JPH023864B2 - - Google Patents

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JPH023864B2
JPH023864B2 JP11940885A JP11940885A JPH023864B2 JP H023864 B2 JPH023864 B2 JP H023864B2 JP 11940885 A JP11940885 A JP 11940885A JP 11940885 A JP11940885 A JP 11940885A JP H023864 B2 JPH023864 B2 JP H023864B2
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JP
Japan
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panels
concrete
insulation
wall
heat insulating
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JP11940885A
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English (en)
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JPS61277747A (ja
Inventor
Takayuki Fukushima
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Haseko Corp
Original Assignee
Hasegawa Komuten Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鉄筋コンクリート造外壁の壁厚の中
間部に断熱材層を設けて所謂中断熱とする外壁の
中断熱工法に関する。
〔従来の技術〕
鉄筋コンクリート造外壁の壁厚の中間部に断熱
材層を設けて中断熱とする外壁の中断熱工法とし
ては、次のものが(株式会社丸善発行・日本建築
学会編『建築設計資料集成・第一巻(環境)』)等
によつて既に知られている。
第8図に示すものはスウエーデンの例であり、
一対のプレキヤストコンクリート板a,b間に、
グラスウール等の断熱材cと防湿層dを形成する
工法である。
第9図に示すものはフランスの例である。この
中断熱工法は、図示された外壁の断面形状からみ
て、現場打ちコンクリートによるコンクリート壁
の構築後、その外面に断熱材と断熱材の保護用モ
ルタル層とを施工する一般的な外断熱工法に近似
した施工手順、つまり、内側の壁部分eをコンク
リートの現場打ちにて構築した後、その外面側に
フオームポリスチレン等の断熱材cとプレキヤス
トコンクリート板より成る外側の壁部分fを施工
するといつた手順によるものである。図中のg,
hは仕上げ材である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前者の中断熱工法によれば、断熱材cの両側に
位置する壁部分がいずれもプレキヤストコンクリ
ート板a,bであるから、現場打ちコンクリート
による場合に比べて、コンクリート品質の安定化
を図る上で有利ではあるが、経済性の面で非常に
不利である。
即ち、上記のプレキヤストコンクリート板a,
bの製造は、言わばコンクリートの現場打設を単
に工場打設に置き換えただけのものであり、原料
の搬入場所と建設場所が離れている、プレキヤス
トコンクリート板がかなりの重量物になり、現場
への輸送や現場での取り扱いに不便である等、経
済性の上で不利な点が多い。また、コンクリート
骨材としての天然骨材が海砂、山砂(砕石)に頼
られるようになつて、コンクリート中の補強鉄筋
の錆、錆による鉄筋の膨張によるコンクリートの
クラツク、コンクリート片の剥離脱落による劣化
の促進等が社会問題になつているところから、近
年、人工骨材(膨張頁岩によるビルトンやメサラ
イト等の人工軽量骨材、火山灰によるシラスバル
ーン、磁器質のセラミツク骨材)の開発、実用化
が盛んであるが、上記の工法では、内外の壁部分
の全体をプレキヤストコンクリート製としている
ので、人工骨材の使用によるコンクリート骨材の
品質をグレードアツプすれば、高価な人工骨材が
多量に使用されることになり、ますます経済性の
上で不利になる。
後者の中断熱工法においては、外側の壁部分f
について同様な問題が生じる。またこの工法で
は、内側の壁部分eを構築するための仮枠工事
