JPH023880B2 - - Google Patents

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JPH023880B2
JPH023880B2 JP10095981A JP10095981A JPH023880B2 JP H023880 B2 JPH023880 B2 JP H023880B2 JP 10095981 A JP10095981 A JP 10095981A JP 10095981 A JP10095981 A JP 10095981A JP H023880 B2 JPH023880 B2 JP H023880B2
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JP
Japan
Prior art keywords
bolt
capsule
container
water
medium
Prior art date
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Expired
Application number
JP10095981A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS584098A (ja
Inventor
Kenkichi Hirano
Toshio Kawauchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Denki Kagaku Kogyo KK filed Critical Denki Kagaku Kogyo KK
Priority to JP10095981A priority Critical patent/JPS584098A/ja
Publication of JPS584098A publication Critical patent/JPS584098A/ja
Publication of JPH023880B2 publication Critical patent/JPH023880B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、穿孔内にボルト等を定着する方法及
び穿孔内にボルト等を定着させる場合に接着剤と
して用いるカプセルに関する。 従来から、穿孔内にボルト等を定着する方法は
いろいろ提案されているが、例えば、耐水紙等に
アルミナセメント等を充填したカートリツジを水
に浸漬して穿孔内に入れボルト等を定着する方法
があるが、この方法では吸水時間が長く、水比を
一定に保ちにくいため定着に時間がかかり強度が
十分発揮できない。 本発明は、これらの欠点を解決することを目的
とするものであつて、急結性セメントなどの硬化
剤と毛細管現象により、その硬化液を硬化剤中に
分散させる機能を有する媒体物とを容器中に含有
したカプセルを硬化液に浸漬しボルト等を穿孔内
に挿入して定着させる際にカプセルを短時間硬化
液に浸漬するだけで穿孔内に挿入しボルト等によ
つて容器を破壊することにより、従来例のものに
比べてその作業性にすぐれ、さらにその定着した
ボルト等の引抜き耐力が大であるというすぐれた
穿孔内にボルト等を定着する方法およびそれに用
いるカプセルを提供しようとするものである。 すなわち、本発明の第1の発明は、穿孔内にボ
ルト等を定着させるカプセルにおいて、挿入ボル
ト等の衝撃により破壊可能な容器に硬化剤と媒体
物とを含有させたものからなり、その媒体物は硬
化液を吸収すると共に硬化剤と反応可能な程度に
硬化液を離脱する性質を有するものであり、しか
もその一部が容器外部に露出してなる穿孔内にボ
ルト等の定着用カプセルを硬化液に5分以下浸漬
した後、これを穿孔内に挿入し、次いでボルト等
を挿入して、前記カプセルを破壊することを特徴
とする。 また、第2の発明は、挿入ボルト等の衝撃によ
り破壊可能な容器に、硬化剤と媒体物とを含有さ
せたものからなり、その媒体物は硬化液を吸収す
ると共に硬化剤と反応可能な程度に硬化液を離脱
する性質を有するものであり、しかもその一部が
容器外部に露出してなる、穿孔内にボルト等を定
着させるのに用いるカプセルである。 以下さらに本発明を説明する。 本発明のカプセルは、図示の通り、容器1内
に、硬化剤2と媒体物3を充填してなり、しかも
媒体物の一部を容器外部に露出4させて、硬化液
の吸収部としたものである。 本発明で使用される容器としては、ガラス、合
成樹脂等の通気性のない容器及び通気性を有し、
かつ内容物の硬化剤と媒体物が外部に露出しない
材料、例えば紙等の容器のいずれであつてもよい
が、これらの中、通気性の容器であつて、ボルト
等の挿入時の衝撃により容易に破壊するものが好
ましい。この理由は、後記の如くカプセルを穿孔
