JPH0241484A - 空気タイヤ - Google Patents
空気タイヤInfo
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- JPH0241484A JPH0241484A JP63187673A JP18767388A JPH0241484A JP H0241484 A JPH0241484 A JP H0241484A JP 63187673 A JP63187673 A JP 63187673A JP 18767388 A JP18767388 A JP 18767388A JP H0241484 A JPH0241484 A JP H0241484A
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- strands
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B1/00—Constructional features of ropes or cables
- D07B1/06—Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
- D07B1/0606—Reinforcing cords for rubber or plastic articles
- D07B1/062—Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B2201/00—Ropes or cables
- D07B2201/20—Rope or cable components
- D07B2201/2015—Strands
- D07B2201/2022—Strands coreless
Landscapes
- Ropes Or Cables (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、カーカスとトレッドとの間のゴム層がスチー
ルコードで補強された空気タイヤであって、特に優れた
外傷耐久性能を有するものに関する。
ルコードで補強された空気タイヤであって、特に優れた
外傷耐久性能を有するものに関する。
[従来の技術]
従来、空気タイヤのカーカスとトレッドとの間のブレー
カ又はベルトと呼ばれる補強層にスチールコードが埋設
されていた。特に空気タイヤの耐カツト性能を高くする
必要がある場合には、複数層からなるブレーカ又はベル
トの外層すなわちトレッド側に伸度が大きいスチールコ
ードを埋設する。
カ又はベルトと呼ばれる補強層にスチールコードが埋設
されていた。特に空気タイヤの耐カツト性能を高くする
必要がある場合には、複数層からなるブレーカ又はベル
トの外層すなわちトレッド側に伸度が大きいスチールコ
ードを埋設する。
従来の空気タイヤでは、複撚構造のスチールコードを採
用することによって大きいコード仲。
用することによって大きいコード仲。
度を実現するのが常であった。
第6図は、従来の空気タイヤの補強に使用されていた複
撚スチールコードの1析面図であり、r3 X 7 X
O,22Jの構成のものを示す。
撚スチールコードの1析面図であり、r3 X 7 X
O,22Jの構成のものを示す。
このスチールコード80は、3本のストランド61を撚
合せたものである。各ストランド81は7本の素線64
を撚合せたものであって、各素線64は直径0.22m
mのスチール線である。素線64どおしの撚ピツチは4
.0龍であり、ストランドロ1どおしの撚ピツチは7.
5m+sである。
合せたものである。各ストランド81は7本の素線64
を撚合せたものであって、各素線64は直径0.22m
mのスチール線である。素線64どおしの撚ピツチは4
.0龍であり、ストランドロ1どおしの撚ピツチは7.
5m+sである。
このスチールコード60は、低ピツチの複撚構造である
ことから、切断時の伸びが7.0%であって大きく、衝
撃吸収性が大である。したがって、このスチールコード
60を使用した空気タイヤは、耐カツト性能が高かった
。
ことから、切断時の伸びが7.0%であって大きく、衝
撃吸収性が大である。したがって、このスチールコード
