JPH024216B2 - - Google Patents
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- JPH024216B2 JPH024216B2 JP59169200A JP16920084A JPH024216B2 JP H024216 B2 JPH024216 B2 JP H024216B2 JP 59169200 A JP59169200 A JP 59169200A JP 16920084 A JP16920084 A JP 16920084A JP H024216 B2 JPH024216 B2 JP H024216B2
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- Japan
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- cyclopentenone
- chloro
- formula
- group
- carbon atoms
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
<技術分野>
本発明は5−アルキリデン−2−ハロ−4−置
換−2−シクロペンテノン類に関する。 更に詳しくは、本発明は優れた制癌作用、抗ウ
イルス作用、抗菌作用等の薬理作用を有するプロ
スタグランジンA様の構造を持つ新規な5−アル
キリデン−2−ハロ−4−置換−2−シクロペン
テノン類に関する。 <従来技術> プロスタグランジンは血小板凝集抑制作用、血
圧降下作用等の特異な生物活性を有する化合物で
あり、近年医療の領域において末梢循環器系疾患
治療薬として用いられている有用な天然物であ
る。プロスタグランジンのなかで、そのシクロペ
ンタン環に二重結合を有するものとしてプロスタ
グランジンA類が知られており、例えばプロスタ
グランジンA2は血圧降下作用を有する薬物とし
て期待されている(E.J.Coreyら、J.Amer.
Chem,95,6831(1973)参照)。 他方、プロスタグランジンA類がDNA合成を
強く抑制することからプロスタグランジンA類の
抗腫瘍剤としての可能性が報告されている。 (Biochem.Biophys.Res.Commun.87,795,
1979;W.A.Turnerら、Prostaglandins Relat.
Lipids,2,365−8(1982)参照)。 マウス白血病細胞L1210及びヒト白血病細胞に
対するPGD2の増殖抑制についても研究されてお
り、PGD2のマウス白血病細胞L1210に対する
IC50は2.4μg/mlであることが報告されている
(M.Fukshimaら、Biochem.Biophys.Res.
Commn.,105,956(1982))。 一方、U.S.P No.3755426には、10−ハロゲン
化プロスタグランジンA類が記載されているが、
その用途としては気管支拡張作用及び降圧作用が
示唆されているにすぎず、抗腫瘍剤としての可能
性については何ら記載されていない。 <発明の目的> 本発明の目的は、新規な5−アルキリデン−2
−ハロ−4−置換−2−シクロペンテノン類を提
供することにある。 本発明の他の目的は、優れた抗腫瘍活性を有す
る新規な5−アルキリデン−2−ハロ−4−置換
−2−シクロペンテノン類を提供することにあ
る。 本発明の更に他の目的は、強力な抗ウイルス活
性を有する新規な5−アルキリデン−2−ハロ−
4−置換−2−シクロペンテノン類を提供するこ
とにある。 本明の更に他の目的は、強力な抗菌活性を有す
る新規な5−アルキリデン−2−ハロ−4−置換
−2−シクロペンテノン類を提供することにあ
る。 本発明の更に他の目的は、抗血小板凝集作用、
降圧作用等の通常のプロスタグランジンが有する
作用を実質的に示さず、他方強力な抗腫瘍活性を
有する新規な5−アルキリデン−2−ハロ−4−
置換−2−シクロペンテノン類を提供することに
ある。 本発明の更に他の目的は、以下の記述から明ら
かになろう。 <発明の構成> 本発明では、下記式() [式中、Raは−COOR4(ここでR4は水素原子、
炭素数1〜10のアルキル基又は1当量のカチオン
を表わす。)で置換されていてもよい炭素数5〜
7のアルキル基又はアルケニル基を表わす。Rb
は−COOR5(ここでR5は水素原子、炭素数1〜10
のアルキル基又は1当量のカチオンを表わす。)、
水酸基及び/又は炭素数3〜8のシクロアルキル
基で置換されていてもよい炭素数1〜12のアルキ
ル基又はアルケニル基を表わす。Xはハロゲン原
子を表わす。 ただしRbが
換−2−シクロペンテノン類に関する。 更に詳しくは、本発明は優れた制癌作用、抗ウ
イルス作用、抗菌作用等の薬理作用を有するプロ
スタグランジンA様の構造を持つ新規な5−アル
キリデン−2−ハロ−4−置換−2−シクロペン
テノン類に関する。 <従来技術> プロスタグランジンは血小板凝集抑制作用、血
圧降下作用等の特異な生物活性を有する化合物で
あり、近年医療の領域において末梢循環器系疾患
治療薬として用いられている有用な天然物であ
る。プロスタグランジンのなかで、そのシクロペ
ンタン環に二重結合を有するものとしてプロスタ
グランジンA類が知られており、例えばプロスタ
グランジンA2は血圧降下作用を有する薬物とし
て期待されている(E.J.Coreyら、J.Amer.
Chem,95,6831(1973)参照)。 他方、プロスタグランジンA類がDNA合成を
強く抑制することからプロスタグランジンA類の
抗腫瘍剤としての可能性が報告されている。 (Biochem.Biophys.Res.Commun.87,795,
1979;W.A.Turnerら、Prostaglandins Relat.
Lipids,2,365−8(1982)参照)。 マウス白血病細胞L1210及びヒト白血病細胞に
対するPGD2の増殖抑制についても研究されてお
り、PGD2のマウス白血病細胞L1210に対する
IC50は2.4μg/mlであることが報告されている
(M.Fukshimaら、Biochem.Biophys.Res.
Commn.,105,956(1982))。 一方、U.S.P No.3755426には、10−ハロゲン
化プロスタグランジンA類が記載されているが、
その用途としては気管支拡張作用及び降圧作用が
示唆されているにすぎず、抗腫瘍剤としての可能
性については何ら記載されていない。 <発明の目的> 本発明の目的は、新規な5−アルキリデン−2
−ハロ−4−置換−2−シクロペンテノン類を提
供することにある。 本発明の他の目的は、優れた抗腫瘍活性を有す
る新規な5−アルキリデン−2−ハロ−4−置換
−2−シクロペンテノン類を提供することにあ
る。 本発明の更に他の目的は、強力な抗ウイルス活
性を有する新規な5−アルキリデン−2−ハロ−
4−置換−2−シクロペンテノン類を提供するこ
とにある。 本明の更に他の目的は、強力な抗菌活性を有す
る新規な5−アルキリデン−2−ハロ−4−置換
−2−シクロペンテノン類を提供することにあ
る。 本発明の更に他の目的は、抗血小板凝集作用、
降圧作用等の通常のプロスタグランジンが有する
作用を実質的に示さず、他方強力な抗腫瘍活性を
有する新規な5−アルキリデン−2−ハロ−4−
置換−2−シクロペンテノン類を提供することに
ある。 本発明の更に他の目的は、以下の記述から明ら
かになろう。 <発明の構成> 本発明では、下記式() [式中、Raは−COOR4(ここでR4は水素原子、
炭素数1〜10のアルキル基又は1当量のカチオン
を表わす。)で置換されていてもよい炭素数5〜
7のアルキル基又はアルケニル基を表わす。Rb
は−COOR5(ここでR5は水素原子、炭素数1〜10
のアルキル基又は1当量のカチオンを表わす。)、
水酸基及び/又は炭素数3〜8のシクロアルキル
基で置換されていてもよい炭素数1〜12のアルキ
ル基又はアルケニル基を表わす。Xはハロゲン原
子を表わす。 ただしRbが
【式】(ここでR2はペン
チル基、R3は水酸基又はトリ(C1〜C4)アルキ
ルシリルオキシ基を表わす。)の場合を除く。] で表わされる5−アルキリデン−2−ハロ−4−
置換−2−シクロペンテノン類が提供される。 式()のRaは−COOR4(ここでR4は水素原
子、炭素数1〜10のアルキル基または1当量のカ
チオンを表わす。)で置換されていてもよい炭素
数5〜7のアルキル基またはアルケニル基を表わ
す。 炭素数5〜7のアルキル基またはアルケニル基
は直鎖状、分岐状であつてもよく、例えばn−ペ
ンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、1−ペン
テン−1−イル、2−ペンテン−1−イル、1−
ヘキセン−1−イル、2−ヘキセン−1−イル、
1,5−ヘキサジエン−1−イル、2,5−ヘキ
サジエン−1−イル、3−ヘキセン−1−イル、
1−ヘプテン−1−イルなどが挙げられる。 Raの炭素数5〜7のアルキル基またはアルケ
ニル基は置換基を有していてもよく、置換基とし
ては−COOR4(R4は水素原子、炭素数1〜10のア
ルキル基または1当量のカチオンを表わす。)が
挙げられる。 −COOR4におけるR4の炭素数1〜10のアルキ
ル基としては直鎖状、分岐状であつてもよく、例
えばメチル、エチル、n−プロピル、iso−プロ
ピル、n−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、
n−ペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n
−オクチル、3,7−ジメチルオクチル、n−ノ
ニル、n−デシルなどが挙げられる。 −COOR4におけるR4の1当量のカチオンとし
ては、例えばNH4 +、テトラメチルアンモニウ
ム、モノメチルアンモニウム、ジメチルアンモニ
ウム、トリメチルアンモニウム、ベンジルアンモ
ニウム、フエネチルアンモニウム、モルホリニウ
ムカチオン、モノエタノールアンモニウム、ピペ
リジニウムカチオンなどのアンモニウムカチオ
ン;Na+、Li+、K+などのアルカリ金属カチオ
ン;1/2Ca2+、1/2Mg2+、1/2Zn2+、1/
3A3+などの2価もしくは3価の金属カチオンな
どが挙げられる。 Rbは−COOR5(ここでR5は水素原子、炭素数
1〜10のアルキル基または1当量のカチオンを表
わす。)、水酸基及び/又は炭素数3〜8のシクロ
アルキルで置換されていてもよい炭素数1〜12の
アルキル基又はアルケニル基を表わす。ここで炭
素数1〜12のアルケニル基は直鎖状、分岐状であ
つてよく、例えばエテニル、1−プロペン−1−
イル、2−プロペン−1−イル、1−ブテン−1
−イル、1,3−ブタジエン−1−イル、2−ブ
テン−1−イル、1−ペンテン−1−イル、2−
ペンテン−1−イル、1−ヘキセン−1−イル、
2−ヘキセン−1−イル、1,5−ヘキサジエン
−1−イル、2,5−ヘキサジエン−1−イル、
3−ヘキセン−1−イル、1−ヘプテン−1−イ
ル、1−オクテン−1−イル、1,7−オクタジ
エン−1−イル、3,7−ジメチル−6−オクテ
ン−1−イル、1−ノネン−1−イル、1−デセ
ン−1−イル、1−ウンデセン−1−イル、1−
ドデセン−1−イルなどが挙げられる。 炭素数1〜12のアルキル基は直鎖状もしくは分
岐状であつてよく、直鎖状もしくは分岐状の炭素
数1〜12のアルキル基としては、例えばメチル、
エチル、n−プロピル、iso−プロピル、n−ブ
チル、sec−ブチル、tert−ブチル、n−ペンチ
ル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチ
ル、3,7−ジメチルオクチル、n−ノニル、n
−デシル、n−ウンデシル、n−ドデシルなどが
挙げられる。 Rbの置換基としての−COOR5のR5は水素原
子、炭素数1〜10のアルキル基または1当量のカ
チオンがある。 ここで炭素数1〜10のアルキル基としては、直
鎖状もしくは分岐状のものがあり、例えばメチ
ル、エチル、n−プロピル、iso−プロピル、n
−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、n−ペ
ンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オク
チル、3,7−ジメチルオクチル、n−ノニル、
n−デシルなどが挙げられる。 1当量のカチオンとしては、例えばNH4 +、テ
トラメチルアンモニウム、モノメチルアンモニウ
ム、ジメチルアンモニウム、トリメチルアンモニ
ウム、ベンジルアンモニウム、フエネチルアンモ
ニウム、モルホリニウムカチオン、モノエタノー
ルアンモニウム、ピペリジニウムカチオンなどの
アンモニウムカチオン;Na+、Li+、K+などのア
ルカリ金属カチオン;1/2Ca2+、1/2Mg2+、
1/2Zn2+、1/3A3+などの2価もしくは3価の
金属カチオンなどが挙げられる。 Rbの置換基としては他の水酸基、炭素数3〜
8のシクロアルキル基が挙げられる。 炭素数3〜8のシクロアルキル基としては、例
えばシクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘ
キシル、シクロオクチルなどが挙げられる。 式()のXは、塩素原子、臭素原子、フツ素
原子などのハロゲン原子を表わす。 式()においてRbが
ルシリルオキシ基を表わす。)の場合を除く。] で表わされる5−アルキリデン−2−ハロ−4−
置換−2−シクロペンテノン類が提供される。 式()のRaは−COOR4(ここでR4は水素原
子、炭素数1〜10のアルキル基または1当量のカ
チオンを表わす。)で置換されていてもよい炭素
数5〜7のアルキル基またはアルケニル基を表わ
す。 炭素数5〜7のアルキル基またはアルケニル基
は直鎖状、分岐状であつてもよく、例えばn−ペ
ンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、1−ペン
テン−1−イル、2−ペンテン−1−イル、1−
ヘキセン−1−イル、2−ヘキセン−1−イル、
1,5−ヘキサジエン−1−イル、2,5−ヘキ
サジエン−1−イル、3−ヘキセン−1−イル、
1−ヘプテン−1−イルなどが挙げられる。 Raの炭素数5〜7のアルキル基またはアルケ
ニル基は置換基を有していてもよく、置換基とし
ては−COOR4(R4は水素原子、炭素数1〜10のア
ルキル基または1当量のカチオンを表わす。)が
挙げられる。 −COOR4におけるR4の炭素数1〜10のアルキ
ル基としては直鎖状、分岐状であつてもよく、例
えばメチル、エチル、n−プロピル、iso−プロ
ピル、n−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、
n−ペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n
−オクチル、3,7−ジメチルオクチル、n−ノ
ニル、n−デシルなどが挙げられる。 −COOR4におけるR4の1当量のカチオンとし
ては、例えばNH4 +、テトラメチルアンモニウ
ム、モノメチルアンモニウム、ジメチルアンモニ
ウム、トリメチルアンモニウム、ベンジルアンモ
ニウム、フエネチルアンモニウム、モルホリニウ
ムカチオン、モノエタノールアンモニウム、ピペ
リジニウムカチオンなどのアンモニウムカチオ
ン;Na+、Li+、K+などのアルカリ金属カチオ
ン;1/2Ca2+、1/2Mg2+、1/2Zn2+、1/
3A3+などの2価もしくは3価の金属カチオンな
どが挙げられる。 Rbは−COOR5(ここでR5は水素原子、炭素数
1〜10のアルキル基または1当量のカチオンを表
わす。)、水酸基及び/又は炭素数3〜8のシクロ
アルキルで置換されていてもよい炭素数1〜12の
アルキル基又はアルケニル基を表わす。ここで炭
素数1〜12のアルケニル基は直鎖状、分岐状であ
つてよく、例えばエテニル、1−プロペン−1−
イル、2−プロペン−1−イル、1−ブテン−1
−イル、1,3−ブタジエン−1−イル、2−ブ
テン−1−イル、1−ペンテン−1−イル、2−
ペンテン−1−イル、1−ヘキセン−1−イル、
2−ヘキセン−1−イル、1,5−ヘキサジエン
−1−イル、2,5−ヘキサジエン−1−イル、
3−ヘキセン−1−イル、1−ヘプテン−1−イ
ル、1−オクテン−1−イル、1,7−オクタジ
エン−1−イル、3,7−ジメチル−6−オクテ
ン−1−イル、1−ノネン−1−イル、1−デセ
ン−1−イル、1−ウンデセン−1−イル、1−
ドデセン−1−イルなどが挙げられる。 炭素数1〜12のアルキル基は直鎖状もしくは分
岐状であつてよく、直鎖状もしくは分岐状の炭素
数1〜12のアルキル基としては、例えばメチル、
エチル、n−プロピル、iso−プロピル、n−ブ
チル、sec−ブチル、tert−ブチル、n−ペンチ
ル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチ
ル、3,7−ジメチルオクチル、n−ノニル、n
−デシル、n−ウンデシル、n−ドデシルなどが
挙げられる。 Rbの置換基としての−COOR5のR5は水素原
子、炭素数1〜10のアルキル基または1当量のカ
チオンがある。 ここで炭素数1〜10のアルキル基としては、直
鎖状もしくは分岐状のものがあり、例えばメチ
ル、エチル、n−プロピル、iso−プロピル、n
−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、n−ペ
ンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オク
チル、3,7−ジメチルオクチル、n−ノニル、
n−デシルなどが挙げられる。 1当量のカチオンとしては、例えばNH4 +、テ
トラメチルアンモニウム、モノメチルアンモニウ
ム、ジメチルアンモニウム、トリメチルアンモニ
ウム、ベンジルアンモニウム、フエネチルアンモ
ニウム、モルホリニウムカチオン、モノエタノー
ルアンモニウム、ピペリジニウムカチオンなどの
アンモニウムカチオン;Na+、Li+、K+などのア
ルカリ金属カチオン;1/2Ca2+、1/2Mg2+、
1/2Zn2+、1/3A3+などの2価もしくは3価の
金属カチオンなどが挙げられる。 Rbの置換基としては他の水酸基、炭素数3〜
8のシクロアルキル基が挙げられる。 炭素数3〜8のシクロアルキル基としては、例
えばシクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘ
キシル、シクロオクチルなどが挙げられる。 式()のXは、塩素原子、臭素原子、フツ素
原子などのハロゲン原子を表わす。 式()においてRbが
【式】(ここ
でR2はペンチル基、R3は水酸基又はトリ(C1〜
C4)アルキルシリルオキシ基を表わす。)の場合
は除く。 ここでトリ(C1〜C4)アルキルシリルオキシ
基としては、例えば、トリメチルシリルオキシ
基、トリエチルシリル基、t−ブチルジメチルシ
リルオキシ基等が挙げられる。 式()の5−アルキリデン−2−ハロ−4−
置換−2−シクロペンテノン類のなかでも、下記
式()−1 [式中、R1は−COOR4(ここでR4は水素原子、
炭素数1〜10のアルキル基又は1当量のカチオン
を表わす。)で置換されていてもよい炭素数3〜
5のアルキル基又はアルケニル基を表わし、表示
〓は単結合または二重結合を表わし、X及びRb
の定義は式()に同じである。] で表わされる5−アルキリデン−2−ハロ−4−
置換−2−シクロペンテノン類が好ましい。 式()−1のR1は−COOR4(ここでR4は水素
原子、炭素数1〜10のアルキル基又は1当量のカ
チオンを表わす。)で置換されていてもよい炭素
数3〜5の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基、
またはアルケニル基が好ましい。 炭素数3〜5のアルキル基としては、例えばn
−プロピル、iso−プロピル、n−ブチル、sec−
ブチル、tert−ブチル、n−ペンチルなどが挙げ
られる。 炭素数3〜5のアルケニル基としては例えば1
−プロペン−1−イル、2−プロペン−1−イ
ル、3−ブテン−1−イル、1−ブテン−1−イ
ル、4−ペンテン−1−イル、6−ペンテン−1
−イルなどが挙げられ、なかでも1−プロペン−
1−イル、2−プロペン−1−イル、3−ブテン
−1−イル、4−ペンテン−1−イルが好まし
い。 R1が炭素数3〜5のアルキル基又はアルケニ
ル基であるときの置換基としては、前述した式
(1)のRaの置換基と同様のものが挙げられる。 式()−1の表示〓は単結合又は二重結合を
表わす。 式()−1で表わされる5−アルキリデン−
1−ハロ−4−置換−2−シクロペンテノン類の
なかでも、下記式()−2で表わされるプロス
タグランジンA型の化合物、または下記式()
−3で表わされるプロスタグランジンD型の化合
物が好ましい。 [式中、R6は水素原子、またはメチル基を表
わし、R7は無置換の炭素数5〜7のアルキル基
またはアルケニル基を表わし、R8は水素原子、
水酸基、またはトリ(C1〜C4)アルキルシリル
オキシ基を表わし、表示〓は単結合、または二重
結合を表わし、X,R4、表示〓の定義は式()
に同じである。] [式中、R7,R4,Xの定義は上記の同じであ
る。] 式()−2のR6は水素原子、またはメチル基
を表わす。式()−2はR7は無置換の炭素数5
〜7のアルキル基またはアルケニル基を表わす。
かかる炭素数5〜7のアルキル基としては、例え
ばn−ペンチル、n−ヘキシル、2−メチル−1
−ヘキシル、2−メチル−2−ヘキシル、n−ヘ
プチルなどの直鎖状もしくは分岐状のアルキル基
などが挙げられる。 式()−2のR8は水素原子、水酸基、または
保護された水酸基(水酸基の水素原子を保護基で
置換した基)を表わす。保護された水酸基の保護
基としてはトリ(C1〜4炭化水素)シリル基があ
る。トリ(C1〜4炭化水素)シリル基としては、例
えばトリメチルシリル、トリエチルシリル、t−
ブチルジメチルシリルなどのトリ(C1〜4アルキ
ル)シリル基等が挙げられる。 式()−2の表示〓は単結合または二重結合
を表わす。式()−2のXの定義は式()に
同じである。 式()−3のR7は炭素数4〜6のアルキル基
を表わし、例えば、n−ブチル、sec−ブチル、
t−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシルなどの
直鎖状もしくは分岐状のアルキル基が挙げられ
る。 R4及びXは式()中のR4と同じである。 次に本発明の5−アルキリデン−2−ハロ−4
−置換−2−シクロペンテノン類の具体例を挙げ
る。 (i) 式()−2の化合物 (104) 2−クロロ−4−(1−オクテニル)−5
−(6−カルボキシヘキシリデン)−2−シクロ
ペンテノン (106) 2−クロロ−4−(3−ヒドロキシ−1
−オクテニル)−5−(6−カルボキシヘキシリ
デン)−2−シクロペンテノン (108) 2−ブロモ−4−(3−ヒドロキシ−3
−シクロヘキシル−1−プロペニル)−5−(6
−カルボキシヘキシリデン)−2−シクロペン
テノン (110) 2−クロロ−4−(3−ヒドロキシ−3
−シクロペンチル−1−プロペニル)−5−(6
−カルボキシヘキシリデン)−2−シクロペン
テノン (112) 2−ブロモ−4−(2−プロペニル)−5
−(6−カルボキシヘキシリデン)−2−シクロ
ペンテノン (114) 2−クロロ−4−(3−ヒドロキシ−5
−メチル−1−ノネニル)−5−(6−カルボキ
シヘキシリデン)−2−シクロペンテノン (116) 2−クロロ−4−(3−ヒドロキシ−3
−フエニル−1−プロペニル)−5−(6−カル
ボキシヘキシリデン)−2−シクロペンテノン (118) 2−クロロ−4−(1−ヒドロキシ−3
−フエニル−1−プロペニル)−5−(6−カル
ボキシヘキシリデン)−2−シクロペンテノン (120) 2−ブロモ−4−(3−ヒドロキシ−3
−メチル−1−プロペニル)−5−(6−カルボ
キシヘキシリデン)−2−シクロペンテノン (122) 2−ブロモ−4−(3−ヒドロキシ−5,
5−ジメチル−1−オクテニル)5−(6−カ
ルボキシヘキシリデン)−2−シクロペンテノ
ン (124) 2−フルオロ−4−(3−ヒドロキシ−
4−フエノキシ−1−ブテニル)−5−(6−カ
ルボキシヘキシリデン)−2−シクロペンテノ
ン (132) 2−クロロ−4−オクテニル−5−(6
−カルボキシ−2−ヘキシリデン)−2−シク
ロペンテノン (134) 2−クロロ−4−オクテニル−5−(6
−カルボキシ−2−ヘキシリデン)−2−シク
ロペンテノン (138) 2−ブロモ−4−(3−ヒドロキシ−3
−シクロペンチル−1−プロペニル)−5−(6
−カルボキシ−2−ヘキセニリデン)−2−シ
クロペンテノン (146) 2−クロロ−4−(3−ヒドロキシ−1
−オクテニル)−5−ブチリデン−2−シクロ
ペンテノン (152) 2−クロロ−4−(1−オクテニル)−5
−(6−カルボキシ−2−ヘキセニリデン)−2
−シクロペンテノン (158) 2−クロロ−4−(3−ヒドロキシ−1
−オクテニル)−5−ヘプチリデン−2−シク
ロペンテノン (176) 2−クロロ−4−(3,7−ジメチル−
6−オクテン−1−イル)−5−(6−カルボキ
シヘキシリデン)−2−シクロペンテノン (ii) 式()−2,()−3以外 の式()の化合物 (300) 2−クロロ−4−(2−オクテニル)−5
−(6−カルボキシヘキシリデン)−2−シクロ
ペンテノン (302) 2−ブロモ−4−(2−オクテニル)−5
−(6−カルボキシヘキシリデン)−2−シクロ
ペンテノン (304) 2−クロロ−4−(2−オクテニル)−5
−(6−カルボキシ−2−ヘキセニリデン)−2
−シクロペンテノン (308) 2−クロロ−4−(3−オクテニル)−5
−(6−カルボキシヘキシリデン)−2−シクロ
ペンテノン (310) 2−ブロモ−4−(2,6−オクタジエ
ニル)−5−(6−カルボキシヘキシリデン)−
2−シクロペンテノン (100) 2−クロロ−4−ブチル−5−(6−カ
ルボキシヘキシリデン)−2−シクロペンテノ
ン (102) 2−クロロ−4−オクチル−5−(6−
カルボキシヘキシリデン)−2−シクロペンテ
ノン (126) 2−クロロ−4−ブチル−5−(6−カ
ルボキシ−2−ヘキシリデン)−2−シクロペ
ンテノン (128) 2−ブロモ−4−ブチル−5−(6−カ
ルボキシ−2−ヘキシリデン)−2−シクロペ
ンテノン (130) 2−クロロ−4−ブチル−5−(6−カ
ルボキシ−5−ヘキシリデン)−2−シクロペ
ンテノン (142) 2−フルオロ−4−ブチル−5−(2−
メチルプロピリデン)−2−シクロペンテノン (154) 2−フルオロ−4−ブチル−5−ヘプチ
リデン−2−シクロペンテノン (156) 2−クロロ−4−オクチル−5−ヘプチ
リデン−2−シクロペンテノン (172) 2−フルオロ−4−(1−オクチル−5
−(6−カルボキシヘキシリデン)−2−シクロ
ペンテノン (200) 2−クロロ−4−(6−カルボキシヘキ
シル)−5−[3−(3−プロピルシクロペンチ
ル)−2−プロペニリデン]−2−シクロペンテ
ノン (202) 2−クロロ−4−(6−カルボキシ−2
−ヘキセニル)−5−[3−(3−プロピルシク
ロペンチル)−2−プロピニリデン]−2−シク
ロペンテノン (204) 2−クロロ−4−(6−カルボキシ−2,
5−ヘキサジエニル)−5−[3−(3−プロピ
ルシクロペンチル)−2−プロペニリデン]−2
−シクロペンテノン (206) 2−クロロ−4−(6−カルボキシヘキ
シル)−5−(2−オクテニリデン)−2−シク
ロペンテノン (208) 2−クロロ−4−(6−カルボキシヘキ
シル)−5−(3−フエノキシ−2−プロペニリ
デン)−2−シクロペンテノン (210) 2−クロロ−4−(6−カルボキシヘキ
シル)−5−[3−(p−トリフルオロメチルフ
エノキシ)−2−プロペニリデン]−2−シクロ
ペンテノン 本発明の5−アルキリデン−2−ハロ−4−置
換−2−シクロペンテノン類は、以下の反応スキ
ームAまたはBの方法によつて製造することがで
きる。 反応スキーム 反応スキームAによれば、式())の5−ア
ルキリデン−2−ハロ−4−置換−2−シクロペ
ンテノン類は、式()の2,3−エポキシシク
ロペンテノン類をハロゲン化反応、次いで脱水反
応に付し、必要に応じて脱保護、加水分解、塩生
成反応に付すことによつて製造される。 式(),(′)のX,Ra,Rbの定義は式
()に同じである。式()の2,3−エポキ
シシクロペンテノン類は以下に示す反応式によつ
て製造することができる。 式()から式()へ変換はU.S.Patent
No.4315032、European Laid−Open Patent
Publication No.0079733に記載されている。式
()から式()への変換はEuropean Laid−
Open Patent Publication No.01406576に記載さ
れている。式()の化合物を得るには、式
()の化合物を水酸化ナトリウム等の塩基性化
合物の存在下に過酸化水素で処理すればよい
(U.S.Patent No.3755426参照)。式()の化合
物は、プロスタグランジンD型化合物 (Prostaglandins,9,109(1975);J.Org.
