JPH0230608B2 - - Google Patents
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- JPH0230608B2 JPH0230608B2 JP58127037A JP12703783A JPH0230608B2 JP H0230608 B2 JPH0230608 B2 JP H0230608B2 JP 58127037 A JP58127037 A JP 58127037A JP 12703783 A JP12703783 A JP 12703783A JP H0230608 B2 JPH0230608 B2 JP H0230608B2
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- piezoelectric element
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H9/00—Networks comprising electromechanical or electro-acoustic elements; Electromechanical resonators
- H03H9/02—Details
- H03H9/02007—Details of bulk acoustic wave devices
- H03H9/02062—Details relating to the vibration mode
- H03H9/0207—Details relating to the vibration mode the vibration mode being harmonic
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H9/00—Networks comprising electromechanical or electro-acoustic elements; Electromechanical resonators
- H03H9/15—Constructional features of resonators consisting of piezoelectric or electrostrictive material
- H03H9/17—Constructional features of resonators consisting of piezoelectric or electrostrictive material having a single resonator
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H9/00—Networks comprising electromechanical or electro-acoustic elements; Electromechanical resonators
- H03H9/46—Filters
- H03H9/54—Filters comprising resonators of piezoelectric or electrostrictive material
- H03H9/56—Monolithic crystal filters
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の分野及び従来技術の説明
本発明は少くとも一端で支持された、長さ方向
に垂直な断面が矩形の断面を有する圧電材料の矩
形棒と、該棒の圧電材料内に厚みすべり振動を、
該振動による圧電材料の変位が該棒の幅方向に生
ずるように励振するための第1及び第2電極を具
え、前記振動が該棒の幅方向に伝播する第N次高
調波屈曲振動を生起し(ここでNは偶数)、前記
第1及び第2電極は棒の2個の主表面の各表面上
に、該棒の全幅に亘つて延在するよう設けられる
が該棒の前記電極間部分から前記支持端への振動
エネルギーの伝播が妨げられるよう該棒の支持端
から離して設けられ、前記棒の電極間部分の幅対
厚さの比は前記Nが前記厚みすべり振動の第1次
高調波に対し2より大きくなるように選択してあ
る共振器又はフイルタ用圧電素子に関するもので
ある。
に垂直な断面が矩形の断面を有する圧電材料の矩
形棒と、該棒の圧電材料内に厚みすべり振動を、
該振動による圧電材料の変位が該棒の幅方向に生
ずるように励振するための第1及び第2電極を具
え、前記振動が該棒の幅方向に伝播する第N次高
調波屈曲振動を生起し(ここでNは偶数)、前記
第1及び第2電極は棒の2個の主表面の各表面上
に、該棒の全幅に亘つて延在するよう設けられる
が該棒の前記電極間部分から前記支持端への振動
エネルギーの伝播が妨げられるよう該棒の支持端
から離して設けられ、前記棒の電極間部分の幅対
厚さの比は前記Nが前記厚みすべり振動の第1次
高調波に対し2より大きくなるように選択してあ
る共振器又はフイルタ用圧電素子に関するもので
ある。
この種の共振器及びフイルタは英国特許第
1572810号及び同第1553343号明細書に開示されて
いる。それらの基本的な形状は極めてシンプル
で、低コスト製造に好適である。良好な温度特性
を得るためには圧電材料棒はATカツト水晶とす
ることができ、この場合にはその長さ方向を水晶
のX軸に垂直にする(ATカツトとはYカツトを
X軸を中心に約35゜回転させたものに相当する)。
圧電材料棒をアコーステイツク ウエーブガイド
を見なした場合、電極の慣性及び電極により発生
される圧電短絡のためにガイドの電極間部分の、
少くともある種の振動モードに対するカツトオフ
周波数が共振器又はフイルタの共振周波数より低
くなると共に、ガイドの他の部分のカツトオフ周
波数がこの共振周波数より高くなる。この結果
は、振動エネルギーが電極間で“トラツプ”さ
れ、或は少くとも電極間部分から前記支持端への
伝播が阻止される。実際上、振動エネルギーは、
圧電材料棒の電極と支持端との間の距離を十分長
くすれば、電極間部分から該支持部に向かつて進
むにつれて指数状に、或は減衰振動波のように減
衰し、支持部材で消散される振動エネルギー量は
無視し得る量になつて共振器又はフイルタを高い
Qを有するものとすることができる。例えば、圧
