JPH0229540Y2 - - Google Patents

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JPH0229540Y2
JPH0229540Y2 JP17346283U JP17346283U JPH0229540Y2 JP H0229540 Y2 JPH0229540 Y2 JP H0229540Y2 JP 17346283 U JP17346283 U JP 17346283U JP 17346283 U JP17346283 U JP 17346283U JP H0229540 Y2 JPH0229540 Y2 JP H0229540Y2
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【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 この考案はVTR用リール台等の一対の回転体
にブレーキをかけるブレーキ装置に関する。
〈従来技術〉 従来、VTR等の機器ではその機能上リール台
の回転を複数段階で減速させたり停止させたりす
るため、その制動動作状態に応じたブレーキトル
クを加えており、またブレーキ力の種類に応じた
数のブレーキ装置をリール台別に設けていた。こ
のためブレーキレバーやブレーキ操作するための
機構が多く必要になつてブレーキ機構が複雑化
し、また部品点数が増えコストアツプを招来する
欠点があつた。
〈考案の目的〉 この考案の目的は上記従来の欠点を解消して、
一対の回転体のそれぞれに設けたブレーキ部材に
操作レバーを設け、且つ一方のブレーキ部材に第
3のブレーキ部材を連結し、操作ピンの変位によ
り一方の操作レバーを揺動させ、且つその操作レ
バーに連動させて他方の操作レバーを揺動させる
ようにして上記の三つのブレーキ部材によるブレ
ーキ力を各回転体に加えることによつて、複数の
制動動作を簡単なブレーキ操作カム機構で切り替
えることができ、しかも部品点数を削減して低価
格化を実現できるブレーキ装置を提供することに
ある。
〈考案の構成〉 この考案は一方の回転体に接触する向きに弾性
体で付勢され、且つ回動自在に支持された第1の
ブレーキ部材と、他方の回転体に接触する向きに
弾性体で付勢され、且つ回動自在に支持された第
2のブレーキ部材と、前記他方の回転体に対して
前記第2のブレーキ部材が移動する向きと反対に
近づいたり離れたりするように、弾性体によつて
前記他方の回転体に接触する向きに付勢され、且
つ前記第2のブレーキ部材に連結された第3のブ
レーキ部材と、前記第1のブレーキ部材と前記第
2のブレーキ部材のそれぞれに設けられ、且つ互
いに対向して配置された操作レバーと、前記第1
のブレーキ部材の操作レバーに当接してその操作
レバーを揺動させる操作ピンと、前記操作ピンを
前記第1のブレーキ部材の操作レバーに向かう側
またはその反対方向に変位させるブレーキ操作カ
ム機構とを有し、前記ブレーキ操作カム機構を作
動して前記操作ピンの変位方向または変位量を変
えることにより、前記第1のブレーキ部材の操作
レバーのみを揺動させて前記第1のブレーキ部材
が回転体に接触したり離れたりするようにし、ま
た前記第1のブレーキ部材の操作レバーとともに
前記第2のブレーキ部材の操作レバーを揺動させ
て前記第2のブレーキ部材および前記第3のブレ
ーキ部材が回転体に接触したり離れたりするよう
にして、前記一対の回転体に複数のブレーキ力を
加えることができるようにしたものである。
〈実施例〉 この実施例は、この考案を一対のVTR用リー
ル台に4段階に分けてブレーキをかけるブレーキ
装置に適用した場合である。第1図〜第4図は一
対のリール台に設けられたブレーキ装置の平面図
であり、それぞれ4段階の各ブレーキ動作状態に
対応している。
上記の図において、1,2は一対のリール台で
あり、それぞれ供給リール台、巻き取りリール台
を示している。供給リール台1には供給ブレーキ
部材3が、また巻き取りリール台2には巻き取り
ブレーキ部材4,5が配置されている。供給ブレ
ーキ部材3は回動自在に支持されたブレーキレバ
ー3aと、そのレバーに一体に形成した操作レバ
ー3bとからなる。巻き取りブレーキ部材4は回
動自在に支持されたブレーキ部材4aと、そのレ
バーに一体に形成した操作レバー4bとからな
る。ブレーキレバー3aと4aは一端にてバネ6
によつて連結され、そのバネの弾性によりそれぞ
