JPH0240751B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0240751B2 JPH0240751B2 JP61139841A JP13984186A JPH0240751B2 JP H0240751 B2 JPH0240751 B2 JP H0240751B2 JP 61139841 A JP61139841 A JP 61139841A JP 13984186 A JP13984186 A JP 13984186A JP H0240751 B2 JPH0240751 B2 JP H0240751B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plating
- aluminum
- activation
- metal
- adhesion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明はアルミニウム及びその合金上に中間皮
膜層を用いずに直接めつきを行なうことを可能と
した電解活性化によるアルミニウム上のめつき方
法、詳しくはめつきをつける被処理金属をアルカ
リ性又は酸性の電解液中でステンレス鋼、炭素板
などの不溶性対極を用い、周期的に極性を変換さ
せ陽極時被処理金属を溶解させ、陰極時に水素発
生により酸化皮膜を破壊するとともに還元性雰囲
気において活性化させることを繰り返し、アルミ
ニウムの表面を清浄活性化させることにより、鉄
鋼、銅合金などと同じに直接めつきを行なう方法
である。 (従来技術およびその問題点) アルミニウムは軽量で加工性がよいため、各種
機器部品、建築材料、日用雑貨など広い分野で利
用されている。これらの表面処理としては陽極酸
化皮膜、塗装がほとんどで、アルミニウムのめつ
き加工はその歴史が古いにもかかわらず、信頼性
のあるめつき方法が確立されていないため、その
用途も一部に限られている。 しかし、最近はアルミニウムの表面処理への要
求も多様化し、例えばはんだ付性、磁気特性、電
気低抗の減少、硬度、耐摩耗性の向上、金属光沢
の付与などの要求があり、従来の表面処理では対
応できず、めつきによる表面処理が必要になつて
きている。 アルミニウムは酸化されやすい金属であるた
め、自然酸化皮膜が生成し密着性のよいめつきが
得られない。また、両性金属であるため、酸性及
びアルカリ性溶液に侵食されやすく、めつき液中
で侵食され密着が不十分になるなど、鉄鋼、銅合
金のよう通常の前処理のみでは実用できるめつき
が得られない大きな欠点がある。これらの欠点を
補うために多くの技術が検討され提案されている
が、現在実用化されている主な方法は亜鉛置換
法、錫置換法、陽極酸化法で、いずれもアルミニ
ウム上に他の金属皮膜または多孔性の酸化皮膜を
生成させ、それを足がかりとしてめつきをするも
ので、めつき工程は極めて複雑となり、コスト
高、工程が多いための信頼性の低下をきたし、十
分な密着性、信頼性のあるめつきは得がたい。 例えば、一般に広く利用されている亜鉛置換法
によるめつき工程は、第3図に示すようにめつき
を行なうまでにその前段に〜で示すように11
工程を必要としていた。 (問題点を解決するための手段) 本発明の目的はアルミニウム上へめつきを行な
うための複雑な亜鉛置換皮膜、錫置換皮膜、陽極
酸化皮膜化成の中間処理を省き、脱脂、活性化後
直接アルミニウム上に密着性のよいめつきを行な
い、品質の向上、めつき工程の簡略化、生産設備
費の低減、生産性の向上、コストの低減をはかる
ための電解活性化によるアルミニウム上のめつき
方法を提供するものである。 すなわち、本発明は上記目的を達成するため
に、めつきをするアルミニウム及びその合金をア
ルカリ性または酸性の電解液中でステンレス鋼、
炭素板などの不溶性対極を用い、対極との間に正
及び負の電圧を交互に印加させ、陽極時に正電流
により被処理金属をの表面を溶解させ、陰極時に
負電流により水素を発生させ酸化皮膜を破壊させ
るとともに還元性雰囲気において活性化させるこ
とを繰り返して密着性、光沢などのすぐれためつ
きを得るように構成したものである。さらに、正
の電圧を印加した被処理金属に対して負の電圧を
