JPH0240331A - 炭化水素および/またはその誘導体の分子量を増加させる方法 - Google Patents

炭化水素および/またはその誘導体の分子量を増加させる方法

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JPH0240331A
JPH0240331A JP1148569A JP14856989A JPH0240331A JP H0240331 A JPH0240331 A JP H0240331A JP 1148569 A JP1148569 A JP 1148569A JP 14856989 A JP14856989 A JP 14856989A JP H0240331 A JPH0240331 A JP H0240331A
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plasma
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JP1148569A
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Jacques Julien Jean Dufour
ジヤツク・ジユリエン・ジヤン・デユフオー
Yves P R Jean
イエス・ポール・レイモンド・ジヤン
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Shell Internationale Research Maatschappij BV
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J12/00Chemical processes in general for reacting gaseous media with gaseous media; Apparatus specially adapted therefor
    • B01J12/002Chemical processes in general for reacting gaseous media with gaseous media; Apparatus specially adapted therefor carried out in the plasma state
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G50/00Production of liquid hydrocarbon mixtures from lower carbon number hydrocarbons, e.g. by oligomerisation
    • C10G50/02Production of liquid hydrocarbon mixtures from lower carbon number hydrocarbons, e.g. by oligomerisation of hydrocarbon oils for lubricating purposes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、炭化水素および/またはその誘導体の分子量
を増加させる方法に関するものである。
本発明は特に、後記の官能基を1またはそれ以上含む炭
化水素の分子量を増加させる方法に関する。
発明の背景 炭化水素は、その性状に応じて種々の分野で使用されて
いる0本発明の重要な利用分野は、潤滑剤として適した
炭化水素を製造することであるが、本発明の範囲は決し
て、潤滑剤の分野で有用であることが知られている炭化
水素および/またはその誘導体のみに限定されるもので
はない。
潤滑油の重要な性質の1つは粘性である。粘性を示す周
知のパラメータは動粘度および粘度指数(Vl)である
。粘度指数は、寒冷条件下および酷暑条件下の両者にお
ける使用条件の変化に対する潤滑油の内部抵抗性の度合
を示す値である。すなわち粘度指数は潤滑油の粘度の温
度変化の度合を表わす値である。高いlrを有する油が
非常に有用である。なぜならば高Vl油は過酷な条件下
でも、その性能の低下を伴うことな(使用できるからで
ある。
潤滑油のVlを増大させるための種々の方法が公知であ
って、その例には、潤滑油中に存在する線状パラフィン
にハイドロ異性化を行うこと、および、いわゆるVI向
上剤を添加することがあげられる。VIn上剤は、油の
粘度/温度関連性質を改善するために添加される重合体
である。
分子に三量化操作またはオリゴマー化操作を行うことに
よって該分子の分子量を増加させることは勿論可能であ
る。これを行う場合には、比較的反応性の高い分子を用
