JPH0237338B2 - 99*3*44jimetokishii22hidorokishii66mechirubenzoiru*nonanoeetonoseizoho - Google Patents

99*3*44jimetokishii22hidorokishii66mechirubenzoiru*nonanoeetonoseizoho

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JPH0237338B2
JPH0237338B2 JP14963282A JP14963282A JPH0237338B2 JP H0237338 B2 JPH0237338 B2 JP H0237338B2 JP 14963282 A JP14963282 A JP 14963282A JP 14963282 A JP14963282 A JP 14963282A JP H0237338 B2 JPH0237338 B2 JP H0237338B2
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Description

【発明の詳細な説明】 2,3−ジメトキシ−5−メチル−6−(10−
ヒドロキシデシル)−1,4−ベンゾキノンは、
免疫促進作用、平滑筋弛緩作用、障碍のある組
織、特に心筋、脳組織の酵素賦活作用等、特異な
薬理作用を有する化合物として知られている。
本発明者は、この2,3−ジメトキシ−5−メ
チル−6−(10−ヒドロキシデシル)−1,4−ベ
ンゾキノンを工業的に有利に製造するため種々の
合成経路、反応条件等につき検討を重ねた結果新
たな経路としてアルキル・9−(3,4−ジメト
キシ−2−ヒドロキシ−6−メチルベンゾイル)
ノナノエートを原料として、これを還元してアル
キル・10−(3,4−ジメトキシ−2−ヒドロキ
シ−6−メチルフエニル)デカノエートとし、さ
らに還元して10−(3,4−ジメトキシ−2−ヒ
ドロキシ−6−メチルフエニル)デカン−1−オ
ールとし、ついでこの生成物を酸化することによ
つて2,3−ジメトキシ−5−メチル−6−(10
−ヒドロキシデシル)−1,4−ベンゾキノンに
導く方法が原料事情、工程数、反応条件等からみ
て1つの有利な方法であると考えた。
そこで、3,4,5−トリメトキシトルエンと
アルキル・9−クロロホルミルノナノエートを反
応させて得られたアルキル・9−(3,4−ジメ
トキシ−2−ヒドロキシ−6−メチルベンゾイ
ル)ノナノエートを還元に付したところ、予期に
反して収率が高くはなかつた。原料を抽出、再結
晶、洗浄等の通常の精製手段で精製したものを用
いてもやはりそれ程収率は向上しなかつた。その
原因の究明を兼ねてさらに研究を重ねた結果、
3,4,5−トリメトキシトルエンとアルキル・
9−クロロホルミルノナノエートの反応により得
られたアルキル・9−(3,4−ジメトキシ−2
−ヒドロキシ−6−メチルベンゾイル)ノナノエ
ートを加水分解して一旦対応する酸に導き、その
酸を抽出、洗浄により精製した後再びアルキルエ
ステル化したものを原料として還元すると反応が
予期以上の好収率で進行することを知見した。本
発明はこの新知見を基礎として更に検討を加えた
結果完成したものである。
すなわち本発明は、3,4,5−トリメトキシ
トルエンとアルキル・9−クロロホルミルノナノ
エートとを反応させて得られるアルキル・9−
(3,4−ジメトキシ−2−ヒドロキシ−6−メ
チルベンゾイル)ノナノエートを加水分解に付し
て9−(3,4−ジメトキシ−2−ヒドロキシ−
6−メチルベンゾイル)ノナン酸として、これを
有機溶媒で抽出し、弱アルカリ性水溶液で洗浄し
たのちエステル化することを特徴とするアルキ
ル・9−(3,4−ジメトキシ−2−ヒドロキシ
−6−メチルベンゾイル)ノナノエートの製造法
