JPH02289267A - カテーテルガイドワイヤの芯材及びカテーテルガイドワイヤ - Google Patents
カテーテルガイドワイヤの芯材及びカテーテルガイドワイヤInfo
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- JPH02289267A JPH02289267A JP1107857A JP10785789A JPH02289267A JP H02289267 A JPH02289267 A JP H02289267A JP 1107857 A JP1107857 A JP 1107857A JP 10785789 A JP10785789 A JP 10785789A JP H02289267 A JPH02289267 A JP H02289267A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、医科用器具であるカテーテルガイドワイヤの
芯材及びカテーテルガイドワイヤに関する。
芯材及びカテーテルガイドワイヤに関する。
[従来の技術]
一般に、カテーテルガイドワイヤは、血管部位から穿刺
したセルデインガー針により血管内に導入された後、セ
ルデインガー針をガイドワイヤから取外し、ガイドワイ
ヤの後端にカテーテルを取付けて、生体の脈管、特に血
管内の目的部位までカテーテルに先行してカテーテルを
案内するために用いられる医科用器具である。
したセルデインガー針により血管内に導入された後、セ
ルデインガー針をガイドワイヤから取外し、ガイドワイ
ヤの後端にカテーテルを取付けて、生体の脈管、特に血
管内の目的部位までカテーテルに先行してカテーテルを
案内するために用いられる医科用器具である。
このため、カテーテルガイドワイヤの芯材は。
!、12雑な形状を呈する先端部と、線状形状を呈する
基質部とから構成され、また、生体温度(約37℃)に
おいて、血管への導入・移動時に発生する捻りを含む変
形応力の荷重・除去に伴う可逆的なエネルギーの吸収・
放出及び可逆的な形状の変形・回復が可能な弾性特性を
有することが必要とされることから、一般に、Ti−N
i系合金を基本素材としている。
基質部とから構成され、また、生体温度(約37℃)に
おいて、血管への導入・移動時に発生する捻りを含む変
形応力の荷重・除去に伴う可逆的なエネルギーの吸収・
放出及び可逆的な形状の変形・回復が可能な弾性特性を
有することが必要とされることから、一般に、Ti−N
i系合金を基本素材としている。
しかし、上述の単なる弾性特性を有するT1Ni系合金
素材を芯材として用いるカテーテルガイドワイヤでは、
伸び変形等の増加と共に、その変形に必要な荷重がほぼ
直線的に増加してしまうため、血管内への導入作業等が
一定応力で行え得ず、医者や患者の双方にとって生理的
苦痛等を与えてしまう欠点があった。
素材を芯材として用いるカテーテルガイドワイヤでは、
伸び変形等の増加と共に、その変形に必要な荷重がほぼ
直線的に増加してしまうため、血管内への導入作業等が
一定応力で行え得ず、医者や患者の双方にとって生理的
苦痛等を与えてしまう欠点があった。
そこで、従来では、Ti−Ni系合金を1通常30〜4
096の冷間加工を施した後、400〜500℃の熱処
理を施すことにより、改良した焼鈍材を生成し、これに
より1体内(約37℃)において、一定応力によっても
伸び変形等の増加を示しく以下、超弾性特性という)、
可逆的なエネルギーの吸収・放出及び可逆的な形状の変
形・回復を行えるカテーテルガイドワイヤの芯材を得て
いたく特開昭83−171570号公報)。
096の冷間加工を施した後、400〜500℃の熱処
理を施すことにより、改良した焼鈍材を生成し、これに
より1体内(約37℃)において、一定応力によっても
伸び変形等の増加を示しく以下、超弾性特性という)、
可逆的なエネルギーの吸収・放出及び可逆的な形状の変
形・回復を行えるカテーテルガイドワイヤの芯材を得て
いたく特開昭83−171570号公報)。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、従来のTi−Ni系合金の焼鈍材を用い
