JPH0239059Y2 - - Google Patents

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JPH0239059Y2
JPH0239059Y2 JP16295984U JP16295984U JPH0239059Y2 JP H0239059 Y2 JPH0239059 Y2 JP H0239059Y2 JP 16295984 U JP16295984 U JP 16295984U JP 16295984 U JP16295984 U JP 16295984U JP H0239059 Y2 JPH0239059 Y2 JP H0239059Y2
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clutch
internal gear
clutch hub
cam
engaging
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  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、フリクシヨンプレートを支持しフ
リクシヨンプレートと出力取出ギア間において動
力を伝達する部材を、出力取出ギアにかみ合うイ
ンターナルギアと、インターナルギアに遊嵌され
エンジン起動時にフリクシヨンプレートをクラツ
チONの方向に移動させるクラツチハブとの内外
2部材によつて構成した遠心クラツチに関する。
(従来技術) たとえば、自動2輪車あるいは3輪車において
は、入力軸であるクランクシヤフトの端部に遠心
クラツチを設けたものがある。
この場合の遠心クラツチとしては、たとえば、
実開昭56−75331号公報に開示されたものがある。
上記公報に開示されたものは、入力軸の外周に、
同調して回転するクラツチハウジングを設けると
ともに、入力軸の他の外周に、出力取出ギアを遊
嵌し、かつ、上記クラツチハウジングの内周に、
軸方向に進退自在なクラツチプレートを配置して
ある。
一方、クラツチハウジングの基部外周には、上
記出力取出ギアとかみ合うインターナルギアが支
持され、このインターナルギアの外周に、フリク
シヨンプレートを支持するクラツチハブを設けて
ある。
このようにフリクシヨンプレートと出力取出ギ
アとの間に、インターナルギアとクラツチハブと
の2つの部材を設ける理由は、キツク操作によつ
て両プレートを圧接して接続し、これにより入力
軸側であるエンジン(駆動源)を起動するためで
ある。
そのため、第5図に示すように、インターナル
ギア14の外周に、ギアに一体の係合カム36を
突設する一方、クラツチハブ13の内周に、接続
用カム溝35を形成してある。より詳細には、接
続用カム溝35は、係合カム36に対し周方向に
一定の移動を許す間隔をおいて対向する1対の第
1、第2係合用対向壁35a,35bと、係合カ
ム36に対し軸方向に傾斜する面として対向する
傾斜カム面35cとからなり、キツク操作によつ
て回転する出力取出ギアがインターナルギア14
を矢印X方向に回転し、その回転により係合カム
36が接続用カム溝35の傾斜カム面35cに乗
り上げてクラツチハブ13を起動のためにクラツ
チONの方向(第5図紙面の裏方向)に押しやり
クラツチを接続するとともに、係合カム36がカ
ム面35cを回転方向にも押してエンジンを起動
するように構成されている。
一方、キツクによる起動が終わると、逆にエン
ジンからの回転力の発生により、その回転が先行
することにより、第6図に示すように、クラツチ
ハブ13の矢印Y方向への回転につれて、係合カ
ム36は、傾斜カム面35cに沿つて復帰し、第
1係合用対向壁35aに係合して動力をインター
ナルギア14から出力側に正規伝達状態として伝
達する。
上記のようにクラツチハブ13とインターナル
ギア14とが構成されているが、従来の場合、イ
ンターナルギア14とクラツチハブ13間は、上
記係合カム36と接続用カム溝35のみで動力を
伝達するように構成されていたので、つぎの点で
問題があつた。
つまり、ミツシヨンがニユートラルでたとえば
アイドリング状態にあるときには、回転(遠心
力)が低いのでクラツチは自動的に切れているに
もかかわらず、クラツチ内のオイルがクラツチ、
フリクシヨン両プレート11,12間をつなぐほ
か、クラツチハブ13がインターナルギア14に
遊嵌されていることなどによりフリクシヨンプレ
ート12が傾きクラツチプレート11に片当りし
て両プレート11,12をつなぐため、クラツチ
ハブ13がこうした連れ回りにより回転する。
ここにおいて、インターナルギア14は負荷が
かかつていないので、遊び状態にあるから、イン
ターナルギア14はクラツチハブ13に連れ回つ
て正規伝達状態と同様の第6図の状態となる。
しかしながら、このように、インターナルギア
