JPH0229648B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0229648B2 JPH0229648B2 JP63138668A JP13866888A JPH0229648B2 JP H0229648 B2 JPH0229648 B2 JP H0229648B2 JP 63138668 A JP63138668 A JP 63138668A JP 13866888 A JP13866888 A JP 13866888A JP H0229648 B2 JPH0229648 B2 JP H0229648B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hair
- extract
- producing
- parts
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q5/00—Preparations for care of the hair
- A61Q5/06—Preparations for styling the hair, e.g. by temporary shaping or colouring
- A61Q5/065—Preparations for temporary colouring the hair, e.g. direct dyes
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/96—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution
- A61K8/97—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution from algae, fungi, lichens or plants; from derivatives thereof
- A61K8/9783—Angiosperms [Magnoliophyta]
- A61K8/9789—Magnoliopsida [dicotyledons]
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q7/00—Preparations for affecting hair growth
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Botany (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Mycology (AREA)
- Birds (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Dermatology (AREA)
- Cosmetics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は脱毛防止および増毛促進用の養毛用組
成物の製造方法に関し、更に詳しくは、独特の天
然植物成分であるシキミ抽出物を含有する養毛用
組成物の製造方法に関する。
成物の製造方法に関し、更に詳しくは、独特の天
然植物成分であるシキミ抽出物を含有する養毛用
組成物の製造方法に関する。
[従来の技術]
従来、主として、頭髪の脱毛の防止、頭髪の増
毛を図るべく多くの治療、処置が行なわれてい
る。例えば、増毛剤の塗布、毛根を有する皮膚へ
の物理的刺激その他による増毛促進であり、ま
た、髪、ヘアーピース形式での装飾擬毛である。
毛を図るべく多くの治療、処置が行なわれてい
る。例えば、増毛剤の塗布、毛根を有する皮膚へ
の物理的刺激その他による増毛促進であり、ま
た、髪、ヘアーピース形式での装飾擬毛である。
前者は自然の毛髪が得られるから極めて好まし
く、また、後者は自然の毛髪が得られない場合に
は即効的であるから、急な場合には好適である
も、ただ、着脱が面倒で不意に外れてしまうこと
があつた。
