JPH0229547Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0229547Y2 JPH0229547Y2 JP18664780U JP18664780U JPH0229547Y2 JP H0229547 Y2 JPH0229547 Y2 JP H0229547Y2 JP 18664780 U JP18664780 U JP 18664780U JP 18664780 U JP18664780 U JP 18664780U JP H0229547 Y2 JPH0229547 Y2 JP H0229547Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reel
- shaft
- tape
- cassette
- cylindrical hub
- Prior art date
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Links
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 11
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 9
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 9
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 6
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 5
- 229920005549 butyl rubber Polymers 0.000 description 2
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 1
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 1
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- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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- Unwinding Webs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、カーステレオなどに適用されるカセ
ツト式テープレコーダに関するものである。
ツト式テープレコーダに関するものである。
カーステレオでは、自動車が停止しているとき
には音質のよいカセツト式テープレコーダでも、
自動車が走行しだして激しい上下振動が加わる
と、テープ残が多いとき特にワウが大きくなつて
音質が悪くなることが経験的に知られている。
には音質のよいカセツト式テープレコーダでも、
自動車が走行しだして激しい上下振動が加わる
と、テープ残が多いとき特にワウが大きくなつて
音質が悪くなることが経験的に知られている。
このワウがどのようなものかを調らべるため、
周波数を変えて1Gの上下振動を既存のカセツト
式テープレコーダに加えてワウを測定してみたと
ころ、第1図に示すようなワウ(RMS)特性が
得られた。この特性では、40Hz前後と100Hz以上
の振動で1%を越えるワウが発生していることが
判るが、これを聴感補正して測定すると、第2図
に示すように100Hz以上の振動でのワウ
(WRMS)は0.2%以下になりほとんど問題とな
らない値となつているのに対し、40Hz前後でのワ
ウは依然0.2%以上存在し、これが音質を悪くし
ていることが判つた。
周波数を変えて1Gの上下振動を既存のカセツト
式テープレコーダに加えてワウを測定してみたと
ころ、第1図に示すようなワウ(RMS)特性が
得られた。この特性では、40Hz前後と100Hz以上
の振動で1%を越えるワウが発生していることが
判るが、これを聴感補正して測定すると、第2図
に示すように100Hz以上の振動でのワウ
(WRMS)は0.2%以下になりほとんど問題とな
らない値となつているのに対し、40Hz前後でのワ
ウは依然0.2%以上存在し、これが音質を悪くし
ていることが判つた。
そこで、この40Hzでのワウが何に起因して生じ
るかを調べるため、テープレコーダ及びカセツト
