JPH0242657A - 光学式情報記録媒体 - Google Patents

光学式情報記録媒体

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JPH0242657A
JPH0242657A JP88328189A JP32818988A JPH0242657A JP H0242657 A JPH0242657 A JP H0242657A JP 88328189 A JP88328189 A JP 88328189A JP 32818988 A JP32818988 A JP 32818988A JP H0242657 A JPH0242657 A JP H0242657A
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間嶋 不二
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日比野 哲
Yoshihiro Kawakami
善弘 川上
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はビデオディスクメモリ、文書ファイル。
コンピュータのメモリ等として使用される光学式情報記
録媒体に関する。
〔従来の技術〕
一般に、光学式情報記録媒体(以下、「光ディスク」と
も称する。、)としては、再生専用型、ユーザが一度だ
け書込める追記型及びユーザが自由に消去し書込みでき
ろ書換え可能型の三種類があり、これらの基本構成はい
ずれも同じで、情報を記録した光ディスクを回転させて
、光デイスク上にレーザ光を集光して、光ディスクから
の反射光の強弱を検出することによって情報を再生する
このような光ディスクの代表的な構造として、片面記録
タイプ、両面記録タイプの内のエアーサンドイッチ構造
及び密着構造の三種類を第2図に示している。
片面記録タイプの光ディスクは、同図(A)に示すよう
に、プラスチック又はガラス製の透明基板1の凹凸を形
成している一方の面に情報記S層2を設けて、この情報
記録層2上を保護層3にて被覆して保護している。両面
記録タイプの内の密着構造のものは、同図(C)に示す
ように、一方の面に情報記録層2を設けた二枚の透明基
板1を、互いの情報記録層2を内側にして向い合わせて
、中心部と周辺部のスペーサ°4を挟んで接合している
。両面記録タイプの内のエアーサンドイッチ構造のもの
は、同図(B)に示すように、一方の而に情報記録層2
を設けた二枚の透明基板1を、!7゜いの情報記録層2
を内側にして向い合わせて、接着剤層5を介して密着接
合している。
このように゛、光ディスクにおいては情報記録層がディ
スクに内包されていて、外部に露出していない。このよ
うな光ディスクに外部から情報再生用レーザ光を集光す
ると、レーザ光は透明基板1を透過して情報記録層2に
到達し、情報記録層2からの反射光は透明基板1を再度
透過してディスク外に出る。このとき、ディスク表面す
なわち透明基板1の外側表面にゴミ等があってもレーザ
光の焦点外であるために影響が少ない。また、情報記録
用あるいは消去用レーザ光を集光したときには、レーザ
光は透明基板1を透過して情報記録層2に到達する。
ここで、光ディスクの記録及び再生の原理しこついて第
2図を参照して説明する。
再生専用型光ディスクは、デ井スク上の凹凸で情報が記
録されている。この記録の一単位をピット(穴)と称し
、ピットの有無がデジタル記録であれば′1″、”o″
に対応し、アナログ記録であればピットの長さや間隔が
情報となる。このような情報を表わす凹凸(ピット)は
透明基板1の表面に予め形成される。この場合の情報記
録層2は、透明基板1の凹凸面に造膜形成された反射膜
である。
追記型光ディスクは、書込む前には上述の情報のピット
列はなく、透明基板1の一方に面に予めトラック案内溝
及びトラックアドレス用ピットとしての凹凸が形成され
、この凹凸面に所定の記録材料からなる薄l換すなわち
情報記録層2が形成されている。この光ディスクへの情
報の記録は、出力の大きなレーザ光にて情報記録層2に
穴を開けるか、反射率を変えることによって行ない、こ
の操作は同一部分に対して一度だけ行なえろ。
書換え可能型光ディスクは、上述した追記型光ディスク
と情報記録層の記録材料が異なるのみで同じ構成である
。この光ディスクには熱磁気効果を使用する光磁気型と
例えば精品−アモーファスの相変化に伴なう反射率の違
