JPH0240363Y2 - - Google Patents

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JPH0240363Y2
JPH0240363Y2 JP5583786U JP5583786U JPH0240363Y2 JP H0240363 Y2 JPH0240363 Y2 JP H0240363Y2 JP 5583786 U JP5583786 U JP 5583786U JP 5583786 U JP5583786 U JP 5583786U JP H0240363 Y2 JPH0240363 Y2 JP H0240363Y2
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ball
spring
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  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)
  • Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、方向切換弁のスプール端部に設け
られるスプリング・デイテント機構に関する。
〔従来の技術〕
この種の従来のスプリング・デイテント機構を
第4図に基づいて説明する。
スプリング・デイテント機構101は、スプー
ル2のデイテント機能部102とリターン機能部
103がスプール式方向切換弁3の弁本体4に連
設された構成となつている。これらデイテント機
能部102とリターン機能部103は、ボルト1
07を介して弁本体4の端部に固定された第1ば
ね蓋108と第2ばね蓋109内にそれぞれ設け
られている。そして、弁本体4から突出して第1
ばね蓋108内に位置しているスプール2の端部
には、第1ばね蓋108及び第2ばね蓋109内
でスプール2の移動方向に共に移動する補助棒1
11が連結されている。
第1ばね蓋108内に設けられているデイテン
ト機能部102は、補助棒111の外周方向に間
隔を開けて設けその弁本体4側の一端を第1ばね
蓋108に固定した円筒状のボールケース112
と、該ボールケース112の他端外周に複数個形
成したボール穴112aに回転自在に挿入したボ
ール13と、前記ボールケース112の外周と第
1ばね蓋108の間に嵌入された第1ばね113
と、前記ボールケース112の外周でかつ第1ば
ね蓋108の内周に摺動自在に嵌入されて前記第
1ばね113の一端側に当接し、更に第1ばね1
13と反対側の内周に外拡がりのテーパー面11
5aを形成した円周形状のボール押え115と、
前記第1ばね蓋108の内周に嵌入され且つ第1
ばね蓋108の弁本体4と反対側の端部に設けた
鍔部108aにその一端側が当接し他端側に前記
ボール押え115のテーパー面115aと向い合
つて谷部Xを形成するテーパー面116aを形成
した円筒形状のストツパー116と、前記補助棒
111の弁本体4側の細径部111aと太径部1
11bの境界に形成した傾斜面111cと、該傾
斜面111cから少しの距離を開けて太径部11
1bに形成したノツチ118とから構成される。
一方、前記第2ばね蓋109内に設けられてい
るリターン機能部103は、第2ばね蓋109の
内部に設けた第2ばね114と、前記補助棒11
1の第2ばね蓋109へ突出した部分に形成した
凸部117の外周に離着自在に嵌着し更に前記第
1ばね蓋108の鍔部108aにも当接離反自在
に設けた、前記第2ばね114の一端側と当接す
る左ばね受け119と、第2ばね蓋109の第1
ばね蓋108と反対側の端部109aに当接し内
部に補助棒111を摺動自在に嵌着した、前記第
2ばね114の他端側と当接する右ばね受け12
0から構成される。
このような従来の方向切換弁3のスプリング・
デイテント機構101によると、スプール2に外
力が作用した時には次のように作動する。
まず、スプール2が中立位置にある時には、第
4図に示すように、ボールケース112のボール
穴112a内のボール13は補助棒111の傾斜
面111cとボール押え115のテーパー面11
5aの間に挾持されて均衡状態を保持している。
この状態からスプール2に押方向Aの外力が作
用すると、まず、デイテント機能部102におい
ては、補助棒111が押方向Aへ移動するのに伴
いボール13はその細径部111aの外周を転が
るだけで何の変化も生じない。一方、リターン機
