JPH023833B2 - - Google Patents

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JPH023833B2
JPH023833B2 JP17243682A JP17243682A JPH023833B2 JP H023833 B2 JPH023833 B2 JP H023833B2 JP 17243682 A JP17243682 A JP 17243682A JP 17243682 A JP17243682 A JP 17243682A JP H023833 B2 JPH023833 B2 JP H023833B2
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JP
Japan
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adhesive
rubber
rosin
photocurable resin
meth
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JP17243682A
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JPS5959761A (ja
Inventor
Kunio Arimoto
Takashi Iwasaki
Koji Yamane
Katsuji Oimizu
Hiromichi Yoshiwaka
Masanao Egami
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Kamoi Kakoshi Co Ltd
Original Assignee
Kamoi Kakoshi Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH023833B2 publication Critical patent/JPH023833B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、ゴム;粘着付与剤;ロジンと1分子
中に2個以上のアクリレート基または、および、
メタアクリレート基(本明細書で、(メタ)アク
リレート基と記す。)の両方を含有する特定の光
硬化樹脂;の3者を配合した後、放射線(電離性
放射線と、光重合開始剤の存在下の光を総称す
る。)を照射してなるゴム系粘着剤に関するもの
である。 一般にゴム系粘着剤は柔軟性、弾性、粘着性な
どに優れた性能を示すので、感圧性粘着テープお
よびシート(包装用、被覆用、絶縁用、接続用な
ど)、シーリング剤、コーキング剤、ゴム糊、と
りもちなど広範囲な用途を有している。 これら用途についての最近の動向を述べると、
感圧性粘着テープの包装用用途では、被包装物の
大型化に伴い、粘着性および凝集力に優れた製品
の出現が強く望まれており、また被覆用(例え
ば、車輛鈑金塗装用、建築塗装用、シーリング施
工用、土木塗装用など)においては、粘着性、凝
集力以外に、塗料、塗装方法の多様化に伴い、耐
溶剤性、耐熱性に優れた製品の出現が待望されて
いる。 また、これらの感圧性粘着テープの中で、基材
がポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニ
ルなどの熱可塑性樹脂からなるものは高温で変形
し易く、加熱による架橋が困難なので、低温処理
で凝集力を向上させる方法が望まれている。 とりもちについては、はえや蚊などの小型害虫
の場合には粘着性が優れておれば充分であるが、
ねずみ、ごきぶり、マツノマダラカミキリ(松食
虫の根源)などの大型のものを捕獲するために
は、粘着性のみならず凝集力においても優れてい
ることが重要な条件となる。 以上の例に示すように、ゴム系粘着剤は、用
