JPH02289265A - カテーテルガイドワイヤの芯材用素材とカテーテルガイドワイヤの芯材及びカテーテルガイドワイヤ - Google Patents
カテーテルガイドワイヤの芯材用素材とカテーテルガイドワイヤの芯材及びカテーテルガイドワイヤInfo
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、医科用器具であるカテーテルガイドワイヤの
芯材用の素材と、該素材を用いたカテーテルガイドワイ
ヤの芯材及び該芯材を用いたカテーテルガイドワイヤに
関する。
芯材用の素材と、該素材を用いたカテーテルガイドワイ
ヤの芯材及び該芯材を用いたカテーテルガイドワイヤに
関する。
〔従来の技術]
一般に、カテーテルガイドワイヤは、血管部位から穿刺
したセルデインガー針により血管内に導入された後、セ
ルデインガー針をガイドワイヤから取外して、ガイドワ
イヤの後端にカテーテルを取付けて、生体の脈管、特に
血管内の目的部位までカテーテルに先行してカテーテル
を案内する医科用器具である。
したセルデインガー針により血管内に導入された後、セ
ルデインガー針をガイドワイヤから取外して、ガイドワ
イヤの後端にカテーテルを取付けて、生体の脈管、特に
血管内の目的部位までカテーテルに先行してカテーテル
を案内する医科用器具である。
このため、カテーテルガイドワイヤの芯材は。
生体温度(約37℃)において、血管への導入・移動時
に発生する捻りを含む変形応力の荷重・除去に伴う6J
逆的なエネルギーの吸収・放出及び可逆的な形状の変形
・回復が可能な弾性特性を有することが必要とされるこ
とから、一般的に、18−8ステンレス鋼を基本素材と
している。
に発生する捻りを含む変形応力の荷重・除去に伴う6J
逆的なエネルギーの吸収・放出及び可逆的な形状の変形
・回復が可能な弾性特性を有することが必要とされるこ
とから、一般的に、18−8ステンレス鋼を基本素材と
している。
しかし、単なる弾性特性を有するTi−Ni系合金加工
素材を芯材として用いた場合、伸び変形等の増加と共に
、その変形に必要な荷重がほぼ直線的に増加してしまう
ため、血管内への導入作業等が一定応力で行え得ず、医
者や患者の双方にとって生理的苦痛等を与えてしまう問
題があった。
素材を芯材として用いた場合、伸び変形等の増加と共に
、その変形に必要な荷重がほぼ直線的に増加してしまう
ため、血管内への導入作業等が一定応力で行え得ず、医
者や患者の双方にとって生理的苦痛等を与えてしまう問
題があった。
そこで、従来では、Ti−Ni系合金を焼鈍して改良し
た焼鈍合金を用いることにより1体内(約37℃)にお
いて、一定応力によっても伸び変形等の増加を示しく以
下、超弾性特性という)。
た焼鈍合金を用いることにより1体内(約37℃)にお
いて、一定応力によっても伸び変形等の増加を示しく以
下、超弾性特性という)。
可逆的なエネルギーの吸収・放出及び可逆的な形状の変
形・回復を行えるカテーテルガイドワイヤの芯材を得て
いた(特開昭63−171570号公報)。
形・回復を行えるカテーテルガイドワイヤの芯材を得て
いた(特開昭63−171570号公報)。
[発明が解決しようとする課8]
しかしながら、従来のカテーテルガイドワイヤの素材と
して用いられるTi−Ni系合金の焼鈍合金は、単なる
超弾性特性を有するに過ぎないことから、却って、ガイ
ドワイヤの先端部を目的部位に応じて所用の形状に冷間
曲げすることが困難であるという欠点があった。
して用いられるTi−Ni系合金の焼鈍合金は、単なる
超弾性特性を有するに過ぎないことから、却って、ガイ
ドワイヤの先端部を目的部位に応じて所用の形状に冷間
曲げすることが困難であるという欠点があった。
また、係るTi −Ni系合金の焼鈍合金を用いて所望
形状に固定するためには、焼鈍合金に、再度、400℃
以上の高い温度で熱処理を施して。
形状に固定するためには、焼鈍合金に、再度、400℃
以上の高い温度で熱処理を施して。
形状を付加する必要がある。このため、臨床に即応した
先端部の形状付けが困難となり、わざわざ何種類かの先
端形状を持つカテーテルガイドワイヤの芯材を予め準備
しなければならなかった。