Chem.,38,2115(1973);J.Chem.Soc.,Chem.
Commun.,156(1979);Tetrahedron Lett.,
2235(1974))を通常の加水分解反応に付すことに
よつても製造することができる。 本発明の製造法においては、式()の2,3
−エポキシシクロペンテノン類を先ずハロゲン化
反応に付する。 ハロゲン化反応に用いる試薬としては、ヨウ化
水素、臭化水素、塩化水素等の如きハロゲン化水
素類;または四塩化チタン、四塩化スズ、三塩化
アルミニウム、三塩化鉄、塩化亜鉛、四臭化チタ
ン、三臭化アルミニウム等の如き金属ハロゲン化
物などが挙げられる。好ましくは、ヨウ化水素
酸、臭化水素酸、塩酸の如きハロゲン化水素酸
類;または四塩化チタン、四塩化スズ、三塩化ア
ルミニウム等の金属ハロゲン化物が用いられ、特
に好ましくは臭化水素酸、塩酸または四塩化チタ
ンが用いられる。 ハロゲン化反応の試薬がハロゲン化水素類であ
る場合、ハロゲン化水素類の使用量は、上記式
()で表わされる2,3−エポキシシクロペン
タノン類に対し、1〜100当量、好ましくは5〜
50当量が用いられる。反応溶媒としてはメタノー
ル、エタノール、t−ブチルアルコール等の如き
アルコール類;アセトン、メチルエチルケトン等
の如きケトン類;ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン、ジメトキシエタン等の如きエーテル類等が挙
げられる。これらの溶媒は水と混和しうる溶媒で
ある。好ましくはアセトン、メチルエチルケトン
等の如きケトン類;メタノール、エタノール、t
−ブチルアルコールの如きアルコール類が用いら
れ、特に好ましくは、アセトン、メタノールが用
いられる。 ハロゲン化反応の試薬が金属ハロゲン化物であ
る場合、金属ハロゲン化物の使用量は、金属ハロ
ゲン化物から生じるハロゲンイオンが上記式
()で表わされる2,3−エポキシシクロペン
タノン類に対し、1〜200当量、好ましくは2〜
50当量となる量が用いられる。反応溶媒として
は、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭
素、テトラクロロエタン等の如きハロゲン化炭化
水素類;ベンゼン、トルエン等の如き芳香族炭化
水素類;ヘキサン、シクロヘキサン等の如き飽和
炭化水素類、メタノール、エタノール等の如きア
ルコール類等の溶媒が挙げられ、好ましくはシク
ロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、テトラ
クロロエタン等の如きハロゲン化炭化水素類が用
いられる。 ハロゲン化反応温度は、好ましくは−40〜50
℃、特に好ましくは−5〜30℃の範囲である。 ハロゲン化反応の反応時間は使用する原料化合
物、試料、反応溶媒、反応温度によつて異なる
が、通常5分〜5時間の範囲で行なわれ、好まし
くは10分〜1時間の範囲である。 ハロゲン化反応の反応終了後、上記式(′)
で表わされる2−ハロ−3−ヒドロキシシクロペ
ンタノン類が生成するが、この化合物は通常の手
段、例えば抽出、水洗、乾燥、クロマトグラフイ
ー等で精製分取することもできる。通常は、該2
−ハロ−3−ヒドロキシシクロペンタノン類を単
離することなく反応混合物をそのまま以下の脱水
反応に供する。 上記反応で得られた中間体である式(′)の
2−ハロ−3−ヒドロキシシクロペンタノン類の
脱水反応に用いられる脱水剤としては、例えば、
塩酸、臭化水素酸、フツ化水素酸、リン酸などの
無機酸;酢酸、プロピオン酸、蓚酸、クエン酸、
マレイン酸などの有機カルボン酸;メタンスルホ
ン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、
p−トルエンスルホン酸などの有機スルホン酸等
が挙げられる。これらのうち無機酸、有機カルボ
ン酸の存在下で好ましく実施される。上記ハロゲ
ン化反応において、ヨウ化水素、塩化水素、臭化
水素などのハロゲン化水素類を用いた場合には、
ハロゲン化反応に引続いて、同一系内で脱水反応
を行なうことができる。脱水剤の使用量は、中間
体である式(′)の2−ハロ−3−ヒドロキシ
シクロペンタノン類1モルに対し、好ましくは
0.5〜100モル、特に好ましくは1〜50モルの割合
である。 脱水反応の反応溶媒としては、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン、ジメトキシエタン等の如きエ
ーテル類;メタノール、エタノール、t−ブチル
アルコール等の如きアルコール類;アセトン、メ
チルエチルケトン等の如きケトン類;ジメチルス
ルホキシド、ジメチルホルムアミド、ヘキサメチ
ルホスホリツクトリアミド、アセトニトリル、水
等を単一もしくはそれらの任意の組合せで用いる
ことができる。 脱水反応の反応温度は好ましくは0〜100℃、
特に好ましくは10〜80℃の範囲である。 脱水反応の反応時間は使用する原料化合物、脱
水剤、反応溶媒によつて異なるが通常10分〜10日
間の範囲で行なわれ、好ましくは20分〜5日間の
範囲である。 脱水反応の反応終了後、式()で表わされる
5−アルキリデン−2−ハロ−4−置換−2−シ
クロペンテノン類は通常の手段、例えば抽出、水
洗、乾燥、クロマトグラフイー等で精製分取する
ことができる。 生成物は、必要に応じて脱保護、加水分解、塩
生成反応に付すことができる。 脱保護等の反応は脱水反応が終了した反応混合
物中で実施することもでき、また上記の如くして
単離精製した目的物について実施することもでき
る。 水酸基の保護基の除去は、保護基が水酸基の酸
素原子と共にアセタール結合を形成する基の場合
には、例えば酢酸、p−トルエンスルホン酸のピ
リジニウム塩または陽イオン交換樹脂等を触媒と
し、例えば水、テトラヒドロフラン、エチルエー
テル、ジオキサン、アセトン、アセトニトリル等
を反応溶媒とすることにより好適に実施される。
反応は通常−78℃〜+30℃の温度範囲で10分〜3
日間程度行なわれる。また、保護基がトリ(C1
〜C7)炭化水素−シリル基の場合には、例えば
酢酸、テトラブチルアンモニウムフルオライド、
セシウムフルオライド等、好ましくは後2者のい
ずれか(更に好ましくは、トリエチルアミンなど
の塩基性化合物の存在下)の存在下に上記した如
き反応溶媒(好ましくは水以外の反応溶媒)中で
同様の温度で同様の時間実施される。また保護基
がアシル基の場合には、例えば苛性ソーダ、苛性
カリ、水酸化カルシウムの水溶媒もしくは水−ア
ルコール混合溶液、あるいはナトリウムメトキシ
ド、カリウムメトキシド、ナリウムエトキシドを
含むメタノール、エタノール溶液中で、加水分触
せしめることにより実施することができる。 加水分解によるエステル基の除去は、例えばリ
パーゼ等の酸素を用い、水または水を含を溶媒中
で−10〜+60℃の温度範囲で10分〜24時間程度行
なわれる。 本発明によれば、上記の如き加水分解反応によ
り生成せしめたカルボキシル基を有する化合物
は、次いで必要により、更に塩生成反応に付され
た相当するカルボン酸塩を与える。塩生成反応は
それ自体公知であり、カルボン酸とほぼ等量の水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウ
ムなどの塩基性化合物、あるいはアンモニア、ト
リメチルアミン、モノエタノールアミン、モルホ
リンとを通常の方法で中和反応せしめることによ
り行なわれる。 反応スキームB 反応スキームBでは、式()の5−アルキリ
デン−2−ハロ−4−置換−2−シクロペンテノ
ン類は、式()の2−炭化水素ゼレニウム−2
−シクロペンテノン類を式()の炭化水素ゼレ
ニルハライドと反応せしめ、必要に応じて脱保
護、加水分解、塩生成反応に付すことによつて得
られる。 式()のRa,Rbの定義は式()に同じて
ある。式()のR9は炭素数1〜4のアルキル
基、または置換もしくは非置換の芳香族炭化水素
基を表わす。炭素数1〜4のアルキル基として
は、例えばメチル、エチル、n−プロピル、iso
−プロピル、ブチルなどが挙げられる。芳香族炭
化水素基としては、例えばフエニル、1−ナフチ
ル、2−ナフチルなどが挙げられる。芳香族炭化
水素基は塩素原子、臭素原子フツ素原子などのハ
ロゲン原子;メチル、エチル、n−プロピル、n
−ブチルなどの炭素数1〜4のアルキル基;メト
キシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシなどの炭
素数1〜4のアルコキシ基;ニトロ基等で置換さ
れていてもよい。 式()のR10は炭素数1〜4のアルキル基、
または置換もしくは非置換の芳香族炭化水素基を
表わす。R10の具体例としてはR9と同様のものが
挙げられる。式()のXは塩素原子、臭素原
子、フツ素原子などのハロゲン原子を表わす。 式()の化合物は以下の反応式に示す方法に
よつて製造することができる。 式()の化合物と式(′)の炭化水素ゼレ
ニルハライドと反応せしめることによつて、式
()原料化合物を得ることができる。式()
の化合物は反応スキームAで述べた方法によつて
得られる。式(′)のX′はハロゲン原子であ
り、式(′)の炭化水素ゼレニルハライドと式
()の炭化水素ゼレニルハライドとは同様のも
のが例示される。かかる炭化水素ゼレニルハライ
ドとしては、例えばフエニルセレニルクロリド、
m−トリフルオロメチルフエニルセレニルクロリ
ド、o−ニトロフエニルセレニルクロリド、p−
クロルフエニルセレニルクロリド、o−トリフル
オロメチル−p−ニトロフエニルセレニルクロリ
ド、フエニルセレニルブロミド、p−メトキシフ
エニルセレニルブロミド、p−ニトロセレニルブ
ロミド等が挙げられ、特に、フエニルセレニルク
ロリド、フエニルセレニルブロミドが好ましい。 上記式(′)で表わされる炭化水素セレニル
ハライドは、上記式()の2−シクロペンテノ
ンに対して等モル反応を行なうが、実際に反応を
行なうに際しては好ましくは0.8〜100当量、特に
好ましくは1〜20当量を用いる。反応は、好まし
くは塩基性化合物の存在下で行なわれる。かかる
塩基性化合物としては、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム等の如き炭酸塩;炭酸水素ナトリウム、炭
酸水素カリウム等の如き重炭酸塩;メチルアミ
ン、ジメチルアミン、エチルアミン、ジエチルア
ミン、トリエチルアミン、ジブチルアミン、ジイ
ソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、エ
チルアミン、メチルヘキシルアミン、デシルアミ
ン、ドデシルアミン、シクロペンチルアミン、ジ
シクロヘキシルアミン、ベンジルアミン、ジベン
ジルアミン、α−フエネチルアミン、β−フエネ
チルアミン、エチレンジアミン、ジエチレントリ
アミン等の如き脂肪族アミン類;ピペリジン、モ
ルホリン、ピロリジン、1,4−ジアザビシクロ
[2,2,2]オクタン、ピリジン、ルチジン、
コリジン、4−N,N−ジメチルアミノピリジン
等の如萄環式アミン類等が挙げられる。好ましく
はピリジン、ルチジン、4−N,N−ジメチルア
ミノピリジン等の如き環式アミン類が用いられ
る。 塩基性化合物の使用量は、好ましくは上記式
(′)で表わされる炭化水素素セレニルハライド
に対し1〜500当量、特に好ましくは1〜50当量
が用いられる。 反応溶媒としては、上記のアミン類;ベンゼ
ン、トルエン等の如き芳香族炭化水素類;ヘキサ
ン、ペンタン、石油エーテル、シクロヘキサン等
の如き脂肪族炭化水素類;エーテル、テトラヒド
ロフラン、ジメトキシエタン等の如きエーテル
類;四塩化炭素、クロロホルム、ジクロロメタ
ン、ジクロロエタン、テトラクロロエタン等の如
きハロゲン化炭化水素類;ジメチルスルホキシ
ド、ジメチルホルムアミド、ヘキサメチルホスホ
リツクトリアミド等の如きいわゆる非プロトン性
極性溶媒が単一もしくはそれらの任意の組合せて
使用される。 反応温度は、好ましくは−20〜100℃、特に好
ましくは0〜50℃の範囲である。 反応時間は使用する原料化合物、試薬、反応溶
媒によつて異なるが通常5分〜3日の範囲で行わ
れ、好ましくは10分〜1日の範囲である。 反応終了後、反応スキームBの原料化合物であ
る上記式()で表わされる2−炭化水素セレニ
ル−2−シクロペンテノン類が得られる。かかる
生成物は通常の手段、例えば抽出、水洗、乾燥、
クロマトグラフイー等で精製分取することもでき
るが、該2−炭化水素セレニル−2−シクロペン
テノン類を単離することなく反応混合物をそのま
ま反応スキームBの反応に供することもできる。 上記反応で得られた上記式()で表わされる
2−炭化水素セレニル−2−シクロペンテノン類
に対し、上記式()で表わされる炭化水素セレ
ニルハライドは等モル反応を行うが、実際に反応
を行うに際しては好ましくは0.8〜100当量、特に
好ましくは1〜20当量を用いる。反応は、好まし
くは塩基性化合物の存在下で行われ、かかる塩基
性化合物としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム等の如き炭酸塩;炭酸水素ナトリウム、炭酸水
素カリウム等の如き重炭酸塩;メチルアミン、ジ
メチルアミン、エチルアミン、ジエチルアミン、
トリエチルアミン、ジブチルアミン、ジイソプロ
ピルアミン、トリイソプロピルアミン、エチルア
ミン、メチルヘキシルアミン、デシルアミン、ド
デシルアミン、シクロペンチルアミン、ジシクロ
ヘキシルアミン、ベンジルアミン、ジベンジルア
ミン、α−フエネチルアミン、β−フエネチルア
ミン、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン
等の如き脂肪族アミン類;ピペリジン、モルホリ
ン、ピロリジン、1,4−ジアザビシクロ[2,
2,2]オクタン、ピリジン、ルチジン、コリジ
ン、4−N,N−ジメチルアミノピリジン等の如
き環式アミン類等が挙げられ、好ましくはピリジ
ン、ルチジン、4−N,N−ジメチルアミノピリ
ジン等の如き環式アミン類が用いられる。 塩基性化合物の使用量は、好ましくは上記式
()で表わされる炭化水素セレニルハライドに
対し、1〜500当量、特に好ましくは1〜50当量
が用いられる。 反応溶媒としては上記のアミン類;ベンゼン、
トルエン等の如き芳香族炭化水素類;ヘキサン、
ペンタン、石油エーテル、シクロヘキサン等の如
きエーテル類;四塩化炭素、クロロホルム、ジク
ロロメタン、ジクロロエタン、テトラクロロエタ
ン等の如きハロゲン化炭化水素類;ジメチルスル
ホキシド、ジメチルホルムアミド、ヘキサメチル
ホスホリツクトリアミド等の如きいわゆる非プロ
トン性極性溶媒が単一もしくはそれらの任意の組
合せで行われる。 反応温度は、好ましくは−20〜150℃、特に好
ましくは0〜100℃の範囲である。 反応時間は使用する原料化合物、試薬、反応溶
媒によつて異なるが、通常30分〜10日間の範囲で
行われ、好ましくは1時間〜5日間の範囲であ
る。 このように、上記式()の2−炭化水素セレ
ニル−2−シクロペンテノン類と上記式()の
炭化水素−セレニルハライドとの反応は、上記式
()の2−シクロペンテノン類と上記式(′)
の炭化水素セレニルハライドとの反応とほぼ同様
の条件で行われる。従つて上記式()の2−シ
クロペンテノン類と上記式(′)の炭化水素セ
レニルハライドとを反応せしめて上記式()の
2−炭化水素セレニル−2−シクロペンテノン類
を得、引き続きそのまま同一反応系内において上
記式()の炭化水素セレニルハライドとの反応
を行うことができる。 反応終了後、目的化合物は通常の手段、例えば
抽出、水洗、乾燥、クロマトグラフイー等で精製
分取することができる。 目的化合物は、必要に応じて脱保護、加水分
解、塩生成反応に付してもよい。かかる脱保護、
加水分解、塩生成反応は前述した同様の方法を採
用することができる。 かくして得られる本発明の5−アルキリデン−
2−ハロ−4−置換−2−シクロペンテノン類は
強力な抗腫瘍作用を有し、また抗ウイルス作用、
抗菌作用も有するものであり、医薬品として極め
て有用な化合物である。 以下本発明を実施例により更に詳細に説明す
る。 実施例 1 2−クロロ−4−(1−オクテニル)−5−(6
−メトキシカルボニルヘキシリデン)シクロペ
ンテノンの合成 (i) 4−(1−オクテニル)−5−(1−ヒドロキ
シ−6−メトキシカルボニルヘキシル)−3−
(t−ブチルジメチルシリルオキシ)シクロペ
ンタノン3.1g(6.4mmol)をジクロロメタン
40mlに溶解し、ジメチルアミノピリジン3.92g
(32.1mmol)を加えた。次いで氷冷下撹拌しな
がらメタンスルホニルクロライド1.0ml
(12.9mmol)を加え、0℃で5分間撹拌し、次
いで室温で12時間撹拌した。ジメチルアミノピ
リジン0.78g(6.4mmol)を更に加え100分間
撹拌した。反応物を0.5N塩酸20mlに入れ、ジ
クロロメタンで抽出した。有機層を飽和の炭酸
ナトリウム、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥し濃縮して得られる粗生成物を
シリカゲルカラムクロマトグラフイー(シリカ
ゲル150g;展開溶媒、ヘキサン:酢酸エチル
=20:1→7:1)に付し、4−(1−オクテ
ニル)−5−(6−メトキシカルボニルヘキシリ
デン)−3−(t−ブチルジメチルシリルオキ
シ)シクロペンテノン1.83g(収率61%)を得
た。 TLC:Rf=0.45 (ヘキサン:酢酸エチル=5:1) NMR(CDCl3)δ: 0−0.2(m,6H)、0.83(s,9H)、0.7−1.1
(m,3H)、1.0−2.8(m,22H)、3.1−3.4
(m,1H)、3.59(s,3H)、3.9−4.3(m,
1H)、5.1−5.5(m,2H)、6.61(td,1H,J
=7.5,2.0Hz). (ii) 4−(1−オクテニル)−5−(6−メトキシ
カルボニルヘキシリデン)−3−(t−ブチルジ
メチルシリルオキシ)シクロペンテノン1.3g
(2.8mmol)を酢酸:テトラヒドロフラン:水
(2:1:1)の混合溶媒40mlの溶解し、60℃
で15時間撹拌した。トルエンを加え濃縮し、飽
和炭酸ナトリウム水溶液を加えて、酢酸エチル
で3回抽出した。有機層を合わせ、飽和食塩水
で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
次いで濃縮し得られる粗生成物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフイー(シリカゲル60g;展
開溶媒、ヘキサン:酢酸エチル=7:1→1:
1)に付し4−(1−オクテニル)−5−(6−
メトキシカルボニルヘキシリデン)−2−シク
ロペンテノン635mg(収率70%)を得た。 TLC:Rf=0.45 (ヘキサン:酢酸エチル=5:1) NMR(CDCl3)δ: 0.85(brt,3H,J=4.2Hz)、1.0−2.5(m,
20H)、3.58(s,3H)、3.7−4.1(m,1H)、
5.12(dd,1H,J=15.0,7.7Hz)、5.52(dt,
1H,J=15.0,6.2Hz)、6.19(dd,1H,J=
5.8,1.0Hz)、6.49(brt,1H,J=7.8Hz)、
7.24(dd,1H,J=6.2,2.2Hz). (iii) 4−(1−オクテル)−5−(6−メトキシカ
ルボニルヘキシリデン)シクロペンタノン2.0
g(6.0mmol)を6mlのメタノールに溶かし、
氷冷撹拌しながら30%過酸化水素水3.06ml
(30.0mmol)を加えた後、1N水酸化ナトリウ
ム200μl(200μmol)を加え、0℃で20分間撹拌
した。飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、ヘ