途、使用方法が多様化するにしたがい、粘着性の
ほかに、凝集力、耐溶剤性、耐熱性を向上させる
ことが必要になつてきており、そのためにいくつ
かの方法が提案されている。 例えば、硫黄および加硫促進剤を粘着剤中に添
加し、架橋させる方法の場合は、120℃から200℃
に加熱する必要があるために、膨大なエネルギー
を要し、また硫黄の使用による環境汚染の問題が
あり、さらに硫黄で架橋した場合、粘着剤中での
ゴムの架橋度の調節が困難であり、未架橋の硫黄
による粘着性の経時変化が大きく、凝集力を増し
た場合には粘着性の低下が著しいなどの欠点を有
している。またフエノール樹脂、有機過酸化物、
あるいは金属酸化物による架橋の場合も加熱によ
り膨大なエネルギーを要し、未架橋フエノール樹
脂、未架橋有機過酸化物や金属酸化物による粘着
性の経時変化が大きく、凝集力を増した場合には
粘着性の低下が著しいという問題点を有してい
る。 また、特公昭40−24788号に、粘着剤中に還元
性の増感剤を混入し、塗布後テープ背面から可視
および紫外線を照射することにより、感圧性粘着
テープを得ることが記載されているが、光照射に
長時間を要し、しかも架橋密度が低く、得られた
粘着テープは高温時に凝集破壊し易い欠点があ
り、さらに基材が透明フイルムに限定されるた
め、用途が限定されている。 特公昭49−29613号には、ビニル系単量体を含
有した粘着剤を用いて電離性放射線を照射するこ
とにより凝集力の向上を図る試みが示されている
が、架橋密度が低く、得られた粘着テープは高温
時に凝集破壊し易い欠点を有している。 ホツトメルト型粘着剤は、溶剤型粘着剤に比べ
て、溶剤の揮発およびその回収に大規模な設備と
膨大なエネルギーを必要とせず、さらに溶剤によ
る火災の危険性や毒性がなく、高速で塗布できる
ので生産性および作業性が良いなど、省エネルギ
ー、経済性、安全衛生公害上の観点から非常に好
ましい粘着剤である。しかしながら、一般に凝集
力が乏しく、硫黄と加硫促進剤あるいは金属酸化
物あるいは有機過酸化物あるいはフエノール樹脂
を加えて粘着剤系を架橋すれば粘着剤を加熱溶融
時にゲル化が起こり、溶融粘度が上昇し、塗工困
難すなわちホツトメルト型にならないので、加硫
できないという欠点を有しており、凝集力のあま
り要求されないラベル用、じゆうたん止め用など
の分野に限定されるので、凝集力を向上させるこ
とによりその用途の拡大が見込まれ、凝集力を向
上させる粘着剤系あるいはその製法が所望されて
いるのが現状である。 さらに、特開昭51−26941号には、ゴム系ホツ
トメルト型粘着剤の凝集力を向上させる方法とし
て、60%以上のシス型構造を有する分子量1000〜
10000のブタジエンオリゴマーと粘着付与剤およ
びアクリル酸またはアクリル酸一酢酸ビニルの混
合モノマーの混合物をテープ基材上に塗布し、電
離性放射線を照射する方法が記載されているが、
この場合にはゴム種、ゴム構造が限定されてお
り、ホツトメルト型粘着剤材料として好ましい特
性を有するスチレン−イソプレン−スチレンブロ
ツク共重合体やスチレン−ブタジエン−スチレン
ブロツク共重合体には応用できない。また単官能
モノマーを使用するために、架橋が密にならず、
凝集力を充分に向上させ得ないし、臭気を伴い、
さらに火災の危険性があるなどの欠点を有してい
る。 さらにまた、ホツトメルト型粘着剤系に多価ア
ルコールの(メタ)アクリル酸エステルを配合
し、電子線を照射することにより、凝集力、耐溶
剤性および耐熱性を向上させる方法が、
Adhesives Age March 30〜35頁(1980)に記
載されており、この方法によれば凝集力、耐溶剤
性および耐熱性の向上は見られるが、粘着性の低
下が著しく、これは可塑剤の添加により改善され
るとしているが、それでも粘着性の低下は大き