(型枠の現場搬入、組立、解体撤去)に多大の労
力と費用を要するのみならず、内側壁部分eの脱
型まで断熱材c及び外側壁部分を施工できないの
で、工期の面でも不利である。
本発明は、上記の従来欠点を解消し、現場打ち
コンクリートの長所を生かし且つ天然骨材の経済
性を尊重しつつ、人工骨材の使用量が少なくて済
む比較的薄いコンクリート外皮材で現場打ちコン
クリートの短所を補い且つコンクリートを現場打
ちした際、断熱材の位置がずれないよう前記外皮
材で断熱材を壁厚の中間部に確実に保持すること
により、全体として高品質で耐久性があり且つ設
計通りの断熱効果が得られる中断熱の外壁を経済
的に構築できる新規かつ有用な外壁の中断熱工法
を提案するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明による外壁の中断熱工法は、裏面に複数
の独立した隆起部が所定間隔で整列配置された一
対のセメント系パネルを、前記隆起部同士が対向
して位置する状態に配置し且つ両パネル間には断
熱材を、両パネルの前記隆起部で挟持された状態
に配置すると共に、両パネルを前記隆起部の位置
において断熱材を貫通するボルトにて連結し、断
熱材とその両側のパネルとの間に形成される空隙
夫々に、壁筋を配置した状態で、コンクリートを
現場打ちして、中断熱の外壁とすることを特徴と
している。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図、第2図に示すように、裏面に側面視で
台形状をなす複数の独立した隆起部1a…が所定
間隔で縦横に整列設置されたポリマーセメントモ
ルタル等より成る一対のセメント系パネル1,1
を、それらの隆起部1a…同士が対向して位置す
る状態に配置し且つ両パネル1,1間には、断熱
材2を、両パネル1,1の隆起部1a…で挟持さ
れた状態に配置すると共に、断熱材2を貫通する
ステンレス製あるいは防錆処理の施された鋼製の
ボルト3…とその端部に螺合する同様な材質のナ
ツト部材4…により、両パネル1,1を前記隆起
部1a…の位置において相互に連結する。断熱材
2は両側から隆起部1a…で挟持されることによ
り、壁厚の中間部所定位置に保持される。また両
パネル1,1と断熱材2との間に形成される空隙
S,Sには、縦横の壁筋5…を配置する。これら
の壁筋5…は、両パネル1,1を外壁構築位置に
建て込む前に、各パネル1,1の裏面適所に打ち
込み金具6…等で固着される。
尚、前記各ボルト3…には、断熱材2を貫通す
る部分に圧縮強度の大きい材料よりなるスリーブ
(例えば、鋼製スリーブ)7…が套嵌され、ボル
ト3…とナツト部材4…を締め付けたとき、スリ
ーブ7…の両端面が両パネル1,1の隆起部1a
…に当接して両パネル1,1間の間隔を一定以上
に保ち、前記断熱材2が隆起部1a…によつて一
定厚さ以下に押し潰されることを防止すべく構成
してある。これらのスリーブ7…は、建築現場で
断熱材2の所定位置に差し込まれたものである
が、第5図に示す如く、両端に鍔部を有する鳩目
状のスリーブ7として、これを予め、断熱材2に
所定間隔おき取り付けておいてもよい。断熱材2
としては、グラスウール、フオームポリスチレ
ン、フエノール樹脂パネル等、種々の材質のもの
を使用できる。
次に、第3図、第4図に示す如く、前記空隙
S,Sにコンクリート8,8を現場打ちし、両パ
ネル1,1の表面にモルタルの吹付け等による仕
上げ材9…を施して、中断熱の外壁Wを構築す
る。前記コンクリート8,8は、側圧によつて断
熱材2が壁厚方向に不測に変形することがないよ
うに、断熱材2の両側に同時に且つできるだけ均
等に打設することが望ましい。
前記ボルト3…は、現場打ちコンクリート8,
8の側圧による両パネル1,1の変形やパネル
1,1間隔の拡大等を防止するセパレータとして
の役目と、断熱材2の両側に形成される内外の鉄
筋コンクリート壁同士を一体化する構造材として
の役目を果たす。前記パルス1,1は、第6図、
第7図に示すように、良質の川砂又は人工骨材を
使用したモルタルにSBRポリマーを含浸させた
ポリマーセメントモルタル等の材料よりなる中空
形状のパネル素材Aを真空押出し成型機Bによ
り、連続的に押出成型しつつ、当該パネル素材A
がまだ固まらないうちに、ピアノ線Cをリブ1b
…の高さlの範囲内で上下移動(上昇−静止−下
降−静止の繰り返し)させてリブ1b…をジグザ
グ状に切断することにより、パネル素材Aを上下
に二分し、この二分されたパネル素材を所定長さ
に裁断すると共に、必要な位置にボルト挿入孔を
穿設して製造されたものである。両パネル1,1