印加する反転比率を変化させ材質及びめつきの種
類に適した活性化を行なう。すなわち、第2図に
おいて時間T2が長くなれば反転比率が大きく負
電流の流れる割合が大きくなり、発生する水素ガ
スも多く還元性雰囲気も強くなる。逆の場合は溶
解が増加するか、増加しない場合は酸素ガスが発
生し金属表面の酸化を促進する。この両反応の調
節が重要であり、適正な条件は材質及びめつきの
種類によつて異なるので、反転比率も変化させて
すぐれた性質のめつきを得るものである。本発明
によるとめつき工程は、第1図〜に示すよう
に、溶剤脱脂→電解活性→水洗→めつきとなり、
亜鉛置換法に比較して1/3以下に短縮でき、簡略
される。本発明の大きな特徴は(1)極性変換による
陽極溶解、陰極還元の繰り返しの操作の容易な電
解活性化でめつきの密着性を著しく向上すること
ができ、中間層を用いずに直接めつきすることが
できる。(2)アルカリ脱脂液を使用する脱脂と活性
化を同時に行なうことができるとともに、被処理
金属が陽極溶解で研摩されるためにめつきの光沢
が向上する。(3)めつき工程が著しく短縮され、設
備費の低減、生産性の向上、コストの低減がはか
れる。(4)亜鉛置換のような高濃度の処理液を使用
しないので排水処理の負荷が軽減されるなどであ
り、従来の方法に比較して著しくすぐれており、
画期的な発明である。 次に本発明を実施例により、さらに詳細に説明
する。 実施例 1 脱脂液組成として炭酸ナトリウム100g/、
水酸化ナトリウム5g/のアルカリ溶液を用い
て、1080純アルミニウム及びADC12ダイガスト
合金を浸漬脱脂のみでストライクニツケル、光沢
ニツケルめつきを施したもの、浸漬脱脂後硝酸浸
漬し、水酸化ナトリウム500g/、酸化亜鉛100
g/、酒石酸カリナトリウム10g/、塩化第
二鉄1g/を含む浴中で亜鉛置換を行ないめつ
きを施したもの、本発明の前記アルカリ脱脂液中
においてステンレス鋼を対極にし、周波数13.3
Hz、反転比率95%、電流密度10A/dm2の条件で
1分間活性化後めつきを施したもののめつき特性
を第1表に示す。
膜層を用いずに直接めつきを行なうことを可能と
した電解活性化によるアルミニウム上のめつき方
法、詳しくはめつきをつける被処理金属をアルカ
リ性又は酸性の電解液中でステンレス鋼、炭素板
などの不溶性対極を用い、周期的に極性を変換さ
せ陽極時被処理金属を溶解させ、陰極時に水素発
生により酸化皮膜を破壊するとともに還元性雰囲
気において活性化させることを繰り返し、アルミ
ニウムの表面を清浄活性化させることにより、鉄
鋼、銅合金などと同じに直接めつきを行なう方法
である。 (従来技術およびその問題点) アルミニウムは軽量で加工性がよいため、各種
機器部品、建築材料、日用雑貨など広い分野で利
用されている。これらの表面処理としては陽極酸
化皮膜、塗装がほとんどで、アルミニウムのめつ
き加工はその歴史が古いにもかかわらず、信頼性
のあるめつき方法が確立されていないため、その
用途も一部に限られている。 しかし、最近はアルミニウムの表面処理への要
求も多様化し、例えばはんだ付性、磁気特性、電
気低抗の減少、硬度、耐摩耗性の向上、金属光沢
の付与などの要求があり、従来の表面処理では対
応できず、めつきによる表面処理が必要になつて
きている。 アルミニウムは酸化されやすい金属であるた
め、自然酸化皮膜が生成し密着性のよいめつきが
得られない。また、両性金属であるため、酸性及
びアルカリ性溶液に侵食されやすく、めつき液中
で侵食され密着が不十分になるなど、鉄鋼、銅合
金のよう通常の前処理のみでは実用できるめつき
が得られない大きな欠点がある。これらの欠点を
補うために多くの技術が検討され提案されている
が、現在実用化されている主な方法は亜鉛置換
法、錫置換法、陽極酸化法で、いずれもアルミニ
ウム上に他の金属皮膜または多孔性の酸化皮膜を
生成させ、それを足がかりとしてめつきをするも
ので、めつき工程は極めて複雑となり、コスト
高、工程が多いための信頼性の低下をきたし、十
分な密着性、信頼性のあるめつきは得がたい。 例えば、一般に広く利用されている亜鉛置換法
によるめつき工程は、第3図に示すようにめつき
を行なうまでにその前段に〜で示すように11
