JPH0242360B2 - - Google Patents
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- JPH0242360B2 JPH0242360B2 JP23714285A JP23714285A JPH0242360B2 JP H0242360 B2 JPH0242360 B2 JP H0242360B2 JP 23714285 A JP23714285 A JP 23714285A JP 23714285 A JP23714285 A JP 23714285A JP H0242360 B2 JPH0242360 B2 JP H0242360B2
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Landscapes
- Printing Methods (AREA)
- Decoration By Transfer Pictures (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、射出成形同時絵付転写材に関するも
のである。より詳しく述べれば、本発明に係る射
出成形同時絵付転写材は、化粧品容器(例えばコ
ンパクト容器)や家電製品(例えば電卓の枠)等
において用いられる立ち上がりのあるプラスチツ
ク成形品に、射出成形と同時に絵付を行うことが
できる転写材に関するものである。 〔従来の技術とその問題点〕 従来、射出成形同時絵付転写材としては、ベー
スフイルム上に剥離層、着色層、接着層等からな
る転写層を順次積層してなるものが公知である。
この転写材を用いて射出成形と同時に絵付をした
場合、転写面が平面的であるときには問題がな
い。しかし、転写面が立体的となり立ち上がりが
あるとき、例えば転写物が前記したコンパクト容
器や電卓の枠等の箱状物であつて、転写面がその
外周面の天面のみならず側面にも及ぶときには、
次のような問題があつた。 射出成形同時絵付転写材は、その周囲がクラン
プされた状態で射出成形されるので、成形樹脂の
熱圧により雌金型形成に沿つて伸ばされる。この
場合、前記箱状物について言えば、天面と側面と
の隣接部或いは四隅におけるコーナー部を中心と
した部分においては特にその伸びが大きくなる。
その結果、転写層を構成する各層の厚みは薄くな
り、その機能が低下するのである。例えば、剥離
層が薄くなれば、その部分における耐表面摩耗
性、耐水性、耐光性などの諸点において著しく低
下するという問題があつた。また、着色層が薄く
なれば、着色濃度が薄くなるので成形樹脂の色が
見えたり、耐光性が劣つたりすることになる。更
に、接着層が薄くなれば、接着強度が低下すると
いう問題点があつた。 このような現象は、プラスチツク成形品の立ち
上がりが大きくなり、転写材の伸ばされる度合が
大きくなるに従つて顕著となる。更にその度合い
が進むと、転写層を構成する各層がクラツクを起
こし、外観上著しく見苦しいものとなり、商品価
値のないものとなる。 前記問題点を解決する方法の一つとして、転写
層の全て或いはその一部の層の膜厚を全体として
厚くすることが考えられる。しかし、この場合、
箔切れが悪くて箔バリを生ずるという不良が発生
し、美麗なプラスチツク成形品を得ることが困難
である。また、この箔切れ不良品を成形後に除去
することは可能であるが、この場合手間を要し作
業性が劣るという問題点がある。 〔問題点を解決する手段〕 本発明者は、前記した従来の射出成形同時絵付
転写材の問題点に鑑みて種々研究した結果、前記
したような諸問題点のない立ち上がりのあるプラ
スチツク成形品への射出成形同時絵付転写材を得
ることに完成したのである。 即ち、本発明に係る立ち上がりのあるプラスチ
ツク成形品への射出成形同時絵付転写材は、ベー
スフイルム1上に剥離層2、着色層3、接着層4
等からなる転写層Tが形成されてなる転写材にお
いて;射出成形を行つた際に伸ばされる伸張部分
に、転写層Tを構成する各層と同一若しくは近似
の組成で前記伸張部分に相当するパターンからな
