JPH0232903B2 - Dankyujugiki - Google Patents

Dankyujugiki

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JPH0232903B2
JPH0232903B2 JP5846682A JP5846682A JPH0232903B2 JP H0232903 B2 JPH0232903 B2 JP H0232903B2 JP 5846682 A JP5846682 A JP 5846682A JP 5846682 A JP5846682 A JP 5846682A JP H0232903 B2 JPH0232903 B2 JP H0232903B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は弾球遊技機に関し、特に新規な可変
入賞球装置を配設した弾球遊技機に関する。
[従来の技術] 一般に、パチンコ玉(以下玉)を利用して遊技
する弾球遊技機の一例として、パチンコ遊技機
(以下パチンコ機)およびコインゲーム機が知ら
れている。従来のパチンコ機は、チユーリツプと
称されるヤクモノやその他各種の可変入賞球装置
を遊技盤に配設し、遊技者の興趣の向上を図つて
いる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、遊技者には、新規な可変入賞球装置
や可変入賞球装置の駆動の仕方の新規なパチンコ
機が人気がある。このため、パチンコ遊技業界で
は、新規な可変入賞球装置を設けたパチンコ機の
開発が要望されている。かかる要望は、パチンコ
機のみならず、コインゲーム機においても同様で
ある。
それゆえに、この発明の目的は、可変入賞球装
置の構造および動作が変化に富み、駆動の仕方も
新規であつて、遊技者の興味をひきやすく、遊技
者へのサービスの向上を図れるような、弾球遊技
機を提供することである。
[課題を解決するための手段] この発明は、打玉が入賞しやすい第1の状態と
打玉が入賞しにくいまたは入賞しない第2の状態
とに変化自在な開閉部材を備えた可変入賞球装置
を含む弾球遊技機であつて、 前記可変入賞球装置は、 打玉誘導姿勢と非誘導姿勢とに変化自在で、前
記打玉誘導姿勢で打玉を前記開閉部材上に誘導す
る打玉誘導部材を含み、 前記弾球遊技機は、 前記可変入賞球装置を第1の状態にできるよう
に定められた条件が成立したことを検出する所定
条件検出手段と、 該所定条件検出手段の検出出力に基づいて、前
記開閉部材を第1の状態に駆動制御するととも
に、前記打玉誘導部材を打玉誘導姿勢に駆動制御
する駆動制御手段とを含むことを特徴とする。
[作用] この発明における弾球遊技機では、可変入賞球
装置が、打玉が入賞しやすい第1の状態と打玉が
入賞しにくいまたは入賞しない第2の状態とに変
化自在な開閉部材を備え、打玉誘導姿勢と打玉非
誘導姿勢とに変化自在な打玉誘導部材が、打玉誘
導姿勢で打玉を開閉部材上に誘導する。また、こ
の弾球遊技機は、可変入賞球装置を第1の状態に
できるように定められた条件が成立したことを検
出する所定条件検出手段の検出出力に基づいて、
駆動制御手段が、開閉部材を第1の状態に駆動制
御するとともに、打玉誘導部材を打玉誘導姿勢に
駆動制御する。つまり、打玉誘導部材は打玉を開
閉部材に導き開閉部材は打玉を入賞孔へ導くもの
であり、両者ともに打玉を入賞させる働きを有す
る遊技者にとつて注目のまととなる部材であり、
その両部材が駆動制御手段により駆動制御される
ため、変化に富み、遊技の面白さを向上できる。
[発明の実施例] 以下に、図面を参照してこの発明の具体的な実
施例について説明する。なお、以下の説明では、
弾球遊技機の一例として、パチンコ機の場合を述
べる。
第1図はこの発明の一実施例のパチンコ機の正
面図である。図において、パチンコ機10は、前
面枠11を側枠または島枠(図示せず)に開閉自
在に装着し、前面枠11に遊技盤1を着脱自在に
装着し、遊技盤11の前面にガラス扉枠12を開
閉自在に装着している。遊技盤1のガイドレール
2で囲まれる遊技領域3には、複数のセーフ孔4
およびヤクモノ(いわゆるチユーリツプ)5が形
成される。また、遊技盤1のほぼ中央部には、こ
の実施例の特徴となる可変入賞球装置20が装着
される。
遊技盤1よりも下方部分の前面枠11には、前
板13が開閉自在に装着される。前板13には、
上部玉皿を兼ねる打球待機樋14が配設される。
前板13には、賞品玉を打球待機樋14へ放出す
るための賞品玉放出口15が形成される。