く、また、後者は自然の毛髪が得られない場合に
は即効的であるから、急な場合には好適である
も、ただ、着脱が面倒で不意に外れてしまうこと
があつた。
結局、自然の毛髪が最も好適ではあつても、一
旦、抜けてしまうとその回復、すなわち増毛・養
毛はほとんど困難であつた。
旦、抜けてしまうとその回復、すなわち増毛・養
毛はほとんど困難であつた。
このため、従来、自然の増毛を促進すべく、各
種の増毛剤、増毛用器具、増毛法が提案されてい
るが、それらは必ずしも満足のいくものではなか
つた。
種の増毛剤、増毛用器具、増毛法が提案されてい
るが、それらは必ずしも満足のいくものではなか
つた。
すなわち、従来の増毛剤・養毛剤としては、自
然界に存する生薬を主成分とするもの(例えば、
フキまたはフキタンポポからの抽出物を含有する
ものとして特公昭58−11923号公報、薊、クコ、
柴胡、川〓、水蛭等からの抽出物を含有するもの
として特公昭58−40923号公報)、化学的方法によ
つて製造されるもの(特公昭59−7681号公報、特
公昭59−14444号公報、特公昭60−34921号公報、
特公昭60−42204号公報)などの種々のものが提
案されている。
然界に存する生薬を主成分とするもの(例えば、
フキまたはフキタンポポからの抽出物を含有する
ものとして特公昭58−11923号公報、薊、クコ、
柴胡、川〓、水蛭等からの抽出物を含有するもの
として特公昭58−40923号公報)、化学的方法によ
つて製造されるもの(特公昭59−7681号公報、特
公昭59−14444号公報、特公昭60−34921号公報、
特公昭60−42204号公報)などの種々のものが提
案されている。
ところが、生薬を主成分とするものは生薬自体
の入手がなかなか困難であり、化学的方法による
ものは製造がなかなか困難であり、しかも、増毛
効果は十分に満足されるものではなかつた。
の入手がなかなか困難であり、化学的方法による
ものは製造がなかなか困難であり、しかも、増毛
効果は十分に満足されるものではなかつた。
シキミ(学名 Illicium religiosum Sieb.et
Zucc.)は、モクレン科の常緑の小高木であり、
各地に豊富に分布し容易に入手し得る。一般に高
等植物は、アルカロイド、フラボノイド、アント
ラキノン、イソプレノイド、リグニン、クマリン
等の多種多様な二次代謝物を生産し、これらの中
には単独であるいは他の成分との共同作用により
有効な生理活性を示す化合物が多数存在すること
が知られている。植物シキミの名に由来するシキ
ミ酸は、これらの多様な二次代謝産物の生合成経
路中で重要な生物学的意義のある化合物であり、
シキミ酸を重要な代謝中間体とするシキミ酸経路
に由来する二次代謝系からリグニン、フラノボイ
ド、クマリン、フエニルプロパノイド等の多種類
のポリフエノールが生成する。チロシン、フエル
アラニン、トリプトフアン等の芳香族アミノ酸、
P−アミノ安息香酸等の芳香族化合物もシキミ酸
経路を通じて生合成されると考えられている。植
物シキミは、シキミ酸を代謝中間体とするシキミ
酸経路を当然備えており、比較的容易に入手可能
で二次代謝能力が強く、多様な植物二次代謝物を
含有する好適な素材と考えられる。
Zucc.)は、モクレン科の常緑の小高木であり、
各地に豊富に分布し容易に入手し得る。一般に高
等植物は、アルカロイド、フラボノイド、アント
ラキノン、イソプレノイド、リグニン、クマリン
等の多種多様な二次代謝物を生産し、これらの中
には単独であるいは他の成分との共同作用により
有効な生理活性を示す化合物が多数存在すること
が知られている。植物シキミの名に由来するシキ
ミ酸は、これらの多様な二次代謝産物の生合成経
路中で重要な生物学的意義のある化合物であり、
シキミ酸を重要な代謝中間体とするシキミ酸経路
に由来する二次代謝系からリグニン、フラノボイ
ド、クマリン、フエニルプロパノイド等の多種類
のポリフエノールが生成する。チロシン、フエル
アラニン、トリプトフアン等の芳香族アミノ酸、
P−アミノ安息香酸等の芳香族化合物もシキミ酸
経路を通じて生合成されると考えられている。植