電材料棒を0.4mm×1.14mm×10mmの寸法のATカツ
ト水晶とし、これを両端で支持し、その2個の主
表面の各々の中央部上に電極を設けてなる上述し
た種類の4.2MHz共振器は500000程度のQを有す
るものとすることができる。
1572810号及び同第1553343号明細書に開示されて
いる。それらの基本的な形状は極めてシンプル
で、低コスト製造に好適である。良好な温度特性
を得るためには圧電材料棒はATカツト水晶とす
ることができ、この場合にはその長さ方向を水晶
のX軸に垂直にする(ATカツトとはYカツトを
X軸を中心に約35゜回転させたものに相当する)。
圧電材料棒をアコーステイツク ウエーブガイド
を見なした場合、電極の慣性及び電極により発生
される圧電短絡のためにガイドの電極間部分の、
少くともある種の振動モードに対するカツトオフ
周波数が共振器又はフイルタの共振周波数より低
くなると共に、ガイドの他の部分のカツトオフ周
波数がこの共振周波数より高くなる。この結果
は、振動エネルギーが電極間で“トラツプ”さ
れ、或は少くとも電極間部分から前記支持端への
伝播が阻止される。実際上、振動エネルギーは、
圧電材料棒の電極と支持端との間の距離を十分長
くすれば、電極間部分から該支持部に向かつて進
むにつれて指数状に、或は減衰振動波のように減
衰し、支持部材で消散される振動エネルギー量は
無視し得る量になつて共振器又はフイルタを高い
Qを有するものとすることができる。例えば、圧
電材料棒を0.4mm×1.14mm×10mmの寸法のATカツ
ト水晶とし、これを両端で支持し、その2個の主
表面の各々の中央部上に電極を設けてなる上述し
た種類の4.2MHz共振器は500000程度のQを有す
るものとすることができる。
しかし、斯る簡単な共振器は、(Qを同一に維
持する必要があるものとすると)全ての寸法は周
波数に逆比例するため、多くの比較的低い周波数
用のものに対してはその最大寸法(圧電材料棒の
長さ)が不都合に大きくなるという欠点を有して
いる。例えば、1.4MHzの代表的な共振器は3cm
の圧電材料棒の長さを有する。圧電材料棒を短か
くし得る一つの方法は、振動エネルギーが圧電材
料棒の電極間部分からその支持端に向かつて短か
い距離進む間に無視し得る値に減衰するようにす
ればよく、この目的のために圧電材料棒をその厚
さが電極間部分から支持端に向かうにつれ薄くな
るように、従つて種々のカツトオフ周波数が増大
するように形成することができる。従つて、圧電
材料棒は例えば台形にすることができる。斯る形
状とすることは前記英国特許第1572810号明細書
及び該明細書中に引用されている英国特許第
1401042号明細書にも記載されている。しかし、
このようにすると、製造が著しく困難になり、本
発明の目的はこのような欠点を緩和し得る別の解
決手段を提供することにある。
持する必要があるものとすると)全ての寸法は周
波数に逆比例するため、多くの比較的低い周波数
用のものに対してはその最大寸法(圧電材料棒の
長さ)が不都合に大きくなるという欠点を有して
いる。例えば、1.4MHzの代表的な共振器は3cm
の圧電材料棒の長さを有する。圧電材料棒を短か
くし得る一つの方法は、振動エネルギーが圧電材
料棒の電極間部分からその支持端に向かつて短か
い距離進む間に無視し得る値に減衰するようにす
ればよく、この目的のために圧電材料棒をその厚
さが電極間部分から支持端に向かうにつれ薄くな
るように、従つて種々のカツトオフ周波数が増大
するように形成することができる。従つて、圧電
材料棒は例えば台形にすることができる。斯る形
状とすることは前記英国特許第1572810号明細書
及び該明細書中に引用されている英国特許第
1401042号明細書にも記載されている。しかし、
このようにすると、製造が著しく困難になり、本
発明の目的はこのような欠点を緩和し得る別の解
決手段を提供することにある。
発明の概要
本発明は少くとも一端で支持された、長さ方向
に垂直な断面が矩形の断面を有する圧電材料の矩
形棒と、該棒の圧電材料内に厚みすべり振動を、
該振動による圧電材料の変位が該棒の幅方向に生
ずるように励振するための第1及び第2電極を具
え、前記振動が該棒の幅方向に伝播する第N次高
調波屈曲振動を生起し(ここでNは偶数)、前記
第1及び第2電極は棒の2個の主表面の各表面上
に、該棒の全幅に亘つて延在するよう設けられる
が該棒の前記電極間部分から前記支持端への振動
エネルギーの伝播が妨げられるよう該棒の支持端
から離して設けられ、前記棒の電極間部分の幅対
厚さの比は前記Nが前記厚みすべり振動の第1次
高調波に対し2より大きくなるように選択してあ
る共振器又はフイルタ用圧電素子において、前記
圧電材料棒の支持端部にスロツトを設け、該スロ
ツトは前記圧電材料棒の長さ方向にその両側面に
平行に延在させると共にその中心を前記圧電材料
棒の両側面の所定の一側面から略々2ma/Nの距離 (ここでaは圧電材料棒の幅、mはN/2より小さい 整数)に位置させたことを特徴とする。
に垂直な断面が矩形の断面を有する圧電材料の矩
形棒と、該棒の圧電材料内に厚みすべり振動を、
該振動による圧電材料の変位が該棒の幅方向に生
ずるように励振するための第1及び第2電極を具
え、前記振動が該棒の幅方向に伝播する第N次高
調波屈曲振動を生起し(ここでNは偶数)、前記
第1及び第2電極は棒の2個の主表面の各表面上
に、該棒の全幅に亘つて延在するよう設けられる
が該棒の前記電極間部分から前記支持端への振動
エネルギーの伝播が妨げられるよう該棒の支持端
から離して設けられ、前記棒の電極間部分の幅対
厚さの比は前記Nが前記厚みすべり振動の第1次
高調波に対し2より大きくなるように選択してあ
る共振器又はフイルタ用圧電素子において、前記
圧電材料棒の支持端部にスロツトを設け、該スロ
ツトは前記圧電材料棒の長さ方向にその両側面に
平行に延在させると共にその中心を前記圧電材料
棒の両側面の所定の一側面から略々2ma/Nの距離 (ここでaは圧電材料棒の幅、mはN/2より小さい 整数)に位置させたことを特徴とする。
圧電材料棒の電極と支持端部との間の部分にス
ロツトを上に特定した位置(このことはスロツト
と圧電材料棒の各側面との間の距離が前記屈曲振
