JPH0228964B2 - - Google Patents
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- JPH0228964B2 JPH0228964B2 JP60041457A JP4145785A JPH0228964B2 JP H0228964 B2 JPH0228964 B2 JP H0228964B2 JP 60041457 A JP60041457 A JP 60041457A JP 4145785 A JP4145785 A JP 4145785A JP H0228964 B2 JPH0228964 B2 JP H0228964B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rice
- section
- steaming
- scraper
- rice grains
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Cereal-Derived Products (AREA)
- Commercial Cooking Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は弁当仕出し業、給食会社、外食産業
等の大量に炊飯を行う分野に好適に利用される連
続式炊飯装置に関する。
等の大量に炊飯を行う分野に好適に利用される連
続式炊飯装置に関する。
(従来技術)
この種連続式炊飯装置の最新の従来技術として
は特開昭60−12945号公報に示されたものがある。
は特開昭60−12945号公報に示されたものがある。
この装置は、水中浸漬処理された米粒をベルト
コンベヤで移送しながら蒸す一次蒸し部と、一次
蒸し部より送り込まれた米粒をスクレーパコンベ
ヤで順次移送しながら水中で浸漬処理する二次浸
漬部と、二次浸漬部で浸漬された米粒を更にベル
トコンベヤで移送しながら二次蒸しを行う二次蒸
し部を備えたものである。
コンベヤで移送しながら蒸す一次蒸し部と、一次
蒸し部より送り込まれた米粒をスクレーパコンベ
ヤで順次移送しながら水中で浸漬処理する二次浸
漬部と、二次浸漬部で浸漬された米粒を更にベル
トコンベヤで移送しながら二次蒸しを行う二次蒸
し部を備えたものである。
この最新の従来技術によれば、大量の米を一度
に連続して炊飯できる利点があるが、米飯の食味
(旨み)の点で劣る難点がある。
に連続して炊飯できる利点があるが、米飯の食味
(旨み)の点で劣る難点がある。
この種炊飯装置は、大量処理を効率的に行うこ
とも重要であるが、それよりも最も重要なことは
炊飯される米飯の食味をいかに良くするかにつき
る。たとえ大量処理できても、米飯の食味がまず
ければ全く用をなさない。
とも重要であるが、それよりも最も重要なことは
炊飯される米飯の食味をいかに良くするかにつき
る。たとえ大量処理できても、米飯の食味がまず
ければ全く用をなさない。
そこで本発明をよく理解するために、まず米飯
の食味に関する理論を説明し、その上で本発明の
特徴について述べる。
の食味に関する理論を説明し、その上で本発明の
特徴について述べる。
米飯の食味(これをテクスチヤー、textureと
いう)は、硬さ、粘り、弾力性の3要素のバラン
スにあると云われ、特に米飯の食味(旨み)の要
素は圧倒的に硬さと粘りに関係し両者が互にバラ
ンスを保つていることが絶対に必要である。多少
硬めの米飯(ゴハン)でも、硬さに比例した粘り
強さがあれば、一応旨いゴハンといえるし、同じ
硬めのゴハンでも粘りが少し足りない場合には、
バランスがくずれているので旨くない範囲に入
る。
いう)は、硬さ、粘り、弾力性の3要素のバラン
スにあると云われ、特に米飯の食味(旨み)の要
素は圧倒的に硬さと粘りに関係し両者が互にバラ
ンスを保つていることが絶対に必要である。多少
硬めの米飯(ゴハン)でも、硬さに比例した粘り
強さがあれば、一応旨いゴハンといえるし、同じ
硬めのゴハンでも粘りが少し足りない場合には、
バランスがくずれているので旨くない範囲に入
る。
このように米飯の上記3要素のバランスを良好
に保つためには、米の水に浸漬する時間、加水
量、蒸らしの方法と時間を考慮する必要がある。
に保つためには、米の水に浸漬する時間、加水
量、蒸らしの方法と時間を考慮する必要がある。
そして上記浸漬工程では、米飯は水分を吸収し
て膨潤すると共に、米飯の味を良くするデキスト
リン、遊離アミノ酸、遊離糖が含まれるデンプン
質成分が溶出して糊化液となり、これが米飯に吸
収されることになるが、しかしこの浸漬工程で水
分が必要以上に吸収されると食味に最も重要な要
素である米飯の硬さが失われることになる。
て膨潤すると共に、米飯の味を良くするデキスト
リン、遊離アミノ酸、遊離糖が含まれるデンプン
質成分が溶出して糊化液となり、これが米飯に吸
収されることになるが、しかしこの浸漬工程で水
分が必要以上に吸収されると食味に最も重要な要
素である米飯の硬さが失われることになる。
このため、この浸漬工程では、最終工程(蒸ら
し工程)における食味を最も良好な状態の水分の
吸収量を100%とすれば、85〜90%にとどめ、米
飯の硬さが壊れない状態に維持する必要がある。
一方この浸漬工程で米飯には糊化したデンプン質
成分が吸収されるが、米飯相互の粘着性、即ち粘
りは未だ不十分な状態にある。
し工程)における食味を最も良好な状態の水分の
吸収量を100%とすれば、85〜90%にとどめ、米
飯の硬さが壊れない状態に維持する必要がある。
一方この浸漬工程で米飯には糊化したデンプン質
成分が吸収されるが、米飯相互の粘着性、即ち粘
りは未だ不十分な状態にある。
前述のように米飯の食味を良くするためには硬
さと共に粘りのバランスが保たれなければならな
い。このため浸漬工程につづく蒸らし工程では、
上述のように前工程で不足した水分の残りの10〜
15%の水分を加水すると共に、米飯をほぐしなが
ら十分に混練し、米飯相互に均一な粘着性、即ち