60を使用した空気タイヤは、耐カツト性能が高かった
。
[発明が解決しようとする課題]
以上に説明した凌撚構造のスチールコードで補強された
従来の空気タイヤには、次の問題があった。
従来の空気タイヤには、次の問題があった。
すなわち、複撚溝造のスチールコードでは、いわゆる強
力の「撚減り」の程度が大きく、各素線の強力を有効に
利用することができなかった。したがって、スチールコ
ードの所望の強力を得ようとすると、多数の素線を要す
るため、スチールコードが重くなる。更に、スチールコ
ードの剛性が低いために、空気タイヤが接地部で大きく
変形し、転勤抵抗が大きく燃費が悪くなるという問題が
あった。
力の「撚減り」の程度が大きく、各素線の強力を有効に
利用することができなかった。したがって、スチールコ
ードの所望の強力を得ようとすると、多数の素線を要す
るため、スチールコードが重くなる。更に、スチールコ
ードの剛性が低いために、空気タイヤが接地部で大きく
変形し、転勤抵抗が大きく燃費が悪くなるという問題が
あった。
また、各ストランドにおいて、断面円形の素線64が図
示のような最密構造をなすために、構成索線によって閉
じた空隙67が形成されていた。
示のような最密構造をなすために、構成索線によって閉
じた空隙67が形成されていた。
したがって、このスチールコード60は、ゴムのトッピ
ング後に実施される加硫工程において、空隙67内にゴ
ムが入りにくい。つまり、空隙67内にゴムが充填され
ていないブレーカ又はベルトができる。これを使用した
空気タイヤがトレッドに外傷を受け、この外傷から水が
空隙67内に侵入すると、侵入した水がこの空隙内をス
チールコードに沿って移動し、滞留する。したがって、
素線64に錆が生じ、ゴムとの間の接着力低下を招く。
ング後に実施される加硫工程において、空隙67内にゴ
ムが入りにくい。つまり、空隙67内にゴムが充填され
ていないブレーカ又はベルトができる。これを使用した
空気タイヤがトレッドに外傷を受け、この外傷から水が
空隙67内に侵入すると、侵入した水がこの空隙内をス
チールコードに沿って移動し、滞留する。したがって、
素線64に錆が生じ、ゴムとの間の接着力低下を招く。
この接着力低下が昂進すると、いわゆるセパレーション
を引起す。
を引起す。
本発明は、以上の事情に鑑みてなされたものであって、
素線強力の利用率向上と剛性向上とをはかりつつ、従来
の複撚構造のスチールコードを使用した場合と同等以上
の高い耐カツト性能を実現し、しかもセパレーションの
発生及び進行を抑制した空気タイヤを提供することを目
的とする。
素線強力の利用率向上と剛性向上とをはかりつつ、従来
の複撚構造のスチールコードを使用した場合と同等以上
の高い耐カツト性能を実現し、しかもセパレーションの
発生及び進行を抑制した空気タイヤを提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明に係る空気タイヤは、カーカスとトレッドとの間
のゴム層が切断時4%以上の伸びを有する単撚構造のス
チールコードで補強された空気タイヤであって、スチー
ルコードの隣接する構成素線のいずれの組合せについて
も長手方向において密接と離隔とが一定の規則で繰返さ
れ、全構成素線によって囲まれるスチールコード内の空
隙が長手方向のいたるところで開放していることを特徴
とする。
のゴム層が切断時4%以上の伸びを有する単撚構造のス
チールコードで補強された空気タイヤであって、スチー
ルコードの隣接する構成素線のいずれの組合せについて
も長手方向において密接と離隔とが一定の規則で繰返さ
れ、全構成素線によって囲まれるスチールコード内の空
隙が長手方向のいたるところで開放していることを特徴
とする。
隣接素線が長手方向において一定の規則で密接と離隔と
を繰返すスチールコードの構造は、例えば、素線を撚合
せた後、これにローラーをかけることによって得られる
。すなわち、ローラーで径方向に押圧されたスチールコ
ードは、扁平であって前記の構造を有する。
を繰返すスチールコードの構造は、例えば、素線を撚合
せた後、これにローラーをかけることによって得られる
。すなわち、ローラーで径方向に押圧されたスチールコ
ードは、扁平であって前記の構造を有する。
[作 用]