いを利用した層変性型とがあり、いずれも情報記録層2
の光学性状を可逆に制御して、情報の消去及び書込みを
行なうことができる。
このような光ディスクにおいては、ディスクに記録した
情報が様々な環境変化や機械的ストレスに影響されずに
長期間安定して保存されなければならず、その信頼性を
実現するためにディスクの取扱い及び保存環境が最悪と
なる条件を想定して、かかる条件に耐え得る性能を持た
せる必要がある。
そこで、従来、情報記録層及び透明基板については種々
の改良が行なわれている。例えば、追記型光ディスクの
情報記録層(記録膜)には、主成分としてTeが使用さ
れているが、この金属は非常に酸化劣化し易いために記
録及び再生特性を損なうことなく腐食防止するための種
々の改良が行なわれ、また透明基板にはメガネレンズ等
で使用されている光学特性の良好なアクリル樹脂を使用
しているが、このアクリル樹脂は吸湿によるソリが大き
いために吸湿を抑える等の種々の改良が行なわれている
また、接着剤に関しては、光ディスクが第2図(A)に
示す片面記録タイプの構造ではそもそも接着剤の必要が
なく、また同図(B)に示すエアーサンドイッチ構造で
は接着剤が情報記録層に接触していないため、単に剥離
しないだけの接着力が得られれば十分であるために特に
接着剤の改良は必要でなかった。しかしながら、これら
の各構造では光学性能上透明基板をの厚さを厚くするこ
とができず、通常厚さが1.2mmN度と薄くしなけれ
ばならないので、ディスクの強度が不足して、撓み、歪
及びソリ等が生じ易く、高い信頼性を実現することが困
難である。これに対して、光ディスクが同図(C)に示
す密着構造では、ディスクが厚くなり、二枚の透明基板
が相互に補強し合うので、撓み、歪及びソリ等が発生し
にくいという利点がある。
ところで、従来の密着構造型光ディスクにおいては5二
枚の透明基板を接着する接着剤として、ホットメルト型
接着剤あるいは紫外線硬化型接着剤を使用している。
(発明が解決しようとする1lffl)しかしながら、
前者のホットメルト型接着剤は。
硬化時間が長く作業性が悪いだけでなく、主成分が熱可
塑性樹脂であるために、接着後でも温度上昇とともに軟
化して接着強度が低下し、そのためにディスクを高温下
で保存した場合等、二枚の透明基板間の接着剤層が変形
して、透明基板のズレや撓み、歪及びソリ等が生じ易く
、また透明基板の剥離も起きて、これ等は情報の記録及
び再生機能を損なわせるという問題がある。
また、後者の紫外線硬化型接着剤は、接着性能及び接着
時間の点で優れているが、情報記録層を腐食するという
問題がある。この情報記録層の腐食の形態には、例えば
■硬化前の紫外線硬化型接着剤は反応性が高くて硬化ま
でに時間がかかるため、モノマーによって腐食され、■
硬化後の残留イオンによって腐食され、■接着力が強い
場合に被着物を胃し接着するために腐食され、■接着力
が弱い場合、温湿度の変化によって局所的剥離が発生し
、その部分に水滴が納置し腐食される、というような形
態がある。
特に密着構造型の光ディスクにおいては、保存特性が情
報記録層や透明基板の性能等よりも接着剤の特性に大き
く依存することもあり、また情報記録層は紫外線を透過
しないために紫外線硬化型接着剤を使用する場合でも紫
外線硬化性の他に例えば嫌気硬化性等の硬化性を付与す
る必要が生じる等、接着剤の性能が限定されたものとな
り、接着剤の性能への依存性が高まる。
本発明はE記の点に鑑みてなされたものであり。
二枚の透明基板を良好に接着接合でき、しかも信頼性及
び保存安定性の優れた光学式情報記録媒体を能率よく量
産できるようにすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため請求項1記載の本発明(以下
、「第1発明」という。)は、接着剤として、■イソボ
ロニルアクリレート及び/又はイソボロニルメタクリレ
ートを50重破%以上含有するアクリル単量体又はメタ
クリル単量体から選ばれる重合可能な単量体100重量
部と、(2)ポリブタジエンを主鎖とし両端又は側鎖に
アクリル基又はメタクリル基を有するプレポリマー25
〜100重竜部と、■重合開始剤0.1〜20重量部と
、■重合促進剤0.1〜20重量部とを含有する接着剤
組成物を使用したものである。
また、請求項2記載の本発明(以下、「第2発明」とい
う。)は、接着剤として、■イソボロニルアクリレート
単量体及び/又はイソボロニルメタクリレート単量体1