である。
本発明の方法において、原料となるアルキル・
9−(3,4−ジメトキシ−2−ヒドロキシメチ
ルベンゾイル)ノナノエートは、3,4,5−ト
リメトキシトルエンとアルキル・9−クロロホル
ミルノナノエートを触媒の存在下に反応させる
(工程1)ことにより得られる。該触媒としては
フリーデルクラフト反応で用いられる触媒、たと
えば硫酸、リン酸、ポリリン酸などの鉱酸、塩化
アルミニウム、三フツ化ホウ素などのルイス酸な
どが好んで用いられる。反応は溶媒なしでも進行
するが、たとえばニトロベンゼン、二硫化炭素、
ジクロロエタン、テトラクロロエタンなどが好ま
しく用いらる。この工程の反応は、0〜150℃、
好ましくは40〜80℃で行なわれる。この反応の生
成物であるアルキル・9−(3,4−ジメトキシ
−2−ヒドロキシ−6−メチルベンゾイル)ノナ
ノエートは水洗など簡単な精製手段を施してもよ
いが、精製することなくつぎの加水分解工程に付
してもよい。
アルキル・9−(3,4−ジメトキシ−2−ヒ
ドロキシ−6−メチルベンゾイル)ノナノエート
の加水分解反応(工程2)は、たとえば水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウムなどの苛性アルカリの
存在下に行なわれる。水酸化アルカリの濃度は通
常1〜40%、好ましくは5〜15%である。加水分
解温度は0〜100℃、好ましくは30〜60℃である。
この加水分解反応によつて生成する9−(3,
4−ジメトキシ−2−ヒドロキシ−6−メチルベ
ンゾイル)ノナン酸は有機溶媒によつて抽出し、
弱アルカリ性水溶液で洗浄される。該有機溶媒と
してはたとえば酢酸エチル、酢酸メチルなどの酢
酸のアルキルエステル、トルエン、ベンゼン、キ
シレンなどの芳香族炭化水素、ジクロルメタン、
ジクロルエタン、クロロホルムなどのハロゲン化
炭化水素などがあげられる。また弱アルカリ性水
溶液としてはたとえば炭酸水素ナトリウム、炭酸
水素カリウムなどの1〜10%水溶液があげられ
る。ついで水で洗浄して有機溶媒を留去すること
によつて9−(3,4−ジメトキシ−2−ヒドロ
キシ−6−メチルベンゾイル)ノナン酸を得るこ
とができる。
9−(3,4−ジメトキシ−2−ヒドロキシ−
6−メチルベンゾイル)ノナン酸のエステル化反
応(工程3)は9−(3,4−ジメトキシ−2−
ヒドロキシ−6−メチルベンゾイル)ノナン酸と
アルコールを反応させることによつて行なわれ
る。該アルコールとしてはメタノール、エタノー
ル、プロパノール、ブタノールなど炭素数1〜4
のものがあげられる。この反応は適当なアルコー
ル中で行なわれ、通常、酸触媒の存在下に行なわ
れる。該酸触媒としてはp−トルエンスルホン
酸、硫酸、塩酸などがあげられる。反応温度は通
常0℃〜該アルコールの沸点、好ましくは40℃〜
該アルコールの沸点である。反応液を冷却したの
ち水を加えて、5℃以下でかきまぜると徐々に結
晶が析出する。これを濾取、乾燥することにより
アルキル・9−(3,4−ジメトキシ−2−ヒド
ロキシ−6−メチルベンゾイル)ノナノエートの
結晶を単離することができる。
このようにして得られた本反応の目的化合物
は、たとえば以下に記載の工程に付すことによつ
て前記した様な特異な薬理作用を有する6−(10
−ヒドロキシデシル)−2,3−ジメトキシ−5
−メチル−1,4−ベンゾキノンに導くことがで
きる。
すなわちアルキル・9−(3,4−ジメトキシ
−2−ヒドロキシ−6−メチルベンゾイル)ノナ
ノエートを還元してアルキル・10−(3,4−ジ
メトキシ−2−ヒドロキシ−6−メチルフエニ
ル)デカノエートを得(工程4)、これをさらに
還元して10−(3,4−ジメトキシ−2−ヒドロ
キシ−6−メチルフエニル)デカン−1−オール
を得(工程5)、ついで生成物を酸化することに
よつて6−(10−ヒドロキシデシル)−2,3−ジ