先端部の形状付けが困難となり、わざわざ何種類かの先
端形状を持つカテーテルガイドワイヤの芯材を予め準備
しなければならなかった。
そこで2本発明の第1の技術的課題は、上記欠点に鑑み
、所望形状のカテーテルガイドワイヤの芯材を得るため
に、冷間加工性に優れたカテーテルガイドワイヤの芯材
用素材及びそれを備えたカテーテルガイドワイヤを提供
することである。
、所望形状のカテーテルガイドワイヤの芯材を得るため
に、冷間加工性に優れたカテーテルガイドワイヤの芯材
用素材及びそれを備えたカテーテルガイドワイヤを提供
することである。
また2本発明の第2の技術的課題は、実質的に。
37℃で超弾性特性を示すと共に、80℃以下における
形状変形に対しても優れた可塑性を有するカテーテルガ
イドワイヤの芯材及びそれを備えたカテーテルガイドワ
イヤを提供することである。
形状変形に対しても優れた可塑性を有するカテーテルガ
イドワイヤの芯材及びそれを備えたカテーテルガイドワ
イヤを提供することである。
また1本発明の第3の技術的課題は、上記カテーテルガ
イドワイヤの芯材用素材を有効に利用して、ガイドワイ
ヤの先端部を目的部位に応じて所用の形状に冷間曲げす
ることができるカテーテルガイドワイヤの芯材及びそれ
を備えたカテーテルガイドワイヤを提供することである
。
イドワイヤの芯材用素材を有効に利用して、ガイドワイ
ヤの先端部を目的部位に応じて所用の形状に冷間曲げす
ることができるカテーテルガイドワイヤの芯材及びそれ
を備えたカテーテルガイドワイヤを提供することである
。
[課題を解決するための手段]
本発明によれば1原子パーセントで、Ni45.0〜5
1.Ox1%、 F e O,5〜5.Ox1%、残
部Tiを含むTi・Ni−Fe系合金を有する冷間加工
性に優れたカテーテルガイドワイヤの芯材用素材が得ら
れる。
1.Ox1%、 F e O,5〜5.Ox1%、残
部Tiを含むTi・Ni−Fe系合金を有する冷間加工
性に優れたカテーテルガイドワイヤの芯材用素材が得ら
れる。
また1本発明によれば、カテーテルガイドワイヤの芯材
用素材に、実質的に、400〜1000°Cの熱処理(
好ましくは、400〜500℃)を施して生成した超弾
性合金材を有し、実質的に。
用素材に、実質的に、400〜1000°Cの熱処理(
好ましくは、400〜500℃)を施して生成した超弾
性合金材を有し、実質的に。
37℃で超弾性特性を示すと共に、80℃以下における
形状変形に対しても可塑性を有することを特徴とするカ
テーテルガイドワイヤの芯材が得られる。
形状変形に対しても可塑性を有することを特徴とするカ
テーテルガイドワイヤの芯材が得られる。
また1本発明によれば、カテーテルガイドワイヤの芯材
の少なくとも先端部は、前記超弾性合金材であることを
特徴とするカテーテルガイドワイヤの芯材が得られる。
の少なくとも先端部は、前記超弾性合金材であることを
特徴とするカテーテルガイドワイヤの芯材が得られる。
また1本発明によれば、前記芯材に合成樹脂を被覆して
なることを特徴とするカテーテルガイドワイヤが得られ
る。
なることを特徴とするカテーテルガイドワイヤが得られ
る。
[実施例]
次に1本発明の実施例を図面を参照して説明する。
一実施例1−
まず2表−1に掲げるように、−本発明の実施例に係わ
る組成(Ti−Ni−Fe系合金組成)からなる本発明
合金Na 3〜5.に9〜11と、従来のTt−Ni系
合金組成からなる従来合金Nα1゜比較例としての比較
合金Nα2,7.8とを、高周波真空溶解法により生成
した。なお、アーク溶解法、電子ビーム溶解法、或は粉
末冶金法によっても構わない。
る組成(Ti−Ni−Fe系合金組成)からなる本発明
合金Na 3〜5.に9〜11と、従来のTt−Ni系
合金組成からなる従来合金Nα1゜比較例としての比較
合金Nα2,7.8とを、高周波真空溶解法により生成
した。なお、アーク溶解法、電子ビーム溶解法、或は粉
末冶金法によっても構わない。
係る組成の各合金N1L1〜11を、900〜1000
℃で溶体化処理後、約900℃で熱間鍛造。
℃で溶体化処理後、約900℃で熱間鍛造。
熱間圧延し、その後、冷間加工により0.7mmφまで
線引きし、約900℃でひずみ取り焼鈍を施して、0.