いること、および/または該操作を過酷な条件下に行う
ことが必要である。
さらに、三量化操作およびオリゴマー化操作は制御条件
下に行うべきである。なぜならば、制御を行わないとき
には、不適当な性質または不所望の性質を有する生成物
がかなり多量生成することがあり得るからである。
別の方法は、放電操作を行うことによって炭化水素の分
子量を変えることであって、その原理は勿論周知である
炭化水素系の物質に放電操作を行うことによってエチレ
ン、アセチレン、カーボンブラックを製造する方法は既
に文献に多数記載されており、そのうちの若干の方法は
工業的に行われている。これらの公知方法では、一般に
液体の炭化水素系物質が原料として使用されたときに分
解反応が起り、炭素−炭素結合が切断され、さらにまた
、炭素−水素結合も切断され、分子量が一層低い分子が
生成する。すなわち、一般に前記公知方法は分解方法(
cleavage processes)である。
一般に液体の炭化水素に放電操作を行うことによって該
炭化水素の分子量を増加させる方法もまた、しばしば文
献に記載されている。これらの文献には、該炭化水素へ
の放電操作の影響について記載されているが、これらの
従来の知識によれば、分子量増大のためには、比較的高
反応性の分子に或特定の種類の放電操作(一般にコロナ
放電)を行わなければならないと思われていた。米国特
許第3,356,602号明細書には、カルボン酸を第
0族不活性ガスおよび/または水素と共に強力な電界内
に置くこと(すなわち、いわゆるコロナ放電を行うこと
)によって、該カルボン酸を二量体化する方法が開示さ
れている。前記米国特許明細書には、エチレン型不飽和
結合を含む原料を用い、かつ交流電流を用いて前記操作
を行った場合にのみ、良い結果が得られる旨が教示され
ている。前記米国特許に係る方法において、ステアリン
酸のごとき飽和化合物を用いた場合には、それに対応す
るオレイン酸やリノール酸のごとき不飽和化合物を用い
た場合に比して、分子量の増大率は非常に低い(前記の
米国特許第3,356.602号明細書中の第■表参照
)。
したがって、炭化水素系物質の分子量を、制御操作を行
うことによって、該基油の粘度およびVlを増大させる
方法を開発することが、特に望ましい。−層具体的にい
えば、カルボキシル基、エステル基、アミノ基および/
またはアミド基のごとき官能基を含む潤滑基油について
、これらの官能基を実質的量残存させながら該基油の粘
度を増大させ、そして任意的にVlをも増大させる方法
の開発が非常に望ましい。さらにまた、このような官能
基を含まない潤滑基油を原料として用い、処理操作の実
施中に該基油の分子構造中に前記官能基を付加させ、基
油の粘度および/またはVIを増大させる方法の開発も
望ましい。
活性水素含有系を或種の条件下に用いて処理を行った場
合には、炭化水素系物質(特に、lまたはそれ以上の官
能基を含む炭化水素系物質)の分子量が制御自在に増大
できることが、意外にも今や発見された。
さらにまた本発明に従えば、炭化水素系物質からなる潤
滑基油と、官能基を含むかまたは官能基を付加できる炭
化水素系物質との両者について、これらの物質の重要な
性質をそこなうことなく粘度を増大でき、さらにまた任
意的にVtをも増大できることも発見された。或場合に
は基油の流動点降下も観察されたので、この新規方法は
、分子量の増大および/またはVTの増大の他にも若干
の利点を有する方法であるといえよう。
したがって本発明は、炭化水素および/またはその誘導
体を活性水素含有系(syste+s)と接触させるこ
とによって前記の炭化水素および/またはその誘導体の
分子量を増加させる方法において、少なくとも0.00
7バールの圧力において水素含有プラズマを発生させ、
前記の炭化水素および/またはその誘導体を液体の形で
前記のプラズマ発生系と接触させ、平均分子量の増大し
た生成物をそこから回収することをも使用する方法に関
するものである。
潤滑油を原料として使用した場合には、本発明方法によ
って粘度が増大でき、そして任意的にVlもまた高める
ことができることに注目されたい。このことは、既に重
い分子を含む油の場合にはその粘度が一層増大でき、し
かもVlはそのまま維持できるかまたは一層増大できる
ことを意味する。
本発明者は或特定の学説に束縛されることを望むもので
はないが、炭化水素および/またはその誘導体を、水素
含有プラズマが生じる電場に直接に置かないようにして
本発明方法を実施することによって、操作条件の制御が
可能になり、分子量を所望通りに増大でき、かつ、分解
反応が阻止または1卯制できると考えられる。一方、炭
化水素および/またはその誘導体を直接に電場に置いて
放電操作を行った場合には、分解反応が起り、若干量の
原料が分解する。
本発明方法は、標準状態(温度、圧力)において液体ま
