JPH023765B2 - - Google Patents
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- JPH023765B2 JPH023765B2 JP55178687A JP17868780A JPH023765B2 JP H023765 B2 JPH023765 B2 JP H023765B2 JP 55178687 A JP55178687 A JP 55178687A JP 17868780 A JP17868780 A JP 17868780A JP H023765 B2 JPH023765 B2 JP H023765B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- monomer
- refractive index
- crosslinkable polymer
- polymer
- crosslinkable
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Dental Preparations (AREA)
Description
本発明は歯冠材等に透明性を有する歯冠材の製
造方法に関する。詳しくは架橋性高分子体の存在
下に重合性モノマーを重合し歯冠材を製造するに
際し、該架橋性高分子体の屈折率と該重合性モノ
マーを重合して得られる重合体の屈折率との差が
0.01以下である重合性モノマーを用いる歯冠材の
製造方法を提供する。 従来、前装冠及びジヤケツトクラウンは広く歯
科業界で使用されている。前装冠は一般に金属鋳
造冠の表面にレジンを築盛したものである。例え
ば先ず、金属鋳造冠に接して接着性の良好なオペ
ーク層が形成され、次いでオペーク層の上層の天
然色の色調を再現するためのデンチン層が形成さ
れ、最後に透明色を再現し、デンチン層を保護す
るためのエナメル層が形成された形状で使用され
る。またジヤケツトクラウンは金属鋳造冠又は樹
脂冠に上記オペーク層、デンチン層及びエナメル
層を順次築盛した形状で使用される。また、それ
ぞれの層は一般に粉末状のレジン成分と液状又は
ペースト状のモノマー成分が別々に用意されて練
和され、モノマー成分を重合して成形される。従
つて、上記粉末状のレジン成分及びモノマー成分
の練和は歯科医、技工士などの作業性に影響を及
ぼすだけでなく、義歯の長期使用に大きな影響を
与えるので極めて重要な要因と言える。特に前装
冠又はジヤケツトクラウンのための歯冠材特に最
外層は内層を保護するだけにとどまらず歯ブラシ
などによる摩耗作用によつて表面が著しく変化す
るので、表面の安定性は外観上極めて重要な役目
をはたす。しかしながら、従来の前装冠又はジヤ
ケツトクラウンは技術的に進歩して来ているが歯
冠材の吸水性を完全に防止することが出来ず汚れ
を取り除くことは出来ないし、特に耐摩耗性が不
十分なため歯ブラシによる摩耗を防止することが
出来なかつた。即ち前記前装冠又はジヤケツトク
ラウンのいずれにおいても耐摩耗性が秀れてお
り、しかも吸水性のないレジンを開発することが
最大の技術課題とされていた。 本発明者らは上記の歯冠材の欠点を補う新規な
歯冠材の開発を鋭意試みて来ており、すべに幾つ
かの方法について提案をしている。その一つは一
般式
造方法に関する。詳しくは架橋性高分子体の存在
下に重合性モノマーを重合し歯冠材を製造するに
際し、該架橋性高分子体の屈折率と該重合性モノ
マーを重合して得られる重合体の屈折率との差が
0.01以下である重合性モノマーを用いる歯冠材の
製造方法を提供する。 従来、前装冠及びジヤケツトクラウンは広く歯
科業界で使用されている。前装冠は一般に金属鋳
造冠の表面にレジンを築盛したものである。例え
ば先ず、金属鋳造冠に接して接着性の良好なオペ
ーク層が形成され、次いでオペーク層の上層の天
然色の色調を再現するためのデンチン層が形成さ
れ、最後に透明色を再現し、デンチン層を保護す
るためのエナメル層が形成された形状で使用され
る。またジヤケツトクラウンは金属鋳造冠又は樹
脂冠に上記オペーク層、デンチン層及びエナメル
層を順次築盛した形状で使用される。また、それ
ぞれの層は一般に粉末状のレジン成分と液状又は
ペースト状のモノマー成分が別々に用意されて練
和され、モノマー成分を重合して成形される。従
つて、上記粉末状のレジン成分及びモノマー成分
の練和は歯科医、技工士などの作業性に影響を及
ぼすだけでなく、義歯の長期使用に大きな影響を
与えるので極めて重要な要因と言える。特に前装
冠又はジヤケツトクラウンのための歯冠材特に最
外層は内層を保護するだけにとどまらず歯ブラシ
などによる摩耗作用によつて表面が著しく変化す
るので、表面の安定性は外観上極めて重要な役目
をはたす。しかしながら、従来の前装冠又はジヤ
ケツトクラウンは技術的に進歩して来ているが歯
冠材の吸水性を完全に防止することが出来ず汚れ
を取り除くことは出来ないし、特に耐摩耗性が不