5miφのサイズに加工した。
線引きし、約900℃でひずみ取り焼鈍を施して、0.
5miφのサイズに加工した。
以 下 余 白
(加工性試験)
ここで、上記熱間加工及び冷間加工の際に観察された各
合金Nα〕〜11における熱間加工性及び冷間加工性を
表−1に示す。
合金Nα〕〜11における熱間加工性及び冷間加工性を
表−1に示す。
その結果1本発明合金Nα3〜5. Nα9〜11及び
比較合金No、 2の方が、従来合金魔1に比べて。
比較合金No、 2の方が、従来合金魔1に比べて。
全般的に、冷間加工性に優れていることが分かる。
また2比較合金Nα7,8から分かるように、Feの添
加量が5.0at%を超える場合は、熱間加工性が′!
1くなるだけでなく、0.7mmφから0.5mmφへ
の最終冷間加工が不可能であった。
加量が5.0at%を超える場合は、熱間加工性が′!
1くなるだけでなく、0.7mmφから0.5mmφへ
の最終冷間加工が不可能であった。
すなわち、Feを0.25〜5.0at%の範囲内で、
Ti−Niに添加した本発明合金No、 3〜5.魔9
〜]1及び比較合金No、 2の方が、従来及び比較合
金No、1.7.8に比べて、全般的に、熱間加工性及
び冷間加工性が向上していることが分かる。
Ti−Niに添加した本発明合金No、 3〜5.魔9
〜]1及び比較合金No、 2の方が、従来及び比較合
金No、1.7.8に比べて、全般的に、熱間加工性及
び冷間加工性が向上していることが分かる。
(超弾性特性試験)
次に、 0.5 m+sφのサイズに加工された各合金
Nα1〜11に、おのおの900℃、700℃、600
°C,500℃、400℃及び1300℃で1時間然処
理(焼鈍)を施した後、室温(20℃)及び体温(37
℃)において引張り試験(3%ひずみ)を行い、各応力
−ひずみ曲線を71J11定した。なお、比較合金Nα
7.8の合金は冷間加工が不可能であったため、引張り
試験は行っていない。
Nα1〜11に、おのおの900℃、700℃、600
°C,500℃、400℃及び1300℃で1時間然処
理(焼鈍)を施した後、室温(20℃)及び体温(37
℃)において引張り試験(3%ひずみ)を行い、各応力
−ひずみ曲線を71J11定した。なお、比較合金Nα
7.8の合金は冷間加工が不可能であったため、引張り
試験は行っていない。
第1図に、引張り時の応力下の室温(20℃)で測定さ
れた結果のうちの従来合金Na 1及び本発明会金磁4
における加工上り材(未焼鈍合金)とr100℃焼鈍合
金とについて、その応力−ひずみ曲線を示した。なお、
市販されている18−18ステンレス鋼ワイヤの例も併
せて示した。
れた結果のうちの従来合金Na 1及び本発明会金磁4
における加工上り材(未焼鈍合金)とr100℃焼鈍合
金とについて、その応力−ひずみ曲線を示した。なお、
市販されている18−18ステンレス鋼ワイヤの例も併
せて示した。
その結果1本発明合金魔4の焼鈍合金は、従来合金魔1
の焼鈍合金と同様に、超弾性合金として。
の焼鈍合金と同様に、超弾性合金として。
ゴムのようにしなやかな超弾性特性を保持しており、伸
び変化に対して応力が一定となる降伏応力を認めること
ができた。
び変化に対して応力が一定となる降伏応力を認めること
ができた。
表−2に、引張り時の応力下の体温(37℃)で4P1
定された異なる熱処理温度毎の各合金No、 1〜11
の焼鈍合金について、その応力−ひすみ曲線を示した。
定された異なる熱処理温度毎の各合金No、 1〜11
の焼鈍合金について、その応力−ひすみ曲線を示した。
の熱処理が適当であることが分かる。
なお、必ずしも繰り返し運動を必要としない場合であれ
ば、600℃以上の熱処理を施すことにより、低応力レ
ベル下で、エネルギーの吸収・放出及び可逆的な形状の
変形・回復を行う超弾性合金を得ることもできる。
ば、600℃以上の熱処理を施すことにより、低応力レ
ベル下で、エネルギーの吸収・放出及び可逆的な形状の
変形・回復を行う超弾性合金を得ることもできる。
(可塑性試験)
次に、従来合金及び本発明合金Na 1〜11のうちの
500℃の焼鈍合金材について、37℃で90度に折曲
げた後における1曲げ応力解放時の邦留ひずみの度合い
と、80℃の加熱による残留ひずみの度合いとをδ−1
定し1表−3に示した。
500℃の焼鈍合金材について、37℃で90度に折曲
げた後における1曲げ応力解放時の邦留ひずみの度合い
と、80℃の加熱による残留ひずみの度合いとをδ−1
定し1表−3に示した。