の構造とそれらのプレイ時の動作とを第3図乃至
第8図について検討する。
るかを調べるため、テープレコーダ及びカセツト
の構造とそれらのプレイ時の動作とを第3図乃至
第8図について検討する。
カセツトは、上下2板1a及び1bで形成され
るカセツトケース1の中にテープ2が収められて
構成されており、テープ2は一対のリール3a及
び3bにその両端がそれぞれクランプ4a及び4
bされ、両端からリール3a及び3bに巻かれる
ようになつている。従つて、一方の巻径が大きく
なると、他方の巻径が小さくなり、図には供給側
のリール3bにテープ2が一杯に巻かれた状態が
示されている。カセツトの特長は、リール3a及
び3bにフランジを設けないことにより、リール
3a及び3bの中心間の間隔を狭くしてコンパク
トにまとめていることにあるが、このようにフラ
ンジがないとリール3a及び3bにテープ2が段
巻されるようになる。このため、段巻によりテー
プ2がケース1の内壁面に直接接触して摩擦しな
いように、リール3a及び3bとケース1の上下
壁面との間に隙間を作り、ここにテフロン製或は
紙製のリテイナと呼ばれるシート5a及び5bを
それぞれ挿入することによつてリール3a及び3
bをケース1の中間に保持している。
るカセツトケース1の中にテープ2が収められて
構成されており、テープ2は一対のリール3a及
び3bにその両端がそれぞれクランプ4a及び4
bされ、両端からリール3a及び3bに巻かれる
ようになつている。従つて、一方の巻径が大きく
なると、他方の巻径が小さくなり、図には供給側
のリール3bにテープ2が一杯に巻かれた状態が
示されている。カセツトの特長は、リール3a及
び3bにフランジを設けないことにより、リール
3a及び3bの中心間の間隔を狭くしてコンパク
トにまとめていることにあるが、このようにフラ
ンジがないとリール3a及び3bにテープ2が段
巻されるようになる。このため、段巻によりテー
プ2がケース1の内壁面に直接接触して摩擦しな
いように、リール3a及び3bとケース1の上下
壁面との間に隙間を作り、ここにテフロン製或は
紙製のリテイナと呼ばれるシート5a及び5bを
それぞれ挿入することによつてリール3a及び3
bをケース1の中間に保持している。
ケース1内には、テープ2及びリール3a及び
3bの他、ガイドローラ6a及び6b、プレツシ
ヤパツド7などが収容され、ケース1の壁には、
一対のキヤプスタン軸挿入孔8a及び8b、位置
決めピン挿入孔9a,9b,9c及び9d、一対
のピンチローラ挿入孔10a及び10b、リール
軸挿入孔11a及び11b、並びに磁気ヘツド挿
入孔12が穿たれている。なお、3a′及び3b′は
リール3a及び3bの内周面に60度の等間隔で突
設された係合爪である。
3bの他、ガイドローラ6a及び6b、プレツシ
ヤパツド7などが収容され、ケース1の壁には、
一対のキヤプスタン軸挿入孔8a及び8b、位置
決めピン挿入孔9a,9b,9c及び9d、一対
のピンチローラ挿入孔10a及び10b、リール
軸挿入孔11a及び11b、並びに磁気ヘツド挿
入孔12が穿たれている。なお、3a′及び3b′は
リール3a及び3bの内周面に60度の等間隔で突
設された係合爪である。
一方、カセツト式テープレコーダは、一対のリ
ール軸20a及び20b、キヤプスタン軸21、
ピンチローラ23、磁気ヘツド24などを備え、
カセツトを装着したとき、リール軸20a及び2
0bがリール軸挿入孔11a及び11bからカセ
ツト内に進入してリール3a及び3bと回転方向
で係合し、かつキヤプスタン軸21がキヤプスタ
ン軸挿入孔8aに進入する。そして、プレイ状態
にすると、ピンチローラ23がピンチローラ挿入
孔10aからカセツト内に入りキヤプスタン軸2
1との間にテープ2を挾み、定速回転しているキ
ヤプスタン軸21と協動してテープ2を定速走行
させる。また、磁気ヘツド24が磁気ヘツド挿入
孔12からカセツト内に入つてプレツシヤパツド
7との間にテープ2を挾み、定速走行しているテ
ープ2の内容を再生する。
ール軸20a及び20b、キヤプスタン軸21、
ピンチローラ23、磁気ヘツド24などを備え、
カセツトを装着したとき、リール軸20a及び2
0bがリール軸挿入孔11a及び11bからカセ
ツト内に進入してリール3a及び3bと回転方向
で係合し、かつキヤプスタン軸21がキヤプスタ
ン軸挿入孔8aに進入する。そして、プレイ状態
にすると、ピンチローラ23がピンチローラ挿入
孔10aからカセツト内に入りキヤプスタン軸2
1との間にテープ2を挾み、定速回転しているキ
