JPH0238231B2 - - Google Patents
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- JPH0238231B2 JPH0238231B2 JP57184153A JP18415382A JPH0238231B2 JP H0238231 B2 JPH0238231 B2 JP H0238231B2 JP 57184153 A JP57184153 A JP 57184153A JP 18415382 A JP18415382 A JP 18415382A JP H0238231 B2 JPH0238231 B2 JP H0238231B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- wire
- actuating
- closing
- timer
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、トンネル、ホテル等の非常口や病院
の出入り口等の開口部に常時閉扉状態で取付けら
れる自閉扉体の開閉方法及び自閉扉体の開閉装置
に関するものである。
の出入り口等の開口部に常時閉扉状態で取付けら
れる自閉扉体の開閉方法及び自閉扉体の開閉装置
に関するものである。
[従来技術および発明が解決しようとする課題]
一般に、この種開口部に取付けられる扉体のな
かには、常時閉扉姿勢にあるものを、手動で開扉
し、そして自動的に閉扉する(自閉する)ように
したものがある。この様なものは、従来、巻取バ
ネ等で構成された自閉機構を扉体に設け、開扉操
作は手動で行なうが、閉扉作動は自動で行なうよ
うになつている。しかるにこのものは、扉体は自
閉機構によつて常に閉扉方向に付勢されているた
め、開扉状態の開口部は、扉体の自閉力によつて
常に狭くなる方向にあり、このため常に扉体を開
扉状態に保持し続けないと、後続して通過しよう
とする者の通行が邪魔されて迅速かつ円滑な通行
ができなくなるという欠点がある。
かには、常時閉扉姿勢にあるものを、手動で開扉
し、そして自動的に閉扉する(自閉する)ように
したものがある。この様なものは、従来、巻取バ
ネ等で構成された自閉機構を扉体に設け、開扉操
作は手動で行なうが、閉扉作動は自動で行なうよ
うになつている。しかるにこのものは、扉体は自
閉機構によつて常に閉扉方向に付勢されているた
め、開扉状態の開口部は、扉体の自閉力によつて
常に狭くなる方向にあり、このため常に扉体を開
扉状態に保持し続けないと、後続して通過しよう
とする者の通行が邪魔されて迅速かつ円滑な通行
ができなくなるという欠点がある。
そこでクラツチのようなものを設け、これによ
つて自閉力を一時的に断つて開扉位置に停止させ
ようとした場合、扉体を常時閉扉方向に付勢する
ものでは、自閉力が断たれて蓄勢状態のままフリ
ーになつた付勢手段が単独で無負荷側に戻ること
がないよう別途複雑な機構が必要になるので現実
的なものでない。
つて自閉力を一時的に断つて開扉位置に停止させ
ようとした場合、扉体を常時閉扉方向に付勢する
ものでは、自閉力が断たれて蓄勢状態のままフリ
ーになつた付勢手段が単独で無負荷側に戻ること
がないよう別途複雑な機構が必要になるので現実
的なものでない。
このため、開扉した扉体を保持機構によつて所
定時間保持し、その後これを解除して自動的に閉
扉するようにしたものが提案されるが、従来の保
持機構は、全開した扉体を保持するものであり、
従つて、半開状態までしか開扉しなかつた様なと
きにはその保持機構が有効に働くことがなく、そ
して避難者や障害者に対して扉体の全開を強制す
ることは好ましいものではなく、事実、中途まで
しか開扉しないことが多いため、折角の保持機能
も有効に活用できないことになる。その上、一度
保持機構に保持されると、扉体は所定時間経過後
でなければ閉扉しないから、避難者が早く終了
し、扉体を逸早く閉扉せしめたい場合であつても
保持機構による自動解除を待つか、保持機構の解
除操作を別途行なわなければならないという問題
が有る。
定時間保持し、その後これを解除して自動的に閉
扉するようにしたものが提案されるが、従来の保
持機構は、全開した扉体を保持するものであり、
従つて、半開状態までしか開扉しなかつた様なと
きにはその保持機構が有効に働くことがなく、そ
して避難者や障害者に対して扉体の全開を強制す
ることは好ましいものではなく、事実、中途まで
しか開扉しないことが多いため、折角の保持機能
も有効に活用できないことになる。その上、一度
保持機構に保持されると、扉体は所定時間経過後
でなければ閉扉しないから、避難者が早く終了
し、扉体を逸早く閉扉せしめたい場合であつても
保持機構による自動解除を待つか、保持機構の解
除操作を別途行なわなければならないという問題
が有る。
[課題を解決するための手段]
本発明は、上記の如き実状に鑑みこれらの欠点
を一掃すべく創案された自閉扉体の開閉方法及び
開閉装置にかかるものであつて、自閉扉体の開閉
方法については、扉体の閉扉方向に向いて引戻し
付勢するワイヤ引戻し手段から引出される作動ワ
イヤに設けた作動体を、扉体が作動体に対して開
扉方向に相対移動する場合には扉体側に係止する
が、扉体が作動体に対して閉扉方向に相対移動す
る場合には扉体から自由になるよう扉体側に連繋
させて、扉体の開扉操作に追随する作動体の移動
に連動して前記作動ワイヤの強制引出しを行う一
方、該引出された作動ワイヤのワイヤ引戻し手段
による自動引戻し作動を、作動ワイヤの初期段階
の引出し作動を受けたタイマー作動手段のタイマ
ー時間のあいだの作動により、一方向回動規制機
構を備えたワイヤ引戻し規制手段を規制姿勢にす
ることによつて規制して、上記タイマー時間のあ
いだ、作動ワイヤの引戻しによる扉体の自閉作動
を規制するが、手動操作による扉体の開閉操作は
任意に行えるようにしたことを特徴とするもので
ある。
を一掃すべく創案された自閉扉体の開閉方法及び
開閉装置にかかるものであつて、自閉扉体の開閉
方法については、扉体の閉扉方向に向いて引戻し
付勢するワイヤ引戻し手段から引出される作動ワ
イヤに設けた作動体を、扉体が作動体に対して開
扉方向に相対移動する場合には扉体側に係止する
が、扉体が作動体に対して閉扉方向に相対移動す
る場合には扉体から自由になるよう扉体側に連繋
させて、扉体の開扉操作に追随する作動体の移動
に連動して前記作動ワイヤの強制引出しを行う一
方、該引出された作動ワイヤのワイヤ引戻し手段
による自動引戻し作動を、作動ワイヤの初期段階
の引出し作動を受けたタイマー作動手段のタイマ
ー時間のあいだの作動により、一方向回動規制機
構を備えたワイヤ引戻し規制手段を規制姿勢にす
ることによつて規制して、上記タイマー時間のあ
いだ、作動ワイヤの引戻しによる扉体の自閉作動
を規制するが、手動操作による扉体の開閉操作は
任意に行えるようにしたことを特徴とするもので
ある。
また自閉扉体の開閉装置については、扉体の閉
扉方向に向けて作動ワイヤの強制引戻しを行うワ
イヤ引戻し手段と、上記作動ワイヤに設けられた
作動体に対し扉体閉扉側で係止して、扉体の開扉
方向の移動では作動ワイヤを強制引出しするが、
閉扉方向の移動では作動体から自由になるよう扉
体に設けた作動ブラケツトと、前記ワイヤ引戻し
手段に連設され、ワイヤ引戻し手段からの初期段
階のワイヤ引出し作動に連動した可動体の移動を
受けて始動したタイマー時間のあいだ作動するタ
イマー作動手段と、ワイヤ引戻し手段によるワイ
ヤ引戻し作動の規制をしてワイヤ引出し作動は規
制しない一方向の規制をする規制体を設けたワイ
ヤ引戻し規制手段とを備えると共に、さらに前記
ワイヤ引戻し規制手段の規制体とタイマー作動手
段とを、タイマー作動手段の作動に基づいて規制
体がワイヤ引戻し規制をする姿勢に変姿するよう
連繋せしめて、上記タイマー時間のあいだは、開
扉された扉体の作動ワイヤ引戻しによる自閉作動
を、手動による扉体の開閉操作は許容された状態
で規制するように構成したことを特徴とするもの
である。
扉方向に向けて作動ワイヤの強制引戻しを行うワ
イヤ引戻し手段と、上記作動ワイヤに設けられた
作動体に対し扉体閉扉側で係止して、扉体の開扉
方向の移動では作動ワイヤを強制引出しするが、
閉扉方向の移動では作動体から自由になるよう扉
体に設けた作動ブラケツトと、前記ワイヤ引戻し
手段に連設され、ワイヤ引戻し手段からの初期段
階のワイヤ引出し作動に連動した可動体の移動を
