JPH0230446Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0230446Y2 JPH0230446Y2 JP1985002390U JP239085U JPH0230446Y2 JP H0230446 Y2 JPH0230446 Y2 JP H0230446Y2 JP 1985002390 U JP1985002390 U JP 1985002390U JP 239085 U JP239085 U JP 239085U JP H0230446 Y2 JPH0230446 Y2 JP H0230446Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrolytic
- electrolyte
- electrolytic cell
- seawater
- cathode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
本考案は、海水中のカルシウムやマグネシウム
等が陰極上に析出することを防止するようにした
海水電解用のフイルタープレス型電解槽に関す
る。
等が陰極上に析出することを防止するようにした
海水電解用のフイルタープレス型電解槽に関す
る。
(従来技術)
海水電解用の電解槽においては、水酸化マグネ
シウムや炭酸カルシウム等の沈殿物が陰極板上に
堆積して極間閉塞をひきおこし、その結果、流量
の低下、電槽電圧の上昇及び電流効率の低下を招
き、また、上記の沈殿物を除去するためには、頻
繁に運転を中断して逆洗、酸洗等の処理を行わな
ければならないという問題があつた。
シウムや炭酸カルシウム等の沈殿物が陰極板上に
堆積して極間閉塞をひきおこし、その結果、流量
の低下、電槽電圧の上昇及び電流効率の低下を招
き、また、上記の沈殿物を除去するためには、頻
繁に運転を中断して逆洗、酸洗等の処理を行わな
ければならないという問題があつた。
従来の多くの海水電解槽では、上下方向をなす
電極を収容した電解槽へ下方から海水を供給して
電解を行つている。そのため、海水が陰極の下端
角部に接触して海水中のマグネシウムやカルシウ
ムが析出し、堆積することが避けられなかつた。
この欠点を解消するために、陰極の下端部を丸く
したり、くさび状としたりして、沈殿の生成を防
止することが提案されている(実開昭54−143361
号公報)。この方法では、海水中のマグネシウム
やカルシウムの析出をかなり有効に防止できる
が、海水の金属含量や電解時間によつては、完全
に析出を防止することができないことがある。
電極を収容した電解槽へ下方から海水を供給して
電解を行つている。そのため、海水が陰極の下端
角部に接触して海水中のマグネシウムやカルシウ
ムが析出し、堆積することが避けられなかつた。
この欠点を解消するために、陰極の下端部を丸く
したり、くさび状としたりして、沈殿の生成を防
止することが提案されている(実開昭54−143361
号公報)。この方法では、海水中のマグネシウム
やカルシウムの析出をかなり有効に防止できる
が、海水の金属含量や電解時間によつては、完全
に析出を防止することができないことがある。
一方、陽極と陰極を有する電解室を横方向に積
層してなる海水電解槽は公知である(特開昭58−
171587号公報)。しかし、この電解槽では、海水
中の金属の析出あるいは電解液の流路については
一切考慮されていない。
層してなる海水電解槽は公知である(特開昭58−
171587号公報)。しかし、この電解槽では、海水
中の金属の析出あるいは電解液の流路については
一切考慮されていない。
(考案が解決しようとする問題点)
本考案者らは、従来の海水電解槽で陰極上に金
属が析出するのは、電解液が陰極の下端に接触す
るためである点に着目し、電解槽を、電解液が陰
極下端と接触しない構造とする本考案に到達した
ものであり、本考案は、これによりマグネシウム
やカルシウム等の金属の陰極への析出を防止する
ことを目的とするものである。
属が析出するのは、電解液が陰極の下端に接触す
るためである点に着目し、電解槽を、電解液が陰
極下端と接触しない構造とする本考案に到達した