る付加層Aが一層以上設けられ、該付加層Aはそ
れと同一若しくは近似の組成の転写層に隣接して
設けられていることを特徴とするものである。 本発明における転写材の基本的な層構成は、一
般的な転写材の層構成と同じである。例えば、ベ
ースシート1上に剥離層2を設け、その上に着色
層3を設け、更にその上に接着層4を設けた転写
材を上げることができる。また、この場合、着色
層3に剥離機能或いは接着機能を持たせることに
よつて、剥離層2や接着層4を省略した構成の転
写材であつてもよい。 本発明において特長的なことは、この転写材に
おいて付加層Aを設けたことである。第一に、こ
の付加層Aは、射出成形を行つた際に伸ばされる
伸張部分に設けられる。例えば、目的とするプラ
スチツク成形品が箱状物である場合、天面と側面
との隣接部或いは四隅におけるコーナー部を中心
とした部分において伸張部分が生じるので、第3
図に示すように、天面と側面との隣接線5の両側
に帯状の付加層Aを形成すればよい。 第二に、付加層Aは、転写層Tを構成する層に
隣接して一層以上積層される。付加層Aは、射出
成形を行つた際に転写材が伸ばされることによつ
て生じる転写層Tを構成する層の機能低下を補う
ものであるから、その補う必要性に応じて一層或
いは多層が形成される。例えば、剥離層2が伸ば
されることによつて生じる耐表面摩耗性、耐水
性、耐光性等を補おうとするならば、剥離層2の
上或いは下に剥離層の付加層2−Aを形成すれば
よい。また、立ち上がりが大きく(立ち上がり角
度が大きくなる場合及び立ち上がりの高さが高い
場合の双方を含む)て、転写材の伸びが殆どない
平面部分と転写材の伸びが大きなコーナー部との
差が生じるような場合には、第1図及び第2図に
示すように、転写層Tを構成する各層に隣接して
付加層Aを多層設け、転写後の成形品6周囲にお
いて均等の厚みを持つようにするのが望ましい。
図中3−Aは着色層の付加層、4−Aは接着層の
付加層を示す。 第三に、付加層Aは、隣接する転写層Tを構成
する層の組成と同一若しくは近似の組成で構成さ
れる。例えば、剥離層2の上又は下に設けられる
剥離層の付加層2−Aは、その剥離層2の組成と
同一若しくは近似の組成で構成される。何故な
ら、剥離層の付加層2−Aは、機能低下した剥離
層2を補う為のものであるからである。 なお、前記した剥離層の付加層2−Aは、エラ
ステイツクな樹脂例えばスチレン系樹脂、ポリエ
ステル系樹脂、ゴム系樹脂、ウレタン系樹脂、ビ
ニル系樹脂を含む組成物で構成するのが望まし
い。これは、これらの樹脂の持つ高伸張性を利用
することができるからである。 本発明において使用する転写材は、射出成形と
同時に絵付を行うことができる転写材に関するも
のであるから、これに用いるベースフイルム1と
しては、耐熱性が要求される。従つて、例えばポ
リエステルフイルム、ナイロンフイルム、ポリプ
ロピレンフイルム等を使用することができる。 また、転写層Tを構成する剥離層2、着色層3
及び接着層4等は、射出成形同時絵付転写材に通
常使用されるものを用いて形成すればよい。しか
し、剥離層2について言えば、例えばスチレン系
樹脂、ポリエステル系樹脂、ゴム系樹脂、ウレタ
ン系樹脂を主成分としたエラステイツクなものを
もつて形成するのが好適である。着色層3は、例
えばポリエステル系エラストマー、ウレタン系エ
ラストマー、スチレン系エラストマー、ビニル系
エラストマー、ゴム系エラストマー、ポリアミド
系エラストマーを主成分樹脂に着色剤を練肉した
インキをもつて形成するのが望ましい。更に、接
着層4としては、成形品に対する密着性を考慮し
て選択すればよいが、ポリオレフイン系樹脂、ビ
ニル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミド系樹
脂、ポリエステル系樹脂、ゴム系樹脂等のエラス
テイツクな樹脂の一種又は2種以上からからなる
組成物を挙げることができる。前記したように、
剥離層2、着色層3及び接着層4にエラステイツ
クな樹脂を使用するのは、これらの転写層Tに伸