受けて始動したタイマー時間のあいだ作動するタ
イマー作動手段と、ワイヤ引戻し手段によるワイ
ヤ引戻し作動の規制をしてワイヤ引出し作動は規
制しない一方向の規制をする規制体を設けたワイ
ヤ引戻し規制手段とを備えると共に、さらに前記
ワイヤ引戻し規制手段の規制体とタイマー作動手
段とを、タイマー作動手段の作動に基づいて規制
体がワイヤ引戻し規制をする姿勢に変姿するよう
連繋せしめて、上記タイマー時間のあいだは、開
扉された扉体の作動ワイヤ引戻しによる自閉作動
を、手動による扉体の開閉操作は許容された状態
で規制するように構成したことを特徴とするもの
である。
そして本発明は、この構成によつて、常時付勢
する自閉機構を備えた扉体でありながら、いつで
も扉体は任意の開扉位置で所定時間停止保持せし
めることができ、しかもこの間、別途保持解除操
作を行なうことなく手動で自由に開閉操作せしめ
ることができるようにしたものである。
する自閉機構を備えた扉体でありながら、いつで
も扉体は任意の開扉位置で所定時間停止保持せし
めることができ、しかもこの間、別途保持解除操
作を行なうことなく手動で自由に開閉操作せしめ
ることができるようにしたものである。
[実施例]
本発明の構成を図面に示された実施例に基づい
て説明すれば、1は扉体であつて、該扉体1は本
実施例では扉体1の上框1aに固定された吊車2
が案内レール3を走行することによつて開閉する
吊車タイプの引戸で構成されている。案内レール
3と一体化された上枠4の戸先側には自閉機構を
内装した開閉装置5が取付けられている。つまり
開閉装置5を覆蓋するケース5aには一端がケー
ス5aより突出した作動軸6が回動自在に軸着さ
れているが、該作動軸6の突出端部には作動ワイ
ヤーの一端側が巻装されたプーリ8が固定されて
いる。上枠4の戸尻側(矢印A側)には巻取バネ
(図示せず)を内装した作動ワイヤ7用の巻取装
置9が取付けられており、この巻取装置9によつ
て後述するように作動ワイヤ7が引出されたと
き、該引出された作動ワイヤ7を巻取つて常時緊
張した状態にするよう構成されている。
て説明すれば、1は扉体であつて、該扉体1は本
実施例では扉体1の上框1aに固定された吊車2
が案内レール3を走行することによつて開閉する
吊車タイプの引戸で構成されている。案内レール
3と一体化された上枠4の戸先側には自閉機構を
内装した開閉装置5が取付けられている。つまり
開閉装置5を覆蓋するケース5aには一端がケー
ス5aより突出した作動軸6が回動自在に軸着さ
れているが、該作動軸6の突出端部には作動ワイ
ヤーの一端側が巻装されたプーリ8が固定されて
いる。上枠4の戸尻側(矢印A側)には巻取バネ
(図示せず)を内装した作動ワイヤ7用の巻取装
置9が取付けられており、この巻取装置9によつ
て後述するように作動ワイヤ7が引出されたと
き、該引出された作動ワイヤ7を巻取つて常時緊
張した状態にするよう構成されている。
10はケース5a内において作動軸6に固定さ
れたプーリであるが、該プーリ10にはケース5
aの内壁に固着した巻取装置(本発明のワイヤ引
戻し手段を構成する)11から延出する巻取ワイ
ヤ11aの遊端が取付けられている。巻取ワイヤ
11aのプーリ10への巻回方向は前記作動ワイ
ヤ7のプーリ8への巻回方向とは逆方向となつて
おり、さらに該巻取装置11に内装の巻取バネ
(図示せず)の付勢力は前記巻取装置9のものよ
りも大となつていて、後述する作動軸6への回動
規制作用が解除されれば、作動軸6は、巻取ワイ
ヤ11aが巻取装置11によつて巻取られる方
向、即ち作動ワイヤ7は巻取装置9から繰出され
てプーリ8に巻取られる方向に強制的に回転し、
後述する作動体12を閉扉方向側に強制移送する
ようになつており、而して本発明における作動ワ
イヤ7のワイヤ引戻し手段が構成されている。
れたプーリであるが、該プーリ10にはケース5
aの内壁に固着した巻取装置(本発明のワイヤ引
戻し手段を構成する)11から延出する巻取ワイ
ヤ11aの遊端が取付けられている。巻取ワイヤ
11aのプーリ10への巻回方向は前記作動ワイ
ヤ7のプーリ8への巻回方向とは逆方向となつて
おり、さらに該巻取装置11に内装の巻取バネ
(図示せず)の付勢力は前記巻取装置9のものよ
りも大となつていて、後述する作動軸6への回動
規制作用が解除されれば、作動軸6は、巻取ワイ
ヤ11aが巻取装置11によつて巻取られる方
向、即ち作動ワイヤ7は巻取装置9から繰出され
てプーリ8に巻取られる方向に強制的に回転し、
後述する作動体12を閉扉方向側に強制移送する
ようになつており、而して本発明における作動ワ
イヤ7のワイヤ引戻し手段が構成されている。
一方、作動ワイヤ7の中途部適宜位置には前述
の作動体12が固定してあるが、該作動体12は
扉体1の上框1aに固定の作動ブラケツト12a
に対し戸尻側でのみ接当係止するようになつてい
る。そして、扉体1を手動で開扉した場合、開扉
作動に伴う作動ブラケツト12aの移動作用で作
動体12は作動ワイヤ7とともに戸尻方向(矢印
A方向)に移動し、この時、巻取ワイヤ11aは
巻取装置11から繰出されてプーリ10に巻取ら
れる。一方、この状態で後述するように作動軸6
への回動規制作用が解除されると、巻取ワイヤ1
1aの巻取装置11の巻取作動に伴う作動ワイヤ
7、換言すれば作動体12の戸先方向(反矢印A
方向)への強制移送作用によつて作動ブラケツト
12aは戸先側へ押しやられ、扉体1を自動的に
閉扉するようになつている。この様に、本実施例
の開閉装置5には、巻取装置9と併せて自閉機構
を構成する作動軸6、作動ワイヤ7、巻取装置1
1、作動体12等の部材装置が設けられている。
の作動体12が固定してあるが、該作動体12は
扉体1の上框1aに固定の作動ブラケツト12a
に対し戸尻側でのみ接当係止するようになつてい
る。そして、扉体1を手動で開扉した場合、開扉
作動に伴う作動ブラケツト12aの移動作用で作
動体12は作動ワイヤ7とともに戸尻方向(矢印
A方向)に移動し、この時、巻取ワイヤ11aは
巻取装置11から繰出されてプーリ10に巻取ら
れる。一方、この状態で後述するように作動軸6
への回動規制作用が解除されると、巻取ワイヤ1
1aの巻取装置11の巻取作動に伴う作動ワイヤ
7、換言すれば作動体12の戸先方向(反矢印A
方向)への強制移送作用によつて作動ブラケツト
12aは戸先側へ押しやられ、扉体1を自動的に
閉扉するようになつている。この様に、本実施例
の開閉装置5には、巻取装置9と併せて自閉機構
を構成する作動軸6、作動ワイヤ7、巻取装置1
1、作動体12等の部材装置が設けられている。
一方、作動軸6にはピニオン歯車13及び作動
歯車14がさらに設けられているが、ピニオン歯
車13は作動軸6に対し前記開扉方向への回動で
は一体回動するが閉扉方向への回動では自由回動
するように、また作動歯車14は逆に作動軸6に
対し開扉方向への回動では一体回動するように、
例えばカムクラツチ、ローラークラツチ等のクラ
ツチ機構を内装したボス部13a,14aを介し
てそれぞれ作動軸6に取付けられている。ピニオ
ン歯車13には可動ラツク15が噛合しており、
ピニオン歯車13の回動に伴つて可動ラツク15
は移動することになるが、可動ラツク15の両端
部は歯が切欠かれている。そして、ピニオン歯車
13は閉扉状態では可動ラツク15の歯部適宜位
置に噛合しているが、開扉当初の初期作動に伴う
ピニオン歯車13の回動によつて可動ラツク15
は戸尻側に移動し、可動ラツク15の戸先側切欠
部15aがピニオン歯車13に達するとピニオン
歯車13は空回して可動ラツク15の移動が停止
する。一方、閉扉作動時においては、ピニオン歯
車13は作動軸6の閉扉方向への回動に対して自
由であるが、可動ラツク15の切欠部15a側端
部に一端が止着された弾機15bの付勢力によつ
て、可動ラツク15は常に復帰側に付勢されてい
る。このため、閉扉作動開始と同時にピニオン歯
車13は戸先側に復帰そようとする可動ラツク1
5によつて回動するが、復帰した可動ラツク15
がケース5aに接当停止したとしても、さらに回
り続ける作動軸6に対しピニオン歯車13は自由
回転するためピニオン歯車13と可動ラツク15
とが噛合していても何ら支障はない。
歯車14がさらに設けられているが、ピニオン歯
車13は作動軸6に対し前記開扉方向への回動で
は一体回動するが閉扉方向への回動では自由回動
するように、また作動歯車14は逆に作動軸6に
対し開扉方向への回動では一体回動するように、