十分なため歯ブラシによる摩耗を防止することが
出来なかつた。即ち前記前装冠又はジヤケツトク
ラウンのいずれにおいても耐摩耗性が秀れてお
り、しかも吸水性のないレジンを開発することが
最大の技術課題とされていた。 本発明者らは上記の歯冠材の欠点を補う新規な
歯冠材の開発を鋭意試みて来ており、すべに幾つ
かの方法について提案をしている。その一つは一
般式
【式】(但しRは飽和脂肪
族炭化水素残基で、R′は不飽和脂肪族炭化水素
残基で、nは1〜3の正の数である)で示される
不飽和カーボネートの重合体よりなる粉末状のレ
ジンであり、さらにエポキシコハク酸不飽和エス
テルの重合体又は酒石酸不飽和エステルの重合体
よりなる粉末状レジンである。 これらの歯冠用レジンを用いて作られた前装冠
及びジヤケツトクラウンは、吸水性も少なく特に
耐摩耗性においては著しく秀れており画期的な歯
冠用の粉末状レジンといえる。しかしながら、こ
れらの歯冠用レジンは、前装冠又はジヤケツトク
ラウンを成形する際に用いる液状又はペースト状
のモノマー成分の種類によつては成形した前装冠
又はジヤケツトクラウンが白濁して不透明とな
り、その為に色調が成形前と成形後で異なつてし
まうといつた欠点が生ずる場合があることが判つ
た。従来一般に歯冠用の粉末状レジンとして用い
られているポリメチルメタクリレート(以後
PMMAと略記する)の場合には、モノマー成分
の種類に関係なく、重合成形物は透明性を示し、
色合わせは簡単である。これはPMMAがモノマ
ーにより膨潤するのに比べて、前述の
残基で、nは1〜3の正の数である)で示される
不飽和カーボネートの重合体よりなる粉末状のレ
ジンであり、さらにエポキシコハク酸不飽和エス
テルの重合体又は酒石酸不飽和エステルの重合体
よりなる粉末状レジンである。 これらの歯冠用レジンを用いて作られた前装冠
及びジヤケツトクラウンは、吸水性も少なく特に
耐摩耗性においては著しく秀れており画期的な歯
冠用の粉末状レジンといえる。しかしながら、こ
れらの歯冠用レジンは、前装冠又はジヤケツトク
ラウンを成形する際に用いる液状又はペースト状
のモノマー成分の種類によつては成形した前装冠
又はジヤケツトクラウンが白濁して不透明とな
り、その為に色調が成形前と成形後で異なつてし
まうといつた欠点が生ずる場合があることが判つ
た。従来一般に歯冠用の粉末状レジンとして用い
られているポリメチルメタクリレート(以後
PMMAと略記する)の場合には、モノマー成分
の種類に関係なく、重合成形物は透明性を示し、
色合わせは簡単である。これはPMMAがモノマ
ーにより膨潤するのに比べて、前述の
【式】で示される不飽和カーボ
ネート重合体、エポキシコハク酸不飽和エステル
重合体又は酒石酸不飽和エステル重合体は架橋性
高分子体である為、モノマー液によつて膨潤しな
いことに起因しているものと推定される。 本発明者らは、耐摩耗性や吸水性の点において
前述の如く秀れた性質を持つている架橋性高分子
体、例えば
重合体又は酒石酸不飽和エステル重合体は架橋性
高分子体である為、モノマー液によつて膨潤しな
いことに起因しているものと推定される。 本発明者らは、耐摩耗性や吸水性の点において
前述の如く秀れた性質を持つている架橋性高分子
体、例えば
【式】で示される不
飽和カーボネート重合体、エポキシコハク酸不飽
和エステル重合体、酒石酸不飽和エステル重合体
等の架橋性高分子体などを用いた場合における上
記した如き欠点を解決すべく鋭意研究して来た。
その結果、架橋性高分子体と液状のモノマー又は
ペースト状のモノマー成分との混合物を重合する
に際して、該架橋性高分子体の屈折率と該モノマ
ー重合体の屈折率とを可及的に合わせることによ
つて、得られる重合成形体が透明性を示すことを
見出して本発明を完成させるに至つた。即ち、本
発明は、式
和エステル重合体、酒石酸不飽和エステル重合体
等の架橋性高分子体などを用いた場合における上
記した如き欠点を解決すべく鋭意研究して来た。
その結果、架橋性高分子体と液状のモノマー又は
ペースト状のモノマー成分との混合物を重合する
に際して、該架橋性高分子体の屈折率と該モノマ
ー重合体の屈折率とを可及的に合わせることによ
つて、得られる重合成形体が透明性を示すことを
見出して本発明を完成させるに至つた。即ち、本
発明は、式
【式】
(Rは飽和脂肪族炭化水素残基で、Rは不飽和
脂肪族炭化水素残基で、nは1〜3の正の数であ
る)で示される不飽和カーボネート、エポキシコ
ハク酸不飽和エステル又は酒石酸不飽和エステル
の単独重合体及びこれらのモノマー間の又はこれ
らのモノマーと他のカルボン酸不飽和エステル及
びメタクリレート誘導体から選ばれたモノマーと
の共重合体から選ばれた架橋性高分子体の存在下
に、グリコールジメタクリレート系モノマー及
び/又はジメタクリレートフエニルプロパン系モ
ノマーを、該架橋性高分子体の屈折率と該モノマ
ーを重合して得られる重合体の屈折率との差が
0.01以下であるように、選び重合させることを特