物シキミは、シキミ酸を代謝中間体とするシキミ
酸経路を当然備えており、比較的容易に入手可能
で二次代謝能力が強く、多様な植物二次代謝物を
含有する好適な素材と考えられる。
こうしたことから、本発明者は、シキミ(櫁)
の抽出分が人体での増毛・養毛に非常に効果があ
る可能性を追求し、これを主成分とする養毛用組
成物を効率よく得る方法を試みた。
の抽出分が人体での増毛・養毛に非常に効果があ
る可能性を追求し、これを主成分とする養毛用組
成物を効率よく得る方法を試みた。
[発明が解決しようとする課題]
本発明は、人体での必要箇所に塗布すること
で、抜け毛を防止し、また、顕著な増毛・養毛効
果が得られるようにする有効で副作用がなく安全
な養毛用組成物の製造方法を提供することを目的
とする。
で、抜け毛を防止し、また、顕著な増毛・養毛効
果が得られるようにする有効で副作用がなく安全
な養毛用組成物の製造方法を提供することを目的
とする。
[課題を解決するための手段]
本発明によれば、脱毛防止及び増毛促進用の養
毛用組成物の製造方法であつて、シキミ材料を乾
燥した後溶媒に浸漬して煮沸し、煮沸後に残渣を
除去して抽出液を作成することを特徴とした養毛
用組成物の製造方法が提供される。
毛用組成物の製造方法であつて、シキミ材料を乾
燥した後溶媒に浸漬して煮沸し、煮沸後に残渣を
除去して抽出液を作成することを特徴とした養毛
用組成物の製造方法が提供される。
シキミは、モクレン科の常緑の小高木であり、
本発明では、その根、根皮、幹、樹皮、葉、花、
実のいずれをも利用でき、その有効成分を抽出し
て粉末状の抽出エキスを調製するのであり、この
抽出エキスを組成物に添加して所定の養毛用組成
物を作成する。
本発明では、その根、根皮、幹、樹皮、葉、花、
実のいずれをも利用でき、その有効成分を抽出し
て粉末状の抽出エキスを調製するのであり、この
抽出エキスを組成物に添加して所定の養毛用組成
物を作成する。
抽出溶媒や抽出方法に関しては、例えば抽出溶
媒として水、メタノール、エタノール等を使用
し、抽出方法としては必要に応じて植物材料を乾
燥させた後、機械的粉砕を行つた後に溶媒に浸漬
し、必要に応じて加温、撹拌、超音波処理を行う
方法を使用することができる。そして、灰汁、残
渣を除去してシキミ植物成分を抽出後、抽出物を
濃縮して抽出エキスを調製する。また、抽出され
た植物成分は種々の成分からなる混合物であるた
めに溶媒(特に水)との親和力が強く、調製方法
によつては通常の減圧濃縮操作では完全に乾固し
ない場合もあり、乾固する場合は固体となるが、
乾固しないものは一定量の溶媒を残す流動状態の
まま濃縮中に定常状態に達する。前記した抽出エ
キスとはこのこのような状態に達したシキミ植物
抽出物を意図し、このシキミ抽出エキスを適当な
濃度で添加して所定の養毛用組成物を作成するこ
とができる。
媒として水、メタノール、エタノール等を使用
し、抽出方法としては必要に応じて植物材料を乾
燥させた後、機械的粉砕を行つた後に溶媒に浸漬
し、必要に応じて加温、撹拌、超音波処理を行う
方法を使用することができる。そして、灰汁、残
渣を除去してシキミ植物成分を抽出後、抽出物を
濃縮して抽出エキスを調製する。また、抽出され
た植物成分は種々の成分からなる混合物であるた
めに溶媒(特に水)との親和力が強く、調製方法
によつては通常の減圧濃縮操作では完全に乾固し
ない場合もあり、乾固する場合は固体となるが、
乾固しないものは一定量の溶媒を残す流動状態の
まま濃縮中に定常状態に達する。前記した抽出エ
キスとはこのこのような状態に達したシキミ植物
抽出物を意図し、このシキミ抽出エキスを適当な
濃度で添加して所定の養毛用組成物を作成するこ
とができる。
有効成分の抽出は、シキミの根等を乾燥して粉
末化し、熱湯処理し、蒸して行うこともでき、こ
うして得られた抽出液はチヨコレート色を呈し、
また、シキミ酸の有毒性は発現されていない。な
お、抽出液はこれを粉末にすることもできる。
末化し、熱湯処理し、蒸して行うこともでき、こ
うして得られた抽出液はチヨコレート色を呈し、
また、シキミ酸の有毒性は発現されていない。な