ヤプスタン軸21と協動してテープ2を定速走行
させる。また、磁気ヘツド24が磁気ヘツド挿入
孔12からカセツト内に入つてプレツシヤパツド
7との間にテープ2を挾み、定速走行しているテ
ープ2の内容を再生する。
上述のようなプレイ状態では、リール軸20a
はテープ巻取用として働き、図示しない駆動源に
よつて回転駆動されるのに対し、リール軸20b
はテープ供給用として働き、駆動源によつて駆動
されてはいないが、テープ2に一定のバツクテン
シヨンを与えるように作られている。
はテープ巻取用として働き、図示しない駆動源に
よつて回転駆動されるのに対し、リール軸20b
はテープ供給用として働き、駆動源によつて駆動
されてはいないが、テープ2に一定のバツクテン
シヨンを与えるように作られている。
この供給側のリール軸20bの従来例を詳細に
説明する。第5図及び第6図において、Cはカセ
ツト式テープレコーダのシヤーシで、これには直
立軸20b1が垂直に植設されている。直立軸20
b1には、断面正六角形のリール軸本体20b2が回
転自在に軸承され、軸本体20b2の外周には、軸
本体20b2の軸方向で摺動自在でかつ回転方向で
互に係合するように筒状ハブ20b3が嵌合されて
いる。筒状ハブ20b3は軸本体20b2との間に縮
設されているスプリング20b4により一方向に附
勢されているが、軸本体20b2に嵌着した押え部
材20b5によつて図示状態に保持されている。以
上により、軸本体20b2、筒状ハブ20b3、スプ
リング20b4、押え部材20b5はユニツト化さ
れ、直立軸20b1から外れないように直立軸20
b1の先端に装着したストツパ20b6によつて図示
の状態に保持されている。直立軸20b1の鍔と軸
本体20b2との間に縮設された板バネ20b7は、
リール軸ユニツトと直立軸20b1との間に一定の
フリクシヨンを生じるようにしてテープ2にバツ
クテンシヨンを与えるためのものである。上述し
た構成のリール軸20bは、カセツトの装着の
際、カセツトのリール爪3b′が筒状ハブ20b3の
外周爪20b′3に乗つても、筒状ハブ20b3が逃
げるようになつている。しかし、このようなこと
を必要としない場合には、第7図に示すように、
軸本体20b2の外周に爪20b′2を直接設けたも
のを直立軸20b1に回転自在に軸承し、板バネ2
0b7でフリクシヨンを生じるように構成しただけ
でもよい。
説明する。第5図及び第6図において、Cはカセ
ツト式テープレコーダのシヤーシで、これには直
立軸20b1が垂直に植設されている。直立軸20
b1には、断面正六角形のリール軸本体20b2が回
転自在に軸承され、軸本体20b2の外周には、軸
本体20b2の軸方向で摺動自在でかつ回転方向で
互に係合するように筒状ハブ20b3が嵌合されて
いる。筒状ハブ20b3は軸本体20b2との間に縮
設されているスプリング20b4により一方向に附
勢されているが、軸本体20b2に嵌着した押え部
材20b5によつて図示状態に保持されている。以
上により、軸本体20b2、筒状ハブ20b3、スプ
リング20b4、押え部材20b5はユニツト化さ
れ、直立軸20b1から外れないように直立軸20
b1の先端に装着したストツパ20b6によつて図示
の状態に保持されている。直立軸20b1の鍔と軸
本体20b2との間に縮設された板バネ20b7は、
リール軸ユニツトと直立軸20b1との間に一定の
フリクシヨンを生じるようにしてテープ2にバツ
クテンシヨンを与えるためのものである。上述し
た構成のリール軸20bは、カセツトの装着の
際、カセツトのリール爪3b′が筒状ハブ20b3の
外周爪20b′3に乗つても、筒状ハブ20b3が逃
げるようになつている。しかし、このようなこと
を必要としない場合には、第7図に示すように、
軸本体20b2の外周に爪20b′2を直接設けたも
のを直立軸20b1に回転自在に軸承し、板バネ2
0b7でフリクシヨンを生じるように構成しただけ
でもよい。
今、上述した構成のカセツト式テープレコーダ
がプレイ状態にあるとき、第4図に矢印で示すよ
うな上下振動が加わつたとする。振動の周波数が
極めて低く1Hz位のときは、リール3a及び3b
はケース1及びシヤーシCと一諸に上下するが、
周波数が高くなると、リール3a及び3bが静止
状態となり、ケース1だけがシヤーシCと一諸に
上下動するようになる。このため、ケース1の上
下壁がリール3a及び3bに上下から激しくぶつ
かるようになる。このような状態が起ると、キヤ
プスタン軸21とピンチローラ23とにより挾ま