張性を与える為である。 前記着色層3の図柄としては種々のものが考え
られる。全面ベタ柄でもパターン柄でもよく、ま
た、これらの柄における着色成分の隠蔽性の有無
も問わない。更に、前記図柄に蒸着層が組み合わ
されたものであつてもよい。着色層3における着
色成分として、カーボン或いは銀ペーストを用い
れば、成形品の全周に抵抗値が一定な導電膜を有
する成形品を作ることも可能なので、例えば射出
成形同時転写絵付法によりプリント配線基盤を得
ることも可能となる。 尚、転写層Tを構成する剥離層2、着色層3及
び接着層4等の各層は、グラビア印刷、オフセツ
ト印刷、スクリーン印刷等の通常の印刷方法によ
り形成すればよい。 実施例 1 ポリプロピレンフイルム上に、ポリウレタン樹
脂からなるインキを用いグラビア印刷により厚さ
1μの剥離層を設けた。その上の射出成形を行つ
た際に伸ばされる伸張部分に、前記剥離層と同一
組成からなるインキで前記伸張部分に相当するパ
ターンからなる厚さ1μの剥離層の付加層をグラ
ビア印刷により設けた。その上にポリアミド樹脂
をベースにフタロシアニンブルー顔料を分散させ
たインキを用いスクリーン印刷により厚さ4μの
着色層を設けた。その上の射出成形を行つた際に
伸ばされる伸張部分に、前記着色層と同一組成か
らなるインキで前記伸張部分に相当するパターン
からなる厚さ4μの着色層の付加層をスクリーン
印刷により設けた。更にその上にアクリル樹脂か
らなるインキを用いスクリーン印刷により厚さ
3μの接着層を設けた。その上の射出成形を行つ
た際に伸ばされる伸張部分に、前記着色層と同一
組成からなるインキで前記伸張部分に相当するパ
ターンからなる厚さ3μの接着層の付加層をスク
リーン印刷により設けた。 このようにして得た転写材を用いて、スチロー
ル樹脂で射出成形同時絵付を行つた。得られた成
形品は、横120mm×縦80mm×高さ7mmの大きさの
コンパクト容器であり、その外表面に転写層が転
写されていた。このものの耐表面摩耗性、耐水
性、耐光性を調べた結果を第1表に示す。 尚、前記実施例1において、剥離層の付加層、
着色層の付加層及び接着層の付加層を設けない他
は実施例1と同様にして実験した結果を比較例1
として、併せて第1表に示す。
のである。より詳しく述べれば、本発明に係る射
出成形同時絵付転写材は、化粧品容器(例えばコ
ンパクト容器)や家電製品(例えば電卓の枠)等
において用いられる立ち上がりのあるプラスチツ
ク成形品に、射出成形と同時に絵付を行うことが
できる転写材に関するものである。 〔従来の技術とその問題点〕 従来、射出成形同時絵付転写材としては、ベー
スフイルム上に剥離層、着色層、接着層等からな
る転写層を順次積層してなるものが公知である。
この転写材を用いて射出成形と同時に絵付をした
場合、転写面が平面的であるときには問題がな
い。しかし、転写面が立体的となり立ち上がりが
あるとき、例えば転写物が前記したコンパクト容
器や電卓の枠等の箱状物であつて、転写面がその
外周面の天面のみならず側面にも及ぶときには、
次のような問題があつた。 射出成形同時絵付転写材は、その周囲がクラン
プされた状態で射出成形されるので、成形樹脂の
熱圧により雌金型形成に沿つて伸ばされる。この
場合、前記箱状物について言えば、天面と側面と
の隣接部或いは四隅におけるコーナー部を中心と
した部分においては特にその伸びが大きくなる。
その結果、転写層を構成する各層の厚みは薄くな
り、その機能が低下するのである。例えば、剥離
層が薄くなれば、その部分における耐表面摩耗
性、耐水性、耐光性などの諸点において著しく低
下するという問題があつた。また、着色層が薄く
なれば、着色濃度が薄くなるので成形樹脂の色が
見えたり、耐光性が劣つたりすることになる。更
に、接着層が薄くなれば、接着強度が低下すると
いう問題点があつた。 このような現象は、プラスチツク成形品の立ち
上がりが大きくなり、転写材の伸ばされる度合が
大きくなるに従つて顕著となる。更にその度合い
が進むと、転写層を構成する各層がクラツクを起
こし、外観上著しく見苦しいものとなり、商品価