い。 本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を改
良して、粘着性、凝集力、耐溶剤性、耐熱性を具
備したゴム系粘着剤を提供することにある。 この目的構成のため、本発明者らは種々研究を
行つてきたのであるが、その結果、(a)第一成分と
してゴムと、(b)第二成分として粘着付与剤と、(c)
第三成分としてゴムに対して0.1〜15重量%の割
合で使用するところの、ロジン20〜65重量%を結
合成分として含有し、かつ、1分子中に2個以上
の(メタ)アクリレート基を結合成分として含有
する光硬化性樹脂と、を主成分として配合した
後、放射線を照射したことを特徴とするゴム系粘
着剤を発明したのである。(放射線を照射すると
は、電離性放射線を照射する。または、光重合開
始剤の存在下で紫外線、可視光線などの光を照射
することであるのは、すでに述べたとおりであ
る。)なお本発明による粘着剤は極めて短時間で
架橋するため生産性も非常に良好である。 本発明に用いるゴムとしては、天然ゴム
(NR)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、ブ
タジエンゴム、イソプレンゴム、ブチルゴム、イ
ソブチレンゴム、スチレン−イソプレン−スチレ
ンブロツク共重合体(SIS)、スチレン−ブタジ
エン−スチレンブロツク共重合体(SBS)、シン
ジオタクチツクブタジエンゴムなどの少なくとも
1種以上が用いられる。 本発明に使用できる粘着付与剤は、各種ロジン
および水添ロジン、部分水添ロジン、不均化ロジ
ン、重合ロジン、マレイン化ロジン、などの変性
ロジン類、上記ロジンおよび変性ロジン類の金属
塩、アミン塩、アミドなどの誘導体およびクリセ
リン、ペンタエリスリトールなどのエステル化合
物、α−ピネン、β−ピネンなどのテルペン類の
重合体、もしくはそれらの共重合体などのテルペ
ン樹脂類、テルペン−フエノール樹脂などのテル
ペン変性体、芳香族系炭化水素樹脂、脂肪族系炭
化水素樹脂、脂環族系炭化水素樹脂などの石油樹
脂およびこれらの石油樹脂の水素化物、クマロン
−インデン樹脂、アルキルフエノール−ホルマリ
ン樹脂、アルキルフエノール−アセチレン樹脂な
どのフエノール樹脂類、その他公知の粘着付与剤
を単独または混合して使用し得る。 これらの粘着付与剤の中では、水添ロジン、部
分水添ロジン、不均化ロジンおよび変性ロジン類
の金属塩、アミン塩、アミド、エステル化物、テ
ルペン類の重合体、石油樹脂およびこれら石油樹
脂の水素化物が、光照射の場合には好ましい結果
を与える。 ロジン20〜65重量%を結合成分として含有し、
かつ、1分子中に2個以上の(メタ)アクリレー
ト基を結合成分として含有する光硬化性樹脂の例
として、3価以上の多価アルコール、ロジン、お
よび(メタ)アクリル酸のエステルからなるロジ
ン変性(メタ)アクリル酸エステル類、多官能エ
ポキシ化合物(1分子中に2個以上のエポキシ基
を含む化合物)ロジン、と(メタ)アクリル酸の
エステルからなるロジン変性エポキシ(メタ)ア
クリレート類およびそれらの多塩基酸による変性
物、多官能エポキシ化合物、ロジン、多塩基酸お
よびグリシジル(メタ)アクリレートの反応生成
物からなるロジン変性エポキシ(メタ)アクリレ
ート類、あるいは3基以上の多価アルコール、多
価イソシアネート、ロジンおよびヒドロキシアル
キル(メタ)アクリレートの反応生成物からなる
ロジン変性ウレタン(メタ)アクリレート類、あ
るいは多官能エポキシ、多価イソシアネート、ロ
ジンおよびヒドロキシアルキル(メタ)アクリレ
ートの反応生成物からなるロジン変性エポキシウ
レタン(メタ)アクリレート類などから選んだ1
種以上のものが使用可能で、必要に応じて、ネオ
ペンチルグリコールジアクリレート、トリメチロ
ールプロパントリアクリレートなどの周知の光反
応性希釈剤と併用しても差支えない。 上記ロジン20〜65重量%を結合成分として含有