れている点aとリール3bへの巻端の点bとの間
のテープ2に伸縮が生じるようになる。
がプレイ状態にあるとき、第4図に矢印で示すよ
うな上下振動が加わつたとする。振動の周波数が
極めて低く1Hz位のときは、リール3a及び3b
はケース1及びシヤーシCと一諸に上下するが、
周波数が高くなると、リール3a及び3bが静止
状態となり、ケース1だけがシヤーシCと一諸に
上下動するようになる。このため、ケース1の上
下壁がリール3a及び3bに上下から激しくぶつ
かるようになる。このような状態が起ると、キヤ
プスタン軸21とピンチローラ23とにより挾ま
れている点aとリール3bへの巻端の点bとの間
のテープ2に伸縮が生じるようになる。
ところで、上記点a及びb間のテープ2は、テ
ープ2のバネ定数とリール3bに巻れたテープの
慣性モーメントとによつて定まる共振周波数0で
共振する。今、通常テープ2に加えられる2〜3
gのバツクテンシヨンの場合について0を計算し
たところ、0=30〜40Hzであることが判つた。
ープ2のバネ定数とリール3bに巻れたテープの
慣性モーメントとによつて定まる共振周波数0で
共振する。今、通常テープ2に加えられる2〜3
gのバツクテンシヨンの場合について0を計算し
たところ、0=30〜40Hzであることが判つた。
カセツト式テープレコーダがプレイ状態にある
とき、供給側のリール3bの爪3b′は第8図aに
示すようにリール軸20bの爪20b′3に係合し
てリール軸20bを矢印方向に回転しながらリー
ル軸20bと一諸に回転するが、上述のような共
振がテープ2に生じると、テープ2の伸びにより
リール3bの回転が止り(第8図b)、その後の
縮みによりリール3bが急速に回転してリール軸
20bを大きな力で回転させるようになる(第8
図c)。このため、リール軸20bとリール3b
との間に反発力が働き、テープ2の次の伸びと相
俟つて、ついには両者の爪3b′及び20b′3が第
8図dに示すように離れるようになる。一度この
ような状態が生じると、両者の爪3b′及び20
b′3間で衝突、反発が繰返し起り、いわゆるジツ
ターが生じるようになる。このため、テープ2が
磁気ヘツド24の表面を移動する速度に変動が生
じ、これが40Hz前後で大きなワウを発生している
ことが判明した。
とき、供給側のリール3bの爪3b′は第8図aに
示すようにリール軸20bの爪20b′3に係合し
てリール軸20bを矢印方向に回転しながらリー
ル軸20bと一諸に回転するが、上述のような共
振がテープ2に生じると、テープ2の伸びにより
リール3bの回転が止り(第8図b)、その後の
縮みによりリール3bが急速に回転してリール軸
20bを大きな力で回転させるようになる(第8
図c)。このため、リール軸20bとリール3b
との間に反発力が働き、テープ2の次の伸びと相
俟つて、ついには両者の爪3b′及び20b′3が第
8図dに示すように離れるようになる。一度この
ような状態が生じると、両者の爪3b′及び20
b′3間で衝突、反発が繰返し起り、いわゆるジツ
ターが生じるようになる。このため、テープ2が
磁気ヘツド24の表面を移動する速度に変動が生
じ、これが40Hz前後で大きなワウを発生している
ことが判明した。
本考案は上述した点に鑑みなされたもので、そ
の目的とするところは、上下振動が加わつても大
きなワウを発生することがないようにして音質の
向上を計つたカセツト式テープレコーダを提供す
ることにある。
の目的とするところは、上下振動が加わつても大
きなワウを発生することがないようにして音質の
向上を計つたカセツト式テープレコーダを提供す
ることにある。
このために本考案は、少なくともテープ供給側
のリール軸を、軸本体と該軸本体の外周に粘弾性
部材を介して嵌合した筒状ハブとにより構成し、
上記筒状ハブの外周にカセツトのリールと係合す
る爪を形成してなり、上記筒状ハブのテープ供給
方向への回転により上記粘弾性部材を介して上記
軸本体を回転するようにすることで、供給側リー
ル軸とカセツトリールとの間で生じる衝突、反発
を粘弾性部材により緩衝してテープの共振を減衰
し、このことによりワウを低く抑えている。
のリール軸を、軸本体と該軸本体の外周に粘弾性
部材を介して嵌合した筒状ハブとにより構成し、
上記筒状ハブの外周にカセツトのリールと係合す
る爪を形成してなり、上記筒状ハブのテープ供給
方向への回転により上記粘弾性部材を介して上記
軸本体を回転するようにすることで、供給側リー
ル軸とカセツトリールとの間で生じる衝突、反発
を粘弾性部材により緩衝してテープの共振を減衰