キサンで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、過濃縮
後シリカゲルカラムクロマトグラフイー(シリ
カゲル、100g;溶出溶媒、ヘキサン:酢酸エ
チル=10:1→8:1)に供し2,3−エポキ
シ−4−(1−オクテニル)−5−(6−メトキ
シカルボニルヘキシリデン)シクロペンタノン
1.63g(収率78%)を得た。 スペクトルデータ 2,3−エポキシ−4−(1−オクテニル)−5
−(6−メトキシカルボニルヘキシリデン)シク
ロペンタノン 薄層クロマトグラフイー;Rf:0.50 (展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=2:1) IR(液膜): 1732,1648,840cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.84(3H,brt,J=4.6Hz)、1.0−1.8(14H,
m)、1.7−2.5(6H,m)、3.3−3.5(1H,m)、
3.57(3H,s)、3.5−3.8(2H,m)、5.15
(1H,dd,J=14.4,7.0Hz)、5.47(1H,dt,
J=14.4,5.8Hz)、6.57(1H,td,J=7.2,
2.0Hz). (iv) (iii)で得た2,3−エポキシ−4−(1−オク
テニル)−5−(6−メトキシカルボニルヘキシ
リデン)シクロペンタノン1.61g(4.6mmol)
を15mlのアセトンに溶かし、濃塩酸3mlを加え
1.5時間撹拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水
も加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和
食塩水で洗浄し無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。過濃縮後シリカゲルカラムクロマトグラ
フイー(シリカゲル、80g;溶出溶媒、ヘキサ
ン:酢酸エチル=20:1→7:1)に供し、2
−クロロ−4−(1−オクテニル)−5−(6−
メトキシカルボニルヘキシリデン)シクロペン
テノンの低極性異性体(Z体)107mg(収率6
%)及び高極性異性体(E体)1024mg(収率60
%)を得た。 低極性異性体(Z体) 薄層クロマトグラフイー;Rf0.57 (展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=2:1) IR(液膜): 1738,1699,1647,1587cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.84(3H,brt,J=4.8Hz)、1.0−2.5(18H,
m)、2.5−3.1(2H,m)、3.58(3H,s)、3.5
−3.9(1H,m)、5.08(1H,dd,J=14.8,
7.8Hz)、5.52(1H,dt,J=14.8,6.1Hz)、
5.98(1H,brt,J=7.6Hz)、7.07(1H,d,,
2.4Hz). 実極性異性体(E体) 薄層クロマトグラフイー;Rf0.51 (展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=2:1) IR(液膜): 1738,1710,1657,1586cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.84(3H,brt,J=4.5Hz)、1.0−2.5(20H,
m)、3.58(3H,s)、3.7−4.1(1H,m)、
5.11(1H,dd,J=15.2,8.0Hz)、5.56(1H,
dt,J=15.2,6.2Hz)、6.62(1H,brt,J=
7.0Hz)、7.11(1H,d,J=2.8Hz). 実施例 2 2−クロロ−4−(1−オクニテル)−5−(6
−メトキシカルボニルヘキシリデン)−2−シ
クロペンテノの合成 (i) 実施例1の(iii)で得た2,3−エポキシ−4−
(1−オクテニル)−5−(6−メトキシカルボ
ニルヘキシリデン)シクロペンタノン100mg (0.3mmol)をジクロロメタン2mlに溶か
し、8%四塩化チタン−ジクロロメタン溶液
0.5mlを加え30分間撹拌した。飽和食塩水で3
度洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
過し濃縮して2−クロロ−3−ヒドロキシシ−
4−(1−オクテニル)−5−(6−メトキシカ
ルボニルヘキシリデン)シクロペンタノンを主
として含む油状物を得た。 2−クロロ−3−ヒドロキシ−4−(1−オク
テニル)−5−(6−メトキシカルボニルヘキシリ
デン)シクロペンタノン 薄層クロマトグラフイー;Rf0.45および0.38 (展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=2:1) IR(液膜): 3470,1736,1644cm-1 NMR(CDCl3):δ 0.84(3H,brt,J=4.5Hz)、1.0−1.8(14H,
m)、1.8−2.6(7H,m)、3.0−3.5(1H,m)、
3.58(3H,s)、3.7−4.6(m,2H)、5.1−5.8
(2H,m)、6.5−7.0(m,1H). (ii) (i)で得た2−クロロ−3−ヒドロキシ−4−
(1−オクテニル)−5−(6−メトキシカルボ
ニルヘキシリデン)シクロペンタノンを含む油
状物を、酢酸1ml、テトラヒドロフラン0.5ml
および水0.5mlの混合溶媒に溶かし、80℃で4
時間撹拌した。飽和食塩水を加え酢酸エチルで
抽出し、有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水、
続いて飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸マグネ
シウムで乾燥し、過濃縮後、シリカゲルカラ
ムクロマトグラフイー(シリカゲル、10g;溶
出溶媒、シクロヘキサン:酢酸エチル=15:
1)に供し、実施例1で得た2−クロロ−4−
(1−オクテニル)−5−(6−メトキシカルボ
ニルヘキシリデン)−2−シクロペンテノンの
低極性異性体(Z体)8g(収率8%)および
高極性異性体(E体)56mg(収率53%)を得
た。 実施例 3 2−ブロモ−4−(1−オクニテル)−5−(6
−メトキシカルボニルヘキシリデン)−2−シ
クロペンテノンの合成 (i) 実施例1の(iii)で得た2,3−エポキシ−4−
(1−オクテニル)−5−(6−メトキシカルボ
ニルヘキシリデン)シクロペンタノン100mg (0.29mmol)を2mlのアセトンに溶かし、
氷冷撹拌しながら47%臭化水素酸0.4mlを加え、
0℃で10分間撹拌した。飽和炭酸水素ナトリウ
ム水溶液を加え酢酸エチルで抽出し、有機層を
飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸マグネシウム
で乾燥し、過した後、濃縮し、2−ブロモ−
3−ヒドロキシ−4−(1−オクテニル)−5−
(6−メトキシカルボニルヘキシリデン)シク
ロペンタノンを主として含む油状物122mgを得
た。 スペクトルデータ 2−ブロモ−3−ヒドロキシ−4−(1−オク
テニル)−5−(6−メトキシカルボニルヘキシリ
デン)シクロペンタノン 薄層クロマトグラフイー;Rf0.35および0.25 (展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=3:1) IR(液膜): 3460,1726,1640cm-1 NMR(CDCl3):δ 0.84(3H,brt,J=4.3Hz)、1.0−1.8(14H,
m)、1.8−2.5(6H,m)、2.5−3.4(2H,m)、
3.54(3H,s)、3.8−4.4(2H,m)、5.0−5.8
(2H,m)6.71(1H,td,J=7.5,3.2Hz). (ii) (i)で得た2−ブロモ−3−ヒドロキシ−4−
(1−オクテニル)−5−(6−メトキシカルボ
ニルヘキシリデン)シクロペンタノンを主とし
て含む油状物30mgを酢酸1ml、テトラヒドロフ
ラン0.5mlおよび水0.5mlの混合溶媒に溶かし、
70℃で3時間撹拌した。反応液を飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液上にあけ、ヘキサンで抽出し
た。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥した。過濃縮後シリカゲルカ
ラムクロマトグラフイー(シリカゲル、15g;
溶出溶媒、シクロヘサン:酢酸エチル=20:1
→10:1)に供し2−ブロモ−4−(1−オク
テニル)−5−(6−メトキシカルボニルヘキシ
リデン)−2−シクロペンテノン13mg(収率44
%)を得た。 スペクトルデータ 2−ブロモ−4−(1−オクテニル)−5−(6
−メトキシカルボニルヘキシリデン)−2−シク
ロペンテノン 薄層クロマトグラフイー;Rf0.52 (展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=3:1) IR(液膜): 1738,1713,1658,1578cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.83(3H,brt,J=4.7Hz)、1.0−2.5(20H,
m)、3.55(3H,s)、3.6−4.0(1H,m)、
5.04(1H,dd,J=15.2,7.8Hz)、5.51(1H,
dt,J=15.2,6.2Hz)、6.56(1H,brt,J=
7.2Hz)、7.23(1H,d,J=3.0Hz). 実施例 4 2−クロロ−4−ブチル−5−(6−メトキシ
カルボニルヘキシリデン)−2−シクロペンテ
ノンの合成 (i) 4−ブチル−5−(6−メトキシカルボニル
ヘキシリデン)−2−シクロペンテノン660mg
(2.37mmol)を10mlのメタノールに溶かし、氷
冷撹拌しながら30%過酸化水素水1.2mlを加え、
次に1N水酸化ナトリウム0.23mlを加え、0℃
で20分間撹拌した、飽和塩化アンモニウム水を
加え、ヘキサンで抽出した。有機層を合わせ飽
和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
した。過し、濃縮した後、シリカゲルカラム
クロマトグラフイー(シリカゲル、30g;溶出
溶媒、ヘキサン:酢酸エチル=10:1)に供し
2,3−エポキシ−4−ブチル−5−(6−メ
トキシカルボニルヘキシリデン)シクロペンタ
ノン500mg(収率72%)を得た。 スペクトルデータ 2,3−エポキシ−4−ブチル−5−(6−メ
トキシカルボニルヘキシリデン)シクロペンタノ
ン 薄層クロマトグラフイー;Rf:0.40 (展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=3:1) IR(液膜): 1735,1651,839cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.85(3H,brt,J=5.0Hz)、1.0−1.8(12H,
m)、1.8−2.5(4H,m)、2.8−3.3(1H,m)、
3,34(1H,d,J=2.8Hz)、3.54(3H,
s)、3.64(1H,d,J=2.8Hz)、6.44(1H,
td,J=7.2,2.0Hz)、 (ii) (i)で得た2,3−エポキシ−4−ブチル−5
−(6−メトキシカルボニルヘキシリデン)シ
クロペンタノン300mg(1.02mmol)を3mlのア
セトンに溶かし、濃塩酸0.5mlを加え50分間撹
拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水を加え、ヘ
キサンで抽出した。有機層を合わせ飽和食塩水
で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、過
濃縮後シリカゲルカラムクロマトグラフイー
(シリカゲル、20g;溶出溶媒、シクロヘキサ
ン:酢酸エチル=10:1)に供し、2−クロロ
−4−ブチル−5−(6−メトキシカルボニル
ヘキシリデン)シクロペンテノンの低極性異性
体(Z体)28mg(収率9%)及び高極性異性体
(E体)183mg(収率57%)を得た。 スペクトルデータ 2−クロロ−4−ブチル−5−(6−メトキシ
カルボニルヘキシリデン)−2−シクロペンテノ
ン 低極性異性体(Z体) 薄層クロマトグラフイー;Rf0.53 (展開溶媒;ベンゼン:酢酸エチル=10:1) IR(液膜): 1738,1698,1645,1588cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.87(3H,brt,J=4.7Hz)、1.1−2.0(12H,
m)、2.0−2.5(2H,m)、2.5−3.1(2H,m)、
3.1−3.5(1H,m)、3.63(3H,s)、6.13
(1H,brt,J=7.8Hz)、7.33(1H,d,J=
3.5Hz). 高極性異性体(E体) 薄層クロマトグラフイー;Rf0.47 (展開溶媒;ベンゼン:酢酸エチル=10:
1) IR(液膜): 1738,1710,1658,1588cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.87(3H,brt,J=4.8Hz)、1.1−1.95(12H,
m)、1.95−2.5(4H,m)、3.3−3.8(1H,
m)、3.63(3H,s)、6.64(1H,brt,J=7.7
Hz)、7.41(1H,d,J=2.6Hz). 実施例 5 2−ブロモ−4−ブチル−5−(6−メトキシ
カルボニルヘキシリデン)−2−シクロペンテ
ノンの合成 実施例4の(i)で得た2,3−エポキシ−4−ブ
チル−5−(6−メトキシカルボニルヘキシリデ
ン)シクロペンタノン100mg(0.34mmol)を1ml
のアセトンに溶かし、臭化水素酸0.2mlを加え、
1時間撹拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水を加
え、ヘキサンで抽出した。有機層を合わせ飽和食
塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、
過濃縮後シリカゲルカラムクロマトグラフイー
(シリカゲル、10g;溶出溶媒、シクロヘキサ
ン:酢酸エチル=10:1)に供し、2−ブロモ−
4−ブチル−5−(6−メトキシカルボニルヘキ
シリデン)−2−シクロペンテノンの低極性異性
体(Z体)3.5mg(収率3%)及び高極性異性体
(E体)43mg(収率35%)を得た。 スペクトルデータ 2−ブロモ−4−ブチル−5−(6−メトキシ
カルボニルヘキシリデン)−2−シクロペンテノ
ン 低極性異性体(Z体) 薄層クロマトグラフイー;Rf0.51 (展開溶媒;ベンゼン:酢酸エチル=10:
1) IR(液膜): 1736,1698,1642,1580cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.88(3H,brt,J=4.7Hz)、1.1−2.0(12H,
m)、2.1−3.1(4H,m)、3.4−3.9(1H,m)、
3.66(3H,s)、6.14(1H,t)、 高極性異性体(E体) 薄層クロマトグラフイー;Rf0.45 (展開溶媒;ベンゼン:酢酸エチル=10:
1) IR(液膜): 1736,1708,1655,1577cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.87(3H,brt,J=4.7Hz)、1.1−2.0(12H,
m)、2.0−2.6(4H,m)、3.3−3.8(1H,m)、
3.66(3H,s)、6.69(1H,brt,J=7.1Hz)、
7.65(1H,brt,J=3.2Hz). 実施例 6 2−クロロ−4−ブチル−5−(6−メトキシ
カルボニルヘキシリデン)−2−シクロペンテ
ノンの合成 (i) 4−ブチル−5−(6−メトキシカルボニル
ヘキシリデン)−2−シクロペンテノン100mg (0.36mmol)をジクロロメタン3mlに溶か
し、ピリジン49μlを加えた後、フエニルセレニ
ルクロリド103mg(0.54mmol)を加え、4時間
撹拌した。1N塩酸で洗浄後、飽和炭酸水素ナ
トリウム水、次に飽和食塩水で洗浄した。無水
硫酸ナトリウムで乾燥し、過濃縮後シリカゲ
ルカラムクロマトグラフイー(シリカゲル40
g;溶出溶媒、シクロヘキサン:酢酸エチル=
5:1)に供し、2−フエニルセレニル−4−
ブチル−5−(6−メトキシカルボニルヘキシ
リデン)−2−シクロペンテノン140mg(収率90
%)を得た。 スペクトルデータ 2−フエニルセレニル−4−ブチル−5−(6
−メトキシカルボニルヘキシリデン)−2−シク
ロペンテノン 薄層クロマトグラフイー;Rf:0.58 (展開溶媒;ベンゼン:酢酸エチル=4:1) IR(液膜): 1738,1692,1651,1562cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.82(brt,3H,J=5.3Hz)、0.9−1.9(m,
12H)、1.9−2.6(m,4H)、3.1−3.8(m,
1H)、3.60(s,3H)、6.53(brt,1H,J=
7.5Hz)、6.88(d,1H,J=2.8Hz)、7.0−7.8
(m,5H)、 (ii) 得られた2−フエニルセレニル−4−ブチル
−5−(6−メトキシカルボニルヘキシリデン)
−2−シクロペンテノン50mg(0.12mmol)を
ジクロロメタン2mlに溶かし、ピリジン47μl
(0.58mmol)を加えた後、フエニルセレニルク
ロリド77mg(0.40mmol)を加え20時間還流し
た。 1N塩酸で洗浄後、飽和炭酸水素ナトリウム
水、次に飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸ナト
リウムで乾燥し過濃縮後シリカゲルカラムク
ロマトグラフイー(シリカゲル、20g;溶出溶
媒、シクロヘキサン:酢酸エチル=10:1→
5:1)に供し、2−クロロ−4−ブチル−5
−(6−メトキシカルボニルヘキシリデン)−2
−シクロペンテノンの低極性異性体(Z体)7
mg(収率18%)及び高極性異性体(E体)24mg
(収率65%)を得た。 これらの化合物の物性値は実施例4で得られ
たものと一致した。 実施例 7 2−クロロ−4−ブチル−5−(6−カルボニ
ルヘキシリデン)−2−シクロペンテノンの合
成 2−クロロ−4−ブチル−5−(6−メトキシ
カルボニルヘキシリデン)−2−シクロペンテノ
ン200mg(0.64mmol)をアセトン15mlに溶解し、
リン酸バツフアー(PH8)20mlを加えた。次いで
ピツグリバーエステラーゼ水溶液0.4mlを加えて、
30℃で60時間撹拌した。1NHClを加えてPHを4
に調整した後、硫酸アンモニウムで飽和せしめ
た。次いで酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食
塩水で洗浄し、次いで無水硫酸マグネシウムで乾
燥した。濃縮し得られる粗生成物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフイー(シリカゲル10g;展開
溶媒、ヘキサン:酢酸エチル=3:2)に付し、
2−クロロ−4−ブチル−5−(6−カルボキシ
ヘキシリデン)−2−シクロペンテノン75mg(収
率39%)を得た。 IR(液膜): 3500−2600,1708,1658,1585cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.87(3H,brt,J=5.4Hz)、1.0−2.7(16H,