さらに、前面枠11の下方には、打玉ハンドル
16、余剰賞品玉放出口17および玉皿18が配
設される。
なお、遊技盤1の裏面には、図示を省略してい
るが、後述の可変入賞球装置を駆動するための各
種の駆動機構、特定領域を通過した玉を検出する
ための検出器、従来周知の機構板および賞品玉放
出機などが配設される。
第2図はこの実施例の特徴となる可変入賞球装
置の斜視図である。
第3図は可変入賞球装置の分解斜視図である。
第4A図および第4B図は可変入賞球装置の動
作状態を説明するための図解図であり、特に第4
A図は第1および第2の回動板、開閉翼片の回動
されていない状態の正面図を示し、第4B図は第
4A図の背面図を示す。
第5A図および第5B図は可変入賞球装置の動
作状態を説明するための図解図であり、特に第5
A図は第1および第2の回動板、開閉翼片の回動
駆動状態の正面図を示し、第5B図は第5A図の
背面図を示す。
次に、第2図〜第5B図を参照してこの実施例
の可変入賞球装置の詳細構成を説明する。可変入
賞球装置20は、取付基板21を含む。取付基板
21の形状は、たとえば図示のように横方向に細
長く、横方向両側の端部が円板状に形成され、そ
の中央部分が上部に突出した形状である。しか
し、これら形状は、各種の変形が考えられる。取
付基板21のほぼ中央部には、第1の入賞孔21
aが形成される。入賞孔21aの下辺には、玉を
裏面に導き入れるための突出部21bが形成され
る。入賞孔21aの左右両側には、ピン22a,
22bが固着される。ピン22a,22bと入賞
孔21bとの間には、円弧状のガイド孔21c,
21dが穿設される。取付基板21の左右両側の
円板状部分には、第2の入賞孔21e,21fが
穿設される。入賞孔21e,21fのやや下方に
は、軸孔21g,21hが形成される。軸孔21
g,21hの下方には、軸孔を中心とする円弧状
のガイド孔21i,21jが穿設される。入賞孔
21e,21fの裏面には、入賞した玉を導くた
めの径路21k,21lが形成される。
入賞孔21aよりも上部位置の取付基板21に
は、第3の入賞孔21mが穿設される。入賞孔2
1mよりも上部の取付基板21には、セーフ孔
(第1または第2の特定領域)21nが穿設され
る。セーフ孔21nの前面には、突起部材23が
形成される。突起部材23は、玉をセーフ孔21
nへ導くためのガイド23aを形成するととも
に、その下方の前面に側壁23b,23cを形成
している。この突起部材23で囲まれる部分の取
付基板21には、窓21oが穿設される。窓21
oには、必要に応じてセグメント表示器29が設
けられる。窓21oの前面には、カバー23dが
固着される。
前記入賞孔21aを挾む左右両側には、開閉翼
片24a,24bが対をなして回動自在に装着さ
れる。すなわち、開閉翼片24a,24bは、玉
受部241の前面にカバー242を形成し、玉受
部241の長手方向の中心よりやや入賞孔21a
側の部分に軸孔243を穿設し、その端部の裏面
側にピン244を形成している。なお、開閉翼片
24aと24bとは、左右対称な形状であるの
で、同一部分を同一参照符号で示す。開閉翼片2
4a,24bは、軸孔243にピン22a,22
bを挿入することによつて回動自在に支持され
る。開閉翼片24a,24bのピン244は対応
するガイド孔21c,21dに挿入される。前記
開閉翼片24a,24bにより、打玉が入賞しや
すい第1の状態と打玉が入賞しにくいまたは入賞
しない第2の状態とに変化自在な開閉部材が構成
されている。この1対の開閉翼片24a,24b
の装着された取付基板21には、前面カバー25
が装着される。前面カバー25は、板状部材25
aの上部に突出壁25bを形成し、開閉翼片24
a,24bに対応する部分が切欠かれている。
前記入賞孔21e,21fの前面には、第1お
よび第2の回動板26a,26b(すなわち第1
および第2の打玉誘導部材)が回動自在に装着さ
れる。すなわち、回動板26a,26bは、円板
または半円板261の前面に玉受部262を直径
方向に沿つて形成し、玉受部262の前面に半円
状のカバー263を形成している。半円板261
の裏面には、軸264が形成されるとともに、ガ
イドピン265が形成される。この回動板26
a,26bのピン264がそれぞれ対応する軸孔
21g,21hに挿入され、ガイドピン265が
ガイド孔21i,21jに挿入される。この回動
板26a,26bは、通常状態において玉受部2
62が玉を受けない状態となる方向(すなわちほ
ぼ垂直方向)に向き、外側方向へ回動された状態
において玉を受け得るように開閉翼片24a,2