し、かつ1分子中に2個以上の(メタ)アクリレ
ート基を結合成分として含有する光硬化性樹脂の
製造方法としては、例えば先づロジンと3価以上
の多価アルコールまたは多官能エポキシ化合物を
エステル化反応させ、ロジンの多価アルコールエ
ステルまたはエポキシエステルを作り、次いで残
存する水酸基またはエポキシ基と(メタ)アクリ
ル酸を反応させるか、もしくは、ロジンの多価ア
ルコールエステルまたはエポキシエステル中に残
存する水酸基と多価イソシアネートとを、水酸基
とイソシアネート基の当量比が約1となるように
配合して反応させ、次いでヒドロキシアルキル
(メタ)アクリレートと反応させるか、もしくは、
ロジンの多価アルコールエステルまたはエポキシ
エステル中に残存する水酸基またはエポキシ基と
多塩基酸とを反応させ、残存するカルボキシル基
と多官能エポキシ化合物と反応させ、残存水酸基
またはエポキシ基と(メタ)アクリル酸とを反応
させることなどにより容易に作られる。なお、こ
れらの光硬化性樹脂の合成に際し、トルエン、キ
シレン、酢酸エチルなどの有機溶剤、ネオペンチ
ルグリールアクリレート、トリメチロールプロパ
ントリアクリレートのような周知の光反応性希釈
剤を反応溶剤として使用することができる。使用
されるロジンとしては、ガムロジン、トールロジ
ン、ウツドロジン、あるいはこれらの水添ロジ
ン、不均化ロジンなどのカルボキシル基を有する
ロジンが挙げられるが、水添ロジン、不均化ロジ
ンが架橋性および耐老化性の見地から好ましい。 上記した3価以上のアルコールの例を示すと、
グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロ
ールプロパン、ペンタエリスリトールなどで、多
官能エポキシ化合物の例としては、トリメチロー
ルプロパントリエトキシルグリシジルエーテル、
ビスフエノールAジグリシジルエーテルで代表さ
れるビスフエノールA型エポキシ樹脂などであ
る。 多塩基酸の例としては、無水フタル酸、テトラ
ヒドロ無水フタル酸、無水トリメリツト酸、無水
マレイン酸、フマル酸、コハク酸、アジピン酸、
トール油脂肪酸の重合により得られるダイマー酸
などが挙げられる。また多価イソシアネートの例
としては、トリレンジイソシアネート、キシリレ
ンジイソシアネート、ジフエニルメタンジイソシ
アネート、ヘキサメチレンジイソシアネートなど
がある。 ロジン20〜65重量%を結合成分として光硬化性
樹脂中に含有させるとした理由は、ロジンを結合
成分として含有する光硬化性樹脂を使用した場合
には、放射線照射しても、ゴム系粘着剤が固くな
らず、かつ粘着付与剤や可塑剤などのブリードが
起こらず、粘着性、凝集力、耐溶剤性および耐熱
性に好ましい結果を与えるためであり、またロジ
ンを20重量%以上結合成分として含有するとした
理由は、ロジン20重量%未満では、粘着付与剤、
可塑剤との相溶性が悪くなり、照射面のみが固く
なつて粘着性を損い、かつ保存中に粘着付与剤や
可塑剤のブリードが見られるためである。 ロジンを65重量%以下結合成分として含有する
とした理由は、ロジンを65重量%より多く結合成
分として含有させた場合には、1分子中に2個以
上の(メタ)アクリレート基が結合成分として含
有させることができないためである。 1分子中に2個以上の(メタ)アクリレート基
を結合成分として光硬化性樹脂の中に含有させる
とした理由は、(メタ)アクリレート基が1分子
中に2個未満の場合にはゴムの架橋が密になら
ず、凝集力、耐溶剤性、耐熱性の向上が見られ
ず、また、放射線照射に時間を要するためであ
る。 さらに、光硬化性樹脂をゴムに対して0.1〜15
重量%配合した理由は、0.1重量%未満ではゴム
の架橋が充分起こらず、粘着性の低下は見られな
いが、凝集力、耐溶剤性および耐熱性があまり向
上しないためであり、また、15重量%より多く配
