JPH0237563Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0237563Y2 JPH0237563Y2 JP1983131703U JP13170383U JPH0237563Y2 JP H0237563 Y2 JPH0237563 Y2 JP H0237563Y2 JP 1983131703 U JP1983131703 U JP 1983131703U JP 13170383 U JP13170383 U JP 13170383U JP H0237563 Y2 JPH0237563 Y2 JP H0237563Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal plate
- protrusion
- substrate
- glaze film
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electronic Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、サーマルヘツドに関し、詳言すれば
金属板の片面または両面に無機薄膜を形成し、金
属板の片面に突出部を設けてこの突出部に発熱部
を備えるサーマルヘツドに関するものである。
金属板の片面または両面に無機薄膜を形成し、金
属板の片面に突出部を設けてこの突出部に発熱部
を備えるサーマルヘツドに関するものである。
従来、この種のサーマルヘツドは、第1図A,
Bおよび第2図A,Bに示すごとく、一般にはア
ルミナ基板1の片面に全面グレーズ皮膜2〔第1
図B参照〕または部分グレーズ皮膜6(第2図参
照)を形成し、この表面に発熱体となる抵抗体ド
ツト群3−1〜3−n、共通電極4および個別電
極群5−1〜5−nが形成されている。しかしな
がら、このようにして形成された構造を有するサ
ーマルヘツドにおいては、基板の熱伝導率が約
0.1J/cm・S・K(300℃)と小さいため、高速サ
ーマルプリンタに適用した時、発熱体で発生した
熱がグレーズ内にこもり気味となり、サーマル紙
の印字に「にじみ」が発生して不鮮明となり、ま
たコスト的にも高いという欠点を有している。
Bおよび第2図A,Bに示すごとく、一般にはア
ルミナ基板1の片面に全面グレーズ皮膜2〔第1
図B参照〕または部分グレーズ皮膜6(第2図参
照)を形成し、この表面に発熱体となる抵抗体ド
ツト群3−1〜3−n、共通電極4および個別電
極群5−1〜5−nが形成されている。しかしな
がら、このようにして形成された構造を有するサ
ーマルヘツドにおいては、基板の熱伝導率が約
0.1J/cm・S・K(300℃)と小さいため、高速サ
ーマルプリンタに適用した時、発熱体で発生した
熱がグレーズ内にこもり気味となり、サーマル紙
の印字に「にじみ」が発生して不鮮明となり、ま
たコスト的にも高いという欠点を有している。
本考案は、上記従来技術の欠点に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、基板の反り
を抑えながら充分な熱放散効果を得られて安定し
た印字品質を得ることができるサーマルヘツドを
提供することにある。
たもので、その目的とするところは、基板の反り
を抑えながら充分な熱放散効果を得られて安定し
た印字品質を得ることができるサーマルヘツドを
提供することにある。
この目的を達成するため、本考案は、金属板か
らなる基板の表面側に突出部を設け、少なくとも
その突出部を覆うように表面側にグレーズ皮膜を
形成し、このグレーズ皮膜を介して前記突出部の
上に発熱抵抗体を設けるとともに、前記グレーズ
皮膜を前記基板の裏面側に部分的に形成したこと
を特徴とするものである。
らなる基板の表面側に突出部を設け、少なくとも
その突出部を覆うように表面側にグレーズ皮膜を
形成し、このグレーズ皮膜を介して前記突出部の
上に発熱抵抗体を設けるとともに、前記グレーズ
皮膜を前記基板の裏面側に部分的に形成したこと
を特徴とするものである。
以下、本考案の実施例を第3図ないし第6図を
参照して説明する。第3図および第4図に示す如
く、基板として金属板7を用い、それの所定位置
に発熱抵抗層を形成するに適した大きさの突出部
8をボンチ9によつて形成する。金属板7として
アルミニウム、銅、鉄などが用いられ、それらの
300℃における熱伝導率はそれぞれ2.3J/cm・
S・K,3.8J/cm・S・K、0.6J/cm・S・Kで
ある。