以 下 余 白
その結果、従来合金及び本発明合金N021〜11の焼
鈍合金とも、冷間加工上り材では、荷重除去と同時にひ
ずみは解消されるが、明確な降伏点は認められなかった
。
鈍合金とも、冷間加工上り材では、荷重除去と同時にひ
ずみは解消されるが、明確な降伏点は認められなかった
。
一方、明確な降伏を示す超弾性特性が得られたのは、は
ぼ400℃以上の熱処理材からであった。
ぼ400℃以上の熱処理材からであった。
また、良好な超弾性特性が得られるのは、従来合金及び
発明合金Nα1〜11の焼かむ合金ともに、400〜5
00℃であった。600℃を越えると。
発明合金Nα1〜11の焼かむ合金ともに、400〜5
00℃であった。600℃を越えると。
降伏応力レベルは400〜500℃の焼鈍合金に比べて
約半分になるが、逆に超弾性特性が悪くなり、特に引張
り試験の繰り返し運動に対しては。
約半分になるが、逆に超弾性特性が悪くなり、特に引張
り試験の繰り返し運動に対しては。
極端な劣化を示した。
よって、カテーテルガイドワイヤの索材として生体温度
(約37℃)において、血管への導入・移動時に発生す
る捻りを含む変形応力の荷重・除去に伴う可逆的なエネ
ルギーの吸収・放出及び可逆的な形状の変形・回復が可
能な超弾性特性を有する超弾性合金が必要であることか
ら、従来合金及び発明合金Nal〜11ともに400〜
500℃その結果、従来合金Na 1は、超弾性効果が
大きいため、室lHで応力解放と同時に、はぼもとの形
状に戻ってしまい、塑性加工が困難であることが分かる
。なお、80℃に加熱すると、わずかな残留歪みも解消
してしまった。このため、従来合金の焼鈍合金を特定形
状に固定するためには、変形拘束下で1いちいち、40
0〜500℃に加熱する必要がある。
(約37℃)において、血管への導入・移動時に発生す
る捻りを含む変形応力の荷重・除去に伴う可逆的なエネ
ルギーの吸収・放出及び可逆的な形状の変形・回復が可
能な超弾性特性を有する超弾性合金が必要であることか
ら、従来合金及び発明合金Nal〜11ともに400〜
500℃その結果、従来合金Na 1は、超弾性効果が
大きいため、室lHで応力解放と同時に、はぼもとの形
状に戻ってしまい、塑性加工が困難であることが分かる
。なお、80℃に加熱すると、わずかな残留歪みも解消
してしまった。このため、従来合金の焼鈍合金を特定形
状に固定するためには、変形拘束下で1いちいち、40
0〜500℃に加熱する必要がある。
また、比較合金N002には、Feが0.25at%添
加されているが、残留歪みはほとんど認められず。
加されているが、残留歪みはほとんど認められず。
従来合金Nα1と同様の結果であった。
一方、 F e O,5at%添加の本発明合金Nα
3には。
3には。
添加効果が認められ、37℃で50%程度の残留ひずみ
をj′4だ。また、80℃に加熱しても、1006程度
のひずみが残留した。F e 1.Oat%以上添加の
本発明合金NO,4〜6,9〜11では、37℃でほぼ
100%残留し、80℃に加熱しても90%以上残留が
認められた。
をj′4だ。また、80℃に加熱しても、1006程度
のひずみが残留した。F e 1.Oat%以上添加の
本発明合金NO,4〜6,9〜11では、37℃でほぼ
100%残留し、80℃に加熱しても90%以上残留が
認められた。
従って、 F e O,5aLX以上添加の本発明合
金胤3〜6.9〜11は1従来のように400〜500
℃に極めて特定された温度の熱処理を必要とすること無
く、変形形状を固定するための可塑性を得ることができ
た。しかも、臨床上で使用される熱湯等の80℃の環境
下においても、90%以上の変形形状を維持できる可塑
性を得ることもできた。
金胤3〜6.9〜11は1従来のように400〜500
℃に極めて特定された温度の熱処理を必要とすること無
く、変形形状を固定するための可塑性を得ることができ
た。しかも、臨床上で使用される熱湯等の80℃の環境
下においても、90%以上の変形形状を維持できる可塑
性を得ることもできた。
次に、第2図に示すように2本発明合金k 5の500
℃の焼鈍合金材について、20℃、40℃。
℃の焼鈍合金材について、20℃、40℃。
60℃、及び80℃の温度下における応力−ひずみ曲線
を、さらに詳細に観察した。その結果、40℃において
も、ひずみが若干残留していることが認められたことか
ら、90℃の曲げに対して。
を、さらに詳細に観察した。その結果、40℃において