動の波長の整数倍になることを意味する)に設け
ると、前記第N次高調波屈曲振動を圧電材料棒の
支持端部にスロツトにより形成された“分枝”又
は“歯”部分において低い(偶数)高調波屈曲振
動モードに強く結合することができ、その結果と
して各分枝部分において電極間に発生するのと同
一の形態の振動を生じさせることができることを
確かめた。各分枝部分の縦横比(幅対厚さ比)は
スロツトのない場合の対応する断面の縦横比より
小さい(例えば中心に単一のスロツトを設けて圧
電材料棒の端部を2個の分枝部分に分割した場合
にはその各分枝部分の縦横比はスロツトのない場
合の該端部の縦横比の半分以下になる)ため、ア
コーステイツク ウエーブガイドとみなした場合
におけるこれら分枝部分のカツトオフ周波数は関
連する振動モードに対して、スロツトのない場合
の圧電材料棒端部の対応するカツトオフ周波数よ
り高くなるため、棒端部に向かうにつれて減衰す
る振動エネルギーの割合が増大する。その結果、
圧電材料棒の電極と前記端部との間の部分の長さ
を、Qを同一に維持したまま著しく短かくするこ
とができる。斯るスロツトは前述した既知の肉薄
端部より容易に設けることができ、且つ好適なス
ロツトが設けられた複数個の圧電材料棒を一枚の
圧電材料板から例えばフオトリソグラフイ技術及
び選択エツチングにより又はレーザカツテイング
により製造することができる。或は又、スロツト
はのこびきにより形成することもできる。
ロツトを上に特定した位置(このことはスロツト
と圧電材料棒の各側面との間の距離が前記屈曲振
動の波長の整数倍になることを意味する)に設け
ると、前記第N次高調波屈曲振動を圧電材料棒の
支持端部にスロツトにより形成された“分枝”又
は“歯”部分において低い(偶数)高調波屈曲振
動モードに強く結合することができ、その結果と
して各分枝部分において電極間に発生するのと同
一の形態の振動を生じさせることができることを
確かめた。各分枝部分の縦横比(幅対厚さ比)は
スロツトのない場合の対応する断面の縦横比より
小さい(例えば中心に単一のスロツトを設けて圧
電材料棒の端部を2個の分枝部分に分割した場合
にはその各分枝部分の縦横比はスロツトのない場
合の該端部の縦横比の半分以下になる)ため、ア
コーステイツク ウエーブガイドとみなした場合
におけるこれら分枝部分のカツトオフ周波数は関
連する振動モードに対して、スロツトのない場合
の圧電材料棒端部の対応するカツトオフ周波数よ
り高くなるため、棒端部に向かうにつれて減衰す
る振動エネルギーの割合が増大する。その結果、
圧電材料棒の電極と前記端部との間の部分の長さ
を、Qを同一に維持したまま著しく短かくするこ
とができる。斯るスロツトは前述した既知の肉薄
端部より容易に設けることができ、且つ好適なス
ロツトが設けられた複数個の圧電材料棒を一枚の
圧電材料板から例えばフオトリソグラフイ技術及
び選択エツチングにより又はレーザカツテイング
により製造することができる。或は又、スロツト
はのこびきにより形成することもできる。
圧電材料棒はその他端部でも支持する必要が
屡々あり、この場合にはこの他端部にも同様の手
段を講ずるのが有利である。これがため、前記圧
電材料棒を他端部でも支持する場合には前記各電
極を他端部からも離して設けて圧電材料棒の前記
電極間部分から前記他端への振動エネルギーの伝
播が阻止されるようにすると共に、前記他端部に
もスロツトを設け、該スロツトは圧電材料棒の長
さ方向に該棒の側面に平行に延在させると共にそ
の中心が前記両側面の所定の側面から略々2na/N の距離に位置するように形成する(ここで、nは
N/2より少さい整数である)。
屡々あり、この場合にはこの他端部にも同様の手
段を講ずるのが有利である。これがため、前記圧
電材料棒を他端部でも支持する場合には前記各電
極を他端部からも離して設けて圧電材料棒の前記
電極間部分から前記他端への振動エネルギーの伝
播が阻止されるようにすると共に、前記他端部に
もスロツトを設け、該スロツトは圧電材料棒の長
さ方向に該棒の側面に平行に延在させると共にそ
の中心が前記両側面の所定の側面から略々2na/N の距離に位置するように形成する(ここで、nは
N/2より少さい整数である)。
圧電材料棒がATカツト水晶から成る場合には
Nの特に有利な値は4及び8である。その理由
は、これらのN値は屈曲振動の面すべり振動モー
ドへの強い結合(これは予想し得ない不所望な動
作を生じ易い)が起らない最低の(偶数)値であ
るためである。斯る値の他の例は12である。Nが
これら値の場合、即ちN/2が偶数の整数の場合に は各スロツトにより圧電材料棒の関連する端部を
2等分するだけで良いので特に簡単な構成のもの
を得ることができる。これがため、N/2を偶数の 整数としm(及びn)=N/4とするのが好適である。
Nの特に有利な値は4及び8である。その理由
は、これらのN値は屈曲振動の面すべり振動モー
ドへの強い結合(これは予想し得ない不所望な動
作を生じ易い)が起らない最低の(偶数)値であ
るためである。斯る値の他の例は12である。Nが
これら値の場合、即ちN/2が偶数の整数の場合に は各スロツトにより圧電材料棒の関連する端部を
2等分するだけで良いので特に簡単な構成のもの
を得ることができる。これがため、N/2を偶数の 整数としm(及びn)=N/4とするのが好適である。
Nが4より大きい場合にはm(及びn)は一以
上の値を取ることができ、即ち圧電材料棒の各端
部のスロツトは一以上の位置(実際にはN/2−1 個の位置)を取ることができる。斯る場合にはこ
れら可能な位置の各々にスロツトを設けると圧電
材料棒の端部へ伝播する間に振動エネルギーの最
大の減衰を得ることができる。従つて、Nが4よ
り大きいときは(N/2−1)個のスロツトを圧電 材料棒の一端又は両端部に、該棒の長さ方向にそ
の両側面に平行に延在するよう設け、各スロツト
はその中心が前記両側面の一方の側面から約2/N maの距離に位置するように設ける(ここで、m
は圧電材料棒端部のスロツトの各々に対し異なる
整数である)。
上の値を取ることができ、即ち圧電材料棒の各端
部のスロツトは一以上の位置(実際にはN/2−1 個の位置)を取ることができる。斯る場合にはこ
れら可能な位置の各々にスロツトを設けると圧電