挿入前に短時間水に浸漬させる際に、急結性セメ
ントが十分に吸収できることが必要であるからで
ある。また、具体例としては、和紙、細孔を有す
るポリビニルアルコールフイルムなどがあげら
れ、特に和紙は前記の条件を具備し、しかも運搬
等の取扱いに際し簡単に破損しないものであるの
で好ましい。また比較的高鹸化度のポリビニルア
ルコールフイルムは、長時間水に浸してもフイル
ム自体が膨潤し、含水比が一定化でき、しかもボ
ルト等による混合時にモルタル中に混入すると、
接着力が高められて好ましい。 また、その容器は、通常内部に硬化剤と媒体物
を充填可能とした直径約3cm程度の棒状の袋など
の形状からなり、しかもその長さは60cm程度のも
のから構成するが、その長さなどには制限なく、
穿孔長さに応じ取扱い容易なものであればよい。
また、穿孔内への挿入時に所定の強度を保持する
ために、その内側または外側にポリスチレン等の
筒状、板状材を介在させ、この筒状又は板状材に
穴を形成して吸水性を保持することもできる。 硬化剤は、水硬性無機物質や有機化合物のいず
れでもよいが、有機化合物の硬化液は、通常、有
機過酸化物が使用されるため、取扱いに注意を要
するので水硬性無機物質が好ましい。有機化合物
としては、不飽和ポリエステル樹脂、ウレタン系
樹脂などがあげられる。 水硬性無機物質としては、普通、早強、超早強
などのポルトランド系セメントや急結性セメント
があげられるが、急結性セメントを使用すること
が好ましい。 急結性セメントは主成分のセメント成分として
ポルトランド系セメントを含み、このセメント成
分にカルシウムアルミネート、石膏ならびに砂と
ともに、有機酸および/または炭酸アルカリを配
合し、しかも、これら各成分は後記のボルト等の
撹拌時に水との接触により5〜20分間程度で硬化
するよう配合するのが最も好ましい。このポルト
ランド系セメントは市販のものが使用でき、カル
シウムアルミネートとしてはCaOをC、Al2O3
Aで示すと、CA2、CA、C12A7、C11A7CaF2
C3A3CaF2、C3A及びその無定形物、アルミナセ
メントなどが使用できる。また石膏としては無水
石膏、半水石膏、2水石膏などが使用でき、なか
でも無水石膏が好ましい。有機酸としては、クエ
ン酸、グルコン酸などが使用でき、炭酸アルカリ
としては、炭酸ソーダ、炭酸カリウム等が使用で
きる。 また、砂はある程度の吸水性が保持できる粒度
のものが必要であつて、通常は4〜6号程度のも
のが好ましく、あまり粒度が細かいものは保水性
が劣り好ましくない。砂は穿孔挿入前の浸水時間
の短縮化に役立つ。砂の粒度ならびに配合量は保
水性や浸水時間の短縮化の上から決めるべきであ
る。 これらの成分は、穿孔内においてボルト等によ
る水との混合接触により固化する際に、ボルト等
の引き抜き強度が10トン/m以上で、しかも、可
使時間が5〜20分間であるよう配合するが、各成
分の配合例を示すと、重量部でポルトランド系セ
メント100部ならびに砂100部に対してカルシウム
アルミネート5〜20部、石膏5〜20部、有機酸
0.01〜5部、炭酸アルカリ0.05〜10部が好まし
い。 水硬性無機物質の硬化液は水であるが、そこに
は、硬化促進材や硬化遅延剤等を溶解したもので
あつてもよい。 次に、媒体物は、硬化液を吸収して自ら保有す
ると共に他に伝達し、かつ硬化剤と反応できる程
度に離脱する性質を有するものであり、具体的物
質としては、紙、麻、木綿、ガラス繊維、有機繊
維、セラミツク繊維、金属繊維、毛細管等が使用
できる。容器中に充填する方法としては硬化剤と
混合しても良く、図示のように、ひも状又は布状
とした繊維物質を中心部に位置させてもよい。後
者の方法によると、短時間に硬化液を吸収伝達で
きる利点がある。しかし、容器内部に充填した媒
体物に硬化液を伝達する手段が必要となるので、
媒体物の一部を容器外部に数ミリ露出させる。露
出部は1ケ所でもよいが、2ケ所以上が好まし
い。 本発明のカプセルを使用すれば、定着時間が短
縮され、強度も大となる効果がある。 上記構成のカプセルによつてボルト等を固定す
るにはこのカプセルを予め数秒〜数分間、好まし
くは1〜15秒間水中に浸漬し、その後穿孔内に挿
入してから、これにボルト等を挿入し、ボルト等
で容器に衝撃を与えて内容物を露出させ撹拌す
る。このように撹拌すると、硬化剤は硬化液と接
触して固化し、とくに、硬化剤として、前記の急
結性セメントを用いた場合、その可使時間は5〜
20分と長いにも拘らず、硬化時間が短かくなり極
めて作業性が優れる。また、使用に当つては、水
比を一定として強度性状を管理する目的で定量の
水を吸収させることが好ましい。 なお、上記の如くカプセルを水中で浸漬し吸水
状態を形成する代わりに、湧水の多い穿孔では穿
孔中にそのまま挿入することができる。この時は