も、ひずみが若干残留していることが認められたことか
ら、90℃の曲げに対して。
40℃の加熱によっても変形形状を固定することが可能
であり、可塑性に優れたカテーテルガイドワイヤ用素材
であることが分かる。これは、40℃における残留ひず
みは5%程度もあり、また。
であり、可塑性に優れたカテーテルガイドワイヤ用素材
であることが分かる。これは、40℃における残留ひず
みは5%程度もあり、また。
カテーテルガイドワイヤの使用中に印加されるひずみは
、せいぜい1〜2%程度に止まることから。
、せいぜい1〜2%程度に止まることから。
変形の繰り返しに対しても問題はないからである。
また、更に安定した塑性変形を得るためには。
60℃又は80℃に加熱した状態で変形すれば良いこと
も、第2図から容易に理解できる。
も、第2図から容易に理解できる。
以上の試験結果から、 F e 0.5at%以上添
加したTi−Ni−Fe系合金を400〜500℃で熱
処理(焼鈍)した焼鈍合金である超弾性合金を。
加したTi−Ni−Fe系合金を400〜500℃で熱
処理(焼鈍)した焼鈍合金である超弾性合金を。
カテーテルガイドワイヤの芯材として用いることにより
1体温(37℃)における完全な超弾性特性を失うこと
無く、冷間曲げ(形状変形)させることができ、臨床上
の有効な使用温度(80℃以下)でも安定した形状変形
を維持する可塑性を与えることができる。なお、焼鈍温
度が500℃を越える場合は、室温及び体温下での超弾
性特性は劣化し、逆に可塑性は高くなるため、変形応力
が小さい場合や、変形形状の安定性をさらに求める場合
には、500℃を越えた焼鈍温度が有効となる。
1体温(37℃)における完全な超弾性特性を失うこと
無く、冷間曲げ(形状変形)させることができ、臨床上
の有効な使用温度(80℃以下)でも安定した形状変形
を維持する可塑性を与えることができる。なお、焼鈍温
度が500℃を越える場合は、室温及び体温下での超弾
性特性は劣化し、逆に可塑性は高くなるため、変形応力
が小さい場合や、変形形状の安定性をさらに求める場合
には、500℃を越えた焼鈍温度が有効となる。
一実施例2一
実施例1で示した本発明合金Nα4と従来合金No。
1とを、 0.7 m+*φで突合わせ接合して、約9
00℃の温度で歪み取り焼鈍を施し、 0.5111+
1φに加工した。
00℃の温度で歪み取り焼鈍を施し、 0.5111+
1φに加工した。
得られた複合合金線に400℃で1時間の熱処理(焼鈍
)を施した後、各合金部毎の曲げ試験を行った。その結
果、第1実施例の表−3に示した結果と同様であった。
)を施した後、各合金部毎の曲げ試験を行った。その結
果、第1実施例の表−3に示した結果と同様であった。
これにより、カテーテルガイドワイヤの芯材の先端部を
本発明合金No、 4とし。
本発明合金No、 4とし。
従来合金No、 1を、その基質部とすることが可能で
あることが分かる。すなわち、芯材の先端部を。
あることが分かる。すなわち、芯材の先端部を。
80℃以下の状態で、所望の形状に容易に変形させるこ
とができ、且つ、基質部が容易には変形しない超弾性特
性を示す芯材を構成することにより。
とができ、且つ、基質部が容易には変形しない超弾性特
性を示す芯材を構成することにより。
臨床に即応したカテーテルガイドワイヤの芯材を得るこ
とができる。なお、係る複合合金線は、先端部のみをテ
ーバリングされ、その後、全長をウレタン等のポリマー
でコートされる。
とができる。なお、係る複合合金線は、先端部のみをテ
ーバリングされ、その後、全長をウレタン等のポリマー
でコートされる。
但し1本実施例における複合合金線を、従来ののステン
レス線又はピアノ線等と接合して、カテーテルガイドワ
イヤとする場合には、接合強度を高める必要性から、か
しめ等の機械的に拘束することが好ましい。
レス線又はピアノ線等と接合して、カテーテルガイドワ
イヤとする場合には、接合強度を高める必要性から、か
しめ等の機械的に拘束することが好ましい。
一実施例3−
合成樹脂被膜4は1第3図に示すように、先端部を含め
てほぼ均一の外径を有している。特に。
てほぼ均一の外径を有している。特に。
この合成樹脂被膜4は、はぼ均一の外径となっている。
合成樹脂被膜4としては、ポリエチレン。
ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリプロピレン。
ポリアミド、ポリウレタン、ポリスチレン、フッ素樹脂
、シリコンゴムもしくは各々エラストマーおよび複合材
