JPH0242149Y2 - - Google Patents

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JPH0242149Y2
JPH0242149Y2 JP1982056316U JP5631682U JPH0242149Y2 JP H0242149 Y2 JPH0242149 Y2 JP H0242149Y2 JP 1982056316 U JP1982056316 U JP 1982056316U JP 5631682 U JP5631682 U JP 5631682U JP H0242149 Y2 JPH0242149 Y2 JP H0242149Y2
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ethylene
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permanganate
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Description

【考案の詳細な説明】
本考案は、過マンガン酸アルカリを用いて、青
果物の鮮度を保持するための鮮度保持剤に関す
る。 青果物の鮮度を保持する方法の1つとして、青
果物の成熟ホルモンとして知られるエチレンを除
去する方法がある。従来、上記エチレンを除去す
るための薬剤として過マンガン酸カリウムを使用
する試みがある。上記過マンガン酸カリウムを用
いた鮮度保持剤における最大の問題は青果物の表
面に付着した水分或いは周囲の湿気の凝縮により
過マンガン酸カリウムが溶解してしみ出し、青果
物に付着することにある。即ち、周知のように過
マンガン酸カリウムは強い酸化性を有しているた
め、青果物に付着することにより青果物を変質
し、その商品価値を著しく低下させる。 本考案は、上記問題に鑑み成されたもので、過
マンガン酸カリウムを特定の構造を有する密閉容
器に内蔵するものである。ここで密閉とは容器内
容物の固体又は液体が外部に漏洩しないよう閉じ
込められた状態を言うものである。このため本考
案にあつては前記過マンガン酸アルカリのしみ出
しを効果的に防止し、しかもその性能を有効に発
揮させることを可能にした鮮度保持剤を提供す
る。 即ち、本考案は、少なくとも一部が、通気性且
つ非透水性の部材、特に孔径50μ以下の多数の孔
を有する熱可塑性樹脂シートで構成された密閉容
器に、過マンガン酸アルカリを有効成分とするエ
チレン吸収剤を内蔵してなる鮮度保持剤である。 本考案によれば、通気性部分が、通気性且つ非
透水性の部材、特に孔径50μ以下の多数の孔を有
する熱可塑性樹脂シートで構成されているため、
青果物との接触により、該青果的に付着した水分
が過マンガン酸アルカリと接触することがない。
また、通気性部分から容器内に侵入した湿気が凝
縮した場合でも、該液が外部にしみ出すこともな
い。しかも、エチレン吸収剤としての性能にも悪
影響を及ぼすことがない。 以下、本考案を添付図面に従つて詳細に説明す
るが、本考案はこれらの添付図面に限定されるも
のではない。第1図、第2図及び第3図は、夫々
本考案の鮮度保持剤の代表的な態様を示す断面図
及び斜視図である。 本考案において、密閉容器1は、少なくとも一
部が通気性且つ非透水性の部材2で構成されてい
ればよい。例えば、第1図は密閉容器1の全部
が、また第2図及び第3図は密閉容器1の一部が
通気性且つ非透水性の部材2で、他の部分が、非
透水性の部材4で構成された態様を夫々示すもの
である。上記透湿性且つ非透水性の部材2は特に
制限されないが、使用圧力下で非透水性を発揮す
る程度の微細孔を有する発水性シートが好適であ
る。該微細孔の大きさは一般に50μ以下好ましく
は10μ以下とすればよい。上記シートとしては特
に制限されないが、無機充填材35重量%以上、好
ましくは40〜85重量%を含有する熱可塑性樹脂の
延伸シートが好適に使用される。かかる延伸シー
トは、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオ
レフイン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリ
アミド等の熱可塑性樹脂に所定量の無機充填材を
含有させてシート状物を得、これを体積延伸倍率
50〜500%、好ましくは200〜400%の範囲で一伸
又は二伸延伸することによつて得られる。該無機
充填剤としては、一般に平均粒径が0.1〜100μ特
に0.5〜20μ程度を有するカルシウム、マグネシウ
ム、アルミニウム、シリカ等の酸化物、水酸化
物、塩等の無機化合物が好適に使用される。この
ようにして得られた延伸シートは微細な多孔を有
し、透湿性及び非透水性に優れたものである。
尚、本明細書において「シート」とは厚みに関し
て厳密な意味をもつものではなく、フイルムも含
む意味である。上記通気性且つ非透水性の部材の
うち、特に前記延伸シートは、エチレンガスの通
過及び過マンガン酸アルカリ水溶液のしみ出し防
止に優れた効果を有する。また、該延伸シート
は、微細孔からも光が透過しにくいため、鮮度保
持剤の使用時或いは貯蔵時に光による過マンガン
酸アルカリの分解を防止でき、本考案において好
適に使用される。 前記密閉容器1の他の部分を構成する部材4は
公知の非透水性の材質が特に制限なく使用され
る。例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポ
リスチレン等のプラスチツクが一般に使用され
る。上記部材4も、過マンガン酸アルカリの分解
を防止するため光を通しにくいものを選択するこ
とが好ましい。 本考案において、エチレン吸収剤3は、過マン
ガン酸アルカリを有効成分とするものである。過
マンガン酸アルカリとしては、過マンガン酸カリ
ウム、過マンガン酸ナトリウムが一般に使用され
る。また、該過マンガン酸アルカリは、単独で用
いてもよいが、通気性増量材と混合するか、或い
はこれに担持させて用いることが好ましい。上記
通気性増量材としては、通気性が確保できるもの
であれば特に制限されない。例えば、珪酸カルシ
ウム、炭酸カルシウム、タルク、珪藻土、軽石、
蛭石、合成無定形シリカ、パーライト、無水石
膏、ゼオライト、活性炭等の粉体;吸収性パル
プ、ガラス繊維、樹脂繊維等の繊維状物;吸収性
ポリマー、その他のポリマーの粒状物等が好適に
使用される。上記通気性増量材のうち、特に珪酸
カルシウムは過マンガン酸アルカリと併用するこ