たカテーテルガイドワイヤの芯材では。
たカテーテルガイドワイヤの芯材では。
ステンレス線を用いた芯材と比較すると、その剛性が約
1/2程度と低く、筋向の収縮等の応力に抗してカテー
テルを人体内の所望の部位に導くことが困難であるとい
う欠点があった。
1/2程度と低く、筋向の収縮等の応力に抗してカテー
テルを人体内の所望の部位に導くことが困難であるとい
う欠点があった。
また、芯材の先端部に従来のTi−Ni系合金の焼鈍材
を用いて超弾性特性を持たせると共に。
を用いて超弾性特性を持たせると共に。
その基質部にはステンレス線等を用いて高い剛性を持た
せて、これらを−本の芯材として接続したとしても、芯
材の先端部及び基質部をそれぞれ個別に製造し、且つ、
先端部及び基質部をわざわざ互いに接続する繁雑さがあ
るばかりか1組成成分が互いに異なるため、焼鈍材とス
テンレス線との接合強度を高める必要性があり、かしめ
等の機械的な拘束をも必要とする欠点がある。
せて、これらを−本の芯材として接続したとしても、芯
材の先端部及び基質部をそれぞれ個別に製造し、且つ、
先端部及び基質部をわざわざ互いに接続する繁雑さがあ
るばかりか1組成成分が互いに異なるため、焼鈍材とス
テンレス線との接合強度を高める必要性があり、かしめ
等の機械的な拘束をも必要とする欠点がある。
一方、従来のTi−Ni系合金の焼鈍材では。
(11に超弾性特性を持たせたに過ぎないことから。
却って、ガイドワイヤの芯材の先端部を、目的部位に応
じて所用の形状に曲げることができず、臨床に即応した
先端部の形状付けが困難となり、このため、わざわざ何
種類かの線形状を持つカテーテルガイドワイヤの芯材を
予め準備していなければならないという欠点があった。
じて所用の形状に曲げることができず、臨床に即応した
先端部の形状付けが困難となり、このため、わざわざ何
種類かの線形状を持つカテーテルガイドワイヤの芯材を
予め準備していなければならないという欠点があった。
そこで1本発明の第1の技術的課題は、上記欠点に鑑み
、カテーテルガイドワイヤの芯材の先端部と基質部とを
一々別個に製造し接続する工程を不要とし、実質的に同
一の組成成分をもって、先端部と基質部とを一体に形成
し、かつ、少なくとも体温(37℃)下で先端部をしな
やかさを持たせる一方、基質部には高い剛性を維持させ
たカテーテルガイドワイヤの芯材を提供することである
。
、カテーテルガイドワイヤの芯材の先端部と基質部とを
一々別個に製造し接続する工程を不要とし、実質的に同
一の組成成分をもって、先端部と基質部とを一体に形成
し、かつ、少なくとも体温(37℃)下で先端部をしな
やかさを持たせる一方、基質部には高い剛性を維持させ
たカテーテルガイドワイヤの芯材を提供することである
。
また1本発明の第2の技術的課題は、上記第1の技術的
課題に加えて、さらに、ガイドワイヤの芯材の先端部を
目的部位に応じて、所用の形状に曲げることができ1且
つ、臨床上で使用される熱湯等の80℃の環境下におい
ても、その変形形状を維持できる可塑性を有する加工性
に優れたカテーテルガイドワイヤの芯材を提供すること
である。
課題に加えて、さらに、ガイドワイヤの芯材の先端部を
目的部位に応じて、所用の形状に曲げることができ1且
つ、臨床上で使用される熱湯等の80℃の環境下におい
ても、その変形形状を維持できる可塑性を有する加工性
に優れたカテーテルガイドワイヤの芯材を提供すること
である。
[課題を解決するための手段]
本発明によれば、互いに一体に構成された先端部と基質
部とををするカテーテルガイドワイヤの芯材であって、
前記先端部及びにTi−Ni系合金を構成する実質的に
同一の組成成分を有し、前記T1・Ni系合金を構成す
る組成成分は、原子パーセントで、 N i 50.3
〜52.Oat%。
部とををするカテーテルガイドワイヤの芯材であって、
前記先端部及びにTi−Ni系合金を構成する実質的に
同一の組成成分を有し、前記T1・Ni系合金を構成す
る組成成分は、原子パーセントで、 N i 50.3