00重量部と、(2)ポリブタジエンを主鎖とし両端又
は側鎖にアクリル基又はメタクリル基を有するプレポリ
マー25〜100重量部と、■重合開始剤0.1〜20
重量部と、■重合促進剤0.1〜20重量部とを含有す
る接着剤組成物を使用したものである。
第1発明で使用する接着剤組成物の■イソボロニルアク
リレート及び/又はイソボロニルメタクリレートを50
重量%以上含有する重合可能なアクリル単量体又はメタ
クリル単量体としては1例えば、インボロニル(メタ)
アクリレートの他、2−ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
ト、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、ブ
トキシエチル(メタ)アクリレート、エチルジエチレン
グリコール(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル
(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリ
レート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、2−
ヒドロキシ−3−フェニルオキシプロピル(メタ)アク
リレート、ジシクロペンタジェン(メタ)アクリレート
、トリメチロールプロパントリ (メタ)アクリレート
、(ポリ)エチレングリコールジ(メタ)アクリレート
、1,6−ヘキサンシオールジ(メタ)アクリレート、
ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、トリ
(メタ)アクリロキシエチルフォスフェート等が挙げら
れる。
このアクリル単量体又はメタクリル単量体は、第2発明
で使用する接着剤組成物のように、全てイソボロニルア
クリレート及び/又はイソボロニルメタクリレートから
なるものであってもよい。
なお、以下では、イソボロニルアクリレート及び/又は
イソボロニルメタクリレートを50重量%以上含有する
重合可能なアクリル単量体又はメタクリル単量体(第1
発明の■)と、インボロニルアクリレート及び/又はイ
ソボロニルメタクリレート(第2発明の■)とを、「■
成分」とも総称する。
このアクリル単量体又はメタクリル単量体中に含有する
インボロニルアクリレート又はイソボロニルメタクリレ
ートの配合割合が50重量%よりも少ないと得られた接
着剤組成物の硬化物の耐湿性、接着力が低下することが
ある。
また1本発明で使用する接着剤組成物の(2)ポリブタ
ジエンを主鎖とし両端又は側鎖にアクリル基又はメタク
リル基を有すプレポリマー(以下。
「■成分」とも称する)としては、末端水素基を有する
ポリブタジェン、例えば、G100O,G2000、G
3000 (何れも日本曹達株式会社製、商品名)、P
OLY  BD  R−45HT (出光石油化学製、
商品名)等をジイソシアネートを介して末端水酸基含有
アクリル単量体又はメタクリル単量体の反応、又は、カ
ルボキシル基含有アクリル単量体或いはメタクリル単量
体のエステル化反応によって末端にアクリル基又はメタ
クリル基を導入する方法等により得られる。
このプレポリマーの配合割合は、■成分100重敗部に
対して25〜100重量部である。このプレポリマーの
配合割合が25重地部よりも少ない場合には、透明樹脂
からなる透明基板の被着面を侵してしまうことが有り、
100重量部よりの多い場合には接着剤組成物の硬化速
度が低下したり、硬化物の接着力が低下することがある
更に、本発明で使用する接着剤組成物の■重合開始剤(
以下、「■成分」とも称する。)としては、ジアシルバ
ーオキサド、ケトンパーオキサイド、ハイドロパーオキ
サイド、ジアルキルパーオキサイド、パーオキシエステ
ル等であり、更に具体的には、例えば、ペンソイルパー
オキサイド、クメンハイドロパーオキサイド、t−ブチ
ルハイドロパーオキサイド、メチルエチルケトンパーオ
キサイド、t−ブチルオキシアセテート等の他、公知の
フリーラジカル発生剤が挙げられる。
これらの有機過酸化物は一種類を単独で或いは2種以上
を組合せた混合物として使用できる。
この重合開始剤の配合割合は、■成分tooit量部に
対して0.1〜20重量部である。この場合1重合開始
剤の配合割合が0.1重量部より少ないと重合反応速度
が遅すぎることがあり、20重量部より多く配合すると