工程を必要としていた。 (問題点を解決するための手段) 本発明の目的はアルミニウム上へめつきを行な
うための複雑な亜鉛置換皮膜、錫置換皮膜、陽極
酸化皮膜化成の中間処理を省き、脱脂、活性化後
直接アルミニウム上に密着性のよいめつきを行な
い、品質の向上、めつき工程の簡略化、生産設備
費の低減、生産性の向上、コストの低減をはかる
ための電解活性化によるアルミニウム上のめつき
方法を提供するものである。 すなわち、本発明は上記目的を達成するため
に、めつきをするアルミニウム及びその合金をア
ルカリ性または酸性の電解液中でステンレス鋼、
炭素板などの不溶性対極を用い、対極との間に正
及び負の電圧を交互に印加させ、陽極時に正電流
により被処理金属をの表面を溶解させ、陰極時に
負電流により水素を発生させ酸化皮膜を破壊させ
るとともに還元性雰囲気において活性化させるこ
とを繰り返して密着性、光沢などのすぐれためつ
きを得るように構成したものである。さらに、正
の電圧を印加した被処理金属に対して負の電圧を
印加する反転比率を変化させ材質及びめつきの種
類に適した活性化を行なう。すなわち、第2図に
おいて時間T2が長くなれば反転比率が大きく負
電流の流れる割合が大きくなり、発生する水素ガ
スも多く還元性雰囲気も強くなる。逆の場合は溶
解が増加するか、増加しない場合は酸素ガスが発
生し金属表面の酸化を促進する。この両反応の調
節が重要であり、適正な条件は材質及びめつきの
種類によつて異なるので、反転比率も変化させて
すぐれた性質のめつきを得るものである。本発明
によるとめつき工程は、第1図〜に示すよう
に、溶剤脱脂→電解活性→水洗→めつきとなり、
亜鉛置換法に比較して1/3以下に短縮でき、簡略
される。本発明の大きな特徴は(1)極性変換による
陽極溶解、陰極還元の繰り返しの操作の容易な電
解活性化でめつきの密着性を著しく向上すること
ができ、中間層を用いずに直接めつきすることが
できる。(2)アルカリ脱脂液を使用する脱脂と活性
化を同時に行なうことができるとともに、被処理
金属が陽極溶解で研摩されるためにめつきの光沢
が向上する。(3)めつき工程が著しく短縮され、設
備費の低減、生産性の向上、コストの低減がはか
れる。(4)亜鉛置換のような高濃度の処理液を使用
しないので排水処理の負荷が軽減されるなどであ
り、従来の方法に比較して著しくすぐれており、
画期的な発明である。 次に本発明を実施例により、さらに詳細に説明
する。 実施例 1 脱脂液組成として炭酸ナトリウム100g/、
水酸化ナトリウム5g/のアルカリ溶液を用い
て、1080純アルミニウム及びADC12ダイガスト
合金を浸漬脱脂のみでストライクニツケル、光沢
ニツケルめつきを施したもの、浸漬脱脂後硝酸浸
漬し、水酸化ナトリウム500g/、酸化亜鉛100
g/、酒石酸カリナトリウム10g/、塩化第
二鉄1g/を含む浴中で亜鉛置換を行ないめつ
きを施したもの、本発明の前記アルカリ脱脂液中
においてステンレス鋼を対極にし、周波数13.3
Hz、反転比率95%、電流密度10A/dm2の条件で
1分間活性化後めつきを施したもののめつき特性
を第1表に示す。
【表】
この結果から明らかなように、一般のめつきに
用いられている浸漬脱脂のみではめつき仕上り時
点でふくれが発生しており、ABC12でも300℃に
加熱すればふくれが発生してしまい、密着性が著
しく劣つた。酸化皮膜生成防止のために中間層と
して、亜鉛置換皮膜を生成させてめつきをする
と、密着性は向上するが、400℃の加熱または400
℃加熱後水冷の苛酷な条件では密着不良となる。
それに対して周期的に極性変換を行ない電解活性
する本法では、400℃加熱、水冷の苛酷な条件で
も密着は良好である。また本法の大きな特長はめ
つき仕上りの光沢が従来の方法に比較して著しく
良好で、素材の種類の影響を受けないことであ
る。この理由は本法が活性化と同時に脱脂が効率
よく行なわれ表面が清浄になること、他の方法で
は表面がエツチングにより粗面化するのに対して
本法では陽極時の溶解で活性化と電解研摩が同時
に進行するためである。 実施例 2 実施例1の条件によりADC12について、極性
変換周波数を変化させ5分間電解活性したときの
結果は第2表のとおりであつた。 周波数0、すなわち陰極直流電解活性では密着