とにより、過マンガン酸アルカリのエチレン吸収
反応において単に通気性の確保、或いはエチレン
の吸着を行なうだけでなく、触媒的に作用し、エ
チレンの除去効果を著しく向上させることができ
好ましい。上記ケイ酸カルシウムは、酸化カルシ
ウムと二酸化ケイ素とが結合した組成を有する化
合物であれば全て効果を発揮する。一般には、
CaO/(CaO+SiO2)の重量比が0.04〜0.8好ま
しくは0.1〜0.4の範囲内にあるケイ酸カルシウム
が好適である。また、B.E.T法により測定した比
表面積が数m2/g〜数100m2/gのものが好まし
い。具体的に例示すれば、メタケイ酸カルシウム
(CaO・SiO2)、2石灰ケイ酸(2CaO・SiO2)、
3石灰ケイ酸(3CaO・SiO2)、ゾノトライト
(6CaO・6SiO2・H2O)、ジヤイロライト
(2CaO・3SiO2・2H2O)、一般式2CaO・3SiO2・
nSiO2・mH2O(但し、m,nは正の数でnは0.1
〜10)で示される珪酸カルシウム等が挙げられ
る。これらのケイ酸カルシウムの中で最も効果的
であるのは、ジヤイロライト構造を持ち、一片の
長さが0.1〜10μ粒度の有曲平板状のケイ酸カルシ
ウム集合体であり比表面積が50〜150m2/gのも
のである。ケイ酸カルシウムの使用量は、最低、
触媒量以上すればよい。 前記通気性増量材の使用量は特に制限されない
が、一般に過マンガン酸アルカリ100重量部に対
して、10〜900重量部、好ましくは15〜250重量部
とすればよい。 本考案において、エチレン吸収剤3は図に示す
ように粉体状で用いてもよいし、一定の形状、例
えば粒状、タブレツト状等に成形して密閉容器1
に内蔵させてもよい。 以下、本考案を具体的に説明するため実施例を
示すが本考案はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。 尚、実施例及び比較例において、通気性増量
材、密閉容器は次のものを用いた。 (1) 通気性増量材 Γ 増量材(A) フローライト−R(商品名:徳山曹達(株)
社製) ●組成:2CaO・3SiO2・2SiO2・mH2O ●比表面積:120m2/g Γ 増量材(B) ケイ酸カルシウム(試薬) ●組成:CaO・SiO2 ●比表面積:10m2/g Γ 増量材(C) トクシールUR(商品名:徳山曹達(株)
社製) ●組成:SiO2・mH2O ●比表面積:200m2/g Γ 増量材(D) ゼオライト(試薬) ●比表面積:25m2/g (2) 密閉容器 Γ容器(A) 重炭酸カルシウム70重量部、ポリプロピレン30
重量部に安定剤、可塑剤を少量添加して作つたペ
レツトを用い、押出機を通して得たシートを、
120℃の温度下に2軸延伸して、厚さ100ミクロ
ン、最大孔径50μ以下の多数の細孔、(平均孔径
8μ)を有する通気性且つ非透水性のシートを得、
これを用いて、4cm×4cmの大きさの第1図に示
すような容器を作成した。 Γ 容器(B) 和紙を用いて、容器(A)と同様な形状となるよう
貼合せた。 実施例 通気性増量材に過マンガン酸カリウム水溶液を
含浸させた後100℃で乾燥させ、第1表に示す重
量比のエチレン吸収剤を得た。これを前記容器に
4g内蔵して鮮度保持剤を得た。得られた鮮度保
持剤を、水を含んだガーゼの上に24時間放置した
後ガーゼの着色状態を見た。結果を第1表に示
す。
【表】 また、上記No.1、No.2、No.3及びNo.4の鮮度保
持剤を夫々、時計皿に載せ、底部に水を存在させ
た10の密閉容器内に置き、100%濃度のエチレ
ンガス5mlを注入した後一定時間毎にエチレン濃
度をガスクロマトグラフイにより測定した。結果
を第2表に示す。尚、第2表のNo.は第1表に対応
する。
【表】 上記エチレン吸収効果は、本考案の密閉容器に
内蔵しない場合とほとんど変らなかつた。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図は本考案の代表的な
態様を示す断面図及び斜視図である。図におい
て、1は密閉容器、2は通気性且つ非透水性の部
材、3はエチレン吸収剤、4は他の部材を夫々示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも一部が孔径50μ以下の多数のの孔を
    有する熱可塑性樹脂シートで構成された密閉容器
    に、過マンガン酸アルカリを有効成分とするエチ
    レン吸収剤を内蔵してなる鮮度保持剤。
JP5631682U 1982-04-20 1982-04-20 鮮度保持剤 Granted JPS58158685U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5631682U JPS58158685U (ja) 1982-04-20 1982-04-20 鮮度保持剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5631682U JPS58158685U (ja) 1982-04-20 1982-04-20 鮮度保持剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58158685U JPS58158685U (ja) 1983-10-22
JPH0242149Y2 true JPH0242149Y2 (ja) 1990-11-09

Family

ID=30066847

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5631682U Granted JPS58158685U (ja) 1982-04-20 1982-04-20 鮮度保持剤

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JP (1) JPS58158685U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5636401A (en) * 1979-09-03 1981-04-09 Saburo Haga Method for retaining freshness of flowering plant, vegetable and fruit

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58158685U (ja) 1983-10-22

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