例えばカムクラツチ、ローラークラツチ等のクラ
ツチ機構を内装したボス部13a,14aを介し
てそれぞれ作動軸6に取付けられている。ピニオ
ン歯車13には可動ラツク15が噛合しており、
ピニオン歯車13の回動に伴つて可動ラツク15
は移動することになるが、可動ラツク15の両端
部は歯が切欠かれている。そして、ピニオン歯車
13は閉扉状態では可動ラツク15の歯部適宜位
置に噛合しているが、開扉当初の初期作動に伴う
ピニオン歯車13の回動によつて可動ラツク15
は戸尻側に移動し、可動ラツク15の戸先側切欠
部15aがピニオン歯車13に達するとピニオン
歯車13は空回して可動ラツク15の移動が停止
する。一方、閉扉作動時においては、ピニオン歯
車13は作動軸6の閉扉方向への回動に対して自
由であるが、可動ラツク15の切欠部15a側端
部に一端が止着された弾機15bの付勢力によつ
て、可動ラツク15は常に復帰側に付勢されてい
る。このため、閉扉作動開始と同時にピニオン歯
車13は戸先側に復帰そようとする可動ラツク1
5によつて回動するが、復帰した可動ラツク15
がケース5aに接当停止したとしても、さらに回
り続ける作動軸6に対しピニオン歯車13は自由
回転するためピニオン歯車13と可動ラツク15
とが噛合していても何ら支障はない。
16はゼンマイバネ等を内装したタイマー作動
装置(タイマー作動手段)であつて、該タイマー
作動装置16の作動軸16aに固定の作動腕17
下部には作動アーム17aが枢支17cされてい
るが、作動腕17は作動アーム17aに固定のア
ームストツパ17bによつて支軸17cを支点と
した戸先側への回動は自由であるが、戸尻側への
回動は規制され作動腕17と共に作動軸16aを
支点として戸尻側に回動しタイマー作動装置16
を始動せしめるようになつている。一方、前記可
動ラツク15の戸尻側端部には始動腕18が突設
されており、開扉作動に伴う始動腕18の可動ラ
ツク15との戸尻側への一体移動によつて、始動
腕18は作動アーム17aに接当検知し、作動腕
17とともに戸尻側に回動せしめてタイマー作動
装置16を始動するようになつている。尚、始動
腕18は可動ラツク15に螺着しており、このた
め始動腕18の突出長さを調節することによりタ
イマー作動装置16の作動時間を自在に調節でき
るようになつている。
装置(タイマー作動手段)であつて、該タイマー
作動装置16の作動軸16aに固定の作動腕17
下部には作動アーム17aが枢支17cされてい
るが、作動腕17は作動アーム17aに固定のア
ームストツパ17bによつて支軸17cを支点と
した戸先側への回動は自由であるが、戸尻側への
回動は規制され作動腕17と共に作動軸16aを
支点として戸尻側に回動しタイマー作動装置16
を始動せしめるようになつている。一方、前記可
動ラツク15の戸尻側端部には始動腕18が突設
されており、開扉作動に伴う始動腕18の可動ラ
ツク15との戸尻側への一体移動によつて、始動
腕18は作動アーム17aに接当検知し、作動腕
17とともに戸尻側に回動せしめてタイマー作動
装置16を始動するようになつている。尚、始動
腕18は可動ラツク15に螺着しており、このた
め始動腕18の突出長さを調節することによりタ
イマー作動装置16の作動時間を自在に調節でき
るようになつている。
また、前記作動歯車14は、軸19に固定の爪
歯車20に対し、該軸19に固定の歯車19a、
軸21に固定の歯車21a,21bを介して減速
された状態で連動連結している。一方、爪歯車2
0用の規制体22は支軸22aを支点として上下
揺動するが、規制体22が下動した際、規制体2
2に固定の送爪体22bが爪歯車20に噛合する
ことによつて爪歯車20は第3図に示す如く時計
回りの回動が規制され、これによつて作動軸6は
閉扉方向への回動(同じく時計回りの回動)が規
制されるようになつている。上記規制体22の先
端側下縁には作動腕17の上縁が接当している。
そしてタイマー作動装置16の非作動時、即ち作
動腕17が上下方向に起立した状態では規制体2
2は上動して送爪体22bの爪歯車20への噛合
が解除されているが、可動ラツク15の開扉作動
に伴う作動腕17の前記倒伏回動で規制体22は
下動して送爪体22bが爪歯車20に噛合し前記
自閉機構による爪歯車20の閉扉方向への回動規
制、つまり作動ワイヤ7の巻取り規制、換言すれ
ば引戻し規制を行うようになつており、この様に
して本発明のワイヤ引戻し規制手段が構成されて
いる。
歯車20に対し、該軸19に固定の歯車19a、
軸21に固定の歯車21a,21bを介して減速
された状態で連動連結している。一方、爪歯車2
0用の規制体22は支軸22aを支点として上下
揺動するが、規制体22が下動した際、規制体2
2に固定の送爪体22bが爪歯車20に噛合する
ことによつて爪歯車20は第3図に示す如く時計
回りの回動が規制され、これによつて作動軸6は
閉扉方向への回動(同じく時計回りの回動)が規
制されるようになつている。上記規制体22の先
端側下縁には作動腕17の上縁が接当している。
そしてタイマー作動装置16の非作動時、即ち作
動腕17が上下方向に起立した状態では規制体2
2は上動して送爪体22bの爪歯車20への噛合
が解除されているが、可動ラツク15の開扉作動
に伴う作動腕17の前記倒伏回動で規制体22は
下動して送爪体22bが爪歯車20に噛合し前記
自閉機構による爪歯車20の閉扉方向への回動規
制、つまり作動ワイヤ7の巻取り規制、換言すれ
ば引戻し規制を行うようになつており、この様に
して本発明のワイヤ引戻し規制手段が構成されて
いる。
尚、図中、22cは規制体22用の引張りスプ
リング、23は各軸6,19,21用の軸受、2
4はカラー、25は扉体1の下側に設けた振れ止
め用部材である。
リング、23は各軸6,19,21用の軸受、2
4はカラー、25は扉体1の下側に設けた振れ止
め用部材である。
次に、叙述の如く構成した本発明の作用につい
て説明する。まず、全閉している扉体1の閉扉時
にあつては可動ラツク15は戸先側に位置し、タ
イマー作動装置16は作動腕17が上下方向に立
姿し爪歯車20と送爪体22bとの噛合が解除さ
れた不作動状態になつている。そして火災等の非
常事態が発生し、避難者が扉体1を開扉した場
合、該扉体1に固定の作動ブラケツト12aと作
動体12が一体となつて戸尻方向に移動する。即
ち、作動体12が作動ブラケツト12aによつて
戸尻方向への移送作用を受けると、作動ワイヤ7
は、巻取装置11の付勢力に抗してプーリ8が第
3図における反時計方向に回動することになつて
プーリ8から強制的に引出されることになる。こ
のプーリ8の回動によつてピニオン歯車13も回
動し、戸先側にあつた可動ラツク15を戸尻方向
に移動せしめる。これによつて可動ラツク15先
端の始動腕18が作動アーム17aに接当して作
動腕17を軸16aを中心に回動させ、タイマー
作動装置16のタイマー始動がなされると同時に
規制体22を下降させて送爪体22bを爪歯車2
0に噛合せしめ軸19の時計回りの回動を規制す
ることになる。このため、作動軸6は、開扉作動
に伴う巻取装置11からの巻取ワイヤ11aの繰
出し作動で逆に巻取装置11による閉扉方向を向
いた回動作用を受けることになるが、送爪体22
bと爪歯車20との噛合による軸19の一方向回
動規制作用によつて作動軸6は閉扉方向への回動
は、タイマー作動装置16のタイマー時間のあい
だ規制され、従つて扉体1は、このタイマー時間
の間は、仮令全開せしめることなく中途位置まで
しか開扉しない半開状態の場合であつても、巻取
装置11による自閉作用を直ちに受けることなく
該中途位置に停止することになる。
て説明する。まず、全閉している扉体1の閉扉時
にあつては可動ラツク15は戸先側に位置し、タ
イマー作動装置16は作動腕17が上下方向に立
姿し爪歯車20と送爪体22bとの噛合が解除さ
れた不作動状態になつている。そして火災等の非
常事態が発生し、避難者が扉体1を開扉した場
合、該扉体1に固定の作動ブラケツト12aと作
動体12が一体となつて戸尻方向に移動する。即
ち、作動体12が作動ブラケツト12aによつて
戸尻方向への移送作用を受けると、作動ワイヤ7
は、巻取装置11の付勢力に抗してプーリ8が第
3図における反時計方向に回動することになつて
プーリ8から強制的に引出されることになる。こ
のプーリ8の回動によつてピニオン歯車13も回
動し、戸先側にあつた可動ラツク15を戸尻方向