メトキシ−5−メチル−1,4−ベンゾキノンを
得る(工程6)ことができる。
また、アルキル・9−(3,4−ジメトキシ−
2−ヒドロキシ−6−メチルベンゾイル)ノナノ
エートを還元して、アルキル・10−(3,4−ジ
メトキシ−2−ヒドロキシ−6−メチルフエニ
ル)デカノエートを得(工程4)、これを酸化し
て6−(9−メトキシカルボニルノニル)−2,3
−ジメトキシ−5−メチル−1,4−ベンゾキノ
ンを得(工程7)、生成物を還元(工程8)、つい
で酸化(工程9)することによつて6−(10−ヒ
ドロキシデシル)−2,3−ジメトキシ−5−メ
チル−1,4−ベンゾキノンを得ることもでき
る。
上記工程4の還元方法としては、たとえば亜鉛
アマルガムと塩酸によるクレメンゼン還元、ケト
ンをヒドラゾンとなし塩基の存在下に分解するウ
オルフキシユナー還元、ジチオアセタートとなし
ニツケルで脱硫的に還元する方法、あるいは接触
還元などを挙げることができる。本反応は通常適
宜の溶媒の存在下に行なうのが有利である。その
ような溶媒は反応に関与しないものならどのよう
なものでもよいが、具体的にはたとえばエーテ
ル、メタノール、エタノール、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン、エチレングリコール、トリエチレ
ングリコール、酢酸、酢酸エチルなどがあげられ
る。反応温度は0〜140℃、好ましくは20〜70℃
である。
上記工程5の還元方法としてはカルボキシル基
をアルコール性ヒドロキシ基に変じうるものであ
ればいずれでもよい。かかる還元方法としては水
素化リチウム、アルミニウムを用いる方法、水素
化ビス(2−メトキシエトキシ)アルミニウムナ
トリウムを用いる方法があげられる。該還元反応
は適当な溶媒中で行なうのが有利である。該溶媒
としては還元反応をさまたげないようなものなら
ばいずれでもよく、たとえばジエチルエーテル、
テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル
類、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族
炭化水素類があげられる。反応温度は通常0〜
140℃、好ましくは10〜40℃である。
工程6の酸化方法としてはアルコール性ヒドロ
キシル基に影響を与えることなく、フエノールを
キノンに変じうるものであればいずれでもよく、
酸化剤として塩化第二鉄、酸化銀、ニトロソジス
ルホネートなどがあげられる。該酸化反応は一般
に適当な溶媒の存在下に行なわれる。該溶媒とし
ては酸化反応をさまたげないものであればいずれ
でもよく、たとえば水、酸またはアルカリの稀薄
溶液、アセトン、エタノール、ジオキサン、エー
テル、酢酸、ジメチルホルムアミド、テトラヒド
ロフランおよびこれらの混合溶媒などがあげられ
る。該酸化反応における温度、反応時間は酸化剤
の種類によつて異なるが、好ましくは0〜60℃で
0.5〜10時間である。
工程7の酸化は、一般にフエノール類をキノン
に導く酸化方法によつて行なわれる。酸化剤とし
てはたとえば過酸化水素、過酢酸、過ギ酸、過安
息香酸、過マンガン酸カリウム、重クロム酸カリ
ウム、無水クロム酸、ニトロソジスルホン酸カリ
ウム、塩化第二鉄、酸化銀、二酸化マンガンなど
があげられる。本反応は通常溶媒中で行なわれ、
該溶媒としては、たとえば水、希酸あるいは希ア
ルキル水溶液、アセトン、エタノール、ジオキサ
ン、エーテル、酢酸およびこれらの混合溶媒など
があげられる。反応温度、反応時間は用いる酸化
剤の種類によつて異なるが、通常反応温度は約0
〜60℃、反応時間は約0.5〜10時間程度である。
また本反応はたとえばリン酸緩衝液、酢酸ナトリ
ウムなどの存在下に反応を行なうことによつて好
結果が得られる。