れ供給リール台1、巻き取りリール台2に接触す
る向きに付勢されている。このように単一のバネ
6で供給ブレーキ部材3と巻き取りブレーキ部材
4とを連結して部品点数を少なくしている。操作
レバー3b,4bの各端部の当接部3cと4cは
互いに対向しており、当接部4cと対向しない当
接部3cの後方に後述のブレーキ操作レバー7の
操作ピン7aが配置されている。巻き取りブレー
キ部材5は巻き取りリール台2に補助ブレーキを
かけるためのものである。
上記の操作ピン7aを動かすことによつて操作
レバー3b,4bを揺動させるが、操作ピン7a
を取付けたブレーキ操作レバー7とそれを揺動さ
せるブレーキ操作カム機構を第5図に示す。供給
ブレーキ部材3の下方にて、順にブレーキ操作レ
バー7、カム8が配置される。ブレーキ操作レバ
ー7は回動自在に支持されていて、一端に取付け
たバネ11で後述のカム当接ピン10aをカム8
に当接する向きに付勢している。ブレーキ操作レ
バー7の上面には、カム8に当接させるカム当接
ピン10aを固定した弾性板10を揺動自在に取
付けている。ブレーキ操作レバー7の上面に案内
用突起7c、固定用凸部7bを突設し、また長孔
7dを穿設していて、カム当接ピン10aを長孔
7dに挿通させるとともに案内用突起7cで位置
決めして、固定用凸部7bの周辺にて弾性板10
の一端をブレーキ操作レバー7に固定している。
カム当接ピン10aは長孔7dを挿通して、カム
8のカム部9に延長している。前述のように、バ
ネ11によつてカム当接ピン10aはカム部9に
当接している。カム8の回転によつてカム部9の
接触面に当接しながらカム当接ピン10aは移動
し、その移動に伴つてブレーキ操作レバー7が揺
動する。このブレーキ操作レバー7の揺動によつ
て操作ピン7aは操作レバー3bを押圧する向き
或いは押圧しない向きに変位する。操作ピン7a
が操作レバー3bを押圧し、当接部3cが当接部
4cに当接した後も押圧すると、操作レバー3b
とともに操作レバー4bが揺動する。このように
して操作ピン7aの作用によつて操作レバー3
b,4bを揺動させることができるが、後述する
ように操作ピン7aの変位方向、変位量に応じて
これらの各操作レバーが揺動することによつて供
給ブレーキ部材3、巻き取りブレーキ部材4,5
によるブレーキ力が変化し、4段階に分けてブレ
ーキ作用を一対のリール台1,2に及ぼすことが
できる。上記カム8の平面図を第6図に示す。カ
ム駆動装置(図示せず)によつてカム8が中心軸
を中心にして回転すると、同図に示すカム部9の
形状に沿つてカム当接ピン10aはブレーキ操作
レバー7の中心軸の回りに回転し、カム部9の凸
部に沿つて移動する際には弾性板10を撓ませて
ブレーキ操作レバー7の板厚方向に移動しながら
回転する。
巻き取りブレーキ部材4,5の取付け構造を第
7図によつて説明する。巻き取りブレーキ部材4
はブレーキレバー4aの略中心部の軸受部4dに
て回転軸12に枢支される。巻き取りブレーキ部
材5は略L字形の形状を有し、巻き取りリール台
2を制動する側と反対側の端部裏側にはストツパ
部5aが突設されている。巻き取りブレーキ部材
5の軸受部5bは軸受部4dの外側に嵌められ枢
支される。軸受部5bの外側にバネ13が嵌めら
れ、そのバネ13の両端はそれぞれブレーキレバ
ー4a、巻き取りブレーキ部材5に係止され巻き
取りブレーキ部材4と5を連結している。また、
バネ13によつて巻き取りブレーキ部材5は巻き
取りリール台2に接触する向きに付勢されている
が、巻き取りブレーキ部材4が回動するときその
移動方向と逆に巻き取りリール台2に近づいたり
離れたりするように配置されている。これらの部
材が回転軸12の上方より抜けないようにバネ1
3の上方に座金14を介して止め金15を嵌め、
止め金15を回転軸12の頭部凹所に係着させて
いる。
上記の構成にあるブレーキ装置のブレーキ動作
を説明する。
前記第6図のカム8と等価なカム部を有するカ
ム16を第8図に示す。このカム16はカム部9
の回転運動を直線運動に展開したカムであつて、
以下このカム16の直線往復移動によつてカム当
接ピン10aが移動するとして、前記第1図〜第
4図を参照して説明する。また、カム16の概略
平面図および概略側面図をそれぞれ第9図、第1
図に示す。
4段階にブレーキ動作を行わせるために、カム
16にはカム当接ピン10aを停止させる四つの
位置L1〜L4が設定されており、各位置にカム
当接ピン10aを移動させる壁材がカム基板上に