能部103においては、凸部117が押方向Aへ
移動するのに伴い左ばね受け119も同方向に移
動するので左右のばね受け119,120の間隔
距離が短縮されその結果第2ばね114は圧縮さ
れてその反力をスプール2に伝達する。従つて、
押方向Aへの外力を除去すると、第2ばね114
の反力が作用してスプール2を前記均衡状態の位
置へ押し戻し、中立位置でスプール2が停止す
る。
従つて、押方向Aに外力が作用している時の
み、方向切換弁3のスプール2による切換を行
う。
次に、スプール2に引方向Bの外力が作用する
と、まず、デイテント機能部102においては、
補助棒111の傾斜面111cでボール13が引
方向Bに押圧され、この押圧力がボール13と当
接しているテーパー面115aを通してボール押
え115に伝達される。すると、第1ばね113
が圧縮されてボール押え115が弁本体4方向へ
摺動し、ボール13の頂点が2つのテーパー面1
15a,116aが形成する谷部Xの位置に達し
た時には、その反対側は傾斜面111cを登り切
つて細径部111aとノツチ118の間の太径部
111bの位置に達し、更にスプール2が引方向
Bに引かれることによつて遂にはノツチ118に
嵌り込む。スプール2による引方向Bの押圧力が
解除されると、ボール押え115は、第1ばね1
13の押圧力によつてストツパー116の方向へ
戻つてそのテーパー面115aとの間で谷部Xを
形成してボール13の頂点をこの谷部Xに入れる
と共にボール13の頂点を押方向Aに押圧しつつ
ノツチ118との間でボール13を挾持してスプ
ール2が切換つた状態を保持する。再び、第4図
の中立位置に戻すには、スプール2を第1ばね1
13の押圧力及び種々の摺動抵抗力に勝る力で押
方向Aに押せばよい。
従つて、スプール2にある一定以上の引方向B
の外力が作用したときのみに、方向切換弁3のス
プール2による切換を行い、その後は、ある一定
以上の押方向Aの外力が作用しないと切換つたま
まの状態を維持する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記した従来の方向切換弁のスプリング・デイ
テント機構は、従来からあるデイテント機能部と
リターン機能部とを単に直列に配置した構造であ
るために、第1ばねと第2ばねの2つを直列方向
に設けなければならなくなつて、全体形状が大き
くなる問題点がある。
〔問題点を解決するための技術的手段〕
この考案は前記事情に鑑み、1つのばねでデイ
テント用の第1ばねとリターン用の第2ばねとを
兼ねるスプリング・デイテント機構を得ることを
技術的課題としてなされたものであつて、その手
段とするところは、スプール式方向切換弁の一端
部に設けられるハウジングと、該ハウジング内へ
突出したスプールの端部にその大径部が固定さ
れ、この大径部と隣接する細径部の境界に傾斜面
を有すると共に、この傾斜面と少し間隔を開けた
大径部にノツチを形成した補助棒と、該補助棒の
外周方向に間隔を開けて設けられその方向切換弁
側の一端をハウジングに固定された円筒状のボー
ルケースと、該ボールケースの他端外周に形成し
た複数個のボール穴に回転自在に挿入したボール
と、前記ボールケースの外周とハウジングの内周
との間に嵌入されたばねと、前記ハウジングの内
周で且つボールケースの外周に摺動自在に嵌入さ
れて前記ばねの一端側に当接し、更にばねと反対
側の内周に外拡がりのテーパー面を形成した円筒
形状のボール押えと、前記ハウジング内に形成し
た段差部に一端側が当接し、他端側が前記ボール
押えのテーパー面側の端部に当接し、且つ、その
中心に補助棒の貫通穴を形成したストツパーと、
該貫通穴を貫通した補助棒の先端に設けた当接板
と、から構成されたところにある。
〔作用〕
上記手段によると、最初、方向切換弁のスプー
ルは補助棒の傾斜面とボール押えのテーパー面で
ボールが挟持されて均衡状態を保持している。そ
こで、スプールに一方向の外力を作用させると、
スプールの移動と共に補助棒も移動する。する
と、該補助棒の傾斜面に沿つてボールはボール押
え側に押し出されて、ボール押えがばねの付勢力
に抗して移動を行う。更に、補助棒が移動する
と、ノツチ位置でボールはばねの付勢力によるボ
ール押えのストツパー側への移動で補助棒側に押
されてノツチに嵌入する。このとき、外力を除去
すれば、前記のように、ボールが補助棒のノツチ
とボール押えのテーパー面で挟持されて均衡状態
となり、スプールを移動した位置で固定する。一
方、前記の補助棒の傾斜面とボール押えのテーパ