合すると、ゴム系粘着剤が固くなり過ぎて、粘着
性の低下が著しく、また高価な光硬化性樹脂を多
く添加することは経済的に好ましくないからであ
る。 放射線照射の一態様として光重合開始剤と光を
使用する場合の、光重合開始剤としては、例え
ば、ベンゾイル、ベンゾインメチルエーテル、ベ
ンゾインイソプロピルエーテル、ベンジル、アセ
トフエノン、P−ターシヤリブチルトリクロロア
セトフエノン、ベンゾフエノン、4−クロロベン
ゾフエノン、4,4′−ビスジメチルアミノベンゾ
フエノン、ベンジルジメチルケタール、2−クロ
ロチオキサントン、2−エチルチオキサントンそ
の他の公知のものが使用でき、さらに光に対して
活性を増すためn−ブチルアミン、ジ−n−ブチ
ルアミン、トリエチルアミン等のアミン類を添加
してもよい。 本発明において使用する光としては、炭素アー
ク灯、水銀蒸気ランプ、紫外螢光灯、タングステ
ン灯、白熱灯、キセノンランプ、アルゴングロー
ランプ、太陽光など、波長180mμ〜700mμの活性
光線を含む光が挙げられ、電離性放射線は電子線
加速器より発生された100〜1000KeVのエネルギ
ーを有する粒子線である。 電離性放射線または光照射時には短時間で架橋
が起こるので、空気雰囲気で電離性放射線の照射
または光照射をしてもよいが、ゴム系粘着剤の劣
化を防止するために不活性ガス雰囲気下で放射線
照射をする方が好ましい結果を与える。 本発明のゴム系粘着剤は、必要に応じて、芳香
族系、ナフテン系、パラフイン系の石油系プロセ
ス油、テルペンオリゴマーのような植物油系軟化
剤、フタル酸ジエステル、アジピン酸ジエステル
のような二塩基酸ジエステルなどを可塑剤として
使用してもよく、無機充填剤、着色剤、老化防止
剤などを加えてもよいことは言うまでもない。し
かして、溶剤型粘着剤の場合、天然または合成ゴ
ムを素練りし、有機溶剤中に溶解させた後、粘着
付与剤、光硬化性樹脂、光重合開始剤、必要に応
じて、可塑剤、充填剤、老化防止剤を加え撹拌混
合後、ロールコーター、ナイフコーターなどによ
つてテープ基材の片面または両面に所定の厚さに
塗布し、乾燥機により有機溶剤を除去した後、放
射線を照射(または放射線を照射後乾燥機で乾
燥)させ、テープ状に巻き取るかシート状にする
ことにより容易に得られる。また、ホツトメルト
型粘着剤の場合には、SISやSBSなどの少なくと
も1種を加熱装置と撹拌機が設備された溶解槽に
投入して加熱溶融後、粘着付与剤、必要に応じて
可塑剤、充填剤、老化防止剤を混合後、光硬化性
樹脂、(光照射の場合には光重合開始剤)を加え
て、ホツトメルト用塗布機により基材の片面また
は両面に所定の厚さに塗布し、放射線を照射し
て、テープ状に巻き取るか、またはシート状に取
出す。粘着付与剤、光硬化性樹脂、(光重合開始
剤)、可塑剤、充填剤、老化防止剤の投入順序は、
いかなる順序でもかまわないが、ホツトメルト型
の場合、熱重合をできる限り防止するため、光硬
化性樹脂、光重合開始剤を塗布直前に添加するこ
とが望ましい。 エステルのゴム系粘着剤は、放射線によりラジ
カル重合が可能な不飽和基を1分子中に2個以上
含有する光硬化性樹脂間、あるいはこの光硬化性
樹脂とゴム分子中の不飽和基との間において架橋
反応が起こり、その結果分子量が増大して凝集力
が向上し、粘着性、耐熱性、耐溶剤性においても
優れており、感圧性粘着テープおよびシート、シ
ーリング剤、コーキング剤、ゴム糊、とりもち、
ホツトメルト型粘着剤に使用して卓越した製品が
得られるものである。 以下、実施例により、エステルをさらに具体的
に説明する。 実施例の説明 (1) 光硬化性樹脂の調製例 (A) 光硬化性樹脂A 温度計、冷却器、撹拌装置を付した内容量
1の四ツ口フラスコに、トルエン242g、
不均化ロジン(商品名バンデイスG−100、
播磨化成工業(株)製、酸化153)163g、三価ア
ルコールのトリグリシジルエーテル(商品名