お、抽出液はこれを粉末にすることもできる。
本発明方法によつて得られた養毛用組成物は溶
液、粘剤またはエマルジヨンのいずれの形態でも
使用することができる。
液、粘剤またはエマルジヨンのいずれの形態でも
使用することができる。
例えば、粉末状の抽出物を用いて常法で、任意
の所望の剤形、例えば液状、乳状、ペースト状、
例えば、ヘアートニツク、ヘアーローシヨン、ヘ
アクリーム、シヤンプー、リンス等を作成するこ
とができる。その際、従来から使用されている養
毛剤としての常用の添加物、例えば基剤としての
蒸溜水、アルコール類、多価アルコール類を添加
することができ、更には、薬効成分としてのレゾ
ルシン、ホルモン類、ビタミン類、ニコチン酸誘
導体、感光色素、アミノ酸類、殺菌剤、メントー
ルその他の香料を同時に含有させるようにしても
よい。
の所望の剤形、例えば液状、乳状、ペースト状、
例えば、ヘアートニツク、ヘアーローシヨン、ヘ
アクリーム、シヤンプー、リンス等を作成するこ
とができる。その際、従来から使用されている養
毛剤としての常用の添加物、例えば基剤としての
蒸溜水、アルコール類、多価アルコール類を添加
することができ、更には、薬効成分としてのレゾ
ルシン、ホルモン類、ビタミン類、ニコチン酸誘
導体、感光色素、アミノ酸類、殺菌剤、メントー
ルその他の香料を同時に含有させるようにしても
よい。
更に、粉末状として得られた抽出成分と、牛乳
とを混合してもよい。すなわち、抽出粉末と牛乳
とを混合し、乳酸菌を添加しヨーグルト状にする
ことができる。このとき、約10〜80℃、好ましく
は約60℃の温度で撹拌し、ヨーグルト状にすれば
好適である。次いで、ヨーグルト状として放置す
ると液体と固形分とに分離し、その後、水分を蒸
発させて脱水処理を行なう。脱水処理後は粉末状
になり、この粉末を前記と同様に常法によつて適
当な剤形とする。
とを混合してもよい。すなわち、抽出粉末と牛乳
とを混合し、乳酸菌を添加しヨーグルト状にする
ことができる。このとき、約10〜80℃、好ましく
は約60℃の温度で撹拌し、ヨーグルト状にすれば
好適である。次いで、ヨーグルト状として放置す
ると液体と固形分とに分離し、その後、水分を蒸
発させて脱水処理を行なう。脱水処理後は粉末状
になり、この粉末を前記と同様に常法によつて適
当な剤形とする。
こうした乳酸菌、牛乳との混合、脱水処理は、
シキミから抽出した有効成分での養毛効果には変
化を与えないばかりでなく、シキミ酸の毒性作用
を一層除去ないし中和し、身体への害を与えな
い。また、長期保存に耐え得るものとなし、液体
と固形分とに分離するまで放置することで、牛乳
の匂いを除去し、使用性を向上させる。
シキミから抽出した有効成分での養毛効果には変
化を与えないばかりでなく、シキミ酸の毒性作用
を一層除去ないし中和し、身体への害を与えな
い。また、長期保存に耐え得るものとなし、液体
と固形分とに分離するまで放置することで、牛乳
の匂いを除去し、使用性を向上させる。
また、脱水処理後の粉末に熱湯を添加し、30〜
60分で撹拌して液状と成すこともできる。
60分で撹拌して液状と成すこともできる。
[作用]
本発明方法によつて得られた養毛用組成物によ
れば、これを皮膚に外用式に供給すればよく、例
えばこれを皮膚に塗布する。すると、皮膚におい
ての毛細血管を拡げて血行をよくし、毛根活性を
刺激することで、毛髪を生えやすい状態にする。
れば、これを皮膚に外用式に供給すればよく、例
えばこれを皮膚に塗布する。すると、皮膚におい
ての毛細血管を拡げて血行をよくし、毛根活性を
刺激することで、毛髪を生えやすい状態にする。
本発明方法によつて得られる養毛用組成物が生
化学的にどのような反応に関与し、脱毛を防止し
増毛を促進するのか、その生化学的作用機構自体
は明らかではない。しかしながら、前記したよう
にシキミは二次代謝能力の強い植物であり、その
渾然一体となつた抽出成分により有効で副作用の
ない安全な脱毛防止効果、増毛促進効果が実現さ
れると推定される。
化学的にどのような反応に関与し、脱毛を防止し