湧水によつて吸水状態が形成できるためである。 以下実施例をあげて本発明を更に詳しく説明す
る。 実施例 1 長さ500mm、直径400mmのビニルチユーブ及び吸
水性紙袋にポルトランドセメントと5号硅砂を
1:1の割合で混合した乾燥モルタルの1000gを
充填し、その端部をアルミニウム口金で止めた。
なおこの時にビニルチユーブのほぼ中心に直径5
mmの木綿紙や布を入れビニルチユーブの両端より
約5mm出しアルミニウム製口金で止めカプセルと
した。次いでカプセルを水に浸漬時間を変えて、
その吸水重量を測定した。その結果を第1表に示
す。
【表】 なお、比較のため、媒体物を入れずにビニルチ
ユーブの両端を開いたままのもの及び紙袋で同様
の試験を行つた。その結果、比較例のビニルチユ
ーブ品は5分後においても充分中心まで吸水して
いなかつた。本発明品では中心まで吸水し15秒以
内に使用できる状況であつた。 実施例 2 ポルトランドセメント450g、カルシウムアル
ミネート(無定形C12A7ブレーン値5000cm2/g)
90g及び無水石膏(ブレーン値7000cm2/g)90g
を混合し急結性セメントを混合した。更にこの急
結性セメントにクエン酸3g、グルコン酸1g、
炭酸カリウム7g、5号硅砂630g加え混合した
以外は実施例1と同様に行つた。このカプセル重
量は1Kgであつた。これを15秒間水につけた重量
を測定後、石灰岩に堀つた1.0m×直径50mmの穴
へ1ケ入れ32mmφ×1.5m異形棒鋼のボルトを回
転しながら押し込み固定した。ボルトセツト後30
分でボルトを油圧ジヤツキで引き抜き、その定着
強度を測定した。その結果を第2表に示す。ま
た、比較のために、媒体物を入れないものを実施
例1と同様の方法で水につけた結果も第2表に示
した。 なお実験No.9のものは中心まで水が侵入してお
らず、また実験No.12は硬くボルトの定着は困難で
あつた。
【表】 【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の実施例のカプセルの断面図で
ある。 付号、1……容器、2……硬化剤、3……媒体
物、4……媒体物の露出部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 穿孔内にボルト等を定着させるカプセルにお
    いて、挿入ボルト等の衝撃により破壊可能な容器
    に、硬化剤と媒体物とを含有させたものからな
    り、その媒体物は硬化液を吸収すると共に硬化剤
    と反応可能な程度に硬化液を離脱する性質を有す
    るものであり、しかもその一部が容器外部に露出
    してなるボルト等の定着用カプセルを、硬化液に
    5分以下浸漬した後、これを穿孔内に挿入し、次
    いでボルト等を挿入して、前記カプセルを破壊す
    ることを特徴とする穿孔内にボルト等を定着させ
    る方法。 2 挿入ボルト等の衝撃により破壊可能な容器
    に、硬化剤と媒体物とを含有させたものからな
    り、その媒体物は硬化液を吸収すると共に硬化剤
    と反応可能な程度に硬化液を離脱する性質を有す
    るものであり、しかもその一部が容器外部に露出
    してなる、穿孔内にボルト等を定着させるのに用
    いるカプセル。
JP10095981A 1981-06-29 1981-06-29 穿孔内にボルト等を定着させる方法及びそれに用いるカプセル Granted JPS584098A (ja)

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JP10095981A JPS584098A (ja) 1981-06-29 1981-06-29 穿孔内にボルト等を定着させる方法及びそれに用いるカプセル

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Publication Number Publication Date
JPS584098A JPS584098A (ja) 1983-01-11
JPH023880B2 true JPH023880B2 (ja) 1990-01-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7424887B2 (ja) * 2020-03-27 2024-01-30 住友大阪セメント株式会社 耐寒用無機系アンカー材料及び当該アンカー材料を用いたアンカー部材の固定方法

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JPS584098A (ja) 1983-01-11

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