材料棒の端部へ伝播する間に振動エネルギーの最
大の減衰を得ることができる。従つて、Nが4よ
り大きいときは(N/2−1)個のスロツトを圧電 材料棒の一端又は両端部に、該棒の長さ方向にそ
の両側面に平行に延在するよう設け、各スロツト
はその中心が前記両側面の一方の側面から約2/N maの距離に位置するように設ける(ここで、m
は圧電材料棒端部のスロツトの各々に対し異なる
整数である)。
スロツトにより形成される分枝部分は圧電材料
棒の長さ方向に沿つてできるだけ長く延在させ、
即ち圧電材料棒の支持端部と電極との間の部分の
全長に亘つて延在させると共に可能であれば電極
間部分内にも延在させると、圧電材料棒の支持端
部へ伝播される振動エネルギーが最低になること
明らかである。従つて、各スロツトは少くとも前
記電極間部分まで延在させるのが好適である。
棒の長さ方向に沿つてできるだけ長く延在させ、
即ち圧電材料棒の支持端部と電極との間の部分の
全長に亘つて延在させると共に可能であれば電極
間部分内にも延在させると、圧電材料棒の支持端
部へ伝播される振動エネルギーが最低になること
明らかである。従つて、各スロツトは少くとも前
記電極間部分まで延在させるのが好適である。
前文において述べたように、好適温度特性(周
波数−温度安定性)は圧電材料棒をその長さ方向
が水晶のX軸に直角をなすATカツト水晶とする
場合に得られる。この場合には、この圧電材料棒
の前記電極間部分の幅対厚さ比は上述した理由か
らN=4又はN=8となるようにするのが好適で
ある。これらN値を生ずる斯る水晶棒の前記部分
の幅対厚さ比に多少公差があつても前記比が約
2.85及び6.05であるときは最適な温度特性を得る
ことができることが確かめられた。
波数−温度安定性)は圧電材料棒をその長さ方向
が水晶のX軸に直角をなすATカツト水晶とする
場合に得られる。この場合には、この圧電材料棒
の前記電極間部分の幅対厚さ比は上述した理由か
らN=4又はN=8となるようにするのが好適で
ある。これらN値を生ずる斯る水晶棒の前記部分
の幅対厚さ比に多少公差があつても前記比が約
2.85及び6.05であるときは最適な温度特性を得る
ことができることが確かめられた。
実施例の説明
以下、図面を参照して本発明の実施例につき説
明する。
明する。
第1図は前述した英国特許第1572810号明細書
に開示されているような従来の共振器を示す。こ
の共振器は支持部材(図示せず)により両端で支
持された圧電材料(本例ではATカツト水晶)の
矩形棒1を具える。この圧電材料棒1はその長さ
方向に垂直な断面が矩形であると共にこの棒の圧
電材料内に厚みすべり振動をこの振動による圧電
材料の変位がこの棒の幅方向に起るよう励振する
ための第1及び第2電極2及び3が設けられてい
る。この目的のために、この圧電材料棒の水晶の
X軸を第1図に付加した座標図に示すように幅方
向に位置させてある(この座標図は水晶のX,Y
及びZ軸の方位を示すもので、Y′及びZ′はそれぞ
れ棒1の厚さ方向及び長さ方向を示し、θは約
35゜(実際には34゜18′)である)。電極2には棒の一
端まで延在する接続導体2′を設けてこの接続導
体に支持部材を介して電気接続することができる
ようにしてあり、他方の電極3にも棒の他端まで
延在する同様の接続導体(図には見えない)が設
けてある。動作中電極2及び3間に発生する厚み
すべり振動は棒の圧電材料に第N次高調波屈曲振
動を発生し(Nは偶数)、これら振動が棒の幅方
向に伝播する。Nの値、即ち第1高調波厚みすべ
り振動(その一半波長が棒1の厚さ方向に存在す
るような周波数(共振器の共振周波数)の厚みす
べり振動をいう)の発生に応答して発生される屈
曲振動の、棒1の幅方向に存在する半波長の数は
棒1の電極2及び3間の部分の幅と厚さの比によ
り決まり、前記英国特許第1553343号明細書によ
れば、この比が1.1〜1.9の値のときN=2,2.2〜
3.6の値のときN=4,3.6〜5.3の値のときN=
6,5.1〜6.8の値のときN=8,6.5〜8.4の値の
ときN=10,8.0〜10.4の値のときN=12である。
に開示されているような従来の共振器を示す。こ
の共振器は支持部材(図示せず)により両端で支
持された圧電材料(本例ではATカツト水晶)の
矩形棒1を具える。この圧電材料棒1はその長さ
方向に垂直な断面が矩形であると共にこの棒の圧
電材料内に厚みすべり振動をこの振動による圧電
材料の変位がこの棒の幅方向に起るよう励振する
ための第1及び第2電極2及び3が設けられてい
る。この目的のために、この圧電材料棒の水晶の
X軸を第1図に付加した座標図に示すように幅方
向に位置させてある(この座標図は水晶のX,Y
及びZ軸の方位を示すもので、Y′及びZ′はそれぞ
れ棒1の厚さ方向及び長さ方向を示し、θは約
35゜(実際には34゜18′)である)。電極2には棒の一
端まで延在する接続導体2′を設けてこの接続導
体に支持部材を介して電気接続することができる
ようにしてあり、他方の電極3にも棒の他端まで
延在する同様の接続導体(図には見えない)が設
けてある。動作中電極2及び3間に発生する厚み
すべり振動は棒の圧電材料に第N次高調波屈曲振
動を発生し(Nは偶数)、これら振動が棒の幅方
向に伝播する。Nの値、即ち第1高調波厚みすべ
り振動(その一半波長が棒1の厚さ方向に存在す
るような周波数(共振器の共振周波数)の厚みす
べり振動をいう)の発生に応答して発生される屈
曲振動の、棒1の幅方向に存在する半波長の数は
棒1の電極2及び3間の部分の幅と厚さの比によ
り決まり、前記英国特許第1553343号明細書によ
れば、この比が1.1〜1.9の値のときN=2,2.2〜
3.6の値のときN=4,3.6〜5.3の値のときN=
6,5.1〜6.8の値のときN=8,6.5〜8.4の値の
ときN=10,8.0〜10.4の値のときN=12である。
電極2及び3は棒1の全幅に亘つて延在する
が、その両端からの離間させてある。このように
すると、既知のように棒1の2個の電極間部分に
おいて振動エネルギーの“トラツピング”が得ら
れ、棒1のこの部分から両端への振動エネルギー
は指数的に減衰もしくは減衰振動波として減衰し
て、棒のこの部分と両端との間の長さを充分長く