ー面でボールが挟持されて均衡状態を保持してい
るスプールに他方向の外力を作用させると、スプ
ールの移動と共に補助棒も移動する。すると、補
助棒の先端の当接板によつてストツパー及び該ス
トツパーと当接するボール押えがばねの付勢力に
抗して移動する。このとき、ボールは補助棒の細
径部とボール押えのテーパー面の間で遊嵌状態と
なつている。そこで、外力を除去すると、ばねの
付勢力でボール押え及びストツパーが元の位置に
移動すると共に補助棒も元の位置に移動して、遊
嵌状態のボールを補助棒の傾斜面とボール押えの
テーパー面で挟持して均衡状態としスプールを元
に戻す。
〔実施例〕
この考案の実施例を第1図乃至第3図に基づい
て説明する。
尚、従来の技術と共通する構成については同一
符号を付してその説明を省略する。
この実施例のスプリング・デイテント機構1
は、スプール2の押引きによつて流体の流れ方向
を変換する方向切換弁3の弁本体4の一端部に、
スプール2との隙間を密閉するオイルシール5を
押えるオイルシール押え6を介在させて、ボルト
7で固定された調整筒8及びばね蓋9によつて形
成されるハウジング10の内部に設けられてい
る。
そして、このスプリング・デイテント機構1
は、弁本体4から突出してハウジング10内に位
置しているスプール2の端部に固定した補助棒1
1と、この補助棒11の外周方向に間隔を開けて
設けられその弁本体4側の一端をハウジング10
に固定された円筒状のボールケース12と、該ボ
ールケース12の他端外周に複数個形成したボー
ル穴12aに回転自在に挿入したボール13と、
前記ボールケース12の外周とハウジング10の
間に嵌入されたばね14と、前記ハウジング10
内周で且つボールケース12の外周に摺動自在に
嵌入されて前記ばね14の一端側に当接し、更に
ばね14と反対側の内周に外拡がりのテーパー面
15aを形成した円筒形状のボール押え15と、
ハウジング10内に形成した段差部10aに一端
側が当接し他端側が前記ボール押え15のテーパ
ー面15a側の端部に当接し且つ中心に補助棒1
1の貫通穴16aを形成したストツパー16と、
該ストツパー16の穴16aを貫通した補助棒1
1の先端に設けられた、該穴16aより大径に形
成された当接板17から構成される。
前記補助棒11は、スプール2側の太径部11
aとその反対側の細径部11bを有し、太径部1
1aと細径部11bの境界には傾斜面11cを形
成し、更に、この傾斜面11cと少し間隔を開け
た太径部11aの外周にノツチ18を形成して、
スプール2の中立位置においては、ボール13が
傾斜面11cとボール押え15のテーパー面15
aとの間で挟持されるようになつている。
上記構成からなるこの考案によると、スプール
2に外力が作用した時には次のように作動する。
まず、スプール2が中立位置にある時には、第
1図に示すように、ボールケース12のボール穴
12a内のボール13は、補助棒11の傾斜面1
1cとボール押え15のテーパー面15aの間に
挟持されて均衡状態を保つている。
この状態からスプール2に押方向Aの外力が作
用すると、第2図に示すように、補助棒11の傾
斜面11cでボール13が押方向Aに押圧されて
いるので、この押圧力がボール13と当接してい
るテーパー面15aを通してボール押え15に伝
達される。すると、ばね14が圧縮されてボール
押え15が弁本体4方向へ摺動し、ボール13の
頂点がハウジング10の内周面側へと移動する。
と同時に、ボール13は傾斜面11cを徐々に登
つて太径部11aの外周に達し更にスプール2が
押方向Aに移動すると、ノツチ18に嵌り込む。
これにより、ボール13の頂点はハウジング10
の内周から離反するので、ボール押え15はばね
14の付勢力によつてストツパー16に当接する
方向に移動する。従つて、ボール13はノツチ1
8とボール押え15のテーパー面15aとの間で
挟持されるので、スプール2の押方向Aの外力が
作用しなくなつても方向切換弁3の流れ方向を切
換えたままの状態を維持する。このようにしてデ
イテント機能が作用する。この状態から再び中立
位置に戻すには、スプール2をばね14の押圧力
及び種々の摺動抵抗に勝る力で引方向Bに引けば
よい。この中立位置からデイテント機能の位置
へ、逆にデイテント機能の位置から中立位置へス
プール2を移動させる外力は、傾斜面11cとノ
ツチ18の傾斜角が等しいときは方向が異るだけ
で等しい力である。
次に、中立位置からスプール2に引方向Bの外
力が作用すると、第3図に示すように、ボール1