参照して説明する。第3図および第4図に示す如
く、基板として金属板7を用い、それの所定位置
に発熱抵抗層を形成するに適した大きさの突出部
8をボンチ9によつて形成する。金属板7として
アルミニウム、銅、鉄などが用いられ、それらの
300℃における熱伝導率はそれぞれ2.3J/cm・
S・K,3.8J/cm・S・K、0.6J/cm・S・Kで
ある。
金属板7の突出部8の表面には部分的にまたは
全面的にガラスやホーローなどからなるグレーズ
皮膜10が形成される。更にその表面に第5図お
よび第6図に示すごとく、発熱体となる抵抗体群
11−1〜11−n、共通電極12、および個別
電極13−1〜13−nが設けられる。さらにこ
れらの表面に保護層14(第6図参照)を施して
サーマルヘツドが構成される。
全面的にガラスやホーローなどからなるグレーズ
皮膜10が形成される。更にその表面に第5図お
よび第6図に示すごとく、発熱体となる抵抗体群
11−1〜11−n、共通電極12、および個別
電極13−1〜13−nが設けられる。さらにこ
れらの表面に保護層14(第6図参照)を施して
サーマルヘツドが構成される。
次に本考案の具体的な実施例について説明す
る。
る。
実施例 1
第3図および第4図において、アルミニウムか
らなる金属板7の裏面よりボンチ9で加圧してそ
の表面に突出部8を設ける。これより別に、アル
ミニウムの融点(600℃)より低い温度で軟化ま
たは溶融するガラスフリツト(例えばコーニング
ガラス社製#7570、軟化温度440℃)をエチルセ
ルローセと高沸点有機溶媒で混練して塗料を作
る。これをスクリーン印刷、デイツピング、スプ
レー等により前記金属板7の表面に塗布し、乾燥
後酸化雰囲気中で500℃で焼成して均一なグレー
ズ皮膜10を形成する。更にその表面に第5図に
示すごとく、突出部8上にTaNやNi−Crなどか
らなる抵抗体群11−1〜11−nを、また平面
部にAl、Au等からなる共通電極12および個別
電極群13−1〜13−nをスパツタリング法、
蒸着法による成膜技術とフオトエツチング法によ
るパターン形成技術を使つて形成した後、Ta2O5
系等からなる保護層14をスパツタリング法で形
成した。金属板7の片面のみにグレーズ皮膜20
を形成したとき、金属板7が反るために裏面にも
グレーズ皮膜10と同じ無機質皮膜を形成した。
この場合に、裏面全体を無機質皮膜で被覆すると
放熱が遅くなるので、部分的に皮膜を形成した。
このサーマルヘツドは高速サーマルプリンタに用
いた試験において良好な印字状態を示した。
らなる金属板7の裏面よりボンチ9で加圧してそ
の表面に突出部8を設ける。これより別に、アル
ミニウムの融点(600℃)より低い温度で軟化ま
たは溶融するガラスフリツト(例えばコーニング
ガラス社製#7570、軟化温度440℃)をエチルセ
ルローセと高沸点有機溶媒で混練して塗料を作
る。これをスクリーン印刷、デイツピング、スプ
レー等により前記金属板7の表面に塗布し、乾燥
後酸化雰囲気中で500℃で焼成して均一なグレー
ズ皮膜10を形成する。更にその表面に第5図に
示すごとく、突出部8上にTaNやNi−Crなどか
らなる抵抗体群11−1〜11−nを、また平面
部にAl、Au等からなる共通電極12および個別
電極群13−1〜13−nをスパツタリング法、
蒸着法による成膜技術とフオトエツチング法によ
るパターン形成技術を使つて形成した後、Ta2O5
系等からなる保護層14をスパツタリング法で形
成した。金属板7の片面のみにグレーズ皮膜20
を形成したとき、金属板7が反るために裏面にも
グレーズ皮膜10と同じ無機質皮膜を形成した。
この場合に、裏面全体を無機質皮膜で被覆すると
放熱が遅くなるので、部分的に皮膜を形成した。
このサーマルヘツドは高速サーマルプリンタに用
いた試験において良好な印字状態を示した。
実施例 2
金属板7として実施例1のアルミニウムに代え
て銅板が用いられる。第3図および第4図に示す
ごとく、突出部8側の表面に、銅の融点(1080
℃)より低い温度で軟化または溶融するガラスフ
リツト(例えばコーニングガラス社製No.9010、軟
化温度650℃)を用いて実施例1と同様にグレー
ズ皮膜10を形成した。このように製作されたサ
ーマルヘツドは実施例1と同様に良好な印字状態
を示した。
て銅板が用いられる。第3図および第4図に示す
ごとく、突出部8側の表面に、銅の融点(1080
℃)より低い温度で軟化または溶融するガラスフ
リツト(例えばコーニングガラス社製No.9010、軟