し、このことによりワウを低く抑えている。
以下本考案の実施例を第9図乃至第21図につ
いて説明するが、第3図乃至第8図と同一又は対
応する部材には同一の参照番号を付してある。
いて説明するが、第3図乃至第8図と同一又は対
応する部材には同一の参照番号を付してある。
第9図及び第10図には、カセツト式テープレ
コーダがワンウエイ用のものの場合のテープ供給
側のリール軸20bが示されている。断面正六角
形の軸本体20b2の外周には、プレーンゴム、ブ
チルゴムなどによつて作られた第11図に示すよ
うなゴム管からなる粘弾性部材30が弾性的に装
着されている。ゴム管は軸本体20b2に装着され
るとその形状に倣い、その外形が正六角形に変形
する。粘弾性部材30の外周には、カセツトのリ
ール3bの爪3b′と係合する爪20b′3を外周に
有する筒状ハブ20b3が嵌合されている。この嵌
合は、筒状ハブ20b3と軸本体20b2とが粘弾性
部材30を介して回転方向で係合して一諸に回転
するが、筒状ハブ20b3が軸本体20b2に対して
その軸方向で摺動自在となるように行われてい
る。なお、第11図bに示すゴム管には、より弱
い力で粘弾性部材30が歪むように多数の孔30
aが穿たれている。
コーダがワンウエイ用のものの場合のテープ供給
側のリール軸20bが示されている。断面正六角
形の軸本体20b2の外周には、プレーンゴム、ブ
チルゴムなどによつて作られた第11図に示すよ
うなゴム管からなる粘弾性部材30が弾性的に装
着されている。ゴム管は軸本体20b2に装着され
るとその形状に倣い、その外形が正六角形に変形
する。粘弾性部材30の外周には、カセツトのリ
ール3bの爪3b′と係合する爪20b′3を外周に
有する筒状ハブ20b3が嵌合されている。この嵌
合は、筒状ハブ20b3と軸本体20b2とが粘弾性
部材30を介して回転方向で係合して一諸に回転
するが、筒状ハブ20b3が軸本体20b2に対して
その軸方向で摺動自在となるように行われてい
る。なお、第11図bに示すゴム管には、より弱
い力で粘弾性部材30が歪むように多数の孔30
aが穿たれている。
上述した構成のリール軸20bを使用した場
合、カセツトのリール3bの爪3b′が筒状ハブ2
0b3の爪20b′3に衝突しても、そのときの衝撃
が粘弾性部材30の変形により緩衝されるため、
リール3bとリール軸20bとの間に生じる反発
力が弱められ、第8図dに示すように両者の爪3
b′及び20b′3が互に離れるというような状態が
生じることを防げるようになる。このため、テー
プ2の共振が小さくなり、第9図及び第10図に
示す実施例について測定した第12図及び第13
図に示すワウ特性からも判るように、従来40Hz前
後において、聴感補正前で1%、聴感補正後で
0.2%を越えるワウが発生していたのがなくなつ
ている。
合、カセツトのリール3bの爪3b′が筒状ハブ2
0b3の爪20b′3に衝突しても、そのときの衝撃
が粘弾性部材30の変形により緩衝されるため、
リール3bとリール軸20bとの間に生じる反発
力が弱められ、第8図dに示すように両者の爪3
b′及び20b′3が互に離れるというような状態が
生じることを防げるようになる。このため、テー
プ2の共振が小さくなり、第9図及び第10図に
示す実施例について測定した第12図及び第13
図に示すワウ特性からも判るように、従来40Hz前
後において、聴感補正前で1%、聴感補正後で
0.2%を越えるワウが発生していたのがなくなつ
ている。
第14図及び第15図は、2方向でのプレイが
できる、いわゆるツーウエイ用のカセツト式テー
プレコーダに適用されるリール軸20bを示す。
この場合のリール軸は、テープ供給側としてだけ
でなく、テープ巻取側としても使用されるため、
リール軸20bにはそのための構成が付加されて
いる。
できる、いわゆるツーウエイ用のカセツト式テー
プレコーダに適用されるリール軸20bを示す。
この場合のリール軸は、テープ供給側としてだけ
でなく、テープ巻取側としても使用されるため、
リール軸20bにはそのための構成が付加されて
いる。
すなわち、第14図の例では、スプリング20
b4によつて互に圧接されたフエルト31及び32
からなるフリクシヨン機構を介して軸本体20b2
に連結されたプーリ33が付加され、このプーリ
33の外周の歯車33aに、図示しない駆動源に
より回転駆動される歯車34を選択的に噛合でき
るようにしている。
b4によつて互に圧接されたフエルト31及び32
からなるフリクシヨン機構を介して軸本体20b2