4bへ向かつて下向きに傾斜する。なお、必要に
応じて回動板26a,26bには、玉入口266
が通常状態のときに上向きとなる位置に形成され
る。回動板26a,26bの玉入口266は落下
する玉を受入れ、入賞玉として入賞孔21e,2
1fへ導き入れる。前記回動板26a,26bに
より、打玉誘導姿勢と打玉非誘導姿勢とに変化自
在で、前記打玉誘導姿勢で打玉を前記開閉部材上
に誘導する打玉誘導部材が構成されている。ま
た、前記入賞孔21e,21fにより、後述する
第1および第2の誘導部材の玉入口に対応する部
分に、第2の入賞孔が構成されている。
取付基板21の裏面の入賞孔21mを挾む左右
両側には、ガイド27a,27bが固着される。
ガイド27a,27bは、シヤツタ28が上下に
摺動するのを案内するものである。ガイド27
a,27bの下方、すなわち取付基板21の裏面
の入賞口21aを挾む左右両側には、ガイド27
c,27dが固着される。ガイド27c,27d
は後述の作動板32fが上下に摺動する際に案内
する働きをする。
次に、後述の開閉翼片24a,24bおよび第
1、第2の回動板26a,26bを駆動するため
の駆動機構30の詳細を説明する。駆動機構30
は、取付基板21の裏面(すなわち遊技盤1の裏
面)であり、かつ取付基板21に相対して設けら
れた駆動機構取付板(以下取付板)31に関連的
に装着される。この実施例の駆動機構30は、開
閉翼片駆動機構32、第1の回動板26aを回動
させるための回動板駆動機構33および第2の回
動板26bを回動させるための回動板駆動機構3
4を含む。
開閉翼片駆動機構32は、電気的付勢状態によ
つて開閉翼片24a,24bを開閉し、または消
勢によつて閉成するためのソレノイド32aを含
む。ソレノイド32aのプランジヤ32bには、
レバー32cが固着される。レバー32cには、
その上端部および下端部に係合孔321,322
が形成される。係合孔321にはリンク32dの
ピン323が係合される。リンク32dおよび3
2eは、軸324に軸孔325を形成し、ピン3
23の形成されている部分とは90゜異なる横方向
に延びる腕部326の先端に係合孔327を形成
している。リンク32dは、取付基板21の裏面
に固着されたピン22cが軸孔325に挿入され
ることによつて、回動自在に支持される。リンク
32dの係合孔327は、シヤツタ28の突起2
81と係合される。リンク32eは、取付基板2
1の裏面に固着されたピン22dが軸孔325に
挿入されることによつて、回動自在に支持され
る。リンク32eのピン323は係合孔322と
係合される。リンク32eの係合孔327には、
作動板32fの裏面に形成された突起部328が
係合される。作動板32fは、コ字状の板であ
り、左右両側の下端部分に係合孔329が形成さ
れる。作動板32fの左右の係合孔329には、
開閉翼片24a,24bのピン244がそれぞれ
係合される。
回動板駆動機構33は、第1の回動板26aを
回動させまたは復帰させるためのソレノイド33
aを含む。ソレノイド33aのプランジヤ33b
には、L字状のリンク33cが連結される。リン
ク33cは、L字状に形成され、短辺331の先
端がプランジヤ33bに連結され、短辺331と
長辺331の交点の軸孔333が駆動機構取付板
31に固着されたピンに挿入されて回動自在に支
持される。長辺332の先端には、ピン334が
形成される。ピン334はロツド33dの一端に
連結される。ロツド33dの他端は、リンク33
eに形成されたピン335に連結される。リンク
33eの軸孔336には、軸孔21gに挿通され
た回動板26aの軸264が挿入される。リンク
33eの先端に形成された係合孔337には、ガ
イド孔21iに挿通された回動板26aのガイド
ピン265が係合される。
回動板駆動機構34は、左右対称な点および第
2の回動板26bに関連して設けられている点を
除いて、回動板駆動機構33と同様である。そこ
で、図示では参照符号33a〜33eに代えて3
4a〜34eで示し、その詳細な説明を省略す
る。
入賞孔21mの裏側には、ガイド部材35が設
けられる。ガイド部材35は、入賞孔21mの下
辺に対応する部分に突出片35aを形成し、その
裏面に径路35bを傾斜して形成している。突出
片35aよりも上部部分には、必要に応じて発光
ダイオード35cが装着される。ガイド部材35
の裏面には、ソレノイド32aを載せるための載
置部35dが形成される。載置部35dの上面に
は、ソレノイド32aが載せられる。
次に、第4B図および第5B図を参照して、取