垂設されている。カム当接ピン10aが位置L1
の面16aに当接しているときは、第1図の状態
に対応する。この状態ではブレーキ操作レバー7
の操作ピン7aは操作レバー3bに当接してい
ず、したがつて供給ブレーキ部材3および巻き取
りブレーキ部材4はバネ6の弾性によつてそれぞ
れ供給リール台1、巻き取りリール台2に付勢さ
れ接触している。このとき、巻き取りブレーキ部
材5は巻き取りリール台2から離れている。すな
わちこの状態では両リール台に強いブレーキがか
かつており、VTRの停止状態或いは高速サーチ
モードから再生モードへ復帰する際の一時停止状
態に相当する。
上記の位置L1にカム当接ピン10aがある状
態から、カム16を矢印Aの方向に移動させる
と、カム当接ピン10aは傾斜面16bに沿つて
矢印Cの方向に移動し、位置L2に移動する。こ
の位置L2にカム当接ピン10aがあるときは第
2図の状態に対応する。カム当接ピン10aの位
置L1から位置L2への移動によつてブレーキ操
作レバー7はカム8により揺動し、操作ピン7a
は操作レバー3bを押圧する方向に変位する。こ
の操作ピン7aの押圧力を受けて操作レバー3b
は揺動しブレーキレバー3aをバネ6の弾性に抗
して回動させる。これによつて供給リール台1か
らブレーキレバー3aは離れるが、当接部3cと
当接部4cは当接していないので、巻き取りリー
ル台2にはブレーキレバー4aによるブレーキが
かかつたままである。このように巻き取りリール
台2のみにブレーキがかかつている状態は、
VTRにおいてテープをカセツトより引き出すロ
ーデイングモード或いはテープをカセツトに装填
するアンローデイングモードに相当する。
位置L2にカム当接ピン10aがある状態から
さらにカム16を矢印Aの方向に移動させると、
カム当接ピン10aは傾斜面16cに沿つて矢印
Dの方向に移動し、位置L3に移る。位置L3に
カム当接ピン10aがある状態は第3図に対応す
る。このカム当接ピン10aの移動によつて操作
ピン7aは第2図の状態からさらに操作レバー3
bを押圧する方向に変位する。このときの押圧力
を受けて操作レバー3bはさらに揺動して当接部
3cが当接部4cに当接する。この当接によつて
操作レバー3bとともに操作レバー4bは揺動
し、これにより巻き取りブレーキ部材4はバネ6
の弾性に抗して巻き取りリール台2から離れる向
きに回動する。この状態では供給ブレーキ部材3
および巻き取りブレーキ部材4によるブレーキは
各リール台にかからず、また補助ブレーキとして
の巻き取りブレーキ部材5によるブレーキもかか
つていない。この状態はVTRの再生モードに相
当する。なお、このようにブレーキが両リール台
にかかつていない状態をVTRの早送りや巻戻し
のモードに用いることも可能である。
さらに矢印Aの方向にカム16を移動させる
と、カム当接ピン10aは傾斜面16dに沿つて
矢印Eの方向に移動し、その傾斜面16dの壁材
を越えて位置L4に到達する。位置L4にカム当
接ピン10aがある状態は第4図に対応する。カ
ム当接ピン10aを位置L3から位置L4に移動
させると、操作ピン7aは第3図の状態からさら
に変位して操作レバー3bを介して操作レバー4
bを押圧するので、巻き取りブレーキ部材4は巻
き取りリール台2から離れる向きに回動して巻き
取りブレーキ部材5を巻き取りリール台2に接触
させる。前述のように、カム当接ピン10aを位
置L2から位置L3に移動させた際、そのときの
ブレーキレバー4aの回転角分巻き取りブレーキ
部材5も回動するが、巻き取りリール台2に接触
するまで至らず、位置L3から位置L4に移動す
ることによつて巻き取りブレーキ部材5はさらに
回動し遂には巻き取りリール台2に当接する。こ
のときバネ13の作用で巻き取りリール台2にブ
レーキ力を加えるが、第1図および第2図の状態
におけるブレーキレバー4aによるブレーキ力よ
り弱いブレーキ力が補助ブレーキとして作用す
る。この状態はVTRの高速サーチ、早送り或い
は巻き戻しの何れかのモードに相当する。
次に位置L4の停止面16eにカム当接ピン1
0aを停止させた状態から、カム16を矢印Bの
方向に上記と逆向きに移動させると、カム当接ピ
ン10aは停止面16eを外れて矢印Fの方向に
沿つて急激に位置L1に移動する。この移動によ
り操作ピン7aによる押圧力が解除されるため、
供給ブレーキ部材3および巻き取りブレーキ部材
4はバネ6の作用で各リール台に接触する向きに