に連結されたプーリ33が付加され、このプーリ
33の外周の歯車33aに、図示しない駆動源に
より回転駆動される歯車34を選択的に噛合でき
るようにしている。
第15図の例では、リール軸20bをテープ巻
取側に使用するとき回転される偏平なモータ35
をシヤーシCに固定し、このモータ35の回転軸
35aにリール軸ユニツトを固着している。この
場合、リール軸20bがテープ供給側に使用され
るときには、モータ35は回転駆動されない。な
お、回転軸35aの下端に装着されたスプリング
36は、テープ2にバツクテンシヨンを与えるた
めのフリクシヨンを生じるためのものである。
取側に使用するとき回転される偏平なモータ35
をシヤーシCに固定し、このモータ35の回転軸
35aにリール軸ユニツトを固着している。この
場合、リール軸20bがテープ供給側に使用され
るときには、モータ35は回転駆動されない。な
お、回転軸35aの下端に装着されたスプリング
36は、テープ2にバツクテンシヨンを与えるた
めのフリクシヨンを生じるためのものである。
上述した第9図、第14図及び第15図に示す
リール軸20bでは、いずれも筒状ハブ20b3が
軸本体20b2の軸方向に摺動自在になつている
が、リール軸そのものの働らきとしては、このよ
うになつている必要はない。従つて、第16図に
示すように、軸本体20b2に段部20b′2を設け、
この段部20b′2と押え部材20b5との間に筒状
ハブ20b3を挾むようにしてもよい。この場合に
は、スプリング20b4に相当するものはなくな
る。
リール軸20bでは、いずれも筒状ハブ20b3が
軸本体20b2の軸方向に摺動自在になつている
が、リール軸そのものの働らきとしては、このよ
うになつている必要はない。従つて、第16図に
示すように、軸本体20b2に段部20b′2を設け、
この段部20b′2と押え部材20b5との間に筒状
ハブ20b3を挾むようにしてもよい。この場合に
は、スプリング20b4に相当するものはなくな
る。
第17図乃至第21図は更に他の実施例を示
し、第17図のリール軸20bでは、軸本体20
b2が断面正三角形に作られ、この軸本体20b2の
外周に嵌合される筒状ハブ20b3の正六角形の中
心孔37の1つおきの頂点と軸本体20b2の各面
との間に丸棒状の粘弾性部材30′が介在されて
いる。この構成では、テープ2にバツクテンシヨ
ンを与えるための板バネ20b7、スプリング20
b4或は36によるフリクシヨン程度では、軸本体
20b2と筒状ハブ20b3とが直接接触することな
く一諸に回転するが、このリール軸がテープ巻取
側に使用される場合には、軸本体20b2が筒状ハ
ブ20b3の中心孔37の内壁に直接当つて筒状ハ
ブ20b3を回転させるようになる。なお、粘弾性
部材30′はプレーンゴム、ブチルゴムなどによ
つて作られ、丸棒状のもの以外に、例えば第18
図に示す形状のものも使用できる。
し、第17図のリール軸20bでは、軸本体20
b2が断面正三角形に作られ、この軸本体20b2の
外周に嵌合される筒状ハブ20b3の正六角形の中
心孔37の1つおきの頂点と軸本体20b2の各面
との間に丸棒状の粘弾性部材30′が介在されて
いる。この構成では、テープ2にバツクテンシヨ
ンを与えるための板バネ20b7、スプリング20
b4或は36によるフリクシヨン程度では、軸本体
20b2と筒状ハブ20b3とが直接接触することな
く一諸に回転するが、このリール軸がテープ巻取
側に使用される場合には、軸本体20b2が筒状ハ
ブ20b3の中心孔37の内壁に直接当つて筒状ハ
ブ20b3を回転させるようになる。なお、粘弾性
部材30′はプレーンゴム、ブチルゴムなどによ
つて作られ、丸棒状のもの以外に、例えば第18
図に示す形状のものも使用できる。
第19図のリール軸20bでは、軸本体20b2
を断面円形に作り、その外周に突起38aと凹所
38bと60度の等間隔で1つおきに形成する一
方、筒状ハブ20b3の中心孔37を円形にし、そ
の内周に60度の等間隔で凹所37aを形成してい
る。そして、軸本体20b2の各凹所38bとこれ
に対応する筒状ハブ20b3の凹所37aとの間に
粘弾性部材30″を介在して軸本体20b2の外周
に筒状ハブ20b3を嵌合している。この状態で、
軸本体20b2の突起38aは凹所37a内に臨ん
でいるが、テープ供給中には突起38aが凹所3
7aの壁に直接当ることなく、筒状ハブ20b3の
回転は粘弾性部材30″を介して軸本体20b2に
伝えられる。しかし、リール軸がテープ巻取側に