は、真空押出し成型により、空隙率がゼロに近い
蜜実なプレキヤストコンクリート製品となつてお
り、しかもセメント+骨材の結晶をポリマー接着
剤で補強した効果を伴うため、引張強度、曲げ強
度が高められ、セメント系パネルであるにもかか
わらず靭性に富んだものとなる。従つて、現場打
ちコンクリート8の骨材として海砂や山砂を使用
しても、その短所を外皮材であるパネル1,1に
よつて十分に補うことが可能であり、全体として
高品質で耐久性のある、しかも断熱材2が壁厚中
間部の所定位置に正確に埋設されて設計通りの断
熱効果が発揮される外壁Wとなる。内側のパネル
1…同士及び外側のパネル同士1…は、現場打ち
コンクリート8,8によつて連結されるため、パ
ネル1…同士の連結部材は原則的には必要でない
が、複数枚のパネル1…を予め連結して大型パネ
ル化する場合には、パネル1…の縦目地部分に適
当な連結部材を用いる必要がある。
〔発明の効果〕
本発明は、上記した構成よりなるため、次の如
き効果を有する。
一対のセメント系パネル間に、断熱材の設置
およびコンクリートの現場打ちを行うので、セ
メント系パネルが現場打ちコンクリートの外皮
材となつて仮枠工事が大幅に省略され、工期が
短縮される。
断熱材が前記パネルの裏面に整列配置された
隆起部で挟持されているため、断熱材を容易に
所定位置に保持でき、断熱材とその両側のパネ
ルとの間に形成される空隙夫々にコンクリート
を現場打ちする際、断熱材が位置ずれせず、断
熱材が壁厚中間部の所定位置に正確に埋設され
て設計通りの断熱効果が発揮される。
前記パネルは、現場打ちコンクリートの外皮
材としての厚さを有するものであれば足り、人
工骨材やポリマーセメントモルタル等を使用し
ても、それらの使用量が少ないため、パネルの
材料費を低く抑えることができる。また現場打
ちコンクリートの骨材として、海砂や山砂を使
用しても、人工骨材やポリマーセメントモルタ
ルを使用した高品質、高強度のセメント系パネ
ルで現場打ちコンクリートの短所を補うことが
できる。従つて、全体として高品質で耐久性の
ある外壁を経済的に構築できる。
パネル同士を連結するボルトの長さを変更す
るだけで、いかなる厚さの断熱材にも対処でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本発明の実施例を示し、第
1図と第2図は施工途中の外壁の縦断側面図と横
断平面図、第3図と第4図は施工完了後の外壁の
縦断側面図と横断平面図である。第5図はスリー
ブの一例を示す断面図、第6図と第7図はセメン
ト系パネルの製造方法の説明図である。第8図と
第9図は従来例の説明図である。 1……セメント系パネル、1a……隆起部、2
……断熱材、3……ボルト、5……壁筋、8……
現場打ちコンクリート、S……空隙。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 裏面に複数の独立した隆起部が所定間隔で整
    列配置された一対のセメント系パネルを、前記隆
    起部同士が対向して位置する状態に配置し且つ両
    パネル間には断熱材を、両パネルの前記隆起部で
    挟持された状態に配置すると共に、両パネルを前
    記隆起部の位置において断熱材を貫通するボルト
    にて連結し、断熱材とその両側のパネルとの間に
    形成される空隙夫々に、壁筋を配置した状態で、
    コンクリートを現場打ちして、中断熱の外壁とす
    ることを特徴とする外壁の中断熱工法。
JP11940885A 1985-05-31 1985-05-31 外壁の中断熱工法 Granted JPS61277747A (ja)

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JP11940885A JPS61277747A (ja) 1985-05-31 1985-05-31 外壁の中断熱工法

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JP11940885A JPS61277747A (ja) 1985-05-31 1985-05-31 外壁の中断熱工法

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JPS61277747A JPS61277747A (ja) 1986-12-08
JPH023864B2 true JPH023864B2 (ja) 1990-01-25

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