付板31の詳細を説明する。取付板31の裏面に
は、セーフ孔21nに対応する位置から下方に向
かう左右両側に径路31a,31bが形成され
る。径路31aと31bの合流点すなわちセーフ
孔21nの裏面下方には、セーフ玉をそれぞれ左
右へ振分けるための振分部材31cが装着され
る。振分部材31cは、T字状に形成され、その
中心部分が軸31dで回動自在に支持される。そ
して、振分部材31cは第4B図の実線で示す状
態においてセーフ玉があると、セーフ玉によつて
回動されるとともにセーフ玉を径路31aへ導
き、1点鎖線で示す状態になる。次の入賞玉があ
ると、玉の自重で振分部材31cが回動してセー
フ玉を径路31bへ導く。
径路31aの終端下方には、入賞玉検出器36
aが設けられる。入賞玉検出器36aは、セーフ
孔21nおよび径路31a(すなわち第1の特定
領域)を通過した玉を検出し、開閉翼片24a,
24bおよび回動板26aを回動させるための信
号を導出する。径路31bの終端下方には、入賞
玉検出器36bが設けられる。入賞玉検出器36
bは、セーフ孔21nおよび径路31b(すなわ
ち第2の特定領域)を通過した玉を検出し、開閉
翼片24a,24bおよび回動板26bを回動さ
せるための信号を導出する。ガイド部材35に形
成された径路35bの終端から下方に至る部分に
は、径路31eが形成される。径路31eの下方
には、入賞孔21m(すなわち第3の特定領域)
へ入賞した玉を検出するための入賞玉検出器36
cが設けられる。前記入賞玉検出器36a,36
b,36cにより、前記可変入賞球装置を第1の
状態にできるように定められた条件が成立したこ
とを検出する所定条件検出手段が構成されてい
る。また、前記入賞孔21mおよび前記セーフ孔
21nにより、打玉が通過したとき、前記打玉誘
導部材と前記開閉部材とを駆動制御できる条件の
定められた特定領域が構成されている。また、前
記入賞玉検出器36a,36b,36cにより、
前記特定領域を通過した通過玉を検出する通過玉
検出手段が構成されている。
第6A図は、可変入賞球装置20を駆動するた
めの駆動制御回路の一実施例のブロツク図であ
る。この実施例の駆動制御回路40は、入賞玉検
出器36a〜36c、遅延回路41,42、タイ
マ43〜45、オアゲート46およびソレノイド
32a,33a,34aを含む。
この実施例では、開閉翼片24a,24bの開
成時間T1に対して、回動板26a,26bを回
動開始する時間を遅延時間Tdだけ遅らせ、かつ、
回動板26a,26bで玉を受けることのできる
時間T2を時間T1よりも短くしたものである。し
たがつて、この実施例では、遅延回路41、タイ
マ43および45、ソレノイド32aを含む開閉
翼片駆動機構32ならびにソレノイド33aを含
む回動板駆動機構33によつて第1の駆動手段が
構成され、遅延回路42、タイマ44および4
5、ソレノイド32aを含む開閉翼片駆動機構3
2ならびにソレノイド34bを含む回動板駆動機
構34によつて第2の駆動手段が構成される。そ
して、第1および第2の駆動手段によつて、第3
の駆動手段が構成される。また、入賞玉検出器3
6a,36b,36cは、それぞれ第1、第2、
第3の通過玉検出手段として用いられる。
第6B図は第6A図の動作を説明するためのタ
イムチヤートである。
次に、第1図ないし第6B図を参照して、第6
A図に示す駆動制御回路40によつて可変入賞球
装置20を駆動する場合の動作を説明する。
通常状態では、第1図および第4B図に示すよ
うに、開閉翼片24a,24bおよびシヤツタ2
8が開成し、回動板26a,26bが玉受部26
2を垂直方向に保持した状態となつている。今、
玉がセーフ孔21nへ入賞して振分部材31cに
よつて径路31aへ振分けられた場合を想定す
る。セーフ孔が径路31aを通つて入賞玉検出器
36aへ至ると、入賞玉検出器36aがパルス出
力を導出して遅延回路41に与えるとともに、オ
アゲート46を介してタイマ45に与える。応じ
て、タイマ45を一定時間T1(たとえば5〜10
秒)だけソレノイド32aを付勢する。応じて、
ソレノイド32aはプランジヤ32bを吸引し
て、リンク32dおよび32eのピン323をソ
レノイド32bの吸引方向に移動させる。このた
め、リンク32dが回動してシヤツタ28を下方
向へ摺動させて、入賞孔21mを開かせる。これ
と同時に、リンク32eが回動して、作動板32
fを上方向へ摺動させる。作動板32fの摺動に
連動して、開閉翼片24aおよび24bのピン2
44がガイド孔21c,21dに沿つて上方向へ
引き上げられる。このため、開閉翼片24a,2