本発明に係る空気タイヤの補強に使用されるスチールコ
ードは、切断時4%以上の大きい伸びを有し、空気タイ
ヤの高耐カツト性能が実現される。また、スチールコー
ドが単撚構造であるから、素線強力利用率が向上すると
ともに、コードの剛性が高くなる。しかも、スチールコ
ード内の空隙が長手方向のいたるところで開放している
から、ゴムのトッピング後に実施される加硫工程におい
て素線間の間隙を通して空隙内にゴムが容易に侵入する
。
ードは、切断時4%以上の大きい伸びを有し、空気タイ
ヤの高耐カツト性能が実現される。また、スチールコー
ドが単撚構造であるから、素線強力利用率が向上すると
ともに、コードの剛性が高くなる。しかも、スチールコ
ード内の空隙が長手方向のいたるところで開放している
から、ゴムのトッピング後に実施される加硫工程におい
て素線間の間隙を通して空隙内にゴムが容易に侵入する
。
[実施例]
第1図は、本発明の実施例に係る空気タイヤの補強に使
用されるスチールコードの断面図である。
用されるスチールコードの断面図である。
同図のスチールコード10はrlX5xO,38」の構
成の単撚構造である。すなわち、直径0.38mmの5
本のスチール素線11〜15を撚合せたものである。撚
ピツチPは6.5mmである。
成の単撚構造である。すなわち、直径0.38mmの5
本のスチール素線11〜15を撚合せたものである。撚
ピツチPは6.5mmである。
同図(A)〜(E)は、撚ピツチPの5分の1の長さづ
つ順次隔たった長手方向任意の5箇所における各断面を
それぞれ示す。
つ順次隔たった長手方向任意の5箇所における各断面を
それぞれ示す。
このスチールコード10は、素線11〜15を撚合せた
後、これにローラーをかけることによって得られる。す
なわち、ローラーで径方向に押圧されて扁平になってお
り、切断時の伸びが6゜5%である。
後、これにローラーをかけることによって得られる。す
なわち、ローラーで径方向に押圧されて扁平になってお
り、切断時の伸びが6゜5%である。
隣接する2本の素線11,12の関係は次のとおりであ
る。すなわち、同図(A)、(C)及び(E)の各断面
位置では密接し、同図(B)及び(D)の各断面位置で
は離隔している。すなわち、隣接する素線11と素線1
2とは、同図に示す1撚ピツチ範囲内において順次、密
接、離隔、密接、離隔及び密接のパターンを有する。以
下同様に長手方向において密接、離隔、密接、離隔及び
密接のパターンが繰返される。他の隣接素線の組合せす
なわち素線12と素線13、素線13と素線14、索線
14と素線15及び素線15と素線11についても、同
じように密接、離隔、密接、離隔及び密接のパターンを
繰返す。したがって、全構成素線11−15によって囲
まれるスチールコード内の空隙17が長手方向のいたる
ところで開放する。例えば、同図(A)の断面位置では
、素線12と素線13との間に間隙18aが、素線14
と素線15との間に間隙19aがそれぞれ形成されてい
る。他の断面位置でも、18b及び19b 518e及
び19c 、 18d及び19d並びに18e及び19
eで示すように、空mr t 7を開放する間隙が形成
されている。
る。すなわち、同図(A)、(C)及び(E)の各断面
位置では密接し、同図(B)及び(D)の各断面位置で
は離隔している。すなわち、隣接する素線11と素線1
2とは、同図に示す1撚ピツチ範囲内において順次、密
接、離隔、密接、離隔及び密接のパターンを有する。以
下同様に長手方向において密接、離隔、密接、離隔及び
密接のパターンが繰返される。他の隣接素線の組合せす
なわち素線12と素線13、素線13と素線14、索線
14と素線15及び素線15と素線11についても、同
じように密接、離隔、密接、離隔及び密接のパターンを
繰返す。したがって、全構成素線11−15によって囲
まれるスチールコード内の空隙17が長手方向のいたる
ところで開放する。例えば、同図(A)の断面位置では
、素線12と素線13との間に間隙18aが、素線14
と素線15との間に間隙19aがそれぞれ形成されてい
る。他の断面位置でも、18b及び19b 518e及
び19c 、 18d及び19d並びに18e及び19
eで示すように、空mr t 7を開放する間隙が形成
されている。