〜52.Oat%。
残部Tiを含み、前記先端部及び前記基質部の焼鈍温度
を互いに変えて成ることを特徴とするカテーテルガイド
ワイヤの芯材が得られる。
を互いに変えて成ることを特徴とするカテーテルガイド
ワイヤの芯材が得られる。
また1本発明によれば、前記先端部は、前記Ti−Ni
系合金に実質的に400〜500℃の熱処理を施して成
り、他方、基質部は400〜500℃の熱処理を施して
成ることを特徴とするカテーテルガイドワイヤの芯材が
得られる。
系合金に実質的に400〜500℃の熱処理を施して成
り、他方、基質部は400〜500℃の熱処理を施して
成ることを特徴とするカテーテルガイドワイヤの芯材が
得られる。
また 本発明によれば、前記先端部は、前記T・Ni系
合金に実質的に700℃以上の熱処理を施して成り、実
質的に、37℃で超弾性特性を有し、且つ、80℃以下
における形状変形に対しても可塑性を有することを特徴
とするカテーテルガイドワイヤの芯材が得られる。
合金に実質的に700℃以上の熱処理を施して成り、実
質的に、37℃で超弾性特性を有し、且つ、80℃以下
における形状変形に対しても可塑性を有することを特徴
とするカテーテルガイドワイヤの芯材が得られる。
また、本発明によれば、前記芯材に2合成樹脂を彼覆し
てなることを特徴とするカテーテルガイドワイヤが得ら
れる。
てなることを特徴とするカテーテルガイドワイヤが得ら
れる。
ここで、T1・Ni系合金のうち、Ntを50.3aL
%以上としたのは1時効処理による中間相変態が50.
3aL%未満では得難く1 また、実質的に700℃(
600〜1000℃)の熱処理による37℃での塑性変
形を受は難くなり1従来の形状記憶領域を脱し得ないた
めである。また、N1を52,031%未満としたのは
、 52.0at%を越えると、加工性が悪くなり、実
用上の問題があるからである。
%以上としたのは1時効処理による中間相変態が50.
3aL%未満では得難く1 また、実質的に700℃(
600〜1000℃)の熱処理による37℃での塑性変
形を受は難くなり1従来の形状記憶領域を脱し得ないた
めである。また、N1を52,031%未満としたのは
、 52.0at%を越えると、加工性が悪くなり、実
用上の問題があるからである。
[実施例]
次に1本発明の実施例を図面を参照して説明する。
一第1実施例−
本実施例においては1体温(37℃)下で、先端部にし
なやかさを維持させる一方、基質部には剛性を維持させ
たカテーテルガイドワイヤの芯材の一実施例を説明する
。
なやかさを維持させる一方、基質部には剛性を維持させ
たカテーテルガイドワイヤの芯材の一実施例を説明する
。
■準備工程
まず、原子パーセントで、Ni51at%、残部Tiか
らなるTi−Ni系合金を、高周波真空溶解によって得
た。なお、アーク溶解法、電子ビーム溶解法、或は粉末
冶金法によっても構わない。
らなるTi−Ni系合金を、高周波真空溶解によって得
た。なお、アーク溶解法、電子ビーム溶解法、或は粉末
冶金法によっても構わない。
得られたTi−Ni系合金を、900〜1000℃で溶
体化処理後、約900℃で熱間鍛造、熱間圧延を施し、
その後、冷間加工(最終冷間加工率50%)により、0
.5+uφのサイズの線材に加工した。
体化処理後、約900℃で熱間鍛造、熱間圧延を施し、
その後、冷間加工(最終冷間加工率50%)により、0
.5+uφのサイズの線材に加工した。
(の直線処理工程(基質部処理工程)
熱矯正のために、得られた0、5mmφのサイズの線材
の全体に渡って、300℃で5分間の直線処理を連続的
に行い、直線性を施した。
の全体に渡って、300℃で5分間の直線処理を連続的
に行い、直線性を施した。
■超弾性処理工程(先端部処理工程)
得られた線材を2m寸法に切断し、断面から約50n長
のみを、約400℃に維持されたソルトバス中に10分
間保持して熱処理を施した後急冷し、これを先端部とし
た。
のみを、約400℃に維持されたソルトバス中に10分
間保持して熱処理を施した後急冷し、これを先端部とし
た。
■超弾性特性試験
線材の先端部(No、2)と、その残部を基質部(k