性、光沢度とも劣るが、極性変換電解活性では
0.2の低周波数から100Hz以上の高周波数域まで密
着性、光沢のすぐれためつきが得られた。一般に
広く利用されている脱脂液中で、極性変換し、正
電流、負電流を交互に流すのみで脱脂、活性化、
研摩が可能であり、本法はアルミニウム上へ直接
めつきするのに極めて有効である。
用いられている浸漬脱脂のみではめつき仕上り時
点でふくれが発生しており、ABC12でも300℃に
加熱すればふくれが発生してしまい、密着性が著
しく劣つた。酸化皮膜生成防止のために中間層と
して、亜鉛置換皮膜を生成させてめつきをする
と、密着性は向上するが、400℃の加熱または400
℃加熱後水冷の苛酷な条件では密着不良となる。
それに対して周期的に極性変換を行ない電解活性
する本法では、400℃加熱、水冷の苛酷な条件で
も密着は良好である。また本法の大きな特長はめ
つき仕上りの光沢が従来の方法に比較して著しく
良好で、素材の種類の影響を受けないことであ
る。この理由は本法が活性化と同時に脱脂が効率
よく行なわれ表面が清浄になること、他の方法で
は表面がエツチングにより粗面化するのに対して
本法では陽極時の溶解で活性化と電解研摩が同時
に進行するためである。 実施例 2 実施例1の条件によりADC12について、極性
変換周波数を変化させ5分間電解活性したときの
結果は第2表のとおりであつた。 周波数0、すなわち陰極直流電解活性では密着
性、光沢度とも劣るが、極性変換電解活性では
0.2の低周波数から100Hz以上の高周波数域まで密
着性、光沢のすぐれためつきが得られた。一般に
広く利用されている脱脂液中で、極性変換し、正
電流、負電流を交互に流すのみで脱脂、活性化、
研摩が可能であり、本法はアルミニウム上へ直接
めつきするのに極めて有効である。
【表】
実施例 3
脱脂液組成としてリン酸三ナトリウム100g/
、水酸化ナトリウム5g/のアルカリ溶液を
用いADC12に50℃、13.3Hz、10A/dm2の条件で
反転比率を変化させて1分間電解活性を行ない、
ストライクニツケル、光沢ニツケルめつきをなつ
た結果は第3表のとおりであつた。 この結果から明らかなように、反転比率0%の
陽極直流電解で活性化されず密着性が劣り、反転
比率100%の陰極直流電解でも400℃加熱、水冷で
、水酸化ナトリウム5g/のアルカリ溶液を
用いADC12に50℃、13.3Hz、10A/dm2の条件で
反転比率を変化させて1分間電解活性を行ない、
ストライクニツケル、光沢ニツケルめつきをなつ
た結果は第3表のとおりであつた。 この結果から明らかなように、反転比率0%の
陽極直流電解で活性化されず密着性が劣り、反転
比率100%の陰極直流電解でも400℃加熱、水冷で
【表】
剥離が生じ、活性化の効果は少ない。それに対し
て、周期的に極性変換をし、かつ反転比率を変化
させ、正電流及び負電流を流す割合を変えた場
合、全反転比率域においてふくれ、剥離は発生せ
ず、強固に密着しためつきが得られた。しかしめ
つき後の光沢度は反転比率によつて異なる。この
傾向は素材及びめつきの種類によつて異なるの
で、反転比率を変えることによつて素材及びめつ
きに適した活性化処理を行なうことができる。 実施例 4 ADC12を炭酸ナトリウム100g/、水酸化ナ
トリウム5g/を含むアルカリ脱脂液中で1分
間電解脱脂後、常温の10%塩酸溶液中で炭素板を
対極として、13.3Hz、10A/dm2の条件で反転比
率を変化させ、30秒間電解活性を行ない、40A/
dm2の電流密度で15分間クロムめつきを行なつた
結果は第4表のとおりであつた。
て、周期的に極性変換をし、かつ反転比率を変化
させ、正電流及び負電流を流す割合を変えた場
合、全反転比率域においてふくれ、剥離は発生せ
ず、強固に密着しためつきが得られた。しかしめ
つき後の光沢度は反転比率によつて異なる。この
傾向は素材及びめつきの種類によつて異なるの
で、反転比率を変えることによつて素材及びめつ
きに適した活性化処理を行なうことができる。 実施例 4 ADC12を炭酸ナトリウム100g/、水酸化ナ
トリウム5g/を含むアルカリ脱脂液中で1分
間電解脱脂後、常温の10%塩酸溶液中で炭素板を