第2図は、本発明の他の実施例に係る空気タイヤの補強
に使用されるスチールコードの断面図である。
に使用されるスチールコードの断面図である。
同図に示すスチールコード20はrlX4XO。
38」の構成の単撚構造である。すなわち、直径0.3
8mmの4本のスチール素線2L〜24を撚合せたもの
であって、素線21〜24を撚合せた後、これにローラ
ーをかけることによって得られ、切断時の伸びが4%以
上である。同図の断面位置では、隣接する素線21と素
線22及び素線23と素線24がそれぞれ密接し、全構
成索線21〜24で囲まれるスチールコード内の空隙2
7が、素線22と索線23との間の間隙28及び索線2
4と素線21との間の間隙29によってそれぞれ開放さ
れている。
8mmの4本のスチール素線2L〜24を撚合せたもの
であって、素線21〜24を撚合せた後、これにローラ
ーをかけることによって得られ、切断時の伸びが4%以
上である。同図の断面位置では、隣接する素線21と素
線22及び素線23と素線24がそれぞれ密接し、全構
成索線21〜24で囲まれるスチールコード内の空隙2
7が、素線22と索線23との間の間隙28及び索線2
4と素線21との間の間隙29によってそれぞれ開放さ
れている。
素線21と素線22とは、同図の断面位置から撚ピツチ
の4分の1の長さだけ長手方向に隔たった位置では離隔
する。以下同様に長手方向において密接及び離隔のパタ
ーンが繰返される。他の隣接素線の関係も同様であって
、隣接する構成素線のいずれの組合せについても長手方
向において密接と離隔とが一定の規則で繰返され、空隙
27が長手方向のいたるところで開放している。
の4分の1の長さだけ長手方向に隔たった位置では離隔
する。以下同様に長手方向において密接及び離隔のパタ
ーンが繰返される。他の隣接素線の関係も同様であって
、隣接する構成素線のいずれの組合せについても長手方
向において密接と離隔とが一定の規則で繰返され、空隙
27が長手方向のいたるところで開放している。
第3図は、本発明の更に他の実施例に係る空気タイヤの
補強に使用されるスチールコードの断面図である。
補強に使用されるスチールコードの断面図である。
同図に示すスチールコード30はrlX6Xo。
38」の構成の単撚構造である。すなわち、直径0.3
8關の6本のスチール素線31〜36を撚合せたもので
あって、素線31〜3Gを撚合せた後、これにローラー
をかけることによって得られ、切断時の伸びが4%以上
である。同図の断面位置では、隣接する素線31と素線
32、素線33と素線34、素線34と素線35及び素
線3Bと素線31がそれぞれ密接し、全構成素線3■〜
36で囲まれるスチールコード内の空隙37が、素線3
2と素線33との間の間隙38及び索線35と素線3B
との間の間隙39によってそれぞれ開放されている。
8關の6本のスチール素線31〜36を撚合せたもので
あって、素線31〜3Gを撚合せた後、これにローラー
をかけることによって得られ、切断時の伸びが4%以上
である。同図の断面位置では、隣接する素線31と素線
32、素線33と素線34、素線34と素線35及び素
線3Bと素線31がそれぞれ密接し、全構成素線3■〜
36で囲まれるスチールコード内の空隙37が、素線3
2と素線33との間の間隙38及び索線35と素線3B
との間の間隙39によってそれぞれ開放されている。
索線31と索線32とは、同図の断面位置から撚ピツチ
の6分の1の長さだけ長手方向に隔たった位置では離隔
し、更に撚ピツチの6分の1の長さだけ長手方向に隔た
った位置では密接する。
の6分の1の長さだけ長手方向に隔たった位置では離隔
し、更に撚ピツチの6分の1の長さだけ長手方向に隔た
った位置では密接する。
以下同様に長手方向において密接、離隔及び密接のパタ
ーンが繰返される。他の隣接素線の関係も同様であって
、隣接する構成素線のいずれの組合せについても長手方
向において密接と離隔とが一定の規則で繰返され、空隙
37が長手方向のいたるところで開放している。
ーンが繰返される。他の隣接素線の関係も同様であって
、隣接する構成素線のいずれの組合せについても長手方
向において密接と離隔とが一定の規則で繰返され、空隙
37が長手方向のいたるところで開放している。
以上に説明したいずれの実施例の場合も、スチールコー