に移動せしめる。これによつて可動ラツク15先
端の始動腕18が作動アーム17aに接当して作
動腕17を軸16aを中心に回動させ、タイマー
作動装置16のタイマー始動がなされると同時に
規制体22を下降させて送爪体22bを爪歯車2
0に噛合せしめ軸19の時計回りの回動を規制す
ることになる。このため、作動軸6は、開扉作動
に伴う巻取装置11からの巻取ワイヤ11aの繰
出し作動で逆に巻取装置11による閉扉方向を向
いた回動作用を受けることになるが、送爪体22
bと爪歯車20との噛合による軸19の一方向回
動規制作用によつて作動軸6は閉扉方向への回動
は、タイマー作動装置16のタイマー時間のあい
だ規制され、従つて扉体1は、このタイマー時間
の間は、仮令全開せしめることなく中途位置まで
しか開扉しない半開状態の場合であつても、巻取
装置11による自閉作用を直ちに受けることなく
該中途位置に停止することになる。
一方、避難者が上記開扉している扉体1を閉扉
しようとする場合、避難者は開いている扉体1を
自在に閉扉することができる。即ち、前記任意位
置に開いた扉体1は、作動ブラケツト12aが作
動体12に対して戸先側から接当係止する構成に
なつているから、閉扉方向へは作動体12とは全
く無関係に、必要において自由に行うことがで
き、従つて手動による閉扉操作について、従来の
ように保持機構をいちいち解除するような手間が
いらず、随時行うことができて、火災等の緊急時
に避難路に煙が浸入するのを、手動の閉扉操作に
よつて早期に阻止できることになる。
しようとする場合、避難者は開いている扉体1を
自在に閉扉することができる。即ち、前記任意位
置に開いた扉体1は、作動ブラケツト12aが作
動体12に対して戸先側から接当係止する構成に
なつているから、閉扉方向へは作動体12とは全
く無関係に、必要において自由に行うことがで
き、従つて手動による閉扉操作について、従来の
ように保持機構をいちいち解除するような手間が
いらず、随時行うことができて、火災等の緊急時
に避難路に煙が浸入するのを、手動の閉扉操作に
よつて早期に阻止できることになる。
また、上記手動による閉扉操作をしなかつた場
合には、開扉操作時から所定のタイマー時間を経
過すれば、タイマ時間が経過したことに伴うタイ
マー作動装置16の復帰作動によつて扉体1は自
動的に閉扉することになる。即ち、タイマー作動
装置16はタイマー始動してから所定のタイマー
時間経過すると、作動腕17が上下方向に起立復
帰して規制体22を上動せしめ、これによつて爪
歯車20と送爪体22bの噛合を解除する。この
結果、作動軸6の閉扉方向への回動規制が解除さ
れることとなつて、作動軸6は巻取装置11のワ
イヤ巻取作用で時計方向に回動して作動ワイヤ7
をプーリ8に巻戻し、これによつて作動体12を
戸先方向に自動的に移動させることになる。この
ため、開扉している扉体1は、作動体12が作動
ブラケツト12aに接当係止することになつて自
動的に閉扉することになる。
合には、開扉操作時から所定のタイマー時間を経
過すれば、タイマ時間が経過したことに伴うタイ
マー作動装置16の復帰作動によつて扉体1は自
動的に閉扉することになる。即ち、タイマー作動
装置16はタイマー始動してから所定のタイマー
時間経過すると、作動腕17が上下方向に起立復
帰して規制体22を上動せしめ、これによつて爪
歯車20と送爪体22bの噛合を解除する。この
結果、作動軸6の閉扉方向への回動規制が解除さ
れることとなつて、作動軸6は巻取装置11のワ
イヤ巻取作用で時計方向に回動して作動ワイヤ7
をプーリ8に巻戻し、これによつて作動体12を
戸先方向に自動的に移動させることになる。この
ため、開扉している扉体1は、作動体12が作動
ブラケツト12aに接当係止することになつて自
動的に閉扉することになる。
しかもこのものでは、前述した巻取装置11の
ワイヤ巻取規制が、送爪体22bと爪歯車20と
の噛合による軸19の一方向回動規制、つまりワ
イヤ巻取方向の回動規制をするものであつて、繰
出し方向については回動規制されることなく自由
になつている。従つて扉体1を途中まで一旦開扉
した半開位置からさらに全開方向に開扉操作して
作動ワイヤ7を開扉方向に引張つた場合、該作動
ワイヤ7は巻取機構11から何ら規制作用を受け
ること無く引きだされることになつて、一旦停止
した以降のさらなる開扉操作が自由に行える。こ
の結果、最初の避難者が僅かしか開扉しないた
め、後続の避難者が避難しずらく、さらに開扉し
ようとしたとき、これが妨げられることが無い。
ワイヤ巻取規制が、送爪体22bと爪歯車20と
の噛合による軸19の一方向回動規制、つまりワ
イヤ巻取方向の回動規制をするものであつて、繰
出し方向については回動規制されることなく自由
になつている。従つて扉体1を途中まで一旦開扉
した半開位置からさらに全開方向に開扉操作して
作動ワイヤ7を開扉方向に引張つた場合、該作動
ワイヤ7は巻取機構11から何ら規制作用を受け
ること無く引きだされることになつて、一旦停止
した以降のさらなる開扉操作が自由に行える。こ
の結果、最初の避難者が僅かしか開扉しないた
め、後続の避難者が避難しずらく、さらに開扉し
ようとしたとき、これが妨げられることが無い。
そしてタイマー時間を経過し、規制体22が上
動して規制解除されたことに伴い、巻取装置11
の付勢力によつて作動体12が閉扉方向に強制移
動され、扉体1の自閉をすることになるが、この
とき自閉作動当初の作動を受けて、可動ラツク1
5は元状態に復帰することになる。従つて、それ
以降は、全閉後においては勿論のこと、自閉途中
においても、再び扉体1を任意位置まで開扉操作
して、再びタイマ時間のあいだその位置に開扉保
持できることとなる。
動して規制解除されたことに伴い、巻取装置11
の付勢力によつて作動体12が閉扉方向に強制移
動され、扉体1の自閉をすることになるが、この
とき自閉作動当初の作動を受けて、可動ラツク1
5は元状態に復帰することになる。従つて、それ
以降は、全閉後においては勿論のこと、自閉途中
においても、再び扉体1を任意位置まで開扉操作
して、再びタイマ時間のあいだその位置に開扉保
持できることとなる。
尚、本発明は単に避難扉として用いられるだけ
でなく、必要に応じてどの様な開口部にも設けら
れることは言うまでもない。
でなく、必要に応じてどの様な開口部にも設けら
れることは言うまでもない。
尚、本発明は上記実施例に限定されないことは
勿論であり、次に述べる各実施例のようにしても
良い。
勿論であり、次に述べる各実施例のようにしても
良い。
つまり前記第一実施例のものでは、作動ワイヤ
7の引戻し規制を、何ら電気的な駆動で行なつて
いないため、停電や電池の消耗等に無関係に前述
の開閉作用を行なわしめることができる利点があ
るが、電気的なワイヤ引戻し規制を行なつてもよ
い。それには、例えば第4図の第二実施例の如く
電磁ブレーキ26を用いたもの、あるいは第5図
の第三実施例の如くソレノイド機構27を用いた
もの等種々のものが用いられる。ここで、前者の
ものは、作動軸6に、作動軸6の開扉回動(第4
図Bの反時計回り)に対しては自由回動して許容
され、閉扉回動に対しては一体回動するように一
方向回転クラツチ(例えばローラークラツチ)を
介して電磁ブレーキ26の一半部26aを取付
け、扉体1の開扉当初の作動でリミツトスイツチ
28が閉成すると、扉枠側に設けた電磁ブレーキ
26の他半部26bと上記一半部26aが圧接し
てブレーキが働き、作動軸6の閉扉方向への回動
は規制され、開扉方向への回動のみが許容される
ようにしておけば良い。そしてこうすることによ
つて、扉体1は任意の開扉位置で停止し、しかも
この停止位置でさらに手動による開閉操作が自由
にでき、また所定のタイマー時間経過後、タイマ
ー作動装置29の働きで電磁ブレーキ26への電
源が切れることによつてブレーキは解除されて扉
体1は自閉する。尚、この様なものにおいては、
電磁ブレーキ26の代りに、電磁クラツチを用い
てもよい。この場合、電磁ブレーキ26の場合と
同様、閉扉時には分離しているクラツチが開扉作
動で噛合するようにしても良いが、さらに、閉扉
した時にもクラツチを噛合せしめておき、タイマ
ーの設定時間がきた際、クラツチの噛合が解除さ
れ自動閉扉時間に合せて再びクラツチが噛合する
ようにしても良い。
7の引戻し規制を、何ら電気的な駆動で行なつて
いないため、停電や電池の消耗等に無関係に前述
の開閉作用を行なわしめることができる利点があ