値のないものとなる。 前記問題点を解決する方法の一つとして、転写
層の全て或いはその一部の層の膜厚を全体として
厚くすることが考えられる。しかし、この場合、
箔切れが悪くて箔バリを生ずるという不良が発生
し、美麗なプラスチツク成形品を得ることが困難
である。また、この箔切れ不良品を成形後に除去
することは可能であるが、この場合手間を要し作
業性が劣るという問題点がある。 〔問題点を解決する手段〕 本発明者は、前記した従来の射出成形同時絵付
転写材の問題点に鑑みて種々研究した結果、前記
したような諸問題点のない立ち上がりのあるプラ
スチツク成形品への射出成形同時絵付転写材を得
ることに完成したのである。 即ち、本発明に係る立ち上がりのあるプラスチ
ツク成形品への射出成形同時絵付転写材は、ベー
スフイルム1上に剥離層2、着色層3、接着層4
等からなる転写層Tが形成されてなる転写材にお
いて;射出成形を行つた際に伸ばされる伸張部分
に、転写層Tを構成する各層と同一若しくは近似
の組成で前記伸張部分に相当するパターンからな
る付加層Aが一層以上設けられ、該付加層Aはそ
れと同一若しくは近似の組成の転写層に隣接して
設けられていることを特徴とするものである。 本発明における転写材の基本的な層構成は、一
般的な転写材の層構成と同じである。例えば、ベ
ースシート1上に剥離層2を設け、その上に着色
層3を設け、更にその上に接着層4を設けた転写
材を上げることができる。また、この場合、着色
層3に剥離機能或いは接着機能を持たせることに
よつて、剥離層2や接着層4を省略した構成の転
写材であつてもよい。 本発明において特長的なことは、この転写材に
おいて付加層Aを設けたことである。第一に、こ
の付加層Aは、射出成形を行つた際に伸ばされる
伸張部分に設けられる。例えば、目的とするプラ
スチツク成形品が箱状物である場合、天面と側面
との隣接部或いは四隅におけるコーナー部を中心
とした部分において伸張部分が生じるので、第3
図に示すように、天面と側面との隣接線5の両側
に帯状の付加層Aを形成すればよい。 第二に、付加層Aは、転写層Tを構成する層に
隣接して一層以上積層される。付加層Aは、射出
成形を行つた際に転写材が伸ばされることによつ
て生じる転写層Tを構成する層の機能低下を補う
ものであるから、その補う必要性に応じて一層或
いは多層が形成される。例えば、剥離層2が伸ば
されることによつて生じる耐表面摩耗性、耐水
性、耐光性等を補おうとするならば、剥離層2の
上或いは下に剥離層の付加層2−Aを形成すれば
よい。また、立ち上がりが大きく(立ち上がり角
度が大きくなる場合及び立ち上がりの高さが高い
場合の双方を含む)て、転写材の伸びが殆どない
平面部分と転写材の伸びが大きなコーナー部との
差が生じるような場合には、第1図及び第2図に
示すように、転写層Tを構成する各層に隣接して
付加層Aを多層設け、転写後の成形品6周囲にお
いて均等の厚みを持つようにするのが望ましい。
図中3−Aは着色層の付加層、4−Aは接着層の
付加層を示す。 第三に、付加層Aは、隣接する転写層Tを構成
する層の組成と同一若しくは近似の組成で構成さ
れる。例えば、剥離層2の上又は下に設けられる
剥離層の付加層2−Aは、その剥離層2の組成と
同一若しくは近似の組成で構成される。何故な
ら、剥離層の付加層2−Aは、機能低下した剥離
層2を補う為のものであるからである。 なお、前記した剥離層の付加層2−Aは、エラ
ステイツクな樹脂例えばスチレン系樹脂、ポリエ
ステル系樹脂、ゴム系樹脂、ウレタン系樹脂、ビ
ニル系樹脂を含む組成物で構成するのが望まし
い。これは、これらの樹脂の持つ高伸張性を利用
することができるからである。 本発明において使用する転写材は、射出成形と
同時に絵付を行うことができる転写材に関するも
のであるから、これに用いるベースフイルム1と
しては、耐熱性が要求される。従つて、例えばポ
リエステルフイルム、ナイロンフイルム、ポリプ
ロピレンフイルム等を使用することができる。 また、転写層Tを構成する剥離層2、着色層3
及び接着層4等は、射出成形同時絵付転写材に通