揺動し、またバネ13で巻き取りブレーキ部材4
に連結された巻き取りブレーキ部材5は巻き取り
ブレーキ部材4と同じ方向に回転するが、巻き取
りリール台2から離れていく。したがつて、第4
図で巻き取りブレーキ部材5による補助ブレーキ
をかけている状態から、両方のリール台に強いブ
レーキをかける第1図の状態に急激に復帰する。
さらにカム16を矢印Bの方向に移動させると、
カム当接ピン10aは傾斜面16fに沿つて矢印
Gの方向に移動し位置L1から位置L3に移動す
る。この移動によつて第1図の状態で両方のリー
ル台に強いブレーキをかけている状態から第3図
に示したブレーキをかけていない状態に移る。傾
斜面16dと16fを形成する各壁材の間にはカ
ム基板平面に対し位置L3側に高くなつている斜
面17が形成されており、カム当接ピン10aは
この斜面17に沿つて弾性板10を撓ませながら
移動していく。カム当接ピン10aは傾斜面16
fに沿つて移動していき、位置L3の近傍で傾斜
面16dと16fを形成した各壁材間の隙間を抜
けて位置L3に到達する。このように斜面17は
位置L3に近づくほど高くなつているため、傾斜
面16dと16fを形成した壁材の間の間隙部分
においても傾斜面16dと同一方向の傾斜部が形
成されており、カム当接ピン10aは矢印E方向
に移動する際傾斜面16f側に落ち込むことなく
傾斜面16dに沿つて移動することができる。位
置L3にカム当接ピン10aがある状態からさら
にカム16を矢印Bの方向に移動させると、矢印
D,Cと逆向きに移動していき位置L2を経て位
置L1に戻る。
第1図の状態から第4図の状態に変える場合、
カム16を矢印Bの方向に移動させてカム当接ピ
ン10aを位置L1から位置L4に急激に移動さ
せる。すなわち、傾斜面16gに沿つて矢印Hの
方向にカム当接ピン10aを移動させると、位置
L4に相当する停止面16hに到達する。逆に、
この停止面16hの位置L4から位置L1に急激
に復帰させる場合には、カム16を矢印Aの方向
に移動させる。その移動によつてカム当接ピン1
0aは停止面16hから矢印Iの方向に沿つて位
置L1の壁材の面16aに移動する。この位置L
1への移動によつて、第4図の状態から第1図の
状態に急激に復帰する。さらに、上記の復帰動作
を行つたときは次のブレーキ動作を行わせる都合
上、カム当接ピン10aを位置L1のままで傾斜
面16bと16gとの間に移動させておく。すな
わち矢印Iの方向から位置L1に移動させた後、
さらにカム16を矢印Aの方向に移動して、カム
当接ピン10aを矢印Jの方向に移動させる。傾
斜面16gを形成する壁材と面16aを形成する
壁材との間には、カム基板平面に対し傾斜した斜
面18が形成されており、斜面18は矢印Bの方
向に高くなつている。傾斜面16gの壁材は位置
L1の近傍で切欠けられていて、カム当接ピン1
0aは斜面18に沿つて弾性板10を撓ませなが
ら傾斜面16gの壁材の切欠き部を抜けて傾斜面
16bの手前に移動できる。第10図は弾性板1
0が撓み斜面18の上端部にカム当接ピン10a
が移動している状態を示す。傾斜面16gの壁材
の切欠き部周辺で、且つ斜面18の上端で段部が
形成されているため、カム当接ピン10aは矢印
Hの方向に移動する際には、斜面18側に落ち込
むことなくその段部の斜面に沿つて矢印Hの方向
に移動できる。
上記のカム動作でカム当接ピン10aを位置L
1〜L4に移動しブレーキ操作レバー7を揺動さ
せることによつて、操作ピン7aの変位に応じて
操作レバー3bを動かし、或いは操作レバー3b
とともに操作レバー4bを動かし、第1図〜第4
図の何れのブレーキ状態をも得ることができる。
このように操作レバー3b,4bを揺動させるだ
けで、4段階に分けてブレーキ力を変えることが
できる。しかも、操作ピン7aの変位を行わせる
ためのブレーキ操作カム機構のカム構造を決める
ことによつて、ブレーキ動作を任意に設定でき
る。さらに単一のブレーキ操作カム機構で操作ピ
ン7aを変位させるだけであるから、各ブレーキ
力に対応したブレーキ装置を設けなくて済み、ブ
レーキ機構を簡素化することができ、また部品点
数を削減してコストの低減を図れる。
なお、既述のように位置L3にカム当接ピン1
0aを移動させて、第3図に示した状態で早送
り、巻き戻しモードとすることができるが、その
場合位置L1から位置L3にカム当接ピン10a
を移動させるために前記第9図および前記第10
図の二点鎖線で示すように傾斜面16gの距離を