接着剤組成物の安定性が悪くなることがある。
更にまた、本発明で使用する接着剤組成物の■重合促進
剤(以下、「■成分」とも称する)としては、例えば、
3級アミン類、チオ尿素類、金属の有機塩、還元性有機
化合物等が挙げられ、更に具体的には、例えばジメチル
アニリン、N、Nジメチルパラトルイジン、N、Nジエ
チルアニリン、チオ尿素、エチレンチオ尿素、ベンゾイ
ルチオ尿素、アセチレンチオ尿素、ベンゾイルチオ尿素
、アセチルチオ尿素、テトラメチルチオ尿素、1゜3−
ブチルチオ尿素、ナフテン酸コバルト、ナフテン酸ニッ
ケル、ナフテン酸銅、ラウリルメルカプタン、パラトル
エンスルホン酸、アスコルビン酸等が挙げられる。本発
明で使用する重合促進剤は一種類を単独で或いは2種以
上を組合せた混合物として使用できる。
この重合促進剤の配合割合は、■成分100重量部に対
してO,1〜20重量部であり、この場合、0.1重量
部より少ないと重合反応速度が遅すぎることがあり、2
0重量部より多いと硬化物の接着力、耐湿性が低下する
ことがある。
本発明で使用する接着剤組成物中には一上記の成分のほ
かに、重合禁止剤や着色剤を含有させることができる。
ここで、重合禁止剤としては、例えば、ハイドロキノン
、ベンゾキノン、t−ブチルカテコール、ハイドロキノ
ンモノメチルエーテル等が挙げられる。
また、本発明で使用する接着剤組成物には上記の成分の
他に、例えば光重合開始剤を含有することができろ。こ
の光重合開始剤を組成物中に含有することにより、紫外
線等の光の照射により接着剤組成物が容易に重合硬化す
る。
この光重合開始剤としては、例えば、ベンゾイン、ベン
ゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル等の
ベンゾイン系化合物;ベンジル、ベンゾフェノン、アセ
トフェノン、2,2−ジェトキシアセトフェノン、ミヒ
ラーズケトン等のカルボニル化合物;アゾビスイソブチ
ルニトリル、アゾベンゾイル等のアゾ化合物;ジベンゾ
チアジルジスルフィド、テトラエチルチウラムジスルフ
ィド等の硫黄化合物;四臭化炭素、トリブロムフェニル
スルホン等のハロゲン化物;ベンズアントラキノン等が
挙げられる。
この光重合開始剤の配合割合は、■成分100重量部に
対して0.1重量部〜10重地部である。
更に、上記の重合開始剤及び重合促進剤の組合せによっ
ては、本発明の接着剤組成物に嫌気硬化特性を付与する
こともできろ。
一ト述した接着剤組成物を使用して光ディスクの二枚の
透明基板を接着するには、例えば、接着剤組成物中の重
合開始剤と重合促進剤とを分離した二成分系の接着剤組
成物を配合して、一方の透明基板の被着面に重合開始剤
を含有する成分系を塗布し、他方の透明基板の被着面に
重合促進剤を含有する成分系を塗布した後、両方の透明
基板の被着面を合わせて接着するようにする。
また、二枚の透明基板を接着する直前に上述した接着剤
組成物の成分を混合し或いは上記のように二成分糸に配
合したものを混合して被着面に塗布することもできる。
従って、光ディスクの二枚の透明基板の情報記録層を貼
りあわせて光ディスクを製造するには、例えば、下記の
二成分系の組成物の成分系(イ)、成分系(ロ)を各々
調整し、一方の情報記録層に成分系(イ)を、他方の情
報記録層に成分系(ロ)を塗布した後、成分系(イ)、
成分系(ロ)の塗布面を合せて両方の情報記録層を接合
するようにする。
成分系(イ); インボロニル(メタ)アクリレートを50重紙%以上含
有する(メタ)アクリレート単量体と。
(メタ)アクリレート基を含有するポリブタジェン系プ
レポリマーと、重合開始剤とからなる混合物。
或遺JLL唄L; インボロニル(メタ)アクリレートを50重量%以上含
有する(メタ)アクリレート単量体と、(メタ)アクリ
レート基を含有するポリブタジェン系プレポリマーと、
重合促進剤とからなる混合物。
更に本発明で使用する接着剤組成物は、下記の成分系(
ハ)と(ニ)或いは成分系(ホ)と(へ)より組成する
こともでき、成分系(ハ)若しくは成分系(ホ)を一方
の被着面に塗布し、成分系(ニ)若しくは成分系(へ)
を他方の被着面に塗布するようにしてもよい。
成分系(ハ と(ニ)からなる組成物 成分系(ハ); イソボロニル(メタ)アクリレートを
50重量%以上含有する(メタ)アクリレート単に体と
(メタ)アクリレート基を含有するポリブタジェン系プ
レポリマーと重合開始剤とからなる混合物。
成分系(ニ);重合促進剤単独を溶剤に溶解した重合促
進剤溶液 成分系(ホ)と(へ)からなる組。
成分系(ホ); イソボロニル(メタ)アクリレートを
50重量%以上含有する(メタ)アクリレート単軟体と
(メタ)アクリレート基を含有するポリブタジェン系プ
レポリマーと重合促進剤とからなる混合物。
成分系(へ);重合開始剤単独を溶剤に溶解した重合促
進剤溶液。
また、上記の成分系(イ)と(ロ)からなる組成物、成
分系(ハ)と(ニ)からなる組成物、成分系(ホ)と(
へ)からなる組成物の各々の成分系に光重合開始剤を添
加することにより、本発明で使用する接着剤組成物を紫
外線照射により硬化させることができる。
(に、本発明で使用する接着剤組成物を被着面としての
情報記録層に塗布する前に、接着剤組成物中に含有する
上述した重合促進剤を溶剤に溶解してなるプライマーを
予め情報記録層に塗布してもよい。
〔実施例〕
以下1本発明の実施例について添付図面を参照して説明
する。
先ず、本発明を実施した光ディスクの接着工程を第1図
を参照して説明する。
まず、プラスチック又はガラスからなる二枚の透明基板
1を準備する。この透明基板1の片面にはトラック案内
溝及びトラック・アドレス用ビットとしての凹凸を形成
している。この凹凸面に、例えばカルコゲナイド系のT
oを主成分とする記録材料を真空蒸着法又はスパッタリ
ング法によって造膜形成し、情報記録層2とする。
そして、二枚の透明基板1.1を接着するに際し、まず
二枚の透明基板1,1の各情報記録層2上に溶媒に分散
させたプライマー6をスピンナー等で均一に塗布する。
次に、各透明基板1の情報記録層2側の面の全面に、紫
外線硬化性とプライマー接触硬化性の両方を有する接着
剤7(なお、その具体的実施例は後述する)を塗布する
。その後、二枚の透明基板1を貼りあわせて、ランプ8
からの紫外線Sを透明基板1面に照射する。
それによって、紫外線7は透明基板1を透過し、情報記
録層2のない部分で接着剤7に到達し、紫外線7があた
った部分の接着剤7は数秒程度で硬化し、これにより両
透過基板1.1は仮止めに充分な強度で接着する。
情報記録層2のある部分では、接着剤7はプライマー6
と接触しており、常温で約24時間放置しておけば完全
に硬化する。これが完全に硬化するまでの間も、紫外線
照射で硬化した接着剤7によって両透過基板1.1は仮
止めされているので、完全硬化までの取扱いに不便はな
く、作業性は非常によい。
このように、紫外線硬化性とプライマー接触硬化性の両
方を有する接着剤によって二枚の透明基板を接着するこ
とによって、製作過程における仮止め硬化によって作業
性が向上し、完全硬化した段階では高温に強い優れた接
着効果が得られる。
それによって、信頼性及び長期保存性の優れた光学式情
報記録媒体を能率よく量産することができる。
なお、プライマーは一方の透明基板の情報記録層にのみ
塗布するようにしても、作用上は大差ない。また、この
実施例においては、接着剤組成物として紫外線硬化性と
プライマー接触硬化性の両方を有する接着剤を使用した
例について述べたが、接着剤組成物がこれに限定されな
い。
次に、本発明で使用する接着剤組成物の具体的実施例に
ついて説明する。
(以下余白) 尖」劉U二二1 下記に示す配合割合で実施例1〜8にかかる接着剤組成
物を組成する成分系Aと成分系Bと配合した。
実施例1; (成分系A) イソボロニルメタクリレート ・・・80重線部ポリブ
タジェンジメタクリレート ・・・20重域部 ハイドロキノンモノメチルエーテル ・・・0.1重量部 クメンハイドロパーオキサイド ・・1.5重量部 光重合開始剤(イルガキュア184、チバガイギー社製
商品名)   ・・・2重量部(成分系B) イソボロニルメタクリレート ・・・80重量部ポリブ
タジェンジメタクリレート ・・・20重量部 ハイドロキノンモノメチルエーテル ・・・0.1重量部 エチレンチオ尿素       ・・・1型破部ナフテ
ン酸銅         ・・・4重量部光重合開始剤
(イルガキュア184、チバガイギー社製商品名)  
 ・・・2重量部実施例2; (成分系A) イソボロニルメタクリレート ・・・30重量部ジシク
ロペンテニルアクリレート ・・・10重域部 2−ヒドロキシエチルメタクリレート ・・・10重量部 ポリブタジェンジメタクリレート ・・・50重域部 ハイドロキノンモノメチルエーテル ・・・0.1重量部 メチルエチルケトンハイドロパーオキサイド・・・1.