粘りを生ぜしめる必要がある。
さと共に粘りのバランスが保たれなければならな
い。このため浸漬工程につづく蒸らし工程では、
上述のように前工程で不足した水分の残りの10〜
15%の水分を加水すると共に、米飯をほぐしなが
ら十分に混練し、米飯相互に均一な粘着性、即ち
粘りを生ぜしめる必要がある。
以上の工程を経ることによつて、硬さ、粘り、
弾力性のバランスの保たれた食味のよい米飯を製
造できるのである。ところが従来装置にあつて
は、上述の炊飯理論を十分に実践していないた
め、食味の点でかなり劣り品質の良い米飯を製造
することができなかつた。
弾力性のバランスの保たれた食味のよい米飯を製
造できるのである。ところが従来装置にあつて
は、上述の炊飯理論を十分に実践していないた
め、食味の点でかなり劣り品質の良い米飯を製造
することができなかつた。
即ち上述のように浸漬工程(二次浸漬部)で米
粒に水分が必要以上に吸収されると米粒がやわら
かくなりすぎ、食味に最も重要な要素である米粒
の硬さが失われることになるため、二次浸漬部で
は米粒への水分吸収量は米粒の硬さが壊れない程
度の若干不足ぎみに維持する必要があり、この不
足した水分を次の蒸らし工程(二次蒸し部)で加
水することによつて食味の最も良好な状態の水分
吸収量を米粒に含有せしめることになるが、従来
装置ではこの点の配慮がないため食味の劣る米飯
しか製造できなかつた。
粒に水分が必要以上に吸収されると米粒がやわら
かくなりすぎ、食味に最も重要な要素である米粒
の硬さが失われることになるため、二次浸漬部で
は米粒への水分吸収量は米粒の硬さが壊れない程
度の若干不足ぎみに維持する必要があり、この不
足した水分を次の蒸らし工程(二次蒸し部)で加
水することによつて食味の最も良好な状態の水分
吸収量を米粒に含有せしめることになるが、従来
装置ではこの点の配慮がないため食味の劣る米飯
しか製造できなかつた。
また二次蒸し部では上述の加水と同時にほぐし
機によつて米粒を十分に混練し、米粒相互の粘り
を生ぜしめる必要があるが、従来装置ではこの点
の配慮もないため一層食味が劣る難点があつた。
機によつて米粒を十分に混練し、米粒相互の粘り
を生ぜしめる必要があるが、従来装置ではこの点
の配慮もないため一層食味が劣る難点があつた。
さらに上記従来装置では、その移送状態が不均
一であるため、二次浸漬部における吸水ムラ及び
二次蒸し部における蒸しムラの発生する難点があ
り、その蒸煮状態が不完全であつた。
一であるため、二次浸漬部における吸水ムラ及び
二次蒸し部における蒸しムラの発生する難点があ
り、その蒸煮状態が不完全であつた。
即ち予め水中浸漬処理された米粒を一次蒸し部
によつて一次蒸しすることによつて米はある程度
α化と糊化が進行し米粒間が付着して一次蒸し部
終端では米粒の半塊の状態になつている。したが
つて上記従来装置のようにこの状態のまま、次の
二次浸漬部に送り込めば米粒の塊がそのまま大小
の塊となつて断続的に二次浸漬部に移送されるこ
とになり、二次浸漬部に定量宛送られないことに
なると共に、米粒の塊の状態で移送されるため塊
の中心部分の米粒には充分な吸水効果をもたせる
ことができない。
によつて一次蒸しすることによつて米はある程度
α化と糊化が進行し米粒間が付着して一次蒸し部
終端では米粒の半塊の状態になつている。したが
つて上記従来装置のようにこの状態のまま、次の
二次浸漬部に送り込めば米粒の塊がそのまま大小
の塊となつて断続的に二次浸漬部に移送されるこ
とになり、二次浸漬部に定量宛送られないことに
なると共に、米粒の塊の状態で移送されるため塊
の中心部分の米粒には充分な吸水効果をもたせる
ことができない。
また二次浸漬部で浸漬され、更に糊化と吸水膨
潤化が進行した米粒がスクレーパコンベヤに押圧
されて移送される際に二次浸漬部終端では該コン
ベヤには糊化した多量の米粒が壊状に付着するこ
とになるが、上記従来装置ではこの状態のまま次
の二次蒸し部に送り込まれることになるため、米
粒の送り量が更に断続的になつて二次蒸し部のベ
ルトコンベヤに堆積される米粒の堆積厚が移送方
向に凹凸状となつて蒸気の通過量が不均一となり
蒸しムラの原因とあると共に、スクレーパコンベ
ヤに付着した米の塊が再び二次浸漬部に還流され
てここで完全に糊化されてしまい、これによつて
二次浸漬部の水分が糊の混濁液と化し、この糊状
混濁液が米粒の表面に被膜状に付着し、この被膜
が吸水効果を一層減少せしめ吸水ムラの原因とな
つたり米粒の芯まで吸水されないため、二次蒸し
部を通過しても芯部のα化が充分に達成されない
ため芯のある歯ざわりの悪い仕上りとなつてい
た。このように上記従来装置では米の蒸煮状態が
不完全で品質の良い製品を得ることができなかつ
た。
潤化が進行した米粒がスクレーパコンベヤに押圧
されて移送される際に二次浸漬部終端では該コン
ベヤには糊化した多量の米粒が壊状に付着するこ
とになるが、上記従来装置ではこの状態のまま次
の二次蒸し部に送り込まれることになるため、米
粒の送り量が更に断続的になつて二次蒸し部のベ
ルトコンベヤに堆積される米粒の堆積厚が移送方
向に凹凸状となつて蒸気の通過量が不均一となり
蒸しムラの原因とあると共に、スクレーパコンベ
ヤに付着した米の塊が再び二次浸漬部に還流され
てここで完全に糊化されてしまい、これによつて
二次浸漬部の水分が糊の混濁液と化し、この糊状
混濁液が米粒の表面に被膜状に付着し、この被膜
が吸水効果を一層減少せしめ吸水ムラの原因とな
つたり米粒の芯まで吸水されないため、二次蒸し
部を通過しても芯部のα化が充分に達成されない
ため芯のある歯ざわりの悪い仕上りとなつてい
た。このように上記従来装置では米の蒸煮状態が
不完全で品質の良い製品を得ることができなかつ
た。
(発明が解決しようとする問題点)
この発明は、この種連続式炊飯装置において、
上述の炊飯理論を忠実に実践することによつて食
味(旨み)のよい米飯を製造することを目的と
し、なお且つ吸水ムラ及び蒸しムラをなくして均