すれば、棒の両端における振動エネルギー量は無
視し得るようになつて支持部材で吸収される。こ
の減衰は棒1の端部の厚さを他の部分より薄くす
ることにより助長することができ、この場合には
棒の長さをこのように端部を薄くしない場合に所
定のQを得るのに必要とされる長さより短かくす
ることができる。しかし、このように端部を薄く
することは多量製産技術により達成するのは難か
しく、コストがかさむ。更に、薄くできる量に
は、棒の薄くした部分と薄くしてない部分との間
の不連続部分において振動モードがトラツプされ
ないモードへと変換される可能性があるという事
実によつて限界がある。
が、その両端からの離間させてある。このように
すると、既知のように棒1の2個の電極間部分に
おいて振動エネルギーの“トラツピング”が得ら
れ、棒1のこの部分から両端への振動エネルギー
は指数的に減衰もしくは減衰振動波として減衰し
て、棒のこの部分と両端との間の長さを充分長く
すれば、棒の両端における振動エネルギー量は無
視し得るようになつて支持部材で吸収される。こ
の減衰は棒1の端部の厚さを他の部分より薄くす
ることにより助長することができ、この場合には
棒の長さをこのように端部を薄くしない場合に所
定のQを得るのに必要とされる長さより短かくす
ることができる。しかし、このように端部を薄く
することは多量製産技術により達成するのは難か
しく、コストがかさむ。更に、薄くできる量に
は、棒の薄くした部分と薄くしてない部分との間
の不連続部分において振動モードがトラツプされ
ないモードへと変換される可能性があるという事
実によつて限界がある。
第2図は本発明による共振器の実施例を示す。
第2図において第1図の素子と対応する素子は第
1図と同一の符号で示してある。この共振器も両
端を支持部材(図示せず)で支持したATカツト
水晶の矩形棒1を具える。その結晶軸は棒1の長
さ、幅及び厚み方向に対し、第1図の棒1と同一
の関係を有する。この棒1もその長さ方向に垂直
な断面が矩形であると共に、第1及び第2電極2
及び3を具え、棒1のこれら電極間部分に、第1
図の棒1の対応する部分に発生する振動と同様の
振動が動作中に発生するようにしてある。第2図
の棒1の幅対厚さの比は5.1〜6.8の値(N=8を
生ずる)に選択し、温度安定度の点からはこの比
は約6.05(即ち、5.8〜6.8の間)にするのが好適で
ある。第1図に棒1と異なり第2図の棒1の各端
部には(N/2−1)=3個のスロツトを設けてあ る。これらスロツトは棒の長さ方向に電極2及び
3まで延在し、棒の両側面に平行に延在する。こ
れらスロツトは棒の各端部を略々等しい幅の4個
の分枝部分5に分割する。即ち、各スロツトはそ
の中心が棒の所定の側面から略々2ma/Nの距離に 位置するようにする。ここで、aは棒の幅であ
り、mは棒の所定の端部における各スロツトに対
し異なる整数(<N/2)である。各距離2ma/Nの公 差は充分に厳しくして各分枝部分の幅が、各前記
距離が正確に2ma/Nであつて各スロツトの幅が無 限小である場合における分枝の幅よりも小さくな
らないようにする必要がある。電極2から棒の一
端まで延在する接続導体2′はこの端部の一つの
分枝部分の上面に沿つて延在させると共に電極3
から棒の他端まで延在する対応する接続導体(図
には見えない)はこの他端部の一つの分枝部分の
底面に沿つて延在させる。
第2図において第1図の素子と対応する素子は第
1図と同一の符号で示してある。この共振器も両
端を支持部材(図示せず)で支持したATカツト
水晶の矩形棒1を具える。その結晶軸は棒1の長
さ、幅及び厚み方向に対し、第1図の棒1と同一
の関係を有する。この棒1もその長さ方向に垂直
な断面が矩形であると共に、第1及び第2電極2
及び3を具え、棒1のこれら電極間部分に、第1
図の棒1の対応する部分に発生する振動と同様の
振動が動作中に発生するようにしてある。第2図
の棒1の幅対厚さの比は5.1〜6.8の値(N=8を
生ずる)に選択し、温度安定度の点からはこの比
は約6.05(即ち、5.8〜6.8の間)にするのが好適で
ある。第1図に棒1と異なり第2図の棒1の各端
部には(N/2−1)=3個のスロツトを設けてあ る。これらスロツトは棒の長さ方向に電極2及び
3まで延在し、棒の両側面に平行に延在する。こ
れらスロツトは棒の各端部を略々等しい幅の4個
の分枝部分5に分割する。即ち、各スロツトはそ
の中心が棒の所定の側面から略々2ma/Nの距離に 位置するようにする。ここで、aは棒の幅であ
り、mは棒の所定の端部における各スロツトに対
し異なる整数(<N/2)である。各距離2ma/Nの公 差は充分に厳しくして各分枝部分の幅が、各前記
距離が正確に2ma/Nであつて各スロツトの幅が無 限小である場合における分枝の幅よりも小さくな
らないようにする必要がある。電極2から棒の一
端まで延在する接続導体2′はこの端部の一つの
分枝部分の上面に沿つて延在させると共に電極3
から棒の他端まで延在する対応する接続導体(図
には見えない)はこの他端部の一つの分枝部分の
底面に沿つて延在させる。
第2図の共振器は第1図のものと同様に動作
し、相違するところは、圧電材料棒1の電極2及
び3間の部分から漏洩する振動エネルギーが棒の
両端に向かつて進む間にスロツト4の存在のため
に追加の減衰を受ける点だけである。第2図の共
振器においては、棒1の中心部における第8次高
調波屈曲振動は各分枝部分5において第2次高調
波屈曲振動を生起し、このモードは共振器の共振
周波数において分枝部分5にて極めて強く減衰す
る。その理由は、これら分枝部分をアコーステイ
ク ウエーブガイドとみなした場合、前記モード
に対するカツトオフ周波数は共振器の共振周波に
おいて当該振動の周波数より著しく高いためであ
る。これがため、スロツト4が設けられている場
合にはスロツト4が設けられていない場合よりも
同一のQを得るのに必要とされる電極2及び3と
棒1の両端との間の距離を小さくすることができ
る。実際には、スロツト4を設けるとスロツト4
がない場合に必要とされる棒の長さよりも25%短
かい棒により同一の性能を得ることができること
が確かめられた。
し、相違するところは、圧電材料棒1の電極2及
び3間の部分から漏洩する振動エネルギーが棒の
両端に向かつて進む間にスロツト4の存在のため