5重量部 ベンゾインエチルエーテル   ・・・2電通部(成分
系B) イソボロニルメタクリレート ・・・30重量部ジシク
ロペンテニルアクリレート ・・・10重域部 2−ヒドロキシエチルメタクリレート ・・・10重量部 ポリブタジェンジメタクリレート ・・・50重量部 ハイドロキノンモノメチルエーテル ・・0.1重地部 ナフテン酸銅         ・・・4重量部ジシア
ンジアミド       ・・・1重量部ベンゾインエ
チルエーテル   ・・・2重量部実施例3; (成分系A) イソボロニルメタクリレート ・・・40重量部2−ヒ
ドロキシエチルメタクリレート ・・・10重量部 フェノキシエチルアクリレート・・・10重量部ポリブ
タジェンジメタクリレート ・・・40重量部 ハイドロキノンモノメチルエーテル ・・・0.1型破部 クメンハイドロパーオキサオド ・・・1.5重量部 (成分系B) イソボロニルメタクリレート ・・・40 ffl 騎
部2−ヒドロキシエチルメタクリレート ・・・10重量部 フェノキシエチルアクリレート・・・10重域部ポリブ
タジェンジメタクリレート ・・・40重量部 ハイドロキノンモノメチルエーテル ・・・0.1重量部 エチレンチオ尿素       ・・・1重量部ナフテ
ン酸銅         ・・・4重量部実施例4; (成分系A) イソボロニルメタクリレート ・・・so重i部ジシク
ロペンテニルアクリレート ・・・10重量部 2−ヒドロキシエチルメタクリレート ・・・15重量部 ポリブタジェンジメタクリレート ・・・25重量部 ハイドロキノンモノメチルエーテル ・・・0.1重量部 メチルエチルケトンハイドロパーオキサオド・・・1.
5重量部 ベンゾインエチルエーテル   ・・・2重量部(成分
系B) イソボロニルメタクリレート ・・・50重量部ジシク
ロペンテニルアクリレート 10東敞部 2−ヒドロキシエチルメタクリレート ・・IS主量部 ポリブタジェンジメタクリレート ・・・25重線部 ハイドロキノンモノメチルエーテル ・・・0.1重量部 ナフテン酸銅         ・・・5重量部ベンゾ
インエチルエーテル   ・・・2電域部実施例5; (成分系A) イソボロニルメタクリレート ・・・35重地部2−ヒ
ドロキシエチルメタクリレート ・・・15重量部 フェノキシエチルアクリレート・・・15重量部ポリブ
タジェンジメタクリレート ・・・35重量部 ハイドロキノンモノメチルエーテル ・・・0.1重量部 クメンハイドロパーオキサオド ・・1.5重量部 光重合開始剤(パイキュア55.ストウファケミカル社
製商品名)  ・・・2重量部(成分系B) イソボロニルメタクリレート ・・・35重地部ジシク
ロペンテニルアクリレート ・・・15重量部 2−ヒドロキシエチルメタクリレート ・・15重量部 ポリブタジェンジメタクリレート ・・35重地部 ハイドロキノンモノメチルエーテル ・・・0.1型破部 エチレン千オ尿累       ・・・1重量部ナフテ
ン酸銅         ・・・4重量部光重合開始剤
(バイキュア55.ストウファケミカル社製商品名) 
 ・・・2重量部実施例6; (成分系A) イソボロニルメタクリレート ・・・35重に部ジシク
ロペンテニルアクリレート ・・・15重に部 2−ヒドロキシエチルメタクリレート ・・・15重線部 ポリブタジェンジメタクリレート ・・・35重量部 ハイドロキノンモノメチルエーテル ・・・0.1重−に部 メチルエチルケトンハイドロパーオキサイド・・・1.