常使用されるものを用いて形成すればよい。しか
し、剥離層2について言えば、例えばスチレン系
樹脂、ポリエステル系樹脂、ゴム系樹脂、ウレタ
ン系樹脂を主成分としたエラステイツクなものを
もつて形成するのが好適である。着色層3は、例
えばポリエステル系エラストマー、ウレタン系エ
ラストマー、スチレン系エラストマー、ビニル系
エラストマー、ゴム系エラストマー、ポリアミド
系エラストマーを主成分樹脂に着色剤を練肉した
インキをもつて形成するのが望ましい。更に、接
着層4としては、成形品に対する密着性を考慮し
て選択すればよいが、ポリオレフイン系樹脂、ビ
ニル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミド系樹
脂、ポリエステル系樹脂、ゴム系樹脂等のエラス
テイツクな樹脂の一種又は2種以上からからなる
組成物を挙げることができる。前記したように、
剥離層2、着色層3及び接着層4にエラステイツ
クな樹脂を使用するのは、これらの転写層Tに伸
張性を与える為である。 前記着色層3の図柄としては種々のものが考え
られる。全面ベタ柄でもパターン柄でもよく、ま
た、これらの柄における着色成分の隠蔽性の有無
も問わない。更に、前記図柄に蒸着層が組み合わ
されたものであつてもよい。着色層3における着
色成分として、カーボン或いは銀ペーストを用い
れば、成形品の全周に抵抗値が一定な導電膜を有
する成形品を作ることも可能なので、例えば射出
成形同時転写絵付法によりプリント配線基盤を得
ることも可能となる。 尚、転写層Tを構成する剥離層2、着色層3及
び接着層4等の各層は、グラビア印刷、オフセツ
ト印刷、スクリーン印刷等の通常の印刷方法によ
り形成すればよい。 実施例 1 ポリプロピレンフイルム上に、ポリウレタン樹
脂からなるインキを用いグラビア印刷により厚さ
1μの剥離層を設けた。その上の射出成形を行つ
た際に伸ばされる伸張部分に、前記剥離層と同一
組成からなるインキで前記伸張部分に相当するパ
ターンからなる厚さ1μの剥離層の付加層をグラ
ビア印刷により設けた。その上にポリアミド樹脂
をベースにフタロシアニンブルー顔料を分散させ
たインキを用いスクリーン印刷により厚さ4μの
着色層を設けた。その上の射出成形を行つた際に
伸ばされる伸張部分に、前記着色層と同一組成か
らなるインキで前記伸張部分に相当するパターン
からなる厚さ4μの着色層の付加層をスクリーン
印刷により設けた。更にその上にアクリル樹脂か
らなるインキを用いスクリーン印刷により厚さ
3μの接着層を設けた。その上の射出成形を行つ
た際に伸ばされる伸張部分に、前記着色層と同一
組成からなるインキで前記伸張部分に相当するパ
ターンからなる厚さ3μの接着層の付加層をスク
リーン印刷により設けた。 このようにして得た転写材を用いて、スチロー
ル樹脂で射出成形同時絵付を行つた。得られた成
形品は、横120mm×縦80mm×高さ7mmの大きさの
コンパクト容器であり、その外表面に転写層が転
写されていた。このものの耐表面摩耗性、耐水
性、耐光性を調べた結果を第1表に示す。 尚、前記実施例1において、剥離層の付加層、
着色層の付加層及び接着層の付加層を設けない他
は実施例1と同様にして実験した結果を比較例1
として、併せて第1表に示す。
【表】
実施例 2
ポリエステルフイルム上に、塩酢ビマレイン酸
樹脂からなるインキを用いグラビア印刷により厚
さ1μの剥離層を設けた。その上にアクリルビニ
ル樹脂をベースにフタロシアニンブルー顔料を分
散させたインキを用いスクリーン印刷により厚さ
4μの着色層を設けた。その上の射出成形を行つ
た際に伸ばされる伸張部分に、前記着色層と同一
組成からなるインキで前記伸張部分に相当するパ
ターンからなる厚さ4μの着色層の付加層をスク
リーン印刷により設けた。更にその上にアクリル
樹脂からなるインキを用いスクリーン印刷により
厚さ3μの接着層を設けた。 このようにして得た転写材を用いて、ABS樹
脂で射出成形同時絵付を行つた。得られた成形品
は、横120mm×縦80mm×高さ7mmの大きさのコン
