JPH0241174Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0241174Y2 JPH0241174Y2 JP6610686U JP6610686U JPH0241174Y2 JP H0241174 Y2 JPH0241174 Y2 JP H0241174Y2 JP 6610686 U JP6610686 U JP 6610686U JP 6610686 U JP6610686 U JP 6610686U JP H0241174 Y2 JPH0241174 Y2 JP H0241174Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- equilateral triangle
- vertex
- shape
- spinning
- drawn
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 7
- 238000009987 spinning Methods 0.000 description 8
- 241000208125 Nicotiana Species 0.000 description 4
- 235000002637 Nicotiana tabacum Nutrition 0.000 description 4
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- QTBSBXVTEAMEQO-UHFFFAOYSA-M Acetate Chemical compound CC([O-])=O QTBSBXVTEAMEQO-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 2
- CSCPPACGZOOCGX-UHFFFAOYSA-N Acetone Chemical compound CC(C)=O CSCPPACGZOOCGX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 235000019504 cigarettes Nutrition 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229920006221 acetate fiber Polymers 0.000 description 1
- 230000021736 acetylation Effects 0.000 description 1
- 238000006640 acetylation reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 238000000578 dry spinning Methods 0.000 description 1
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Artificial Filaments (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Description
〈産業上の利用分野〉
本考案は乾式紡糸に使用される口金に係り、特
にたばこフイルタなどに適用したY字形断面糸を
紡糸する口金に関する。 〈従来の技術〉 一般に、たばこフイルタ用の繊維として、アセ
テート繊維束を引き揃えて使用している。このた
ばこフイルタは、たばこの煙中の有害成分除去効
率が繊維の断面形状によつて異なるため、従来か
ら種々の断面形状の繊維が開発されている。この
内、Y字形断面の繊維が特に有効であり、このY
字形断面に紡糸する口金として、正三角形の口金
が開発されている(米国特許第2829027号明細
書)。しかしながら、正三角形の口金で紡糸した
場合には、円形口金で紡糸した所謂レギユラー形
状の繊維に比べて可紡性が低いため紡糸時の糸切
れが多く、歩留まりが悪いと共に、繊維に毛羽立
ちを生じて巻上工程で脱落しフライ(浮遊糸)が
多くなつている。このフライはたばこフイルタに
混入すると欠陥となるものである。 かかる欠点を解決するため、正三角形口金の頂
点を直線又は円弧線で切り取つた多角形々状の口
金が開発されている(特公昭49−10611号公報)。
しかしながら、正三角形の頂点を直線で切り取つ
た場合には、正三角形の辺部と切り取り線とによ
つて新しい頂点がつくられる。この頂点の角度は
正三角形の場合に比べて広角となつているから頂
点に堆積する異物が減少し、これにより可紡性が
向上するが、依然としてフライの発生が多くなつ
ている。一方、部分的に円弧線で切り取る場合に
はデバイスの位置決めが面倒で加工しにくく、各
単糸の形が同一になりにくい問題を生じている。 本考案は上記事情を考慮してなされ、可紡性が
高く、しかも加工が容易な紡糸口金を提供するも
のである。 〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、基本的には正三角形口金の頂点を切
り取つた多角形々状の口金でありるが、九角形々
状に成形したものである。すなわち本考案に係る
口金は、1辺の長さLの正三角形の各頂点を中心
としてLより小さく0.88Lよりも大きな半径で描
かれた3つの円弧が前記正三角形の各辺および中
線と交差する点を順に直線で結んでなる九角形々
状に成形されていることを特徴とするものであ
る。 〈作用〉 正三角形の各頂点から描かれた円弧と、正三角
形の各辺および中線との交差点を結んでなる九角
形は、基本的には正三角形状に近似するが、正三
角形の頂点部分に対応する新たな3つの頂点は広
角となり、可紡性の向上に寄与する。又、正三角
形の辺部に形成される6つの頂点はさらに広角で
直線と略同一となつており、毛羽立ちが抑制さ
れ、フライの減少に寄与する。 〈実施例〉 以下、本考案を図示する実施例につき具体的に
説明する。 第1図は本考案に係る口金の一実施例の正面図
である。この口金1は正三角形ABCが直線で切
り取られた九角形HNPJQSKTM形状に成形され
ている。かかる成形は、正三角形ABCの1辺の
長さLに対して0.88L≦R<Lの半径Rの円が各
頂点A,BおよびCを中心として描かれ、各円弧
が正三角形の各辺,,と交差する点M.