エポトートYH−301東都化成(株)製、エポキ
シ当量150g/eq)200gを仕込み、120℃で
撹拌下に1時間保つた。酸価は0.8であつた。 次いで、トリエチルアミン1g、ハイドロ
キノン1g、アクリル酸64gを加えて120℃
に2時間保つた後冷却し、固形分67%(重量
基準、以下同じ。)、酸価5.1、ガードナー気
泡粘度計による粘度C(25℃)の光硬化性樹
脂Aのトルエン溶液635gを得た。 (B) 光硬化性樹脂B 温度計、水抜き装置付還流冷却器、撹拌装
置、窒素ガス導入装置を付した内容量1の
四ツ口フラスコに、水添ロジン(商品名ステ
ベライトレジン、Hercules Inc.製)340g、
トリメチロールプロパン140g、トルエン60
gを仕込み、窒素ガス下に110℃に加熱し、
撹拌下にトルエンと反応生成水を除去しなが
ら10時間を要して230℃に昇温した。230℃で
トルエン還流下にさらに10時間保つた後、
110℃まで冷却し、トルエンで固形分が80%
となるように調整し、酸価8.8の水添ロジン
のトリメチロールプロパンモノエステル572
gを得た。次いでハイドロキノン2g、トリ
エチレンアミン1.2g、アクリル酸150gを加
え、110℃゜〜120℃で水を除去しながら6時
間反応させた後室温まで冷却し、2ガラス
容器に移し、トルエンで固形分が50%となる
ように調整し、酸価21、ガードナー気泡粘度
計による粘度A−5(25℃)の光硬化性樹脂
Bのトルエン溶液1130gを得た。 (C) 光硬化性樹脂C 温度計、冷却器、撹拌装置を付した内容量
1の四ツ口フラスコに、(a)に記載した装
置、処方、方法で得た水添ロジンのトリメチ
ロールプロパンモノエステルのトルエン溶液
(固形分80%、酸価8.3)250g、トルエン10
g、酢酸エチル140gを仕込み、40℃で撹拌
しながら、2.4−トリレンジイソシアネート
144gを4時間かけて滴下し、さらに4時間
保持した。次いで、ハイドロキノン1gを添
加し、2−ヒドロキシエチルアクリレート96
gを加え、60℃で7時間保ち、トルエン72
g、酢酸エチル168gを加えて固形分65%、
酸価4.7、ガードナー気泡粘度計による粘度
J(25℃)の光硬化性樹脂Cのトルエン−酢
酸エチル溶液880gを得た。 (D) 光硬化性樹脂D 温度計、冷却器、撹拌装置を付した内容量
500mlの四ツ口フラスコに不均化ロジン(商
品名バンデイスG−100播磨化成工業(株)製、
酸価153)105g、トリメチロールプロパント
リアクリレート138gとハイドロキノン0.5g
を仕込み、撹拌しながら100℃で溶解させ、
トリエチルアミン1gを添加し、三価アルコ
ールのトリグリシジルエーテル(商品名エポ
トートYH−301、東都化成(株)製、エポキシ
当量150)45.1gを加え、120℃に4時間保つ
た。次いで、テトラヒドロ無水フタル酸45.6
gを加えて、さらに3時間保ち、アクリル酸
21.6gとビスフエノールA型液状エポキシ樹
脂(商品名エポトートYD−128、東都化成
(株)製、エポキシ当量190)105gを加えてさら
に2時間保ち、酸価5.8、BH型粘度計による
粘度13000ポイズ(30℃)の光硬化性樹脂
D450gを得た。 (E) 光硬化性樹脂E 温度計、冷却器、撹拌装置を付した内容量
1の四ツ口フラスコに、トルエン233g、
中国産ガムロジン(酸価166、色調×)150
g、三価アルコールのトリグリシジルエーテ
ル(エポトートYH−301、前出)200gを仕
込み、120℃で1時間保ち、酸価0.6のロジン
エステルを得た。ついで、トリエチルアミン
1g、ハイドロキノン1g、メタアクリル酸
76.4gを加え、120℃に3時間保ち、固形分
68%、酸価4.1、ガードナー気泡粘度計によ
る粘度B(25℃)の光硬化性樹脂Eのトルエ
ン溶液627gを得た。 (F) 光硬化性樹脂F 温度計、冷却器、撹拌装置を付した内容量