m)、3.3−3.7(1H,m)、6.69(1H,brt,J
=7.4Hz)、7.44(1H,d,J=2.8Hz)、9.0−
9.8(1H,m). 実施例 8 2−クロロ−4−オクチル−5−(6−メトキ
シカルボニルヘキシリデン)−2−シクロペン
テノンの合成 4−オクチル−5−(6−メトキシカルボニル
ヘキシリデン)−2−シクロペンテノン17mg
(51mmol)を1mlのジクロロメタンに溶かし、ピ
リジン23μl(280μmol)を加えた。撹拌しながら
フエニルセレニルクロリド49mg(254μmol)を加
え、還流した。10時間後にピリジン23μl
(280mmol)およびフエニルセレニルクロリド49
mg(254mmol)を加え、25時間還流した。ピリ
ジン0.5mlを加え、激しく撹拌しながら35%過酸
化水素水を加え、1時間撹拌した。塩酸および水
を加え、抽出し、水層をジクロロメタンで2度抽
出した。有機層を合わせ、飽和炭酸水素ナトリウ
ム水、次に飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥した。過濃縮後シリカゲルカラムク
ロマトグラフイー(シリカゲル、5g;溶出溶
媒、ヘキサン:酢酸エチル=30:1→10:1)に
供し、2−クロロ−4−オクチル−5−(6−メ
トキシカルボニルヘキシリデン)−2−シクロペ
ンテノン10mg(収率53%)を得た。 スペクトルデータZ体) 2−クロロ−4−オクチル−5−(6−メトキ
シカルボニルヘキシリデン)−2−シクロペンテ
ノン 薄層クロマトグラフイー;Rf0.42 (展開溶媒;ベンゼン:酢酸エチル=10:1) IR(液膜): 1738,1710,1658,1587cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.86(brt,3H,J=4.0Hz),1.1−2.0(m,
20H),2.0−2.6(m,4H),3.2−3.8(m,
1H),3.67(ds,3H),6,68H(brt,1H,
J=8.2Hz),7.44(d,1H,J=2.4Hz)。 実施例 9 10−クロロ−7,8−デヒドロPGA1メチルエ
ステルの合成 (i) 7,8−デヒドロPGA1メチルエステル420
mg(1.21mmol)を10mlのメタノールに溶かし、
氷冷撹拌しながら30%過酸化水素0.61ml
(6mmol)を加え、次にIN水酸化ナトリウム水
0.12ml(0.12mmol)を加えた。0℃で50分間
撹拌後、飽和塩化アンモニウム水を加え、エー
テルで抽出し、有機層を合わせ飽和食塩水で洗
浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。過
濃縮後、シリカゲルカラムクロマトグラフイー
(シリカゲル、15g;溶出溶媒、ヘキサン;酢
酸エチル=5:1→2:1)に供し、10,11−
エポキシ−7,8−デヒドロPGA1メチルエス
テル300mg(収率68%)を得た。 スペクトルデータ 10,11−エポキシ−7,8−デヒドロPGA1メ
チルエステル 薄層クロマトグラフイー;Rf0.41 (展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=1:1) IR(液膜): 3460,1727,1646,839cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.84(3H,brt,J=4.4Hz),1.0−1.8(14H,
m),1.8−2.5(5H,m),3.39(1H,d,J
=2.4Hz),3.55(3H,s),3.64(1H,d,J
=2.4Hz),3.5−3.8(1H,m),3.8−4.2(1H,
m),5.3−5.7(2H,m),6.56(1H,brt,J
=7.0Hz)。 (ii) (i)で得た10,11−エポキシ−7,8−デヒド
ロPGA1メチルエステル300mgをアセトン3ml
に溶かし、濃塩酸0.6mlを加え、45分間撹拌し
た。飽和炭酸水素ナトリウム水を加え、酢酸エ
チルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。過濃
縮後シリカゲルカラムクロマトグラフイー(シ
リカゲル、15g;溶出溶媒、ヘキサン;酢酸エ
チル=5:1→2:1)に供し、10−クロロ−
7,8−デヒドロPGA1メチルエステル143mg
(収率45%)を得た。 スペクトルデータ 10−クロロ−7,8−デヒドロPGA1メチルエ
ステル 薄層クロマトグラフイー;Rf0.20 (展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=3:1) IR(液膜): 3450,1735,1709,1655,1584cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.86(3H,brt,J=5.6Hz),1.0−2.0(14H,
m),2.0−2.6(5H,m),3.66(3H,s),3.8
−4.3(2H,m),5.1−6.1(2H,m),6.78
(1H,t,J=7.9Hz),7.1−7.4(1H,m)。 実施例 10 2−クロロ−4−(3.7−ジメチル−6−オクテ
ニル−5−(6−メトキシカルボニルヘキシリ
デン)−2−シクロペンテノン;2−クロロ−
4−(6−クロロ−3,7−ジメチルオクチル)
−5−(6−メトキシカルボニルヘキシリデン)
−2−シクロペンテノン;及び2−クロロ−4
−(6−クロロ−3,7−ジメチルオクチル)−
5−(6−カルボキシヘキシリデン)−2−シク
ロペンテノンの合成 4−(3,7−ジメチル−6−オクテン−1−
イル)−5−(6−メトキシカルボニルヘキシリデ
ン)−2−シクロペンテノン422mg(1.17mmol)
を4mlのメタノールに溶かし、氷冷撹拌しながら
30%過酸化水素水溶液600μl(5.85mmol)を加え、
更にIN水酸化ナトリウム水溶液40μl(40μmol)を
加えた。0℃で45分間撹拌後、飽和塩化アンモニ
ウム水溶液を加え、ヘキサンで抽出し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥し、過濃縮した。得られた油
状物408mgを4mlのアセトンに溶かし、氷冷撹拌
しながら、濃塩酸800μlを加え、0℃で10分間、
室温で2時間撹拌した。飽和食塩水を加え、5N
水酸化ナトリウム水溶液でpH4にし、酢酸エチル
で抽出した。有機層を合わせ飽和食塩水で洗浄
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。過濃縮
後シリカゲルカラムクロマトグラフイー(シリカ
ゲル、45g;溶出溶媒、シクロヘキサン:酢酸エ
チル=30:1→1:2)に供し、2−クロロ−4
−(3,7−ジメチル−6−オクテニル)−5−
(6−メトキシカルボニルヘキシリデン)−2−シ
クロペンテノンの低極性異性体(Z体)28mg(収
率6%)、高極性異性体(E体)168mg(収率36
%)、2−クロロ−4−(6−クロロ−3,7−ジ
メチルオクチル)−5−(6−メトキシカルボニル
ヘキシリデン)−2−シクロペンテノン46mg(収
率9%)および2−クロロ−4−(3,7−ジメ
チル−6−オクテン−1−イル)−5−(6−カル
ボキシヘキシリデン)−2−シクロペンテノン34
mg(収率8%)を得た。 2−クロロ−4−(3,7−ジメチル−6−オ
クテニル)−5−(6−メトキシカルボニルヘキシ
リデン)−2−シクロペンテノン 薄層クロマトグラフイー;Rf0.56 (展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=3:1) IR(液膜): 1740,1702,1648,1590cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.86(3H,brd,J=4.2Hz),1.0−2.5(23H,
m),2.5−3.05(2H,m),3.05−3.5(1H,
m),3.65(3H,s),5.09(1H,brt,J=6.8
Hz),6.17(1H,t,J=8.0Hz),7.37(1H,
d,J=2.8Hz)。 2−クロロ−4−(3,7−ジメチル−6−オ
クテニル)−5−(6−メトキシカルボニルヘキシ
リデン)−2−シクロペンテノン 薄層クロマトグラフイー;Rf0.50 (展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=3:1) IR(液膜): 1741,1714,1660,1588cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.85(3H,brd,J=4.3Hz),1.0−2.5(25H,
m),3.3−3.7(1H,m),3.66(3H,s),
5.09(1H,brt,J=6.6Hz),6.70(1H,t,
J=7.6Hz),7.45(1H,d,J=2.8Hz)。 2−クロロ−4−(3,7−ジメチル−6−オ
クテニル)−5−(6−カルボキシヘキシリデン)
−2−シクロペンテノン 薄層クロマトグラフイー;Rf0.33 (展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=1:3) IR(液膜): 3000,1710,1658,1588cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.84(3H,brd,J=4.2Hz),1.0−2.6(25H,
m),3.3−3.7(1H,m),5.07(1H,brt,J
=7.0Hz),6.70(1H,brt,J=7.6Hz),7.44
(1H,d,J=2.4Hz),8.9−9.8(1H,m)。 2−クロロ−4−(6−クロロ−3,7−ジメ
チルオクチル)−5−(6−カルボキシヘキシリデ
ン)−2−シクロペンテノン TLC:Rf=0.41 (ヘキサン:酢酸エチル=3:1) IR(液膜): 1739,1711,1657,1584cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.85(3H,brd,J=4.2Hz),1.0−2.5(19H,
m),1.53(6H,s),3.25−3.70(1H,m),
3.65(3H,s),6.69(1H,brt,J=7.9Hz),
7.44(1H,d,J=2.5Hz)。 実施例 11 (4S)−2−クロロ−4−(1−オクテニル)−
5−(6−メトキシカルボニルヘキシリデン)−
2−シクロペンテノンの合成 (i) (4S)−4−(1−オクテニル)−5−(6−
メトキシカルボニルヘキシリデン)−2−シク
ロペンテノン80mg(0.24mmol)を2mlの
MeOHに溶かし、次にH2O2(30%ω%)140μl
(1.2mmol)を加え、次いでIN NaOH6μlを加
え5時間撹拌する。飽和NH4Clで中和し、エ
ーテルで抽出する。通常の後処理後TLC(ヘキ
サン:AcoEt=3:1)で分離し、(4R)−2,
3−エポキシ−4−(1−オクテニル)−5−
(6−メトキシカルボニルヘキシリデン)シク
ロペンタノン51mg(収率61%)を得た。 スペクトルデータ NMR(CDCl3);δ 0.7−1.0(m,3H),1.0−1.7(m,14H),1.7
−2.5(m,7H),3.7(3H,s),3.45(1H,
d,J=3Hz),3.7(1H,d,J=3Hz),
5.20(1H,dd,J=16.0,7.0Hz),5.65(1H,
dt,J=16.0,6.0Hz),6.60(1H,t,J=
8.0Hz)。 (ii) (i)で得た(4R)−2,3−エポキシ−4−
(1−オクテニル)−5−(6−メトキシカルボ
ニルヘキシリデン)シクロペンテノン16mg
(46μmol)を1mlのアセトンに溶かし、濃塩酸
0.1mlを加え、30分間撹拌した。飽和炭酸水素
ナトリウムを加え酢酸エチルで抽出した。水層
を2度酢酸エチルで抽出し、有機層を合わせ飽
和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥した。過濃縮後シリカゲルカラムクロマト
グラフイー(シリカゲル5g;溶出溶媒、ヘキ
サン:酢酸エチル=15:1→6:1)に供し、
(4S)−2−クロロ−4−(1−オクテニル)−
5−(6−メトキシカルボニルヘキシリデン)−
2−シクロペンテノン11mg(収率65%)を得
た。 スペクトルデータ IR(液膜): 1738,1710,1657,1586cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.84(brt,3H,J=4.7Hz),1.0−1.8(m,
14H),1.8−2.5(m,6H),3.70(s,3H),
3.7−4.1(m,1H),5.10(dd,1H,J=14.6,
8.0Hz),5.50(dt,1H,J=14.6,6.3Hz),
6.65(brt,1H,J=7.3Hz),7.13(brd,1H,
J=3.3Hz)。 実施例 12 (4R)−2−クロロ−4−(1−オクテニル)−
5−(6−メトキシカルボニルヘキシリデン)−
2−シクロペンテノンの合成 (i) (4R)−4−(1−オクテニル)−5−(6−
メトキシカルボニルヘキシリデン)−2−シク
ロペンテノン(1.8mmol)をメタノール6mlに
溶かし、氷冷撹拌しながら、30%過酸化水素
600mg、水0.92ml(9.0mmol)を加えた後、IN
水酸化ナトリウム60μl)(60μmol)を加え、0
℃で45分間撹拌した。飽和塩化アンモニウム水
を加えヘキサンで抽出した。有機層を飽和食塩
水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、
過濃縮後シリカゲルカラムクロマトグラフイ
ー(シリカゲル40g;溶出溶媒、ヘキサン:酢
酸エチル=10:1→5:1)に供し、(4S)−
2,3−エポキシ−4−(1−オクテニル)−5
−(6−メトキシカルボニルヘキシリデン)シ
クロペンテノン491mg(収率78%)を得た。 スペクトルデータ NMR(CDCl3);δ 0.84(brt,3H,J=4.6Hz),1.0−1.8(m,
14H),1.7,2.5(m,6H),3.3−3.5(m,
1H),3.57(s,3H),3.5−3.8(m,2H),
5.15(dd,1H,J=14.4,7.0Hz),5.47(dt,
1H,J=14.4,5.8Hz),6.57(td,1H,J=
7.2,2.0Hz)。 (ii) (i)で得た(4S)−2,3−エポキシ−4−
(1−オクテニル)−5−(6−メトキシカルボ
ニルヘキシリデン)シクロペンテノン450mg
(1.29mmol)をアセトン12mlに溶かし、室温で
撹拌しながら、濃塩酸2mlを加え2時間撹拌し
た。飽和炭酸水素ナトリウム水を加え、濃縮し
た。酢酸エチルを加え抽出し、有機層を飽和食
塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。過濃縮後シリカゲルカラムクロマトグラ
フイー(シリカゲル、40g;溶出溶媒、ヘキサ
ン:酢酸エチル=10:1→5:1)に供し、
(4R)−2−クロロ−4−(1−オクテニル)−
5−(6−メトキシカルボニルヘキシリデン)
シクロペンテノンの低極性異性体(Z体)19mg
(収率4%)および高極性異性体(E体)177mg
(収率37%)を得た。 スペクトルデータ 低極性異性体(Z体) NMR(CDCl3);δ 0.84(brt,3H,J=4.8Hz),1.0−2.5(m,
18H),2.5−3.1(m,2H),3.58(s,3H),
3.5−3.9(m,1H),5.08(dd,1H,J=14.8,
7.8Hz),5.52(dt,1H,J=14.8,6.1Hz),
5.98(brt,1H,J=7.6Hz),7.07(d,1H,
2.4Hz)。 高極性異性体(E体) NMR(CDCl3);δ 0.84(brt,3H,J=4.5Hz),1.0−2.5(m,
20H),3.58(s,3H),3.7−4.1(m,1H),
5.11(dd,1H,J=15.2,8.0Hz),5.56(dt,
1H,J=15.2,6.2Hz),6.62(brt,1H,J=
7.0Hz),7.11(d,1H,J=2.8Hz)。 実施例 13 (4R)−2−クロロ−4−(1−オクテニル)−
5−(6−カルボニルヘキシリデン)−2−シク
ロペンテノンの合成 (4R)−2−クロロ−4−(1−オクテニル)−
5−(6−メトキシカルボニルヘキシリデン)−2
−シクロペンテノン734mg(2.0mmol)をアセト
ン45mlに溶かし、PH80.1Mリン酸緩衝液450mlを
加えた。撹拌しながらpig liver esterase45mgを
加え、30〜35℃で100時間撹拌した。0.1N塩酸を
加え、PH4にした後、硫酸アンモニウムを加え飽
和した。酢酸エチル100mlを加えセライト過し、
残渣を酢酸エチルで洗浄した。液を分離し、水
層を酢酸エチルで4度抽出した。有機層を合わせ
飽和食塩水で2度洗浄し、無水硫酸マグネシウム
で乾燥した。過濃縮後、シリカゲルカラムクロ
マトグラフイー(シリカゲル、50g;溶出溶媒、
ヘキサン:アセトン:酢酸=10:2:0.05→5:
2:0.003)に供し、(4R)−2−クロロ−4−
(1−オクテニル)−5−(6−メトキシカルボニ
ルヘキシリデン)−2−シクロペンテノン480mg
(収率68%)を得た。 スペクトルデータ NMR(CDCl3);δ 0.84(3H,brt,J=5.6Hz),1.0−2.5(20H,
m),3.7,4.1(1H,m),5.07(1H,dd,J
=15.0,8.0Hz),5.60(1H,dt,J=15.0,
6.0Hz),6.64(1H,brt,J=9.0Hz)7.06−
7.28(1H,m),7.4−8.3(1H,m)。 参考例 5 2−クロロ−4−(3−ヒドロキシ−1−オク
テニル)−5−〔3−(1−メトキシカルボニル
エチルオキシ)フエニルメチリデン〕−2−シ
クロペンテノンの合成 4−(3−ヒドロキシ−1−オクテニル)−5−
〔3−(1−メトキシカルボニルエチルオキシ−フ
エニルメチリデン〕−2−シクロペンテノン100mg
(0.25mmol)を2mlのメタノールに溶かし氷冷撹
拌しながら30%過酸化水素水0.2mlを加え、次に
IN水酸化ナトリウム50μlを加え、0℃で20分間
撹拌した。飽和塩化アンモニウム水を加え、ヘキ
サンで抽出した。有機層を合わせ飽和食塩水で洗
浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。過し、
濃縮した後、得られた油状物を3mlのアセトンに
溶かし、濃塩酸0.5mlを加え50分間撹拌した。飽
和炭酸水素ナトリウム水を加え、酢酸エチルで抽
出した。有機層を合わせ飽和食塩水で洗浄後、無
水硫酸ナトリウムで乾燥し、過濃縮後シリカゲ
ルカラムクロマトグラフイー(シリカゲル、10
g;溶出溶媒、シクロヘキサン:酢酸エチル=
4:1)に供し、2−クロロ−4−(3−ヒドロ
キシ−1−オクテニル)−5−〔3−(1−メトキ
シカルボニルエチルオキシ)フエニルメチリデ
ン〕−2−シクロペンテノン45mg(収率41%)を
得た。 スペクトルデータ NMR(CDCl3);δ 0.80(3H,brt),0.9−1.4(8H,m),1.58
(3H,d,J=6.5Hz),2.23(1H,brs),3.75
(3H,s),3.7−4.1(1H,m),4.25−4.55
(1H,m),4.80(1H,q,J=6.5Hz),5.4
−5.8(2H,m),6.7−7.7(6H,m)。 実施例 14 2−クロロ−4−(3−ヒドロキシ−3−シク