たは固体である炭化水素および/またはその誘導体を用
いて実施できる。
灯油類から最重質の潤滑基油類までの範囲内の種々の炭
化水素が本発明方法において有利に使用できる。本発明
方法は、たとえば、いわゆるXHVI基油(すなわち、
Vlが既に140以上である基油)の分子量の増大のた
めに(したがって、粘度および任意的にVIの増大のた
めに)実施できる。
精油所で取扱われるハイドロクラッカー残油、ガス油お
よび種々の種類のサイクル油のごとき油が、本発明方法
に使用できる。種々の炭化水素の混合物(たとえば、種
々基油組成物)もまた使用できる。
本発明方法は制御条件下に実施でき、したがって、原料
油の分解がコークス生成という不利益を伴うことなく分
子量がたとえば30−150%増大できることが見出さ
れた。
分子量を増大させる処理のときに実質的に変化しないよ
うな官能基を含む炭化水素もまた、本発明方法によって
処理でき、また、このような炭化水素は、多くの場合に
おいて好適な原料である。
このことは非常に重要である。なぜならば、前記官能基
はそれ自体価値を有し、あるいは、後で所望に応じて有
利に変性できるものであるからである。
本発明方法に従って処理されるべき炭化水素中に存在し
得る官能基の例には、カルボキシル基、エステル基、ア
ミノ基およびアミド基があげられる。官能基を含む化合
物の例にはカルボン酸およびカルボン酸エステル(たと
えばステアリン酸、リノール酸、オレイン酸およびその
アルキルエステル、特にメチルエステルおよびエチルエ
ステル)があげられる。また、前記の被処理炭化水素誘
導体は2以上の官能基を有するものであってもよく、そ
の例には高級アミノカルボン酸、およびそれに対応する
エステルがあげられる。1以上の官能基を含む炭化水素
化合物と、別の炭化水素系物質との両者を含む混合物を
本発明方法に従って処理する場合には、該原料の分子量
が増大するのみならず、前記炭化水素系物質への官能基
の付加反応も起ることがあり得る。
本発明方法では、被処理原料として前記炭化水素系物質
および/またはその誘導体と共に、不飽和化合物もまた
使用できる。このような条件のもとでさえ、本発明方法
は制御自在に実施できる。
本発明方法は分子量の実質的増大を目的とするものであ
るが、それにもかかわらず原料のご(−部(少量)は(
−時的に)分子量が減少することがあり得るので本明細
書中には“平均分子量゛なる用語が使用され、本発明に
よれば分子量が全体として20%以上、好ましくは30
%以上増大できるのである。
本発明方法では、炭化水素および/またはその誘導体を
液体の形で、活性水素含有系と接触させることが必須条
件である。この活性水素含有系は、少なくとも0.00
7バール(Hg)の圧力下水素含有プラズマを発生させ
ることによって得られたものでなければならない、用語
“プラズマ”は、重含有有しそして全体として電気的に
中性であるガス状媒質を意味する用語である。したがっ
て水素含有プラズマは、水素原子および水素分子(これ
は、たとえば純粋な熱解離によって生じたものである)
のみならず、H2イオンおよび電子をも含有し、かつ、
電気的中性を保っているものである。
水素含有プラズマを生成させるために適当な原料物質は
勿論分子状水素である。しかしながら、もし所望ならば
、別の水素含有物質たとえばアンモニア、硫化水素、メ
タンおよび/または1120を存在させてもよい、これ
らの物質もまた水素含有プラズマの生成のために使用で
きるものである。
一般に水素供給源である原料は、分子状水素を75モル
%以上含有するものであるべきである。
普通の製油所で得られる水素流が有利に使用できる。
本発明方法に使用される水素含有プラズマは、いわゆる
プラズマトーチによって有利に生成できる。プラズマト
ーチは周知であり、種々の工業分野において使用されて
いる。一般に、8000KWまでの範囲内のエネルギー
を発生し得るブラKWの範囲内のエネルギーを発生し得
るプラズマトーチが一層好ましい。
原則として、水素含有プラズマを生成できるような任意
の水素活性化手段(たとえば無電極放電手段や適当なレ
ーザービーム)が利用できる。
本発明方法における活性水素の所要量は、装置の規模に
も多少左右されて種々変わるであろう。
比較的小形の反応器では、活性系の中の1%未満の水素
によって炭化水素の分子量が著しく増大するであろう。
比較的大形の反応器において、平均的分子量の増大した
生成物を比較的多量生成させる場合には、活性水素の量
は一般に40%以上、好ましくは70%以上である。
水素含有プラズマは、0.007パールから数バールま
での範囲内の水素圧下に発生させるのがよい。
前記の水素圧は好ましくは0.40−1バール、−層好
ましくは0.53−0.93バールである。水素圧は、