使用されるときは、突起38aが凹所37aの壁
に直接突当つて筒状ハブ20b3を回転させること
ができる。
を断面円形に作り、その外周に突起38aと凹所
38bと60度の等間隔で1つおきに形成する一
方、筒状ハブ20b3の中心孔37を円形にし、そ
の内周に60度の等間隔で凹所37aを形成してい
る。そして、軸本体20b2の各凹所38bとこれ
に対応する筒状ハブ20b3の凹所37aとの間に
粘弾性部材30″を介在して軸本体20b2の外周
に筒状ハブ20b3を嵌合している。この状態で、
軸本体20b2の突起38aは凹所37a内に臨ん
でいるが、テープ供給中には突起38aが凹所3
7aの壁に直接当ることなく、筒状ハブ20b3の
回転は粘弾性部材30″を介して軸本体20b2に
伝えられる。しかし、リール軸がテープ巻取側に
使用されるときは、突起38aが凹所37aの壁
に直接突当つて筒状ハブ20b3を回転させること
ができる。
第20図及び第21図のリール軸20bでは、
軸本体20b2と筒状ハブ20b3とはキー嵌合して
いて、軸本体20b2のキー部には、筒状ハブ20
b3がテープ供給方向に回転するとき筒状ハブ20
b3が突当る部分に粘弾性部材30が埋設されて
いる。従つて、テープ供給の際、筒状ハブ20b3
の回転に伴い、粘弾性部材30を介して軸本体
20b2が回転される。
軸本体20b2と筒状ハブ20b3とはキー嵌合して
いて、軸本体20b2のキー部には、筒状ハブ20
b3がテープ供給方向に回転するとき筒状ハブ20
b3が突当る部分に粘弾性部材30が埋設されて
いる。従つて、テープ供給の際、筒状ハブ20b3
の回転に伴い、粘弾性部材30を介して軸本体
20b2が回転される。
本考案は上述したように、シヤーシに回転自在
に設けた一対のリール軸を備え、少なくともテー
プ供給側の上記リール軸を、軸本体とこの軸本体
の外周に粘弾性部材を介して嵌合した筒状ハブと
により構成し、上記筒状ハブの外周にカセツトの
リールと係合する爪を形成してなり、上記筒状ハ
ブのテープ供給方向の回転により上記粘弾性部材
を介して上記軸本体を回転するようにしている。
に設けた一対のリール軸を備え、少なくともテー
プ供給側の上記リール軸を、軸本体とこの軸本体
の外周に粘弾性部材を介して嵌合した筒状ハブと
により構成し、上記筒状ハブの外周にカセツトの
リールと係合する爪を形成してなり、上記筒状ハ
ブのテープ供給方向の回転により上記粘弾性部材
を介して上記軸本体を回転するようにしている。
このため、カセツト式テープレコーダのプレイ
中に上下振動が加わつてカセツト内のテープが共
振しても、カセツトのリールと筒状ハブの爪との
間の衝突が粘弾性部材の粘弾性によつて緩衝さ
れ、それらの間にほとんど反発が起らなくなるた
め、カセツト内でのテープの共振は最小に抑えら
れるようになつて、従来生じていた大きなワウの
発生が防止できるようになり、音質の向上したカ
セツト式テープレコーダが得られる。
中に上下振動が加わつてカセツト内のテープが共
振しても、カセツトのリールと筒状ハブの爪との
間の衝突が粘弾性部材の粘弾性によつて緩衝さ
れ、それらの間にほとんど反発が起らなくなるた
め、カセツト内でのテープの共振は最小に抑えら
れるようになつて、従来生じていた大きなワウの
発生が防止できるようになり、音質の向上したカ
セツト式テープレコーダが得られる。
第1図及び第2図は従来のカセツト式テープレ
コーダの聴感補正前と補正後のワウ特性を示すグ
ラフ、第3図はプレイ状態にあるカセツト式テー
プレコーダをカセツトケースの一方を外して示す
平面図、第4図は第3図の−線についての断
面図、第5図乃至第7図は従来の供給側リール軸
を示す断面図で、特に第6図は第5図の−線
についての断面図、第8図a乃至dは第5図乃至
第7図のリール軸を使用した場合に生じる問題点
を説明するための簡略図、第9図は本考案による
カセツト式テープレコーダに使用される供給側リ
ール軸の断面図、第10図は第9図の−線に
ついての断面図、第11図a及びbは第9図の一
部分の斜視図、第12図及び第13図は第9図及
び第10図のリール軸を使用したカセツト式テー
プレコーダに上下振動を加えて測定した聴感補正
前と補正後のワウ特性をそれぞれ示すグラフ、第
14図乃至第16図は他の実施例の第9図に対応
する断面図、第17図は他の実施例の第10図に
対応する断面図、第18図は第17図の一部分の
変形例を示す斜視図、第19図及び第20図は他
の実施例の第10図に対応する断面図、並びに第