ロペンチル−1−プロペニル)−5−(6−メト
キシカルボニル−2−ヘキセニリデン)−2−
シクロペンテノンの合成 4−(3−ヒドロキシ−3−シクロペンチル−
1−プロペニル)−5−(6−メトキシカルボニル
−2−ヘキセニリデン)−2−シクロペンテノン
65mg(190μmol)を2mlのメタノールに溶かし、
氷冷撹拌しながら30%過酸化水素水0.2mlを加え、
次にIN水酸化ナトリウム50μlを加え、0℃で20
分間撹拌した。飽和塩化アンモニウム水を加え、
ヘキサンで抽出した。有機層を合わせ飽和食塩水
で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。過
し、濃縮した後、得られた油状物を3mlのアセト
ンに溶かし、濃塩酸0.5mlを加え1時間撹拌した。
飽和炭酸水素ナトリウム水を加え、酢酸エチルで
抽出した。有機層を合わせ飽和食塩水で洗浄後、
無水硫酸ナトリウムで乾燥し、過濃縮後シリカ
ゲルカラムクロマトグラフイー(シリカゲル、10
g;溶出溶媒、シクロヘキサン:酢酸エチル=
4:1)に供し、2−クロロ−4−(3−ヒドロ
キシ−3−シクロペンテノン−1−プロペニル)
−5−(6−メトキシカルボニル−2−ヘキセニ
リデン)−2−シクロペンテノン27mg(収率38%)
を得た。 スペクトルデータ NMR(CDCl3);δ 0.9−2,3(11H,m),2.3−2.8(5H,m),
3.70(3H,s),3.45−4.40(2H,m),5.5−
5.9(2H,m),6.5−6.9(1H,m),7.3−7.6
(m,1H)。 実施例 15 2−クロロ−4−(3−ヒドロキシ−5−メチ
ル−1−ノネニル)−5−(6−メトキシカルボ
ニル−5−ヘキセニリデン)−2−シクロペン
テノンの合成 4−(3−ヒドロキシ−5−メチル−1−ノネ
ニル)−5−(6−メトキシカルボニル−5−ヘキ
セニリデン)−2−シクロペンテノン160mg
(428μmol)を5mlのメタノールに溶かし、氷冷
撹拌しながら30%過酸化水素水0.3mlを加え、次
に1N水酸化ナトリウム60μlを加え、0℃で20分
間撹拌した。飽和塩化アンモニウム水を加え、ヘ
キサンで抽出した。有機層を合わせ飽和食塩水で
洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。過
し、濃縮した後、得られた油状物を3mlのアセト
ンに溶かし、濃塩酸0.5mlを加え50分間撹拌した。
飽和炭酸水素ナトリウム水を加え、酢酸エチルで
抽出した。有機層を合わせ飽和食塩水で洗浄後、
無水硫酸ナトリウムで乾燥し、過濃縮後シリカ
ゲルカラムクロマトグラフイー(シリカゲル、10
g;溶出溶媒、シクロヘキサン:酢酸エチル=
4:1)に供し、2−クロロ−4−(3−ヒドロ
キシ−5−メチル−1−ノネニル)−5−(6−メ
トキシカルボニル−5−ヘキセニリデン)−2−
シクロペンテノン82mg(収率47%)を得た。 スペクトルデータ NMR(CDCl3);δ 0.7−1.0(6H,m),1.0−1.9(11H,m),1.9
−2.5(5H,m),3.70(3H,s),3.8−4.4
(2H,m),5.1−6.0(3H,m),6.70(1H,
brt,J=6.8Hz),6.94(51H,dt,J=16.0,
6.2Hz),7.26(m1H,d,J=2.8Hz)。 実施例 16 2−クロロ−4−(6−メトキシカルボニルヘ
キシル)−5−(2−オクテニリデン)−2−シ
クロペンテノンの合成 4−(6−メトキシカルボニルヘキシル)−5−
(2−オクテニリデン)−2−シクロペンテノンの
異性体の混合物95mg(286mmol)を4mlのメタ
ノールに溶かし、氷冷撹拌しながら30%過酸化水
素水0.5mlを加え、次にIN水酸化ナトリウム0.1ml
を加え、0℃で20分間撹拌した。飽和塩化アンモ
ニウム水を加え、ヘキサンで抽出した。有機層を
合わせ飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム
で乾燥した。過し、濃縮した後、得られた油状
物を3mlのアセトンに溶かし、濃塩酸0.5mlを加
え1時間撹拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水を
加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を合わせ飽
和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、過濃縮後シリカゲルカラムクロマトグラフ
イー((シリカゲル、10g;溶出溶媒、シクロヘ
キサン:酢酸エチル=10:1)に供し、2−クロ
ロ−4−(6−メトキシカルボニルヘキシル)−5
−(2−オクテニリデン)−2−シクロペンテノン
の異性体の混合物58mg(収率55%)を得た。 スペクトルデータ NMR(CDCl3);δ 0.83(3H,brt,J=5.6Hz),1.0−2.5(20H,
m),3.65(3H,s),3.4−3.7(1H,m),6.1
−6.5(2H,m),6.8−7.15(1H,m),7.3−
7.5(1H,d,J=2.6Hz)。 実施例 17 2−クロロ−4−[(2Z)−6−メトキシカルボ
ニル−2−ヘキセニル]−5−(2−オクテニリ
デン)−2−シクロペンテノンの合成 4−[(2Z)−6−メトキシカルボニル−2−ヘ
キセニル]−5−(2−オクテニリデン)−2−シ
クロペンテノンの異性体の混合物68mg
(206μmol)を5mlのメタノールに溶かし、氷冷
撹拌しながら30%過酸化水素水0.5mlを加え、次
にIN水酸化ナトリウム0.1mlを加え、0℃で20分
間撹拌した。飽和塩化アンモニウム水を加え、ヘ
キサンで抽出した。有機層を合わせ飽和食塩水で
洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。過し
濃縮した後、得られた油状物を3mlのアセトンに
溶かし、濃塩酸0.5mlを加え1時間撹拌した。飽
和炭酸水素ナトリウム水を加え、酢酸エチルで抽
出した。有機層を合わせ飽和食塩水で洗浄後、無
水硫酸ナトリウムで乾燥し、過濃縮後シリカグ
ルカラムクロマトグラフイー(シリカゲル、10
g;溶出溶媒、シクロヘキサン:酢酸エチル=
10:1)に供し、2−クロロ−4−[(2Z)−6−
メトキシカルボニル−2−ヘキセニル]−5−(2
−オクテニリデン)−2−シクロペンテノンの異
性体の混合物37mg(収率49%)を得た。 スペクトルデータ NMR(CDCl3);δ 0.86(3H,brt,J=5.7Hz),1.0−2.5(16H,
m),3.66(3H,s),3.5−3.7(1H,m),5.3
−5.7(2H,m),6.1−6.6(2H,m),7.0−
7.15(1H,m),7.3−7.5(1H,d,J=2.6
Hz)。 実施例 18 2−クロロ−4−(2−オクテニル)−5−(6
−メトキシカルボニルヘキセニリデン)−2−
シクロペンテノンの合成 4−(2−オクテニル)−5−(6−メトキシカ
ルボニルヘキシリデン)−2−シクロペンテノン
75mg(226μmol)を3mlのメタノールに溶かし、
氷冷撹拌しながら30%過酸化水素水0.3mlを加え、
次にIN水酸化ナトリウム70μlを加え、0℃で20
分間撹拌した。飽和塩化アンモニウム水を加え、
ヘキサンで抽出した。有機層を合わせ飽和食塩水
で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。過
し、濃縮した後得られた油状物を3mlのアセトン
に溶かし、濃塩酸0.5mlを加え1時間撹拌した。
飽和炭酸水素ナトリウム水を加え、酢酸エチルで
抽出した。有機層を合わせ飽和食塩水で洗浄後、
無水硫酸ナトリウムで乾燥し、過濃縮後シリカ
ゲルカラムクロマトグラフイー(シリカゲル、10
g;溶出溶媒、シクロヘキサン:酢酸エチル=
10:1)に供し、2−クロロ−4−(2−オクテ
ニル)−5−(6−メトキシカルボニルヘキシリデ
ン)−2−シクロペンテノン45mg(収率54%)を
得た。 スペクトルデータ NMR(CDCl3);δ 0.88(3H,brt,J=5.4Hz),1.0−2.70(20H,
m),3.25−3.7(1H,m),3.67(3H,s),
5.0−5.7(2H,m),6.68(1H,brt,J=7.0
Hz),7.42(1H,d,J=2.5Hz)。 参考例 1 白血病細胞L1210に対する増殖抑制作用 白血病細胞L1210をFCS(fetal calf serum)を
10%含むRPM1培地に加え、細胞濃度が1×
105cells/mlとなるように調整した。 第1表に示した如き本考案の化合物を99.5%エ
タノールに溶解した。測定前にエタノール溶液の
終濃度が0.1%以下となるように調整した培地に
加えた。その後培地を37℃で4日間放置した。培
養後、生存している細胞数をトリパンブルー染色
によつて測定した。コントロールとして0.1%エ
タノールを用いた。コントロールに対する増殖抑
制率からドーズリスポンスカーブを作成しIC50を
算出した。結果は第1表に示した通りである。
C4)アルキルシリルオキシ基を表わす。)の場合
は除く。 ここでトリ(C1〜C4)アルキルシリルオキシ
基としては、例えば、トリメチルシリルオキシ
基、トリエチルシリル基、t−ブチルジメチルシ
リルオキシ基等が挙げられる。 式()の5−アルキリデン−2−ハロ−4−
置換−2−シクロペンテノン類のなかでも、下記
式()−1 [式中、R1は−COOR4(ここでR4は水素原子、
炭素数1〜10のアルキル基又は1当量のカチオン
を表わす。)で置換されていてもよい炭素数3〜
5のアルキル基又はアルケニル基を表わし、表示
〓は単結合または二重結合を表わし、X及びRb
の定義は式()に同じである。] で表わされる5−アルキリデン−2−ハロ−4−
置換−2−シクロペンテノン類が好ましい。 式()−1のR1は−COOR4(ここでR4は水素
原子、炭素数1〜10のアルキル基又は1当量のカ
チオンを表わす。)で置換されていてもよい炭素
数3〜5の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基、
またはアルケニル基が好ましい。 炭素数3〜5のアルキル基としては、例えばn
−プロピル、iso−プロピル、n−ブチル、sec−
ブチル、tert−ブチル、n−ペンチルなどが挙げ
られる。 炭素数3〜5のアルケニル基としては例えば1
−プロペン−1−イル、2−プロペン−1−イ
ル、3−ブテン−1−イル、1−ブテン−1−イ
ル、4−ペンテン−1−イル、6−ペンテン−1
−イルなどが挙げられ、なかでも1−プロペン−
1−イル、2−プロペン−1−イル、3−ブテン
−1−イル、4−ペンテン−1−イルが好まし
い。 R1が炭素数3〜5のアルキル基又はアルケニ
ル基であるときの置換基としては、前述した式
(1)のRaの置換基と同様のものが挙げられる。 式()−1の表示〓は単結合又は二重結合を
表わす。 式()−1で表わされる5−アルキリデン−
1−ハロ−4−置換−2−シクロペンテノン類の
なかでも、下記式()−2で表わされるプロス
タグランジンA型の化合物、または下記式()
−3で表わされるプロスタグランジンD型の化合
物が好ましい。 [式中、R6は水素原子、またはメチル基を表
わし、R7は無置換の炭素数5〜7のアルキル基
またはアルケニル基を表わし、R8は水素原子、
水酸基、またはトリ(C1〜C4)アルキルシリル
オキシ基を表わし、表示〓は単結合、または二重
結合を表わし、X,R4、表示〓の定義は式()
に同じである。] [式中、R7,R4,Xの定義は上記の同じであ
る。] 式()−2のR6は水素原子、またはメチル基
を表わす。式()−2はR7は無置換の炭素数5
〜7のアルキル基またはアルケニル基を表わす。
かかる炭素数5〜7のアルキル基としては、例え
ばn−ペンチル、n−ヘキシル、2−メチル−1
−ヘキシル、2−メチル−2−ヘキシル、n−ヘ
プチルなどの直鎖状もしくは分岐状のアルキル基
などが挙げられる。 式()−2のR8は水素原子、水酸基、または
保護された水酸基(水酸基の水素原子を保護基で
置換した基)を表わす。保護された水酸基の保護
基としてはトリ(C1〜4炭化水素)シリル基があ
る。トリ(C1〜4炭化水素)シリル基としては、例
えばトリメチルシリル、トリエチルシリル、t−
ブチルジメチルシリルなどのトリ(C1〜4アルキ
ル)シリル基等が挙げられる。 式()−2の表示〓は単結合または二重結合
を表わす。式()−2のXの定義は式()に
同じである。 式()−3のR7は炭素数4〜6のアルキル基
を表わし、例えば、n−ブチル、sec−ブチル、
t−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシルなどの
直鎖状もしくは分岐状のアルキル基が挙げられ
る。 R4及びXは式()中のR4と同じである。 次に本発明の5−アルキリデン−2−ハロ−4
−置換−2−シクロペンテノン類の具体例を挙げ
る。 (i) 式()−2の化合物 (104) 2−クロロ−4−(1−オクテニル)−5
−(6−カルボキシヘキシリデン)−2−シクロ
ペンテノン (106) 2−クロロ−4−(3−ヒドロキシ−1
−オクテニル)−5−(6−カルボキシヘキシリ
デン)−2−シクロペンテノン (108) 2−ブロモ−4−(3−ヒドロキシ−3
−シクロヘキシル−1−プロペニル)−5−(6
−カルボキシヘキシリデン)−2−シクロペン
テノン (110) 2−クロロ−4−(3−ヒドロキシ−3
−シクロペンチル−1−プロペニル)−5−(6
−カルボキシヘキシリデン)−2−シクロペン
テノン (112) 2−ブロモ−4−(2−プロペニル)−5
−(6−カルボキシヘキシリデン)−2−シクロ
ペンテノン (114) 2−クロロ−4−(3−ヒドロキシ−5
−メチル−1−ノネニル)−5−(6−カルボキ
シヘキシリデン)−2−シクロペンテノン (116) 2−クロロ−4−(3−ヒドロキシ−3
−フエニル−1−プロペニル)−5−(6−カル
ボキシヘキシリデン)−2−シクロペンテノン (118) 2−クロロ−4−(1−ヒドロキシ−3
−フエニル−1−プロペニル)−5−(6−カル
ボキシヘキシリデン)−2−シクロペンテノン (120) 2−ブロモ−4−(3−ヒドロキシ−3
−メチル−1−プロペニル)−5−(6−カルボ
キシヘキシリデン)−2−シクロペンテノン (122) 2−ブロモ−4−(3−ヒドロキシ−5,
5−ジメチル−1−オクテニル)5−(6−カ
ルボキシヘキシリデン)−2−シクロペンテノ
ン (124) 2−フルオロ−4−(3−ヒドロキシ−
4−フエノキシ−1−ブテニル)−5−(6−カ
ルボキシヘキシリデン)−2−シクロペンテノ
ン (132) 2−クロロ−4−オクテニル−5−(6
−カルボキシ−2−ヘキシリデン)−2−シク
ロペンテノン (134) 2−クロロ−4−オクテニル−5−(6
−カルボキシ−2−ヘキシリデン)−2−シク
ロペンテノン (138) 2−ブロモ−4−(3−ヒドロキシ−3
−シクロペンチル−1−プロペニル)−5−(6
−カルボキシ−2−ヘキセニリデン)−2−シ
クロペンテノン (146) 2−クロロ−4−(3−ヒドロキシ−1
−オクテニル)−5−ブチリデン−2−シクロ
ペンテノン (152) 2−クロロ−4−(1−オクテニル)−5
−(6−カルボキシ−2−ヘキセニリデン)−2
−シクロペンテノン (158) 2−クロロ−4−(3−ヒドロキシ−1
−オクテニル)−5−ヘプチリデン−2−シク
ロペンテノン (176) 2−クロロ−4−(3,7−ジメチル−
6−オクテン−1−イル)−5−(6−カルボキ
シヘキシリデン)−2−シクロペンテノン (ii) 式()−2,()−3以外 の式()の化合物 (300) 2−クロロ−4−(2−オクテニル)−5
−(6−カルボキシヘキシリデン)−2−シクロ
ペンテノン (302) 2−ブロモ−4−(2−オクテニル)−5
−(6−カルボキシヘキシリデン)−2−シクロ
ペンテノン (304) 2−クロロ−4−(2−オクテニル)−5
−(6−カルボキシ−2−ヘキセニリデン)−2
−シクロペンテノン (308) 2−クロロ−4−(3−オクテニル)−5
−(6−カルボキシヘキシリデン)−2−シクロ
ペンテノン (310) 2−ブロモ−4−(2,6−オクタジエ
ニル)−5−(6−カルボキシヘキシリデン)−
2−シクロペンテノン (100) 2−クロロ−4−ブチル−5−(6−カ
ルボキシヘキシリデン)−2−シクロペンテノ
ン (102) 2−クロロ−4−オクチル−5−(6−
カルボキシヘキシリデン)−2−シクロペンテ
ノン (126) 2−クロロ−4−ブチル−5−(6−カ
ルボキシ−2−ヘキシリデン)−2−シクロペ
ンテノン (128) 2−ブロモ−4−ブチル−5−(6−カ
ルボキシ−2−ヘキシリデン)−2−シクロペ
ンテノン (130) 2−クロロ−4−ブチル−5−(6−カ
ルボキシ−5−ヘキシリデン)−2−シクロペ
ンテノン (142) 2−フルオロ−4−ブチル−5−(2−
メチルプロピリデン)−2−シクロペンテノン (154) 2−フルオロ−4−ブチル−5−ヘプチ
リデン−2−シクロペンテノン (156) 2−クロロ−4−オクチル−5−ヘプチ
リデン−2−シクロペンテノン (172) 2−フルオロ−4−(1−オクチル−5
−(6−カルボキシヘキシリデン)−2−シクロ
ペンテノン (200) 2−クロロ−4−(6−カルボキシヘキ
シル)−5−[3−(3−プロピルシクロペンチ
ル)−2−プロペニリデン]−2−シクロペンテ
ノン (202) 2−クロロ−4−(6−カルボキシ−2
−ヘキセニル)−5−[3−(3−プロピルシク
ロペンチル)−2−プロピニリデン]−2−シク
ロペンテノン (204) 2−クロロ−4−(6−カルボキシ−2,
5−ヘキサジエニル)−5−[3−(3−プロピ
ルシクロペンチル)−2−プロペニリデン]−2
−シクロペンテノン (206) 2−クロロ−4−(6−カルボキシヘキ
シル)−5−(2−オクテニリデン)−2−シク
ロペンテノン (208) 2−クロロ−4−(6−カルボキシヘキ
シル)−5−(3−フエノキシ−2−プロペニリ
デン)−2−シクロペンテノン (210) 2−クロロ−4−(6−カルボキシヘキ
シル)−5−[3−(p−トリフルオロメチルフ
エノキシ)−2−プロペニリデン]−2−シクロ
ペンテノン 本発明の5−アルキリデン−2−ハロ−4−置
換−2−シクロペンテノン類は、以下の反応スキ
ームAまたはBの方法によつて製造することがで
きる。 反応スキーム 反応スキームAによれば、式())の5−ア
ルキリデン−2−ハロ−4−置換−2−シクロペ
ンテノン類は、式()の2,3−エポキシシク
ロペンテノン類をハロゲン化反応、次いで脱水反
応に付し、必要に応じて脱保護、加水分解、塩生
成反応に付すことによつて製造される。 式(),(′)のX,Ra,Rbの定義は式
()に同じである。式()の2,3−エポキ
シシクロペンテノン類は以下に示す反応式によつ
て製造することができる。 式()から式()へ変換はU.S.Patent
No.4315032、European Laid−Open Patent
Publication No.0079733に記載されている。式
()から式()への変換はEuropean Laid−
Open Patent Publication No.01406576に記載さ
れている。式()の化合物を得るには、式
()の化合物を水酸化ナトリウム等の塩基性化
合物の存在下に過酸化水素で処理すればよい
(U.S.Patent No.3755426参照)。式()の化合
物は、プロスタグランジンD型化合物 (Prostaglandins,9,109(1975);J.Org.
Chem.,38,2115(1973);J.Chem.Soc.,Chem.