500ml四ツ口フラスコに不均化ロジン(バン
デイスG−100、前出)100g、グリシジルメ
タアクリレート39g、トルエン140g、ハイ
ドロキノン0.3gを加えて120℃で3時間保
ち、固形分50%、酸価0.9の不均化ロジンの
グリシジルメタアクリレートエステルである
光硬化性樹脂Fのトルエン溶液278gを得た。 (2) ゴム系粘着剤の調製例(実施例) (イ) ゴム系粘着剤 1 NR(RSSNo.1)200gを二本ロールで素練
りし、ムーニー粘度を50に調整し、このうち
NR100gを細分化して撹拌装置、排気筒、
活栓を付した内容量1の三ツ口フラスコに
入れ、トルエン400mlに溶解し、粘着付与剤
として不均化ロジングリセリンエステル(商
品名ハリエスターDS−90S播磨化成工業(株)
製)を80g、可塑剤(商品名ペガロイド
BB、モービル石油(株)製)を30g、光硬化性
樹脂A(前出)を固形分として5g、光重合
開始剤(ベンゾインイソプロピルエーテル
(BIPと略記する)を0.25g、老化防止剤
(商品名ノクラツクSP、大内新興化学工業(株)
製)を1g添加し、室温で4時間撹拌を行
い、混合物Aを得た。混合物Aはアプリケー
ターで和紙(15cm×30cm)に40μの膜厚に塗
布し、110℃で2分間乾燥させてトルエンを
除去し、2000Wの高圧水銀灯で10cmの距離か
ら粘着剤面を1秒間照射し、ゴム系粘着剤1
を得た。 (ロ) ゴム系粘着剤 2 上記(イ)の記載中、光硬化性樹脂A5gの代
わりに、光硬化性樹脂Bを固形分として5g
仕込んだ以外は(イ)と同じ操作を行い、ゴム系
粘着剤2を得た。 (ハ) ゴム系粘着剤 3 上記(イ)の記載中、光硬化性樹脂Aの代わり
に、光硬化性樹脂Cを固形分として5g仕込
んだ以外は(イ)と同じ操作を行い、ゴム系粘着
剤3を得た。 (ニ) ゴム系粘着剤 4 上記(イ)の記載中、粘着付与剤として不均化
ロジンエステルの代わりに水添石油樹脂(商
品名エスコレツツNo.5300、エクソン化学(株)
製)(HPRと略記する。)を80g使用し、光
硬化性樹脂Aの添加量を0.3g、BIPの添加
量を0.02gとした以外は(イ)と同じ操作を行
い、ゴム系粘着剤4を得た。 (ホ) ゴム系粘着剤 5 前記(イ)の記載において、光硬化性樹脂Aの
添加量を15g、BIPの添加量を0.75g、光照
射時間を0.5秒とした以外は、(イ)と同じ操作
を行い、ゴム系粘着剤5を得た。 (ヘ) ゴム系粘着剤 6 前記(イ)の記載において、NR200gの代わ
りに、NR100g、SBR(商品名JSR1507日本
合成ゴム(株)製)100gとし、光硬化性樹脂A5
gの代わりに光硬化性樹脂Dを3g、BIPを
0.15g使用した以外は、(イ)と同じ操作を行い
ゴム系粘着剤6を得た。 (ト) ゴム系粘着剤 7 前記(ヘ)の記載において、光硬化性樹脂Dの
代わりに光硬化性樹脂Eを固形分として3
g、光照射時間を5秒とした以外は(ヘ)と同じ
操作を行い、ゴム系粘着剤7を得た。 (チ) ゴム系粘着剤 8 SIS(商品名Cariflex−TR1107、シエルケ
ミカル社製)1500gを内容積6の加熱ニー
ダー中に投入し、170℃で1時間素練りを行
い溶融した。粘着付与剤として不均化ロジン
グリセリンエステル(商品名ハリエスター
DS−90S播磨化成工業(株)製)を1000g、可塑
剤(商品名Shellflex−371JY、シエルケミカ
ル社製)を500g添加し、170℃で2時間かけ
て溶融させた。ついで、光硬化性樹脂Dを45
g、BIPを2.3g添加し、5分を要して混合
した。このものを150℃でホツトメルト用コ
ーターでクラフト紙(商品名バイナシート、
藤森工業(株)製)上に60μの膜厚に塗布し、
2000Wの高圧水銀灯で10cmの距離から粘着剤
面を1秒間照射し、ゴム系粘着剤8(ホツト