増毛を促進するのか、その生化学的作用機構自体
は明らかではない。しかしながら、前記したよう
にシキミは二次代謝能力の強い植物であり、その
渾然一体となつた抽出成分により有効で副作用の
ない安全な脱毛防止効果、増毛促進効果が実現さ
れると推定される。
[発明の効果]
したがつて、本発明方法によつて得られる養毛
用組成物によれば、シキミから抽出された抽出物
が皮膚においての毛細血管を拡げて血行をよく
し、毛根活性を刺激することで、毛髪を生えやす
い状態にし、脱毛、白髪を防止し、安全で副作用
を伴わず養毛・増毛に顕著なる効果がある。
用組成物によれば、シキミから抽出された抽出物
が皮膚においての毛細血管を拡げて血行をよく
し、毛根活性を刺激することで、毛髪を生えやす
い状態にし、脱毛、白髪を防止し、安全で副作用
を伴わず養毛・増毛に顕著なる効果がある。
[実施例]
以下に実施例により本発明を更に詳細に説明す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。
シキミ抽出物の調製
シキミにおいて、その種子を除く根、葉、幹の
全部1000gを用意し、15〜20分蒸した後これを乾
燥する。その乾燥方法は、天日による自然乾燥あ
るいは機械的な強制乾燥のいずれであつてもよ
く、この乾燥によつて、360gの材料を得た。
全部1000gを用意し、15〜20分蒸した後これを乾
燥する。その乾燥方法は、天日による自然乾燥あ
るいは機械的な強制乾燥のいずれであつてもよ
く、この乾燥によつて、360gの材料を得た。
この360gの乾燥材料を5の水に浸漬し、必
要に応じて灰汁を除去しながら100℃以上で1〜
2時間煮沸撹拌し、それの煎じ汁として有効成分
を抽出後、ろ過により残渣を除去し、シキミ抽出
液を作成した。抽出液を常圧で濃縮し、乾固させ
て粉砕し、粉末状に調製したところ、36gの抽出
粉末を得た。
要に応じて灰汁を除去しながら100℃以上で1〜
2時間煮沸撹拌し、それの煎じ汁として有効成分
を抽出後、ろ過により残渣を除去し、シキミ抽出
液を作成した。抽出液を常圧で濃縮し、乾固させ
て粉砕し、粉末状に調製したところ、36gの抽出
粉末を得た。
この抽出粉末10gを30〜50c.c.の熱湯で溶かし、
脂肪分濃度3%の1の牛乳とよく撹拌した後、
乳酸菌(容量130c.c.で重量150g)を添加し充分に
撹拌する。そして、雑菌の混入防止のために密閉
した器に収容して60℃で7〜10日間放置する。こ
の放置後2日程度でヨーグルト状になり、7日目
には液体と固形分とに分離し、分離後は牛乳の匂
いがなくなる。
脂肪分濃度3%の1の牛乳とよく撹拌した後、
乳酸菌(容量130c.c.で重量150g)を添加し充分に
撹拌する。そして、雑菌の混入防止のために密閉
した器に収容して60℃で7〜10日間放置する。こ
の放置後2日程度でヨーグルト状になり、7日目
には液体と固形分とに分離し、分離後は牛乳の匂
いがなくなる。
そこで、加熱濃縮するか、減圧釜を使用するか
して水分を除去し、粉末化することで150gの粉
末エキスが得られた。このようにして、粉末化す
ることで長期保存するのに好適なものとなる。
して水分を除去し、粉末化することで150gの粉
末エキスが得られた。このようにして、粉末化す
ることで長期保存するのに好適なものとなる。
また、分離状態においては、乳酸菌がシキミ酸
の毒性作用を一層、有効に除去ないし中和したも
のと考えられる。
の毒性作用を一層、有効に除去ないし中和したも
のと考えられる。
しかして、放置後での分離状態において、この
状態から直接に使用できる形態とすることもでき
る。すなわち、放置後での分離状態において100
℃以上で煮沸し、1500c.c.のエタノールと1500c.c.の
蒸溜水とを加えて撹拌し、総量で4000c.c.となるよ
うに調整する。その後、上澄液が透明になるまで
放置し、その上澄液を使用するもので、必要に応
じ上澄液はろ過して使用する。この場合の上澄液
はヘアトニツク類似のものとなり、ヘアトニツク
と同様にして使用でき、こうして得られた上澄液
は橙色の天然色を呈する。