3は補助棒11の細径部11bの外周を転がるだ
けで、何の変化も生じない。しかし、補助棒11
の先端の当接板17がストツパー16をばね14
の付勢力に抗して弁本体4側へ押圧するので、引
方向Bの外力が作用しなくなると、その反発力に
よつてストツパー16が段差部10aに当接する
まで押し戻されるためにこれに伴い当接板17も
同方向に移動し、スプール2は中立位置へ復帰す
る。このようにしてリターン機能が作用するので
ある。
〔考案の効果〕
上記の説明より明らかなように、この考案のス
プリング・デイテント機構によると1つのばねで
デイテント用とスプリングセンタ用のばねを兼用
できる機構としたので、部品点数を減少させるこ
とができると共に、形状をコンパクトに形成する
ことができる。そのため、狭い場所でも方向切換
弁を設置することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの考案の実施例を示し、
第1図はスプールが中立位置にある状態図、第2
図はデイテント位置にある部分状態図、第3図は
リターン位置にある部分状態図、第4図は従来の
技術を説明する説明図。 1……スプリング・デイテント機構、2……ス
プール、3……スプール式方向切換弁、10……
ハウジング、11……補助棒、11a……太径
部、11b……細径部、12……ボールケース、
13……ボール、14……ばね、15……ボール
押え、15a……テーパー面、16……ストツパ
ー、16a……貫通穴、17……当接板、18…
…ノツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スプール式方向切換弁の一端部に設けられるハ
    ウジングと、該ハウジング内へ突出したスプール
    の端部にその大径部が固定され、この大径部と隣
    接する細径部の境界に傾斜面を有すると共に、こ
    の傾斜面と少し間隔を開けた大径部にノツチを形
    成した補助棒と、該補助棒の外周方向に間隔を開
    けて設けられその方向切換弁側の一端をハウジン
    グに固定された円筒状のボールケースと、該ボー
    ルケースの他端外周に形成した複数個のボール穴
    に回転自在に挿入したボールと、前記ボールケー
    スの外周とハウジングの内周との間に嵌入された
    ばねと、前記ハウジングの内周で且つボールケー
    スの外周に摺動自在に嵌入されて前記ばねの一端
    側に当接し、更にばねと反対側の内周に外拡がり
    のテーパー面を形成した円筒形状のボール押え
    と、前記ハウジング内に形成した段差部に一端側
    が当接し、他端側が前記ボール押えのテーパー面
    側の端部に当接し、且つ、その中心に補助棒の貫
    通穴を形成したストツパーと、該貫通穴を貫通し
    た補助棒の先端に設けた当接板と、から構成した
    ことを特徴とするスプリング・デイテント機構。
JP5583786U 1986-04-14 1986-04-14 Expired JPH0240363Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5583786U JPH0240363Y2 (ja) 1986-04-14 1986-04-14

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5583786U JPH0240363Y2 (ja) 1986-04-14 1986-04-14

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Publication Number Publication Date
JPS62167982U JPS62167982U (ja) 1987-10-24
JPH0240363Y2 true JPH0240363Y2 (ja) 1990-10-29

Family

ID=30884109

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5583786U Expired JPH0240363Y2 (ja) 1986-04-14 1986-04-14

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JPS62167982U (ja) 1987-10-24

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