14が遊び状態にあるため、単に連れ回わるだけ
でなく、エンジンの回転変動によつてクラツチハ
ブ13側も回転変動し、その結果、係合カム36
が接続用カム溝35の第1係合用対向壁35aと
当接したり離れたりする特有の現象を呈し、これ
が、打音を発生する原因となつていた。
(考案の目的) この考案は、上記問題に鑑みてなされたもので
あつて、上記打音の発生を抑えることを目的とす
る。
(考案の構成) 上記目的を達成するため、この考案は、インタ
ーナルギアまたはクラツチハブに、弾性体からな
り、クラツチハブからの回転駆動力を受けて上記
係合カムと係合用対向壁とが当接するより前に相
手側のクラツチハブまたはインターナルギアに周
方向から当接する緩衝部材を設けてある。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面にしたがつて
説明する。
第1図は小型自動2輪車における一例を示した
ものである。
第1図において、Eはエンジンで、そのクラン
クケース1の一側部が図面に示されている。上記
クランクケース1には、クランクシヤフト(入力
軸)2が回転自在に支持されるとともに、クラン
クシヤフト2と平行に、カウンタシヤフト3と動
力取出軸4とがそれぞれ回転自在に支持されてい
る。
上記カウンタシヤフト3には、図面では1段か
ら3段までの変速駆動ギア5A,5B,5Cが配
列されるとともに、カウンタシヤフト3のクラン
クケース1外に対応する端部には、緩衝スプリン
グ6を有する第2出力取出ギア7が取り付けられ
ている。
一方、動力取出軸4には、上記変速駆動ギア5
A,5B,5Cにそれぞれかみ合う変速従動ギア
8A,8B,8Cが配列され、こうして図示しな
いギアを含めて変速が可能なミツシヨンが構成さ
れている。
ここにおいて、動力取出軸4の図示端部に配置
された第1変速従動ギア8Aには、図示しないキ
ツク装置が接続されている。
他方、上記クランクケース1の一側部には、ク
ラツチカバー9が取り付けられ、このクラツチカ
バー9内に以下に説明する遠心クラツチCが配置
されている。
上記遠心クラツチCは、クランクシヤフト2の
端部に設けられており、この場合、その主要なメ
ンバーはつぎのとおりである。
つまり、10はクラツチハウジング、11はク
ラツチプレート、12はフリクシヨンプレート、
13はクラツチハブ、14はインターナルギア、
15はガータスプリングを示す。
上記主要なメンバーのうち、クラツチハウジン
グ10は、アルミダイキヤスト製で、クランクシ
ヤフト2の端部にその内周がスプラインで結合さ
れるとともに、ナツト16によつて抜け止めされ
ている。
このクラツチハウジング10は、中央のハウジ
ングボス17と、その外周のハウジング側壁1
8、および、最も外周のハウジング外周壁19と
を有し、ここにおいて上記ハウジング側壁18の
内側壁には、上記ガータスプリング15をセツト
するためのスプリング受筒20が突設されるとと
もに、そのスプリング受筒20の外周に対応する
個所には、外周に向つてクラツチプレート11の
方向に傾斜するカム面21が形成されている。こ
のカム面21は全体として円錐面を形成する。
一方、上記ハウジング外周壁19の内周部に
は、第2図のように、ハウジング側突起22が周
方向に間欠的な配列をもつて突設され、それらハ
ウジング側突起22には、第1図のように、ガー
タスプリング15側から、第1端部クラツチプレ
ート23、2枚の中間クラツチプレート11,1
1、および、第2端部クラツチプレート25が上
記順序で係合して配列され、それぞれが軸方向に
のみ摺動自在とされている。
ここにおいて、26はスナツプリングで、ハウ
ジング側突起22に設けられ、このスナツプリン
グ26と上記第2端部クラツチプレート25との
間に、クラツチをON方向に付勢する皿ばね27
が配置される一方、この皿ばね27に抗して第2
端部クラツチプレート25をクラツチOFFの方
向に付勢するため、上記ハウジング側突起22間
のガイドボス28に解除ピン29を設け、この解
除ピン29を、足踏操作に応じて進退自在に作動
するクラツチ操作機構30によつて作動するよう
にしてある。
また、上記クラツチハブ13の外周には、係止
爪31が形成され、これら係止爪31には、上記
フリクシヨンプレート12が軸方向に摺動自在に
配列されている。このフリクシヨンプレート12
は、SPCCを芯材とし、その両側面と外周端面に
コルク系のフリクシヨン材32を設けたものであ
る。
ここにおいて、上記クラツチハブ13の外周一
端には、フリクシヨンプレート12に対向する押
圧フランジ33が突設されるとともに、第2図に
示すように、クラツチハブ13の内周部には、周
方向に3等分した配置で接続用カム溝35が形成
されている。
これら各接続用カム溝35は、インターナルギ
ア14の外周に一体に突設した係合カム36に対