状態から直接に使用できる形態とすることもでき
る。すなわち、放置後での分離状態において100
℃以上で煮沸し、1500c.c.のエタノールと1500c.c.の
蒸溜水とを加えて撹拌し、総量で4000c.c.となるよ
うに調整する。その後、上澄液が透明になるまで
放置し、その上澄液を使用するもので、必要に応
じ上澄液はろ過して使用する。この場合の上澄液
はヘアトニツク類似のものとなり、ヘアトニツク
と同様にして使用でき、こうして得られた上澄液
は橙色の天然色を呈する。
なお、抽出粉末を熱湯によつて溶かす場合、抽
出粉末が10gであれば30〜50c.c.、20gであれば50
〜100c.c.、30gであれば100〜150c.c.の量の熱湯が
適当である。
出粉末が10gであれば30〜50c.c.、20gであれば50
〜100c.c.、30gであれば100〜150c.c.の量の熱湯が
適当である。
ここで、上述した抽出方法及び作成方法によつ
て作成したサンプルについて、ガスクロマトグラ
フ(ヒユーレツドパツカード社HP−5890J)及
びガスクロマトグラフ−質量分析計(日本電子
JMS−DX300)を使用し分析を行つたところ、
次のような結果を得た。
て作成したサンプルについて、ガスクロマトグラ
フ(ヒユーレツドパツカード社HP−5890J)及
びガスクロマトグラフ−質量分析計(日本電子
JMS−DX300)を使用し分析を行つたところ、
次のような結果を得た。
なお、このサンプルは、前記した抽出粉末20g
を50〜100c.c.の熱湯で溶かし、脂肪分濃度3%の
1の牛乳とよく撹拌した後、更に、乳酸菌(容
量130c.c.で重量150g)を添加し充分に撹拌し、上
述したように7日間放置し、放置後での分離状態
において100℃以上で煮沸し、1500c.c.のエタノー
ルと1500c.c.の蒸溜水とを加えて撹拌し、総量で
4000c.c.となるように調整し、その後、上澄液が透
明になるまで放置し、ろ過した上澄液を使用した
ものであり、そのうちの200c.c.によつた。
を50〜100c.c.の熱湯で溶かし、脂肪分濃度3%の
1の牛乳とよく撹拌した後、更に、乳酸菌(容
量130c.c.で重量150g)を添加し充分に撹拌し、上
述したように7日間放置し、放置後での分離状態
において100℃以上で煮沸し、1500c.c.のエタノー
ルと1500c.c.の蒸溜水とを加えて撹拌し、総量で
4000c.c.となるように調整し、その後、上澄液が透
明になるまで放置し、ろ過した上澄液を使用した
ものであり、そのうちの200c.c.によつた。
すなわち、分析結果は、水が63.2(W/V%)、
エタノールが36.7(W/V%)、ヘキサデカン酸が
0.88(mg/)、テトラデカン酸が0.58(mg/)、
デカン酸が0.46(mg/)、ドデカン酸が0.27
(mg/)、オクタデカン酸が0.23(mg/)、C11
炭化水素が0.10(mg/)、オクタン酸が0.10
(mg/)、その他有機化合物(n−ドデカンとし
て)が1.61(mg/)が夫々含有されていた。
エタノールが36.7(W/V%)、ヘキサデカン酸が
0.88(mg/)、テトラデカン酸が0.58(mg/)、
デカン酸が0.46(mg/)、ドデカン酸が0.27
(mg/)、オクタデカン酸が0.23(mg/)、C11
炭化水素が0.10(mg/)、オクタン酸が0.10
(mg/)、その他有機化合物(n−ドデカンとし
て)が1.61(mg/)が夫々含有されていた。
養毛用組成物の調製
次の成分にシキミ粉末エキスを重量比で10%添
加して次のようにヘアトニツクを作成した。
加して次のようにヘアトニツクを作成した。
成分組成
メントール 10部
香料 0.2部
95%エタノール 45部
蒸溜水 44.5部
作成方法
上記成分を混和した後、ろ過する。
次の成分にシキミ粉末エキスを重量比で10%添
加して次のようにヘアローシヨンを作成した。
加して次のようにヘアローシヨンを作成した。
成分組成
ステアリン酸(63℃) 5部
セタノール 0.5部
乳化剤[ポリオキシエチレン(20E0)ソルビ