徴とする歯冠材の製造方法である。 前記したように、PMMAの存在下に重合性モ
ノマーを重合する場合には、該モノマーの種類に
無関係に透明性の歯冠材が得られる。しかして、
本発明においては粉末状の架橋性高分子体と液体
またはペースト状の重合性モノマーとを特定され
た屈折率の範囲で組合せ用いることが、重合して
透明性を有する歯冠材を得るために極めて重要で
ある。一般に架橋性高分子体の屈折率に対して、
重合体の屈折率との差が±0.01以内、特に±
0.003以内になるような重合性モノマーを組合せ
用いることが好ましい。モノマー成分は単独でも
よく、また2成分以上を混合することによつて架
橋性高分子体との屈折率とを調整して用いてもよ
い。 本発明で用いる重合性のモノマーはその重合体
の屈折率の制限を受けることから一般に下記のよ
うな公知のものが好適に用いられる。例えばエチ
レングリコールジメタクリレート、ジエチレング
リコールジメタクリレート、トリエチレングリコ
ールジメタクリレート、テトラエチレングリコー
ルジメタクリレートなどのグリコールジメタクリ
レート系モノマー、2,2−ビス〔4−メタクリ
ロキシフエニル)プロパン、2,2ビス〔4−
(2−メタクリロキシエトキシ)フエニル〕プロ
パン、2,2ビス〔4−(2−メタクリロキシポ
リエトキシ)フエニル〕プロパンなどのジアクリ
レートフエニルプロパン系モノマーなどが好適に
使用される代表例である。これらを単独であるい
は混合してその重合体の屈折率を合わせて使用す
るのが最も一般的である。 他方、架橋性高分子体も特に制限されないが、
例えば歯冠用レジンとしては前記した如き、一般
式
脂肪族炭化水素残基で、nは1〜3の正の数であ
る)で示される不飽和カーボネート、エポキシコ
ハク酸不飽和エステル又は酒石酸不飽和エステル
の単独重合体及びこれらのモノマー間の又はこれ
らのモノマーと他のカルボン酸不飽和エステル及
びメタクリレート誘導体から選ばれたモノマーと
の共重合体から選ばれた架橋性高分子体の存在下
に、グリコールジメタクリレート系モノマー及
び/又はジメタクリレートフエニルプロパン系モ
ノマーを、該架橋性高分子体の屈折率と該モノマ
ーを重合して得られる重合体の屈折率との差が
0.01以下であるように、選び重合させることを特
徴とする歯冠材の製造方法である。 前記したように、PMMAの存在下に重合性モ
ノマーを重合する場合には、該モノマーの種類に
無関係に透明性の歯冠材が得られる。しかして、
本発明においては粉末状の架橋性高分子体と液体
またはペースト状の重合性モノマーとを特定され
た屈折率の範囲で組合せ用いることが、重合して
透明性を有する歯冠材を得るために極めて重要で
ある。一般に架橋性高分子体の屈折率に対して、
重合体の屈折率との差が±0.01以内、特に±
0.003以内になるような重合性モノマーを組合せ
用いることが好ましい。モノマー成分は単独でも
よく、また2成分以上を混合することによつて架
橋性高分子体との屈折率とを調整して用いてもよ
い。 本発明で用いる重合性のモノマーはその重合体
の屈折率の制限を受けることから一般に下記のよ
うな公知のものが好適に用いられる。例えばエチ
レングリコールジメタクリレート、ジエチレング
リコールジメタクリレート、トリエチレングリコ
ールジメタクリレート、テトラエチレングリコー
ルジメタクリレートなどのグリコールジメタクリ
レート系モノマー、2,2−ビス〔4−メタクリ
ロキシフエニル)プロパン、2,2ビス〔4−
(2−メタクリロキシエトキシ)フエニル〕プロ
パン、2,2ビス〔4−(2−メタクリロキシポ
リエトキシ)フエニル〕プロパンなどのジアクリ
レートフエニルプロパン系モノマーなどが好適に
使用される代表例である。これらを単独であるい
は混合してその重合体の屈折率を合わせて使用す
るのが最も一般的である。 他方、架橋性高分子体も特に制限されないが、
例えば歯冠用レジンとしては前記した如き、一般
式
【式】で示される不飽和カー
ボネート重合体、エポキシコハク酸不飽和エステ
ル重合体、酒石酸不飽和エステル重合体などの架
橋性高分子体が好ましく用いられる。なお、架橋
性高分子体は、そのホモポリマーでは一定の屈折
率しか有しないが、任意の屈折率を有する架橋性
高分子体を得るためにはコポリマーとすればよ
い。即ち、屈折率の異なるコモノマーを用いるこ
とによつて、所望の屈折率を有する架橋性高分子
体を得ることができ。かかるコモノマーとしては
共重合可能なものであれば特に制限されず、その
重合体の屈折率を勘案して前記不飽和カーボネー
ト重合体、エポキシコハク酸不飽和エステル重合
体、酒石酸不飽和エステル重合体のそれぞれのモ
ノマーが或いはこれらと共重合可能なモノマーか
ら選べばよい。一般に好適に使用される共重合可
能なモノマーの代表的なものを例示すると上記重
合体を与えるカルボン酸不飽和エステル以外の他
のカルボン酸不飽和エステル例えばフタル酸ジア
リル、フタル酸イソアリル、フタル酸テレアリ