パクト容器であり、その外表面全面に転写層が転
写されていた。このものの耐表面摩耗性、耐水
性、耐光性を調べた結果を第2表に示す。 尚、前記実施例2において、着色層の付加層を
設けない他は実施例2と同様にして実験した結果
を比較例2として、併せて第2表に示す。
樹脂からなるインキを用いグラビア印刷により厚
さ1μの剥離層を設けた。その上にアクリルビニ
ル樹脂をベースにフタロシアニンブルー顔料を分
散させたインキを用いスクリーン印刷により厚さ
4μの着色層を設けた。その上の射出成形を行つ
た際に伸ばされる伸張部分に、前記着色層と同一
組成からなるインキで前記伸張部分に相当するパ
ターンからなる厚さ4μの着色層の付加層をスク
リーン印刷により設けた。更にその上にアクリル
樹脂からなるインキを用いスクリーン印刷により
厚さ3μの接着層を設けた。 このようにして得た転写材を用いて、ABS樹
脂で射出成形同時絵付を行つた。得られた成形品
は、横120mm×縦80mm×高さ7mmの大きさのコン
パクト容器であり、その外表面全面に転写層が転
写されていた。このものの耐表面摩耗性、耐水
性、耐光性を調べた結果を第2表に示す。 尚、前記実施例2において、着色層の付加層を
設けない他は実施例2と同様にして実験した結果
を比較例2として、併せて第2表に示す。
本発明は以上の構成よりなるので次の効果を有
する。即ち、成形時に金型形状に沿つて転写材が
伸ばされる伸張部分に付加層が設けられているの
で、その付加層が転写層の機能低下を補うことに
なる。故に、剥離層が薄くなつて、その部分にお
ける耐表面摩耗性、耐水性、耐光性などの諸点に
おいて著しく低下するという問題がない。また、
着色層において、着色濃度が薄くなつたり、耐光
性が劣つたりすることがない。また、更に、接着
層が薄くなつて、接着強度が低下することもな
い。しかも、付加層が成形時に全型形状に沿つて
転写材が伸ばされ伸張部分にのみ設けられてお
り、箔切れ等の不良が発生する部分には付加層が
設けられていないので、このような問題が発生す
る虞もない。上記した効果は、プラスチツク成形
品の立ち上がりが大きくなり、転写材の伸ばされ
る度合が大きくなつても同じである。 従つて、本発明に係る射出成形同時絵付転写材
を用いれば、美麗に絵付けされたプラスチツク成
形品を簡単に得ることが可能となる。
する。即ち、成形時に金型形状に沿つて転写材が
伸ばされる伸張部分に付加層が設けられているの
で、その付加層が転写層の機能低下を補うことに
なる。故に、剥離層が薄くなつて、その部分にお
ける耐表面摩耗性、耐水性、耐光性などの諸点に
おいて著しく低下するという問題がない。また、
着色層において、着色濃度が薄くなつたり、耐光
性が劣つたりすることがない。また、更に、接着
層が薄くなつて、接着強度が低下することもな
い。しかも、付加層が成形時に全型形状に沿つて
転写材が伸ばされ伸張部分にのみ設けられてお
り、箔切れ等の不良が発生する部分には付加層が
設けられていないので、このような問題が発生す
る虞もない。上記した効果は、プラスチツク成形
品の立ち上がりが大きくなり、転写材の伸ばされ
る度合が大きくなつても同じである。 従つて、本発明に係る射出成形同時絵付転写材
を用いれば、美麗に絵付けされたプラスチツク成
形品を簡単に得ることが可能となる。
第1図は本考案に係る立ち上がりのあるプラス
チツク成形品への射出成形同時絵付転写材の一実
施例の要部拡大正面断面図、第2図は第1図に示
す本考案に係る立ち上がりのあるプラスチツク成
形品への射出成形同時絵付転写材の転写後の要部
拡大正面断面図、第3図は第1図に示す本考案に
係る立ち上がりのあるプラスチツク成形品への射
出成形同時絵付転写材の転写後の説明斜視図を示
す。 図中1……ベースフイルム、2……剥離層、3
……着色層、4……接着層、5……隣接線、T…
…転写層、A……付加層、2−A……剥離層の付
加層、3−A……着色層の付加層、4−A……接
着層の付加層。
チツク成形品への射出成形同時絵付転写材の一実
施例の要部拡大正面断面図、第2図は第1図に示