し周方向に移動間隔をおいて対向する1対の第
1、第2係合用対向壁35a,35bと、係合カ
ム36に対し軸方向に傾斜する面として対向する
傾斜カム面35cとを有する。
この場合、上記キツク装置による起動操作によ
り、第1図に示すように、第1変速従動ギア8A
と第1変速駆動ギア5A、それに第2出力取出ギ
ア7を経てクランクシヤフト2外周の第1出力取
出ギア37に操作力が伝達され、第1出力取出ギ
ア37からインターナルギア14に回転力が伝達
されることにより、インターナルギア14に形成
された上記係合カム36が接続用カム溝35の傾
斜カム面35cを第2図矢印X方向への回転とと
もに乗り上げる。これによつて、第2図に示すよ
うに、係合カム36が第2係合用対向壁35bに
近接した状態にてインターナルギア14からクラ
ツチハブ13に回転力が伝達されることにより、
キツク起動時にクラツチハブ13が第1図矢印Z
方向に移動され、その際、押圧フランジ33がフ
リクシヨンプレート12を押圧することにより、
クラツチはONとなつてエンジンが起動される。
一方、エンジン(駆動源)が起動すると、クラ
ンクシヤフト2からクラツチハウジング10を経
て動力が伝達し、第3図矢印Yのように、クラツ
チハブ13側が先行して回転することにより、接
続用カム溝35が係合カム36に当接して、第2
図の起動状態から第3図の正規伝達状態に戻る。
以上のように、遠心クラツチCが構成される
が、ここではとくに、第2図のようにインターナ
ルギア14とクラツチハブ13との間に緩衝装置
を設けたことに特徴をもつ。
つまり、上記各接続用カム溝35の相互間に
は、緩衝用切欠溝34が形成され、これら各緩衝
用切欠溝34内には、インターナルギア14の外
周に突設された緩衝ゴム(緩衝部材)41がそれ
ぞれ対応して位置し、この場合、緩衝ゴム41
は、L字形でその先端部に緩衝部41aを有する
とともに、とくに、この緩衝部41aは、第4図
に示すように、係合カム36が第1係合用対向壁
35aに当接するより先行して緩衝用対向壁34
aに当接し、正規伝達状態では、緩衝部41aが
第3図のように十分弾性変形してのち、係合カム
36が第1係合用対向壁35aに当接する関係と
してある。
したがつて上記構成では、ミツシヨンがニユー
トラルでアイドリングのときに、第1図のクラン
クシヤフト2からクラツチハウジング10を通し
てクラツチプレート11,23,25に動力が伝
達されており、この場合、フリクシヨンプレート
12から第1出力取出ギア37側である出力側
は、ニユートラル状態にあるので回転を停止して
いる。
ここにおいて、フリクシヨンプレート12がク
ラツチプレート11,23,25によつて連れ回
りつつ上記のように回転変動を伴なつて、係合カ
ム36が接続用カム溝35に対して往復的に振動
するが、ここでは、係合カム36が第1係合用対
向壁35aに当接する前に、第4図のように、イ
ンターナルギア14側の緩衝ゴム41が接続用カ
ム溝35内の緩衝用対向壁35aに当接して、そ
の緩衝部41aが圧縮により第4図と第3図に示
す中間程度に弾性変形してここに緩衝機能を発揮
する。その結果、打音の発生が抑えられる。
なお、上記実施例では、クラツチプレート11
は、第1図に示すように、クラツチハウジング1
0のハウジング側突起22に係合するプレート側
突起11aのみを他の芯材部分よりも3倍程度に
厚くして伝熱促進部を形成し、ハウジング側突起
22に広い面積をもつて接触するようにしてあ
る。クラツチプレート11はアルミダイキヤスト
で形成されている。これによつて、クラツチの焼
き付きを防止することができる。また、第1図の
ように、インターナルギア14の内周における軸
方向ほぼ中間位置には、ボールベアリング42を
設け、クラツチハブ13をより確実に支持するこ
とにより、クラツチOFF時におけるフリクシヨ
ンプレート12の傾きを抑えるようにしてある。
さらに、上記実施例では、インターナルギア14
に係合カム36を突設し、クラツチハブ13に接
続用カム溝35を設けたが、クラツチハブ13に
係合カム36を突設し、インターナルギア14に
接続用カム溝35を設けてもよい。また、緩衝ゴ
ム41は、上記実施例とは逆にクラツチハブ13
側に設けてもよい。さらに、この考案は、上記公
報中、第1図に示す遠心クラツチに対しても適用
することができる。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案によれば、上記
インターナルギアまたはクラツチハブに、クラツ
チハブ側からの回転駆動力を受けて上記係合カム
と係合用対向壁とが当接するより前に相手側のク
ラツチハブまたはインターナルギアに周方向から
当接する緩衝部材を設けたので、上記打音の発生
を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す動力伝達系
