JPH0241989Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0241989Y2 JPH0241989Y2 JP1984073529U JP7352984U JPH0241989Y2 JP H0241989 Y2 JPH0241989 Y2 JP H0241989Y2 JP 1984073529 U JP1984073529 U JP 1984073529U JP 7352984 U JP7352984 U JP 7352984U JP H0241989 Y2 JPH0241989 Y2 JP H0241989Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- foamed resin
- skin material
- resin substrate
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈技術分野〉
本考案は、スピーカ用振動板、詳しくは、発泡
樹脂製基板の前面に補強用スキン材を貼り合わせ
て成るスピーカ用振動板の改良に関する。
樹脂製基板の前面に補強用スキン材を貼り合わせ
て成るスピーカ用振動板の改良に関する。
〈従来技術〉
従来のスピーカ用振動板は、第4図に示すよう
に、単純平板状の発泡樹脂製基板aの前面に、金
属箔等の補強用スキン材bを貼り合わせて構成さ
れていた。なお、図中cはスキン材bの周囲に連
設された取付け用エツジ部材である。
に、単純平板状の発泡樹脂製基板aの前面に、金
属箔等の補強用スキン材bを貼り合わせて構成さ
れていた。なお、図中cはスキン材bの周囲に連
設された取付け用エツジ部材である。
このように、基板aとして発泡樹脂製の材料を
用いると、振動板全体を軽量かつ安全に製造でき
るという利点がある反面、次のような欠点があ
る。
用いると、振動板全体を軽量かつ安全に製造でき
るという利点がある反面、次のような欠点があ
る。
即ち、発泡樹脂材料というものは、その成型時
点において、そのビーズ内に1.5%程度のガスが
残留しており、この状態で周囲が60〜70℃の高温
環境になると、前記残留ガスがビーズ外に出てき
てしまう。従つて、前述したような従来構成のス
ピーカ用振動板では、周囲電気回路等の放出熱に
よる高温環境において、発泡樹脂製基板aから残
留ガスが流出し、その流出ガスが基板aとスキン
材bとの間に溜まり、悪くするとスキン材が浮き
上がつて、びびり等の雑音や音の歪ならびに外観
の不良等の不都合な事態を惹起する。そこで、こ
のような欠点ができるだけ生じ難いようにするた
めに、従来は、発泡樹脂製基板aをその成型後約
30日程放置して残留ガスを0.9%程度以下まで低
下させてからスキン材bを貼り付けると、という
手段を採らざるを得ず、その製造にも多大な手数
と時間を要していた。
点において、そのビーズ内に1.5%程度のガスが
残留しており、この状態で周囲が60〜70℃の高温
環境になると、前記残留ガスがビーズ外に出てき
てしまう。従つて、前述したような従来構成のス
ピーカ用振動板では、周囲電気回路等の放出熱に
よる高温環境において、発泡樹脂製基板aから残
留ガスが流出し、その流出ガスが基板aとスキン
材bとの間に溜まり、悪くするとスキン材が浮き
上がつて、びびり等の雑音や音の歪ならびに外観
の不良等の不都合な事態を惹起する。そこで、こ
のような欠点ができるだけ生じ難いようにするた
めに、従来は、発泡樹脂製基板aをその成型後約
30日程放置して残留ガスを0.9%程度以下まで低
下させてからスキン材bを貼り付けると、という
手段を採らざるを得ず、その製造にも多大な手数
と時間を要していた。
〈目的〉
本考案は、上記従来実情に鑑みてなされたもの
であつて、その目的は、発泡樹脂製基板として、
成型直後のもののよいに残留ガスを多く含むもの
を用いてスピーカ用振動板を製造しても、発泡樹
脂製基板とスキン材との間にガスが溜まることが
無いようにすることにより、製造が容易で、か
つ、高温環境下で使用しても長期間に亘つて優れ
た性能を保持し得るスピーカ用振動板を提供せん
とすることにある。
であつて、その目的は、発泡樹脂製基板として、
成型直後のもののよいに残留ガスを多く含むもの
を用いてスピーカ用振動板を製造しても、発泡樹
脂製基板とスキン材との間にガスが溜まることが
無いようにすることにより、製造が容易で、か
つ、高温環境下で使用しても長期間に亘つて優れ
た性能を保持し得るスピーカ用振動板を提供せん
とすることにある。
〈実施例〉
以下、先ず本考案によるスピーカ用振動板の具
体的実施例を図面に基づいて説明する。
体的実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図に示すように、全体として
円板状を為す発泡樹脂製材料から成る基板1の前
面(この図では上面)に、金属箔から成る補強用
スキン材2を貼り合わせると共に、そのスキン材
2の外周部に取り付け用エツジ部材3を連設し、
かつ、前記発泡樹脂製基板1の前面部分には、高
温環境下において該樹脂内から発生するガスを該
基板1の外側方にスムーズに流出させるために、
周端において該基板1の側方に開放する複数のガ
ス抜き用凹入溝4…を、成型または切削等の手段
を用いて碁盤目状に形成してある。