に追加の減衰を受ける点だけである。第2図の共
振器においては、棒1の中心部における第8次高
調波屈曲振動は各分枝部分5において第2次高調
波屈曲振動を生起し、このモードは共振器の共振
周波数において分枝部分5にて極めて強く減衰す
る。その理由は、これら分枝部分をアコーステイ
ク ウエーブガイドとみなした場合、前記モード
に対するカツトオフ周波数は共振器の共振周波に
おいて当該振動の周波数より著しく高いためであ
る。これがため、スロツト4が設けられている場
合にはスロツト4が設けられていない場合よりも
同一のQを得るのに必要とされる電極2及び3と
棒1の両端との間の距離を小さくすることができ
る。実際には、スロツト4を設けるとスロツト4
がない場合に必要とされる棒の長さよりも25%短
かい棒により同一の性能を得ることができること
が確かめられた。
第2図のスロツト4の幅は臨界的でない。スロ
ツトの幅を増大すると減衰が増大する。幅広のス
ロツトの場合には第2次高調波振動以外の他のモ
ードへのエネルギー変換が起り得るが、このこと
はこれら他のモードも同様に強く減衰されるため
共振器のQを悪化しない。但し、スロツトを極め
て広くすると棒1の物理的強度が著しく低下する
ことは勿論である。
ツトの幅を増大すると減衰が増大する。幅広のス
ロツトの場合には第2次高調波振動以外の他のモ
ードへのエネルギー変換が起り得るが、このこと
はこれら他のモードも同様に強く減衰されるため
共振器のQを悪化しない。但し、スロツトを極め
て広くすると棒1の物理的強度が著しく低下する
ことは勿論である。
必要に応じ第2図の棒1の各端部のスロツト4
の1個又は2個を省略することができる。各端部
の2個のスロツトを省略する場合には残す1個の
スロツトは中心のスロツトとするのが好適であ
る。
の1個又は2個を省略することができる。各端部
の2個のスロツトを省略する場合には残す1個の
スロツトは中心のスロツトとするのが好適であ
る。
第3図は本発明によるフイルタの実施例を示
す。第3図においても第1図及び第2図と対応す
る素子は同一の符号で示してある。このフイルタ
も両端を支持部材(図示せず)で止持したATカ
ツト水晶の矩形棒1を具える。その結晶軸は棒1
の長さ、幅及び厚さ方向に対し、第1図の棒1と
同一の関係を有する。第1及び第2図の棒1を同
様に第3図の棒1も長さ方向に平行な平面におい
て同一の矩形断面を有し、その両主表面上に電極
2及び3が棒1の全幅に亘つて延在すると共にそ
の両端から離して設けられ、動作中棒1のこれら
電極間部分に、第1及び第2図の棒1の対応する
部分に発生される音響振動と同様の音響振動が発
生される。本例では電極を棒1の一端に電気的に
接続する接続導体3′を電極2が接続導体2′によ
り接続される棒の端と同一の端に接続する。これ
は、第3図のフイルタでは棒1の主表面上に2個
の別の電極6及び7を電極2及び3から離してこ
れら電極と同様に設けるためである。即ち、電極
6及び7は棒の両端から離して棒の全幅に亘つて
設けられ、これら電極の接続導体6′(図には一
方しか見えない)が棒の他端に接続するよう設け
られる。第3図の棒1の幅対厚さの比は2.2〜3.6
の値(N=4が与えられる)に選択し、温度安定
度の点からはこの比が2.85(即ち2.7〜3.0の間に選
択するのが好適である。第2図の棒1と同様に、
N/2−1個のスロツト4(本例では1個のスロツ ト4)を第3図の棒1の各端部に設け、これらス
ロツトはそれぞれ棒の長さ方向に電極2,3及び
電極6,7まで延在させると共に棒の両側面に平
行にする。これらスロツト4は棒の各端部を略々
等しい幅の2個の分枝部分5に分割する。これが
ため、第2図のスロツト4と同様に、第3図のス
ロツト4もその中心が所定の側面から略々2ma/N の距離に位置するように設ける。ここで、aは棒
の幅、mはN/2より小さい整数である。接続導体 2′及び3′は棒の一方の端部の各別の分枝部分5
の上面及び底面に沿つてそれぞれ延在させ、電極
6及び7の対応する接続導体は棒の他端部の各別
の分枝部分5の上面及び底面に沿つて延在させ
る。
す。第3図においても第1図及び第2図と対応す
る素子は同一の符号で示してある。このフイルタ
も両端を支持部材(図示せず)で止持したATカ
ツト水晶の矩形棒1を具える。その結晶軸は棒1
の長さ、幅及び厚さ方向に対し、第1図の棒1と
同一の関係を有する。第1及び第2図の棒1を同
様に第3図の棒1も長さ方向に平行な平面におい
て同一の矩形断面を有し、その両主表面上に電極
2及び3が棒1の全幅に亘つて延在すると共にそ
の両端から離して設けられ、動作中棒1のこれら
電極間部分に、第1及び第2図の棒1の対応する
部分に発生される音響振動と同様の音響振動が発
生される。本例では電極を棒1の一端に電気的に
接続する接続導体3′を電極2が接続導体2′によ
り接続される棒の端と同一の端に接続する。これ
は、第3図のフイルタでは棒1の主表面上に2個
の別の電極6及び7を電極2及び3から離してこ
れら電極と同様に設けるためである。即ち、電極
6及び7は棒の両端から離して棒の全幅に亘つて
設けられ、これら電極の接続導体6′(図には一
方しか見えない)が棒の他端に接続するよう設け
られる。第3図の棒1の幅対厚さの比は2.2〜3.6
の値(N=4が与えられる)に選択し、温度安定
度の点からはこの比が2.85(即ち2.7〜3.0の間に選
択するのが好適である。第2図の棒1と同様に、
N/2−1個のスロツト4(本例では1個のスロツ ト4)を第3図の棒1の各端部に設け、これらス
ロツトはそれぞれ棒の長さ方向に電極2,3及び
電極6,7まで延在させると共に棒の両側面に平
行にする。これらスロツト4は棒の各端部を略々
等しい幅の2個の分枝部分5に分割する。これが
ため、第2図のスロツト4と同様に、第3図のス
ロツト4もその中心が所定の側面から略々2ma/N の距離に位置するように設ける。ここで、aは棒
の幅、mはN/2より小さい整数である。接続導体 2′及び3′は棒の一方の端部の各別の分枝部分5
の上面及び底面に沿つてそれぞれ延在させ、電極
6及び7の対応する接続導体は棒の他端部の各別
の分枝部分5の上面及び底面に沿つて延在させ
る。
第3図の装置は実際上、棒1を共通にして機械