N.P.Q.S.Tおよび正三角形の中線,,
とを交差する点H,J,Kを順に直線で結んで行
われる。かかる半径RがLよりも大きい場合には
円弧が正三角形と交差せず、九角形が形成されな
い。一方、半径Rが0.88Lよりも小さい場合には
全体が小さくなると共に、正三角形々状からかけ
離れた形状となり、正三角形による可紡性の向上
を図ることができない。このように形成される口
金1はPN等の長い辺が0.05〜0.06mmであり、L
およびRはこのような寸法となるように選定され
る。又、正三角形の各辺は各頂点H.N.P.J.Q.S.K.
TおよびMを結ぶ直線によつて切り取られるか
ら、加工が容易となつている。ここで、頂点H,
J,Kは最も狭角に形成されるが、かかる頂点
H,J,Kは第2図aに示すように篇平状であつ
ても、あるいは同図bに示すように円弧状であつ
ても紡糸には差支えがない。これは、上述のよう
に口金自体が極めて小さく、頂点H,J,Kの角
度が狭いため、加工により第2図々示の形状にな
るためである。 実施例 1 酢化度54.3%のアセテートフレークスをアセト
ンに溶解し、本考案の口金および比較例として正
三角形の口金を用いて3デニールのY形断面糸を
紡糸した。本考案の口金はLが0.063mm、Rが
0.058mm(0.92Lに相当)で成形されており、比較
例の口金はLが0.06mmで成形されている。結果を
第1表に示す。第1表において、最高ドラフトと
は糸切れが起こらない範囲で最高のドラフト率を
いい、ドラフト率は紡糸巻取速度/原液吐出線速
度から算出される。本考案の口金によると糸の紡
糸の最高ドラフト率が高く生産性が向上した。
にたばこフイルタなどに適用したY字形断面糸を
紡糸する口金に関する。 〈従来の技術〉 一般に、たばこフイルタ用の繊維として、アセ
テート繊維束を引き揃えて使用している。このた
ばこフイルタは、たばこの煙中の有害成分除去効
率が繊維の断面形状によつて異なるため、従来か
ら種々の断面形状の繊維が開発されている。この
内、Y字形断面の繊維が特に有効であり、このY
字形断面に紡糸する口金として、正三角形の口金
が開発されている(米国特許第2829027号明細
書)。しかしながら、正三角形の口金で紡糸した
場合には、円形口金で紡糸した所謂レギユラー形
状の繊維に比べて可紡性が低いため紡糸時の糸切
れが多く、歩留まりが悪いと共に、繊維に毛羽立
ちを生じて巻上工程で脱落しフライ(浮遊糸)が
多くなつている。このフライはたばこフイルタに
混入すると欠陥となるものである。 かかる欠点を解決するため、正三角形口金の頂
点を直線又は円弧線で切り取つた多角形々状の口
金が開発されている(特公昭49−10611号公報)。
しかしながら、正三角形の頂点を直線で切り取つ
た場合には、正三角形の辺部と切り取り線とによ
つて新しい頂点がつくられる。この頂点の角度は
正三角形の場合に比べて広角となつているから頂
点に堆積する異物が減少し、これにより可紡性が
向上するが、依然としてフライの発生が多くなつ
ている。一方、部分的に円弧線で切り取る場合に
はデバイスの位置決めが面倒で加工しにくく、各
単糸の形が同一になりにくい問題を生じている。 本考案は上記事情を考慮してなされ、可紡性が
高く、しかも加工が容易な紡糸口金を提供するも
のである。 〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、基本的には正三角形口金の頂点を切
り取つた多角形々状の口金でありるが、九角形々
状に成形したものである。すなわち本考案に係る
口金は、1辺の長さLの正三角形の各頂点を中心
としてLより小さく0.88Lよりも大きな半径で描
かれた3つの円弧が前記正三角形の各辺および中
線と交差する点を順に直線で結んでなる九角形々
状に成形されていることを特徴とするものであ
る。 〈作用〉 正三角形の各頂点から描かれた円弧と、正三角
形の各辺および中線との交差点を結んでなる九角
形は、基本的には正三角形状に近似するが、正三
角形の頂点部分に対応する新たな3つの頂点は広
角となり、可紡性の向上に寄与する。又、正三角
形の辺部に形成される6つの頂点はさらに広角で
直線と略同一となつており、毛羽立ちが抑制さ