Commun.,156(1979);Tetrahedron Lett.,
2235(1974))を通常の加水分解反応に付すことに
よつても製造することができる。 本発明の製造法においては、式()の2,3
−エポキシシクロペンテノン類を先ずハロゲン化
反応に付する。 ハロゲン化反応に用いる試薬としては、ヨウ化
水素、臭化水素、塩化水素等の如きハロゲン化水
素類;または四塩化チタン、四塩化スズ、三塩化
アルミニウム、三塩化鉄、塩化亜鉛、四臭化チタ
ン、三臭化アルミニウム等の如き金属ハロゲン化
物などが挙げられる。好ましくは、ヨウ化水素
酸、臭化水素酸、塩酸の如きハロゲン化水素酸
類;または四塩化チタン、四塩化スズ、三塩化ア
ルミニウム等の金属ハロゲン化物が用いられ、特
に好ましくは臭化水素酸、塩酸または四塩化チタ
ンが用いられる。 ハロゲン化反応の試薬がハロゲン化水素類であ
る場合、ハロゲン化水素類の使用量は、上記式
()で表わされる2,3−エポキシシクロペン
タノン類に対し、1〜100当量、好ましくは5〜
50当量が用いられる。反応溶媒としてはメタノー
ル、エタノール、t−ブチルアルコール等の如き
アルコール類;アセトン、メチルエチルケトン等
の如きケトン類;ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン、ジメトキシエタン等の如きエーテル類等が挙
げられる。これらの溶媒は水と混和しうる溶媒で
ある。好ましくはアセトン、メチルエチルケトン
等の如きケトン類;メタノール、エタノール、t
−ブチルアルコールの如きアルコール類が用いら
れ、特に好ましくは、アセトン、メタノールが用
いられる。 ハロゲン化反応の試薬が金属ハロゲン化物であ
る場合、金属ハロゲン化物の使用量は、金属ハロ
ゲン化物から生じるハロゲンイオンが上記式
()で表わされる2,3−エポキシシクロペン
タノン類に対し、1〜200当量、好ましくは2〜
50当量となる量が用いられる。反応溶媒として
は、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭
素、テトラクロロエタン等の如きハロゲン化炭化
水素類;ベンゼン、トルエン等の如き芳香族炭化
水素類;ヘキサン、シクロヘキサン等の如き飽和
炭化水素類、メタノール、エタノール等の如きア
ルコール類等の溶媒が挙げられ、好ましくはシク
ロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、テトラ
クロロエタン等の如きハロゲン化炭化水素類が用
いられる。 ハロゲン化反応温度は、好ましくは−40〜50
℃、特に好ましくは−5〜30℃の範囲である。 ハロゲン化反応の反応時間は使用する原料化合
物、試料、反応溶媒、反応温度によつて異なる
が、通常5分〜5時間の範囲で行なわれ、好まし
くは10分〜1時間の範囲である。 ハロゲン化反応の反応終了後、上記式(′)
で表わされる2−ハロ−3−ヒドロキシシクロペ
ンタノン類が生成するが、この化合物は通常の手
段、例えば抽出、水洗、乾燥、クロマトグラフイ
ー等で精製分取することもできる。通常は、該2
−ハロ−3−ヒドロキシシクロペンタノン類を単
離することなく反応混合物をそのまま以下の脱水
反応に供する。 上記反応で得られた中間体である式(′)の
2−ハロ−3−ヒドロキシシクロペンタノン類の
脱水反応に用いられる脱水剤としては、例えば、
塩酸、臭化水素酸、フツ化水素酸、リン酸などの
無機酸;酢酸、プロピオン酸、蓚酸、クエン酸、
マレイン酸などの有機カルボン酸;メタンスルホ
ン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、
p−トルエンスルホン酸などの有機スルホン酸等
が挙げられる。これらのうち無機酸、有機カルボ
ン酸の存在下で好ましく実施される。上記ハロゲ
ン化反応において、ヨウ化水素、塩化水素、臭化
水素などのハロゲン化水素類を用いた場合には、
ハロゲン化反応に引続いて、同一系内で脱水反応
を行なうことができる。脱水剤の使用量は、中間
体である式(′)の2−ハロ−3−ヒドロキシ
シクロペンタノン類1モルに対し、好ましくは
0.5〜100モル、特に好ましくは1〜50モルの割合
である。 脱水反応の反応溶媒としては、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン、ジメトキシエタン等の如きエ
ーテル類;メタノール、エタノール、t−ブチル
アルコール等の如きアルコール類;アセトン、メ
チルエチルケトン等の如きケトン類;ジメチルス
ルホキシド、ジメチルホルムアミド、ヘキサメチ
ルホスホリツクトリアミド、アセトニトリル、水
等を単一もしくはそれらの任意の組合せで用いる
ことができる。 脱水反応の反応温度は好ましくは0〜100℃、
特に好ましくは10〜80℃の範囲である。 脱水反応の反応時間は使用する原料化合物、脱
水剤、反応溶媒によつて異なるが通常10分〜10日
間の範囲で行なわれ、好ましくは20分〜5日間の
範囲である。 脱水反応の反応終了後、式()で表わされる
5−アルキリデン−2−ハロ−4−置換−2−シ
クロペンテノン類は通常の手段、例えば抽出、水
洗、乾燥、クロマトグラフイー等で精製分取する
ことができる。 生成物は、必要に応じて脱保護、加水分解、塩
生成反応に付すことができる。 脱保護等の反応は脱水反応が終了した反応混合
物中で実施することもでき、また上記の如くして
単離精製した目的物について実施することもでき
る。 水酸基の保護基の除去は、保護基が水酸基の酸
素原子と共にアセタール結合を形成する基の場合
には、例えば酢酸、p−トルエンスルホン酸のピ
リジニウム塩または陽イオン交換樹脂等を触媒と
し、例えば水、テトラヒドロフラン、エチルエー
テル、ジオキサン、アセトン、アセトニトリル等
を反応溶媒とすることにより好適に実施される。
反応は通常−78℃〜+30℃の温度範囲で10分〜3
日間程度行なわれる。また、保護基がトリ(C1
〜C7)炭化水素−シリル基の場合には、例えば
酢酸、テトラブチルアンモニウムフルオライド、
セシウムフルオライド等、好ましくは後2者のい
ずれか(更に好ましくは、トリエチルアミンなど
の塩基性化合物の存在下)の存在下に上記した如
き反応溶媒(好ましくは水以外の反応溶媒)中で
同様の温度で同様の時間実施される。また保護基
がアシル基の場合には、例えば苛性ソーダ、苛性
カリ、水酸化カルシウムの水溶媒もしくは水−ア
ルコール混合溶液、あるいはナトリウムメトキシ
ド、カリウムメトキシド、ナリウムエトキシドを
含むメタノール、エタノール溶液中で、加水分触
せしめることにより実施することができる。 加水分解によるエステル基の除去は、例えばリ
パーゼ等の酸素を用い、水または水を含を溶媒中
で−10〜+60℃の温度範囲で10分〜24時間程度行
なわれる。 本発明によれば、上記の如き加水分解反応によ
り生成せしめたカルボキシル基を有する化合物
は、次いで必要により、更に塩生成反応に付され
た相当するカルボン酸塩を与える。塩生成反応は
それ自体公知であり、カルボン酸とほぼ等量の水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウ
ムなどの塩基性化合物、あるいはアンモニア、ト
リメチルアミン、モノエタノールアミン、モルホ
リンとを通常の方法で中和反応せしめることによ
り行なわれる。 反応スキームB 反応スキームBでは、式()の5−アルキリ
デン−2−ハロ−4−置換−2−シクロペンテノ
ン類は、式()の2−炭化水素ゼレニウム−2
−シクロペンテノン類を式()の炭化水素ゼレ
ニルハライドと反応せしめ、必要に応じて脱保
護、加水分解、塩生成反応に付すことによつて得
られる。 式()のRa,Rbの定義は式()に同じて
ある。式()のR9は炭素数1〜4のアルキル
基、または置換もしくは非置換の芳香族炭化水素
基を表わす。炭素数1〜4のアルキル基として
は、例えばメチル、エチル、n−プロピル、iso
−プロピル、ブチルなどが挙げられる。芳香族炭
化水素基としては、例えばフエニル、1−ナフチ
ル、2−ナフチルなどが挙げられる。芳香族炭化
水素基は塩素原子、臭素原子フツ素原子などのハ
ロゲン原子;メチル、エチル、n−プロピル、n
−ブチルなどの炭素数1〜4のアルキル基;メト
キシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシなどの炭
素数1〜4のアルコキシ基;ニトロ基等で置換さ
れていてもよい。 式()のR10は炭素数1〜4のアルキル基、
または置換もしくは非置換の芳香族炭化水素基を
表わす。R10の具体例としてはR9と同様のものが
挙げられる。式()のXは塩素原子、臭素原
子、フツ素原子などのハロゲン原子を表わす。 式()の化合物は以下の反応式に示す方法に
よつて製造することができる。 式()の化合物と式(′)の炭化水素ゼレ
ニルハライドと反応せしめることによつて、式
()原料化合物を得ることができる。式()
の化合物は反応スキームAで述べた方法によつて
得られる。式(′)のX′はハロゲン原子であ
り、式(′)の炭化水素ゼレニルハライドと式
()の炭化水素ゼレニルハライドとは同様のも
のが例示される。かかる炭化水素ゼレニルハライ
ドとしては、例えばフエニルセレニルクロリド、
m−トリフルオロメチルフエニルセレニルクロリ
ド、o−ニトロフエニルセレニルクロリド、p−
クロルフエニルセレニルクロリド、o−トリフル
オロメチル−p−ニトロフエニルセレニルクロリ
ド、フエニルセレニルブロミド、p−メトキシフ
エニルセレニルブロミド、p−ニトロセレニルブ
ロミド等が挙げられ、特に、フエニルセレニルク
ロリド、フエニルセレニルブロミドが好ましい。 上記式(′)で表わされる炭化水素セレニル
ハライドは、上記式()の2−シクロペンテノ
ンに対して等モル反応を行なうが、実際に反応を
行なうに際しては好ましくは0.8〜100当量、特に
好ましくは1〜20当量を用いる。反応は、好まし
くは塩基性化合物の存在下で行なわれる。かかる
塩基性化合物としては、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム等の如き炭酸塩;炭酸水素ナトリウム、炭
酸水素カリウム等の如き重炭酸塩;メチルアミ
ン、ジメチルアミン、エチルアミン、ジエチルア
ミン、トリエチルアミン、ジブチルアミン、ジイ
ソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、エ
チルアミン、メチルヘキシルアミン、デシルアミ
ン、ドデシルアミン、シクロペンチルアミン、ジ
シクロヘキシルアミン、ベンジルアミン、ジベン
ジルアミン、α−フエネチルアミン、β−フエネ
チルアミン、エチレンジアミン、ジエチレントリ
アミン等の如き脂肪族アミン類;ピペリジン、モ
ルホリン、ピロリジン、1,4−ジアザビシクロ
[2,2,2]オクタン、ピリジン、ルチジン、
コリジン、4−N,N−ジメチルアミノピリジン
等の如萄環式アミン類等が挙げられる。好ましく
はピリジン、ルチジン、4−N,N−ジメチルア
ミノピリジン等の如き環式アミン類が用いられ
る。 塩基性化合物の使用量は、好ましくは上記式
(′)で表わされる炭化水素素セレニルハライド
に対し1〜500当量、特に好ましくは1〜50当量
が用いられる。 反応溶媒としては、上記のアミン類;ベンゼ
ン、トルエン等の如き芳香族炭化水素類;ヘキサ
ン、ペンタン、石油エーテル、シクロヘキサン等
の如き脂肪族炭化水素類;エーテル、テトラヒド
ロフラン、ジメトキシエタン等の如きエーテル
類;四塩化炭素、クロロホルム、ジクロロメタ
ン、ジクロロエタン、テトラクロロエタン等の如
きハロゲン化炭化水素類;ジメチルスルホキシ
ド、ジメチルホルムアミド、ヘキサメチルホスホ
リツクトリアミド等の如きいわゆる非プロトン性
極性溶媒が単一もしくはそれらの任意の組合せて
使用される。 反応温度は、好ましくは−20〜100℃、特に好
ましくは0〜50℃の範囲である。 反応時間は使用する原料化合物、試薬、反応溶
媒によつて異なるが通常5分〜3日の範囲で行わ
れ、好ましくは10分〜1日の範囲である。 反応終了後、反応スキームBの原料化合物であ
る上記式()で表わされる2−炭化水素セレニ
ル−2−シクロペンテノン類が得られる。かかる
生成物は通常の手段、例えば抽出、水洗、乾燥、
クロマトグラフイー等で精製分取することもでき
るが、該2−炭化水素セレニル−2−シクロペン
テノン類を単離することなく反応混合物をそのま
ま反応スキームBの反応に供することもできる。 上記反応で得られた上記式()で表わされる
2−炭化水素セレニル−2−シクロペンテノン類
に対し、上記式()で表わされる炭化水素セレ
ニルハライドは等モル反応を行うが、実際に反応
を行うに際しては好ましくは0.8〜100当量、特に
好ましくは1〜20当量を用いる。反応は、好まし
くは塩基性化合物の存在下で行われ、かかる塩基
性化合物としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム等の如き炭酸塩;炭酸水素ナトリウム、炭酸水
素カリウム等の如き重炭酸塩;メチルアミン、ジ
メチルアミン、エチルアミン、ジエチルアミン、
トリエチルアミン、ジブチルアミン、ジイソプロ
ピルアミン、トリイソプロピルアミン、エチルア
ミン、メチルヘキシルアミン、デシルアミン、ド
デシルアミン、シクロペンチルアミン、ジシクロ
ヘキシルアミン、ベンジルアミン、ジベンジルア
ミン、α−フエネチルアミン、β−フエネチルア
ミン、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン
等の如き脂肪族アミン類;ピペリジン、モルホリ
ン、ピロリジン、1,4−ジアザビシクロ[2,
2,2]オクタン、ピリジン、ルチジン、コリジ
ン、4−N,N−ジメチルアミノピリジン等の如
き環式アミン類等が挙げられ、好ましくはピリジ
ン、ルチジン、4−N,N−ジメチルアミノピリ
ジン等の如き環式アミン類が用いられる。 塩基性化合物の使用量は、好ましくは上記式
()で表わされる炭化水素セレニルハライドに
対し、1〜500当量、特に好ましくは1〜50当量
が用いられる。 反応溶媒としては上記のアミン類;ベンゼン、
トルエン等の如き芳香族炭化水素類;ヘキサン、
ペンタン、石油エーテル、シクロヘキサン等の如
きエーテル類;四塩化炭素、クロロホルム、ジク
ロロメタン、ジクロロエタン、テトラクロロエタ
ン等の如きハロゲン化炭化水素類;ジメチルスル
ホキシド、ジメチルホルムアミド、ヘキサメチル
ホスホリツクトリアミド等の如きいわゆる非プロ
トン性極性溶媒が単一もしくはそれらの任意の組
合せで行われる。 反応温度は、好ましくは−20〜150℃、特に好
ましくは0〜100℃の範囲である。 反応時間は使用する原料化合物、試薬、反応溶
媒によつて異なるが、通常30分〜10日間の範囲で
行われ、好ましくは1時間〜5日間の範囲であ
る。 このように、上記式()の2−炭化水素セレ
ニル−2−シクロペンテノン類と上記式()の
炭化水素−セレニルハライドとの反応は、上記式
()の2−シクロペンテノン類と上記式(′)
の炭化水素セレニルハライドとの反応とほぼ同様
の条件で行われる。従つて上記式()の2−シ
クロペンテノン類と上記式(′)の炭化水素セ
レニルハライドとを反応せしめて上記式()の
2−炭化水素セレニル−2−シクロペンテノン類
を得、引き続きそのまま同一反応系内において上
記式()の炭化水素セレニルハライドとの反応
を行うことができる。 反応終了後、目的化合物は通常の手段、例えば
抽出、水洗、乾燥、クロマトグラフイー等で精製
分取することができる。 目的化合物は、必要に応じて脱保護、加水分
解、塩生成反応に付してもよい。かかる脱保護、
加水分解、塩生成反応は前述した同様の方法を採
用することができる。 かくして得られる本発明の5−アルキリデン−
2−ハロ−4−置換−2−シクロペンテノン類は
強力な抗腫瘍作用を有し、また抗ウイルス作用、
抗菌作用も有するものであり、医薬品として極め
て有用な化合物である。 以下本発明を実施例により更に詳細に説明す
る。 実施例 1 2−クロロ−4−(1−オクテニル)−5−(6
−メトキシカルボニルヘキシリデン)シクロペ
ンテノンの合成 (i) 4−(1−オクテニル)−5−(1−ヒドロキ
シ−6−メトキシカルボニルヘキシル)−3−
(t−ブチルジメチルシリルオキシ)シクロペ
ンタノン3.1g(6.4mmol)をジクロロメタン
40mlに溶解し、ジメチルアミノピリジン3.92g
(32.1mmol)を加えた。次いで氷冷下撹拌しな
がらメタンスルホニルクロライド1.0ml
(12.9mmol)を加え、0℃で5分間撹拌し、次
いで室温で12時間撹拌した。ジメチルアミノピ
リジン0.78g(6.4mmol)を更に加え100分間
撹拌した。反応物を0.5N塩酸20mlに入れ、ジ
クロロメタンで抽出した。有機層を飽和の炭酸
ナトリウム、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥し濃縮して得られる粗生成物を
シリカゲルカラムクロマトグラフイー(シリカ
ゲル150g;展開溶媒、ヘキサン:酢酸エチル
=20:1→7:1)に付し、4−(1−オクテ
ニル)−5−(6−メトキシカルボニルヘキシリ
デン)−3−(t−ブチルジメチルシリルオキ
シ)シクロペンテノン1.83g(収率61%)を得
た。 TLC:Rf=0.45 (ヘキサン:酢酸エチル=5:1) NMR(CDCl3)δ: 0−0.2(m,6H)、0.83(s,9H)、0.7−1.1
(m,3H)、1.0−2.8(m,22H)、3.1−3.4
(m,1H)、3.59(s,3H)、3.9−4.3(m,
1H)、5.1−5.5(m,2H)、6.61(td,1H,J
=7.5,2.0Hz). (ii) 4−(1−オクテニル)−5−(6−メトキシ
カルボニルヘキシリデン)−3−(t−ブチルジ
メチルシリルオキシ)シクロペンテノン1.3g
(2.8mmol)を酢酸:テトラヒドロフラン:水
(2:1:1)の混合溶媒40mlの溶解し、60℃
で15時間撹拌した。トルエンを加え濃縮し、飽
和炭酸ナトリウム水溶液を加えて、酢酸エチル
で3回抽出した。有機層を合わせ、飽和食塩水
で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
次いで濃縮し得られる粗生成物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフイー(シリカゲル60g;展
開溶媒、ヘキサン:酢酸エチル=7:1→1:
1)に付し4−(1−オクテニル)−5−(6−
メトキシカルボニルヘキシリデン)−2−シク
ロペンテノン635mg(収率70%)を得た。 TLC:Rf=0.45 (ヘキサン:酢酸エチル=5:1) NMR(CDCl3)δ: 0.85(brt,3H,J=4.2Hz)、1.0−2.5(m,
20H)、3.58(s,3H)、3.7−4.1(m,1H)、
5.12(dd,1H,J=15.0,7.7Hz)、5.52(dt,
1H,J=15.0,6.2Hz)、6.19(dd,1H,J=
5.8,1.0Hz)、6.49(brt,1H,J=7.8Hz)、
7.24(dd,1H,J=6.2,2.2Hz). (iii) 4−(1−オクテル)−5−(6−メトキシカ
ルボニルヘキシリデン)シクロペンタノン2.0
g(6.0mmol)を6mlのメタノールに溶かし、
氷冷撹拌しながら30%過酸化水素水3.06ml
(30.0mmol)を加えた後、1N水酸化ナトリウ
ム200μl(200μmol)を加え、0℃で20分間撹拌
した。飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、ヘ
キサンで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、過濃縮
後シリカゲルカラムクロマトグラフイー(シリ
カゲル、100g;溶出溶媒、ヘキサン:酢酸エ
チル=10:1→8:1)に供し2,3−エポキ
シ−4−(1−オクテニル)−5−(6−メトキ
シカルボニルヘキシリデン)シクロペンタノン
1.63g(収率78%)を得た。 スペクトルデータ 2,3−エポキシ−4−(1−オクテニル)−5
−(6−メトキシカルボニルヘキシリデン)シク
ロペンタノン 薄層クロマトグラフイー;Rf:0.50 (展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=2:1) IR(液膜): 1732,1648,840cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.84(3H,brt,J=4.6Hz)、1.0−1.8(14H,
m)、1.7−2.5(6H,m)、3.3−3.5(1H,m)、
3.57(3H,s)、3.5−3.8(2H,m)、5.15
(1H,dd,J=14.4,7.0Hz)、5.47(1H,dt,
J=14.4,5.8Hz)、6.57(1H,td,J=7.2,
2.0Hz). (iv) (iii)で得た2,3−エポキシ−4−(1−オク
テニル)−5−(6−メトキシカルボニルヘキシ
リデン)シクロペンタノン1.61g(4.6mmol)
を15mlのアセトンに溶かし、濃塩酸3mlを加え
1.5時間撹拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水
も加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和
食塩水で洗浄し無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。過濃縮後シリカゲルカラムクロマトグラ
フイー(シリカゲル、80g;溶出溶媒、ヘキサ
ン:酢酸エチル=20:1→7:1)に供し、2
−クロロ−4−(1−オクテニル)−5−(6−
メトキシカルボニルヘキシリデン)シクロペン
テノンの低極性異性体(Z体)107mg(収率6
%)及び高極性異性体(E体)1024mg(収率60
%)を得た。 低極性異性体(Z体) 薄層クロマトグラフイー;Rf0.57 (展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=2:1) IR(液膜): 1738,1699,1647,1587cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.84(3H,brt,J=4.8Hz)、1.0−2.5(18H,
m)、2.5−3.1(2H,m)、3.58(3H,s)、3.5
−3.9(1H,m)、5.08(1H,dd,J=14.8,
7.8Hz)、5.52(1H,dt,J=14.8,6.1Hz)、
5.98(1H,brt,J=7.6Hz)、7.07(1H,d,,
2.4Hz). 実極性異性体(E体) 薄層クロマトグラフイー;Rf0.51 (展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=2:1) IR(液膜): 1738,1710,1657,1586cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.84(3H,brt,J=4.5Hz)、1.0−2.5(20H,
m)、3.58(3H,s)、3.7−4.1(1H,m)、
5.11(1H,dd,J=15.2,8.0Hz)、5.56(1H,
dt,J=15.2,6.2Hz)、6.62(1H,brt,J=
7.0Hz)、7.11(1H,d,J=2.8Hz). 実施例 2 2−クロロ−4−(1−オクニテル)−5−(6
−メトキシカルボニルヘキシリデン)−2−シ
クロペンテノの合成 (i) 実施例1の(iii)で得た2,3−エポキシ−4−
(1−オクテニル)−5−(6−メトキシカルボ
ニルヘキシリデン)シクロペンタノン100mg (0.3mmol)をジクロロメタン2mlに溶か
し、8%四塩化チタン−ジクロロメタン溶液
0.5mlを加え30分間撹拌した。飽和食塩水で3
度洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
過し濃縮して2−クロロ−3−ヒドロキシシ−
4−(1−オクテニル)−5−(6−メトキシカ
ルボニルヘキシリデン)シクロペンタノンを主
として含む油状物を得た。 2−クロロ−3−ヒドロキシ−4−(1−オク
テニル)−5−(6−メトキシカルボニルヘキシリ
デン)シクロペンタノン 薄層クロマトグラフイー;Rf0.45および0.38 (展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=2:1) IR(液膜): 3470,1736,1644cm-1 NMR(CDCl3):δ 0.84(3H,brt,J=4.5Hz)、1.0−1.8(14H,
m)、1.8−2.6(7H,m)、3.0−3.5(1H,m)、
3.58(3H,s)、3.7−4.6(m,2H)、5.1−5.8
(2H,m)、6.5−7.0(m,1H). (ii) (i)で得た2−クロロ−3−ヒドロキシ−4−
(1−オクテニル)−5−(6−メトキシカルボ
ニルヘキシリデン)シクロペンタノンを含む油
状物を、酢酸1ml、テトラヒドロフラン0.5ml
および水0.5mlの混合溶媒に溶かし、80℃で4
時間撹拌した。飽和食塩水を加え酢酸エチルで
抽出し、有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水、
続いて飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸マグネ
シウムで乾燥し、過濃縮後、シリカゲルカラ
ムクロマトグラフイー(シリカゲル、10g;溶
出溶媒、シクロヘキサン:酢酸エチル=15:
1)に供し、実施例1で得た2−クロロ−4−
(1−オクテニル)−5−(6−メトキシカルボ
ニルヘキシリデン)−2−シクロペンテノンの
低極性異性体(Z体)8g(収率8%)および
高極性異性体(E体)56mg(収率53%)を得