るが、電気的なワイヤ引戻し規制を行なつてもよ
い。それには、例えば第4図の第二実施例の如く
電磁ブレーキ26を用いたもの、あるいは第5図
の第三実施例の如くソレノイド機構27を用いた
もの等種々のものが用いられる。ここで、前者の
ものは、作動軸6に、作動軸6の開扉回動(第4
図Bの反時計回り)に対しては自由回動して許容
され、閉扉回動に対しては一体回動するように一
方向回転クラツチ(例えばローラークラツチ)を
介して電磁ブレーキ26の一半部26aを取付
け、扉体1の開扉当初の作動でリミツトスイツチ
28が閉成すると、扉枠側に設けた電磁ブレーキ
26の他半部26bと上記一半部26aが圧接し
てブレーキが働き、作動軸6の閉扉方向への回動
は規制され、開扉方向への回動のみが許容される
ようにしておけば良い。そしてこうすることによ
つて、扉体1は任意の開扉位置で停止し、しかも
この停止位置でさらに手動による開閉操作が自由
にでき、また所定のタイマー時間経過後、タイマ
ー作動装置29の働きで電磁ブレーキ26への電
源が切れることによつてブレーキは解除されて扉
体1は自閉する。尚、この様なものにおいては、
電磁ブレーキ26の代りに、電磁クラツチを用い
てもよい。この場合、電磁ブレーキ26の場合と
同様、閉扉時には分離しているクラツチが開扉作
動で噛合するようにしても良いが、さらに、閉扉
した時にもクラツチを噛合せしめておき、タイマ
ーの設定時間がきた際、クラツチの噛合が解除さ
れ自動閉扉時間に合せて再びクラツチが噛合する
ようにしても良い。
また、第5図に示される前記第三実施例のもの
は、作動軸6に対して爪歯車30を、作動軸6の
開扉回動に対して自由回動するように一方向回転
自在に取付け、開扉作動で閉成するリミツトスイ
ツチ28の閉作動によつて送爪体30aに設けた
ソレノイド機構27が作動して送爪体30aを爪
歯車30に噛合せしめることにより、任意の位置
まで開扉した際の作動軸6の閉扉回動を規制せし
め、所定時間経過後、タイマー作動装置29の指
令によつてソレノイド機構27が非作動となつて
送爪体30aの爪歯車30への噛合が解除される
ことによつて自閉するようにしたものである。こ
の場合も電磁クラツチを使用した場合の様に、爪
歯車30に送爪体30aを常時噛合せしめてお
き、扉体1が閉扉する時間だけソレノイド機構2
7にて送爪体30aの爪歯車30への噛合を解除
するようにしても良いことはもちろんである。
尚、30bは復帰弾機である。
は、作動軸6に対して爪歯車30を、作動軸6の
開扉回動に対して自由回動するように一方向回転
自在に取付け、開扉作動で閉成するリミツトスイ
ツチ28の閉作動によつて送爪体30aに設けた
ソレノイド機構27が作動して送爪体30aを爪
歯車30に噛合せしめることにより、任意の位置
まで開扉した際の作動軸6の閉扉回動を規制せし
め、所定時間経過後、タイマー作動装置29の指
令によつてソレノイド機構27が非作動となつて
送爪体30aの爪歯車30への噛合が解除される
ことによつて自閉するようにしたものである。こ
の場合も電磁クラツチを使用した場合の様に、爪
歯車30に送爪体30aを常時噛合せしめてお
き、扉体1が閉扉する時間だけソレノイド機構2
7にて送爪体30aの爪歯車30への噛合を解除
するようにしても良いことはもちろんである。
尚、30bは復帰弾機である。
この様に、本発明にあつては、任意の位置に開
扉した際の作動軸6の閉扉回動の規制、即ち作動
ワイヤ7の引戻し規制を、電気的なもので行なつ
ても、また電気を用いない機械的なもので行なつ
てもよく、電気を用いないものにあつては、前記
実施例の他に、例えば前述のソレノイド機構27
の代りに第6図に示す如く送爪体30aをタイマ
ー作動装置16の作動腕17で上下揺動せしめて
行うようにしてもよいのである。
扉した際の作動軸6の閉扉回動の規制、即ち作動
ワイヤ7の引戻し規制を、電気的なもので行なつ
ても、また電気を用いない機械的なもので行なつ
てもよく、電気を用いないものにあつては、前記
実施例の他に、例えば前述のソレノイド機構27
の代りに第6図に示す如く送爪体30aをタイマ
ー作動装置16の作動腕17で上下揺動せしめて
行うようにしてもよいのである。
一方、前記各実施例では、作動ワイヤ7の遊端
を巻取装置9に連結した構成であるため、プーリ
8から繰出される作動ワイヤ7は常時緊張状態と
なつて垂下つたりすることを確実に阻止でき円滑
な開閉作動を行なわしせることができるが、第7
図に示す第四実施例の如く作動ワイヤ7の代りに
作動チエン31を用いたものでもよい。この場
合、長期の使用によつて作動チエン31が延びて
垂下がることもあるが、タイトプーリの如きもの
を設けて垂下がりを防止すれば何ら問題はない。
を巻取装置9に連結した構成であるため、プーリ
8から繰出される作動ワイヤ7は常時緊張状態と
なつて垂下つたりすることを確実に阻止でき円滑
な開閉作動を行なわしせることができるが、第7
図に示す第四実施例の如く作動ワイヤ7の代りに
作動チエン31を用いたものでもよい。この場
合、長期の使用によつて作動チエン31が延びて
垂下がることもあるが、タイトプーリの如きもの
を設けて垂下がりを防止すれば何ら問題はない。
さらに前記実施例のものでは、可動ラツク15
の戸尻側部に切欠部15aを設け、該切欠部15
aがピニオン歯車13位置に達した際、ピニオン
歯車13が空回りするようにしたから可動ラツク
15を長大にする必要がなくなり装置全体をコン
パクト化できる利点がある。しかも閉扉時には可
動ラツク15は弾機15bによつて引張られてい
るから可動ラツク15のピニオン歯車13への噛
合は確実に行なわれる。また、ピニオン歯車13
は、作動軸6に対し開扉方向への回動は一体的で
あるが閉扉方向の回動は自由であるから、閉扉作
動時に可動ラツク15がピニオン歯車13に噛合
したまま短い可動ラツク15の戸尻端が閉扉完了
以前にケース5aに接当するが、さらに作動軸6
が閉扉回動したとしてもピニオン歯車13はその
ままで作動軸6のみが回動することとなり問題は
ない。この様に短い可動ラツクを用いた場合、閉
扉時ピニオン歯車13と可動ラツク15とが噛合
していることを考慮して特殊なボス部13aを使
用したが、この様なものを用いなくも、例えば可
動ラツク15の復帰時にピニオン歯車13が可動
ラツク15に対して空回りするよう戸尻側にも切
欠部を設けておいてもよい。尚、この場合、開扉
作動時に可動ラツク15がピニオン歯車13に必
ず噛合するようケース5aと可動ラツク15との
間にスプリングを介在せしめておくことが好まし
い。
の戸尻側部に切欠部15aを設け、該切欠部15
aがピニオン歯車13位置に達した際、ピニオン
歯車13が空回りするようにしたから可動ラツク
15を長大にする必要がなくなり装置全体をコン
パクト化できる利点がある。しかも閉扉時には可
動ラツク15は弾機15bによつて引張られてい
るから可動ラツク15のピニオン歯車13への噛
合は確実に行なわれる。また、ピニオン歯車13
は、作動軸6に対し開扉方向への回動は一体的で
あるが閉扉方向の回動は自由であるから、閉扉作
動時に可動ラツク15がピニオン歯車13に噛合
したまま短い可動ラツク15の戸尻端が閉扉完了
以前にケース5aに接当するが、さらに作動軸6
が閉扉回動したとしてもピニオン歯車13はその
ままで作動軸6のみが回動することとなり問題は
ない。この様に短い可動ラツクを用いた場合、閉
扉時ピニオン歯車13と可動ラツク15とが噛合
していることを考慮して特殊なボス部13aを使
用したが、この様なものを用いなくも、例えば可
動ラツク15の復帰時にピニオン歯車13が可動
ラツク15に対して空回りするよう戸尻側にも切
欠部を設けておいてもよい。尚、この場合、開扉
作動時に可動ラツク15がピニオン歯車13に必
ず噛合するようケース5aと可動ラツク15との
間にスプリングを介在せしめておくことが好まし
い。
また、可動ラツク15の復帰は、前記実施例に
おいては弾機15bを用いて行なうようにした
が、例えば第8図、第9図にそれぞれ示す実施例
の如く弾機を用いないでも行なうことができる。
即ち、第8図の第六実施例のものは、作動軸6に
は、ピニオン歯車13の他にもう一つの副ピニオ
ン歯車32が、ピニオン歯車13とは逆に作動軸
6の閉扉回動でのみ一体回動するような一方向回
転クラツチを内装したボス部32aを介して取付
けられている。さらに副ピニオン歯車32に対応
する副可動ラツク33が可動ラツク15と一体的
に固定されているが、副可動ラツク33は、戸尻