1 )とし、各部位の体温(37℃)下における応力−
ひずみ曲線を測定した。なお、比較例として、1.8−
8ステン1ノス線(No、 4 )をも測定した。その
結果を第1図に示す。
1 )とし、各部位の体温(37℃)下における応力−
ひずみ曲線を測定した。なお、比較例として、1.8−
8ステン1ノス線(No、 4 )をも測定した。その
結果を第1図に示す。
その結果、基質部(No、1)の試料では、100kg
f/mm2を越える応力値を示し、18−8ステンレス
線(魔4)よりも高い値となっている。−方、先端部(
磁2)では、1%のひずみで明瞭な降伏(応力値60k
gf/mm2)を示し、極めて優れた超弾性特性を有し
ていることを示している。
f/mm2を越える応力値を示し、18−8ステンレス
線(魔4)よりも高い値となっている。−方、先端部(
磁2)では、1%のひずみで明瞭な降伏(応力値60k
gf/mm2)を示し、極めて優れた超弾性特性を有し
ていることを示している。
これにより、しなやかな超弾性特性と18−8ステンレ
ス線よりも高い剛性との互いに異なる材料特性を、同一
の組成成分からなる一本の線材に持たせることが可能と
なった。
ス線よりも高い剛性との互いに異なる材料特性を、同一
の組成成分からなる一本の線材に持たせることが可能と
なった。
なお、上記■直線処理工程における300℃の熱処理は
、単なる熱矯正を目的として行われたものであることか
ら、冷間加工仕上りで直線性が得られていれば、基質部
の熱処理は不要であることは当然である。
、単なる熱矯正を目的として行われたものであることか
ら、冷間加工仕上りで直線性が得られていれば、基質部
の熱処理は不要であることは当然である。
また、先端部の超弾性処理工程における400℃の熱処
理は、400〜500℃の範囲内であればよい。尚、熱
処理温度が高くなるに従い、その処理時間を短くする必
要がある。
理は、400〜500℃の範囲内であればよい。尚、熱
処理温度が高くなるに従い、その処理時間を短くする必
要がある。
一第2実施例−
第1実施例と同様に、■学術工程及び■直線処理工程(
基質部処理工程)までを経た線材を用いて、以下の超弾
性処理工程(先端部処理工程)を施した。
基質部処理工程)までを経た線材を用いて、以下の超弾
性処理工程(先端部処理工程)を施した。
まず、得られた線材を2m寸法に切断輻、端面から約5
0 mm長のみを、約700℃に保持されたソルトバス
中に2分間保持した後急冷し、これを先端部(魔3)と
した。
0 mm長のみを、約700℃に保持されたソルトバス
中に2分間保持した後急冷し、これを先端部(魔3)と
した。
次に、線材の先端部(Na3)の体温(37℃)下にお
ける応力−ひずみ曲線を測定した。その結果を第1図に
示す。
ける応力−ひずみ曲線を測定した。その結果を第1図に
示す。
その結果、700℃処理の先端部(Nα3)の試料は、
1%のひずみでは若干の塑性変形しか示さず、却って1
8−8ステンレス線の塑性変形量(gc留ひずみ)より
も少なく2第1実施例の先端部(No、 2 )と同様
に1%程度のひずみからの降伏も認められることから、
超弾性特性を有していることが分かる。
1%のひずみでは若干の塑性変形しか示さず、却って1
8−8ステンレス線の塑性変形量(gc留ひずみ)より
も少なく2第1実施例の先端部(No、 2 )と同様
に1%程度のひずみからの降伏も認められることから、
超弾性特性を有していることが分かる。
一方、3%以上のひずみを付加する強変形状態において
は、700℃処理の先端部(魔3)の試料が、大きく塑
性変形量を残していることが認められた。
は、700℃処理の先端部(魔3)の試料が、大きく塑
性変形量を残していることが認められた。
このことから、可塑性に優れた700℃処理の先端部(
No、 3 )の試料を、カテーテルガイドワイヤの芯
材の先端部に使用することにより、臨床に応じた任意の
形状に変形加工することができることが分かる。
No、 3 )の試料を、カテーテルガイドワイヤの芯
材の先端部に使用することにより、臨床に応じた任意の