21図は第20図の一部分の斜視図である。 3b……リール、3b′……爪、20b………リ
ール軸、20b2……軸本体、20b3……筒状ハ
ブ、20b′3……爪、30,30′,30″,30
……粘弾性部材。
コーダの聴感補正前と補正後のワウ特性を示すグ
ラフ、第3図はプレイ状態にあるカセツト式テー
プレコーダをカセツトケースの一方を外して示す
平面図、第4図は第3図の−線についての断
面図、第5図乃至第7図は従来の供給側リール軸
を示す断面図で、特に第6図は第5図の−線
についての断面図、第8図a乃至dは第5図乃至
第7図のリール軸を使用した場合に生じる問題点
を説明するための簡略図、第9図は本考案による
カセツト式テープレコーダに使用される供給側リ
ール軸の断面図、第10図は第9図の−線に
ついての断面図、第11図a及びbは第9図の一
部分の斜視図、第12図及び第13図は第9図及
び第10図のリール軸を使用したカセツト式テー
プレコーダに上下振動を加えて測定した聴感補正
前と補正後のワウ特性をそれぞれ示すグラフ、第
14図乃至第16図は他の実施例の第9図に対応
する断面図、第17図は他の実施例の第10図に
対応する断面図、第18図は第17図の一部分の
変形例を示す斜視図、第19図及び第20図は他
の実施例の第10図に対応する断面図、並びに第
21図は第20図の一部分の斜視図である。 3b……リール、3b′……爪、20b………リ
ール軸、20b2……軸本体、20b3……筒状ハ
ブ、20b′3……爪、30,30′,30″,30
……粘弾性部材。
Claims (1)
- シヤーシに回転自在に設けた一対のリール軸を
有する自動車用カセツト式テープレコーダにおい
て、少くともテープ供給側の上記リール軸を、軸
本体と該軸本体の外周に弾性力を有する粘弾性部
材を介して嵌合した筒状ハブと、上記筒状ハブの
外周にカセツトリールと係合するように形成され
た爪とを備え、上記筒状ハブのテープ供給方向へ
の回転により上記粘弾性部材を介して上記本体を
回転するようにし、上記粘弾性部材により自動車
の振動による100Hzより低い周波数のテープの共
振を減衰させるようにしたことを特徴とする自動
車用カセツト式テープレコーダ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18664780U JPH0229547Y2 (ja) | 1980-12-26 | 1980-12-26 | |
| US06/333,510 US4695011A (en) | 1980-12-26 | 1981-12-22 | Cassette tape machine |
| DE19813151192 DE3151192A1 (de) | 1980-12-26 | 1981-12-23 | Bandkassettengeraet |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18664780U JPH0229547Y2 (ja) | 1980-12-26 | 1980-12-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57110743U JPS57110743U (ja) | 1982-07-08 |
| JPH0229547Y2 true JPH0229547Y2 (ja) | 1990-08-08 |
Family
ID=29988772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18664780U Expired JPH0229547Y2 (ja) | 1980-12-26 | 1980-12-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0229547Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4749445B2 (ja) * | 2008-07-08 | 2011-08-17 | 株式会社東京機械製作所 | バンドリール |
-
1980
- 1980-12-26 JP JP18664780U patent/JPH0229547Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57110743U (ja) | 1982-07-08 |
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