工程8の還元反応は工程5と同様の還元手段に
よつて行なわれ、この工程において2,3−ジメ
トキシ−5−メチル−6−(10−ヒドロキシデシ
ル)ヒドロキノンが生成物として得られる。
工程9の酸化反応は工程6と同様の酸化手段に
よつて行なわれ、この工程において6−(10−ヒ
ドロキシデシル)−2,3−ジメトキシ−5−メ
チル−1,4−ベンゾキノンが得られる。
上記工程6および9の生成物である6−(10−
ヒドロキシデシル)−2,3−ジメトキシ−5−
メチル−1,4−ベンゾキノンは結晶化などの常
法により単離することができる。
以下に実施例および参考例を記載して本発明を
より具体的に説明する。
実施例 1 (1) 無水塩化アルミニウム(15.9g)のジクロル
エタン(120ml)けんだく液へ、30℃以下で3,
4,5−トリメトキシトルエン(12.0g)およ
びメチル9−クロロホルミルノナノエート
(15.5g)のジクロルエタン(24ml)溶液を滴
下した。50〜57℃で5時間かきまぜたのち、反
応液を希塩酸(水180mlおよび濃塩酸18mlから
調整)に徐々に加えた。ジクロルエタン層を分
取し、水層はさらにジクロルエタン(36ml)で
抽出した。ジクロルエタン層を合わせて水(60
ml)で洗浄した。ジクロルエタン層を濃縮する
と粗品のメチル9−(3,4−ジメトキシ−2
−ヒドロキシ−6−メチルベンゾイル)ノナノ
エートが結晶性固体として得られた。
(2) 本品に10%水酸化ナトリウム(90ml)を加
え、50〜55℃で1時間かきまぜた。水(120ml)
で希釈したのち、酢酸エチル(60ml×2)で洗
浄した。水層を冷却下、塩酸(24ml)で酸性と
したのち、酢酸エチル(240ml)で抽出した。
酢酸エチル層を水(60ml)、5%炭酸水素ナト
リウム(60ml)ついで水(60ml)で順次洗浄し
た。酢酸エチル層を濃縮すると9−(3,4−
ジメトキシ−2−ヒドロキシ−6−メチルベン
ゾイル)ノナン酸が得られた。
赤外吸収スペクトルνKBr naxcm-1:3400(OH)、
1710(COOH) 核磁気共鳴スペクトルδCDCl3 ppn:1.00−2.00(14H

多重線、(−CH2)−6)、2.10−2.50(2H、多重
線、CH2)、2.41(3H、一重線、CH3)、2.70
−3.00(2H、多重線、CH2)、3.85(6H、一重
線、OCH3)、6.29(1H、一重線、核H)、
10.27(2H、巾広い一重線、OHおよび
COOH) (3) 9−(3,4−ジメトキシ−2−ヒドロキシ
−6−メチルベンゾイル)ノナン酸(12.0g)
をメタノール(36ml)に溶解し、p−トルエン
スルホン酸(120mg)を加えかきまぜながら2
時間加熱還流した。40℃以下になるまで冷却し
たのち、水(12ml)を加え5℃以下で1時間以
上かきまぜると結晶が晶出した。これを濾取し
たのち乾燥するとメチル9−(3,4−ジメト
キシ−2−ヒドロキシ−6−メチルベンゾイ
ル)ノナノエート(11.3g)が得られた。
赤外吸収スペクトルνKBr naxcm-1:3430(OH)、
1740(COOCH3) 核磁気共鳴スペクトルδCDCl3 ppn:1.10−1.90(12H

多重線、−(CH26−)、2.10−2.50(2H、多重
線、CH2)、2.41(3H、一重線、CH3)、2.70
−3.00(2H、多重線、CH2)、3.65(3H、一重
線、COOCH3)、3.85(3H、一重線、OCH3)、
3.88(3H、一重線、OCH3)、6.29(1H、一重
線、核H)、10.0(1H、巾広い一重線、OH) 高速液体クロマトグラフイーによる含量定量値
は94.8%であつた。
参考例 1 (1) 実施例1(1)と同様にして粗品のメチル9−
(3,4−ジメトキシ−2−ヒドロキシ−6−
メチルベンゾイル)ノナノエートを結晶性固体
として得た。