た。 実施例 3 2−ブロモ−4−(1−オクニテル)−5−(6
−メトキシカルボニルヘキシリデン)−2−シ
クロペンテノンの合成 (i) 実施例1の(iii)で得た2,3−エポキシ−4−
(1−オクテニル)−5−(6−メトキシカルボ
ニルヘキシリデン)シクロペンタノン100mg (0.29mmol)を2mlのアセトンに溶かし、
氷冷撹拌しながら47%臭化水素酸0.4mlを加え、
0℃で10分間撹拌した。飽和炭酸水素ナトリウ
ム水溶液を加え酢酸エチルで抽出し、有機層を
飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸マグネシウム
で乾燥し、過した後、濃縮し、2−ブロモ−
3−ヒドロキシ−4−(1−オクテニル)−5−
(6−メトキシカルボニルヘキシリデン)シク
ロペンタノンを主として含む油状物122mgを得
た。 スペクトルデータ 2−ブロモ−3−ヒドロキシ−4−(1−オク
テニル)−5−(6−メトキシカルボニルヘキシリ
デン)シクロペンタノン 薄層クロマトグラフイー;Rf0.35および0.25 (展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=3:1) IR(液膜): 3460,1726,1640cm-1 NMR(CDCl3):δ 0.84(3H,brt,J=4.3Hz)、1.0−1.8(14H,
m)、1.8−2.5(6H,m)、2.5−3.4(2H,m)、
3.54(3H,s)、3.8−4.4(2H,m)、5.0−5.8
(2H,m)6.71(1H,td,J=7.5,3.2Hz). (ii) (i)で得た2−ブロモ−3−ヒドロキシ−4−
(1−オクテニル)−5−(6−メトキシカルボ
ニルヘキシリデン)シクロペンタノンを主とし
て含む油状物30mgを酢酸1ml、テトラヒドロフ
ラン0.5mlおよび水0.5mlの混合溶媒に溶かし、
70℃で3時間撹拌した。反応液を飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液上にあけ、ヘキサンで抽出し
た。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥した。過濃縮後シリカゲルカ
ラムクロマトグラフイー(シリカゲル、15g;
溶出溶媒、シクロヘサン:酢酸エチル=20:1
→10:1)に供し2−ブロモ−4−(1−オク
テニル)−5−(6−メトキシカルボニルヘキシ
リデン)−2−シクロペンテノン13mg(収率44
%)を得た。 スペクトルデータ 2−ブロモ−4−(1−オクテニル)−5−(6
−メトキシカルボニルヘキシリデン)−2−シク
ロペンテノン 薄層クロマトグラフイー;Rf0.52 (展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=3:1) IR(液膜): 1738,1713,1658,1578cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.83(3H,brt,J=4.7Hz)、1.0−2.5(20H,
m)、3.55(3H,s)、3.6−4.0(1H,m)、
5.04(1H,dd,J=15.2,7.8Hz)、5.51(1H,
dt,J=15.2,6.2Hz)、6.56(1H,brt,J=
7.2Hz)、7.23(1H,d,J=3.0Hz). 実施例 4 2−クロロ−4−ブチル−5−(6−メトキシ
カルボニルヘキシリデン)−2−シクロペンテ
ノンの合成 (i) 4−ブチル−5−(6−メトキシカルボニル
ヘキシリデン)−2−シクロペンテノン660mg
(2.37mmol)を10mlのメタノールに溶かし、氷
冷撹拌しながら30%過酸化水素水1.2mlを加え、
次に1N水酸化ナトリウム0.23mlを加え、0℃
で20分間撹拌した、飽和塩化アンモニウム水を
加え、ヘキサンで抽出した。有機層を合わせ飽
和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
した。過し、濃縮した後、シリカゲルカラム
クロマトグラフイー(シリカゲル、30g;溶出
溶媒、ヘキサン:酢酸エチル=10:1)に供し
2,3−エポキシ−4−ブチル−5−(6−メ
トキシカルボニルヘキシリデン)シクロペンタ
ノン500mg(収率72%)を得た。 スペクトルデータ 2,3−エポキシ−4−ブチル−5−(6−メ
トキシカルボニルヘキシリデン)シクロペンタノ
ン 薄層クロマトグラフイー;Rf:0.40 (展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=3:1) IR(液膜): 1735,1651,839cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.85(3H,brt,J=5.0Hz)、1.0−1.8(12H,
m)、1.8−2.5(4H,m)、2.8−3.3(1H,m)、
3,34(1H,d,J=2.8Hz)、3.54(3H,
s)、3.64(1H,d,J=2.8Hz)、6.44(1H,
td,J=7.2,2.0Hz)、 (ii) (i)で得た2,3−エポキシ−4−ブチル−5
−(6−メトキシカルボニルヘキシリデン)シ
クロペンタノン300mg(1.02mmol)を3mlのア
セトンに溶かし、濃塩酸0.5mlを加え50分間撹
拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水を加え、ヘ
キサンで抽出した。有機層を合わせ飽和食塩水
で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、過
濃縮後シリカゲルカラムクロマトグラフイー
(シリカゲル、20g;溶出溶媒、シクロヘキサ
ン:酢酸エチル=10:1)に供し、2−クロロ
−4−ブチル−5−(6−メトキシカルボニル
ヘキシリデン)シクロペンテノンの低極性異性
体(Z体)28mg(収率9%)及び高極性異性体
(E体)183mg(収率57%)を得た。 スペクトルデータ 2−クロロ−4−ブチル−5−(6−メトキシ
カルボニルヘキシリデン)−2−シクロペンテノ
ン 低極性異性体(Z体) 薄層クロマトグラフイー;Rf0.53 (展開溶媒;ベンゼン:酢酸エチル=10:1) IR(液膜): 1738,1698,1645,1588cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.87(3H,brt,J=4.7Hz)、1.1−2.0(12H,
m)、2.0−2.5(2H,m)、2.5−3.1(2H,m)、
3.1−3.5(1H,m)、3.63(3H,s)、6.13
(1H,brt,J=7.8Hz)、7.33(1H,d,J=
3.5Hz). 高極性異性体(E体) 薄層クロマトグラフイー;Rf0.47 (展開溶媒;ベンゼン:酢酸エチル=10:
1) IR(液膜): 1738,1710,1658,1588cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.87(3H,brt,J=4.8Hz)、1.1−1.95(12H,
m)、1.95−2.5(4H,m)、3.3−3.8(1H,
m)、3.63(3H,s)、6.64(1H,brt,J=7.7
Hz)、7.41(1H,d,J=2.6Hz). 実施例 5 2−ブロモ−4−ブチル−5−(6−メトキシ
カルボニルヘキシリデン)−2−シクロペンテ
ノンの合成 実施例4の(i)で得た2,3−エポキシ−4−ブ
チル−5−(6−メトキシカルボニルヘキシリデ
ン)シクロペンタノン100mg(0.34mmol)を1ml
のアセトンに溶かし、臭化水素酸0.2mlを加え、
1時間撹拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水を加
え、ヘキサンで抽出した。有機層を合わせ飽和食
塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、
過濃縮後シリカゲルカラムクロマトグラフイー
(シリカゲル、10g;溶出溶媒、シクロヘキサ
ン:酢酸エチル=10:1)に供し、2−ブロモ−
4−ブチル−5−(6−メトキシカルボニルヘキ
シリデン)−2−シクロペンテノンの低極性異性
体(Z体)3.5mg(収率3%)及び高極性異性体
(E体)43mg(収率35%)を得た。 スペクトルデータ 2−ブロモ−4−ブチル−5−(6−メトキシ
カルボニルヘキシリデン)−2−シクロペンテノ
ン 低極性異性体(Z体) 薄層クロマトグラフイー;Rf0.51 (展開溶媒;ベンゼン:酢酸エチル=10:
1) IR(液膜): 1736,1698,1642,1580cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.88(3H,brt,J=4.7Hz)、1.1−2.0(12H,
m)、2.1−3.1(4H,m)、3.4−3.9(1H,m)、
3.66(3H,s)、6.14(1H,t)、 高極性異性体(E体) 薄層クロマトグラフイー;Rf0.45 (展開溶媒;ベンゼン:酢酸エチル=10:
1) IR(液膜): 1736,1708,1655,1577cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.87(3H,brt,J=4.7Hz)、1.1−2.0(12H,
m)、2.0−2.6(4H,m)、3.3−3.8(1H,m)、
3.66(3H,s)、6.69(1H,brt,J=7.1Hz)、
7.65(1H,brt,J=3.2Hz). 実施例 6 2−クロロ−4−ブチル−5−(6−メトキシ
カルボニルヘキシリデン)−2−シクロペンテ
ノンの合成 (i) 4−ブチル−5−(6−メトキシカルボニル
ヘキシリデン)−2−シクロペンテノン100mg (0.36mmol)をジクロロメタン3mlに溶か
し、ピリジン49μlを加えた後、フエニルセレニ
ルクロリド103mg(0.54mmol)を加え、4時間
撹拌した。1N塩酸で洗浄後、飽和炭酸水素ナ
トリウム水、次に飽和食塩水で洗浄した。無水
硫酸ナトリウムで乾燥し、過濃縮後シリカゲ
ルカラムクロマトグラフイー(シリカゲル40
g;溶出溶媒、シクロヘキサン:酢酸エチル=
5:1)に供し、2−フエニルセレニル−4−
ブチル−5−(6−メトキシカルボニルヘキシ
リデン)−2−シクロペンテノン140mg(収率90
%)を得た。 スペクトルデータ 2−フエニルセレニル−4−ブチル−5−(6
−メトキシカルボニルヘキシリデン)−2−シク
ロペンテノン 薄層クロマトグラフイー;Rf:0.58 (展開溶媒;ベンゼン:酢酸エチル=4:1) IR(液膜): 1738,1692,1651,1562cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.82(brt,3H,J=5.3Hz)、0.9−1.9(m,
12H)、1.9−2.6(m,4H)、3.1−3.8(m,
1H)、3.60(s,3H)、6.53(brt,1H,J=
7.5Hz)、6.88(d,1H,J=2.8Hz)、7.0−7.8
(m,5H)、 (ii) 得られた2−フエニルセレニル−4−ブチル
−5−(6−メトキシカルボニルヘキシリデン)
−2−シクロペンテノン50mg(0.12mmol)を
ジクロロメタン2mlに溶かし、ピリジン47μl
(0.58mmol)を加えた後、フエニルセレニルク
ロリド77mg(0.40mmol)を加え20時間還流し
た。 1N塩酸で洗浄後、飽和炭酸水素ナトリウム
水、次に飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸ナト
リウムで乾燥し過濃縮後シリカゲルカラムク
ロマトグラフイー(シリカゲル、20g;溶出溶
媒、シクロヘキサン:酢酸エチル=10:1→
5:1)に供し、2−クロロ−4−ブチル−5
−(6−メトキシカルボニルヘキシリデン)−2
−シクロペンテノンの低極性異性体(Z体)7
mg(収率18%)及び高極性異性体(E体)24mg
(収率65%)を得た。 これらの化合物の物性値は実施例4で得られ
たものと一致した。 実施例 7 2−クロロ−4−ブチル−5−(6−カルボニ
ルヘキシリデン)−2−シクロペンテノンの合
成 2−クロロ−4−ブチル−5−(6−メトキシ
カルボニルヘキシリデン)−2−シクロペンテノ
ン200mg(0.64mmol)をアセトン15mlに溶解し、
リン酸バツフアー(PH8)20mlを加えた。次いで
ピツグリバーエステラーゼ水溶液0.4mlを加えて、
30℃で60時間撹拌した。1NHClを加えてPHを4
に調整した後、硫酸アンモニウムで飽和せしめ
た。次いで酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食
塩水で洗浄し、次いで無水硫酸マグネシウムで乾
燥した。濃縮し得られる粗生成物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフイー(シリカゲル10g;展開
溶媒、ヘキサン:酢酸エチル=3:2)に付し、
2−クロロ−4−ブチル−5−(6−カルボキシ
ヘキシリデン)−2−シクロペンテノン75mg(収
率39%)を得た。 IR(液膜): 3500−2600,1708,1658,1585cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.87(3H,brt,J=5.4Hz)、1.0−2.7(16H,
m)、3.3−3.7(1H,m)、6.69(1H,brt,J
=7.4Hz)、7.44(1H,d,J=2.8Hz)、9.0−
9.8(1H,m). 実施例 8 2−クロロ−4−オクチル−5−(6−メトキ
シカルボニルヘキシリデン)−2−シクロペン
テノンの合成 4−オクチル−5−(6−メトキシカルボニル
ヘキシリデン)−2−シクロペンテノン17mg
(51mmol)を1mlのジクロロメタンに溶かし、ピ
リジン23μl(280μmol)を加えた。撹拌しながら
フエニルセレニルクロリド49mg(254μmol)を加
え、還流した。10時間後にピリジン23μl
(280mmol)およびフエニルセレニルクロリド49
mg(254mmol)を加え、25時間還流した。ピリ
ジン0.5mlを加え、激しく撹拌しながら35%過酸
化水素水を加え、1時間撹拌した。塩酸および水
を加え、抽出し、水層をジクロロメタンで2度抽
出した。有機層を合わせ、飽和炭酸水素ナトリウ
ム水、次に飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥した。過濃縮後シリカゲルカラムク
ロマトグラフイー(シリカゲル、5g;溶出溶
媒、ヘキサン:酢酸エチル=30:1→10:1)に
供し、2−クロロ−4−オクチル−5−(6−メ
トキシカルボニルヘキシリデン)−2−シクロペ
ンテノン10mg(収率53%)を得た。 スペクトルデータZ体) 2−クロロ−4−オクチル−5−(6−メトキ
シカルボニルヘキシリデン)−2−シクロペンテ
ノン 薄層クロマトグラフイー;Rf0.42 (展開溶媒;ベンゼン:酢酸エチル=10:1) IR(液膜): 1738,1710,1658,1587cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.86(brt,3H,J=4.0Hz),1.1−2.0(m,
20H),2.0−2.6(m,4H),3.2−3.8(m,
1H),3.67(ds,3H),6,68H(brt,1H,
J=8.2Hz),7.44(d,1H,J=2.4Hz)。 実施例 9 10−クロロ−7,8−デヒドロPGA1メチルエ
ステルの合成 (i) 7,8−デヒドロPGA1メチルエステル420
mg(1.21mmol)を10mlのメタノールに溶かし、
氷冷撹拌しながら30%過酸化水素0.61ml
(6mmol)を加え、次にIN水酸化ナトリウム水
0.12ml(0.12mmol)を加えた。0℃で50分間
撹拌後、飽和塩化アンモニウム水を加え、エー
テルで抽出し、有機層を合わせ飽和食塩水で洗
浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。過
濃縮後、シリカゲルカラムクロマトグラフイー
(シリカゲル、15g;溶出溶媒、ヘキサン;酢
酸エチル=5:1→2:1)に供し、10,11−
エポキシ−7,8−デヒドロPGA1メチルエス
テル300mg(収率68%)を得た。 スペクトルデータ 10,11−エポキシ−7,8−デヒドロPGA1メ
チルエステル 薄層クロマトグラフイー;Rf0.41 (展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=1:1) IR(液膜): 3460,1727,1646,839cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.84(3H,brt,J=4.4Hz),1.0−1.8(14H,
m),1.8−2.5(5H,m),3.39(1H,d,J
=2.4Hz),3.55(3H,s),3.64(1H,d,J
=2.4Hz),3.5−3.8(1H,m),3.8−4.2(1H,
m),5.3−5.7(2H,m),6.56(1H,brt,J
=7.0Hz)。 (ii) (i)で得た10,11−エポキシ−7,8−デヒド
ロPGA1メチルエステル300mgをアセトン3ml
に溶かし、濃塩酸0.6mlを加え、45分間撹拌し
た。飽和炭酸水素ナトリウム水を加え、酢酸エ
チルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。過濃
縮後シリカゲルカラムクロマトグラフイー(シ
リカゲル、15g;溶出溶媒、ヘキサン;酢酸エ
チル=5:1→2:1)に供し、10−クロロ−
7,8−デヒドロPGA1メチルエステル143mg
(収率45%)を得た。 スペクトルデータ 10−クロロ−7,8−デヒドロPGA1メチルエ
ステル 薄層クロマトグラフイー;Rf0.20 (展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=3:1) IR(液膜): 3450,1735,1709,1655,1584cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.86(3H,brt,J=5.6Hz),1.0−2.0(14H,
m),2.0−2.6(5H,m),3.66(3H,s),3.8
−4.3(2H,m),5.1−6.1(2H,m),6.78
(1H,t,J=7.9Hz),7.1−7.4(1H,m)。 実施例 10 2−クロロ−4−(3.7−ジメチル−6−オクテ
ニル−5−(6−メトキシカルボニルヘキシリ
デン)−2−シクロペンテノン;2−クロロ−
4−(6−クロロ−3,7−ジメチルオクチル)
−5−(6−メトキシカルボニルヘキシリデン)
−2−シクロペンテノン;及び2−クロロ−4
−(6−クロロ−3,7−ジメチルオクチル)−
5−(6−カルボキシヘキシリデン)−2−シク
ロペンテノンの合成 4−(3,7−ジメチル−6−オクテン−1−
イル)−5−(6−メトキシカルボニルヘキシリデ
ン)−2−シクロペンテノン422mg(1.17mmol)
を4mlのメタノールに溶かし、氷冷撹拌しながら
30%過酸化水素水溶液600μl(5.85mmol)を加え、
更にIN水酸化ナトリウム水溶液40μl(40μmol)を
加えた。0℃で45分間撹拌後、飽和塩化アンモニ
ウム水溶液を加え、ヘキサンで抽出し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥し、過濃縮した。得られた油
状物408mgを4mlのアセトンに溶かし、氷冷撹拌
しながら、濃塩酸800μlを加え、0℃で10分間、
室温で2時間撹拌した。飽和食塩水を加え、5N
水酸化ナトリウム水溶液でpH4にし、酢酸エチル
で抽出した。有機層を合わせ飽和食塩水で洗浄
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。過濃縮
後シリカゲルカラムクロマトグラフイー(シリカ
ゲル、45g;溶出溶媒、シクロヘキサン:酢酸エ
チル=30:1→1:2)に供し、2−クロロ−4
−(3,7−ジメチル−6−オクテニル)−5−
(6−メトキシカルボニルヘキシリデン)−2−シ
クロペンテノンの低極性異性体(Z体)28mg(収
率6%)、高極性異性体(E体)168mg(収率36
%)、2−クロロ−4−(6−クロロ−3,7−ジ
メチルオクチル)−5−(6−メトキシカルボニル
ヘキシリデン)−2−シクロペンテノン46mg(収
率9%)および2−クロロ−4−(3,7−ジメ
チル−6−オクテン−1−イル)−5−(6−カル
ボキシヘキシリデン)−2−シクロペンテノン34
mg(収率8%)を得た。 2−クロロ−4−(3,7−ジメチル−6−オ
クテニル)−5−(6−メトキシカルボニルヘキシ
リデン)−2−シクロペンテノン 薄層クロマトグラフイー;Rf0.56 (展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=3:1) IR(液膜): 1740,1702,1648,1590cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.86(3H,brd,J=4.2Hz),1.0−2.5(23H,
m),2.5−3.05(2H,m),3.05−3.5(1H,
m),3.65(3H,s),5.09(1H,brt,J=6.8
Hz),6.17(1H,t,J=8.0Hz),7.37(1H,
d,J=2.8Hz)。 2−クロロ−4−(3,7−ジメチル−6−オ
クテニル)−5−(6−メトキシカルボニルヘキシ
リデン)−2−シクロペンテノン 薄層クロマトグラフイー;Rf0.50 (展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=3:1) IR(液膜): 1741,1714,1660,1588cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.85(3H,brd,J=4.3Hz),1.0−2.5(25H,
m),3.3−3.7(1H,m),3.66(3H,s),
5.09(1H,brt,J=6.6Hz),6.70(1H,t,
J=7.6Hz),7.45(1H,d,J=2.8Hz)。 2−クロロ−4−(3,7−ジメチル−6−オ
クテニル)−5−(6−カルボキシヘキシリデン)
−2−シクロペンテノン 薄層クロマトグラフイー;Rf0.33 (展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=1:3) IR(液膜): 3000,1710,1658,1588cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.84(3H,brd,J=4.2Hz),1.0−2.6(25H,
m),3.3−3.7(1H,m),5.07(1H,brt,J
=7.0Hz),6.70(1H,brt,J=7.6Hz),7.44
(1H,d,J=2.4Hz),8.9−9.8(1H,m)。 2−クロロ−4−(6−クロロ−3,7−ジメ
チルオクチル)−5−(6−カルボキシヘキシリデ
ン)−2−シクロペンテノン TLC:Rf=0.41 (ヘキサン:酢酸エチル=3:1) IR(液膜): 1739,1711,1657,1584cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.85(3H,brd,J=4.2Hz),1.0−2.5(19H,
m),1.53(6H,s),3.25−3.70(1H,m),
3.65(3H,s),6.69(1H,brt,J=7.9Hz),
7.44(1H,d,J=2.5Hz)。 実施例 11 (4S)−2−クロロ−4−(1−オクテニル)−
5−(6−メトキシカルボニルヘキシリデン)−
2−シクロペンテノンの合成 (i) (4S)−4−(1−オクテニル)−5−(6−
メトキシカルボニルヘキシリデン)−2−シク
ロペンテノン80mg(0.24mmol)を2mlの
MeOHに溶かし、次にH2O2(30%ω%)140μl
(1.2mmol)を加え、次いでIN NaOH6μlを加
え5時間撹拌する。飽和NH4Clで中和し、エ
ーテルで抽出する。通常の後処理後TLC(ヘキ
サン:AcoEt=3:1)で分離し、(4R)−2,
3−エポキシ−4−(1−オクテニル)−5−
(6−メトキシカルボニルヘキシリデン)シク
ロペンタノン51mg(収率61%)を得た。 スペクトルデータ NMR(CDCl3);δ 0.7−1.0(m,3H),1.0−1.7(m,14H),1.7
−2.5(m,7H),3.7(3H,s),3.45(1H,
d,J=3Hz),3.7(1H,d,J=3Hz),
5.20(1H,dd,J=16.0,7.0Hz),5.65(1H,
dt,J=16.0,6.0Hz),6.60(1H,t,J=
8.0Hz)。 (ii) (i)で得た(4R)−2,3−エポキシ−4−
(1−オクテニル)−5−(6−メトキシカルボ
ニルヘキシリデン)シクロペンテノン16mg
(46μmol)を1mlのアセトンに溶かし、濃塩酸
0.1mlを加え、30分間撹拌した。飽和炭酸水素
ナトリウムを加え酢酸エチルで抽出した。水層
を2度酢酸エチルで抽出し、有機層を合わせ飽
和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥した。過濃縮後シリカゲルカラムクロマト
グラフイー(シリカゲル5g;溶出溶媒、ヘキ
サン:酢酸エチル=15:1→6:1)に供し、
(4S)−2−クロロ−4−(1−オクテニル)−
5−(6−メトキシカルボニルヘキシリデン)−
2−シクロペンテノン11mg(収率65%)を得
た。 スペクトルデータ IR(液膜): 1738,1710,1657,1586cm-1 NMR(CDCl3);δ 0.84(brt,3H,J=4.7Hz),1.0−1.8(m,