料等が好適に使用される。そして。
、シリコンゴムもしくは各々エラストマーおよび複合材
料等が好適に使用される。そして。
合成樹脂被膜4は、内芯2の湾曲の妨げにならない程度
に柔軟であり、外表面は凹凸のない滑らかな表面となっ
ていることが好ましい。また1合成樹脂被膜4には、ヘ
パリン、ウロキナーゼ等の抗凝固剤もしくはンリコーン
ゴム、ウレタンとシリコーンのブロック共重合体(登録
商標 アブコサン)、ヒドロキシエチルメタクリレート
−スチレン共重合体等の抗血栓材料をコーティングして
もよい。また1合成樹脂被膜4をフッ素樹脂等の低摩擦
表面を有する樹脂により形成すること、また合成樹脂被
膜4の外表面にシリコーンオイル等潤滑液塗布によって
、ガイドワイヤー1の摩擦性を低下させてもよい。さら
に1合成樹脂被膜4を形成する合成樹脂中に、Ba、W
、B i、Pb等の金属単体もしくは化合物による微粉
末状のX線造影性物質を混入することが好ましく、この
ようにすることにより血管内に導入中のガイドワ・rキ
ー1の全体の位置確認が容品となる。合成樹脂被膜4は
、上述のように、はぼ均一の外径を有している。はぼ均
一とは、完全に均一なものに限らず若干先端部が細径と
なっていてもよい。このように。
に柔軟であり、外表面は凹凸のない滑らかな表面となっ
ていることが好ましい。また1合成樹脂被膜4には、ヘ
パリン、ウロキナーゼ等の抗凝固剤もしくはンリコーン
ゴム、ウレタンとシリコーンのブロック共重合体(登録
商標 アブコサン)、ヒドロキシエチルメタクリレート
−スチレン共重合体等の抗血栓材料をコーティングして
もよい。また1合成樹脂被膜4をフッ素樹脂等の低摩擦
表面を有する樹脂により形成すること、また合成樹脂被
膜4の外表面にシリコーンオイル等潤滑液塗布によって
、ガイドワイヤー1の摩擦性を低下させてもよい。さら
に1合成樹脂被膜4を形成する合成樹脂中に、Ba、W
、B i、Pb等の金属単体もしくは化合物による微粉
末状のX線造影性物質を混入することが好ましく、この
ようにすることにより血管内に導入中のガイドワ・rキ
ー1の全体の位置確認が容品となる。合成樹脂被膜4は
、上述のように、はぼ均一の外径を有している。はぼ均
一とは、完全に均一なものに限らず若干先端部が細径と
なっていてもよい。このように。
先端部までをほぼ均一とすることにより、ガイドワイヤ
ーの先端が血管内壁に与える虞れのある1a傷を少なく
することができる。
ーの先端が血管内壁に与える虞れのある1a傷を少なく
することができる。
合成樹脂被膜の外径は、 0.25〜1.04mm、好
ましくは0.30〜0.64龍、芯材2の本体部2a上
での肉厚は、 0.03〜0.30m+s、好ましくは
0.05〜0.20+I1mである。
ましくは0.30〜0.64龍、芯材2の本体部2a上
での肉厚は、 0.03〜0.30m+s、好ましくは
0.05〜0.20+I1mである。
また1合成樹脂被膜4は5合成樹脂により、内芯2に対
し、密着状態に被着され、内芯2の先端部および基端部
においても、固着されていることが好ましい。また1合
成樹脂被膜4を中空管で形成し、内芯2の先端部および
基端部または、内芯の適当な部分で、内芯2と接着もし
くは溶融成形により固定してもよい。そして、ガイドワ
イヤー1の先端(合成樹脂被膜4の先端)は、血管壁の
損傷の防止、さらにガイドワイヤー1の操作性向上のた
めに、第3図に示すように半球状等の曲面となっている
ことが好ましい。
し、密着状態に被着され、内芯2の先端部および基端部
においても、固着されていることが好ましい。また1合
成樹脂被膜4を中空管で形成し、内芯2の先端部および
基端部または、内芯の適当な部分で、内芯2と接着もし
くは溶融成形により固定してもよい。そして、ガイドワ
イヤー1の先端(合成樹脂被膜4の先端)は、血管壁の
損傷の防止、さらにガイドワイヤー1の操作性向上のた
めに、第3図に示すように半球状等の曲面となっている
ことが好ましい。
さらに1合成樹脂被膜4の表面に潤滑性物質が固定され
ていることが好ましい。潤滑性物質とは。
ていることが好ましい。潤滑性物質とは。
湿潤時に潤滑性を存する物質をいう。具体的には。
水溶性高分子物質またはその誘導体がある。
即ち1本実施例のガイドワイヤーの芯剤2として、全長
が1800mm、先端の直径が0.06龍、後端の直径
が0.25mmで、先端から120mmが先端に向かっ
てテーパー状に縮径しているものを作成した。
が1800mm、先端の直径が0.06龍、後端の直径