(2) 本品(10.0g)をメタノール(30ml)に熱時
溶解したのち、水(10ml)を加えて5℃以下で
1時間以上かきまぜると結晶が晶出した。これ
を濾取したのち、再び同様の操作を繰り返し
た。濾取したのち乾燥すると精製メチル9−
(3,4−ジメトキシ−2−ヒドロキシ−6−
メチルベンゾイル)ノナノエート(5.8g)が
得られた。高速液体クロマトグラフイーによる
含量定量値は90.4%であつた。
参考例 2 (1) 実施例1(1)と同様にして粗品のメチル9−
(3,4−ジメトキシ−2−ヒドロキシ−6−
メチルベンゾイル)ノナノエートを結晶性固体
として得た。
(2) 本品(10.0g)をメタノール(30ml)に熱時
溶解したのち、水(10ml)を加えて5℃以下で
1時間以上かきまぜると結晶が晶出した。これ
を濾取したのち、n−ヘキサン(40ml)で2回
再結晶した。これを濾取したのち乾燥すると精
製メチル9−(3,4−ジメトキシ−2−ヒド
ロキシ−6−メチルベンゾイル)ノナノエート
(4.8g)が得られた。
高速液体クロマトグラフイーによる含量定量
値は89.5%であつた。
参考例 3 (1) 実施例1(1)と同様にして粗品のメチル9−
(3,4−ジメトキシ−2−ヒドロキシ−6−
メチルベンゾイル)ノナノエートを結晶性固体
として得た。
(2) 本品(10.0g)を酢酸エチル(200ml)に溶
解したのち、5%炭酸水素ナトリウム(30ml)
で5回洗浄した。水(30ml)で1回洗浄したの
ち酢酸エチル層を濃縮した。濃縮物をメタノー
ル(30ml)に熱時溶解したのち、水(10ml)を
加えて5℃以下で1時間以上かきまぜると結晶
が晶出した。これを濾取したのち、再びメタノ
ール(30ml)に溶解して同様の操作を繰返し
た。これを濾取したのち乾燥すると精製メチル
9−(3,4−ジメトキシ−2−ヒドロキシ−
6−メチルベンゾイル)ノナノエート(5.2g)
が得られた。高速液体クロマトグラフイーによ
る含量定量値は89.3%であつた。
参考例 4 メチル9−(3,4−ジメトキシ−2−ヒドロ
キシ−6−メチルベンゾイル)ノナノエート
(20.0g)の酢酸エチル(100ml)溶液に、5%パ
ラジウム炭素(50%含水)(4.0g)および硫酸
(0.1ml)を加え、水素気流下(水素圧約100Kg/
cm2)、30〜40℃で1時間振つた。触媒を濾去した
のち、酢酸エチル層を水(100ml)、5%炭酸水素
ナトリウム(100ml)ついで水(100ml)で順次洗
浄した。酢酸エチル層を濃縮するとメチル10−
(3,4−ジメトキシ−2−ヒドロキシ−6−メ
チルフエニル)デカノエート(18.0g)が油状物
として得られた。
赤外吸収スペクトルνfilm naxcm-1:3450(OH)、1740
(COOCH3) 核磁気共鳴スペクトルδCDCl3 ppn:1.10−1.87(14H、
多重線、−(CH27−)、2.17−2.57(4H、多重
線、核CH2、CH2CO)、2.27(3H、一重線、核
CH3)、3.63(3H、一重線、COOCH3)、3.80
(3H、一重線、OCH3)、3.85(3H、一重線、
OCH3)、5.80(1H、一重線、OH)、6.27(1H、
一重線、核H) 参考例 5 メチル10−(3,4−ジメトキシ−2−ヒドロ
キシ−6−メチルフエニル)デカノエート(8.0
g)のトルエン(160ml)溶液に20℃以下で水素
化ビス(2−メトキシエトキシ)アルミニウムナ
トリウム(70%トルエン溶液)(16.0g)を加え、
20〜30℃で1時間かきまぜた。反応液に20℃以下
で10%硫酸(160ml)を加えてかきまぜたのち、
トルエン層を分取する。トルエン層を水(100ml)
で洗浄後濃縮すると10−(3,4−ジメトキシ−
2−ヒドロキシ−6−メチルフエニル)デカン−
1−オール(6.5g)が油状物として得られた。