側の歯部が切欠かれていて、可動ラツク15が最
も戸先側に移動した閉扉時にあつては、この切欠
部33aが副ピニオン歯車32位置に位置してい
る。そして開扉作動に伴う作動軸6の回動に際
し、前述したように可動ラツク15の切欠部15
aがピニオン歯車13位置に位置しピニオン歯車
13が空回りしている状態で、副ピニオン歯車3
2は副可動ラツク33と噛合する。この場合、副
ピニオン歯車32は作動軸6の開扉方向への回動
に対しては自由であるため作動軸6がさらに開扉
回動しても問題はない。一方、閉扉作動時には、
作動軸6と副ピニオン歯車32とは一体回動し、
副可動ラツク33を戸先側に移送するため、可動
ラツク15は前記実施例の如く弾機を設けなくて
も戸先側に復帰する。そして、復帰時においては
副ピニオン歯車32は副可動ラツク33の切欠部
33aで空回りするため作動軸6がさらに閉扉回
動しても問題はない。
おいては弾機15bを用いて行なうようにした
が、例えば第8図、第9図にそれぞれ示す実施例
の如く弾機を用いないでも行なうことができる。
即ち、第8図の第六実施例のものは、作動軸6に
は、ピニオン歯車13の他にもう一つの副ピニオ
ン歯車32が、ピニオン歯車13とは逆に作動軸
6の閉扉回動でのみ一体回動するような一方向回
転クラツチを内装したボス部32aを介して取付
けられている。さらに副ピニオン歯車32に対応
する副可動ラツク33が可動ラツク15と一体的
に固定されているが、副可動ラツク33は、戸尻
側の歯部が切欠かれていて、可動ラツク15が最
も戸先側に移動した閉扉時にあつては、この切欠
部33aが副ピニオン歯車32位置に位置してい
る。そして開扉作動に伴う作動軸6の回動に際
し、前述したように可動ラツク15の切欠部15
aがピニオン歯車13位置に位置しピニオン歯車
13が空回りしている状態で、副ピニオン歯車3
2は副可動ラツク33と噛合する。この場合、副
ピニオン歯車32は作動軸6の開扉方向への回動
に対しては自由であるため作動軸6がさらに開扉
回動しても問題はない。一方、閉扉作動時には、
作動軸6と副ピニオン歯車32とは一体回動し、
副可動ラツク33を戸先側に移送するため、可動
ラツク15は前記実施例の如く弾機を設けなくて
も戸先側に復帰する。そして、復帰時においては
副ピニオン歯車32は副可動ラツク33の切欠部
33aで空回りするため作動軸6がさらに閉扉回
動しても問題はない。
一方、第9図の第七実施例のものは、上記実施
例の如く副可動ラツク33を設けることなく一本
の可動ラツク15で行なわしめたものである。即
ち、作動軸6には、平歯車34を、副ピニオン歯
車32と同様の一方向回転クラツチを内装したボ
ス部34aを介して取付け、さらに平歯車34
を、可動ラツク15にも噛合する幅広な平歯車3
5に中間歯車36を介して連動連結せしめる。そ
して、閉扉時においては、作動軸6に対して自由
回動するピニオン歯車13は可動ラツク15に噛
合しているが、作動軸6と一体回動する平歯車3
5は可動ラツク15の戸尻側に設けた切欠部15
b位置に位置して空回りするが、開扉時において
は、作動軸6と一体回動するピニオン歯車13は
可動ラツク15戸先側に設けた切欠部15a位置
に位置して空回りするが、作動軸6に対して自由
回動する平歯車35は可動ラツク15に噛合せし
められている。この場合においても可動ラツク1
5は弾機を用いることなく扉体1の開閉作動に対
応して移動することになる。この様に、可動ラツ
ク15の移動は種々の機構で行なわしめることが
でき、要は、これらのものはタイマー作動装置の
始動を機械的に行わしめるための可動ラツク15
であるから、前記電気式のものであつては必ずし
も必要ではなくリミツトスイツチの閉成でタイマ
ー作動装置を始動せしめるように構成してもよ
く、また後述する実施例の如く電気式でなくても
可動ラツク15を不要にした構造とすることもで
きる。
例の如く副可動ラツク33を設けることなく一本
の可動ラツク15で行なわしめたものである。即
ち、作動軸6には、平歯車34を、副ピニオン歯
車32と同様の一方向回転クラツチを内装したボ
ス部34aを介して取付け、さらに平歯車34
を、可動ラツク15にも噛合する幅広な平歯車3
5に中間歯車36を介して連動連結せしめる。そ
して、閉扉時においては、作動軸6に対して自由
回動するピニオン歯車13は可動ラツク15に噛
合しているが、作動軸6と一体回動する平歯車3
5は可動ラツク15の戸尻側に設けた切欠部15
b位置に位置して空回りするが、開扉時において
は、作動軸6と一体回動するピニオン歯車13は
可動ラツク15戸先側に設けた切欠部15a位置
に位置して空回りするが、作動軸6に対して自由
回動する平歯車35は可動ラツク15に噛合せし
められている。この場合においても可動ラツク1
5は弾機を用いることなく扉体1の開閉作動に対
応して移動することになる。この様に、可動ラツ
ク15の移動は種々の機構で行なわしめることが
でき、要は、これらのものはタイマー作動装置の
始動を機械的に行わしめるための可動ラツク15
であるから、前記電気式のものであつては必ずし
も必要ではなくリミツトスイツチの閉成でタイマ
ー作動装置を始動せしめるように構成してもよ
く、また後述する実施例の如く電気式でなくても
可動ラツク15を不要にした構造とすることもで
きる。
さらに、タイマー作動装置16の始動は始動腕
18によつて行なうようにしたが、第10図に示
す第八実施例の如く可動ラツク・ピニオン方式で
行なうようにしてもよい。即ち、この場合、タイ
マー作動装置16の軸16aに、閉扉方向の回動
に対しては自由な一方向回転クラツチを内装した
ボス部37aを介したピニオン歯車37を取付
け、開扉作動に伴う可動ラツク15の戸尻側への
移動でピニオン歯車37が回動してタイマー始動
をし、上昇している規制体22を下動せしめて作
動軸6の閉扉回動を規制するようにしてもよい。
この様にすれば、前述の実施例においてタイマー
始動後作動腕17よりも戸先側に移動した始動腕
18が作動腕17(厳密には作動アーム17a)
によつて復帰の邪魔をしないように、作動腕17
を、アームストツパ17b付きの作動アーム17
aが設けられたものとしなければならないが、こ
の様な配慮は全く不用となる。
18によつて行なうようにしたが、第10図に示
す第八実施例の如く可動ラツク・ピニオン方式で
行なうようにしてもよい。即ち、この場合、タイ
マー作動装置16の軸16aに、閉扉方向の回動
に対しては自由な一方向回転クラツチを内装した
ボス部37aを介したピニオン歯車37を取付
け、開扉作動に伴う可動ラツク15の戸尻側への
移動でピニオン歯車37が回動してタイマー始動
をし、上昇している規制体22を下動せしめて作
動軸6の閉扉回動を規制するようにしてもよい。
この様にすれば、前述の実施例においてタイマー
始動後作動腕17よりも戸先側に移動した始動腕
18が作動腕17(厳密には作動アーム17a)
によつて復帰の邪魔をしないように、作動腕17
を、アームストツパ17b付きの作動アーム17
aが設けられたものとしなければならないが、こ
の様な配慮は全く不用となる。
さらに、作動歯車14は、ピニオン歯車13と
は逆に、作動軸6に対し開扉方向の回動では自由
回動し、閉扉方向の回動では一体回動するように
したため、開始作動時において作動軸6が回動す
るにかかわらず作動歯車14は回動しないため、
軸19も回動することはなく、従つて、開扉作動
時に爪歯車20と送爪体22bとの噛合移行作用
がなくカチカチという音の発生をなくし静寂な開
扉を行なわしめることができる。
は逆に、作動軸6に対し開扉方向の回動では自由
回動し、閉扉方向の回動では一体回動するように
したため、開始作動時において作動軸6が回動す
るにかかわらず作動歯車14は回動しないため、
軸19も回動することはなく、従つて、開扉作動
時に爪歯車20と送爪体22bとの噛合移行作用
がなくカチカチという音の発生をなくし静寂な開
扉を行なわしめることができる。
さらにまた、巻取装置11はゼンマイバネを内
装したものを用いたがこれに限定されるものでは
なく、所謂コンスタントスプリングを利用したも
の、あるいは第11図の第九実施例の如くプーリ
10に、下端に錐体38が取付けられた紐体39
の上端側を巻付け、作動軸6の閉扉回動の規制が
解除された際、錐体38による自重で扉体1が自
動閉扉するようにしたもの等、扉体1を常時閉扉
側に付勢するものであれば種々のものを使用する
ことができる。