対極として、13.3Hz、10A/dm2の条件で反転比
率を変化させ、30秒間電解活性を行ない、40A/
dm2の電流密度で15分間クロムめつきを行なつた
結果は第4表のとおりであつた。
【表】
クロムめつきはニツケルめつきとは異なり、内
部応力が極めて大きいため、アルミニウム上に密
着性のよいめつきを得ることは非常に難しい。実
施例2と同じ前処理を行なつてもクロムは析出し
ないか、析出してもりん片状となり容易に脱落す
るか剥離する。アルカリ脱脂液中に例えば塩化ナ
トリウムのような塩素イオンを含んだ塩類を添加
することによつても密着性は向上するが、塩酸溶
液中で極性変換による電解活性を行なつた方が効
果が大きい。電解活性でも反転比率0%、すなわ
ち陽極直流電解ではクロムめつきはほとんど析出
しないし、反転比率100%の陰極直流電解ではク
ロムは析出するが、りん片状に剥離し、密着性及
び光沢が劣る。それに対して極性変換電解活性で
は反転比率の高い86〜95%において、光沢がよく
密着性のすぐれたクロムめつきが、中間層を生成
させることなしに直接アルミニウム及びその合金
上に得られる。 これらの実施例以外の酸、アルカリ電解液及び
各種塩類添加電解液中においても極性変換電解に
よりアルミニウム及びその合金を活性化すること
ができ、実施例以外のめつきも容易に直接めつき
できる画期的なめつき方法である。 (発明の効果) 以上のように構成した本発明によれば次の如き
効果が得られる。 (1) 極性変換による陽極溶解、陰極還元の繰り返
しの操作の容易な電解活性化でめつきの密着性
を著しく向上することができ、中間層を用いず
に直接めつきすることができる。 (2) アルカリ脱脂液を使用すると脱脂と活性化を
同時に行なうことができるとともに、被処理金
属が陽極溶解で研摩されるためにめつきの光沢
が向上する。 (3) めつき工程が著しく短縮され、設備費の低
減、生産性の向上、コストの低減がはかれる。 (4) 亜鉛置換のような高濃度の処理液を使用しな
いので排水処理の負荷が軽減される。 (5) さらに密着性及び光沢のすぐれたメツキを行
うことができる。 (6) アルミニウムの素材の種類、メツキの種類に
適した活性化が容易にえられる。
部応力が極めて大きいため、アルミニウム上に密
着性のよいめつきを得ることは非常に難しい。実
施例2と同じ前処理を行なつてもクロムは析出し
ないか、析出してもりん片状となり容易に脱落す
るか剥離する。アルカリ脱脂液中に例えば塩化ナ
トリウムのような塩素イオンを含んだ塩類を添加
することによつても密着性は向上するが、塩酸溶
液中で極性変換による電解活性を行なつた方が効
果が大きい。電解活性でも反転比率0%、すなわ
ち陽極直流電解ではクロムめつきはほとんど析出
しないし、反転比率100%の陰極直流電解ではク
ロムは析出するが、りん片状に剥離し、密着性及
び光沢が劣る。それに対して極性変換電解活性で
は反転比率の高い86〜95%において、光沢がよく
密着性のすぐれたクロムめつきが、中間層を生成
させることなしに直接アルミニウム及びその合金
上に得られる。 これらの実施例以外の酸、アルカリ電解液及び
各種塩類添加電解液中においても極性変換電解に
よりアルミニウム及びその合金を活性化すること
ができ、実施例以外のめつきも容易に直接めつき
できる画期的なめつき方法である。 (発明の効果) 以上のように構成した本発明によれば次の如き
効果が得られる。 (1) 極性変換による陽極溶解、陰極還元の繰り返
しの操作の容易な電解活性化でめつきの密着性
を著しく向上することができ、中間層を用いず
に直接めつきすることができる。 (2) アルカリ脱脂液を使用すると脱脂と活性化を
同時に行なうことができるとともに、被処理金
属が陽極溶解で研摩されるためにめつきの光沢
が向上する。 (3) めつき工程が著しく短縮され、設備費の低
減、生産性の向上、コストの低減がはかれる。 (4) 亜鉛置換のような高濃度の処理液を使用しな
いので排水処理の負荷が軽減される。 (5) さらに密着性及び光沢のすぐれたメツキを行
うことができる。 (6) アルミニウムの素材の種類、メツキの種類に
適した活性化が容易にえられる。
第1図は本発明によるめつきの工程、第2図は
本発明の極性変換電解活性の電圧波形、第3図は