短くするとともに、その終端近傍で位置L3に対
応させる壁材19を設け、且つ壁材19の配置に
伴つて斜面18より小さい斜面20を設ける。
〈考案の効果〉 以上説明したようにこの考案によれば、ブレー
キ操作カム機構のカム駆動制御により操作ピンを
変位させ、その変位量または変位方向を変えるこ
とによつて、第1のブレーキ部材の操作レバーを
単独で動かして第1のブレーキ部材によるブレー
キ力を一方の回転体に対し与えることができ、ま
たその操作レバーとともに第2のブレーキ部材の
操作レバーを揺動させて、第2のブレーキ部材と
第2のブレーキ部材に連結した第3のブレーキ部
材のそれぞれによるブレーキ力を他方の回転体に
与えることができる。これによつて、各操作レバ
ーを操作ピンで揺動させるブレーキ操作カム機構
を1つ設けるだけでそのカム構造に応じて複数段
階にブレーキ状態を切り替えることができるの
で、各ブレーキ力に対応したブレーキ機構を設け
なくて済み、ブレーキ装置を簡単に構成でき、且
つ部品点数を削減して低価格化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの考案をVTRの一対のリ
ール台に実施した場合のブレーキ装置の平面図で
あり、それぞれそのブレーキ装置によるブレーキ
状態を示す図である。また第5図は上記ブレーキ
装置に用いるブレーキ操作カム機構の分解斜視
図、第6図は同ブレーキ操作カム機構のカム8の
平面図、第7図は上記ブレーキ装置の巻き取りブ
レーキ部材4,5の取付け構造を示す分解斜視
図、第8図は上記カム8を直線運動に展開したカ
ム16の斜視図、第9図は同カム16の概略平面
図、第10図は同カム16の概略側面図である。 1……供給リール台、2……巻き取りリール
台、3……(第1のブレーキ部材としての)供給
ブレーキ部材、4……(第2のブレーキ部材とし
ての)巻き取りブレーキ部材、5……(第3のブ
レーキ部材としての)巻き取りブレーキ部材、6
……(供給ブレーキ部材3および巻き取りブレー
キ部材4を各回転体に接触する向きに付勢する)
バネ、7……ブレーキ操作レバー、7a……操作
ピン、8……(ブレーキ操作カム機構の)カム、
13……(巻き取りブレーキ部材4と巻き取りブ
レーキ部材5とを連結する)バネ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 2個の回転体のそれぞれを複数段階に分けて
    制動し若しくは停止させるブレーキ装置におい
    て、一方の回転体に接触する向きに弾性体で付
    勢され、且つ回動自在に支持された第1のブレ
    ーキ部材と、他方の回転体に接触する向きに弾
    性体で付勢され、且つ回動自在に支持された第
    2のブレーキ部材と、前記他方の回転体に対し
    て前記第2のブレーキ部材が移動する向きと反
    対に近づいたり離れたりするように、弾性体に
    よつて前記他方の回転体に接触する向きに付勢
    され、且つ前記第2のブレーキ部材に連結され
    た第3のブレーキ部材と、前記第1のブレーキ
    部材と前記第2のブレーキ部材のそれぞれに設
    けられ、且つ互いに対向して配置された操作レ
    バーと、前記第1のブレーキ部材の操作レバー
    に当接してその操作レバーを揺動させる操作ピ
    ンと、前記操作ピンを前記第1のブレーキ部材
    の操作レバーに向かう側またはその反対方向に
    変位させるブレーキ操作カム機構とを有し、前
    記ブレーキ操作カム機構を作動して前記操作ピ
    ンの変位方向または変位量を変えることによ
    り、前記第1のブレーキ部材の操作レバーのみ
    を揺動させ、またその操作レバーとともに前記
    第2のブレーキ部材の操作レバーを揺動させ
    て、前記第1のブレーキ部材、前記第2のブレ
    ーキ部材、前記第3のブレーキ部材による制動
    動作を切り替えるようにしたブレーキ装置。 (2) 前記第1のブレーキ部材と前記第2のブレー
    キ部材とを1個の弾性体で各回転体に接触する
    向きに付勢した実用新案登録請求の範囲第1項
    記載のブレーキ装置。
JP17346283U 1983-11-08 1983-11-08 ブレ−キ装置 Granted JPS6080530U (ja)

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