ル、ケイ皮酸アリル、安息香酸アリルなどが好ま
しく使用され、またビスフエノールAジメタクリ
レート、2,2−ビス(4−メタクリロキシエト
キシフエニル)プロパン、2,2−ビス(4−メ
タクリロキシポリエトキシフエニル)プロパン、
フエニルメタクリレート、β−フエニルエチルメ
タクリレートなどのメタクリレート誘導体が好ま
しく使用される。 また、上記した如き共重合可能なコモノマーの
使用割合は、得られる架橋性高分子体のコポリマ
ーの所望の屈折率に合せて決定すればよい。 架橋性高分子体を得る方法は、架橋を与える前
記モノマーを単独で又は他の共重合可能なモノマ
ーとの混合物でラジカル開始剤の存在下に室温〜
加温して重合する方法が好適である。ラジカル開
始剤は特に限定されず公知のものが使用できる。
一般に好適に使用される代表的ラジカル重合開始
剤を例示すると、ベンゾイルパーオキサイド、ジ
イソプロピルパーオキシカーボネート、ジノルマ
ルプロピルパーオキシジカーボネート、ジセカン
ダリブチルパーオキシジカーボネート、ジ2−エ
チルヘキシルパーオキシジカーボネート、アセチ
ルパーオキサイド、ジエチルパーオキサイドなど
の過酸化物或いはアゾビスイソブチロニトリルな
どのアゾ系化合物である。該ラジカル重合開始剤
の使用量は重合形式、重合条件、モノマーの種類
などによつて異なり一概に限定できないが、一般
にはモノマーに対して0.1〜10重量%の範囲で用
いるのが最も好ましい。 本発明に於ける架橋性高分子体は単独で又は他
の重合体例えばメタクリレート系の非架橋性重合
体と混合して、前記した如く一般にこれらの粉末
状レジンと液状又はペースト状の重合性のモノマ
ーとを練和して歯冠材とする。そのため一般には
該架橋性高分子体は粉末状で用いられる。粉末状
の度合いは特に限定されるものではなく必要に応
じて粉砕して用いればよいが、一般には平均粒子
径1〜350μの範囲のものが最も広く使用される。
該架橋性高分子体を粉末にする技術は特に限定的
ではなく、該架橋性高分子体を製造する時、粉末
状の高分子体として得るか、架橋性高分子体を粉
砕機で適当な粒子径まで粉砕すればよい。また前
記したように架橋性高分子体と他の非架橋性高分
子体との混合物を用いる場合は、該架橋性高分子
体を10(重量)%以上、好ましくは50(重量)%以
上を使用するのが好適である。上記架橋性高分子
体と非架橋性高分子体との混合は単なるブレンド
の他に、架橋性高分子体粉末の表面に非架橋性高
分子体の薄層を形成させる形状にしたものも好ま
しく使用される。上記非架橋性高分子体は前記し
た如く歯冠材の透明性に何んらの悪影響を及ぼさ
ないので特に限定されず一般に歯冠用の粉末状レ
ジンとして知られているものが使用出来る。 本発明に於ける代表的な架橋性高分子体に対す
る重合性モノマーの選択方法を以下更に具体的に
説明する。 (1) 架橋性高分子体としてポリ−ジエチレングリ
コールビス(アリルカーボネート)(以下
PBACと略記する)を用いた場合、この架橋性
高分子体の屈折率はηD=1.496であるので、重
合性モノマーとしては、該重合性モノマーを重
合して得られる重合体の屈折率を1.486〜1.506
の範囲のものを選ぶ必要がある。該屈折率を与
える重合性モノマーは例えばジエチレングリコ
ールジメタクリレート(以下DEDMAと略記
する)と2,2−ビス(4−メタクリロキシポ
リエトキシフエニル)プロパン(以下
BMPEPPと略記する)との混合物をBMPEPP
の含量が10wt%以下となるように混合して用
いればよい。 (2) 架橋性高分子として、ポリエポキシコハク酸
ジアリルエステル(以下PESADAと略記する)
又はポリ酒石酸ジアリルエステル(以下
PTADAと略記する)を用いる場合、これらの
架橋性高分子体の屈折率はともにηD=1.510で
あるので、重合性モノマーとしては、該重合性
モノマーを重合して得られる重合体は1.500〜
1.520の屈折率のものに限定される。この範囲
の屈折率を与える重合性モノマーは例えば
DEDMAとBMPEPPとの混合物を液モノマー
として用いる場合、BMPEPPの含量が30wt%
以下の混合物となるように混合して用いればよ
い。 (3) 架橋性高分子として、ジエチレングリコール
ビス(アリルカーボネート)(以下BACと略記
する)とジアリルフタレート(以下DAPと略
記する)又はジアリルイソフタレート(以下
DAIPと略記する)との共重合体を用いる場
合、該共重合体中のDAP又はDAIPの含量によ
つて共重合体の屈折率が変化するので、如何な
る組成の共重合体を用いたかによつて、使用す
る重合性モノマーがかわつてくる。例えば重合
性モノマーとしてDEDMAとBMPEPPとの混
合物を用いる時の、上記架橋性高分子体の共重
合組成による重合性モノマー混合物の組成との
組合わせは第1表のようになるように選べばよ
い。
ル重合体、酒石酸不飽和エステル重合体などの架
橋性高分子体が好ましく用いられる。なお、架橋
性高分子体は、そのホモポリマーでは一定の屈折