が0.25mmで、先端から120mmが先端に向かっ
てテーパー状に縮径しているものを作成した。
さらに芯材全体の外面に、タングステン微粉末(拉径約
3〜4μm)を45mm%含有するポリウレタンを全体
外径がほぼ均一になるように被覆し4合成樹脂被膜を形
成させた。そして、テトラヒドロフランに5.0重量%
となるように無水マレイン酸エチルエステル共重合体を
溶解した溶llkを。
3〜4μm)を45mm%含有するポリウレタンを全体
外径がほぼ均一になるように被覆し4合成樹脂被膜を形
成させた。そして、テトラヒドロフランに5.0重量%
となるように無水マレイン酸エチルエステル共重合体を
溶解した溶llkを。
上記のポリウレタンにより形成された合成樹脂波1換の
表面に塗布し、無水マレイン酸エチルエステル共玉合体
を固定し、潤滑性表面を形成させた。
表面に塗布し、無水マレイン酸エチルエステル共玉合体
を固定し、潤滑性表面を形成させた。
このガイドワイヤーは、全体の長さが約1800mm。
全体の直径が0.3[i++nsである。
〔発明の効果]
以上の説明から分かるように1本発明によれば。
所定の量のFeを添加したTi 拳Ni・Fe系合金を
用いるから、冷間加工性に優れたカテーテルガイドワイ
ヤの芯材用素材を提供することができる。
用いるから、冷間加工性に優れたカテーテルガイドワイ
ヤの芯材用素材を提供することができる。
そのTi−Ni−Fe系合金を焼鈍してiすられた超弾
性合金を用いたから1実質的に、37℃で超弾性特性を
示すと共に、80℃以下における変形形状に対しても可
塑性を示す加工性に優れたカテーテルガイドワイヤの芯
材を提供することができる。
性合金を用いたから1実質的に、37℃で超弾性特性を
示すと共に、80℃以下における変形形状に対しても可
塑性を示す加工性に優れたカテーテルガイドワイヤの芯
材を提供することができる。
また、カテーテルガイドワイヤの芯材の少なくとも先端
部を、上記カテーテルガイドワイヤ素材により構成した
から、ガイドワイヤの先端部を目的部位に応じて所用の
形状に冷間曲げすることができるカテーテルガイドワイ
ヤの芯材を提供することができる。
部を、上記カテーテルガイドワイヤ素材により構成した
から、ガイドワイヤの先端部を目的部位に応じて所用の
形状に冷間曲げすることができるカテーテルガイドワイ
ヤの芯材を提供することができる。
第1図は、引張り時の応力下の室温(20℃)で測定さ
れた結果のうちの従来合金N011及び本発明合金No
、 4における加工上り祠(未焼鈍合金)と500°C
焼鈍合金とについて、その応力−ひずみ曲線を示す図、
第2図は1本発明合金No、 5 Fの500℃の焼鈍
合金祠について、20℃、40℃。 60℃1及び80℃の温度下における応力−ひずみ曲線
を示す図、第3図は本発明に係る合成樹脂で被覆された
カテーテルガイドワイヤの側面図である。 1・・・ガイドワイヤー、2・・・内芯、2a・・・内
芯本体部、4・・・合成樹脂。 第2図 ひずみ 第1図 ひずみ
れた結果のうちの従来合金N011及び本発明合金No
、 4における加工上り祠(未焼鈍合金)と500°C
焼鈍合金とについて、その応力−ひずみ曲線を示す図、
第2図は1本発明合金No、 5 Fの500℃の焼鈍
合金祠について、20℃、40℃。 60℃1及び80℃の温度下における応力−ひずみ曲線
を示す図、第3図は本発明に係る合成樹脂で被覆された
カテーテルガイドワイヤの側面図である。 1・・・ガイドワイヤー、2・・・内芯、2a・・・内
芯本体部、4・・・合成樹脂。 第2図 ひずみ 第1図 ひずみ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)原子パーセントで、Ni45.0〜51.0at%
、Fe0.5〜5.0at%、残部Tiを含むTi・N
i・Fe系合金を有する冷間加工性に優れたカテーテル
ガイドワイヤの芯材用素材。 2)第1請求項記載の前記合金において、実質的に、3
7℃で超弾性特性を示すと共に、80℃以下における形
状変形に対しても可塑性を有することを特徴とするカテ
ーテルガイドワイヤの芯材。 3)カテーテルガイドワイヤの芯材の少なくとも先端部
は、第2請求項記載の超弾性合金材であることを特徴と
するカテーテルガイドワイヤの芯材。 4)第1〜第3請求項記載のいずれかの前記芯材に、合
成樹脂を被覆してなることを特徴とするカテーテルガイ