あまり低くないことが好ましい、なぜならば、低い水素
圧の場合には出力密度が低くなり、したがってプラズマ
発生効率が低くなり、本発明方法の実施のために装置に
容量を実質的に増大しなければならないからである。一
方、lOバール以上の高い水素圧も原則として使用でき
るが、この場合には、所定の条件下に水素含有プラズマ
中に原子状水素を充分に高い濃度に保つために非常に高
い温度が必要になる。しかしながらこのような高温は経
済的に非常に不利である。
もし所望ならば、プラズマ発生のために使用される水素
含有系にアルゴンやヘリウムのごとき不活性ガスを存在
させることも可能である。しかしながら前記不活性ガス
は、コロナ放電の場合と異なって、本発明方法には実質
的にいかなる付加的効果も与えない。
本発明方法は、生成物の全収率の向上のために再循環手
段を備えた放電装置を用いて実施するのが有利である。
本発明の一具体的例に使用される装置を第1図に示す。
この装置は高電圧発生器(1)、反応器(2)、および
再循環ポンプ(3)を有する。水素を、導管(4)を通
じて反応器(2)に供給し、そしてこの反応系から出口
(5)を通じて排出させる〔排出は一般に真空ポンプ(
図示せず)によって行う〕。活性水素含有プラズマの発
生のために必要な電流は、電極(6)および電極(7)
を用いて発生させる。これらの電極は一般的にステンレ
ス鋼からなるものである。被処理炭化水素および/また
はその誘導体を、導管(8)を通して供給し、導管(9
)を通じて反応器(2)の最上部に送る。この具体例に
使用された反応器(2)はガラス管からなり、そして外
側温度制御手段(10)、(11)を有する。スイッチ
を入れて通電すると、放tが起り、水素が吸引手段によ
って反応器内を流動、通過したときに放電現象が明かる
い紫色の可視像の形で観察できる。
被処理炭化水素(12)は薄膜の形で反応器(2)の壁
部上を流下し、反応器(2)の底部の場所(13)に集
められる。これを反応器(2)から導管(14)を通じ
て排出させ、導管(15)およびポンプ(3)を経て再
循環させる。生成物は導管(16)を通じて排出させる
本発明方法の別の具体例に使用される装置を第2図に示
す。第2図に記載の装置はプラズマトーチ(21)膨張
帯域(すなわち膨張室) (22)、油/ガス分離手段
(23)、再循環用ポンプ(24)を有する。
水素を、管(25)を通じてプラズマ発生装置(26)
に供給する。
プラズマ発生器!(26)の操作方法について述べる。
水素を約1バールの圧力下に供給する。トーチ(21)
を出るときの水素の温度は約4500にである。この発
生装置では、生じた水素プラズマを所望通りに膨張させ
るために上記の温度、圧力条件下に操作することが重要
である。
膨張帯域(22)の中のプラズマの圧力(P2)が、発
生時のプラズマの圧力(p+)(即ち初期圧)のせいぜ
い0.6倍になるように、プラズマを膨張させるのがよ
いことが見出された。圧力P2が初期圧P1の0.2倍
以下(−層好ましくは0.1倍以下)の値になるように
、膨張帯域(22)を構成するのが好ましい。圧力が、
トーチの末端部において大気圧から0.027−0.0
67バールに下がるようにした場合に、良い結果が得ら
れる。なぜならばこの程度の圧力低下の場合いは、プラ
ズマ中の成分(該成分は、発生当初のプラズマの成分と
同一とは限らない)と、被処理炭化水素および/または
その誘導体とが最も具合よく接触するからである。
処理すべき炭化水素等の原料は導管(27)を通じて供
給し、そして導管(28)、(28A)および(28B
)を経て膨張帯域(22)に、その供給用開口(29)
を通じて導入する。該原料は液体の形で流動し、活性水
素プラズマの下流部と接触する。開口(29)は複数個
設けてもよく、すなわち、該開口の数および形状は、液
滴の寸法が最適値になるように設定するのが好ましいこ
とは容易に理解され得るであろう。膨張帯域(22)中
で被処理油が発生プラズマと接触した後に、そこで得ら
れた混合物を油/ガス分離手段すなわち分離室(23)
に送り、そこで油からガス状物質(これは主として、無
変化の水素および再結合水素からなる)を分離し、分離
されたガス状物質を導管(30)を通じて排出し、圧縮
し、そして再び本装置内に導管(25)を通じて供給す
る〔導管(30)は或接続手段(図示せず)を介して導
管(25)と連通している〕。
分離手段(23)において分離された油は導管(31)
を通じてポンプ(24)に送り、そしてそこから所定の
圧力下に導管(32)および(33)を経て再循環させ
、導管(28)を通じて膨張帯域(22)に再び導入す
る。
生成物は、再循環導管(32)および導管(34)を通
じて排出させることができる。膨張帯域(22)の寸法
は、温度を約2500Kに低下させ、かつ圧力を約0.