率しか有しないが、任意の屈折率を有する架橋性
高分子体を得るためにはコポリマーとすればよ
い。即ち、屈折率の異なるコモノマーを用いるこ
とによつて、所望の屈折率を有する架橋性高分子
体を得ることができ。かかるコモノマーとしては
共重合可能なものであれば特に制限されず、その
重合体の屈折率を勘案して前記不飽和カーボネー
ト重合体、エポキシコハク酸不飽和エステル重合
体、酒石酸不飽和エステル重合体のそれぞれのモ
ノマーが或いはこれらと共重合可能なモノマーか
ら選べばよい。一般に好適に使用される共重合可
能なモノマーの代表的なものを例示すると上記重
合体を与えるカルボン酸不飽和エステル以外の他
のカルボン酸不飽和エステル例えばフタル酸ジア
リル、フタル酸イソアリル、フタル酸テレアリ
ル、ケイ皮酸アリル、安息香酸アリルなどが好ま
しく使用され、またビスフエノールAジメタクリ
レート、2,2−ビス(4−メタクリロキシエト
キシフエニル)プロパン、2,2−ビス(4−メ
タクリロキシポリエトキシフエニル)プロパン、
フエニルメタクリレート、β−フエニルエチルメ
タクリレートなどのメタクリレート誘導体が好ま
しく使用される。 また、上記した如き共重合可能なコモノマーの
使用割合は、得られる架橋性高分子体のコポリマ
ーの所望の屈折率に合せて決定すればよい。 架橋性高分子体を得る方法は、架橋を与える前
記モノマーを単独で又は他の共重合可能なモノマ
ーとの混合物でラジカル開始剤の存在下に室温〜
加温して重合する方法が好適である。ラジカル開
始剤は特に限定されず公知のものが使用できる。
一般に好適に使用される代表的ラジカル重合開始
剤を例示すると、ベンゾイルパーオキサイド、ジ
イソプロピルパーオキシカーボネート、ジノルマ
ルプロピルパーオキシジカーボネート、ジセカン
ダリブチルパーオキシジカーボネート、ジ2−エ
チルヘキシルパーオキシジカーボネート、アセチ
ルパーオキサイド、ジエチルパーオキサイドなど
の過酸化物或いはアゾビスイソブチロニトリルな
どのアゾ系化合物である。該ラジカル重合開始剤
の使用量は重合形式、重合条件、モノマーの種類
などによつて異なり一概に限定できないが、一般
にはモノマーに対して0.1〜10重量%の範囲で用
いるのが最も好ましい。 本発明に於ける架橋性高分子体は単独で又は他
の重合体例えばメタクリレート系の非架橋性重合
体と混合して、前記した如く一般にこれらの粉末
状レジンと液状又はペースト状の重合性のモノマ
ーとを練和して歯冠材とする。そのため一般には
該架橋性高分子体は粉末状で用いられる。粉末状
の度合いは特に限定されるものではなく必要に応
じて粉砕して用いればよいが、一般には平均粒子
径1〜350μの範囲のものが最も広く使用される。
該架橋性高分子体を粉末にする技術は特に限定的
ではなく、該架橋性高分子体を製造する時、粉末
状の高分子体として得るか、架橋性高分子体を粉
砕機で適当な粒子径まで粉砕すればよい。また前
記したように架橋性高分子体と他の非架橋性高分
子体との混合物を用いる場合は、該架橋性高分子
体を10(重量)%以上、好ましくは50(重量)%以
上を使用するのが好適である。上記架橋性高分子
体と非架橋性高分子体との混合は単なるブレンド
の他に、架橋性高分子体粉末の表面に非架橋性高
分子体の薄層を形成させる形状にしたものも好ま
しく使用される。上記非架橋性高分子体は前記し
た如く歯冠材の透明性に何んらの悪影響を及ぼさ
ないので特に限定されず一般に歯冠用の粉末状レ
ジンとして知られているものが使用出来る。 本発明に於ける代表的な架橋性高分子体に対す
る重合性モノマーの選択方法を以下更に具体的に
説明する。 (1) 架橋性高分子体としてポリ−ジエチレングリ
コールビス(アリルカーボネート)(以下
PBACと略記する)を用いた場合、この架橋性
高分子体の屈折率はηD=1.496であるので、重
合性モノマーとしては、該重合性モノマーを重
合して得られる重合体の屈折率を1.486〜1.506
の範囲のものを選ぶ必要がある。該屈折率を与
える重合性モノマーは例えばジエチレングリコ
ールジメタクリレート(以下DEDMAと略記
する)と2,2−ビス(4−メタクリロキシポ
リエトキシフエニル)プロパン(以下
BMPEPPと略記する)との混合物をBMPEPP
の含量が10wt%以下となるように混合して用
いればよい。 (2) 架橋性高分子として、ポリエポキシコハク酸
ジアリルエステル(以下PESADAと略記する)
又はポリ酒石酸ジアリルエステル(以下
PTADAと略記する)を用いる場合、これらの
架橋性高分子体の屈折率はともにηD=1.510で
あるので、重合性モノマーとしては、該重合性
モノマーを重合して得られる重合体は1.500〜
1.520の屈折率のものに限定される。この範囲
の屈折率を与える重合性モノマーは例えば
DEDMAとBMPEPPとの混合物を液モノマー
として用いる場合、BMPEPPの含量が30wt%
以下の混合物となるように混合して用いればよ