ド10.20.30は、切断時4%以上の大きい伸びを
有し、空気タイヤの高耐カツト性能が実現される。また
、単撚構造であるから、素線強力利用率が高く、コード
の剛性も高い。コードの外接曲線が真円に近いものに比
べ、扁平な方向に柔軟性を有するから、衝撃吸収性も高
い。しかも、スチールコード10,20.30内の空隙
17.27.37が長手方向のいたるところで開放して
いるから、ゴムの加硫工程において素線間の間隙を通し
て空隙17,27.37内にゴムが均一に侵入し、この
空隙内にゴムが完全に充填される。したがって、スチー
ルコード10,20.30のいずれかがブレーカ又はベ
ルトに埋設された本発明の実施例に係る空気タイヤでは
、セパレーションの発生及び進行が抑制される。なお、
スチールコードの構成素線数は4〜6に限定されない。
ド10.20.30は、切断時4%以上の大きい伸びを
有し、空気タイヤの高耐カツト性能が実現される。また
、単撚構造であるから、素線強力利用率が高く、コード
の剛性も高い。コードの外接曲線が真円に近いものに比
べ、扁平な方向に柔軟性を有するから、衝撃吸収性も高
い。しかも、スチールコード10,20.30内の空隙
17.27.37が長手方向のいたるところで開放して
いるから、ゴムの加硫工程において素線間の間隙を通し
て空隙17,27.37内にゴムが均一に侵入し、この
空隙内にゴムが完全に充填される。したがって、スチー
ルコード10,20.30のいずれかがブレーカ又はベ
ルトに埋設された本発明の実施例に係る空気タイヤでは
、セパレーションの発生及び進行が抑制される。なお、
スチールコードの構成素線数は4〜6に限定されない。
さて、先に第1図を用いて説明した「1×5xO,38
Jの構成の単撚構造を有するスチールコード10の特性
と、これを用いて作製した空気タイヤのテスト結果とを
「実施例」として第1表に示す。第1表には3つの比較
例に関する特性をあわせて示す。なお、表中のいずれの
場合も、スチールコードの構成素線にはCu64Zn3
6のしんちゅうメツキを施し、ラジアルタイヤの4枚の
ベルトのうち最外層に同一の打込本数でそれぞれ特有の
スチールコードを埋設した。悪路走行テストの結果は、
各ラジアルタイヤを装着した大形ダンプカーで砕石場内
を3万km走行した後にタイヤを分解して得たものであ
る。
Jの構成の単撚構造を有するスチールコード10の特性
と、これを用いて作製した空気タイヤのテスト結果とを
「実施例」として第1表に示す。第1表には3つの比較
例に関する特性をあわせて示す。なお、表中のいずれの
場合も、スチールコードの構成素線にはCu64Zn3
6のしんちゅうメツキを施し、ラジアルタイヤの4枚の
ベルトのうち最外層に同一の打込本数でそれぞれ特有の
スチールコードを埋設した。悪路走行テストの結果は、
各ラジアルタイヤを装着した大形ダンプカーで砕石場内
を3万km走行した後にタイヤを分解して得たものであ
る。
(以 下 余 白)
比較例1の場合のスチールコードは、実施例と同じく撚
ピツチを6.5m+sとしたrlX5XO,38Jの構
成の単撚構造であって、切断時の伸びか大きく6.6%
である。ただし、実施例とは違ってローラーをかけて扁
平にする加工を行っていない。比較例1のスチールコー
ド40は、ある断面位置では第4図に示すように例えば
1本の素線44が外方に突出して、全索線41〜45で
囲まれる空隙47が隣接素線間の間隙48.49の位置
で開放される。ところが、他の断面位置では空隙47が
閉じている。つまり、スチールコード40の長平方向に
おける空隙47の開放が不均一である。
ピツチを6.5m+sとしたrlX5XO,38Jの構
成の単撚構造であって、切断時の伸びか大きく6.6%
である。ただし、実施例とは違ってローラーをかけて扁
平にする加工を行っていない。比較例1のスチールコー
ド40は、ある断面位置では第4図に示すように例えば
1本の素線44が外方に突出して、全索線41〜45で
囲まれる空隙47が隣接素線間の間隙48.49の位置
で開放される。ところが、他の断面位置では空隙47が
閉じている。つまり、スチールコード40の長平方向に
おける空隙47の開放が不均一である。
比較例2の場合のスチールコードは、撚ピツチを18.