形状に変形加工することができることが分かる。
一第3実施例−
第2実施例と同様の方法で得られたカテーテルガイドワ
イヤの芯材の先端部をテーバリングするため、化学処理
(フッ酸)によって先端を細めた後、その全長に合成樹
脂で被覆する。
イヤの芯材の先端部をテーバリングするため、化学処理
(フッ酸)によって先端を細めた後、その全長に合成樹
脂で被覆する。
合成樹脂被膜4は、第3図に示すように、先端部を含め
てほぼ均一の外径を有している。特に。
てほぼ均一の外径を有している。特に。
この合成樹脂被膜4は、はぼ均一の外径となっている。
合成樹脂被膜4としては、ポリエチレン。
ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリプロピレンポリア
ミド、ポリウレタン、ポリスチレン、フッ素樹脂、シリ
コンゴムもしくは各々のエラストマーおよび複合材料等
が好適に使用される。そして。
ミド、ポリウレタン、ポリスチレン、フッ素樹脂、シリ
コンゴムもしくは各々のエラストマーおよび複合材料等
が好適に使用される。そして。
合成樹脂被膜4は、内芯2の湾曲の妨げにならない程度
に柔軟であり、外表面は凹凸のない滑らかな表面となっ
ていることが好ましい。また1合成樹脂被膜4には、ヘ
パリン、ウロキナーゼ等の抗凝固剤もしくはシリコーン
ゴム、ウレタンとシリコーンのブロック共重合体く登録
商標 アブコサン)、ヒドロキシエチルメタクリレート
−スチレン共重合体等の抗血栓材料をコーティングして
もよい。また1合成樹脂被膜4をフッ素樹脂等の低摩擦
表面を有する樹脂により形成すること、また合成樹脂被
膜4の外表面にシリコーンオイル等潤滑液塗布によって
、ガイドワイヤー1の摩擦性を低下させてもよい。さら
に1合成樹脂被膜4を形成する合成樹脂中に、Ba、W
、Bi、Pb等の金属単体もしくは化合物による微粉末
状のX線造影性物質を混入することが好ましく、このよ
うにすることにより血管内に導入中のガイドワイヤー1
の全体の位置確認が容易となる。合成樹脂被膜4は、上
述のように、はぼ均一の外径を有している。はぼ均一と
は、完全に均一なものに限らず若干先端部が細径となっ
ていてもよい。このように。
に柔軟であり、外表面は凹凸のない滑らかな表面となっ
ていることが好ましい。また1合成樹脂被膜4には、ヘ
パリン、ウロキナーゼ等の抗凝固剤もしくはシリコーン
ゴム、ウレタンとシリコーンのブロック共重合体く登録
商標 アブコサン)、ヒドロキシエチルメタクリレート
−スチレン共重合体等の抗血栓材料をコーティングして
もよい。また1合成樹脂被膜4をフッ素樹脂等の低摩擦
表面を有する樹脂により形成すること、また合成樹脂被
膜4の外表面にシリコーンオイル等潤滑液塗布によって
、ガイドワイヤー1の摩擦性を低下させてもよい。さら
に1合成樹脂被膜4を形成する合成樹脂中に、Ba、W
、Bi、Pb等の金属単体もしくは化合物による微粉末
状のX線造影性物質を混入することが好ましく、このよ
うにすることにより血管内に導入中のガイドワイヤー1
の全体の位置確認が容易となる。合成樹脂被膜4は、上
述のように、はぼ均一の外径を有している。はぼ均一と
は、完全に均一なものに限らず若干先端部が細径となっ
ていてもよい。このように。
先端部までをほぼ均一とすることにより、ガイドワイヤ
ーの先端が血管内壁に与える虞れのある損傷を少なくす
ることができる。
ーの先端が血管内壁に与える虞れのある損傷を少なくす
ることができる。
合成樹脂被膜の外径は、 0.25〜1.04mm、好
ましくはOJO〜0.84mm、芯材2の本体部2a上
での肉厚は、 0.03〜0.30市、好ましくは0.
05〜0.20mmである。
ましくはOJO〜0.84mm、芯材2の本体部2a上
での肉厚は、 0.03〜0.30市、好ましくは0.
05〜0.20mmである。
また1合成樹脂被膜4は1合成樹脂により、内芯2に対
し、密着状態に被着され、内芯2の先端部および基質部
においても、固着されていることが好ましい。また1合
成樹脂被膜4を中空管で形成し、内芯2の先端部および
基端部または1内芯の適当な部分で、内芯2と接着もし