14H),1.8−2.5(m,6H),3.70(s,3H),
3.7−4.1(m,1H),5.10(dd,1H,J=14.6,
8.0Hz),5.50(dt,1H,J=14.6,6.3Hz),
6.65(brt,1H,J=7.3Hz),7.13(brd,1H,
J=3.3Hz)。 実施例 12 (4R)−2−クロロ−4−(1−オクテニル)−
5−(6−メトキシカルボニルヘキシリデン)−
2−シクロペンテノンの合成 (i) (4R)−4−(1−オクテニル)−5−(6−
メトキシカルボニルヘキシリデン)−2−シク
ロペンテノン(1.8mmol)をメタノール6mlに
溶かし、氷冷撹拌しながら、30%過酸化水素
600mg、水0.92ml(9.0mmol)を加えた後、IN
水酸化ナトリウム60μl)(60μmol)を加え、0
℃で45分間撹拌した。飽和塩化アンモニウム水
を加えヘキサンで抽出した。有機層を飽和食塩
水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、
過濃縮後シリカゲルカラムクロマトグラフイ
ー(シリカゲル40g;溶出溶媒、ヘキサン:酢
酸エチル=10:1→5:1)に供し、(4S)−
2,3−エポキシ−4−(1−オクテニル)−5
−(6−メトキシカルボニルヘキシリデン)シ
クロペンテノン491mg(収率78%)を得た。 スペクトルデータ NMR(CDCl3);δ 0.84(brt,3H,J=4.6Hz),1.0−1.8(m,
14H),1.7,2.5(m,6H),3.3−3.5(m,
1H),3.57(s,3H),3.5−3.8(m,2H),
5.15(dd,1H,J=14.4,7.0Hz),5.47(dt,
1H,J=14.4,5.8Hz),6.57(td,1H,J=
7.2,2.0Hz)。 (ii) (i)で得た(4S)−2,3−エポキシ−4−
(1−オクテニル)−5−(6−メトキシカルボ
ニルヘキシリデン)シクロペンテノン450mg
(1.29mmol)をアセトン12mlに溶かし、室温で
撹拌しながら、濃塩酸2mlを加え2時間撹拌し
た。飽和炭酸水素ナトリウム水を加え、濃縮し
た。酢酸エチルを加え抽出し、有機層を飽和食
塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。過濃縮後シリカゲルカラムクロマトグラ
フイー(シリカゲル、40g;溶出溶媒、ヘキサ
ン:酢酸エチル=10:1→5:1)に供し、
(4R)−2−クロロ−4−(1−オクテニル)−
5−(6−メトキシカルボニルヘキシリデン)
シクロペンテノンの低極性異性体(Z体)19mg
(収率4%)および高極性異性体(E体)177mg
(収率37%)を得た。 スペクトルデータ 低極性異性体(Z体) NMR(CDCl3);δ 0.84(brt,3H,J=4.8Hz),1.0−2.5(m,
18H),2.5−3.1(m,2H),3.58(s,3H),
3.5−3.9(m,1H),5.08(dd,1H,J=14.8,
7.8Hz),5.52(dt,1H,J=14.8,6.1Hz),
5.98(brt,1H,J=7.6Hz),7.07(d,1H,
2.4Hz)。 高極性異性体(E体) NMR(CDCl3);δ 0.84(brt,3H,J=4.5Hz),1.0−2.5(m,
20H),3.58(s,3H),3.7−4.1(m,1H),
5.11(dd,1H,J=15.2,8.0Hz),5.56(dt,
1H,J=15.2,6.2Hz),6.62(brt,1H,J=
7.0Hz),7.11(d,1H,J=2.8Hz)。 実施例 13 (4R)−2−クロロ−4−(1−オクテニル)−
5−(6−カルボニルヘキシリデン)−2−シク
ロペンテノンの合成 (4R)−2−クロロ−4−(1−オクテニル)−
5−(6−メトキシカルボニルヘキシリデン)−2
−シクロペンテノン734mg(2.0mmol)をアセト
ン45mlに溶かし、PH80.1Mリン酸緩衝液450mlを
加えた。撹拌しながらpig liver esterase45mgを
加え、30〜35℃で100時間撹拌した。0.1N塩酸を
加え、PH4にした後、硫酸アンモニウムを加え飽
和した。酢酸エチル100mlを加えセライト過し、
残渣を酢酸エチルで洗浄した。液を分離し、水
層を酢酸エチルで4度抽出した。有機層を合わせ
飽和食塩水で2度洗浄し、無水硫酸マグネシウム
で乾燥した。過濃縮後、シリカゲルカラムクロ
マトグラフイー(シリカゲル、50g;溶出溶媒、
ヘキサン:アセトン:酢酸=10:2:0.05→5:
2:0.003)に供し、(4R)−2−クロロ−4−
(1−オクテニル)−5−(6−メトキシカルボニ
ルヘキシリデン)−2−シクロペンテノン480mg
(収率68%)を得た。 スペクトルデータ NMR(CDCl3);δ 0.84(3H,brt,J=5.6Hz),1.0−2.5(20H,
m),3.7,4.1(1H,m),5.07(1H,dd,J
=15.0,8.0Hz),5.60(1H,dt,J=15.0,
6.0Hz),6.64(1H,brt,J=9.0Hz)7.06−
7.28(1H,m),7.4−8.3(1H,m)。 参考例 5 2−クロロ−4−(3−ヒドロキシ−1−オク
テニル)−5−〔3−(1−メトキシカルボニル
エチルオキシ)フエニルメチリデン〕−2−シ
クロペンテノンの合成 4−(3−ヒドロキシ−1−オクテニル)−5−
〔3−(1−メトキシカルボニルエチルオキシ−フ
エニルメチリデン〕−2−シクロペンテノン100mg
(0.25mmol)を2mlのメタノールに溶かし氷冷撹
拌しながら30%過酸化水素水0.2mlを加え、次に
IN水酸化ナトリウム50μlを加え、0℃で20分間
撹拌した。飽和塩化アンモニウム水を加え、ヘキ
サンで抽出した。有機層を合わせ飽和食塩水で洗
浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。過し、
濃縮した後、得られた油状物を3mlのアセトンに
溶かし、濃塩酸0.5mlを加え50分間撹拌した。飽
和炭酸水素ナトリウム水を加え、酢酸エチルで抽
出した。有機層を合わせ飽和食塩水で洗浄後、無
水硫酸ナトリウムで乾燥し、過濃縮後シリカゲ
ルカラムクロマトグラフイー(シリカゲル、10
g;溶出溶媒、シクロヘキサン:酢酸エチル=
4:1)に供し、2−クロロ−4−(3−ヒドロ
キシ−1−オクテニル)−5−〔3−(1−メトキ
シカルボニルエチルオキシ)フエニルメチリデ
ン〕−2−シクロペンテノン45mg(収率41%)を
得た。 スペクトルデータ NMR(CDCl3);δ 0.80(3H,brt),0.9−1.4(8H,m),1.58
(3H,d,J=6.5Hz),2.23(1H,brs),3.75
(3H,s),3.7−4.1(1H,m),4.25−4.55
(1H,m),4.80(1H,q,J=6.5Hz),5.4
−5.8(2H,m),6.7−7.7(6H,m)。 実施例 14 2−クロロ−4−(3−ヒドロキシ−3−シク
ロペンチル−1−プロペニル)−5−(6−メト
キシカルボニル−2−ヘキセニリデン)−2−
シクロペンテノンの合成 4−(3−ヒドロキシ−3−シクロペンチル−
1−プロペニル)−5−(6−メトキシカルボニル
−2−ヘキセニリデン)−2−シクロペンテノン
65mg(190μmol)を2mlのメタノールに溶かし、
氷冷撹拌しながら30%過酸化水素水0.2mlを加え、
次にIN水酸化ナトリウム50μlを加え、0℃で20
分間撹拌した。飽和塩化アンモニウム水を加え、
ヘキサンで抽出した。有機層を合わせ飽和食塩水
で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。過
し、濃縮した後、得られた油状物を3mlのアセト
ンに溶かし、濃塩酸0.5mlを加え1時間撹拌した。
飽和炭酸水素ナトリウム水を加え、酢酸エチルで
抽出した。有機層を合わせ飽和食塩水で洗浄後、
無水硫酸ナトリウムで乾燥し、過濃縮後シリカ
ゲルカラムクロマトグラフイー(シリカゲル、10
g;溶出溶媒、シクロヘキサン:酢酸エチル=
4:1)に供し、2−クロロ−4−(3−ヒドロ
キシ−3−シクロペンテノン−1−プロペニル)
−5−(6−メトキシカルボニル−2−ヘキセニ
リデン)−2−シクロペンテノン27mg(収率38%)
を得た。 スペクトルデータ NMR(CDCl3);δ 0.9−2,3(11H,m),2.3−2.8(5H,m),
3.70(3H,s),3.45−4.40(2H,m),5.5−
5.9(2H,m),6.5−6.9(1H,m),7.3−7.6
(m,1H)。 実施例 15 2−クロロ−4−(3−ヒドロキシ−5−メチ
ル−1−ノネニル)−5−(6−メトキシカルボ
ニル−5−ヘキセニリデン)−2−シクロペン
テノンの合成 4−(3−ヒドロキシ−5−メチル−1−ノネ
ニル)−5−(6−メトキシカルボニル−5−ヘキ
セニリデン)−2−シクロペンテノン160mg
(428μmol)を5mlのメタノールに溶かし、氷冷
撹拌しながら30%過酸化水素水0.3mlを加え、次
に1N水酸化ナトリウム60μlを加え、0℃で20分
間撹拌した。飽和塩化アンモニウム水を加え、ヘ
キサンで抽出した。有機層を合わせ飽和食塩水で
洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。過
し、濃縮した後、得られた油状物を3mlのアセト
ンに溶かし、濃塩酸0.5mlを加え50分間撹拌した。
飽和炭酸水素ナトリウム水を加え、酢酸エチルで
抽出した。有機層を合わせ飽和食塩水で洗浄後、
無水硫酸ナトリウムで乾燥し、過濃縮後シリカ
ゲルカラムクロマトグラフイー(シリカゲル、10
g;溶出溶媒、シクロヘキサン:酢酸エチル=
4:1)に供し、2−クロロ−4−(3−ヒドロ
キシ−5−メチル−1−ノネニル)−5−(6−メ
トキシカルボニル−5−ヘキセニリデン)−2−
シクロペンテノン82mg(収率47%)を得た。 スペクトルデータ NMR(CDCl3);δ 0.7−1.0(6H,m),1.0−1.9(11H,m),1.9
−2.5(5H,m),3.70(3H,s),3.8−4.4
(2H,m),5.1−6.0(3H,m),6.70(1H,
brt,J=6.8Hz),6.94(51H,dt,J=16.0,
6.2Hz),7.26(m1H,d,J=2.8Hz)。 実施例 16 2−クロロ−4−(6−メトキシカルボニルヘ
キシル)−5−(2−オクテニリデン)−2−シ
クロペンテノンの合成 4−(6−メトキシカルボニルヘキシル)−5−
(2−オクテニリデン)−2−シクロペンテノンの
異性体の混合物95mg(286mmol)を4mlのメタ
ノールに溶かし、氷冷撹拌しながら30%過酸化水
素水0.5mlを加え、次にIN水酸化ナトリウム0.1ml
を加え、0℃で20分間撹拌した。飽和塩化アンモ
ニウム水を加え、ヘキサンで抽出した。有機層を
合わせ飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム
で乾燥した。過し、濃縮した後、得られた油状
物を3mlのアセトンに溶かし、濃塩酸0.5mlを加
え1時間撹拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水を
加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を合わせ飽
和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、過濃縮後シリカゲルカラムクロマトグラフ
イー((シリカゲル、10g;溶出溶媒、シクロヘ
キサン:酢酸エチル=10:1)に供し、2−クロ
ロ−4−(6−メトキシカルボニルヘキシル)−5
−(2−オクテニリデン)−2−シクロペンテノン
の異性体の混合物58mg(収率55%)を得た。 スペクトルデータ NMR(CDCl3);δ 0.83(3H,brt,J=5.6Hz),1.0−2.5(20H,
m),3.65(3H,s),3.4−3.7(1H,m),6.1
−6.5(2H,m),6.8−7.15(1H,m),7.3−
7.5(1H,d,J=2.6Hz)。 実施例 17 2−クロロ−4−[(2Z)−6−メトキシカルボ
ニル−2−ヘキセニル]−5−(2−オクテニリ
デン)−2−シクロペンテノンの合成 4−[(2Z)−6−メトキシカルボニル−2−ヘ
キセニル]−5−(2−オクテニリデン)−2−シ
クロペンテノンの異性体の混合物68mg
(206μmol)を5mlのメタノールに溶かし、氷冷
撹拌しながら30%過酸化水素水0.5mlを加え、次
にIN水酸化ナトリウム0.1mlを加え、0℃で20分
間撹拌した。飽和塩化アンモニウム水を加え、ヘ
キサンで抽出した。有機層を合わせ飽和食塩水で
洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。過し
濃縮した後、得られた油状物を3mlのアセトンに
溶かし、濃塩酸0.5mlを加え1時間撹拌した。飽
和炭酸水素ナトリウム水を加え、酢酸エチルで抽
出した。有機層を合わせ飽和食塩水で洗浄後、無
水硫酸ナトリウムで乾燥し、過濃縮後シリカグ
ルカラムクロマトグラフイー(シリカゲル、10
g;溶出溶媒、シクロヘキサン:酢酸エチル=
10:1)に供し、2−クロロ−4−[(2Z)−6−
メトキシカルボニル−2−ヘキセニル]−5−(2
−オクテニリデン)−2−シクロペンテノンの異
性体の混合物37mg(収率49%)を得た。 スペクトルデータ NMR(CDCl3);δ 0.86(3H,brt,J=5.7Hz),1.0−2.5(16H,
m),3.66(3H,s),3.5−3.7(1H,m),5.3
−5.7(2H,m),6.1−6.6(2H,m),7.0−
7.15(1H,m),7.3−7.5(1H,d,J=2.6
Hz)。 実施例 18 2−クロロ−4−(2−オクテニル)−5−(6
−メトキシカルボニルヘキセニリデン)−2−
シクロペンテノンの合成 4−(2−オクテニル)−5−(6−メトキシカ
ルボニルヘキシリデン)−2−シクロペンテノン
75mg(226μmol)を3mlのメタノールに溶かし、
氷冷撹拌しながら30%過酸化水素水0.3mlを加え、
次にIN水酸化ナトリウム70μlを加え、0℃で20
分間撹拌した。飽和塩化アンモニウム水を加え、
ヘキサンで抽出した。有機層を合わせ飽和食塩水
で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。過
し、濃縮した後得られた油状物を3mlのアセトン
に溶かし、濃塩酸0.5mlを加え1時間撹拌した。
飽和炭酸水素ナトリウム水を加え、酢酸エチルで
抽出した。有機層を合わせ飽和食塩水で洗浄後、
無水硫酸ナトリウムで乾燥し、過濃縮後シリカ
ゲルカラムクロマトグラフイー(シリカゲル、10
g;溶出溶媒、シクロヘキサン:酢酸エチル=
10:1)に供し、2−クロロ−4−(2−オクテ
ニル)−5−(6−メトキシカルボニルヘキシリデ
ン)−2−シクロペンテノン45mg(収率54%)を
得た。 スペクトルデータ NMR(CDCl3);δ 0.88(3H,brt,J=5.4Hz),1.0−2.70(20H,
m),3.25−3.7(1H,m),3.67(3H,s),
5.0−5.7(2H,m),6.68(1H,brt,J=7.0
Hz),7.42(1H,d,J=2.5Hz)。 参考例 1 白血病細胞L1210に対する増殖抑制作用 白血病細胞L1210をFCS(fetal calf serum)を
10%含むRPM1培地に加え、細胞濃度が1×
105cells/mlとなるように調整した。 第1表に示した如き本考案の化合物を99.5%エ
タノールに溶解した。測定前にエタノール溶液の
終濃度が0.1%以下となるように調整した培地に
加えた。その後培地を37℃で4日間放置した。培
養後、生存している細胞数をトリパンブルー染色
によつて測定した。コントロールとして0.1%エ
タノールを用いた。コントロールに対する増殖抑
制率からドーズリスポンスカーブを作成しIC50を
算出した。結果は第1表に示した通りである。
【表】
参考例 2
エールリツヒ腹水癌に対する抗腫瘍活性の測定
エールリツヒ腹水癌細胞1×105をICRマウス
に腹腔内投与した。投与24時間後、本発明化合
物、2−クロロ−4−ブチル−5−(6−カルボ
キシヘキシリデン)−2−シクロペンテノン(E
体)を30mg/Kg/dayあるいは20mg/Kg/dayの
割合で5日間投与した。マウスの生存期間を測定
した。 2−クロロ−4−ブチル−5−(6−カルボキ
シヘキシリデン)−2−シクロペンテノンを30
mg/Kg/day投与した場合の延命効果(ILS%)
はコントロールの30.7%であり、20mg/Kg/day
投与した場合のILS%は40.2%であつた。 参考例 3 グラム陽性菌及びグラム陰性菌に対する抗菌作
用の測定 本発明化合物2−クロロ−4−ブチル−5−
(6−カルボキシヘキシリデン)−2−シクロペン
テノンを種々の量含む培地で各種菌株懸濁液
(108cells/ml)を培養した。2倍希釈法により最
少阻止濃度(MIC)を測定した。結果は第2表
に示した通りである。
に腹腔内投与した。投与24時間後、本発明化合
物、2−クロロ−4−ブチル−5−(6−カルボ
キシヘキシリデン)−2−シクロペンテノン(E
体)を30mg/Kg/dayあるいは20mg/Kg/dayの
割合で5日間投与した。マウスの生存期間を測定
した。 2−クロロ−4−ブチル−5−(6−カルボキ
シヘキシリデン)−2−シクロペンテノンを30
mg/Kg/day投与した場合の延命効果(ILS%)
はコントロールの30.7%であり、20mg/Kg/day
投与した場合のILS%は40.2%であつた。 参考例 3 グラム陽性菌及びグラム陰性菌に対する抗菌作
用の測定 本発明化合物2−クロロ−4−ブチル−5−
(6−カルボキシヘキシリデン)−2−シクロペン
テノンを種々の量含む培地で各種菌株懸濁液
(108cells/ml)を培養した。2倍希釈法により最
少阻止濃度(MIC)を測定した。結果は第2表
に示した通りである。
【表】
参考例 4
抗ウイルス活性の測定
単純ヘルペスウイルス(HSV)に対する本発
明化合物2−クロロ−4−(3,7−ジメチル−
6−オクチル)−5−(6−カルボメトキシヘキシ
リデン)−2−シクロペンテノンの作用を測定す
るために、ヒト胎児肺由来株化細胞(HEL−
R66)を、5%仔ウシ血清及び抗生物質を含む
Eagle′s minimal essential(培地(MEM)で培
養した。 被検化合物はエタノールに溶解し、使用前に培
養液で希釈して所望の濃度とした。HEL−R66は
37℃で、5%CO2、95%空気を含む雰囲気で培養
した。単層になつたところで被検化合物4μg/
mlを添加し24時間培養した。薬物処理された
HEL−R66に単純ヘルペスウイルス1型(HSV
−1)KOS株をm.o.i.=1で感染させ、37℃1時
間吸着させた後、HEL−R66を、2%CS、抗生
物質及び被検化合物4μg/mlを含むMEM培地で
培養した。コントロールは同濃度のエタノールを
含んでいた。感染細胞を培地ごとラバーポリスマ
ンではガレー70℃に保存した。この感染細胞を超
音波処理後2500rpm,20分遠心分離して細胞残渣
を除、上清中のウイルス量をVero細胞を用いて
プラーク定量を行なつた。結果は第3表に示し
た。
明化合物2−クロロ−4−(3,7−ジメチル−
6−オクチル)−5−(6−カルボメトキシヘキシ
リデン)−2−シクロペンテノンの作用を測定す
るために、ヒト胎児肺由来株化細胞(HEL−
R66)を、5%仔ウシ血清及び抗生物質を含む
Eagle′s minimal essential(培地(MEM)で培
養した。 被検化合物はエタノールに溶解し、使用前に培
養液で希釈して所望の濃度とした。HEL−R66は
37℃で、5%CO2、95%空気を含む雰囲気で培養
した。単層になつたところで被検化合物4μg/
mlを添加し24時間培養した。薬物処理された
HEL−R66に単純ヘルペスウイルス1型(HSV
−1)KOS株をm.o.i.=1で感染させ、37℃1時
間吸着させた後、HEL−R66を、2%CS、抗生
物質及び被検化合物4μg/mlを含むMEM培地で
培養した。コントロールは同濃度のエタノールを
含んでいた。感染細胞を培地ごとラバーポリスマ
ンではガレー70℃に保存した。この感染細胞を超
音波処理後2500rpm,20分遠心分離して細胞残渣
を除、上清中のウイルス量をVero細胞を用いて
プラーク定量を行なつた。結果は第3表に示し
た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記式() [式中、Raは−COOR4(ここでR4は水素原子、
炭素数1〜10のアルキル基又は1当量のカチオン
を表わす。)で置換されていてもよい炭素数5〜
7のアルキル基又はアルケニル基を表わす。 Rbは−COOR5(ここでR5は水素原子、炭素数
1〜10のアルキル基又は1当量のカチオンを表わ
す。)、水酸基及び/又は炭素数3〜8のシクロア
ルキル基で置換されていてもよい炭素数1〜12の
アルキル基又はアルケニル基を表わす。Xはハロ
ゲン原子を表わす。 ただしRbが【式】(ここでR2はペン チル基、R3は水酸基又はトリ(C1〜C4)アルキ
ルシリルオキシ基を表わす。)の場合を除く。] で表わされる5−アルキリデン−2−ハロ−4−
置換−2−シクロペンテノン類。 2 下記式()−1 [式中、R1は−COOR4(ここでR4は水素原子、
炭素数1〜10のアルキル基又は1当量のカチオン
を表わす。)で置換されていてもよい炭素数3〜
5のアルキル基又はアルケニル基を表わし、表示
〓は単結合または二重結合を表わし、X及びRb
の定義は式()に同じである。] で表わされる特許請求の範囲第1項記載の5−ア
ルキリデン−2―ハロ−4−置換−2−シクロペ
ンテノン類。 3 下記式()−2 [式中、R2は水素原子、炭素数1〜10のアル
キル基、または1当量のカチオンを表わし、R6
は水素原子、またはメチル基を表わし、R7は無
置換の炭素数5〜7のアルキル基またはアルケニ
ル基を表わし、R8は水素原子、水酸基、または
トリ(C1〜C4)アルキルシリルオキシ基を表わ
し、表示〓は単結合、または二重結合を表わす。
Xはハロゲン原子を表わす。] で表わされる特許請求の範囲第1項〜第2項のい
ずれか1項記載の5−アルキリデン−2−ハロ−
4−置換−2−シクロペンテノン類。 4 下記式()−3 [式中、R2は水素原子、炭素数1〜10のアル
キル基、または1当量のカチオンを表わし、R7
は無置換の炭素数4〜6のアルキル基を表わす。
Xはハロゲン原子を表わす。] で表わされる特許請求の範囲第1項〜第3項のい
ずれか1項記載の5−アルキリデン−2−ハロ−
4−置換−2−シクロペンテノン類。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16920084A JPS6147437A (ja) | 1984-08-15 | 1984-08-15 | 5―アルキリデン―2―ハロ―4―置換―2―シクロペンテノン類 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16920084A JPS6147437A (ja) | 1984-08-15 | 1984-08-15 | 5―アルキリデン―2―ハロ―4―置換―2―シクロペンテノン類 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6147437A JPS6147437A (ja) | 1986-03-07 |
| JPH024216B2 true JPH024216B2 (ja) | 1990-01-26 |
Family
ID=15882061
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16920084A Granted JPS6147437A (ja) | 1984-08-15 | 1984-08-15 | 5―アルキリデン―2―ハロ―4―置換―2―シクロペンテノン類 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6147437A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT1289250B1 (it) * | 1996-12-13 | 1998-09-29 | Consiglio Nazionale Ricerche | Impiego di 2 ciclopenten 1-one e suoi derivati come inibitori del fattore nf-kb |
| GB0207028D0 (en) * | 2002-03-25 | 2002-05-08 | Charterhouse Therapeutics Ltd | A new synthetic method and novel chemical compounds |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0236586B2 (ja) * | 1983-07-06 | 1990-08-17 | Teijin Ltd | 22haroo22shikuropentenonrui |
| JPH0244458B2 (ja) * | 1983-10-27 | 1990-10-04 | Teijin Ltd | 22haroo22shikuropentenonruinoseizoho |
-
1984
- 1984-08-15 JP JP16920084A patent/JPS6147437A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6147437A (ja) | 1986-03-07 |
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