4bが外側方向へ回動して、入賞孔21aを囲む
部分を開く。このように、開閉翼片24a,24
bが開成すると、上部から落下する玉が玉受部2
41で受けられて、入賞孔21aへ導かれる。
一方、遅延回路41は入賞玉検出器36aの出
力から予め定める遅延時間Tdだけ遅れて、タイ
マ43を作動させる。応じて、タイマ43は一定
時間T2(たとえば2〜5秒)だけソレノイド33
aを付勢する。ここで、タイマ43の設定時間
T2(すなわち回動板26aを回動状態に保持する
時間)は、T2≦T1−Tdに選ばれる。ソレノイ
ド33aはタイマ43の出力に応じてプランジヤ
33bを吸引し、リンク33cを回動させる。応
じて、ロツド33dが下方向へ押し下げられて、
リンク33eを回動させる。これによつて、回動
板26aが回動され、玉受部262が玉を受ける
ことができるように傾斜した状態となる。このと
き、回動、板26は開閉翼片24aよりも斜め上
部位置にあるので、回動板26の玉受部262で
受けられた玉が開閉翼片24aへ導かれる。
これとは逆に、セーフ孔21nへ入賞した玉が
径路31bへ導かれると、入賞玉検出器36bが
パルスを導出する。この入賞玉検出器36bから
パルスが発生されるタイミングは、第6B図では
開閉翼片24a,24bおよび回動板26aの駆
動されていないタイミングの場合を示すが、これ
に限らず任意のタイミング(すなわち開閉翼片2
4a,24bの開成期間中を含むタイミング)に
起こり得る。この場合は、入賞玉検出器36bの
出力とほぼ同時にタイマ45がソレノイド32a
を付勢し、遅延回路42で設定された遅延時間
Tdだけ遅れてタイマ44がソレノイド34aを
付勢する。ソレノイド32aおよび34aの付勢
に基づく開閉翼片24a,24bおよび回動板2
6bを駆動させる動作は、入賞玉検出器36aの
出力による場合とほぼ同様に行なわれる。
なお、シヤツタ28の開成中において、玉が入
賞孔21mへ入賞すると、入賞玉検出器36cが
出力を導出する。この場合は、入賞玉検出器36
cの出力がオアゲート46、遅延回路41および
42に与えられるので、開閉翼片24a,24b
および回動板26a,26bがすべて駆動され
る。この状態が第5A図および第5B図に示され
る。
この実施例のように、可変入賞球装置20に開
閉翼片24a,24bと回動板26a,26bを
設ければ、開閉翼片の玉受部の長さが短くても回
動板の回動している期間中高い確率で入賞玉を生
じさせることができ、入賞しやすい状態を少なく
とも2段階に変化でき、遊技の面白さを向上でき
るとともに、サービスを向上できる利点がある。
また、開閉翼片の玉受部の長さが短くてすむの
で、これを長くしたものに比べてスペース的に制
限を受けることもない。さらに、複数の入賞孔を
1つの取付基板21に集約でき、遊技盤1への取
付作業を迅速に行なえる利点もある。さらに、開
閉翼片の開成開始時よりも遅延時間だけ遅らせて
回動板を回動させるようにすれば、開閉翼片の開
成している途中で入賞確率を段階的に高めること
もできる。
ところで、この実施例の可変入賞球装置20
は、第6A図に示す駆動制御回路40による駆動
制御に限らず、その他各種の駆動制御に適用でき
る。なお、本実施例では、開閉部材を開閉翼片2
4a,24bで構成したが、前方開きの開閉部材
を用いてもよい。
第7A図は他の実施例の駆動制御回路40Aの
ブロツク図である。この実施例が第6A図と異な
る点は、入賞玉検出器36aまたは36bの出力
があつた後直ちに回動板26aまたは26bを回
動させ、玉が玉受部261で受けられて玉受部2
61の終端部分に至るのに要する遅延回路41に
より設定された時間Tdの後開閉翼片24a,2
4bを回動させるようにしたものである。このよ
うにすれば、玉が回動板26aまたは26bの玉
受部のどの位置で受けられたかによつて、開閉翼
片24a,24bが開成する前に下方へ落下し、
玉受部262で導かれた玉が開閉翼片24a,2
4bが玉受部241へ導かれる場合と導かれない
場合が生じる。したがつて、遊技者にスリルを味
わわせることのできる利点がある。前記遅延回路
41により、前記所定条件検出手段の検出出力に
基づいて、前記打玉誘導部材を打玉誘導姿勢に駆
動制御し、或る時間だけ遅れて前記開閉部材を開
成駆動制御する駆動タイミング制御手段が構成さ
れている。また、前記タイマ43,44により、
前記所定条件検出手段の検出出力に基づいて、前
記開閉部材の開成駆動の開始時より或る時間だけ
短い一定時間だけ、前記打玉誘導部材を打玉誘導
姿勢に駆動制御する駆動時間制御手段が構成され