装したものを用いたがこれに限定されるものでは
なく、所謂コンスタントスプリングを利用したも
の、あるいは第11図の第九実施例の如くプーリ
10に、下端に錐体38が取付けられた紐体39
の上端側を巻付け、作動軸6の閉扉回動の規制が
解除された際、錐体38による自重で扉体1が自
動閉扉するようにしたもの等、扉体1を常時閉扉
側に付勢するものであれば種々のものを使用する
ことができる。
さらに、上記各実施例のものは、いずれも最初
の開扉作動時からタイマー始動するものである
が、第12図に示す第十実施例のものは、最も新
しい開扉作動時からタイマー始動するというまた
有用な作用効果を奏するようにしたものである。
即ち、作動軸6に、作動軸6の開扉回動と一体回
動するように一方向回転クラツチ付きのボス部4
0aを介して歯車40を取付け、またタイマー作
動装置16の軸16aには所定以上の負荷では空
回りする安全クラツチ41を介して歯車42を連
動連結する。そして、両歯車40,42を中間歯
車43を介して連動連結せしめるが、中間歯車4
3は、前記両歯車40,42の軸芯を結ぶ仮想線
よりも下方に位置する。中間歯車43の軸43a
を支持する軸受43bには作動軸6の軸芯を中心
とした円弧状の長孔43cを穿設しておく。ま
た、歯車42には歯部の切欠かれた切欠部42b
が形成されている。この様に構成された本実施例
においては、扉体1の開扉作動で歯車40が反時
計回りに回動すると、これに噛合する中間歯車4
3は、時計回りに回動しながら長孔43cによつ
て上側に上昇して歯車42に噛合し歯車42を反
時計方向に回動せしめてタイマー始動せしめる。
そして歯車42の切欠部42bが中間歯車43位
置に達すると両歯車42,43の噛合は解除され
る。そして扉体1の開放が停止されると、中間歯
車43は長孔43cに案内されて下側に落ちる。
従つて、この状態では、タイマー作動によつて歯
車42が順次時計方向に回動し、歯車42の歯部
が中間歯車43と対応しても中間歯車43は歯車
42に噛合することはなく、このため、作動軸6
とタイマー軸16aとはギヤ連結したものであつ
てもタイマー作動時にあつては全く無関係にする
ことができ、タイマー作動に伴う歯車42の復帰
回動によつて作動歯車40が影響を受けることが
ない。一方、タイマー作動時に扉体1をさらに開
扉すると、中間歯車43は歯車40の回動に伴つ
て再び上昇して歯車42に噛合し、タイマー作動
装置16を巻込むこととなり、従つてこの時点か
らのタイマー始動が行なわれる。尚、この場合、
再度の巻込みによつてタイマー作動装置16は設
定時間以上に巻き過ぎてしまい破損する惧れがあ
るが、その場合、軸16aのそれ以上の回転規制
に伴う安全クラツチ41への過負荷によつて歯車
42側が空回りするため破損することはない。
の開扉作動時からタイマー始動するものである
が、第12図に示す第十実施例のものは、最も新
しい開扉作動時からタイマー始動するというまた
有用な作用効果を奏するようにしたものである。
即ち、作動軸6に、作動軸6の開扉回動と一体回
動するように一方向回転クラツチ付きのボス部4
0aを介して歯車40を取付け、またタイマー作
動装置16の軸16aには所定以上の負荷では空
回りする安全クラツチ41を介して歯車42を連
動連結する。そして、両歯車40,42を中間歯
車43を介して連動連結せしめるが、中間歯車4
3は、前記両歯車40,42の軸芯を結ぶ仮想線
よりも下方に位置する。中間歯車43の軸43a
を支持する軸受43bには作動軸6の軸芯を中心
とした円弧状の長孔43cを穿設しておく。ま
た、歯車42には歯部の切欠かれた切欠部42b
が形成されている。この様に構成された本実施例
においては、扉体1の開扉作動で歯車40が反時
計回りに回動すると、これに噛合する中間歯車4
3は、時計回りに回動しながら長孔43cによつ
て上側に上昇して歯車42に噛合し歯車42を反
時計方向に回動せしめてタイマー始動せしめる。
そして歯車42の切欠部42bが中間歯車43位
置に達すると両歯車42,43の噛合は解除され
る。そして扉体1の開放が停止されると、中間歯
車43は長孔43cに案内されて下側に落ちる。
従つて、この状態では、タイマー作動によつて歯
車42が順次時計方向に回動し、歯車42の歯部
が中間歯車43と対応しても中間歯車43は歯車
42に噛合することはなく、このため、作動軸6
とタイマー軸16aとはギヤ連結したものであつ
てもタイマー作動時にあつては全く無関係にする
ことができ、タイマー作動に伴う歯車42の復帰
回動によつて作動歯車40が影響を受けることが
ない。一方、タイマー作動時に扉体1をさらに開
扉すると、中間歯車43は歯車40の回動に伴つ
て再び上昇して歯車42に噛合し、タイマー作動
装置16を巻込むこととなり、従つてこの時点か
らのタイマー始動が行なわれる。尚、この場合、
再度の巻込みによつてタイマー作動装置16は設
定時間以上に巻き過ぎてしまい破損する惧れがあ
るが、その場合、軸16aのそれ以上の回転規制
に伴う安全クラツチ41への過負荷によつて歯車
42側が空回りするため破損することはない。
尚、本発明の扉体1は吊車方式の引戸だけでな
く、戸車方式の引戸であつてもよく、さらには開
き戸方式のものであつてもよい。
く、戸車方式の引戸であつてもよく、さらには開
き戸方式のものであつてもよい。
[作用効果]
以上要するに、本発明は、叙述の如く構成され
たものであるから、扉体を開扉操作した場合に、
ワイヤ引戻し手段によつて閉扉側に付勢される作
動ワイヤを強制的に引出すことになるが、この作
動ワイヤの初期段階の引出し作動に基づき、タイ
マー時間のあいだ、ワイヤ引戻し規制手段の一方
向規制作用によつてワイヤ引戻し手段によるワイ
ヤ引戻し作動が規制されることになる。この結
果、扉体は、タイマー時間のあいだ、仮令中途位
置であつても、その任意の開扉位置に停止保持さ
れることになる。
たものであるから、扉体を開扉操作した場合に、
ワイヤ引戻し手段によつて閉扉側に付勢される作
動ワイヤを強制的に引出すことになるが、この作
動ワイヤの初期段階の引出し作動に基づき、タイ
マー時間のあいだ、ワイヤ引戻し規制手段の一方
向規制作用によつてワイヤ引戻し手段によるワイ
ヤ引戻し作動が規制されることになる。この結
果、扉体は、タイマー時間のあいだ、仮令中途位
置であつても、その任意の開扉位置に停止保持さ
れることになる。
しかも扉体を、上記停止保持された状態で、さ
らに手動によつて開閉しようとした場合に、閉扉
方向の手動操作は、作動ワイヤおよび作動体は引
出されたままで追随することなく扉体のみが単独
で移動することができ、また開扉方向の手動操作
は、ワイヤ引戻し規制手段による規制を受けるこ
とが無く作動ワイヤが引出されることになつて、
何れの方向の手動開閉操作も自由にできることに
なる。
らに手動によつて開閉しようとした場合に、閉扉
方向の手動操作は、作動ワイヤおよび作動体は引
出されたままで追随することなく扉体のみが単独
で移動することができ、また開扉方向の手動操作
は、ワイヤ引戻し規制手段による規制を受けるこ
とが無く作動ワイヤが引出されることになつて、
何れの方向の手動開閉操作も自由にできることに
なる。
この結果、従来の保持機構を用いためのの如
く、全開しなければ保持されないようなことな無
く、仮令中途位置までしか開扉しない場合であつ
ても、その開扉位置にタイマー時間のあいだだけ
は一時的に開扉保持させておくことができること
になる。しかもこの開扉保持状態で、自由に手動
による扉体の開閉操作ができるため、保持機構の
解除等、面倒な操作が不用になつて、通常の扉体
と変わり無い開閉操作ができるものである。
く、全開しなければ保持されないようなことな無
く、仮令中途位置までしか開扉しない場合であつ
ても、その開扉位置にタイマー時間のあいだだけ
は一時的に開扉保持させておくことができること
になる。しかもこの開扉保持状態で、自由に手動
による扉体の開閉操作ができるため、保持機構の
解除等、面倒な操作が不用になつて、通常の扉体
と変わり無い開閉操作ができるものである。
図面は、本発明に係る自閉扉体の開閉方法及び
開閉装置の実施例を示したものであつて、第1図
は第一実施例の全体正面図、第2図は開閉装置の
全体水平断面図、第3図は同上縦断面図、第4図
A,B,Cは第二実施例を示す要部平面図、要部
正面図、回路図、第5図は第三実施例を示す要部
平面図、要部正面図、回路図、第6図は第四実施