の断面図、第2図はキツク時における第1図−
線の断面図、第3図は緩衝状態または正規伝達
状態における第1図−線の断面図、第4図は
緩衝直前状態における第1図−線の断面図、
第5図は従来例の構造をキツク時において示す断
面図、第6図は正規伝達状態において示す断面図
である。 E……エンジン(駆動源)、10……クラツチ
ハウジング、11,23,25……クラツチプレ
ート、12……フリクシヨンプレート、13……
クラツチハブ、14……インターナルギア、35
a……第1係合用対向壁、35b……第2係合用
対向壁、36……係合カム、41……緩衝ゴム
(緩衝部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動源からの回転駆動力をクラツチプレートお
    よびフリクシヨンプレートを介して受けるクラツ
    チハブと、負荷に連結されたインターナルギアと
    を有し、インターナルギアまたはクラツチハブの
    いずれか一方に、係合カムを突設し、他方に、上
    記係合カムに対し周方向に移動間隔をおいて対向
    する1対の係合用対向壁を設けたクラツチにおい
    て、インターナルギアまたはクラツチハブに、弾
    性体からなり、クラツチハブ側からの回転駆動力
    を受けて上記係合カムと係合用対向壁とが当接す
    るより前に相手側のクラツチハブまたはインター
    ナルギアに周方向から当接する緩衝部材を設けた
    ことを特徴とする遠心クラツチ。
JP16295984U 1984-10-26 1984-10-26 Expired JPH0239059Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16295984U JPH0239059Y2 (ja) 1984-10-26 1984-10-26
CN85107819A CN85107819B (zh) 1984-10-26 1985-10-23 离心式离合器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16295984U JPH0239059Y2 (ja) 1984-10-26 1984-10-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6177433U JPS6177433U (ja) 1986-05-24
JPH0239059Y2 true JPH0239059Y2 (ja) 1990-10-19

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ID=15764529

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JP16295984U Expired JPH0239059Y2 (ja) 1984-10-26 1984-10-26

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CN (1) CN85107819B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006006437A1 (ja) * 2004-07-08 2006-01-19 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha クラッチハウジング、遠心式クラッチ、パワーユニット及び鞍乗型車両

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10210201A1 (de) * 2002-03-07 2003-09-18 Sram De Gmbh Steuerung von Kupplungen, insbesondere von solchen für Antriebsnaben in Fahrrädern
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JPWO2006006437A1 (ja) * 2004-07-08 2008-04-24 ヤマハ発動機株式会社 遠心式クラッチ、パワーユニット及び鞍乗型車両

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Publication number Publication date
CN85107819B (zh) 1987-04-08
CN85107819A (zh) 1986-05-10
JPS6177433U (ja) 1986-05-24

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