ている。なお、この実施例の動作は、第6A図の
動作説明とこの実施例の動作に対応する第7B図
に示すタイムチヤートを参照すれば、容易に理解
できるのでその詳細な説明を省略する。
第8A図は駆動制御回路の他の実施例のブロツ
ク図である。この実施例の駆動制御回路50が第
6A図の回路と異なる点は、開閉翼片24a,2
4bを相対的に長い一定時間T4だけ開成してい
る期間中に、回動板26aまたは26bを間欠的
に回動または復帰させるようにしたことである。
第8B図は第8A図の動作を説明するためのタ
イムチヤートである。次に、第8A図および第8
B図を参照してこの実施例の動作を説明する。
パルス発振器56は、常時一定周期でパルスを
発生し、そのパルスをアンドゲート53a,53
bに与えている。パルス発振器56のデユーテイ
比(すなわちハイレベル期間Thとローレベル期
間Tlとの比)は、必要に応じて可変抵抗器56
aの調整によつて変化できるように、パルス発振
器56は回路構成される。ところで、入賞玉検出
器36aが入賞玉を検出すると、パルスを導出し
てオアゲート51aを介してフリツプフロツプ5
2aをセツトさせる。フリツプフロツプ52aの
出力Qはアンドゲート53aの他方入力として与
えられるとともに、オアゲート57を介して微分
回路58に与えられる。微分回路58は出力Qを
立上り微分し、その微分パルスでタイマ59を作
動させる。応じて、タイマ59は相対的に長い一
定時間T4(たとえば30秒)だけソレノイド32a
を付勢する。ソレノイド32aの付勢期間中、開
閉翼片24a,24bが開成される。前記ソレノ
イド32aにより、前記通過玉検出手段の出力に
応答して、前記開閉部材を相対的に長い時間だけ
回動させる第4の駆動手段が構成されている。
一方、アンドゲート53aは、フリツプフロツ
プ52aの出力Qがハイレベルの期間中、パルス
発振器56の出力パルスを導出してドライバ54
aおよびn進カウンタ55aに与える。応じて、
カウンタ54aは、パルス発振器56の出力パル
スに同期して、ソレノイド33aを間欠的に付勢
する。n進カウンタ55aは、アンドゲート53
aからパルスが与えられるごとにその計数値を歩
進し、予め定める一定数(n)を計数するとカウ
ンアツプ出力を導出するものである。したがつ
て、回動板26aを間欠的に回動させる一定回数
nは、n≦T4/Th+Tlに選ばれる。試作したも
のでは、遊技機の法規制との関係でT4を30秒と
し、Th+Tlを4秒とし、30秒間に7回だけ回動
板26aを回動させる。前述のごとく開閉翼片2
4a,24bを一定時間T4だけ連続的に開成し、
その期間中における或る短い時間だけ間欠的に回
動板26aを回動させて、玉受部262で玉を受
けて開閉翼片24aへ玉を導くようにすれば、開
閉翼片24a,24bの開成期間中比較的低い確
率で入賞玉を生じさせることができ、回動板26
aの回動によつて玉受部262が上向きになつた
状態のとき一時的に入賞確率をさらに高めること
のできる利点がある。これによつて、入賞確率を
高めることのできる条件が回動板26aの回動周
期と玉の落下状態との関係によつて不規則的に変
化でき、遊技の面白さを向上できる利点もある。
そして、n進カウンタ55aが一定数nを計数
すると、カウントアツプ出力を導出してフリツプ
フロツプ52aをリセツトさせる。応じて、アン
ドゲート53aが出力を導出しなくなり、ドライ
バ54aがソレノイド33aの間欠的な付勢を停
止する。これより暫く遅れてまたはほぼ同時的
に、タイマ59がタイムアツプしてソレノイド3
2aを消勢する。
なお、入賞玉検出器36bが入賞玉を検出した
場合は、入賞玉検出器36aの出力に基づく場合
と同時の動作が行なわれる。ただし、ソレノイド
34aを駆動するための回路部品は、ソレノイド
33aを駆動するための回路部品と同様に構成さ
れるので、その参照符号の末尾aに代えてbで示
す。前記ソレノイド33a,34aにより、前記
開閉部材の開成期間中において、前記第1および
第2の打玉誘導部材の少なくとも一方を相対的に
短い時間間隔で正または逆方向へ交互に駆動させ
る第5の駆動手段が構成されている。
また、入賞玉検出器36cの出力があつた場合
は、入賞玉検出器36aおよび36bの出力が同
時に生じた場合と同様の動作が行なわれる。
なお、この実施例のように、回動板26aまた
は26bを間欠的に回動させる期間は、第6A図
の実施例の時間T2または第7A図の実施例の時
間T3内に定めてもよい。ただし、その場合は、
時間T1〜T3が長く選ばれる。
第9図はさらに他の実施例の駆動制御回路のブ