メルト型)を得た。 (リ) ゴム系粘着剤 9 前記(チ)の記載において、SIS1500gを、
SIS750gとSBS(商品名アサプレン−T431、
旭化成工業(株)製)750gに変えた以外は(チ)と
同じ操作を行い、ゴム系粘着剤9(ホツトメ
ルト型)を得た。 (ヌ) ゴム系粘着剤 10 前記(チ)の記載において、BIPを添加せず
に、光照射のかわりに、レゾナント−トラン
スフオーマー型電子線加速器から2MeVの電
子線で5メガラツドの線量を照射し、ゴム系
粘着剤10を得た。 次に上記ゴム系粘着剤1〜10の効果を明瞭にす
るため、特許請求の範囲に属さないゴム系粘着剤
7例を比較粘着剤1〜7(比較例)として示す。 (イ) 比較粘着剤 1 前記ゴム系粘着剤1の調整法において、放射
線照射をしなかつた以外は、同じ操作を行い、
比較粘着剤1を得た。 (ロ) 比較粘着剤 2 前記ゴム系粘着剤1の調製法において、光硬
化性樹脂AとBIPとを添加しなかつた以外は同
じ操作を行い、比較粘着剤2を得た。 (ハ) 比較粘着剤 3 前記ゴム系粘着剤1の調整法において、光硬
化性樹脂Aのかわりにトリメチロールプロパン
トリアクリレートを使用した以外は同じ操作を
行い、比較粘着剤3を得た。 (ニ) 比較粘着剤 4 前記ゴム系粘着剤7の調整法において、光硬
化性樹脂Eのかわりに光硬化性樹脂Fを固形分
として3g用いた以外は同じ操作を行い、比較
粘着剤4を得た。 (ホ) 比較粘着剤 5 前記ゴム系粘着剤8の調整法において、放射
線照射をしなかつた以外は同じ操作を行い、比
較粘着剤5を得た。 (ヘ) 比較粘着剤 6 前記ゴム系粘着剤8の調整法において、光硬
化性樹脂Dの代わりに、トリメチロールプロパ
ントリアクリレート(TMPTA)を用いた以
外同じ操作を行い、比較粘着剤6を得た。 (ト) 比較粘着剤 7 前記ゴム系粘着剤10の調整法において、光硬
化性樹脂Dの代わりに、トリメチロールプロパ
ントリアクリレート(TMPTA)を用いた以
外同じ操作を行い、比較粘着剤7を得た。 上記したゴム系粘着剤1〜10(実施例)と比較
粘着剤1〜7について、粘着力、タツク、保持
力、耐溶剤性、耐熱性について試験した結果を、
それぞれ第1表、第2表に示す。 ただし、JIS Z 1237にしたがい、粘着力は
180゜剥離強度、タツクは30゜角の斜面100mmを助走
後、長さ100mmの粘着テープ上で静止する最大ボ
ールナンバー、保持力は試験片の一端に25mm×25
mmで粘着テープを貼り付け、1Kgの荷重をかけ、
60分後のずれた距離を求めた。また、耐溶剤性
は、粘着テープ(2cm×20cm)をステンレススチ
ール板に貼着し、トルエン溶液中に、20±2℃で
1時間浸漬後取り出し、剥がした後のステンレス
スチール板の汚染状態を観察し、汚染のないもの
を〇、一部汚染のものを△、全面汚染のものを×
で表示した。耐熱性については、粘着テープをス
テンレススチール板に貼着し、一定温度(80゜、
120゜または160℃)で1時間加熱し、剥離後のス
テンレススチール板の汚染状態を観察し、汚染の
ないものを〇、一部汚染のものを△、全面汚染の
ものを×で表示した。 なお、EBは電離性放射線の照射を示す。
【表】
【表】
【特許請求の範囲】
1 分子内に重合性官能基及び
【式】で示される基を有する ピロ燐酸エステル誘導体及び/又は少なくとも該
化合物を重合性単量体の1つとして重合させて得
られる重合体を含有することを特徴とする人体硬
質組織用接着剤。 2 特許請求の範囲第1項において、ピロ燐酸エ
ステル誘導体が、一般式 〔式中R1はアリル、アクリロイルオキシ(低級)
アルキル若しくはメタクリロイルオキシ(低級)
アルキルを意味し、R1における(低級)アルキ
ルはヒドロキシ、ハロゲンで置換されていてもよ
い。R2はアルキル若しくはアリールを意味し、
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