化温度650℃)を用いて実施例1と同様にグレー
ズ皮膜10を形成した。このように製作されたサ
ーマルヘツドは実施例1と同様に良好な印字状態
を示した。
実施例 3
金属板7として実施例1のアルミニウムに代え
て鉄板が用いられる。鉄の融点(1530℃)より低
い温度で軟化または溶融するガラスフリツト(例
えばフーニングガラス社製#8160、軟化温度630
℃等)を用いて実施例1と同様にグレーズ皮膜1
0を形成した。このようにして製作されたサーマ
ルヘツドは実施例1と同様に良好な結果を示し
た。
て鉄板が用いられる。鉄の融点(1530℃)より低
い温度で軟化または溶融するガラスフリツト(例
えばフーニングガラス社製#8160、軟化温度630
℃等)を用いて実施例1と同様にグレーズ皮膜1
0を形成した。このようにして製作されたサーマ
ルヘツドは実施例1と同様に良好な結果を示し
た。
実施例 4
実施例1,3において使用したガラスフリツト
の代りにホーローフリツトを使用した。この場合
に、ホーローフリツトとしては日本フエロー(株)社
製のものを使用し、アルミニウム板の場合には
#AL−80フリツトを、一般鋼板の場合には
#2024〜2225を使用した。このようにして形成さ
れた基板を有するサーマルヘツドも同様に良好な
結果が得られた。
の代りにホーローフリツトを使用した。この場合
に、ホーローフリツトとしては日本フエロー(株)社
製のものを使用し、アルミニウム板の場合には
#AL−80フリツトを、一般鋼板の場合には
#2024〜2225を使用した。このようにして形成さ
れた基板を有するサーマルヘツドも同様に良好な
結果が得られた。
実施例 5
実施例1〜4においては金属板7の状態で予め
ボンチ9でプレス成形して突出部8を設けた後、
ガラスまたはホーローなどからなるグレーズ皮膜
10を形成したが、逆にプレス成形の前にガラス
またはホーロー等からなるグレーズ皮膜10を形
成した後、軟化温度付近でボンチ9によりプレス
して突出部8を設ける。この場合、金属板7はガ
ラスまたはホーローの軟化温度に加熱されるの
で、アニール状態となり幾分軟化されてボンチ9
による加圧成形がし易くなる。
ボンチ9でプレス成形して突出部8を設けた後、
ガラスまたはホーローなどからなるグレーズ皮膜
10を形成したが、逆にプレス成形の前にガラス
またはホーロー等からなるグレーズ皮膜10を形
成した後、軟化温度付近でボンチ9によりプレス
して突出部8を設ける。この場合、金属板7はガ
ラスまたはホーローの軟化温度に加熱されるの
で、アニール状態となり幾分軟化されてボンチ9
による加圧成形がし易くなる。
実施例 6
前記実施例5において、プレス成形前にガラス
またはホーロー等のフリツト層を金属板7の表面
に形成し、その後ボンチ9によつて突出部8を設
け、しかるのちフリツト層の軟化点温度で溶融せ
しめてグレーズ皮膜10とする。
またはホーロー等のフリツト層を金属板7の表面
に形成し、その後ボンチ9によつて突出部8を設
け、しかるのちフリツト層の軟化点温度で溶融せ
しめてグレーズ皮膜10とする。
記記実施例にあつては、基板として熱伝導率の
良いアルミニウム、銅、鉄板等の金属板を用いた
ので、発熱抵抗体で発生した熱を有効に放熱し、
熱のこもりを防ぐことができるため、サーマル紙
の印字に「いじみ」が発生せず鮮明な印字ができ
る。
良いアルミニウム、銅、鉄板等の金属板を用いた
ので、発熱抵抗体で発生した熱を有効に放熱し、
熱のこもりを防ぐことができるため、サーマル紙
の印字に「いじみ」が発生せず鮮明な印字ができ
る。
また、基板の材質を金属板に変更したことによ
り、安価でしかも突出部の形成が容易となる。さ
らに、突出部の形成により、サーマルプリンタと
サーマル紙との接触面積が少なくなり、紙送り特
性が良好になる。また、サーマルプリンタの突出
部以外の平面部はサーマル紙と若干離れるため、
これによつても熱のこもりがなくなり、印字品質
の向上が図れる。
り、安価でしかも突出部の形成が容易となる。さ
らに、突出部の形成により、サーマルプリンタと
サーマル紙との接触面積が少なくなり、紙送り特
性が良好になる。また、サーマルプリンタの突出
部以外の平面部はサーマル紙と若干離れるため、
これによつても熱のこもりがなくなり、印字品質
の向上が図れる。
また、グレーズ皮膜が基板の両面に形成されて
いるので、基板が反ることがないことから安定し
た印字品質を得ることができ、かつ、基板の裏面
側のグレーズ皮膜を部分的に形成しているので、
放熱効果をさらに高めることができる。つまり、