ロツク図である。この実施例の駆動制御回路60
が第8A図のものと異なる点は、次のように構成
したことである。すなわち、入賞孔21mへ入賞
した玉があると、これまでの開閉翼片24a,2
4bおよび回動板26a,26bを駆動する場合
よりもさらに多くの賞品玉を付与するために、一
定回数mだけ繰返して第8A図と同様の動作を行
なうようにしたものである。そこで、以下には、
第8A図と同じ部分を同一参照符号で示し、その
詳細な説明を省略し、この実施例の特徴となる入
賞玉検出器36cの出力に基づいて一定時間T4
だけ繰返して開閉翼片24a,24bを開成させ
るとともに、その開成期間中回動板26a,26
bを間欠的に回動または復帰させる動作を述べ
る。
入賞玉検出器36cが入賞玉を検出すると、そ
の出力でフリツプフロツプ61をセツトさせると
ともに、オアゲート51aを介してフリツプフロ
ツプ52aをセツトさせ、さらにオアゲート51
bを介してフリツプフロツプ52bをセツトさせ
る。応じてオアゲート57がフリツプフロツプ5
2a,52bの出力Qを微分回路58に与え、そ
の微分パルスでタイマ59を作動させる。タイマ
59は、一定時間T4だけソレノイド32aを連
続的に付勢させる。これと同時に、アンドゲート
53a,53bが、対応するフリツプフロツプ5
2a,52bの出力のハイレベル期間中、パルス
発振器56の出力パルスを対応するドライバ54
a,54bおよびn進カウンタ55a,55bに
与える。ドライバ54a,54bは、対応するソ
レノイド33a,34aをパルス周期に同期して
間欠的に付勢し、回動板26a,26bを間欠的
に回動させる。n進カウンタ55a,55bは、
回動板26a,26bの回動回数を計数する。そ
して、一定回数nだけ回動板26a,26bが間
欠的に回動されると、n進カウンタ55a,55
bのカウントアツプ出力が対応するオアゲート6
2,63を介してフリツプフロツプ52a,52
bをリセツトさせる。これによつて、1回目の開
閉翼片24a,24bの連続的な回動および回動
板26a,26bの間欠的な回動動作が終了す
る。そして、タイマ59がタイムアツプすると、
タイマ59の出力が微分回路67で立下がり微分
される。微分回路67の出力パルスは、m進カウ
ンタ68および遅延回路69に与えられるととも
に、必要に応じてオアゲート62,63に与えら
れる。遅延回路69は、一定時間遅れて微分パル
スをアンドゲート65および66の一方入力とし
て与える。このとき、m進カウンタ68がまだカ
ウントアツプしてなければ、その出力をローレベ
ルとし、このローレベル信号がハイレベルに反転
されてアンドゲート64の一方入力として与えら
れている。このため、アンドゲート64は、フリ
ツプフロツプ61の出力Qがハイレベルでありか
つm進カウンタ68がカウントアツプするまでの
期間中連続的にハイレベルを導出し、アンドゲー
ト65および66の他方入力として与えている。
したがつて、遅延回路69の出力パルスは、アン
ドゲート65およびオアゲート51aを介してフ
リツプフロツプ52aをセツトさせるとともに、
アンドゲート66およびオアゲート51bを介し
てフリツプフロツプ52bをセツトさせる。この
ように、フリツプフロツプ52a,52bが再度
セツトされることによつて、前述と同様の動作が
行なわれる。
以後同様にして、m進カウンタ68が一定数m
に達するまで、繰返して開閉翼片24a,24b
が一定時間T4だけ開成されかつ回動板26a,
26bが間欠的に回動される。そして、m進カウ
ンタ68が一定数mを計数すると、ハイレベルの
カウントアツプ出力を導出し、フリツプフロツプ
61をリセツトさせるとともに、アンドゲート6
4を能動化させる。したがつて、以後繰返して開
閉翼片24a,24bを開成する動作が停止され
る。
この実施例のように駆動制御すれば、特別の入
賞孔へ入賞した玉に基づいて、遊技者に多量の賞
品玉を獲得できる機会を与えることができる利点
がある。前記駆動制御回路40,40A,50,
60により、前記所定条件検出手段の検出出力に
基づいて、前記開閉部材を第1の状態に駆動制御
するとともに、前記打玉誘導部材を打玉誘導姿勢
に駆動制御する駆動制御手段が構成されている。
なお、第9図において、n回の開閉を1サイク
ルとする開閉制御を無条件にm回繰返すようにし
たが、n回の開閉を繰返すための繰返し条件を定
めてもよい。たとえば、n回の開閉制御中に打玉
が21mに入賞することを繰返し条件とし、n回
の開閉制御中に36cの出力があつた場合に次の
n回の開閉制御を行なうようにし、36cの出力