0++++eと大きくしたrlX5Xo、38」の構成
の単撚構造であって、切断時の伸びが小さく2,596
である。しかも、ローラーをかけて扁平にする加工は行
っていない。したがって、スチールコード50の全長に
わたって、第5図に示すように全素線51〜55で囲ま
れる空隙57が閉じている。
0++++eと大きくしたrlX5Xo、38」の構成
の単撚構造であって、切断時の伸びが小さく2,596
である。しかも、ローラーをかけて扁平にする加工は行
っていない。したがって、スチールコード50の全長に
わたって、第5図に示すように全素線51〜55で囲ま
れる空隙57が閉じている。
比較例3の場合は、第6図に断面を示した従来の複撚構
造スチールコード60を補強に使用している。
造スチールコード60を補強に使用している。
シャルピー試験によって求めたスチールコードの衝撃吸
収性は、比較例1の場合が複撚構造の比較例3の場合と
ほぼ同程度の大きさであるのに対して、本実施例ではこ
れら両スチールコードより高い衝撃吸収性が得られてい
る。
収性は、比較例1の場合が複撚構造の比較例3の場合と
ほぼ同程度の大きさであるのに対して、本実施例ではこ
れら両スチールコードより高い衝撃吸収性が得られてい
る。
空気タイヤの耐カツト性能のnj定は、次のようにして
行った。すなわち、トレッドを貫通してベルト最外層に
至るカットが生じても、ここに埋設されたスチールコー
ドの切断が生じる場合と生じない場合とがある。第1表
に示すコード切れ率とは、全カット数に対するコード切
れ数の比率である。本実施例の場合のコード切れ率は比
較例3の場合より低く、本実施例によれば、従来の複撚
構造のスチールコードを使用した場合と同等以上の高い
耐カツト性能が得られる。
行った。すなわち、トレッドを貫通してベルト最外層に
至るカットが生じても、ここに埋設されたスチールコー
ドの切断が生じる場合と生じない場合とがある。第1表
に示すコード切れ率とは、全カット数に対するコード切
れ数の比率である。本実施例の場合のコード切れ率は比
較例3の場合より低く、本実施例によれば、従来の複撚
構造のスチールコードを使用した場合と同等以上の高い
耐カツト性能が得られる。
次に、単撚構造のスチールコードを採用した本実施例並
びに比較例1及び2の場合の素線強力利用率は、比較例
3に示す従来の複撚構造の場合より向上している。した
がって、単撚構造の採用によってスチールコードの所望
の強力を得るためのコードの総重量を従来より減少させ
、タイヤff1f mを減少させることができる。また
、スチールコードの曲げ硬さすなわち剛性が比較例3の
場合より向上し、空気タイヤの転勤抵抗が小さくなる。
びに比較例1及び2の場合の素線強力利用率は、比較例
3に示す従来の複撚構造の場合より向上している。した
がって、単撚構造の採用によってスチールコードの所望
の強力を得るためのコードの総重量を従来より減少させ
、タイヤff1f mを減少させることができる。また
、スチールコードの曲げ硬さすなわち剛性が比較例3の
場合より向上し、空気タイヤの転勤抵抗が小さくなる。
比較例2及び3の場合は、スチールコードの構成素線に
よって囲まれる空隙が閉じているのでゴム浸入性が非常
に悪く、空気タイヤにおいて素線に錆が生じ、セパレー
ションが多発する。
よって囲まれる空隙が閉じているのでゴム浸入性が非常
に悪く、空気タイヤにおいて素線に錆が生じ、セパレー
ションが多発する。
比較例1の場合は、スチールコード40の長平方向にお
ける空隙47の開放が不均一であるので、ベルト内にゴ
ム未充填の空隙が残存し、この空隙内に水が滞留してコ
ードに錆が発生する。したがって、比較例1の場合は、
セパレーションの発生及び進行を確実には抑制できない
。これに対して本実施例では100%のゴム侵入性が得
られ、セパレーション故障の発生は皆無であった。
ける空隙47の開放が不均一であるので、ベルト内にゴ
ム未充填の空隙が残存し、この空隙内に水が滞留してコ
ードに錆が発生する。したがって、比較例1の場合は、
セパレーションの発生及び進行を確実には抑制できない
。これに対して本実施例では100%のゴム侵入性が得
られ、セパレーション故障の発生は皆無であった。
[発明の効果]
以上に説明したように、本発明に係る空気タイヤは、切
断時4%以上の伸びの単撚構造を存するスチールコード
で補強されているから、素線強力の利用率向上と剛性向
上とをはかることができ、従来の複撚構造のスチールコ
ードを使用した場合と同等以上の高い耐カツト性能を実
現することができる。また、素線強力の利用率向上によ
り、スチールコード総重量を低減してもコードの所望の
強力を得ることができ、軽い空気タイヤの実現が可能で
ある。更に、スチールコードの剛性向上により、トレッ
ドの変形が小さくなって転勤抵抗が減少し、燃費が向上
する。
断時4%以上の伸びの単撚構造を存するスチールコード
で補強されているから、素線強力の利用率向上と剛性向
上とをはかることができ、従来の複撚構造のスチールコ
ードを使用した場合と同等以上の高い耐カツト性能を実
現することができる。また、素線強力の利用率向上によ
り、スチールコード総重量を低減してもコードの所望の
強力を得ることができ、軽い空気タイヤの実現が可能で
ある。更に、スチールコードの剛性向上により、トレッ
ドの変形が小さくなって転勤抵抗が減少し、燃費が向上
する。
以上の点に加えて、本発明に係る空気タイヤの補強に使
用されるスチールコードは、隣接スる構成素線のいずれ