タンセスキオレエート] 0.8部 香料 1部 トリエタノールアミン 0.4部 グリセリン 5部 95%エタノール 8部 蒸溜水 79.3部 作成方法 上記成分を混和した後、ろ過する。
タンセスキオレエート] 0.8部 香料 1部 トリエタノールアミン 0.4部 グリセリン 5部 95%エタノール 8部 蒸溜水 79.3部 作成方法 上記成分を混和した後、ろ過する。
次の成分にシキミ粉末エキスを重量比で10%添
加して次のようにヘアクリームを作成した。
加して次のようにヘアクリームを作成した。
成分組成
ミツロウ 5部
無水ラノリン 4部
ワセリン 5部
流動パラフイン 33部
乳化剤[ポリオキシエチレン(20E0)ソルビ
タンセスキオレエート] 4部 香料 1部 硼砂 1部 プロピレングリコール 5部 蒸溜水 42部 作成方法 上記成分を混和する。
タンセスキオレエート] 4部 香料 1部 硼砂 1部 プロピレングリコール 5部 蒸溜水 42部 作成方法 上記成分を混和する。
次の成分にシキミ粉末エキスを重量比で5%添
加して次のようにシヤンプーを作成した。
加して次のようにシヤンプーを作成した。
成分組成
ラウリル硫酸ナトリウム 35部
ステアリン酸マグネシウム 4部
ポリビニルアルコール 1部
セチルアルコール 2部
ラノリン 1部
グリセリンラウレート 2部
香料 1部
蒸溜水 49部
作成方法
上記成分を混和する。
次の成分にシキミ粉末エキスを重量比で8%添
加して次のようにリンスを作成した。
加して次のようにリンスを作成した。
成分組成
アセチル化ラノリンアルコール 0.5部
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.5部
香料 1部
蒸溜水 90部
作成方法
上記成分を混和する。
養毛用組成物の試験結果
作成したヘアトニツクを被験者に施したとこ
ろ、次の結果を得た。
ろ、次の結果を得た。
10年以前より脱毛状態が進行していた被験者
(年齢60才の男子)に実施したところ、まず、10
〜30日で脱毛、フケが停止し、次いで、皮膚表面
に毛幹が生じてそれが次第に生毛となり硬毛とな
つた。その塗布は1日1〜2回であり、塗布を開
始してから約1ケ月で毛幹が生じ、更に約3〜4
ケ月を経過すると2〜3cmの長さの硬毛となつ
た。なお、被験者は、従来提供されていた養毛剤
によつては、全く効果がなかつたものである。
(年齢60才の男子)に実施したところ、まず、10
〜30日で脱毛、フケが停止し、次いで、皮膚表面
に毛幹が生じてそれが次第に生毛となり硬毛とな
つた。その塗布は1日1〜2回であり、塗布を開
始してから約1ケ月で毛幹が生じ、更に約3〜4
ケ月を経過すると2〜3cmの長さの硬毛となつ
た。なお、被験者は、従来提供されていた養毛剤
によつては、全く効果がなかつたものである。
また、25年以前より脱毛状態が進行していた56
才の男子では、同様に実施したところ、1年経過
後で後頭部に毛髪の発生が認められた。30年以前
より脱毛状態が進行していた53才の男子では、同
様に実施したところ、1年経過後で頭部全体に毛
髪の発生が認められた。6〜7年以前より脱毛状
態にあつた63才の男子では、同様に実施したとこ
ろ、1年経過後で頭部全体に毛髪の発生が認めら
れた。薄毛の44才の男子、薄毛の37才の男子、薄
毛の46才の男子等に同様に実施したところ、いず
れも、脱毛状態が停止し、硬毛が発生した。
才の男子では、同様に実施したところ、1年経過
後で後頭部に毛髪の発生が認められた。30年以前
より脱毛状態が進行していた53才の男子では、同
様に実施したところ、1年経過後で頭部全体に毛
髪の発生が認められた。6〜7年以前より脱毛状
態にあつた63才の男子では、同様に実施したとこ
ろ、1年経過後で頭部全体に毛髪の発生が認めら
れた。薄毛の44才の男子、薄毛の37才の男子、薄
毛の46才の男子等に同様に実施したところ、いず
れも、脱毛状態が停止し、硬毛が発生した。
更に、白髪の77才の女子に同様に実施したとこ
ろ、2〜3ケ月で黒毛の発生が認められた。全体
的に薄く、細い毛を有していた21才の女子に同様