れ、フライの減少に寄与する。 〈実施例〉 以下、本考案を図示する実施例につき具体的に
説明する。 第1図は本考案に係る口金の一実施例の正面図
である。この口金1は正三角形ABCが直線で切
り取られた九角形HNPJQSKTM形状に成形され
ている。かかる成形は、正三角形ABCの1辺の
長さLに対して0.88L≦R<Lの半径Rの円が各
頂点A,BおよびCを中心として描かれ、各円弧
が正三角形の各辺,,と交差する点M.
N.P.Q.S.Tおよび正三角形の中線,,
とを交差する点H,J,Kを順に直線で結んで行
われる。かかる半径RがLよりも大きい場合には
円弧が正三角形と交差せず、九角形が形成されな
い。一方、半径Rが0.88Lよりも小さい場合には
全体が小さくなると共に、正三角形々状からかけ
離れた形状となり、正三角形による可紡性の向上
を図ることができない。このように形成される口
金1はPN等の長い辺が0.05〜0.06mmであり、L
およびRはこのような寸法となるように選定され
る。又、正三角形の各辺は各頂点H.N.P.J.Q.S.K.
TおよびMを結ぶ直線によつて切り取られるか
ら、加工が容易となつている。ここで、頂点H,
J,Kは最も狭角に形成されるが、かかる頂点
H,J,Kは第2図aに示すように篇平状であつ
ても、あるいは同図bに示すように円弧状であつ
ても紡糸には差支えがない。これは、上述のよう
に口金自体が極めて小さく、頂点H,J,Kの角
度が狭いため、加工により第2図々示の形状にな
るためである。 実施例 1 酢化度54.3%のアセテートフレークスをアセト
ンに溶解し、本考案の口金および比較例として正
三角形の口金を用いて3デニールのY形断面糸を
紡糸した。本考案の口金はLが0.063mm、Rが
0.058mm(0.92Lに相当)で成形されており、比較
例の口金はLが0.06mmで成形されている。結果を
第1表に示す。第1表において、最高ドラフトと
は糸切れが起こらない範囲で最高のドラフト率を
いい、ドラフト率は紡糸巻取速度/原液吐出線速
度から算出される。本考案の口金によると糸の紡
糸の最高ドラフト率が高く生産性が向上した。
【表】
実施例 2
実施例1と同一の口金およびアセテートフレー
クスを用いて、60℃で36000デニール/12000フイ
ラメントのトウを紡糸した。又、このトウを用い
て速度400m/分でたばこのフイルタプラグを巻
上げた。紡糸時の糸切れ回数、巻上げ時のフライ
量を第2表に示す。又、このように得られたフイ
ルタプラグのロツド性状(重量硬度、通気抵抗)
は本考案と比較例との間に殆ど差がなかつた。
クスを用いて、60℃で36000デニール/12000フイ
ラメントのトウを紡糸した。又、このトウを用い
て速度400m/分でたばこのフイルタプラグを巻
上げた。紡糸時の糸切れ回数、巻上げ時のフライ
量を第2表に示す。又、このように得られたフイ
ルタプラグのロツド性状(重量硬度、通気抵抗)
は本考案と比較例との間に殆ど差がなかつた。
【表】
〈考案の効果〉
以上のとおり本考案によると、正三角形を基本
とし、正三角形の頂点を直線で切り取つた九角
形々状としたから、加工が容易となると共に、可
紡性が向上し、又、フライ量も減少する、効果が
ある。 また、本考案によれば、上記した加工の容易さ
から常に一定形状の口金を加工することができる
ので、紡糸される単糸の断面形状もほぼ一定とな
り品質の維持が図れる。
とし、正三角形の頂点を直線で切り取つた九角
形々状としたから、加工が容易となると共に、可
紡性が向上し、又、フライ量も減少する、効果が
ある。 また、本考案によれば、上記した加工の容易さ
から常に一定形状の口金を加工することができる
ので、紡糸される単糸の断面形状もほぼ一定とな
り品質の維持が図れる。
第1図は本考案の一実施例の正面図、第2図
a,bは要部の拡大正面図である。 1……口金。
a,bは要部の拡大正面図である。 1……口金。
Claims (1)
- 1辺の長さLの正三角形の各頂点を中心として
Lより小さく0.88Lよりも大きな半径で描かれた
3つの円弧が前記正三角形の各辺および中線と交
差する点を順に直線で結んでなる九角形々状に成