す本考案に係る立ち上がりのあるプラスチツク成
形品への射出成形同時絵付転写材の転写後の要部
拡大正面断面図、第3図は第1図に示す本考案に
係る立ち上がりのあるプラスチツク成形品への射
出成形同時絵付転写材の転写後の説明斜視図を示
す。 図中1……ベースフイルム、2……剥離層、3
……着色層、4……接着層、5……隣接線、T…
…転写層、A……付加層、2−A……剥離層の付
加層、3−A……着色層の付加層、4−A……接
着層の付加層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ベースフイルム1上に剥離層2、着色層3、
接着層4等からなる転写層Tが形成されてなる転
写材において;射出成形を行つた際に伸ばされる
伸張部分に、転写層Tを構成する各層と同一若し
くは近似の組成で前記伸張部分に相当するパター
ンからなる付加層Aが一層以上設けられ、該付加
層Aはそれと同一若しくは近似の組成の転写層に
隣接して設けられていることを特徴とする立ち上
がりのあるプラスチツク成形品への射出成形同時
絵付転写材。 2 前記付加層Aが、エラステイツクな樹脂を含
む特許請求の範囲第1項記載の立ち上がりのある
プラスチツク成形品への射出成形同時絵付転写
材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23714285A JPS6295300A (ja) | 1985-10-22 | 1985-10-22 | 立ち上がりのあるプラスチツク成形品への射出成形同時絵付転写材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23714285A JPS6295300A (ja) | 1985-10-22 | 1985-10-22 | 立ち上がりのあるプラスチツク成形品への射出成形同時絵付転写材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6295300A JPS6295300A (ja) | 1987-05-01 |
| JPH0242360B2 true JPH0242360B2 (ja) | 1990-09-21 |
Family
ID=17011026
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23714285A Granted JPS6295300A (ja) | 1985-10-22 | 1985-10-22 | 立ち上がりのあるプラスチツク成形品への射出成形同時絵付転写材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6295300A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FI20001895A0 (fi) * | 2000-08-28 | 2000-08-28 | Jukka Pekonen | Menetelmä matkapuhelimen tms. värikuoren valmistamiseksi ja menetelmässä käytettävä värikuva-aihio |
| MY180734A (en) * | 2013-07-12 | 2020-12-08 | Honda Motor Co Ltd | Method for affixing decorative object and decorative object |
-
1985
- 1985-10-22 JP JP23714285A patent/JPS6295300A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6295300A (ja) | 1987-05-01 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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