ものであり、本考案は、これによりマグネシウム
やカルシウム等の金属の陰極への析出を防止する
ことを目的とするものである。
本考案は、上下方向をなす陽極と陰極を有する
複数の単位電解室を、スペーサーを介して横方向
に積層するとともに、各単位電解室の一端下部に
電解液入口を、他端上部に電解液出口をそれぞれ
設け、かつ前記各スペーサーに、単位電解槽の前
記電解液出口と、隣接する単位電解槽の前記電解
液入口とを連結する連通路を設けた海水電解用フ
イルタープレス型電解槽である。
複数の単位電解室を、スペーサーを介して横方向
に積層するとともに、各単位電解室の一端下部に
電解液入口を、他端上部に電解液出口をそれぞれ
設け、かつ前記各スペーサーに、単位電解槽の前
記電解液出口と、隣接する単位電解槽の前記電解
液入口とを連結する連通路を設けた海水電解用フ
イルタープレス型電解槽である。
以下、添付図面に示す本考案の一実施例に基い
て本考案を説明するが、本考案はこれに限定され
るものではない。
て本考案を説明するが、本考案はこれに限定され
るものではない。
第1図は、本考案に係わる海水電解用フイルタ
ープレス型電解槽の一実施例を示す縦断面図、第
2図は、同じく分解斜視図である。
ープレス型電解槽の一実施例を示す縦断面図、第
2図は、同じく分解斜視図である。
電解槽1は、左右1対のエンドフレーム2,
2′と、両エンドフレーム2,2′の間に、3個の
スペーサー3を介して横方向に積層された4個の
単位電解室4とから成つている。各単位電解室4
は、板状の陽極5と該陽極5の両側に存在する1
対の板状の陽極6,6′と、該陽極5と該陽極6,
6′および陰極6,6′と前記スペーサー3とで挾
持される4個のガスケツト7とからなり、最外端
の陰極6,6′は、前記エンドフレーム2,2′に
それぞれ接している。第1図左方のエンドフレー
ム2の下部には、電解液供給口8が外向きに設け
られ、右方のエンドフレーム2′の上部には、電
解液取出口9が外向きに設けられている。各単位
電解槽4の1対の陽極6,6′のうち左方の陰極
6の下部の前記電解液供給口8に対応する個所に
電解液入口10が穿設され、右方の陰極6′の上
部の前記電解液取出口9に対応する個所に電解液
出口11が穿設されている。また、陽極5の上部
および下部の前記電解液入口10および電解液出
口11に対応する個所には、横方向の長円孔12
がそれぞれ穿設されている。各単位電解室4を区
画するスペーサー3には、陰極6′の電解液出口
11と整合する長円形の上部流通孔13と、陰極
6の電解液入口10と整合する長円形の下部流通
孔14が穿設され、両流通孔13,14は上下方
向をなす連通路15により連通されている。各陰
極6,6′には、1個または2個の側方を向く突
起部16が設けられ、該突起部16はブスバー1
7により、隣接する単位電解室4の陽極5の突起
部18と連結されている。
2′と、両エンドフレーム2,2′の間に、3個の
スペーサー3を介して横方向に積層された4個の
単位電解室4とから成つている。各単位電解室4
は、板状の陽極5と該陽極5の両側に存在する1
対の板状の陽極6,6′と、該陽極5と該陽極6,
6′および陰極6,6′と前記スペーサー3とで挾
持される4個のガスケツト7とからなり、最外端
の陰極6,6′は、前記エンドフレーム2,2′に
それぞれ接している。第1図左方のエンドフレー
ム2の下部には、電解液供給口8が外向きに設け
られ、右方のエンドフレーム2′の上部には、電
解液取出口9が外向きに設けられている。各単位
電解槽4の1対の陽極6,6′のうち左方の陰極
6の下部の前記電解液供給口8に対応する個所に
電解液入口10が穿設され、右方の陰極6′の上
部の前記電解液取出口9に対応する個所に電解液
出口11が穿設されている。また、陽極5の上部
および下部の前記電解液入口10および電解液出
口11に対応する個所には、横方向の長円孔12
がそれぞれ穿設されている。各単位電解室4を区
画するスペーサー3には、陰極6′の電解液出口
11と整合する長円形の上部流通孔13と、陰極
6の電解液入口10と整合する長円形の下部流通
孔14が穿設され、両流通孔13,14は上下方
向をなす連通路15により連通されている。各陰
