JPH0237341Y2 - - Google Patents

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JPH0237341Y2
JPH0237341Y2 JP20331585U JP20331585U JPH0237341Y2 JP H0237341 Y2 JPH0237341 Y2 JP H0237341Y2 JP 20331585 U JP20331585 U JP 20331585U JP 20331585 U JP20331585 U JP 20331585U JP H0237341 Y2 JPH0237341 Y2 JP H0237341Y2
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JP
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valve
rubber
valve seat
plunger
adhesive
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JP20331585U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は弁体と弁座との当接部をゴム状弾性体
により形成したバルブに関し、特に、粘着性を低
減し得るものに関する。
(従来の技術) 従来、たとえば自動車等に使用されるソレノイ
ドバルブにあつては、弁体としてのプランジヤと
弁座間のシール性の確保および着座時の音を低減
するためにプランジヤの弁頭部にフツ素ゴム等の
ゴム状弾性体が焼付けられている。而して開弁、
閉弁の応答性がmsec単位で要求されるものが多
くゴムの粘着性が問題となるために、一般的にゴ
ム表面に四フツ化エチレン樹脂等の樹脂コーテイ
ングを施して粘着を防止していた。
(考案が解決しようとする問題点) しかし斯かる従来例の場合には、樹脂コーテイ
ングにより表面硬度が増大するためにゴムの弾性
が損なわれシール性が低下するという問題があつ
た。そこで樹脂コーテイングを施すことなく、ゴ
ムの弁座との当接面の表面粗さを粗くして粘着性
を改善することが考えられる(ゴム面の面粗さが
粘着性改善に寄与することは知られている)。し
かし、ゴムの表面を粗面にしても、バルブの開閉
作動によつてゴム表面が摩耗してしまい長期にわ
たつて粘着力を低減することができないという問
題があつた。
本考案は上記した従来技術の問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところ
は、ゴムの弾性を維持しつつ、かつ長期にわたつ
て弁体と弁座間の粘着を低減し得るバルブを提供
することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案に係るバル
ブは、弁体と弁座との当接部のうち少なくともい
ずれか一方がゴム状弾性体により形成されてお
り、当該弁体と弁座のゴム状弾性体により形成し
た当接部のうち少なくともいずれか一方の接触面
を粗面に形成すると共に、非粘着材を表面に露出
させたものから構成した。
(作用) 本考案にあつては、弁体と弁座の当接部のうち
少なくともいずれか一方の接触面を粗面に形成さ
れているのでゴム弾性が保持されてシール性が良
好に保たれると共に、非粘着材を表面に露出させ
ているので、表面を粗面にしたことと相俟つて長
期に亙つて粘着力が低減される。
(実施例) 以下に本考案を図示の実施例に基づいて説明す
る。本考案の一実施例に係るバルブを示す第1図
において、1は弁体としてのプランジヤであり、
弁室2内に互いに対向して開口する一次ポート
3、二次ポート4間を往復動自在に配設されてい
る。プランジヤ1と弁室2のランド部との間には
一次ポート3と二次ポート4間を連通する通路A
が設けられている。一次ポート3および二次ポー
ト4の弁室2内への開口部周縁には弁座5,6が
形成され、プランジヤ1はスプリング7によつて
一次ポート3側の弁座5に押圧され、一次ポート
3を閉塞している。一方二次ポート4はソレノイ
ド8のコア9に設けられ、コア9を取囲むソレノ
イド8によつて励磁されプランジヤ1をスプリン
グ7のばね力に抗して吸引し、二次ポート4側の
弁座6に当接させるようになつている。この弁座
6には弁室2と二次ポート4とを連通する溝10
が刻設されている。
プランジヤ1両端部には一次ポート3および二
次ポート4の各弁座5,6に当接するゴム状弾性
体製のシール部11,12が設けられている。こ
のシール部11,12はプランジヤ1の軸方向に
貫通する取付孔1aに嵌着される連結部13によ
り一体に連結されている。
上記シール部11,12は第2図に示すように
各弁座5,6との当接面が粗面に形成され、さら
に表面に非粘着材14が露出している。すなわち
シール部11,12は非粘着材14が配合された
ゴム状弾性体で、表面を粗すことによつて非粘着
材14を表面に露出させている。