赤外吸収スペクトルνneat naxcm-1:3400付近(OH) 核磁気共鳴スペクトルδCDCl3 ppn:1.10−1.80(16H、
多重線、−(CH28−)、2.22(3H、一重線、
CH3)、2.40−2.75(2H、多重線、CH2)、3.50
−3.70(2H、多重線、CH2)、3.80(3H、一重
線、OCH3)、3.84(3H、一重線、OCH3)、6.25
(1H、一重線、核H) 参考例 6 10−(3,4−ジメトキシ−2−ヒドロキシ−
6−メチルフエニル)デカン−1−オール(10.0
g)のメタノール(160ml)溶液に酢酸ナトリウ
ム(40.0g)および水(160ml)を加えたのち、
ニトロソジスルホン酸ジカリウム塩(含量50%)
(48.0g)を加え、40〜50℃で2〜7時間かきま
ぜた。その後、よくかきまぜながら反応液を水
(400ml)に注加し、20℃以下で30分以上かきまぜ
ると橙黄色結晶が析出した。これを濾取したの
ち、酢酸エチル(35ml)に溶解し、水(20ml)で
洗浄した。酢酸エチルを留去して得られる残留物
を酢酸エチル(12ml)およびn−ヘキサン(36
ml)の混合液から再結晶した。この結晶をフロリ
ジル(8g)のカラムクロマトグラフイーに付
し、ジクロルメタンで溶出したのち、再び酢酸エ
チル(10ml)およびn−ヘキサン(30ml)の混合
液から再結晶した。本結晶をさらに50%エタノー
ル(30ml)から再結晶したのち乾燥すると6−
(10−ヒドロキシデシル)−2,3−ジメトキシ−
5−メチル−1,4−ベンゾキノン(4.5g)が
橙黄色結晶として得られた。
融点54.0℃ 赤外吸収スペクトルνKBr naxcm-1:3550(OH)、1660、
1650、1610(1,4−ベンゾキノン) 核磁気共鳴スペクトルδCDCl3 ppn:1.1−1.8(16H、多
重線、−(CH28−)、2.00(3H、一重線、CH3)、
2.43(2H、三重線、J=7Hz、CH2)、3.63
(2H、三重線、J=6Hz、CH2 OH)、3.97
(6H、一重線、OCH3) 参考例 7 水素化リチウムアルミニウムのジエチルエーテ
ル溶液に2,3−ジメトキシ−5−メチル−6−
(9−メトキシカルボニルレニル)−1,4−ベン
ゾキノンのジエチルエーテル溶液を氷冷、撹拌下
滴下した。室温で1時間撹拌した後、混合物を希
塩酸で酸性とした。ジエチルエーテル層を分離
し、水層をジエチルエーテルで抽出した。ジエチ
ルエーテル層および抽出液を合し水洗した。無水
硫酸ナトリウムで乾燥し、ジエチルエーテルを蒸
発乾固すると、2,3−ジメトキシ−5−メチル
−6−(10−ヒドロキシデシル)ヒドロキノンが
得られた。上記生成物のジエチルエーテル溶液を
16%水性塩化第二鉄と共に撹拌した。ジエチルエ
ーテル層を分離し、水洗後無水硫酸ナトリウムで
乾燥した。リグロインから再結晶すると2,3−
ジメトキシ−5−メチル−6−(10−ヒドロキシ
デシル)−1,4−ベンゾキノンの橙色針状晶が
得られた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 3,4,5−トリメトキシトルエンとアルキ
    ル・9−クロロホルミルノナノエートとを反応さ
    せて得られるアルキル・9−(3,4−ジメトキ
    シ−2−ヒドロキシ−6−メチルベンゾイル)ノ
    ナノエートを加水分解に付して9−(3,4−ジ
    メトキシ−2−ヒドロキシ−6−メチルベンゾイ
    ル)ノナン酸とし、これを有機溶媒で抽出し、弱
    アルカリ性水溶液で洗浄したのちエステル化する
    ことを特徴とするアルキル・9−(3,4−ジメ
    トキシ−2−ヒドロキシ−6−メチルベンゾイ
    ル)ノナノエートの製造法。
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