的に結合された第1図に示すような2個の共振器
を具える(電極2,3と電極6,7との間の棒の
長さは十分小さくして電極2,3と電極6,7と
の間で発生する振動エネルギーのトラツピングに
もかかわらず斯る結合が十分に得られるようにす
る必要があること明らかである)。これがため、
電極2,3及び6,7の一方の対が入力回路を、
他方の対が出力回路を構成するフイルタが得られ
る。第2図の共振器と同様に、第3図のフイルタ
においても動作中電極2及び3間及び電極6及び
7間に発生する第4次高調波屈曲振動は分枝部分
5に第2次高調波屈曲振動を励振し、これらモー
ドはフイルタの共振周波数において分枝部分5に
おいて極めて強く減衰されるため、電極2,3,
6,7と棒1の近い方の端との間の距離をスロツ
ト4のない場合より短かくして所定のQを得るこ
とができる。
的に結合された第1図に示すような2個の共振器
を具える(電極2,3と電極6,7との間の棒の
長さは十分小さくして電極2,3と電極6,7と
の間で発生する振動エネルギーのトラツピングに
もかかわらず斯る結合が十分に得られるようにす
る必要があること明らかである)。これがため、
電極2,3及び6,7の一方の対が入力回路を、
他方の対が出力回路を構成するフイルタが得られ
る。第2図の共振器と同様に、第3図のフイルタ
においても動作中電極2及び3間及び電極6及び
7間に発生する第4次高調波屈曲振動は分枝部分
5に第2次高調波屈曲振動を励振し、これらモー
ドはフイルタの共振周波数において分枝部分5に
おいて極めて強く減衰されるため、電極2,3,
6,7と棒1の近い方の端との間の距離をスロツ
ト4のない場合より短かくして所定のQを得るこ
とができる。
第3図のスロツト4の幅については第2図のス
ロツト4の幅について述べたと同様のことが適用
される。
ロツト4の幅について述べたと同様のことが適用
される。
第2及び第3図の棒1上に設けられる種々の電
極及びそれらの接続導体の材料は例えば数拾ミク
ロンの厚さのアルミニウム又は金とすることがで
きる。棒1はATカツトの水晶とする旨述べた
が、他の圧電材料、例えばベルリン酸塩、タンタ
ル酸リチウム又は四重硼酸リチウムを用いること
ができること勿論である。但し、これら材料はそ
れらの結晶軸に対し特定の方向にカツトして動作
中発生する厚みすべり振動が棒材料の変位をその
幅方向に発生するようにする必要がある。
極及びそれらの接続導体の材料は例えば数拾ミク
ロンの厚さのアルミニウム又は金とすることがで
きる。棒1はATカツトの水晶とする旨述べた
が、他の圧電材料、例えばベルリン酸塩、タンタ
ル酸リチウム又は四重硼酸リチウムを用いること
ができること勿論である。但し、これら材料はそ
れらの結晶軸に対し特定の方向にカツトして動作
中発生する厚みすべり振動が棒材料の変位をその
幅方向に発生するようにする必要がある。
第2及び第3図の棒1の幅対厚さの比は各端部
に設けるスロツト4の数とともに変えることがで
きること勿論である。更に、他の幅対厚さの比を
用いてN/2につき他の偶数値を与えることもでき る。これがため、例えば8.0〜10.4の間の幅対厚
さの比(例えば約9.2)を用いてN=12を与え、
棒1の各端部に5個のスロツトを設けて各端部を
6個の等しい幅の分枝部分に分割することができ
る。前述したように、N=6及びN=10を与える
ような幅対厚さ比は不所望である。
に設けるスロツト4の数とともに変えることがで
きること勿論である。更に、他の幅対厚さの比を
用いてN/2につき他の偶数値を与えることもでき る。これがため、例えば8.0〜10.4の間の幅対厚
さの比(例えば約9.2)を用いてN=12を与え、
棒1の各端部に5個のスロツトを設けて各端部を
6個の等しい幅の分枝部分に分割することができ
る。前述したように、N=6及びN=10を与える
ような幅対厚さ比は不所望である。
第2図の棒1は第4図に示すように支持するこ
とができる。即ち、その両端を金属板7及び8に
導電性の、例えば銀が添加されたエポキシ樹脂
(図示せず)により接着することができる。金属
板7及び8は、絶縁材料の基板11を貫通して基
板の反対側で接点ピン12及び13を構成する基
板に固定された金属ポスト9及び10に溶接す
る。必要に応じ、素子1,7,8,9,10の上
に細長いドーム状のカバーを設け、これを基板1
1の周縁に気密封止することができ、この場合に
はその内部を排気するのが好適である。第3図の
棒1も同様に支持することができるが、各端に2
個の電気接続が必要であるため、第4図の金属板
7及び8の各々を2個の金属板と交換し、各金属
板を第3図の分枝部分5の各々に回着すると共に
自身のポスト/接点ピンに溶接する。
とができる。即ち、その両端を金属板7及び8に
導電性の、例えば銀が添加されたエポキシ樹脂
(図示せず)により接着することができる。金属
板7及び8は、絶縁材料の基板11を貫通して基
板の反対側で接点ピン12及び13を構成する基
板に固定された金属ポスト9及び10に溶接す
る。必要に応じ、素子1,7,8,9,10の上
に細長いドーム状のカバーを設け、これを基板1
1の周縁に気密封止することができ、この場合に
はその内部を排気するのが好適である。第3図の
棒1も同様に支持することができるが、各端に2
個の電気接続が必要であるため、第4図の金属板
7及び8の各々を2個の金属板と交換し、各金属
板を第3図の分枝部分5の各々に回着すると共に
自身のポスト/接点ピンに溶接する。
第2及び第3図の棒1を両端で支持することは
必須の要件ではなく、環境によつて棒1を一端の
みで支持することもできる(但し、この場合には
支持されない端に予め接続された電極への電気接
続を他の方法で行なう必要がある)。この場合に
は振動エネルギーが非支持端部に到達しても大し
て問題にならないため非支持端部に設けるスロツ
トは省略することができると共にこの端とこの端
にもつとも近い電極との間の間隔も省略すること
ができる。
必須の要件ではなく、環境によつて棒1を一端の
みで支持することもできる(但し、この場合には
支持されない端に予め接続された電極への電気接
続を他の方法で行なう必要がある)。この場合に
は振動エネルギーが非支持端部に到達しても大し
て問題にならないため非支持端部に設けるスロツ