ドワイヤ。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1107855A JPH02289265A (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | カテーテルガイドワイヤの芯材用素材とカテーテルガイドワイヤの芯材及びカテーテルガイドワイヤ |
| EP90108097A EP0395098B1 (en) | 1989-04-28 | 1990-04-27 | Readily operable catheter guide wire using shape memory alloy with pseudo elasticity |
| KR1019900005966A KR940005307B1 (ko) | 1989-04-28 | 1990-04-27 | 의탄성의 형상 기억 합금을 이용하는 용이작용성 카테테르 가이드 와이어 |
| DE69007841T DE69007841T2 (de) | 1989-04-28 | 1990-04-27 | Schnell betriebsbereiter Führungsdraht für Katheter unter Anwendung einer Memory-Legierung mit Pseudoelastizität. |
| US07/515,591 US5069226A (en) | 1989-04-28 | 1990-04-27 | Catheter guidewire with pseudo elastic shape memory alloy |
| AU54515/90A AU623006B2 (en) | 1989-04-28 | 1990-04-30 | Readily operable catheter guide wire using shape memory alloy with pseudo elasticity |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1107855A JPH02289265A (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | カテーテルガイドワイヤの芯材用素材とカテーテルガイドワイヤの芯材及びカテーテルガイドワイヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02289265A true JPH02289265A (ja) | 1990-11-29 |
| JPH042273B2 JPH042273B2 (ja) | 1992-01-17 |
Family
ID=14469773
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1107855A Granted JPH02289265A (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | カテーテルガイドワイヤの芯材用素材とカテーテルガイドワイヤの芯材及びカテーテルガイドワイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02289265A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002503529A (ja) * | 1998-02-19 | 2002-02-05 | パークサージ インコーポレイテッド | 成形可能なチップを有するコアワイヤ |
-
1989
- 1989-04-28 JP JP1107855A patent/JPH02289265A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002503529A (ja) * | 1998-02-19 | 2002-02-05 | パークサージ インコーポレイテッド | 成形可能なチップを有するコアワイヤ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH042273B2 (ja) | 1992-01-17 |
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Legal Events
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