極6,6′には、1個または2個の側方を向く突
起部16が設けられ、該突起部16はブスバー1
7により、隣接する単位電解室4の陽極5の突起
部18と連結されている。
次に、本実施例装置による海水電解の要領につ
き説明する。
き説明する。
左端の単位電解室4の陽極5から通電しなが
ら、電解液供給口8から海水を電解液として電解
槽1内へ供給すると、電解液が陽極5と該陽極5
を挾む陰極6′との間を上昇しながら電解され、
一部電解された電解液が陰極6′の電解液出口1
1からスペーサー3の連通路15を下降して、陰
極6の電解液入口10から隣接する単位電解室4
へ供給され、引き続き同様に電解され、右端の単
位電解室4の電解液取出口9から電解槽1外へ取
り出される。この場合、電流は、左端の単位電解
室4の陽極5から、該陽極5を挾む左右の陰極
6,6′へ流れ、さらにブスバー17を通つて、
隣接する単位電解室4の陽極5へ流れ、以下同様
に電解槽1内を流れて、電解液中の塩化ナトリウ
ムを電解して次亜塩素酸ナトリウムを生成する。
ら、電解液供給口8から海水を電解液として電解
槽1内へ供給すると、電解液が陽極5と該陽極5
を挾む陰極6′との間を上昇しながら電解され、
一部電解された電解液が陰極6′の電解液出口1
1からスペーサー3の連通路15を下降して、陰
極6の電解液入口10から隣接する単位電解室4
へ供給され、引き続き同様に電解され、右端の単
位電解室4の電解液取出口9から電解槽1外へ取
り出される。この場合、電流は、左端の単位電解
室4の陽極5から、該陽極5を挾む左右の陰極
6,6′へ流れ、さらにブスバー17を通つて、
隣接する単位電解室4の陽極5へ流れ、以下同様
に電解槽1内を流れて、電解液中の塩化ナトリウ
ムを電解して次亜塩素酸ナトリウムを生成する。
本実施例では、電解液である海水が、横方向か
ら電解槽1に供給され、陰極下端部がガスケツト
7で挾持されているため、海水が従来と異なり、
陰極6,6′の下端角部と接触することがない。
従つて陰極上に海水中に含まれるマグネシウムや
カルシウム等の金属が析出することがない。しか
も、電解液は従来通り単位電解室4の下部から上
部に向かつて流れるので、電解液が十分に単位電
解室4内で電解され、電解効率が低下することは
ない。
ら電解槽1に供給され、陰極下端部がガスケツト
7で挾持されているため、海水が従来と異なり、
陰極6,6′の下端角部と接触することがない。
従つて陰極上に海水中に含まれるマグネシウムや
カルシウム等の金属が析出することがない。しか
も、電解液は従来通り単位電解室4の下部から上
部に向かつて流れるので、電解液が十分に単位電
解室4内で電解され、電解効率が低下することは
ない。
(実施例 1)
1枚の縦50cm、横25cm、厚さ3mmの寸法安定性
陽極と、1対の同形のステンレス製板状陰極を、
厚さ3mmの額縁状ガスケツトを介して積層して単
位電解室を構成し、計4個の単位電解室を上下方
向の連通路を形成した3個のスペーサーを介して
積層し、第1図及び第2図に示す海水電解用電解
槽とした。
陽極と、1対の同形のステンレス製板状陰極を、
厚さ3mmの額縁状ガスケツトを介して積層して単
位電解室を構成し、計4個の単位電解室を上下方
向の連通路を形成した3個のスペーサーを介して
積層し、第1図及び第2図に示す海水電解用電解
槽とした。
この電解槽に300Aの電流を通じながら900l/
hrで海水を供給して電解したところ、電解後の電
解液中の有効塩素濃度は約1600mg/l、電流効率
は85〜94%であつた。
hrで海水を供給して電解したところ、電解後の電
解液中の有効塩素濃度は約1600mg/l、電流効率
は85〜94%であつた。
9カ月運転後、電解槽を分解し、内部を観察し
たが、反応面に水酸化マグネシウム、水酸化カル
シウム等の析出はみられなかつた。
たが、反応面に水酸化マグネシウム、水酸化カル
シウム等の析出はみられなかつた。
(実施例 2)
陽極、陰極、額縁状ガスケツトの大きさを縦
100cm、横50cmとし、額縁状ガスケツトの厚さを
2mmとし、単位電解室を2個とした以外は、実施
例1と同一条件で電解槽を組み立てた。
100cm、横50cmとし、額縁状ガスケツトの厚さを
2mmとし、単位電解室を2個とした以外は、実施