に実施したところ、毛髪が太くなつた。
ろ、2〜3ケ月で黒毛の発生が認められた。全体
的に薄く、細い毛を有していた21才の女子に同様
に実施したところ、毛髪が太くなつた。
こうした皮膚への直接の塗布によつても、皮膚
疾患その他の副作用は全く認められず、安全であ
ることが確認された。すなわち、財団法人化学品
検査協会での検査によつても、R−Hg、T−
Hg、Pb、Cd,Cr6+、Or−P、As、CN、PCB
等のいずれの毒性物質も発見できなかつた。
疾患その他の副作用は全く認められず、安全であ
ることが確認された。すなわち、財団法人化学品
検査協会での検査によつても、R−Hg、T−
Hg、Pb、Cd,Cr6+、Or−P、As、CN、PCB
等のいずれの毒性物質も発見できなかつた。
こうした養毛効果は、脱毛の原因が、円形脱毛
症、萎縮性脱毛症、びまん性脱毛症、白髪のいず
れであつても、同様な効果が得られたものであ
る。
症、萎縮性脱毛症、びまん性脱毛症、白髪のいず
れであつても、同様な効果が得られたものであ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 脱毛防止及び増毛促進用の養毛用組成物の製
造方法であつて、シキミ材料を乾燥した後溶媒に
浸漬して煮沸し、煮沸後に残渣を除去して抽出液
を作成することを特徴とした養毛用組成物の製造
方法。 2 抽出成分は粉末状に調整する特許請求の範囲
第1項記載の養毛用組成物の製造方法。 3 抽出成分を牛乳と撹拌後、更に乳酸菌を添加
して撹拌し、液体と固形分とに分離するまで放置
する特許請求の範囲第1項または第2項記載の養
毛用組成物の製造方法。 4 放置後、粉末状に調整する特許請求の範囲第
3項記載の養毛用組成物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63138668A JPH01265009A (ja) | 1988-06-06 | 1988-06-06 | 養毛用組成物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63138668A JPH01265009A (ja) | 1988-06-06 | 1988-06-06 | 養毛用組成物の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62140881A Division JPS63303915A (ja) | 1987-06-05 | 1987-06-05 | 養毛用組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01265009A JPH01265009A (ja) | 1989-10-23 |
| JPH0229648B2 true JPH0229648B2 (ja) | 1990-07-02 |
Family
ID=15227330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63138668A Granted JPH01265009A (ja) | 1988-06-06 | 1988-06-06 | 養毛用組成物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01265009A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012102020A (ja) * | 2010-11-05 | 2012-05-31 | Alcotrade Trust:Kk | 白髪改善用組成物及び白髪改善方法 |
-
1988
- 1988-06-06 JP JP63138668A patent/JPH01265009A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01265009A (ja) | 1989-10-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |