JPH0242384Y2 - - Google Patents

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JPH0242384Y2
JPH0242384Y2 JP1986092266U JP9226686U JPH0242384Y2 JP H0242384 Y2 JPH0242384 Y2 JP H0242384Y2 JP 1986092266 U JP1986092266 U JP 1986092266U JP 9226686 U JP9226686 U JP 9226686U JP H0242384 Y2 JPH0242384 Y2 JP H0242384Y2
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tank
foaming nozzle
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業状の利用分野) 本考案は被半田付け物体、例えばプリント配線
基板にフラツクスを塗布するためのフラツクス塗
布装置に関する。
(従来技術とその問題点) 被半田付け物体に半田付けする前にフラツクス
を塗布するのは、半田付け前の活性化を図り、良
好な半田付けを確保するためである。
フラツクスが正確な濃度値のものでないときに
は、良好な半田付けが確保できなくなる。
特に最近の半田付けの高精度化に伴い、フラツ
クスの濃度管理はより高精度化を要求されるよう
になつてきている。
ここに、フラツクスの比重は温度変化に大きく
影響されるため、フラツクスの温度も定温管理が
必要になつている。
尚、フラツクスとは、フラツクス原液と希釈剤
(主にアルコール)との混合液である。
しかるに従来のフラツクス塗布装置の大部分
は、第1図または第2図のフラツクス塗布装置
1,1′のようにフラツクス槽2内のフラツクス
3の比重を単にセンサー4によつて検出し、この
比重値信号を、同じくフラツクス3内に浸した温
度センサー5からの信号に基いて温度補正した比
重値に換算しているにすぎず、正確な濃度のフラ
ツクス3が得られないものとなつている。
6は液位センサー、7はフラツクス3のライフ
センサーである。
以下に、詳細に第1図及び第2図のフラツクス
塗布装置1,1′について説明する。
8は比重センサー4、温度センサー5、液位セ
ンサー6及びライフセンサー7の出力の比重の
上、下限が入力される制限回路で、温度センサー
5からの入力値で比重センサー4の入力値をある
基準温度に補正し、上、下限設定値と補正した比
重を比較したり、液位センサー6からの入力値で
液位を所定範囲内、すなわち上、下限値内に保つ
と共にライフセンサー7からの信号により、フラ
ツクス3を交換すべきか否かの出力を図示しない
表示部に表示する表示機能を有する。
9,10は電磁弁、11はポンプ、12は原液
を入れた原液槽、13は希釈剤(一般にはアルコ
ールを用いている)を入れた希釈液槽、14,1
5は供給パイプである。
尚、液位センサー6には、長さの異なる3本の
電極6a,6b,6cがあり、電極6aと6c,
6bと6cの導通によつてフラツクス3の上、下
限値が検出される。
従つて、比重センサー4と温度センサー5の出
力値で比重の温度補正、温度補正された比重と
上、下限値との比較を制御回路8で行い、上限設
定値よりも高い場合は制御回路8の出力で電磁弁
10及びポンプ11を作動させて希釈液槽13内
の希釈液をフラツクス槽2に供給し、また下限設
定値よりも低い場合は制御回路8の出力で電磁弁
9及びポンプ11を作動させて原液槽12内の原
液をフラツクス槽2に供給してフラツクス3が所
定の範囲内の比重に入るように電磁弁9及びポン
プ11を制御している。
またフラツクス3が下限液位に達すると液位セ
ンサー6が下限値の出力を出し、フラツクス3の
比重が所定範囲に入るように制御回路8で制御し
ながら電磁弁9とポンプ11、電磁弁10とポン
プ11を交互に作動させてフラツクス3が上限値
に達するまで原液または希釈液をフラツクス槽2
に供給する。
このようにしてフラツクス槽2には常に一定条
件のフラツクス3が供給され、図示しない噴流器
によつてプリント配線基板等の被半田付け物体に
塗布される。
また別の従来のフラツクス塗布装置1′につい
ては、第2図を用いて以下に説明する。尚、第1
図と共通する箇所の説明は、省略する。
第2図を参照して、27は温度補正回路、28
は差動増幅器、16はデジタルパネルメータ、1
7は上、下限比重設定器、19は電磁弁制御回路
である。これらによつて制御回路8が構成され
る。
20は圧力エアー源、21,22は圧力エアー
供給パイプである。
従つて、自動操作時に切換スイツチ23を第2
図に示すように自動側に倒す。すると温度センサ
ー5は温度に応じた出力を出し、この出力の一部
は温度補正回路27に入り、温度補正回路27に
よる温度を基準に、例えば20℃以上であれば温度
補正に必要な差分の負の出力を、20℃以下であれ
ば正の出力を出すように補正され、この出力と比
重センサー4の比重に見合つた出力を20℃に換算
するように差動増幅器28に出力する。
この差動増幅器28の出力は、上、下限設定器
17の上、下限設定値と共に上、下限比重判定回
路18で比重の値が比較される。
比重の値が高いかまたは低い場合は、上、下限
比重判定回路18より電磁弁制御回路19へ出力
が出て電磁弁9または10を制御して圧力エアー
源20より圧力エアーAを圧力エアー供給パイプ
21,22へ供給する出力を出し、圧力エアーA
はフラツクス原液24を入れた原液槽12または
希釈液25を入れた希釈液槽13に供給される。
従つて、電磁弁9または10が開いている時間
に比例した量だけ原液槽12または希釈液槽13
から原液24または希釈液25がフラツクス槽2
に供給され、フラツクス3の比重を所定範囲内に
維持する。
尚、液位センサー6でフラツクス3の上限液位
の出力が出ると、ただちに電磁弁9または10を
閉じる。また液位センサー6でフラツクス3の下
限液位の出力が出ると、液位が上限液位である上
限値の出力があるまで比重を所定範囲内にしなが
ら原液24または希釈液25をフラツクス槽2に
供給する。
以上の従来のフラツクス塗布装置1,1′は、
フラツクス3をある程度の比重のものに常に維持
できる。
しかしながら、上記したように従来のフラツク
ス塗布装置1,1′では、単に測定した比重値信
号を所定の温度値に補正しているにすぎず、実際
には使用するフラツクス3を所定の温度のものに
直していないため、正確な温度(比重)のフラツ
クス3が得られないため、高精度な半田付けを行
うことができない欠点があつた。
すなわち、フラツクス3の温度が半田付けの良
否の割合を表わす欠点率に大きな影響を与えられ
ていることは良く知られているにも係らず、従来
のフラツクス塗布装置1,1′では、フラツクス
3の定温温調管理対策についてはほとんど考慮さ
れていないのが現状である。
尚、第1図及び第2図のフラツクス塗布装置
1,1′については、図示していないが第3図に
示すように空気源26から送られてきた空気によ
つてフラツクス3を発泡筒29によつて泡状に
し、発泡筒カバー30によつて上方に案内し、発
泡ノズル31により平坦な形態とし、半田付け対
象となるプリント配線基板等の被半田付け物体に
塗布するフラツクス噴流装置を備えている。
また別の従来のフラツクス塗布装置1″として
は、特開昭53−72755号に示すものがある。
このフラツクス塗布装置1″について、以下に
第3図を参照して説明する。
このフラツクス塗布装置1″は、フラツクス槽
2内に熱電対やサーミスタ等の温度センサー5を
入れ、この温度センサー5からの信号を温度制御
装置に加え、温度設定器33からの設定温度値信
号と温度センサー5からの信号とを比較し、熱交
換装置34を作動させてフラツクス槽2内のフラ
ツクス3の温度を上げたり、下げたりして、フラ
ツクス3を所定の温度になるようにしている。
尚、第3図において符号32は、温度制御装置を
示す。
このフラツクス塗布装置1″は、フラツクス3
そのものの温度を一定に保つているために確かに
有用なものである。
このため、実用化されているが、このフラツク
ス塗布装置1″は、単にツフラツクス3の温度を
一定に保つているのみで、実際のフラツクス3の
比重を測定していないため、フラツクス3を正確
な温度値のものに維持できないため、高精度な半
田付けが期待できない欠点がある。
また、フラツクス塗布装置1″によると、この
装置1″の使用時に、温度制御回路33の電源を
入れて、温度センサー5が働くようにしても、該
温度センサー5からの信号を基に熱交換装置34
を作動させても、冷え切つているフラツクス3は
所定の温度に瞬時に上げることができず、応答作
動の非常に悪いものとなり、フラツクス3が所定
の温度値になるまでの長い時間の間は使用できな
い欠点があつた。
またフラツクス3が温度変化していて、例え
ば、フラツクス槽2内にフラツクス原液又は希釈
液を供給するなどしてフラツクス3の比重補正や
液面制御を行つたりすると、フラツクス3は温度
変化をきたし、その比重値に大きな狂いを生ずる
が、フラツクス3が所定の温度値になるまで長い
時間がかかり、その間は大幅に狂つた比重値のフ
ラツクス3を使用しなければならず、高精度な半
田付けが行えない欠点がある。
またフラツクス塗布装置1″(上記フラツクス
塗布装置1,1′も同様である)では、一般にフ
ラツクス槽2は5〜10リツトルものフラツクス3
の収容容量を持ち、しかも上記噴流装置をも備え
ている大型のものとなつているため、このフラツ
クス槽2内のフラツクス3の温度管理のために
は、大きく且つ高価な熱交換器34(例えば、大
きなヒーターと冷却器より構成する)が必要にな
り、非常に非効率的で、また非常に高価になる欠
点がある。
またこのような大型になるフラツクス塗布装置
1″を既製の自動半田付け装置に装備すると、上
記フラツクス塗布装置1″そのもののスペース面
における配設自由度がなく、上記自動半田付け装
置への上記フラツクス塗布装置1″の取り付け構
造を非常に複雑にし、互換性に乏しく、また上記
フラツクス塗布装置1″を装備した自動半田付け
装置を大型且つ高価にする欠点があつた。
尚、上記したように、このフラツクス塗布装置
1″では、第1図及び第2図に示すフラツクス塗
布装置1,1′のようにフラツクス3の比重等を
検出しておらず、単にフラツクス3の温度を一定
にしているだけなので、これだけだとフラツクス
3の正確な濃度を検出できない欠点がある。
なぜなら、フラツクス3はアルコール系希釈液
を用いているため、これを暖めるとその中のアル
コールが蒸発したり、あるいは大気中などの水分
を吸収混入するため、その比重値を大きく変動さ
せ、実際には水分混入したフラツクス3を暖めて
いることになるため、フラツクス3の比重を一定
に保つために望ましい温度に保つことができず、
フラツクス3を一定の比重値に保つことができな
い欠点を持つ。その他、フラツクス3に不純物が
混入した場合にも、フラツクス3はその比重値を
変動するが、フラツクス塗布装置1″の場合には、
こうした欠点に対処できず、結果として、フラツ
クス3を一定の比重値に保つことができず、精度
良い半田付けを期待できない欠点があつた。
(本考案の目的) 本考案は上記従来技術の欠点及び問題点を解決
するためになされたもので、従来フラツクス塗布
装置においてフラツクスの比重を一定に保つに当
たつて、上記したフラツクス塗布装置1,1′の
ようにフラツクス3の比重を比重センサー4を用
いて検出し、その検出した比重値信号を、フラツ
クス3に浸した温度センサー5からの温度信号に
よつて温度補正するという方法と、上記フラツク
ス塗布装置1″のようにフラツクス3の温度を温
度センサー5を用いて温度検出し、該検出したフ
ラツクス3の温度信号を基に熱交換装置34を作
動制御して単にフラツクス3を一定の温度に保つ
だけで、フラツクス3を所定の比重値にあるよう
に管理する方法が知られており、上記の何れか一
方の方法を用いるだけで、フラツクス3を所定の
比重値に管理していたが、これらの方法を追及し
た結果、上記したような種々の欠点を持つため
に、フラツクス3を正確な比重値に管理すること
ができず、結果として精度良く半田付けを行うこ
とが出来ないことが判明した。
ここに本考案は、フラツクス3の比重を一定に
保つために温度を設定温度に保つに当たつて、大
きなフラツクス槽とフラツクス噴流装置を有する
フラツクス塗布部とを分離することにより、小さ
なフラツクス塗布部、すなわち発泡ノズル内の少
量のフラツクスの温度のみを上げ下げすれば足り
るようにして、小型で省エネルギー効果を期待で
きる熱交換装置を用いることができるようにし、
経済的なフラツクス塗布装置を得ることができる
ようにすることを目的としたものである。
また上記のようにすることによつて、大きなフ
ラツクス槽と分離された小さな発泡ノズル内の少
量のフラツクスの温度のみを上げ下げして設定さ
れた温度に保てば良いようにすることによつて、
フラツクス槽内のフラツクスの比重変動、液面の
減少などが生じてフラツクス原液や希釈液を供給
することによつてフラツクスの温度変化が生じて
比重変動を起こした場合でも、発泡ノズル内のフ
ラツクスが少量であるため、かかる使用直前の発
泡ノズル内のフラツクスを直ぐに所定の温度に調
節維持できるようにして、半田付け特性にバラツ
キが生ずることなく、高度に品質管理された半田
付けが期待できるようにすることを目的になされ
たものである。
またフラツクス槽と分離した発泡ノズルを持つ
構造のフラツクス塗布装置とすることで、発泡ノ
ズル部分など所定の装置部分のみを自動半田付け
装置に配設し、大きなフラツクス槽は分離して他
の箇所に配設できるようにすることで定温温調装
置を有するフラツクス塗布装置を自動半田付け装
置に自由且つ余裕をもつて配設できるようにする
ことを目的になされたものである。
またフラツクス槽と発泡ノズルを分離すること
で、定温温調装置を有する発泡ノズル等の機構を
取り付けるだけで従来の既製の自動半田付け装置
をそのまま用いることができようにし、フラツク
スの定温化を容易に実現できて常にフラツクスを
正確な濃度のもの維持でき、良好な半田付けが行
えるようにすることを目的になされたものであ
る。
また少量のフラツクスのみを定温管理すれば良
いようにすることで、フラツクス塗布装置の使用
時に電源投入後においても、またフラツクス塗布
中においても、常に精度良くフラツクスを一定の
比重値に設定できるように管理でき、従つて極め
て精度良く半田付けを行うことを可能にするフラ
ツクス塗布装置を提供することを目的としてなさ
れたものである。
(考案の目的達成手段) かかる本考案の目的は、下記構成要素(a)乃至(f)
にて構成されたフラツクス塗布装置を提供するこ
とによつて達成できる。
(a) 希釈剤とフラツクス原液とからなるフラツク
スを貯蔵するフラツクス槽を備えていること。
(b) フラツクス槽と分離して配設され、且つ上記
フラツクス槽内のフラツクスをフラツクス供給
通路を介して供給されるフラツクスを噴流させ
るための発泡筒を有する発泡ノズルを備えてい
ること。
(c) 上記フラツクス槽内のフラツクスを上記発泡
ノズルに積極的に供給する手段を備えているこ
と。
(d) 上記フラツクスの比重を管理するフラツクス
比重管理装置を設けていること。
(e) 上記フラツクスの温度を検出する手段を備え
ていること。
(f) 上記フラツクスの温度を検出する手段からの
温度値信号によつて上記フラツクス槽から出た
フラツクスを設定された温度に上げ下げするこ
とで上記発泡ノズル内のフラツクスを設定温度
に保持する定温温調装置を設けていること。
(実施例) 図面第4図以下を参照して、本考案の実施例を
説明する。
本考案のフラツクス塗布装置1では、フラツ
クス3を貯蔵したフラツクス槽2′とフラツクス
塗布部35を分離しているところに特徴がある。
フラツクス槽2′は、途中にフラツクス原液供
給ポンプ36、希釈剤供給ポンプ37を設けた供
給パイプ38を介して原液槽12、希釈液槽13
に接続されている。
ポンプ37,38は制御回路39からの信号に
よつて駆動制御され、原液槽12内のフラツクス
原液24又は/及び希釈液槽13内の希釈液25
が供給パイプ38を通つてフラツクス槽2′内に
供給され、フラツクス槽2′内のフラツクス3の
液位及び比重を一定に保つようにしている。
フラツクス槽2′のフラツクス3には、上記同
様に伝達線40を介して比重センサー4に接続さ
れたボブ41が浸されている。
またフラツクス槽2′内のフラツクス3には、
フラツクス3の液位を検出するための上記で既に
説明している液位センサー6がその先端の電極部
6Aを浸している。
更にまた、フラツクス槽2′内のフラツクス3
の温度を検出するための温度センサー5をフラツ
クス3に浸している。
フラツクス槽2′は自動半田付け装置に設置す
る場合と自動半田付け装置から取り外す場合とが
あるが、本考案においては、自動半田付け装置を
小型にするため、この例においては、フラツクス
槽2′は自動半田付け装置から取り外した位置に
配設し、フラツクス塗布部35のみを自動半田付
け装置に設置することとする。
フラツクス槽2′は、中間にフラツクス供給ポ
ンプ42、電磁バルブ43を設けたフラツクス供
給管44及びフラツクス供給管44に接続された
供給管45を介して発泡ノズル46に接続されて
いる。
発泡ノズル46は上端部に開口47を有し、内
部にフラツクス3を少量貯蔵するフラツクス貯蔵
用空胴部48を有し、該空胴部48の下部にはフ
ラツクス3を泡状にするための発泡筒49が設け
られている。
この発泡筒49は、エアー供給管50を介して
エアーポンプ51に接続されている。
従つて、エアーポンプ51が駆動されることで
エアーがエアー供給管50を通り、発泡筒49よ
りエアーを発生することにより、発泡筒49によ
つて泡状にされた発泡エアー状フラツクス52が
発泡ノズル46の開口47の上部より噴出され被
半田付け物体に塗布される。
発泡ノズル46には、この内部、すなわち空胴
部48内のフラツクス3の温度を検出するための
温度センサー53が設けられている。
この温度センサー53によつて被半田付け物体
へ塗布する直前の発泡ノズル46内のフラツクス
3の温度を検出できるので、この温度センサー5
3からの信号に基いて後記するフラツクス3の定
温温調装置54を制御回路39によつて駆動制御
することで、発泡ノズル46内の温度を設定温度
のものにできる。
すなわち、発泡エアー状フラツクス52が設定
温度のものとなるので、正確な濃度のフラツクス
3を被半田付け物体に塗布できるため、精度のよ
い半田付けを容易に行える。
尚、発泡ノズル46においても、常に一定の液
位になるようにフラツクス3が収納される必要が
あるので、発泡ノズル46には、液位センサー5
5が設けられている。
液位センサー55の信号が制御回路39に入力
され、発泡ノズル46内のフラツクス3の液位が
一定になるまでフラツクス供給ポンプ42、電磁
バルブ43を駆動制御してフラツクス槽2′内の
フラツクス3を発泡ノズル46に供給するように
している。発泡ノズル46は、その周囲を断熱カ
バー67で覆つている。
定温温調装置54の内部においては、供給管4
5の外周に、第5図に示すようにフラツクス3を
外部から暖めるためのヒーター56が巻かれてい
る。
このようにした理由は、フラツクス3が有機溶
剤であるため、発泡ノズル46内において直接フ
ラツクス3を暖めることは危険なことによる。ま
た供給管45の外周には、冷却器57に接続され
た冷却パイプ58の端部が、第5図に示すように
巻かれていて、フラツクス3を供給管45の外部
から冷やすようにしている。
第6図は本考案の主なシステムブロツク図を示
す。
液位センサー55からの信号は、液位上下判定
回路59に入力され、発泡ノズル46内のフラツ
クス3が一定レベルの液位になるまで、フラツク
ス供給回路60によつてフラツクス供給ポンプ4
2及び電磁バルブ43を駆動してフラツクス槽
2′内のフラツクス3をフラツクス供給管44及
び供給管45を介して発泡ノズル46にフラツク
ス3を供給する。
フラツクス塗布装置1の使用時に駆動スイツ
チ61をオンするとエアーポンプ駆動回路62に
よつてエアーがエアー供給管50、発泡筒49を
通つて発泡エアー状フラツクス52が開口47よ
り噴出され、被半田付け物体に塗布される。
温度センサー53からの出力信号により、温度
判定回路67により定温温調装置54が作動制御
される。
比重センサー4からの比重値信号は、比重判定
回路63に入力された後、比重温度補正回路64
に入力されて温度判定回路65からの設定温度に
換算した温度信号に見合つた比重信号に補正す
る。尚、比重センサー4からの信号は、上記比重
判定回路63に入力される。
フラツクス槽2′内のフラツクス3を所定の比
重値のものに維持するため、補正回路64からの
信号により原液供給ポンプ36または希釈剤供給
ポンプ37を駆動し、適宜量の原液槽12内の原
液24または希釈液槽13内の希釈液25を供給
パイプ38を介してフラツクス槽2′内に供給す
る。
液位センサー6からの信号は、液位判定回路6
6に入力され、フラツクス槽2′内のフラツクス
3が一定レベルになるまで、ポンプ36または3
7を駆動してフラツクス槽2′内にフラツクス3
を供給する。
(本考案の効果) 本考案は、フラツクスの比重を一定に保つため
に温度を設定温度に保つに当たつて、大きなフラ
ツクス槽と分離された小さな発泡ノズル内のフラ
ツクスの温度のみを上げ下げすれば良いため、小
型で省エネルギー効果を期待できる熱交換装置を
用いることができ、経済的なフラツクス塗布装置
を得ることができる効果がある。
また本考案では、大きなフラツクス槽と分離さ
れた小さな発泡ノズル内の少量のフラツクスの温
度のみを上げ下げして、設定された温度に保てば
良いため、フラツクス槽内のフラツクスの比重変
動、液面の減少などが生ずることで、フラツクス
原液や希釈液を供給することによつてフラツクス
の温度変化が生じて比重変動を起こした場合で
も、発泡ノズル内のフラツクスが少量であるた
め、かかる使用直前の発泡ノズル内のフラツクス
を直ぐに所定の温度に調節維持できるため、半田
付け特性にバラツキが生ずることなく、高度に品
質管理された半田付けを期待できる。
またフラツクス槽と分離した発泡ノズルを持つ
構造のフラツクス塗布装置としたことで、フラツ
クス塗布部、即ち発泡ノズル部分など所定の装置
部分のみを自動半田付け装置に配設し、大きなフ
ラツクス槽は分離して他の箇所に配設しておける
ので、定温温調装置を有するフラツクス塗布装置
を自動半田付け装置に自由且つ余裕をもつて配設
できる。
またフラツクス槽と発泡ノズルを分離している
ため、定温温調装置を有する発泡ノズル等の機構
を取り付けるだけで従来の既製の自動半田付け装
置をそのまま用いることができ、フラツクスの定
温化が実現できて常にフラツクスを正確な濃度の
もの維持できるため、良好な半田付けが行える効
果がある。
また、本考案によれば、フラツクスの温度を検
出する手段を設け、該温度検出手段からの信号に
基づいて上記フラツクスを設定温度における比重
値に補正する手段及び定温温調装置を作動させて
上記フラツクスを一定の比重値に保つようにした
ため、フラツクス塗布装置使用時に当たつて、フ
ラツクスを一定の比重値に保つために定温温調装
置を作動させるに当たつて、フラツクスが一定の
温度値にならない場合でも、あるいはフラツクス
が減少してフラツクス原液または希釈液を供給し
て、温度変化をきたしてその比重値変動が生じた
場合でも、比重センサーによつて検出したフラツ
クスの比重値を温度センサーからの信号によりそ
の比重値を温度補正しているため、比較的精度良
好にフラツクスを所定の比重値に管理でき、良好
な半田付けを行うことができる。
また定温温調装置を作動制御してフラツクスを
所定の温度値に確保しておいた場合においても、
上記のようにフラツクス内のアルコールの蒸発、
水分混入、不純物の混入が生じ、フラツクスの比
重値や温度変化をきたした場合でも、比重センサ
ーによつて、その時のフラツクスの比重値を検出
しており、また温度センサーによつてフラツクス
の温度値を検出しているため、検出したフラツク
スの比重値信号を温度補正して、誤差の少ない正
確なフラツクスの比重値管理を行えるので、精度
良く半田付けを行うことができる。
しかも、この場合、フラツクスの測定比重値信
号を考慮して、定温温調装置をコントロールして
最適な温度にフラツクスを保つ事が可能なので、
従来に比較して極めて高精度にフラツクスを望ま
しい比重値に保つことが可能になり、高精度の半
田付けを行うことができる。
尚、上記実施例においては、発泡ノズルにフラ
ツクスを供給する供給管の外部からフラツクスを
加熱したり冷却したりした場合を示しているが、
フラツクスを入れた発泡ノズルの外部からフラツ
クスを加熱、冷却するようにしても良い。
また実施例では、2つの温度センサーを用いた
場合を示したが、何れか1つの温度センサーを用
いるだけでも良く、例えば、温度センサー53を
省略し、温度センサー5を共用するようにする
と、温度センサー5からの信号を温度判定回路6
5及67に出力するようにすれば良い。しかし、
発泡直前のフラツクの温度情報を知ることがフラ
ツクスを望ましい比重値に設定できるので、2つ
の温度センサー5と53を用いて上記のようにそ
れぞれの温度センサー5,53からの信号を上記
温度判定回路65,67に出力するようにするこ
とが望ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はそれぞれ従来の異なる例と
して示したフラツクス塗布装置の説明図、第4図
は本考案のフラツクス塗布装置の説明図、第5図
は同フラツクス塗布装置の定温温調装置の説明
図、第6図は同フラツクス塗布装置の制御システ
ムの説明図である。 符号の説明、1,1′,1″,1……フラツク
ス塗布装置、2,2′……フラツクス槽、3……
フラツクス、4……比重センサー、5……温度セ
ンサー、6……液位センサー、7……ライフセン
サー、8……制御回路、9,10……電磁弁、1
1……ポンプ、12……原液槽、13……希釈液
槽、14,15……供給パイプ、16……デジタ
ルパネルメーター、17……上、下限比重設定
器、18……上、下限比重判定回路、19……電
磁弁制御回路、20……圧力エアー源、21,2
2……圧力エアー供給パイプ、23……切換スイ
ツチ、24……フラツクス原液、25……希釈
液、26……空気源、27……温度補正回路、2
8……差動増幅器、29……発泡筒、30……発
泡筒カバー、31……発泡ノズル、32……温度
制御装置、33……温度設定器、34……熱交換
装置、35……フラツクス塗布部、36……フラ
ツクス原液供給ポンプ、37……希釈剤供給ポン
プ、38……供給パイプ、39……制御回路、4
0……伝達線、41……ボブ、42……フラツク
ス供給ポンプ、43……電磁バルブ、44……フ
ラツクス供給管、45……供給管、46……発泡
ノズル、47……開口、48……フラツクス貯蔵
用空胴部、49……発泡筒、50……エアー供給
管、51……エアーポンプ、52……発泡エアー
状フラツクス、53……温度センサー、54……
定温温調装置、55……液位センサー、56……
ヒーター、57……冷却器、58……冷却パイ
プ、59……液位上下判定回路、60……フラツ
クス供給回路、61……駆動スイツチ、62……
エアーポンプ駆動回路、63……比重判定回路、
64……比重温度補正回路、65……温度判定回
路、66……液位判定回路、67……断熱カバ
ー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 下記構成要素(a)乃至(f)によつて構成されたフ
    ラツクス塗布装置。 (a) 希釈剤とフラツクス原液とからなるフラツ
    クスを貯蔵するフラツクス槽を備えているこ
    と。 (b) フラツクス槽と分離して配設され、且つ上
    記フラツクス槽内のフラツクスをフラツクス
    供給通路を介して供給されるフラツクスを噴
    流させるための発泡筒を有する発泡ノズルを
    備えていること。 (c) 上記フラツクス槽内のフラツクスを上記発
    泡ノズルに積極的に供給する手段を備えてい
    ること。 (d) 上記フラツクスの比重を管理するフラツク
    ス比重管理装置を設けていること。 (e) 上記フラツクスの温度を検出する手段を備
    えていること。 (f) 上記フラツクスの温度を検出する手段から
    の温度値信号によつて上記フラツクス槽から
    出たフラツクスを設定された温度に上げ下げ
    することで上記発泡ノズル内のフラツクスを
    設定温度に保持する定温温調装置を設けてい
    ること。 (2) 上記フラツクスの比重管理装置は、フラツク
    スの比重を検出する手段によつて得られたフラ
    ツクスの比重値を設定温度における比重値に補
    正する手段を設け、上記フラツクスの温度を検
    出する手段からの信号に基づいて上記フラツク
    スを設定温度における比重値に補正する手段及
    び上記定温温調装置を作動させて上記フラツク
    スを一定の比重値に保つようにしたことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記載のフ
    ラツクス塗布装置。 (3) 上記発泡ノズルは、これにフラツクスが供給
    されているか否かを検出する装置を備えている
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)
    項または第(2)項記載フラツクス塗布装置。 (4) 上記発泡ノズルは、これに供給されるフラツ
    クスの温度を検出するための温度センサーを備
    えてなることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第(1)項乃至第(3)項いずれかに記載のフラツ
    クス塗布装置。 (5) 上記定温温調装置は、発泡ノズルに設けた温
    度サンサーからのフラツクスの温度値信号によ
    つて発泡ノズル内のフラツクスを設定温度にな
    るように作動制御するようにしてなることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項乃至第
    (4)項いずれかに記載のフラツクス塗布装置。 (6) 上記定温温調装置は、フラツクス槽から送出
    された位置にあるフラツクスを加熱する装置並
    びに冷却する装置からなることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第(1)項乃至第(5)項いずれ
    かに記載のフラツクス塗布装置。 (7) 上記フラツクスを加熱する装置は、上記フラ
    ツクス供給通路自体をその外周から加熱するよ
    うに構成されてなることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第(6)項記載フラツクス塗布装
    置。 (8) 上記フラツクスを冷却する装置は、上記フラ
    ツクス供給通路自体をその外周から冷却するよ
    うに構成されてなることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第(6)項記載フラツクス塗布装
    置。 (9) 上記発泡ノズルに供給されるフラツクスの温
    度を検出する手段は、上記発泡ノズルに設けら
    れた温度センサー以外にフラツクス槽内のフラ
    ツクスを設定温度における比重値のものに補正
    する手段を有することを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第(1)項乃至第(8)項いずれかに記載
    のフラツクス塗布装置。 (10) 上記フラツクス槽内のフラツクスを上記発泡
    ノズルに積極的に供給する手段は、フラツクス
    槽内のフラツクスを発泡ノズルへの供給を許可
    する手段であることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第(1)項記載のフラツクス塗布装置。 (11) 上記許可手段は、フラツクス槽内のフラツク
    スを発泡ノズルに供給する供給ポンプ並びに電
    磁バルブを備えて形成してなることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第(10)項記載フラツク
    ス塗布装置。
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