40バールに低下させるのに適した寸法であることが好
ましい。
被処理物質である炭化水素系物質の再循環比を適切に選
定し、かつ、開口(29)をjJlじて膨張帯域(22
)に導入される液滴の寸法を適切に調節することによっ
て、前記反応が確実に制御でき、平均分子量が所望通り
に増加できる。
次に、本発明の実施例をしめす。
例1 第1表に示された性質を有するXHV I基油の処理を
、第1図に記載の装置で行った。反応器は下記の条件下
に使用した。
全 圧      0.047バール(Hg)電流  
    1−3mA 電圧10,000−15,0OOV ステンレス鋼電極の 電極間路M             40cn供給水
の温度〔導管001)       40℃基油の温度
〔導管(131)        60℃入力エネルギ
ー        14Wh/gこの′実験の結果もま
た第1表に示した。分解反応は認められず、平均分子量
の増大率は46%以上であった。粘度(cSt単位;1
00℃)は8から19.6に増加し、Vlも増加し、一
方、流動点は降下した。
第1表 例  2 平均分子■292のオレイン酸メチルを第1図の装置で
処理した。反応器は前記の実施例の場合と大体同様な条
件下に使用したが、本例における入力エネルギーは10
Wh/gであった。分解反応は認められず、平均分子量
の測定値(トノメトリによる)は493であり、したが
って分子量の増大率は66%であった。IR−スペクト
ルのデータによって、処理後の生成、物にはエステル官
能基が定量的に維持されていることが確認された。
例3 スクアラン(分子1422)を例1記載の方法によって
処理した。ただし本例では、入力エネルギーが12Wh
/gであった。分解反応は認められず、生成物の平均分
子量は521であり、分子量の増大率は23%であった
。蒸留曲線から、二量体の生成が確認された。入力エネ
ルギーを増加させるかまたは操作時間を一層長くするこ
とによって、二量体の生成量が一層多くなり、かつ、三
量体および四量体が生成することが見出された。
例4 例3の操作を繰返した。ただし本例ではさらに、例2に
記載のオレイン酸メチルを10重量%存在させた。他の
条件は例3の場合と同じであった。
得られた生成物は、分子量が実質的に増加したものであ
った。蒸留曲線から、スクアランとオレイン酸メチルと
の共オリゴマーの生成がl+i F4された(共オリゴ
マーの生成は、例2および例3の実験のときに得られた
蒸留曲線との比較によって確認された。) 例  5 例3の操作を繰返した。ただし本例の実験は、ジエチル
ジヘキシルアミン10重量%の存在下に行った。他の操
作条件は同じであった。得られた生成物の平均分子量は
894であり、分子量の分布範囲は622−1083で
あった。蒸留曲線の比較によって、前記アミンとスクア
ランとの共オリゴマーの存在が確認された。
例6 例1に記載の操作を繰返した。ただし本例では、工業的
に製造されたハイドロクララケート(hydr。
crackate)の標準的蒸留操作のときに残留した
残油画分を使用した。
前記の残油画分は不安定なポリ芳香族成分を含んでおり
、そのために該残油画分がその貯蔵時に不安定であるこ
とは既に公知である。
この残油画分を水素含有プラズマで、3時間という短い
時間だけ処理した場合には、−20’Cにおける脱ロウ
後の貯蔵時安定性が向上し、未処理の前記残油画分に比
してはるかに安定であることが確認された。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明方法の一具体例に使用される装置の略
式管系図である。 第2図は、本発明方法の別の具体例に使用される装置の
略式管系図である。 1・・・高電圧発生器;2・・・反応器;3・・・再循
環用ポンプ;4・・・水素供給用導管;5・・・水素の
出口;6.7・・・電極;8・・・被処理炭化水素供給
用導管;10.11・・・外側温度制御手段;12.1
3・・・被処理および生成物の集積場所;16・・・生
成物排出用導管;21・・・プラズマトーチ;22・・