くは溶融成形により固定してもよい。そして、ガイドワ
イヤー1の先端(合成樹脂被膜4の先端)は、血管壁の
損傷の防止、さらにガイドワイヤー1の操作性向上のた
めに、第3図に示すように半球状等の曲面となっている
ことが好ましい。
し、密着状態に被着され、内芯2の先端部および基質部
においても、固着されていることが好ましい。また1合
成樹脂被膜4を中空管で形成し、内芯2の先端部および
基端部または1内芯の適当な部分で、内芯2と接着もし
くは溶融成形により固定してもよい。そして、ガイドワ
イヤー1の先端(合成樹脂被膜4の先端)は、血管壁の
損傷の防止、さらにガイドワイヤー1の操作性向上のた
めに、第3図に示すように半球状等の曲面となっている
ことが好ましい。
さらに1合成樹脂被M4の表面に潤滑性物質が固定され
ていることが好ましい。潤滑性物質とは。
ていることが好ましい。潤滑性物質とは。
湿潤時に潤滑性を有する物質をいう。具体的には。
水溶性高分子物質またはその誘導体がある。
即ち1本実施例のガイドワイヤーの芯材2として、全長
が1.800+u、先端の直径が0.06m1.後端の
直径が0.25關で、先端から120順が先端に向って
テーパー状に縮径しているものを作成した。
が1.800+u、先端の直径が0.06m1.後端の
直径が0.25關で、先端から120順が先端に向って
テーパー状に縮径しているものを作成した。
さらに芯材全体の外面に、タングステン微粉末(拉径約
3〜4μI1)を45重量%含有するポリウレタンを全
体外径がほぼ均一になるように被覆し1合成樹脂被膜を
形成させた。そして、テトラヒドロフランに5.0 f
fllu%となるように無水マレイン酸エチルエステル
共重合体を溶解した溶液を。
3〜4μI1)を45重量%含有するポリウレタンを全
体外径がほぼ均一になるように被覆し1合成樹脂被膜を
形成させた。そして、テトラヒドロフランに5.0 f
fllu%となるように無水マレイン酸エチルエステル
共重合体を溶解した溶液を。
上記のポリウレタンにより形成された合成樹脂被膜の表
面にx ’/li L 、無水マレイン酸エチルエステ
ル共重合体重合体を固定し、潤滑性表面を形成させた。
面にx ’/li L 、無水マレイン酸エチルエステ
ル共重合体重合体を固定し、潤滑性表面を形成させた。
このガイドワイヤーは、全体の長さが約1800關。
全体の直径が0 、36 msである。
[発明の効果コ
以上の説明から分かるように、本発明によればTi−N
i系合金を構成する実質的に同一の組成成分を用いて、
カテーテルガイドワイヤの芯材の先端部と基質部とを構
成したから、先端部と基質部とを一々別個に製造し接続
する工程を不要とし、先端部と基質部とを一体形成し、
少なくとも体温(37℃)下で、先端部にのみしなやか
さを維持させる一方、基質部はTi・Ni系合金自体の
剛性を維持させたカテーテルガイドワイヤの芯材を提供
することができる。
i系合金を構成する実質的に同一の組成成分を用いて、
カテーテルガイドワイヤの芯材の先端部と基質部とを構
成したから、先端部と基質部とを一々別個に製造し接続
する工程を不要とし、先端部と基質部とを一体形成し、
少なくとも体温(37℃)下で、先端部にのみしなやか
さを維持させる一方、基質部はTi・Ni系合金自体の
剛性を維持させたカテーテルガイドワイヤの芯材を提供
することができる。
また、本発明によれば、先端部のみを700℃以上の温
度で焼鈍したから、ガイドワイヤの芯材の先端部を目的
部位に応じて、所用の形状に曲げることができ、且つ、
臨床上で使用される熱湯等の80℃の環境下においても
、その変形形状を維持できる可塑性を有する加工性に優
れたカテーテルガイドワイヤの芯材及びカテーテルガイ
ドワイヤを提供することができる。
度で焼鈍したから、ガイドワイヤの芯材の先端部を目的
部位に応じて、所用の形状に曲げることができ、且つ、
臨床上で使用される熱湯等の80℃の環境下においても
、その変形形状を維持できる可塑性を有する加工性に優
れたカテーテルガイドワイヤの芯材及びカテーテルガイ
ドワイヤを提供することができる。
第1図は、Ni51at%のTi−Ni系合金の引っ張
り時の応力下の体温(37℃)で測定された応力−ひず
み曲線を示す図、第2図は本発明の実施例に係る合成樹
脂で被覆されたカテーテルガイドワイヤの断面図、であ
る。 NO,1・・・本発明の第1実施例に関わる基質部、N
α2・・・本発明の第1実施例に関わる300℃×10
分間の熱処理を施された先端部、Na3・・・本発明の
第1実施例に関わる700℃×2分間の熱処理を施され
た先端部、1・・・カテーテルガイドワイヤ。 2・・・内芯、2a・・・芯材本体部、4・・・合成樹
脂被膜。 第1図 ひずみ
り時の応力下の体温(37℃)で測定された応力−ひず
み曲線を示す図、第2図は本発明の実施例に係る合成樹
脂で被覆されたカテーテルガイドワイヤの断面図、であ
る。 NO,1・・・本発明の第1実施例に関わる基質部、N
α2・・・本発明の第1実施例に関わる300℃×10
分間の熱処理を施された先端部、Na3・・・本発明の
第1実施例に関わる700℃×2分間の熱処理を施され
た先端部、1・・・カテーテルガイドワイヤ。 2・・・内芯、2a・・・芯材本体部、4・・・合成樹
脂被膜。 第1図 ひずみ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)互いに一体に構成された先端部と基質部とを有する
カテーテルガイドワイヤの芯材であって、前記先端部及
び前記基質部は、Ti・Ni系合金を構成する実質的に
同一の組成成分を有し、前記Ti・Ni系合金を構成す
る組成成分は、原子パーセントで、Ni50.3〜52
.0at%、残部Tiを含み、 前記Ti・Ni系合金の焼鈍温度が前記先端部と基質部
とで異なることを特徴とするカテーテルガイドワイヤの
芯材。 2)第1請求項記載のカテーテルガイドワイヤの芯材に
おいて、 前記先端部は、前記Ti・Ni系合金に実質的に400
〜500℃の熱処理を施して成り、他方、前記基質部は
、400℃未満の熱処理を施して成ることを特徴とする
カテーテルガイドワイヤの芯材。 3)第1請求項記載のカテーテルガイドワイヤの芯材に
おいて、 前記先端部は、前記Ti・Ni系合金に実質的に700
℃以上の熱処理を施して成り、実質的に、37℃で超弾
性特性を有し、且つ、80℃以下における形状変形に対
しても可塑性を有することを特徴とするカテーテルガイ
ドワイヤの芯材。 4)第1〜第3請求項記載のいずれかの前記芯材に、合
成樹脂を被覆してなることを特徴とするカテーテルガイ
ドワイヤ。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1107857A JPH02289267A (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | カテーテルガイドワイヤの芯材及びカテーテルガイドワイヤ |
| EP90108097A EP0395098B1 (en) | 1989-04-28 | 1990-04-27 | Readily operable catheter guide wire using shape memory alloy with pseudo elasticity |
| DE69007841T DE69007841T2 (de) | 1989-04-28 | 1990-04-27 | Schnell betriebsbereiter Führungsdraht für Katheter unter Anwendung einer Memory-Legierung mit Pseudoelastizität. |
| KR1019900005966A KR940005307B1 (ko) | 1989-04-28 | 1990-04-27 | 의탄성의 형상 기억 합금을 이용하는 용이작용성 카테테르 가이드 와이어 |
| US07/515,591 US5069226A (en) | 1989-04-28 | 1990-04-27 | Catheter guidewire with pseudo elastic shape memory alloy |