い。 (3) 架橋性高分子として、ジエチレングリコール
ビス(アリルカーボネート)(以下BACと略記
する)とジアリルフタレート(以下DAPと略
記する)又はジアリルイソフタレート(以下
DAIPと略記する)との共重合体を用いる場
合、該共重合体中のDAP又はDAIPの含量によ
つて共重合体の屈折率が変化するので、如何な
る組成の共重合体を用いたかによつて、使用す
る重合性モノマーがかわつてくる。例えば重合
性モノマーとしてDEDMAとBMPEPPとの混
合物を用いる時の、上記架橋性高分子体の共重
合組成による重合性モノマー混合物の組成との
組合わせは第1表のようになるように選べばよ
い。
【表】
(4) 架橋性高分子としてESADA又はTADAと
DAP又はDAIPとの共重合体を用いる場合、(3)
と同様に第2表の組合わせのように選択するこ
とが出来る。
DAP又はDAIPとの共重合体を用いる場合、(3)
と同様に第2表の組合わせのように選択するこ
とが出来る。
【表】
本発明の歯冠材は前記した如く、また後述する
実施例から明らかな如く、耐摩耗性が著しくすぐ
れ、耐水性が良好でしかも圧縮強度が著しく良好
で、かつ良好な透明性を示す。従つて本発明の歯
冠材を前装冠又はジヤケツトクラウンに使用した
時、摩耗テスト後も表面に全く傷が残らず、表面
状態は良好であり、従来品に比べると著しく耐久
性があり、長期に安定している。しかも透明性を
示すため色調の合わせ方が容易である。従つてエ
ナメル層に使用すると透明性を示し色の深みが出
るので天然歯に外観が非常に類似した前装冠又は
ジヤケツトクラウンを作ることが出来る。 本発明を更に具体的に説明するため以下実施例
及び比較例をあげて説明するが、本発明はこれら
の実施例に限定されるものではない。尚実施例に
おける本発明の前装冠の物性はエナメル層を形成
する粉末状レジン、液状モノマー及び添加剤を実
施例に準じて練和したものにつき次の試験を行つ
た結果を表示した。 1 硬さ試験 マイクロブリンネル硬度計を用い荷重25Kg、負
荷時間30秒でブリンネル硬さを測定した。 2 吸水試験 試料を恒量にした後、37℃の蒸留水に7日間浸
漬し、吸水による重量増加を表面積で削つて吸水
量とした。 3 摩耗試験 吸水した試験片について歯ブラシ式摩耗試験機
を用いて行なつた。摩耗条件は23℃において荷重
300g、摩耗距離4500m(20cm×22500回)とし、
摩耗量は比重で割つて摩耗深さであらわした。減
摩材としてはホワイトライオンの練り歯ミガキ、
歯ブラシはバネツトライオン(材質ナイロン)を
用いた。 4 圧縮試験 万能試験機を用いた乾燥試験片について圧縮強
度を測定した。 5 光透過率 600mmの波長の透過率を測定し透明性とした。 また実施例及び比較例で用いた略語は既に定義
したものを除き次の通りである。 MMA :メチルメタクリレート PMMA :MMAの重合体 BPO :ベンゾイルパーオキサイド ESADA:エポキシコハク酸ジアリルエステ
ル TADA :酒石酸ジアリルエステル CAA :ケイ皮酸アリルエステル 実施例1及び比較例1〜4 架橋性高分子体の粉末成分として平均粒径40μ
のPBAC(屈折率ηD1.496)と表−1に示すモノマ
ー液成分と重量比で1.4:1(BPO 1重量%を含
む)の割合でよく練和した後、10mm×10mm×3mm
(厚さ)のガラス板でつくつた型わくに入れ、空
気圧5Kg/cm2で130℃、15分間加熱して重合成形
したものを前装冠の物性測定用サンプルとした。
この結果を比較例1〜4と共に表−1に示した。
但し比較例4は粉末成分として平均粒径40μの
PMMA粉末(屈折率ηD=1.485)を用いた例であ
る。
実施例から明らかな如く、耐摩耗性が著しくすぐ
れ、耐水性が良好でしかも圧縮強度が著しく良好
で、かつ良好な透明性を示す。従つて本発明の歯
冠材を前装冠又はジヤケツトクラウンに使用した
時、摩耗テスト後も表面に全く傷が残らず、表面
状態は良好であり、従来品に比べると著しく耐久
性があり、長期に安定している。しかも透明性を
示すため色調の合わせ方が容易である。従つてエ
ナメル層に使用すると透明性を示し色の深みが出
るので天然歯に外観が非常に類似した前装冠又は
ジヤケツトクラウンを作ることが出来る。 本発明を更に具体的に説明するため以下実施例
及び比較例をあげて説明するが、本発明はこれら
の実施例に限定されるものではない。尚実施例に
おける本発明の前装冠の物性はエナメル層を形成
する粉末状レジン、液状モノマー及び添加剤を実
施例に準じて練和したものにつき次の試験を行つ
た結果を表示した。 1 硬さ試験 マイクロブリンネル硬度計を用い荷重25Kg、負
荷時間30秒でブリンネル硬さを測定した。 2 吸水試験 試料を恒量にした後、37℃の蒸留水に7日間浸
漬し、吸水による重量増加を表面積で削つて吸水
量とした。 3 摩耗試験 吸水した試験片について歯ブラシ式摩耗試験機
を用いて行なつた。摩耗条件は23℃において荷重