トは省略することができると共にこの端とこの端
にもつとも近い電極との間の間隔も省略すること
ができる。
第1図は従来の共振器の電極と圧電材料棒を示
す斜視図、第2図は本発明の第1実施例の電極と
圧電材料棒を示す斜視図、第3図は本発明の第2
実施例の電極と圧電材料棒を示す斜視図、第4図
は第1〜3図の圧電材料棒の支持装置の一例を示
す斜視図である。 1…圧電材料棒、2,3,6,7…電極、2′,
3′,6′…接続導体、4…スロツト、5…分枝部
分、7,8…金属板、9,10…金属ポスト、1
1…基板、12,13…接点ピン。
す斜視図、第2図は本発明の第1実施例の電極と
圧電材料棒を示す斜視図、第3図は本発明の第2
実施例の電極と圧電材料棒を示す斜視図、第4図
は第1〜3図の圧電材料棒の支持装置の一例を示
す斜視図である。 1…圧電材料棒、2,3,6,7…電極、2′,
3′,6′…接続導体、4…スロツト、5…分枝部
分、7,8…金属板、9,10…金属ポスト、1
1…基板、12,13…接点ピン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少くとも一端で支持された、長さ方向に垂直
な断面が矩形の断面を有する圧電材料の矩形棒
と、該棒の圧電材料内に厚みすべり振動を、該振
動による圧電材料の変位が該棒の幅方向に生ずる
ように励振するための第1及び第2電極を具え、
前記振動が該棒の幅方向に伝播する第N次高調波
屈曲振動を生起し(ここでNは偶数)、前記第1
及び第2電極は棒の2個の主表面の各表面上に、
該棒の全幅に亘つて延在するよう設けられるが、
該棒の前記電極間部分から前記支持端への振動エ
ネルギーの伝播が妨げられるよう該棒の支持端か
ら離して設けられ、前記棒の電極間部分の幅対厚
さの比は前記Nが前記厚みすべり振動の第1次高
調波に対し2より大きくなるように選択してある
共振器又はフイルタ用圧電素子において、前記圧
電材料棒の前記支持端部にスロツトを設け、該ス
ロツトは前記圧電材料棒の長さ方向に該棒の両側
面に平行に延在させると共にその中心を前記両側
面の所定の一側面から略々2/Nmaの距離(ここで aは前記棒の幅及びmはN/2より小さい整数)に 位置させたことを特徴とする圧電素子。 2 前記圧電材料棒がその他端部でも支持されて
いる特許請求の範囲1記載の圧電素子において、
前記各電極は前記他端部からも離して設けて前記
圧電材料棒の電極間部分から前記他端部への振動
エネルギーの伝播が防げられるようにし、且つ前
記他端部にもスロツトを設け、該スロツトは前記
圧電材料棒の長さ方向に該棒の両側面に平行に延
在させると共にその中心を前記両側面の所定の一
側面から略々2/Nnaの距離(ここでnはN/2より 小さい整数)に位置させたことを特徴とする圧電
素子。 3 特許請求の範囲第1項又は第2項記載の圧電
素子において、N/2は偶数の整数であり、m=N/4 であることを特徴とする圧電素子。 4 特許請求の範囲第3項記載の圧電素子におい
て、n=N/4であることを特徴とする圧電素子。 5 特許請求の範囲第1項記載の圧電素子におい
て、Nを4より大きくすると共に、前記圧電材料
棒の支持端部にN/2−1個のスロツトを設け、こ れらスロツトの各々は当該圧電材料棒の長さ方向
に、その両側面に平行に延在させると共にその中
心を前記両側面の一側側面から略々2/Nmaの距離 (ここで、mはこれらスロツトの各々に対し異な
る整数)に位置させたことを特徴とする圧電素
子。 6 特許請求の範囲第2項記載の圧電素子におい
て、前記圧電材料棒の他方の支持端部にもN/2− 1個のスロツトを設け、これらスロツトの各々は
当該圧電材料棒の長さ方向に、その両側面に平行
に延在させると共にその中心を前記両側面の一側
面から略々2/Nnaの距離(ここで、nはこれらス ロツトの各々に対し異なる整数)に位置させたこ
とを特徴とする圧電素子。 7 特許請求の範囲第1項〜第6項の何れかに記
載の圧電素子において、前記スロツトは少くとも
前記圧電材料棒の電極間部分まで延在することを
特徴とする圧電素子。 8 特許請求の範囲第1項〜第7項の何れかに記
載の圧電素子において、前記圧電材料棒はその長
さ方向が水晶のX軸に垂直であるATカツト水晶
から成ることを特徴とする圧電素子。 9 特許請求の範囲第8項記載の圧電素子におい
て、前記圧電材料棒の電極間部分の幅対厚さ比は
N=4となるように選択してあることを特徴とす
る圧電素子。 10 特許請求の範囲第9項記載の圧電素子にお
いて、前記圧電材料棒の電極間部分の幅対厚さ比
は約2.85であることを特徴とする圧電素子。 11 特許請求の範囲第8項記載の圧電素子にお
いて、前記圧電材料棒の電極間部分の幅対厚さ比
はN=8となるように選択してあることを特徴と
する圧電素子。 12 特許請求の範囲第11項記載の圧電素子に
おいて、前記圧電材料棒の電極間部分の幅対厚さ
の比は約6.05であることを特徴とする圧電素子。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB08220703A GB2124021A (en) | 1982-07-16 | 1982-07-16 | Piezo-electric resonator or filter |
| GB8220703 | 1982-07-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5923908A JPS5923908A (ja) | 1984-02-07 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58127037A Granted JPS5923908A (ja) | 1982-07-16 | 1983-07-14 | 圧電素子 |
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| JP (1) | JPS5923908A (ja) |
| DE (1) | DE3378345D1 (ja) |
| GB (1) | GB2124021A (ja) |
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