5重量部 (成分系B) イソボロニルメタクリレート ・・・35重量部2−ヒ
ドロキシエチルメタクリレート ・・・15重線部 フェノキシエチルアクリレート・・・15重量部ポリブ
タジェンジメタクリレート ・・・35重撮部 ハイドロキノンモノメチルエーテル ・・・0.1重量部 ナフテン酸銅         ・・・4重量部ジシア
ンジアミド       ・・・1重電部実施例7; (成分系A) イソボロニルメタクリレート ・・・35重量部2−ヒ
ドロキシエチルメタクリレート ・・・15重量部 フェノキシエチルアクリレート・・・15重量部ポリブ
タジェンジメタクリレート ・・・35重量部 ハイドロキノンモノメチルエーテル ・・・0.1重量部 クメンハイドロバーオキサオド ・・・1.5重量部 (成分系B) エチレンチオ尿素       ・・・1重量部ナフテ
ン酸銅         ・・・4重量部イソブタノー
ル       ・・・95重量部実施例8; (成分系A) イソボロニルメタクリレート ・・・30重地部ジシク
ロペンテニルアクリレート ・・・10重量部 2−ヒドロキシエチルメタクリレート ・・15重量部 ポリブタジェンジメタクリレート ・・・45重量部 ハイドロキノンモノメチルエーテル ・・・0.1重量部 メチルエチルケトンハイドロパーオキサイド・・・1.
5重量部 光重合開始剤(イルガキュア184、チバガイギー社嬰
商品名)    ・・2重量部(成分系B) ナフテン酸銅         ・・・5重量部イソブ
タノール       ・・・95重量部そして、実施
例1〜8にかかる組成物について各々、光ディスクの一
方の情報記録層に成分系Aを、他方の情報記録層に成分
系Bを塗布した後、成分系A、成分系Bの塗布面を合せ
て両方の情報記録層を接合し、実施例1〜8にかかる光
ディスクを製造した。
比較例1〜2 下記に示す配合割合で比較例1及び比較例2の接着剤組
成物を組成する成分系aと成分系すと配合した。
比較例1; (成分系a) イソボロニルメタクリレート ・・・35重縫部2−ヒ
ドロキシエチルメタクリレート ・・・15重量部 フェノキシエチルアクリレート・・・15重量部ポリエ
ステル系ウレタンアクリレート ・・・35重量部 ハイドロキノンモノメチルエーテル ・・・0.1重量部 クメンハイドロパーオキサオド ・・・1.5重紙部 ベンゾインエチルエーテル   ・・・2重量部(成分
系b) イソボロニルメタクリレート ・・・35重量部2−ヒ
ドロキシエチルメタクリレート ・・・15重地部 フェノキシエチルアクリレート・・・15重量部ポリエ
ステル系ウレタンアクリート ・・・35重撮部 ハイドロキノンモノメチルエーテル ・・・0.1重量部 エチレンチオ尿素       ・・・1重量部ナフテ
ン酸銅         ・・・4重に部ベンゾインエ
チルエーテル   ・・・2重量部比較例2; (成分系a) ジシクロペンテニルアクリレート ・・・35重量部 2−ヒドロキシエチルメタクリレート ・・・10重量部 フェノキシエチルアクリレート・・・10重量部ポリブ
タジェンジメタクリレート ・・・45重量部 ハイドロキノンモノメチルエーテル ・・・0.1重量部 メチルエチルケトンハイドロパーオキサイド・・・1.