300g、摩耗距離4500m(20cm×22500回)とし、
摩耗量は比重で割つて摩耗深さであらわした。減
摩材としてはホワイトライオンの練り歯ミガキ、
歯ブラシはバネツトライオン(材質ナイロン)を
用いた。 4 圧縮試験 万能試験機を用いた乾燥試験片について圧縮強
度を測定した。 5 光透過率 600mmの波長の透過率を測定し透明性とした。 また実施例及び比較例で用いた略語は既に定義
したものを除き次の通りである。 MMA :メチルメタクリレート PMMA :MMAの重合体 BPO :ベンゾイルパーオキサイド ESADA:エポキシコハク酸ジアリルエステ
ル TADA :酒石酸ジアリルエステル CAA :ケイ皮酸アリルエステル 実施例1及び比較例1〜4 架橋性高分子体の粉末成分として平均粒径40μ
のPBAC(屈折率ηD1.496)と表−1に示すモノマ
ー液成分と重量比で1.4:1(BPO 1重量%を含
む)の割合でよく練和した後、10mm×10mm×3mm
(厚さ)のガラス板でつくつた型わくに入れ、空
気圧5Kg/cm2で130℃、15分間加熱して重合成形
したものを前装冠の物性測定用サンプルとした。
この結果を比較例1〜4と共に表−1に示した。
但し比較例4は粉末成分として平均粒径40μの
PMMA粉末(屈折率ηD=1.485)を用いた例であ
る。
【表】
実施例2及び比較例5〜6
架橋性高分子体の粉末成分として平均粒径40μ
のPESADA(屈折率1.510)又はPTADA(屈折率
1.510)を用い、モノマー液は表−2に示したも
のを用いて、他は実施例1と同様に行つた。その
結果を比較例5〜6と共に表−2に示した。
のPESADA(屈折率1.510)又はPTADA(屈折率
1.510)を用い、モノマー液は表−2に示したも
のを用いて、他は実施例1と同様に行つた。その
結果を比較例5〜6と共に表−2に示した。
【表】
実施例3及び比較例7〜9
モノマー液はBMPEPP60%、DEDMA40%の
混合物(このモノマー液を重合した時の屈折率は
ηD=1.536)を用い、架橋性高分子体の粉末成分
として表−3に示すBACの共重合体の粉末(平
均粒径20〜50μ)を用いた以外は実施例1と同様
にして行つた。その結果を比較例7〜9と共に表
−3に示した。
混合物(このモノマー液を重合した時の屈折率は
ηD=1.536)を用い、架橋性高分子体の粉末成分
として表−3に示すBACの共重合体の粉末(平
均粒径20〜50μ)を用いた以外は実施例1と同様
にして行つた。その結果を比較例7〜9と共に表
−3に示した。
【表】
【表】
実施例4及び比較例10
モノマー液は実施例3と同じものを用い、架橋
性高分子体の粉末成分として表−4に示す
ESADA又はTADAの各共重合体(平均粒径20〜
50μ)を用いて実施例1と同様にして行つた。そ
の結果は比較例10と共に表−4に示した。
性高分子体の粉末成分として表−4に示す
ESADA又はTADAの各共重合体(平均粒径20〜
50μ)を用いて実施例1と同様にして行つた。そ
の結果は比較例10と共に表−4に示した。
【表】
実施例 5
モノマー液として実施例3と同じものを用い、
架橋性高分子体の粉末成分としてBAC60wt%と
DAP40wt%との共重合物の平均粒径33μの粉末
(屈折率ηD1.526)を80wt%と平均粒径40μの
PMMA粉末20wt%との混合物を用いて実施例1
と同様にしてサンプルを作成し物性を測定した。 サンプルの光透過率10.2%、硬度HB17.2、吸水
量1.33mg/cm2、摩耗深さ6.2×10-3、圧縮強度1230
Kg/cm2であり、良好な透明性及び物性を示した。 実施例 6 モノマー液として実施例3と同じものを用い、
架橋性高分子体の粉末成分として粉末状のBAC
とDAPの共重合物(BAC/DAP=60/40wt比)
100部をMMA20部と練和し80℃で20分加圧加熱
して重合した粉末を用いた以外は実施例1と同様
にサンプルをつくり物性を測定した。 その結果、光透過性は10.2%、硬度HB17.8、吸
水量1.28mg/cm2、摩耗深さ4.7×10-3cm、圧縮強度
1140Kg/cm2を示し、良好な透明性及び物性を示し
た。 実施例 7 モノマー液として実施例3と同じものを用い、
架橋性高分子体の粉末成分としてBAC60wt%と
DAP40wt%の粉末状(平均粒径33μ)共重合体
を先にモノマー液を粉末成分100部に対して20部
で実施例6と同様に前処理した後、実施例1と同
様にしてサンプルを作り物性を測定した結果、光
透過率12.5%、硬度HB17.5、吸水量1.37mg/cm2、
摩耗深さ3.1×10-3cm、圧縮強度950Kg/cm2であ
り、透明性もよく、物性もよかつた。
架橋性高分子体の粉末成分としてBAC60wt%と
DAP40wt%との共重合物の平均粒径33μの粉末
(屈折率ηD1.526)を80wt%と平均粒径40μの
PMMA粉末20wt%との混合物を用いて実施例1
