジアルキルスズ塩がある。 本発明では、必要に応じて整泡剤を配合するこ
とができる。これらの代表的なものは、ポリジメ
チルシロキサンのオキシアルキレン共重合体、フ
ツ素系化合物である。 その他、本発明に使用することができる素材と
しては、充てん剤、顔料、染料、難燃化剤、紫外
線吸収剤等がある。これらの素材は、活性水素原
子をもつ化合物中、またはポリイソシアネート化
合物中にあらかじめ配合して使用する。 本発明の組成物を用いてポリウレタンフオーム
を製造するには、活性水素原子をもつ化合物を主
成分とするA液と、ポリイソシアネート化合物を
主成分とするB液を混合し、金属またはプラスチ
ツクでできた型内に吐出し所定の時間をかけて発
泡硬化すれば良い。但し本発明の特徴であるフオ
ームの離型性は、発泡剤としてトリクロロフルオ
ロメタンを含有したA液とMDI系イソシアネー
トを用いたB液を高圧発泡機を用いて衝突混合
し、金属製の密閉型内に射出した場合に特に良好
となる。この理由は、得られるフオームが発泡硬
化過程で発泡剤が型表面で凝集するため密度の高
い表皮を形成し、この表皮に向つて内部離型剤が
しみ出してきてくるためである。 〔発明の実施例〕 以下、本発明の実施例を示してさらに詳細に説
明するとともに、その効果を実証するための比較
例についても述べる。 まず初めに本発明の内部離型剤を示す。 内部離型剤A: 下記に示したアミノポリシロキサン1モルとオ
レイン酸1モルの塩 このポリシロキサンは前記一般に於て n=7 R1=CH3,R2=H,R3=CH2 としたものである。 内部離型剤B: 下記に示したアミノポリシロキサン1モルとオ
レイン酸1モルの塩 前記一般式に於て n=12 R1=CH3,R2=H,R3=CH2 としたものである。 内部離型剤C: 下記に示したアミノポリシロキサン1モルとオ
レイン酸1モルの塩 このポリシロキサンは前記一般式に於て n=30 R1=CH3,R2=H,R3=CH2 としたものである。 内部離型剤D: 下記に示したアミノポリシロキサン1モルとオ
レイン酸1モルの塩 このポリシロキサンは前記一般式に於て としたものである。 内部離型剤E: 下記に示したアミノポリシロキサン1モルとオ
レイン酸1.5モルの塩 前記一般式に於て 内部離型剤F: 下記に示したアミノポリシロキサン1モルとリ
シノレイン酸1モルの塩 このポリシロキサンは前記一般式に於て としたものである。 以下に述べる各例の実施例に当たつては、第1
表に示した設備および成形条件でポリウレタンフ
オームを製造した。 実施例 1 第2表の実施例1の欄に示した組成を用いて、
第1表の設備、成形条件で、密度0.5g/cm3の表
皮付き硬質ポリウレタンフオームを製造した。金
型表面はあらかじめアセトンを含んだガーゼを用
いて清浄化した。離型剤を金型表面に塗布するこ
となく、連続的に10回の成形を行つたが、離型性
は良好で、成形品は容易に型から取りはずすこと
ができた。 すなわち、活性水素をもつ化合物として、4,
【表】
【表】
上述の如く、本発明の組成物を用いると離型性
の良いポリウレタンフオームが得られるため、従
来必要であつた金型表面への離型剤塗布作業が不
用となる。従つて、成形サイクルが従来に比較し
て大幅に短縮できるようになり、生産の効率が飛
躍的に向上する効果を奏する。
の良いポリウレタンフオームが得られるため、従
来必要であつた金型表面への離型剤塗布作業が不
用となる。従つて、成形サイクルが従来に比較し
て大幅に短縮できるようになり、生産の効率が飛
躍的に向上する効果を奏する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリイソシアネート化合物、分子中に活性水
素原子をもつ化合物、発泡剤、触媒および内部離
型剤を必須成分とする硬質ポリウレタンフオーム
製造用組成物において、前記内部離型剤が下記の
一般式で示される n:7〜30の整数 R1,R2:水素または1〜6の炭素原子を含有
する脂肪族炭化水素 R3:2〜4の炭素原子を含有する脂肪族炭化
水素 アミノ基を含有するポリジメチルシロキサンと
脂肪酸との塩を使用することを特徴とする硬質ポ
リウレタンフオーム製造用組成物。 2 前記内部離型剤の配合量が、活性水素原子を
もつ化合物100重量部に対して0.5〜5重量部であ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
硬質ポリウレタンフオーム製造用組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59151222A JPS6131413A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | 硬質ポリウレタンフオ−ム製造用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59151222A JPS6131413A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | 硬質ポリウレタンフオ−ム製造用組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6131413A JPS6131413A (ja) | 1986-02-13 |
| JPH0228612B2 true JPH0228612B2 (ja) | 1990-06-25 |
Family
ID=15513912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59151222A Granted JPS6131413A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | 硬質ポリウレタンフオ−ム製造用組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6131413A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05125138A (ja) * | 1991-11-05 | 1993-05-21 | Onkyo Corp | 発泡ウレタン及びこれを用いたスピーカエツジ |
-
1984
- 1984-07-23 JP JP59151222A patent/JPS6131413A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6131413A (ja) | 1986-02-13 |
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