| AU54515/90A AU623006B2 (en) | 1989-04-28 | 1990-04-30 | Readily operable catheter guide wire using shape memory alloy with pseudo elasticity |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1107857A JPH02289267A (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | カテーテルガイドワイヤの芯材及びカテーテルガイドワイヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02289267A true JPH02289267A (ja) | 1990-11-29 |
| JPH048065B2 JPH048065B2 (ja) | 1992-02-13 |
Family
ID=14469826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1107857A Granted JPH02289267A (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | カテーテルガイドワイヤの芯材及びカテーテルガイドワイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02289267A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0324144U (ja) * | 1989-07-18 | 1991-03-13 | ||
| WO2009119386A1 (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-01 | テルモ株式会社 | ガイドワイヤ |
| WO2023120406A1 (ja) * | 2021-12-22 | 2023-06-29 | 朝日インテック株式会社 | ガイドワイヤ、及び、ガイドワイヤの製造方法 |
| WO2025099886A1 (ja) * | 2023-11-09 | 2025-05-15 | 朝日インテック株式会社 | 医療デバイス |
-
1989
- 1989-04-28 JP JP1107857A patent/JPH02289267A/ja active Granted
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0324144U (ja) * | 1989-07-18 | 1991-03-13 | ||
| WO2009119386A1 (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-01 | テルモ株式会社 | ガイドワイヤ |
| US8360996B2 (en) | 2008-03-27 | 2013-01-29 | Terumo Kabushiki Kaisha | Guide wire |
| WO2023120406A1 (ja) * | 2021-12-22 | 2023-06-29 | 朝日インテック株式会社 | ガイドワイヤ、及び、ガイドワイヤの製造方法 |
| JP2023092856A (ja) * | 2021-12-22 | 2023-07-04 | 朝日インテック株式会社 | ガイドワイヤ、及び、ガイドワイヤの製造方法 |
| WO2025099886A1 (ja) * | 2023-11-09 | 2025-05-15 | 朝日インテック株式会社 | 医療デバイス |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH048065B2 (ja) | 1992-02-13 |
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