と同様にしてサンプルを作成し物性を測定した。 サンプルの光透過率10.2%、硬度HB17.2、吸水
量1.33mg/cm2、摩耗深さ6.2×10-3、圧縮強度1230
Kg/cm2であり、良好な透明性及び物性を示した。 実施例 6 モノマー液として実施例3と同じものを用い、
架橋性高分子体の粉末成分として粉末状のBAC
とDAPの共重合物(BAC/DAP=60/40wt比)
100部をMMA20部と練和し80℃で20分加圧加熱
して重合した粉末を用いた以外は実施例1と同様
にサンプルをつくり物性を測定した。 その結果、光透過性は10.2%、硬度HB17.8、吸
水量1.28mg/cm2、摩耗深さ4.7×10-3cm、圧縮強度
1140Kg/cm2を示し、良好な透明性及び物性を示し
た。 実施例 7 モノマー液として実施例3と同じものを用い、
架橋性高分子体の粉末成分としてBAC60wt%と
DAP40wt%の粉末状(平均粒径33μ)共重合体
を先にモノマー液を粉末成分100部に対して20部
で実施例6と同様に前処理した後、実施例1と同
様にしてサンプルを作り物性を測定した結果、光
透過率12.5%、硬度HB17.5、吸水量1.37mg/cm2、
摩耗深さ3.1×10-3cm、圧縮強度950Kg/cm2であ
り、透明性もよく、物性もよかつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式【式】 (Rは飽和脂肪族炭化水素残基で、R′は不飽
和脂肪族炭化水素残基で、nは1〜3の正の数で
ある)で示される不飽和カーボネート、エポキシ
コハク酸不飽和エステル又は酒石酸不飽和エステ
ルの単独重合体及びこれらのモノマー間の又はこ
れらのモノマーと他のカルボン酸不飽和エステル
及びメタクリレート誘導体から選ばれたモノマー
との共重合体から選ばれた架橋性高分子体の存在
下に、グリコールジメタクリレート系モノマー及
び/又はジメタクリレートフエニルプロパン系モ
ノマーを、該架橋性高分子体の屈折率と該モノマ
ーを重合して得られる重合体の屈折率との差が
0.01以下であるように、選び重合させることを特
徴とする歯冠材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55178687A JPS57102807A (en) | 1980-12-19 | 1980-12-19 | Preparation of crown material of tooth |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55178687A JPS57102807A (en) | 1980-12-19 | 1980-12-19 | Preparation of crown material of tooth |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57102807A JPS57102807A (en) | 1982-06-26 |
| JPH023765B2 true JPH023765B2 (ja) | 1990-01-24 |
Family
ID=16052787
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55178687A Granted JPS57102807A (en) | 1980-12-19 | 1980-12-19 | Preparation of crown material of tooth |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57102807A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60231711A (ja) * | 1984-05-02 | 1985-11-18 | Tokuyama Soda Co Ltd | 硬化樹脂の製造方法 |
| JPS61199853A (ja) * | 1985-03-01 | 1986-09-04 | 保母 須弥也 | 金属焼付ポ−セレン泥の製造方法 |
| US11952447B2 (en) | 2018-03-30 | 2024-04-09 | Mitsui Chemicals, Inc. | Polymerizable composition for dental material, and dental material obtained from said composition |
-
1980
- 1980-12-19 JP JP55178687A patent/JPS57102807A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57102807A (en) | 1982-06-26 |
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