例を示す要部正面図、第7図は第五実施例を示す
要部正面図、第8図A,B,Cは第六実施例を示
す要部平面図、閉扉時の作用説明図、開扉時の作
用説明図、第9図A,B,Cは第七実施例を示す
要部平面図、閉扉時の作用説明図、開扉時の作用
説明図、第10図A,B,Cは第八実施例を示す
要部平面図、閉扉時の作用説明図、開扉時の作用
説明図、第11図は第九実施例を示す要部正面
図、第12図A,B,C,Dは第十実施例を示す
要部平面図、閉扉時の作用説明図、開扉作動時の
作用説明図、開扉時の作用説明図である。 図中、1は扉体、2は吊車、3は案内レール、
4は上枠、5は開閉装置、6は作動軸、7は作動
ワイヤ、8はプーリ、9は巻取装置、10はプー
リ、11は巻取装置、12は作動体、12aは作
動ブラケツト、13はピニオン歯車、14は作動
歯車、15は可動ラツク、16はタイマー作動装
置、17は作動腕、17aは作動アーム、18は
始動軸、19は軸、20は爪歯車、21は軸、2
2は規制体、22aは支軸、22bは送爪体、2
3は軸受、24はカラー、25は振れ止め用部
材、26は電磁ブレーキ、27はソレノイド機
構、28はミリツトスイツチ、29はタイマー作
動装置、30は爪歯車、30aは送爪体、31は
作動チエン、32は副ピニオン歯車、33は副可
動ラツク、34,35は平歯車、36は中間歯
車、37はピニオン歯車、38は錐体、39は紐
体、40は歯車、41は安全クラツチ、42は歯
車、42aは切欠部、43は中間歯車、43aは
軸、43bは軸受、43cは長孔である。
開閉装置の実施例を示したものであつて、第1図
は第一実施例の全体正面図、第2図は開閉装置の
全体水平断面図、第3図は同上縦断面図、第4図
A,B,Cは第二実施例を示す要部平面図、要部
正面図、回路図、第5図は第三実施例を示す要部
平面図、要部正面図、回路図、第6図は第四実施
例を示す要部正面図、第7図は第五実施例を示す
要部正面図、第8図A,B,Cは第六実施例を示
す要部平面図、閉扉時の作用説明図、開扉時の作
用説明図、第9図A,B,Cは第七実施例を示す
要部平面図、閉扉時の作用説明図、開扉時の作用
説明図、第10図A,B,Cは第八実施例を示す
要部平面図、閉扉時の作用説明図、開扉時の作用
説明図、第11図は第九実施例を示す要部正面
図、第12図A,B,C,Dは第十実施例を示す
要部平面図、閉扉時の作用説明図、開扉作動時の
作用説明図、開扉時の作用説明図である。 図中、1は扉体、2は吊車、3は案内レール、
4は上枠、5は開閉装置、6は作動軸、7は作動
ワイヤ、8はプーリ、9は巻取装置、10はプー
リ、11は巻取装置、12は作動体、12aは作
動ブラケツト、13はピニオン歯車、14は作動
歯車、15は可動ラツク、16はタイマー作動装
置、17は作動腕、17aは作動アーム、18は
始動軸、19は軸、20は爪歯車、21は軸、2
2は規制体、22aは支軸、22bは送爪体、2
3は軸受、24はカラー、25は振れ止め用部
材、26は電磁ブレーキ、27はソレノイド機
構、28はミリツトスイツチ、29はタイマー作
動装置、30は爪歯車、30aは送爪体、31は
作動チエン、32は副ピニオン歯車、33は副可
動ラツク、34,35は平歯車、36は中間歯
車、37はピニオン歯車、38は錐体、39は紐
体、40は歯車、41は安全クラツチ、42は歯
車、42aは切欠部、43は中間歯車、43aは
軸、43bは軸受、43cは長孔である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 扉体の閉扉方向に向いて引戻し付勢するワイ
ヤ引戻し手段から引出される作動ワイヤに設けた
作動体を、扉体が作動体に対して開扉方向に相対
移動する場合には扉体側に係止するが、扉体が作
動体に対して閉扉方向に相対移動する場合には扉
体から自由になるよう扉体側に連繋させて、扉体
の開扉操作に追随する作動体の移動に連動して前
記作動ワイヤの強制引出しを行う一方、該引出さ
れた作動ワイヤのワイヤ引戻し手段による自動引
戻し作動を、作動ワイヤの初期段階の引出し作動
を受けたタイマー作動手段のタイマー時間のあい
だの作動により、一方向回動規制機構を備えたワ
イヤ引戻し規制手段を規制姿勢にすることによつ
て規制して、上記タイマー時間のあいだ、作動ワ
イヤの引戻しによる扉体の自閉作動を規制する
が、手動操作による扉体の開閉操作は任意に行え
るようにしたことを特徴とする自閉扉体の開閉方
法。 2 扉体の閉扉方向に向けて作動ワイヤの強制引
戻しを行うワイヤ引戻し手段と、上記作動ワイヤ
に設けられた作動体に対し扉体閉扉側で係止し
て、扉体の開扉方向の移動では作動ワイヤを強制
引出しするが、閉扉方向の移動では作動体から自
由になるよう扉体に設けた作動ブラケツトと、前
記ワイヤ引戻し手段に連設され、ワイヤ引戻し手
段からの初期段階のワイヤ引出し作動に連動した
可動体の移動を受けて始動したタイマー時間のあ
いだ作動するタイマー作動手段と、ワイヤ引戻し
手段によるワイヤ引戻し作動の規制をしてワイヤ
引出し作動は規制しない一方向の規制をする規制
体を設けたワイヤ引戻し規制手段とを備えると共
に、さらに前記ワイヤ引戻し規制手段の規制体と
タイマー作動手段とを、タイマー作動手段の作動
に基づいて規制体がワイヤ引戻し規制をする姿勢
に変姿するよう連繋せしめて、上記タイマー時間
のあいだは、開扉された扉体の作動ワイヤ引戻し
による自閉作動を、手動による扉体の開閉操作は
許容された状態で規制するように構成したことを
特徴とする自閉扉体の開閉装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18415382A JPS5975065A (ja) | 1982-10-20 | 1982-10-20 | 自閉扉体の開閉方法及び自閉扉体の開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18415382A JPS5975065A (ja) | 1982-10-20 | 1982-10-20 | 自閉扉体の開閉方法及び自閉扉体の開閉装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1057470A Division JPH0627464B2 (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 | 自閉扉体の開閉装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5975065A JPS5975065A (ja) | 1984-04-27 |
| JPH0238231B2 true JPH0238231B2 (ja) | 1990-08-29 |
Family
ID=16148288
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18415382A Granted JPS5975065A (ja) | 1982-10-20 | 1982-10-20 | 自閉扉体の開閉方法及び自閉扉体の開閉装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5975065A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6145582U (ja) * | 1984-08-27 | 1986-03-26 | 六也 中神 | タイマ−付扉用走行機 |
| JP4677336B2 (ja) * | 2005-12-09 | 2011-04-27 | Dtエンジニアリング株式会社 | ドアクローザー |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3807480A (en) * | 1972-05-23 | 1974-04-30 | Won Door Corp | Door with automatic fire restricting system |
-
1982
- 1982-10-20 JP JP18415382A patent/JPS5975065A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5975065A (ja) | 1984-04-27 |
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