がなかつた場合には次のn回の開閉制御を行なわ
ないようにしてもよい。この場合において、36
cの出力があつた場合に、その時点で現在行なつ
ている開閉制御を打切つて次のn回の開閉制御を
行なうようにしてもよいし、36cの出力を記憶
しておいて現在行なつているn回の開閉制御が終
了した後36cの出力が記憶されていることに基
づいて次のn回の開閉制御を行なうようにしても
よい。
また、n回の開閉制御における可変入賞球装置
への入賞個数に上限を設け、その上限値に達した
場合にはその時点でn回の開閉制御を終了させる
ようにしてもよい。
なお、第8A図、第9図において、24a,2
4bがT4の間開成状態を維持する例を示したが、
26a,26bと同様に開閉させるようにしても
よい。
なお、上述の説明では、駆動制御回路がハード
回路て構成された場合を述べたが、この発明の技
術思想はこれに限らずマイクロプロセツサを用い
てソフト処理によつて同様の動作を行なうことも
できる。
また、開閉翼片および回動板を駆動するための
条件は前述の実施例に限らず、その他各種の条件
を検出するようにしてもよい。たとえば、遊技盤
1上に前記セーフ孔21nに相当する始動入賞口
を可変入賞球装置と別体に設け、その入賞口へ入
賞したものを検出するようにしてもよいし、遊技
盤1上に可変表示装置を設けその可変表示装置が
特定の表示になつたことを検出するようにしても
よい。また、前記入賞孔21mに相当する特定入
賞口を開閉翼片の間に検出される入賞空間の中に
設けてもよい。
また、開閉翼片の開成期間と回動板の回動期間
とは、その一部が重なればよいので、両者の期間
と同期(または一致)させてもよいことは言うま
でもない。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、開閉部材ま
たは打玉誘導部材が、打玉を入賞させる導きを有
する遊技者にとつて注目の的となり、その両部材
が駆動制御手段により駆動制御されるため、変化
に富み、遊技の面白さを向上でき、遊技者へのサ
ービスを一層向上でき、新規な可変入賞球装置を
備えた弾球遊技機を実現できるなどの効果が奏さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のパチンコ機の正
面図である。第2図はこの実施例の特徴となる可
変入賞球装置および駆動機構の斜視図である。第
3図は可変入賞球装置および駆動機構の分解斜視
図である。第4A図および第4B図は開閉翼片お
よび回動板が駆動されていない状態における可変
入賞球装置の図解図である。第5A図および第5
B図は開閉翼片および回動板が駆動された状態に
おける可変入賞球装置の図解図である。第6A図
は駆動制御回路の一実施例のブロツク図であり、
第6B図はその動作を説明するためのタイムチヤ
ートである。第7A図は駆動制御回路の他の実施
例のブロツク図であり、第7B図はその動作を説
明するためのタイムチヤートである。第8A図は
駆動制御のさらに他の実施例のブロツク図であ
り、第8B図はその動作を説明するためのタイム
チヤートである。第9図は駆動制御回路のさらに
他の実施例のブロツク図である。 図において、10はパチンコ器、20は可変入
賞球装置、21は取付基板、21a,21e,2
1f,21mは入賞孔、24a,24bは開閉翼
片、26a,26bは回動板、30は駆動機構、
31は駆動機構取付板、32は開閉翼片駆動機
構、33,34は回動板駆動機構、36a〜36
cは入賞玉検出器、40,40A,50,60は
駆動制御回路を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 打玉が入賞しやすい第1の状態と打玉が入賞
    しにくいまたは入賞しない第2の状態とに変化自
    在な開閉部材を備えた可変入賞球装置を含む弾球
    遊技機であつて、 前記可変入賞球装置は、 打玉誘導姿勢と非誘導姿勢とに変化自在で、前
    記打玉誘導姿勢で打玉を前記開閉部材上に誘導す
    る打玉誘導部材を含み、 前記弾球遊技機は、 前記可変入賞球装置を第1の状態にできるよう
    に定められた条件が成立したことを検出する所定
    条件検出手段と、 該所定条件検出手段の検出出力に基づいて、前
    記開閉部材を第1の状態に駆動制御するととも
    に、前記打玉誘導部材を打玉誘導姿勢に駆動制御
    する駆動制御手段とを含むことを特徴とする、弾
    球遊技機。
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