一で品質の良い米飯を得ることを目的とする。
上述の炊飯理論を忠実に実践することによつて食
味(旨み)のよい米飯を製造することを目的と
し、なお且つ吸水ムラ及び蒸しムラをなくして均
一で品質の良い米飯を得ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決するために、この発明は、水
中浸漬処理を施した米の供給部と、供給される米
を移送するベルトコンベヤならびに移送中の米を
蒸す加熱水蒸気の吹出し口を備えた一次蒸し部
と、この蒸し部から連続的に供給される米を浸漬
する加熱水槽ならびに該加熱水槽中の米をスレレ
ーパによつて順次移送し、移送し終わつたスクレ
ーパは一次蒸し部側に反転するエンドレス状のス
クレーパコンベヤを備えた二次浸漬部と、この浸
漬部から連続的に供給される米を取出し部まで移
送するベルトコンベヤならびに移送中の米を蒸す
加熱水蒸気の吹出し口とを備えた二次蒸し部とを
有し、一次蒸し部及び二次蒸し部の各ベルトコン
ベヤに対向して各ベルトコンベヤの送り速度より
早く回転する第1及び第2のほぐし機をそれぞれ
設け、二次浸漬部と二次蒸し部との間に、前記反
転直前のスクレーパにシヤワー水を噴射し該スク
レーパに付着した米を二次蒸し部に向かつて洗い
落とすと共に二次蒸し部に加水するシヤワーを配
設してなる構成を採用するものである。
中浸漬処理を施した米の供給部と、供給される米
を移送するベルトコンベヤならびに移送中の米を
蒸す加熱水蒸気の吹出し口を備えた一次蒸し部
と、この蒸し部から連続的に供給される米を浸漬
する加熱水槽ならびに該加熱水槽中の米をスレレ
ーパによつて順次移送し、移送し終わつたスクレ
ーパは一次蒸し部側に反転するエンドレス状のス
クレーパコンベヤを備えた二次浸漬部と、この浸
漬部から連続的に供給される米を取出し部まで移
送するベルトコンベヤならびに移送中の米を蒸す
加熱水蒸気の吹出し口とを備えた二次蒸し部とを
有し、一次蒸し部及び二次蒸し部の各ベルトコン
ベヤに対向して各ベルトコンベヤの送り速度より
早く回転する第1及び第2のほぐし機をそれぞれ
設け、二次浸漬部と二次蒸し部との間に、前記反
転直前のスクレーパにシヤワー水を噴射し該スク
レーパに付着した米を二次蒸し部に向かつて洗い
落とすと共に二次蒸し部に加水するシヤワーを配
設してなる構成を採用するものである。
(作用)
水中浸漬処理された米の供給部から一次蒸し部
に供給された米粒はベルトコンベヤによつて順次
連続的に移送され一次蒸し部終端に至るまでに米
粒はある程度α化と糊化が進行し米粒間が付着し
て半塊状態になつているが一次蒸し部終端位置に
は、ベルトコンベヤの送り速度より順方向に早く
回転する第1のほぐし機が設けられているため、
このほぐし機によつて半塊状態の米粒が効率よく
ほぐされ、且つなされた状態で次の二次浸漬部に
送り込まれることになり、これがために米粒が定
量宛連続的に送り込まれる。二次浸漬部において
はスクレーパコンベヤに押圧されて順次移送さ
れ、その移送途上において米粒に水分が均一に吸
収され、更にα化と吸水膨潤化が進行することに
なるが、この二次浸漬部で米粒に必要以上に水分
を吸収させると、食味に最も重要な要素である米
飯(米粒)の硬さが失われることになるから水分
の吸収量を適正に維持するようになつている。
に供給された米粒はベルトコンベヤによつて順次
連続的に移送され一次蒸し部終端に至るまでに米
粒はある程度α化と糊化が進行し米粒間が付着し
て半塊状態になつているが一次蒸し部終端位置に
は、ベルトコンベヤの送り速度より順方向に早く
回転する第1のほぐし機が設けられているため、
このほぐし機によつて半塊状態の米粒が効率よく
ほぐされ、且つなされた状態で次の二次浸漬部に
送り込まれることになり、これがために米粒が定
量宛連続的に送り込まれる。二次浸漬部において
はスクレーパコンベヤに押圧されて順次移送さ
れ、その移送途上において米粒に水分が均一に吸
収され、更にα化と吸水膨潤化が進行することに
なるが、この二次浸漬部で米粒に必要以上に水分
を吸収させると、食味に最も重要な要素である米
飯(米粒)の硬さが失われることになるから水分
の吸収量を適正に維持するようになつている。
そして二次浸漬部終端において、スクレーパコ
ンベヤのスクレーパによつて二次浸漬部の米飯
(米粒)は二次蒸し部へ移送され、移送の終わつ
たスクレーパは反転して上方より一次蒸し部側に
もどされることになるが、このスクレーパの反転
直前に該スクレーパに向かつて噴出するシヤワー
水によつてスクレーパに付着した多量の糊化され
た米粒が二次蒸し部側に洗い落とされ二次蒸し部
に加水することになる。
ンベヤのスクレーパによつて二次浸漬部の米飯
(米粒)は二次蒸し部へ移送され、移送の終わつ
たスクレーパは反転して上方より一次蒸し部側に
もどされることになるが、このスクレーパの反転
直前に該スクレーパに向かつて噴出するシヤワー
水によつてスクレーパに付着した多量の糊化され
た米粒が二次蒸し部側に洗い落とされ二次蒸し部
に加水することになる。
このためスクレーパコンベヤのスクレーパが反
転して再び二次浸漬部に導入されるも糊化された
米粒が二次浸漬部に還流されることがない。
転して再び二次浸漬部に導入されるも糊化された
米粒が二次浸漬部に還流されることがない。
しかもスクレーパコンベヤのスクレーパに付着
している米粒はテンプン質が溶出して糊化されて
いるため、これがシヤワーの加熱水とともに二次
蒸し部側に加水されることによつて、米粒に食味
の最も良好な状態に水分を吸収せしめると共に、
十分に糊化されてデンプン細胞膜が一部破壊さ
れ、味を良くするデキストリン、遊離アミノ酸、
遊離糖が浸出したデンプン質成分が二次蒸し部上
の米粒表面に付着し、これらの米粒が第2のほぐ
し機によつてほぐされ十分に混練されることによ
つて米粒に、食味の上で重要な要素の一つである
粘りと照りを生ぜしめることになる。
している米粒はテンプン質が溶出して糊化されて