円板状を為す発泡樹脂製材料から成る基板1の前
面(この図では上面)に、金属箔から成る補強用
スキン材2を貼り合わせると共に、そのスキン材
2の外周部に取り付け用エツジ部材3を連設し、
かつ、前記発泡樹脂製基板1の前面部分には、高
温環境下において該樹脂内から発生するガスを該
基板1の外側方にスムーズに流出させるために、
周端において該基板1の側方に開放する複数のガ
ス抜き用凹入溝4…を、成型または切削等の手段
を用いて碁盤目状に形成してある。
上記のように構成されたスピーカ用振動板にお
いては、高温環境下で使用されて発泡樹脂製基板
1からその内部に残留しているガスが流出して
も、その流出ガスは、基板1とスキン材2との間
の接着面に侵入すること無く、前記凹入溝4…内
をスムーズに移動して基板1の外側方に流出する
ので、スキン材2が基板1から浮き上がつてしま
うというような従来欠点は生じない。
いては、高温環境下で使用されて発泡樹脂製基板
1からその内部に残留しているガスが流出して
も、その流出ガスは、基板1とスキン材2との間
の接着面に侵入すること無く、前記凹入溝4…内
をスムーズに移動して基板1の外側方に流出する
ので、スキン材2が基板1から浮き上がつてしま
うというような従来欠点は生じない。
なお、上記実施例においては、前記ガス抜き用
凹入溝4…を碁盤目状に形成したものを示した
が、その形状は任意であつて、放射状にするとか
連続六角形状にするとか、種々の変形が可能であ
る。
凹入溝4…を碁盤目状に形成したものを示した
が、その形状は任意であつて、放射状にするとか
連続六角形状にするとか、種々の変形が可能であ
る。
また、上記実施例においては、前記ガス抜き用
凹入溝4…を基板1の側方に開放させたものを示
したが、第3図に示すように、該溝4…の数箇所
から基板1の後方(この図では下方)に至る放出
孔5…を連設することにより、ガスを基板1の後
方に流出させるようにしてもよい。
凹入溝4…を基板1の側方に開放させたものを示
したが、第3図に示すように、該溝4…の数箇所
から基板1の後方(この図では下方)に至る放出
孔5…を連設することにより、ガスを基板1の後
方に流出させるようにしてもよい。
〈効果〉
以上要するに、本考案によるスピーカ用振動板
は、発泡樹脂製基板の前面に補強用スキン材を貼
り合わせて成るものにおいて、前記補強用スキン
材を金属箔とし、かつ、前記発泡樹脂製基板の前
面部分に、該基板の側方に開放された碁盤目状ま
たは放射状のガス抜き用凹入溝4を形成してあ
る、という特徴を備えている。
は、発泡樹脂製基板の前面に補強用スキン材を貼
り合わせて成るものにおいて、前記補強用スキン
材を金属箔とし、かつ、前記発泡樹脂製基板の前
面部分に、該基板の側方に開放された碁盤目状ま
たは放射状のガス抜き用凹入溝4を形成してあ
る、という特徴を備えている。
上記特徴構成により発揮される作用効果は次の
通りである。
通りである。
即ち、先の実施例の説明中でも詳述したよう
に、周囲が高温雰囲気となつて発泡樹脂製基板内
部から残留ガスが流出しても、その流出ガスは、
基板とスキン材との間の接着面に侵入すること無
く、基板の前面部分に形成されたガス抜き用凹入
溝を通つて基板の側方外部へスムーズに流出する
こととなるので、従来生じていたようなガス溜り
に起因するスキン材の浮き上りといつた不都合な
事態が生じることは無く、従つて、長期間に亘つ
てその耐久性を維持できると共に、雑音や音の歪
の無い優れた性能を保持させることができるよう
になつた。
に、周囲が高温雰囲気となつて発泡樹脂製基板内
部から残留ガスが流出しても、その流出ガスは、
基板とスキン材との間の接着面に侵入すること無
く、基板の前面部分に形成されたガス抜き用凹入
溝を通つて基板の側方外部へスムーズに流出する
こととなるので、従来生じていたようなガス溜り
に起因するスキン材の浮き上りといつた不都合な
事態が生じることは無く、従つて、長期間に亘つ
てその耐久性を維持できると共に、雑音や音の歪
の無い優れた性能を保持させることができるよう
になつた。
更に、上記のように発泡樹脂製基板内から流出
する残留ガスを効果的に基板外へ流出させられる
ようになつたため、その発泡樹脂製基板として、
成型直後の残留ガスを多量に含むものを用いても
差支え無く、従つて、スピーカ用振動板の製造を
容易かつ短時間で行なえるようになつた。
する残留ガスを効果的に基板外へ流出させられる
ようになつたため、その発泡樹脂製基板として、
成型直後の残留ガスを多量に含むものを用いても
差支え無く、従つて、スピーカ用振動板の製造を
容易かつ短時間で行なえるようになつた。
また、従来のこの種のスピーカ用振動板では、
補強用スキン材をプラスチツクシートで構成し、
このプラスチツクシートにガス抜き用孔を設けた
もの(例えば特公昭48−15869号公報)があるが、
このように補強用スキン材にガス抜き用孔を形成
すると、そのスキン材がガス抜き用孔の箇所から
裂けやすくなり強度が低下する。その点、本考案
では、裂けやすい補強用スキン材にはガス抜き用
孔を設けず、破断しにくい発泡樹脂製基板の方に
ガス抜き部を形成して両者を貼り合わせているか
ら、全体として強度の低下が生じない。
補強用スキン材をプラスチツクシートで構成し、
このプラスチツクシートにガス抜き用孔を設けた