例1と同一条件で電解槽を組み立てた。
この電解槽に1300Aの電流を通じながら
3200l/hrで海水を供給し電解したところ、電解
後の電解液中の有効塩素濃度は約1000mg/l、電
流効率は85〜95%であつた。
3200l/hrで海水を供給し電解したところ、電解
後の電解液中の有効塩素濃度は約1000mg/l、電
流効率は85〜95%であつた。
8カ月運転後、内部を観祭したが、反応面に析
出物は見られなかつた。
出物は見られなかつた。
本考案では、電解槽内へ供給される電解液が、
電解液中の金属が析出しやすい電極の角部に接触
せず、また電解液自体は従来通り、単位電解室内
を下部から上部へ向けて流れる構造とされてい
る。従つて、本考案装置によれば、電極反応面に
金属化合物等を析出させることなく、従来通りの
効率で海水を電解することができる。
電解液中の金属が析出しやすい電極の角部に接触
せず、また電解液自体は従来通り、単位電解室内
を下部から上部へ向けて流れる構造とされてい
る。従つて、本考案装置によれば、電極反応面に
金属化合物等を析出させることなく、従来通りの
効率で海水を電解することができる。
第1図は、本考案に係わる海水電解用フイルタ
ープレス型電解槽の一実施例を示す縦断面図、第
2図は、同じく分解斜視図である。 1……電解槽、2,2′……エンドフレーム、
3……スペーサー、4……単位電解室、5……陽
極、6,6′……陰極、10……電解液入口、1
1……電解液出口、15……連通路。
ープレス型電解槽の一実施例を示す縦断面図、第
2図は、同じく分解斜視図である。 1……電解槽、2,2′……エンドフレーム、
3……スペーサー、4……単位電解室、5……陽
極、6,6′……陰極、10……電解液入口、1
1……電解液出口、15……連通路。
Claims (1)
- 上下方向をなす陽極と陰極を有する複数の単位
電解室を、スペーサーを介して横方向に積層する
とともに、各単位電解室の一端下部に電解液入口
を、他端上部に電解液出口をそれぞれ設け、かつ
前記各スペーサーに、単位電解槽の前記電解液出
口と、隣接する単位電解槽の前記電解液入口とを
連結する連通路を設けたことを特徴とする海水電
解用フイルタープレス型電解槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985002390U JPH0230446Y2 (ja) | 1985-01-14 | 1985-01-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985002390U JPH0230446Y2 (ja) | 1985-01-14 | 1985-01-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61120764U JPS61120764U (ja) | 1986-07-30 |
| JPH0230446Y2 true JPH0230446Y2 (ja) | 1990-08-16 |
Family
ID=30476023
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985002390U Expired JPH0230446Y2 (ja) | 1985-01-14 | 1985-01-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0230446Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5924192B2 (ja) * | 1981-05-22 | 1984-06-07 | 日本カ−リツト株式会社 | 塩水電解槽 |
-
1985
- 1985-01-14 JP JP1985002390U patent/JPH0230446Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61120764U (ja) | 1986-07-30 |
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