いるため、これがシヤワーの加熱水とともに二次
蒸し部側に加水されることによつて、米粒に食味
の最も良好な状態に水分を吸収せしめると共に、
十分に糊化されてデンプン細胞膜が一部破壊さ
れ、味を良くするデキストリン、遊離アミノ酸、
遊離糖が浸出したデンプン質成分が二次蒸し部上
の米粒表面に付着し、これらの米粒が第2のほぐ
し機によつてほぐされ十分に混練されることによ
つて米粒に、食味の上で重要な要素の一つである
粘りと照りを生ぜしめることになる。
更には第2のほぐし機によつてほぐされること
によつて米粒の体積厚が均一にならされ移送方向
に略一定厚に米粒の堆積厚が均一になるようなら
され、したがつて米粒の堆積厚が移送方向に略一
定厚になつて移送され、その移送途上における二
次蒸気の米粒への通過量が常に均一となり蒸しム
ラが発生することがない。
によつて米粒の体積厚が均一にならされ移送方向
に略一定厚に米粒の堆積厚が均一になるようなら
され、したがつて米粒の堆積厚が移送方向に略一
定厚になつて移送され、その移送途上における二
次蒸気の米粒への通過量が常に均一となり蒸しム
ラが発生することがない。
(実施例)
以下、この発明を図示実施例に基づいて説明す
る。
る。
第1図で示すように、連続式炊飯装置1は、ホ
ツパー2より供給される一次浸漬処理を施した米
粒3をメツシユベルトコンベヤ4にて定速で移送
しつつ蒸気管5から吹き出す加熱水蒸気によつて
蒸す一次蒸し部Aと、この蒸し部Aから連続的に
供給される米粒3を加熱水槽6に浸漬した状態で
スクレーパコンベヤ7にて移送する二次浸漬部B
と、この浸漬部Bから連続的に供給される米粒3
を一次蒸し部Aと同様にメツシユベルトコンベヤ
8にて取出し部9まで定速で移送しつつ蒸気管5
から吹き出す加熱水蒸気によつて蒸す二次蒸し部
Cとから構成されている。そして一次蒸し部Aに
おけるメツシユベルトコンベヤ4の後端に第1の
ほぐし機10aが、二次蒸し部Cにおけるメツシ
ユベルトコンベヤ8の前部に第2のほぐし機10
bが、またその中間部及び後端に同様に第3及び
第4のほぐし機10c,10dが取付けられてい
る。11はスクレーパコンベヤ7のスクレーパ1
2が加熱水槽6より離脱し、これが一次蒸し部A
側に上方より反転する直前の位置でこれに加熱水
を噴射して洗浄するシヤワー、13は加熱水槽6
の水温を測定する温度センサー、14は加熱水槽
6のドレン、15aはメツシユベルトコンベヤ4
の後端においてメツシユベルト4aに摺接して米
粒をシユート16に落下させるスクレーパ、15
bはメツシユベルトコンベヤ8の後端においてメ
ツシユベルト8aに摺接して炊き上がつた米を取
出し部9へ案内するスクレーパ、17aはメツシ
ユベルトコンベヤ4を駆動させる可変速モータ、
17bはスクレーパコンベヤ7と二次蒸し部Cの
3基のほぐし機10b,10c,10dを駆動さ
せる可変速モータである。なお、上記コンベヤ7
と上記ほぐし機10b,10c,10dとをそれ
ぞれ別個の可変速モーターで駆動してもよいこと
は勿論である。17cはメツシユベルトコンベヤ
8を駆動させる可変速モータ、18は可変速モー
タ7bに連動するカム18aに接触してシヤワー
11を間歇作動させるリミツトスイツチである。
ツパー2より供給される一次浸漬処理を施した米
粒3をメツシユベルトコンベヤ4にて定速で移送
しつつ蒸気管5から吹き出す加熱水蒸気によつて
蒸す一次蒸し部Aと、この蒸し部Aから連続的に
供給される米粒3を加熱水槽6に浸漬した状態で
スクレーパコンベヤ7にて移送する二次浸漬部B
と、この浸漬部Bから連続的に供給される米粒3
を一次蒸し部Aと同様にメツシユベルトコンベヤ
8にて取出し部9まで定速で移送しつつ蒸気管5
から吹き出す加熱水蒸気によつて蒸す二次蒸し部
Cとから構成されている。そして一次蒸し部Aに
おけるメツシユベルトコンベヤ4の後端に第1の
ほぐし機10aが、二次蒸し部Cにおけるメツシ
ユベルトコンベヤ8の前部に第2のほぐし機10
bが、またその中間部及び後端に同様に第3及び
第4のほぐし機10c,10dが取付けられてい
る。11はスクレーパコンベヤ7のスクレーパ1
2が加熱水槽6より離脱し、これが一次蒸し部A
側に上方より反転する直前の位置でこれに加熱水
を噴射して洗浄するシヤワー、13は加熱水槽6
の水温を測定する温度センサー、14は加熱水槽
6のドレン、15aはメツシユベルトコンベヤ4
の後端においてメツシユベルト4aに摺接して米
粒をシユート16に落下させるスクレーパ、15
bはメツシユベルトコンベヤ8の後端においてメ
ツシユベルト8aに摺接して炊き上がつた米を取
出し部9へ案内するスクレーパ、17aはメツシ
ユベルトコンベヤ4を駆動させる可変速モータ、
17bはスクレーパコンベヤ7と二次蒸し部Cの
3基のほぐし機10b,10c,10dを駆動さ
せる可変速モータである。なお、上記コンベヤ7
と上記ほぐし機10b,10c,10dとをそれ
ぞれ別個の可変速モーターで駆動してもよいこと
は勿論である。17cはメツシユベルトコンベヤ
8を駆動させる可変速モータ、18は可変速モー
タ7bに連動するカム18aに接触してシヤワー
11を間歇作動させるリミツトスイツチである。
ホツパー2は、第2図で示すように、蓋板2a
のフランジ状縁部に上端に固着したハンドル19
aに回転するねじ軸19が垂設されており、この
ねじ軸19に螺合した昇降子19bに固着された
板状シヤツター20をガイド板20aに沿つて上
下摺動させることにより、出口開口2aの上下方
向開口幅を任意に調整し得るようにしてある。す
なわちこの出口開口2aの開口幅とメツシユベル
トコンベヤ4の送り速度とを調整することによつ
て米3の供給量が広範囲で調整できる。
のフランジ状縁部に上端に固着したハンドル19
aに回転するねじ軸19が垂設されており、この
ねじ軸19に螺合した昇降子19bに固着された
板状シヤツター20をガイド板20aに沿つて上
下摺動させることにより、出口開口2aの上下方
向開口幅を任意に調整し得るようにしてある。す
なわちこの出口開口2aの開口幅とメツシユベル
トコンベヤ4の送り速度とを調整することによつ
て米3の供給量が広範囲で調整できる。
一次蒸し部Aにおいて、メツシユベルトコンベ
ヤ4のメツシユベルト4aは目の細かいステンレ
ス製ネツトなどから形成されており、第3図およ
び第4図で示すように上位側つまり往動側のベル
ト4aの下面側に上方開放したケーシング板21
とその内部を区割する仕切り板22,22…とか
ら移送方向に沿つて並ぶ複数の蒸気室23が構成
されている。またケーシング板21の両側フラン
ジ部21a,21aにそれぞれ垂直ガイド板24
がその下部フランジ部24aにおいて固着されて
おり、上位側のベルト4aは両端縁部がそれぞれ
フランジ部21aと24aとの間に僅かな間隙を
余して挟まれるように配置している。そして各蒸
気室23内に蒸気管5の各分岐管5aが水平に突
入配置されており、この分岐管5aに所定間隔で
穿設された下向きの吹出し口25より噴出した加
熱水蒸気がメツシユベルト4aを通して、両側ガ
イド板24,24間で移送されつつある米3の堆
積層中に吹き込まれ、蒸し作用が行われる。尚、
各吹出し口25が下向きに開口しているのは、加
熱水蒸気が蒸気室23内に一旦充満してその上面
全面から均等に上記堆積中に吹き込まれるように
し、局部的な蒸し状態の過不足の発生を防止する
ためである。尚、蒸気室23の底面は片側が低く
なるように傾斜し、かつ複数の蒸気室23,23
…は上記傾斜の低位側において仕切り板23に設
けた開口22aを通して連通しており、各蒸気室
23内で凝縮した水が上記傾斜の低位側に集めら
れて排水管26より排出されるようになされてい
る。27はアングル材等からなる取付け用枠組み
である。
ヤ4のメツシユベルト4aは目の細かいステンレ
ス製ネツトなどから形成されており、第3図およ
び第4図で示すように上位側つまり往動側のベル
ト4aの下面側に上方開放したケーシング板21
とその内部を区割する仕切り板22,22…とか
ら移送方向に沿つて並ぶ複数の蒸気室23が構成
されている。またケーシング板21の両側フラン
ジ部21a,21aにそれぞれ垂直ガイド板24
がその下部フランジ部24aにおいて固着されて
おり、上位側のベルト4aは両端縁部がそれぞれ
フランジ部21aと24aとの間に僅かな間隙を
余して挟まれるように配置している。そして各蒸
気室23内に蒸気管5の各分岐管5aが水平に突
入配置されており、この分岐管5aに所定間隔で
穿設された下向きの吹出し口25より噴出した加
熱水蒸気がメツシユベルト4aを通して、両側ガ
イド板24,24間で移送されつつある米3の堆
積層中に吹き込まれ、蒸し作用が行われる。尚、
各吹出し口25が下向きに開口しているのは、加
熱水蒸気が蒸気室23内に一旦充満してその上面
全面から均等に上記堆積中に吹き込まれるように
し、局部的な蒸し状態の過不足の発生を防止する
ためである。尚、蒸気室23の底面は片側が低く
なるように傾斜し、かつ複数の蒸気室23,23
…は上記傾斜の低位側において仕切り板23に設
けた開口22aを通して連通しており、各蒸気室
23内で凝縮した水が上記傾斜の低位側に集めら
れて排水管26より排出されるようになされてい
る。27はアングル材等からなる取付け用枠組み
である。
一方、第1〜第4のほぐし装置10a〜10d
は、第5図で示すように、多数のピン28,28
が一定間隔でかつ角度を変えて軸方向視放射状に
植設された筒状回転軸29を駆動支軸30と枢支
軸31との間に水平に架設してなり、該回転軸2
9の回転に伴つて各ピン28が順次に米粒3の堆
積層中に入り込んでこれをほぐす作用とならす作
用を行う。そしてこの回転は通常はコンベヤ4,
8の送りと順方向でかつピン28先端の移動速度
がメツシユベルト4a,8aの送り速度より早
く、好ましくは3倍程度となるように設定され、
これにより上記ほぐし及びならし作用と共に米粒
3の送り補助作用が発揮される。尚、ピン28は
稼動中に付着堆積する米かすを定期的に洗浄除去
する必要があるため、回転軸29は一端に駆動支
軸30の係止ピン30aに係合する割り溝29a
を設けると共に、他端に枢支軸31に嵌合し得る
摺動筒29bとこれを外方押出側に付勢するコイ
ルばね29cとを設けることにより、両支軸3
0,31に対して容易に着脱し得る構造としてあ
る。30bは駆動支軸30の軸受、31bは枢支
軸31の軸受、32はメツシユベルトコンベヤ8
の駆動プーリの取付け板である。
は、第5図で示すように、多数のピン28,28
が一定間隔でかつ角度を変えて軸方向視放射状に
植設された筒状回転軸29を駆動支軸30と枢支
軸31との間に水平に架設してなり、該回転軸2
9の回転に伴つて各ピン28が順次に米粒3の堆
積層中に入り込んでこれをほぐす作用とならす作
用を行う。そしてこの回転は通常はコンベヤ4,
8の送りと順方向でかつピン28先端の移動速度
がメツシユベルト4a,8aの送り速度より早
く、好ましくは3倍程度となるように設定され、
これにより上記ほぐし及びならし作用と共に米粒
3の送り補助作用が発揮される。尚、ピン28は
稼動中に付着堆積する米かすを定期的に洗浄除去
する必要があるため、回転軸29は一端に駆動支
軸30の係止ピン30aに係合する割り溝29a
を設けると共に、他端に枢支軸31に嵌合し得る
摺動筒29bとこれを外方押出側に付勢するコイ
ルばね29cとを設けることにより、両支軸3
0,31に対して容易に着脱し得る構造としてあ
る。30bは駆動支軸30の軸受、31bは枢支
軸31の軸受、32はメツシユベルトコンベヤ8
の駆動プーリの取付け板である。
二次浸漬部Bにおいて、加熱水槽6は前部から
中央部にかけた水平部6aとこれに連続する後部
の上向き傾斜部6bとからなり、該傾斜部6bの
後端で底面が収容された水33の水面より高位置
となるように構成されている。そしてこの加熱水
槽6内には、第6図で示すように、シユート16
から連続した断面上向き開放コ字形のガイド枠3
4が上記水平部6aと傾斜部6bに沿う形で底面
を密着して配置され、かつこのガイド枠34の外
側を取り囲むように加熱用蒸気管35が水33中
に配設されており、図示の状態から明らかなよう
に、外側の室と、ガイド枠34を挟んで内側の米
粒群の収容される室との間を加熱水が対流するよ
うになつている。一方、スクレーパコンベヤ7
は、加熱水槽6の水平部6a上で同高さに配置し
たそれぞれ各一対の従動プーリ7a,7bと傾斜
部6bの後端上に高位に配置した駆動プーリ7c
とに平行2条の無端チエーン7d,7dが巻き掛
けられ、第7図でも示すようにこれらチエーン7
d,7d間にわたつて所定間隔毎にL字状取付片
12aを介してスクレーパ板12がチエーン方向
に対して直角に取付けてある。そして各スクレー
パ板12は、下側チエーン位置でガイド枠34内
を両側端および下端が米粒の出入不能な程度の小
間隙をもつて通過するように設定してある。尚、
プーリ7aの回転軸36にはプーリ7eが取付け
られ、このプーリ7eを介して一次蒸し部Aの第
1のほぐし機10aが駆動される。
中央部にかけた水平部6aとこれに連続する後部
の上向き傾斜部6bとからなり、該傾斜部6bの
後端で底面が収容された水33の水面より高位置
となるように構成されている。そしてこの加熱水
槽6内には、第6図で示すように、シユート16
から連続した断面上向き開放コ字形のガイド枠3
4が上記水平部6aと傾斜部6bに沿う形で底面
を密着して配置され、かつこのガイド枠34の外
側を取り囲むように加熱用蒸気管35が水33中
に配設されており、図示の状態から明らかなよう
に、外側の室と、ガイド枠34を挟んで内側の米
粒群の収容される室との間を加熱水が対流するよ
うになつている。一方、スクレーパコンベヤ7
は、加熱水槽6の水平部6a上で同高さに配置し
たそれぞれ各一対の従動プーリ7a,7bと傾斜
部6bの後端上に高位に配置した駆動プーリ7c
とに平行2条の無端チエーン7d,7dが巻き掛
けられ、第7図でも示すようにこれらチエーン7
d,7d間にわたつて所定間隔毎にL字状取付片
12aを介してスクレーパ板12がチエーン方向
に対して直角に取付けてある。そして各スクレー
パ板12は、下側チエーン位置でガイド枠34内
を両側端および下端が米粒の出入不能な程度の小
間隙をもつて通過するように設定してある。尚、
プーリ7aの回転軸36にはプーリ7eが取付け
られ、このプーリ7eを介して一次蒸し部Aの第
1のほぐし機10aが駆動される。
シヤワー11はスクレーパコンベヤ7の駆動プ
ーリ7cに近接する位置にあり、加熱水槽6より
離脱した各スクレーパ12が該プーリ7cの周回
位置で扇形に開く姿勢をとつた際の一次蒸し部側
へ反転する直前に加熱水を噴射して該スクレーパ
板12表面に付着した米粒3を加熱水と共に二次
蒸し部C側に洗い落とす働きをする。この噴射
は、各スクレーパ12の1ピツチ分の移動毎にカ
ム18aが一回転する設定にしておくことによ
り、カム18aに接触するリミツトスイツチ18
の信号を受けて上記1ピツチ毎に一定時間だけ、
例えば1ピツチ移動時間を1分とした際に3〜6
秒程度の非常に短時間に、且つ高噴射圧力で行わ
れ、これによつて可能な限り少ない水分でスクレ
ーパ12に付着した米粒及び糊化成分を二次蒸し
部上に落下せしめるようにしてある。
ーリ7cに近接する位置にあり、加熱水槽6より
離脱した各スクレーパ12が該プーリ7cの周回
位置で扇形に開く姿勢をとつた際の一次蒸し部側
へ反転する直前に加熱水を噴射して該スクレーパ
板12表面に付着した米粒3を加熱水と共に二次
蒸し部C側に洗い落とす働きをする。この噴射
は、各スクレーパ12の1ピツチ分の移動毎にカ
ム18aが一回転する設定にしておくことによ
り、カム18aに接触するリミツトスイツチ18
の信号を受けて上記1ピツチ毎に一定時間だけ、
例えば1ピツチ移動時間を1分とした際に3〜6
秒程度の非常に短時間に、且つ高噴射圧力で行わ
れ、これによつて可能な限り少ない水分でスクレ
ーパ12に付着した米粒及び糊化成分を二次蒸し
部上に落下せしめるようにしてある。
二次蒸し部Cは、一次蒸し部Aと同様に構成さ
れているので各部の詳細は省略する。ただしこの
二次蒸し部Cでは炊き上がりないしこれに近い状
態の柔らかな米粒が相互に粘着して固まり易くか
つガイド板27にも粘着して送り抵抗が大きくな
るため、第2のほぐし機10bを前部に、そして
好ましくは中間部と後端の3カ所に第3及び第4
のほぐし機10c,10dを設けて、前述のシヤ
ワー11からの加水と共に米粒をほぐして米粒相
互の粘りを上げ、なお且つ米粒の堆積厚か均一に
なるようにならしながら前方に送り出すようにな
つている。これらほぐし機10b〜10dはチエ
ーンを介して3基が同期駆動する。またメツシユ
ベルトコンベヤ8の高さは、加熱水槽6から出て
来た水分含量の多い米3が落下の衝撃でつぶれる
のを防ぐため、加熱水槽6の後端ガイド片6cを
設けた出口に近く且つ落差がなるべく少ないこと
が好ましく、本実施例では70mm程度の高度差とな
るように設定している。
れているので各部の詳細は省略する。ただしこの
二次蒸し部Cでは炊き上がりないしこれに近い状
態の柔らかな米粒が相互に粘着して固まり易くか
つガイド板27にも粘着して送り抵抗が大きくな
るため、第2のほぐし機10bを前部に、そして
好ましくは中間部と後端の3カ所に第3及び第4
のほぐし機10c,10dを設けて、前述のシヤ
ワー11からの加水と共に米粒をほぐして米粒相
互の粘りを上げ、なお且つ米粒の堆積厚か均一に
なるようにならしながら前方に送り出すようにな
つている。これらほぐし機10b〜10dはチエ
ーンを介して3基が同期駆動する。またメツシユ
ベルトコンベヤ8の高さは、加熱水槽6から出て
来た水分含量の多い米3が落下の衝撃でつぶれる
のを防ぐため、加熱水槽6の後端ガイド片6cを
設けた出口に近く且つ落差がなるべく少ないこと
が好ましく、本実施例では70mm程度の高度差とな
るように設定している。
以上の如き構成の連続式炊飯装置1による炊飯
例を次に述べる。すなわち、一次蒸し部Aにおけ
る水蒸気温度を98〜102℃、水蒸気通過圧力を
0.15KgH2O/cm2、送り時間を10分、二次浸漬部B
における加熱水槽6中の水温を80〜90℃、浸漬時
間を6分、二次蒸し部Cにおける水蒸気温度およ
び通過圧力を一次蒸し部Aと同一、送り時間を12
分と設定した際、ホツパー2より供給される一次
浸漬処理を施した米3は、一次蒸し部のメツシユ
ベルトコンベヤ4にて移送される過程でα化と糊
化が進み含水率34%程度となつて第1のほぐし機
10aにてほぐされると共に、均一にならされ、
スクレーパ15aおよびシユート16を通つて二
次浸漬部Bの加熱水槽6に入る。ここでスクレー
パコンベヤ7の各スクレーパ板12の間に挟まれ
て移送され、α化の進行と共に充分に吸水膨潤さ
れて表層部が柔らかくなつた含水率55〜58%程度
の半炊き状態で加熱水槽6の後端のガイド片6c
から二次蒸し部Cのメツシユベルトコンベヤ8上
に移送される。そしてこの米粒移送後の反転直前
のスクレーパ12にシヤワー11の加熱水が小量
噴射され、スクレーパ12に付着した米粒3を二
次蒸し部C側に洗い落とす。次いでメツシユベル
トコンベヤ8上の米粒3はシヤワー11からの加
水と共に、第2〜第4のほぐし機10b〜10d
によつてほぐされ、且つ堆積厚が均一になるよう
ならされつつ蒸され、最終的に含水率60〜64%程
度、移送初期に比較した体積2.0倍程度(ホツパ
ー5内での体積に比較して2.7倍程度)のα化と
糊化が完成した完全な炊き上がり状態となつてス
クレーパ15bより取出し部9から取出される。
尚、取出し部9では適当な受槽を置いたり、ある
いは加工部等に送る移送装置を設定すればよい。
また炊飯の各種条件は例示以外に種々変更でき
る。更に炊飯量は装置規模によつて大きく異な
り、制限はない。
例を次に述べる。すなわち、一次蒸し部Aにおけ
る水蒸気温度を98〜102℃、水蒸気通過圧力を
0.15KgH2O/cm2、送り時間を10分、二次浸漬部B
における加熱水槽6中の水温を80〜90℃、浸漬時
間を6分、二次蒸し部Cにおける水蒸気温度およ
び通過圧力を一次蒸し部Aと同一、送り時間を12
分と設定した際、ホツパー2より供給される一次
浸漬処理を施した米3は、一次蒸し部のメツシユ
ベルトコンベヤ4にて移送される過程でα化と糊
化が進み含水率34%程度となつて第1のほぐし機
10aにてほぐされると共に、均一にならされ、
スクレーパ15aおよびシユート16を通つて二
次浸漬部Bの加熱水槽6に入る。ここでスクレー
パコンベヤ7の各スクレーパ板12の間に挟まれ
て移送され、α化の進行と共に充分に吸水膨潤さ
れて表層部が柔らかくなつた含水率55〜58%程度
の半炊き状態で加熱水槽6の後端のガイド片6c
から二次蒸し部Cのメツシユベルトコンベヤ8上
に移送される。そしてこの米粒移送後の反転直前
のスクレーパ12にシヤワー11の加熱水が小量
噴射され、スクレーパ12に付着した米粒3を二
次蒸し部C側に洗い落とす。次いでメツシユベル
トコンベヤ8上の米粒3はシヤワー11からの加
水と共に、第2〜第4のほぐし機10b〜10d
によつてほぐされ、且つ堆積厚が均一になるよう
ならされつつ蒸され、最終的に含水率60〜64%程
度、移送初期に比較した体積2.0倍程度(ホツパ
ー5内での体積に比較して2.7倍程度)のα化と
糊化が完成した完全な炊き上がり状態となつてス
クレーパ15bより取出し部9から取出される。
尚、取出し部9では適当な受槽を置いたり、ある
いは加工部等に送る移送装置を設定すればよい。
また炊飯の各種条件は例示以外に種々変更でき
る。更に炊飯量は装置規模によつて大きく異な
り、制限はない。
上記実施例ではホツパー2から一次浸漬処理し
た米3を供給する構成としたが、一次蒸し部の前
に一次浸漬を連続的に行う設備を設け、原料米よ
り一貫した連続式炊飯装置としてもよい。
た米3を供給する構成としたが、一次蒸し部の前
に一次浸漬を連続的に行う設備を設け、原料米よ
り一貫した連続式炊飯装置としてもよい。
(効果)
この発明によれば、大量の製品を連続して製造
することができるにもかかわらず、硬さ、粘り及
び弾力性の3要素のバランスのとれた食味(旨
み)の良い米飯に仕上げることができ、しかも蒸
煮ムラや芯の残らないα化の完全な良質の製品を
得ることができる。
することができるにもかかわらず、硬さ、粘り及
び弾力性の3要素のバランスのとれた食味(旨
み)の良い米飯に仕上げることができ、しかも蒸
煮ムラや芯の残らないα化の完全な良質の製品を
得ることができる。
図面はこの発明に係る連続式炊飯装置の実施例
を示すものであつて、第1図は装置全体の概略縦
断面図、第2図はホツパー部分の縦断面図、第3
図は第1図の−線の断面矢視図、第4図は第
3図の−線の断面矢視図、第5図は第1図の
−線の断面矢視図、第6図は第1図の−
線の断面矢視図、第7図は第6図の−線の断
面矢視図である。 A……一次蒸し部、B……二次浸漬部、C……
二次蒸し部、1……連続式炊飯装置、2……ホツ
パー(供給部)、2a……出口、3……米、4…
…メツシユベルトコンベヤ、4a……メツシユベ
ルト、6……加熱水槽、7……スクレーパコンベ
ヤ、8……メツシユベルトコンベヤ、8a……メ
ツシユベルト、9……取出し部、10a〜10d
……第1〜第4のほぐし機、11……シヤワー、
12……スクレーパ、19……シヤツター、25
……吹出し口。
を示すものであつて、第1図は装置全体の概略縦
断面図、第2図はホツパー部分の縦断面図、第3
図は第1図の−線の断面矢視図、第4図は第
3図の−線の断面矢視図、第5図は第1図の
−線の断面矢視図、第6図は第1図の−
線の断面矢視図、第7図は第6図の−線の断
面矢視図である。 A……一次蒸し部、B……二次浸漬部、C……
二次蒸し部、1……連続式炊飯装置、2……ホツ
パー(供給部)、2a……出口、3……米、4…
…メツシユベルトコンベヤ、4a……メツシユベ
ルト、6……加熱水槽、7……スクレーパコンベ
ヤ、8……メツシユベルトコンベヤ、8a……メ
ツシユベルト、9……取出し部、10a〜10d
……第1〜第4のほぐし機、11……シヤワー、
12……スクレーパ、19……シヤツター、25
……吹出し口。
Claims (1)
- 1 水中浸漬処理を施した米の供給部と、供給さ
れる米を移送するベルトコンベヤならびに移送中
の米を蒸す加熱水蒸気の吹出し口を備えた一次蒸
し部と、この蒸し部から連続的に供給される米を
浸漬する加熱水槽ならびに該加熱水槽中の米をス
レレーパによつて順次移送し、移送し終わつたス
クレーパは一次蒸し部側に反転するエンドレス状
のスクレーパコンベヤを備えた二次浸漬部と、こ
の浸漬部から連続的に供給される米を取出し部ま
で移送するベルトコンベヤならびに移送中の米を
蒸す加熱水蒸気の吹出し口とを備えた二次蒸し部
とを有し、一次蒸し部及び二次蒸し部の各ベルト
コンベヤに対向して各ベルトコンベヤの送り速度
より早く回転する第1及び第2のほぐし機をそれ
ぞれ設け、二次浸漬部と二次蒸し部との間に、前
記反転直前のスクレーパにシヤワー水を噴射し該
スクレーパに付着した米を二次蒸し部に向かつて
洗い落とすと共に二次蒸し部に加水するシヤワー
を配設してなる連続式炊飯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60041457A JPS61199820A (ja) | 1985-03-01 | 1985-03-01 | 連続式炊飯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60041457A JPS61199820A (ja) | 1985-03-01 | 1985-03-01 | 連続式炊飯装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62147311A Division JPS6328360A (ja) | 1987-06-13 | 1987-06-13 | 連続式炊飯装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61199820A JPS61199820A (ja) | 1986-09-04 |
| JPH0228964B2 true JPH0228964B2 (ja) | 1990-06-27 |
Family
ID=12608900
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60041457A Granted JPS61199820A (ja) | 1985-03-01 | 1985-03-01 | 連続式炊飯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61199820A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016019520A (ja) * | 2014-07-11 | 2016-02-04 | シルー カンパニー リミテッドSiroo Co.,Ltd. | 蒸しご飯およびその製造方法 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0440588Y2 (ja) * | 1986-07-01 | 1992-09-24 | ||
| JPH064859Y2 (ja) * | 1988-04-25 | 1994-02-09 | 株式会社アイホー | 連続自動蒸気炊飯装置 |
| JPH06209726A (ja) * | 1993-01-22 | 1994-08-02 | Nippon Seimai Kogyokai | 米飯の製造方法および炊飯装置 |
| JP2557311B2 (ja) * | 1993-04-22 | 1996-11-27 | 株式会社ヰセキエンジニアリング | 蒸煮炊飯装置 |
| CN109247802B (zh) * | 2017-07-13 | 2021-04-20 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 煮饭过程中提示蒸菜的方法、装置、存储介质和烹饪器具 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5533622A (en) * | 1978-09-01 | 1980-03-08 | Japan Atomic Energy Res Inst | Caloric power control method of test fuel |
| JPS6012945A (ja) * | 1983-07-05 | 1985-01-23 | Horiken Kogyo Kk | 穀類の連続処理装置 |
| JPS6121713U (ja) * | 1984-07-10 | 1986-02-07 | 井関農機株式会社 | 粒状物の移送装置 |
| JPS6170949A (ja) * | 1984-09-14 | 1986-04-11 | Takeshi Sugimura | 蒸煮炊飯装置 |
-
1985
- 1985-03-01 JP JP60041457A patent/JPS61199820A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016019520A (ja) * | 2014-07-11 | 2016-02-04 | シルー カンパニー リミテッドSiroo Co.,Ltd. | 蒸しご飯およびその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61199820A (ja) | 1986-09-04 |
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