の組合せについても長手方向において密接と離隔とが一
定の規則で繰返され、全構成素線によって囲まれるスチ
ールコード内の空隙が長平方向のいたるところで開放し
ているから、加硫の際にこの間隙を通してスチールコー
ド内部の空隙にゴムが良く侵入する。
用されるスチールコードは、隣接スる構成素線のいずれ
の組合せについても長手方向において密接と離隔とが一
定の規則で繰返され、全構成素線によって囲まれるスチ
ールコード内の空隙が長平方向のいたるところで開放し
ているから、加硫の際にこの間隙を通してスチールコー
ド内部の空隙にゴムが良く侵入する。
したがって、空気タイヤにゴム未充填の空隙が残存せず
、セパレーションの発生及び進行が確実に抑制される。
、セパレーションの発生及び進行が確実に抑制される。
第1図は、本発明の実施例に係る空気タイヤの補強に使
用されるスチールコードの断面図、第2図は、本発明の
他の実施例に係る空気タイヤの補強に使用されるスチー
ルコードの断面図、 第3図は、本発明の更に池の実施例に係る空気タイヤの
補強に使用されるスチールコードの断面図、 第4図は、単撚構造スチールコードの比較例を示す断面
図、 第5図は、単撚構造スチールコードの他の比較例を示す
断面図、 第6図は、従来の空気タイヤの補強に使用されていた複
撚構造スチールコードの断面図である。 符号の説明 10.20,30.40,50.80・・・・・・・・
・・・・スチールコード、11〜15.21〜24.3
1〜36゜41〜45.51〜55.84・・・・・・
・・・・・・素線、17.27,37.47,57.8
7・・・・・・・・・・・・空隙。
用されるスチールコードの断面図、第2図は、本発明の
他の実施例に係る空気タイヤの補強に使用されるスチー
ルコードの断面図、 第3図は、本発明の更に池の実施例に係る空気タイヤの
補強に使用されるスチールコードの断面図、 第4図は、単撚構造スチールコードの比較例を示す断面
図、 第5図は、単撚構造スチールコードの他の比較例を示す
断面図、 第6図は、従来の空気タイヤの補強に使用されていた複
撚構造スチールコードの断面図である。 符号の説明 10.20,30.40,50.80・・・・・・・・
・・・・スチールコード、11〜15.21〜24.3
1〜36゜41〜45.51〜55.84・・・・・・
・・・・・・素線、17.27,37.47,57.8
7・・・・・・・・・・・・空隙。
Claims (1)
- 1、カーカスとトレッドとの間のゴム層が切断時4%以
上の伸びを有する単撚構造のスチールコードで補強され
た空気タイヤであって、スチールコードの隣接する構成
素線のいずれの組合せについても長手方向において密接
と離隔とが一定の規則で繰返され、全構成素線によって
囲まれるスチールコード内の空隙が長手方向のいたると
ころで開放していることを特徴とする空気タイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63187673A JPH0241484A (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | 空気タイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63187673A JPH0241484A (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | 空気タイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0241484A true JPH0241484A (ja) | 1990-02-09 |
Family
ID=16210148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63187673A Pending JPH0241484A (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | 空気タイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0241484A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6296104A (ja) * | 1985-10-23 | 1987-05-02 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 空気タイヤ |
| JPS62125084A (ja) * | 1986-10-31 | 1987-06-06 | 株式会社ブリヂストン | 金属コ−ド |
-
1988
- 1988-07-27 JP JP63187673A patent/JPH0241484A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6296104A (ja) * | 1985-10-23 | 1987-05-02 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 空気タイヤ |
| JPS62125084A (ja) * | 1986-10-31 | 1987-06-06 | 株式会社ブリヂストン | 金属コ−ド |
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