従来のアルミニウム上のめつき工程を示す。
本発明の極性変換電解活性の電圧波形、第3図は
従来のアルミニウム上のめつき工程を示す。
Claims (1)
- 1 アルミニウム及び不溶性対極をそれぞれアル
カリ性又は酸性の電解液中に浸漬し、アルミニウ
ムと対極との間に正及び負の電圧を交互に印加す
ることにより被処理金属の表面を活性化させ、か
つ正の電圧を印加した被処理金属に対して負の電
圧を印加する反転比率を変化させて被処理合金及
びめつきの種類に適した活性化を行い、中間層を
生成させずに直接めつきを行なうことを特徴とす
る電解活性化によるアルミニウム上のめつき方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13984186A JPS62297492A (ja) | 1986-06-16 | 1986-06-16 | 電解活性化によるアルミニウム上のめつき方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13984186A JPS62297492A (ja) | 1986-06-16 | 1986-06-16 | 電解活性化によるアルミニウム上のめつき方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62297492A JPS62297492A (ja) | 1987-12-24 |
| JPH0240751B2 true JPH0240751B2 (ja) | 1990-09-13 |
Family
ID=15254756
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13984186A Granted JPS62297492A (ja) | 1986-06-16 | 1986-06-16 | 電解活性化によるアルミニウム上のめつき方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62297492A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2723305B2 (ja) * | 1989-09-18 | 1998-03-09 | 株式会社東芝 | 電気めっき方法 |
| JP2764199B2 (ja) * | 1993-03-23 | 1998-06-11 | 千代田機器販売株式会社 | アルミニウムとアルミニウム合金へのメッキ方法及び電解液 |
| JP3296543B2 (ja) * | 1996-10-30 | 2002-07-02 | スズキ株式会社 | めっき被覆アルミニウム合金、及びそのシリンダーブロック、めっき処理ライン、めっき方法 |
| JP2013080700A (ja) * | 2011-09-21 | 2013-05-02 | Shinwa Industry Co Ltd | 集電体材料 |
| JP6041915B2 (ja) * | 2015-03-02 | 2016-12-14 | 皓 伊藤 | アルミニウムとアルミニウム合金への表面処理方法及び該表面処理方法に使用する電解液 |
| JP6767147B2 (ja) * | 2016-03-31 | 2020-10-14 | 古河電気工業株式会社 | 薄膜めっき用金属材料 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5186039A (en) * | 1975-01-28 | 1976-07-28 | Nippon Kagaku Sangyo Kk | Aruminiumuoyobi aruminiumugokinno metsukizenshorihoho |
-
1986
- 1986-06-16 JP JP13984186A patent/JPS62297492A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62297492A (ja) | 1987-12-24 |
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