・膨張帯域:23・・・油/ガス分離手段;24・・・
再循環用ポンプ;25・・・水素供給用導管;26・・
・プラズマ発生装置;27・・・被処理原料供給用導管
;29・・・被処理原料送給用開口;30・・・ガス排
出用導管;34・・・生成物排出用導管。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)炭化水素および/またはその誘導体を活性水素含
    有系と接触させることによって、前記の炭化水素および
    /またはその誘導体の分子量を増加させる方法において
    、少なくとも0.007バールの圧力において水素含有
    プラズマを発生させ、前記の炭化水素および/またはそ
    の誘導体を液体の形で前記のプラズマ発生系と接触させ
    、平均分子量の増大した生成物をそこから回収すること
    を特徴とする、炭化水素および/またはその誘導体の分
    子量を増加させる方法。
  2. (2)標準温度、圧力条件下に液体または固体である炭
    化水素および/またはその誘導体を使用する請求項1に
    記載の方法。
  3. (3)灯油類から最重質潤滑基油類までの範囲内の炭化
    水素を使用する請求項2に記載の方法。
  4. (4)XHVI基油を使用する請求項3に記載の方法。
  5. (5)本方法の実施中には実質的に変化しない官能基を
    1またはそれ以上含む炭化水素を使用する請求項1また
    は2に記載の方法。
  6. (6)カルボキシル基、エステル基、アミノ基および/
    またはアミド基を含む炭化水素を使用する請求項5に記
    載の方法。
  7. (7)ステアリン酸、リノール酸、オレイン酸および/
    またはそのアルキルエステルを使用する請求項6に記載
    の方法。
  8. (8)オレイン酸メチルを使用する請求項7に記載の方
    法。
  9. (9)1種またはそれ以上の官能基を含む炭化水素と、
    別の炭化水素とを使用する請求項1−8のいずれかに記
    載の方法。
  10. (10)さらにまた不飽和化合物をも使用する請求項1
    −9のいずれかに記載の方法。
  11. (11)水素含有プラズマのための供給源として分子状
    水素を使用する請求項1−10のいずれかに記載の方法
  12. (12)アンモニア、硫化水素、メタンおよび/または
    水を25%以下(モル単位)含む分子状水素を使用する
    請求項10に記載の方法。
  13. (13)水素含有プラズマを発生させるためにプラズマ
    トーチを使用する請求項1−12のいずれかに記載の方
    法。
  14. (14)エネルギー発生量が500−3000KWであ
    るトーチを使用する請求項13に記載の方法。
  15. (15)活性化水素を少なくとも40%含む水素含有プ
    ラズマを使用する請求項11−14のいずれかに記載の
    方法。
  16. (16)水素プラズマを0.40−1バールの水素圧下
    に発生させることを包含する請求項1−15のいずれか
    に記載の方法。
  17. (17)水素プラズマを0.53−0.93バールの水
    素圧下に発生させることを包含する請求項16に記載の
    方法。
  18. (18)プラズマ発生のときの初期圧のせいぜい0.6
    倍の圧力になるまで、発生プラズマを膨張させることを
    包含する請求項1−17のいずれかに記載の方法。
  19. (19)プラズマ発生のときの初期圧のせいぜい0.2
    倍の圧力になるまで、好ましくは、0.1倍未満の圧力
    になるまで、プラズマを膨張させることを包含する請求
    項18に記載の方法。
  20. (20)請求項1−19のいずれかに記載の方法によっ
    て製造された炭化水素および/またはその誘導体。
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