形されていることを特徴とするY断面繊維用紡糸
口金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6610686U JPH0241174Y2 (ja) | 1986-05-02 | 1986-05-02 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6610686U JPH0241174Y2 (ja) | 1986-05-02 | 1986-05-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62180079U JPS62180079U (ja) | 1987-11-16 |
| JPH0241174Y2 true JPH0241174Y2 (ja) | 1990-11-01 |
Family
ID=30903798
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6610686U Expired JPH0241174Y2 (ja) | 1986-05-02 | 1986-05-02 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0241174Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-05-02 JP JP6610686U patent/JPH0241174Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62180079U (ja) | 1987-11-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3200068B2 (ja) | 細繊度セルロースアセテート繊維の製造方法 | |
| JPS54140800A (en) | Cigarette filter | |
| JPH0241174Y2 (ja) | ||
| JPH10168650A (ja) | 細繊度y型断面セルロ−スアセテ−トトウの製造方法 | |
| CN2517759Y (zh) | 细旦正三角形涤纶短纤维喷丝板 | |
| JPH0465540A (ja) | たばこフィルター用繊維束及びその製造方法 | |
| CN212139291U (zh) | 一种多孔滤棒及卷烟 | |
| CN219982231U (zh) | 十字形截面人造草单丝纤维 | |
| JPS63196708A (ja) | シルク調合成繊維およびその製造方法 | |
| JP3524786B2 (ja) | たばこフィルター製造装置 | |
| US4389024A (en) | Method and apparatus for packaging strands | |
| JPH06287809A (ja) | 潜在捲縮性ポリエステル繊維の製造方法 | |
| JP4576078B2 (ja) | 吸水性複合紡績糸 | |
| JP2527184B2 (ja) | カバリング紡績糸の製造方法 | |
| CN219479321U (zh) | 宽叶高仿真人造草丝纤维 | |
| JPS61102411A (ja) | 硫酸バリウム高濃度含有レ−ヨンの製造方法 | |
| EP4170077A1 (en) | Alloy filament and simple yarn blending equipment and process | |
| JPS6012471A (ja) | フイラメント糸の巻取方法 | |
| JPH0465539A (ja) | たばこフィルター用合成繊維束 | |
| JPH0510479U (ja) | 紡績装置 | |
| JPS63270806A (ja) | アセテ−ト繊維紡糸ノズル | |
| JPH0881821A (ja) | アクリル系異形断面繊維 | |
| JPS588116A (ja) | 異形断面糸の製造法 | |
| JPS609254Y2 (ja) | 撚糸用アンチノ−ドリング | |
| JPS6278223A (ja) | 超リング精紡機 |