基板の反りを抑えながら放熱効果も得られるもの
である。
いるので、基板が反ることがないことから安定し
た印字品質を得ることができ、かつ、基板の裏面
側のグレーズ皮膜を部分的に形成しているので、
放熱効果をさらに高めることができる。つまり、
基板の反りを抑えながら放熱効果も得られるもの
である。
本考案によれば、基板の反りを抑えながら充分
な熱放散効果を得られ、安定した印字品質を得る
ことができる。
な熱放散効果を得られ、安定した印字品質を得る
ことができる。
第1図A,Bは従来のサーマルヘツドを説明す
る平面図および断面図、第2図A,Bは同様に従
来のサーマルヘツドを説明する平面図および断面
図、第3図および第4図は本考案によるサーマル
ヘツドの基板の一部を示す平面図および断面図、
第5図および第6図は第3図および第4図の基板
を用いたサーマルヘツドの一部を示す平面図およ
び断面図である。 7……金属板、8……突出部、10……グレー
ズ皮膜、11−1〜11−n……発熱体ドツト
群、12……共通電極、13−1〜13−n……
個別電極。
る平面図および断面図、第2図A,Bは同様に従
来のサーマルヘツドを説明する平面図および断面
図、第3図および第4図は本考案によるサーマル
ヘツドの基板の一部を示す平面図および断面図、
第5図および第6図は第3図および第4図の基板
を用いたサーマルヘツドの一部を示す平面図およ
び断面図である。 7……金属板、8……突出部、10……グレー
ズ皮膜、11−1〜11−n……発熱体ドツト
群、12……共通電極、13−1〜13−n……
個別電極。
Claims (1)
- 金属板からなる基板の表面側に突出部を設け、
少なくともその突出部を覆うように表面側にグレ
ーズ皮膜を形成し、このグレーズ皮膜を介して前
記突出部の上に発熱抵抗体を設けるとともに、前
記グレーズ皮膜を前記基板の裏面側に部分的に形
成したことを特徴とするサーマルヘツド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13170383U JPS6041249U (ja) | 1983-08-27 | 1983-08-27 | サ−マルヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13170383U JPS6041249U (ja) | 1983-08-27 | 1983-08-27 | サ−マルヘツド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6041249U JPS6041249U (ja) | 1985-03-23 |
| JPH0237563Y2 true JPH0237563Y2 (ja) | 1990-10-11 |
Family
ID=30297666
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13170383U Granted JPS6041249U (ja) | 1983-08-27 | 1983-08-27 | サ−マルヘツド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6041249U (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5386366U (ja) * | 1976-12-17 | 1978-07-15 | ||
| JPS5783476A (en) * | 1980-11-14 | 1982-05-25 | Toshiba Corp | Thermal print head |
| JPS57185173A (en) * | 1981-05-11 | 1982-11-15 | Oki Electric Ind Co Ltd | Thermal head |
| JPS59140077A (ja) * | 1983-01-31 | 1984-08-11 | Tokyo Electric Co Ltd | サ−マルヘツド |
-
1983
- 1983-08-27 JP JP13170383U patent/JPS6041249U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6041249U (ja) | 1985-03-23 |
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