もの(例えば特公昭48−15869号公報)があるが、
このように補強用スキン材にガス抜き用孔を形成
すると、そのスキン材がガス抜き用孔の箇所から
裂けやすくなり強度が低下する。その点、本考案
では、裂けやすい補強用スキン材にはガス抜き用
孔を設けず、破断しにくい発泡樹脂製基板の方に
ガス抜き部を形成して両者を貼り合わせているか
ら、全体として強度の低下が生じない。
また、ガス抜き用孔のない補強用スキン材に比
較的厚い発泡樹脂製基板を全面的に貼り付ける
と、湾曲しにくくなつて振動に対する抵抗が増大
することに伴い音響特性が悪くなるが、本考案で
は補強用スキン材と発泡樹脂製基板との接合面に
沿つて凹入溝があり、接合部が多数の小部分に分
割されているから、全体が湾曲しやすくなつて振
動に対する抵抗が小さくなることに伴い優れた音
響特性が得られるようになる。
較的厚い発泡樹脂製基板を全面的に貼り付ける
と、湾曲しにくくなつて振動に対する抵抗が増大
することに伴い音響特性が悪くなるが、本考案で
は補強用スキン材と発泡樹脂製基板との接合面に
沿つて凹入溝があり、接合部が多数の小部分に分
割されているから、全体が湾曲しやすくなつて振
動に対する抵抗が小さくなることに伴い優れた音
響特性が得られるようになる。
さらに、補強用スキン材を金属箔としている
と、それと発泡樹脂製基板との熱膨張率の違いに
基づき、平坦なものどうしの接着としている従来
構造だと温度上昇に伴つて剥離するおそれがある
が、本考案のように発泡樹脂製基板の前面つまり
補強用スキン材との接着面に凹入溝を設けてあれ
ば、凹入溝内の空間が両者の熱歪を吸収すること
になり、前述の剥離を抑止できるようになるとい
つた効果も得られる。
と、それと発泡樹脂製基板との熱膨張率の違いに
基づき、平坦なものどうしの接着としている従来
構造だと温度上昇に伴つて剥離するおそれがある
が、本考案のように発泡樹脂製基板の前面つまり
補強用スキン材との接着面に凹入溝を設けてあれ
ば、凹入溝内の空間が両者の熱歪を吸収すること
になり、前述の剥離を抑止できるようになるとい
つた効果も得られる。
第1図ないし第3図は、本考案に係るスピーカ
用振動板の実施例を示し、第1図は側断面図、第
2図は一部破断平面図、そして、第3図は別実施
例の側断面図、第4図は従来例の側断面図であ
る。 1……発泡樹脂製基板、2……補強用スキン
材、4……ガス抜き用凹入溝。
用振動板の実施例を示し、第1図は側断面図、第
2図は一部破断平面図、そして、第3図は別実施
例の側断面図、第4図は従来例の側断面図であ
る。 1……発泡樹脂製基板、2……補強用スキン
材、4……ガス抜き用凹入溝。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 発泡樹脂製基板1の前面に補強用スキン材2を
貼り合わせて成るスピーカ用振動板において、 前記補強用スキン材2を金属箔とし、かつ、前
記発泡樹脂製基板1の前面部分に、該基板1の側
方に開放された碁盤目状または放射状のガス抜き
用凹入溝4…を形成してあることを特徴とするス
ピーカ用振動板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7352984U JPS615094U (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | スピ−カ用振動板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7352984U JPS615094U (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | スピ−カ用振動板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS615094U JPS615094U (ja) | 1986-01-13 |
| JPH0241989Y2 true JPH0241989Y2 (ja) | 1990-11-08 |
Family
ID=30612982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7352984U Granted JPS615094U (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | スピ−カ用振動板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS615094U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0374259U (ja) * | 1989-11-17 | 1991-07-25 | ||
| KR101948826B1 (ko) * | 2018-04-26 | 2019-05-02 | 박래범 | 진동판 |
-
1984
- 1984-05-18 JP JP7352984U patent/JPS615094U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS615094U (ja) | 1986-01-13 |
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