第3図にはシール部11表面を粗す表面加工状
態が示されている。すなわち、15はノズルで、
このノズル15からガラスビーズ等の微粒子16
をシール部11表面に吹き付けることにより、シ
ール部11表面を粗すと共に、ゴム中に含まれる
非粘着材14を表面に露出させている。
上記非粘着材としては、たとえばグラアフイ
ト、二硫化モリブデン、シリカ、四フツ化エチレ
ン樹脂(以下PTFEという)等が用いられる。第
4図には各種非粘着材が配合された低粘着ゴムの
粘着試験結果が示されている。この試験は、第5
図に示すように接触面積を37.3mm2のテストピース
17を用い、テストピース17を弁座と同材質の
シート18に載せ、温度を120℃に保つて200gの
荷重19を24hrかけた場合の粘着力(Kg)を測定
することにより行なつた。第4図からシリカ(30
部)を配合したものが粘着力が0Kgで最適であ
り、グラアフイト(30部)、(45部)、PTFE(30
部)、(50部)、(70部)等が粘着力が低く好ましい
ことがわかる。もつとも非粘着材としてはこれに
限るものではなく、他の材料を用いてもよい。
上記構成のバルブにあつては、ソレノイド8が
非励磁の状態ではスプリング7のばね力によつて
プランジヤ1が一次ポート3の弁座5に押圧され
ており、シール部11が弁座5に圧接されて一次
ポート3が閉塞されている。この状態で長期間シ
ール部3が弁座5に圧接状態となつていても、シ
ール部11の接触面が粗面で非粘着材14が露出
されているので、粘着性が弱く、粘着力の増大が
低減される。したがつて所定の設定開弁圧でプラ
ンジヤ1が弁座5から離れて開弁される。一方ソ
レノイド8が励磁状態となるとスプリング7のば
ね力に抗してプランジヤ1がコア9に吸引され
て、シール部12が二次ポート4側の弁座6に当
接する。長時間シール部12が弁座6に押圧され
ていても、シール部6は粘着性が弱いので粘着力
が過大になることはなく、所定圧で弁座6から確
実に離れる。
なお本実施例ではプランジヤ1の弁座5,6と
の当接部にゴム状弾性体製のシール部11,12
を設けた例を示したが、弁座5,6をゴム状弾性
体により形成したものについても適用し得るもの
である。またプランジヤ1と弁座5,6の当接部
の双方をゴム状弾性体により成形したものについ
ても適用できる。さらに本実施例ではソレノイド
バルブについて説明したが、これに限るものでは
なく、流量制御弁、圧力制御弁、チエツク弁等に
も適用し得るものである。
(考案の効果) 本考案は以上の構成および作用から成るもの
で、ゴム状弾性体により形成した弁体と弁座の当
接部のうち少なくともいずれか一方の接触面を粗
面に形成すると共に、非粘着材を表面に露出させ
たので、従来のように樹脂コーテイングをしたも
ののように表面が硬化することなく柔軟性が保持
され良好なシール性が得られる。また非粘着材を
表面に露出させてあるので長期にわたつて粘着力
を低減することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るバルブの縦断
面図、第2図は第1図のプランジヤ頭部の拡大断
面図、第3図はプランジヤ頭部のゴムシール部表
面の加工状態を示す概略図、第4図は各種非粘着
材を配合したゴム材料の粘着力の試験結果を示す
グラフ、第5図はゴム材料の粘着試験機の概略正
面図である。 符号の説明、1……プランジヤ(弁体)、5,
6……弁座、11,12……シール部、14……
非粘着材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁体と弁座との当接部のうち少なくともいずれ
    か一方をゴム状弾性体により形成したバルブにお
    いて、上記弁体と弁座のゴム状弾性体により形成
    した当接部のうち少なくともいずれか一方の接触
    面を粗面にすると共に、非粘着材を表面に露出さ
    せて成ることを特徴とするバルブ。
JP20331585U 1985-12-28 1985-12-28 Expired JPH0237341Y2 (ja)

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JP20331585U JPH0237341Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

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JP20331585U JPH0237341Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

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JPS62110669U JPS62110669U (ja) 1987-07-14
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