5重量部 光重合開始剤(イルガキュア184.チバガイギー社製
商品名)   ・・・2重電部(成分系b) ジシグロペンテニルアクリレート ・・・35重縫部 2−ヒドロキシエチルメタクリレート ・・・10重量部 フェノキシエチルアクリレート・・・10i1it部ポ
リブタジェンジメタクリレート ・・・45重量部 ハイドロキノン千ツメチルエーテル ・・・0.1線部部 ナフテン酸銅         ・・・4重電部ジシア
ンジアミド       ・・・1型破部光重今開始剤
(イルガキュア184.チバガイギー社製商品名)  
 ・・・2重量部そして、比較例1〜2にかかる組成物
について各々、実施例と同様の方法により、光ディスク
の一方の情報記録層に成分系aを、他方の情報記録層に
成分系すを塗布した後、成分系a、酸成分すの塗布面を
合せて両方の情報記録層を接合し、比較例1〜2にかか
る光ディスクを製造した。
(評価試験) 上記の実施例1〜8及び比較例1〜2にかかる接着剤組
成物を下記の評価試験に供した。
(1)厘j」u1失但淀。
片面に情報記録層を形成した二枚のポリカーボネート基
盤の情報記録層を向い合せにし、接合面に各々実施例1
〜8及び比較例1〜2にかかる接着剤組成物を塗布して
貼り合せ、完全に硬化するまでの時間(h)を泪り定し
た。
(2)紫外線 射 の硬化速度の測 上記(1)の硬化速度の測定試験と同様に、片面に情報
記録層を形成した二枚のポリカーボネート基盤の情報記
録層を向い合せにし、接合面に各々実施例1,2,4,
5.8及び比較例2にかかる接着剤組成物を塗布して貼
り合せ、照射強度150 m w / ciにて紫外線
を照射し、完全に硬化するまでの時間(see)を測定
した。
(3)引張り 断接着力の測定 JISK6850に準じて実施例1〜8及び比較例1〜
2にかかる接着剤組成物について、j)完全に硬化した
直後の引張り剪断接着力(kg/alt)、 1i)it況性試験として紫外線硬化後60”C195
%RH下にて100時間経過後の引張り剪断接着力(k
g/cd) を測定した。
尚、紫外線硬化後は5000mj/aJである。
(4)情報記録層への影響の確認 i)L、記(2)の紫外線照射時の硬化速度の測定の後
、更に24時間経過後における情報記録層に与える影響
の有無を確認した。
ii)上記(3)ii)の耐湿性試験の後、更に60C
195%RH下にて1000時間経過後の情報記@層に
与える影響の有無を確認した。
上記の(1)〜(4)の評価試験の結果を、実施例1〜
4については第1表に、実施例5〜8については第2表
に、比較例1〜2については第3表にそれぞれ示す。
第1表 第2表 第3表 (発明の効果) 以ヒ説明したように、本発明によれば、イソボロニルア
クリレート及び/又はイソボロニルメタクリレートを5
0重量%以上含有するアクリル単量体又はメタクリル単
量体から選ばれる重合可能な単量体、若しくはインボロ
ニルアクリレート単量体及び/又はイソボロニルメタク
リレート単量体100型破部と、ポリブタジェンを主鎖
とし。
両端又は側鎖にアクリル基又はメタクリル基を有するプ
レポリマー25〜100重量部と、重合開始剤0.1〜
20重量部と2重合促進剤0.1〜20重量部とを含有
する接着剤を使用したので、この接着剤は硬化速度が速
くて量産性に富み、プラスチックへの侵食度が低く信頼
性が向トし、更に耐湿性が高まり、それによって二枚の
透明基板を良好に接着接合でき、しかもM頼性及び保存
安定性の優れた光学式情報記録媒体を能率よく量産する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した光学式情報記録媒体の構造及
び接着工程の説明に供する断面図、第2図は光学式情報
記録媒体の三種の構造例を示す断面図である。 なお、図面中、1は透明基板、2は情報記録層、6はプ
ライマー、7は接着剤である。 第 図 C=二=二=D−8

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 層変化型又は光磁気型の情報記録層、透明樹脂又は
    透明ガラスからなる透明基板及び接着剤より構成される
    光学式情報記録媒体において、前記接着剤は下記(1)
    〜(4)を含有する組成物であることを特徴とする光学
    式情報記録媒体。 (1)イソボロニルアクリレート及び/又はイソボロニ
    ルメタクリレートを50重量%以上含有するアクリル単
    量体又はメタクリル単量体から選ばれる重合可能な単量
    体・・・100重量部 (2)ポリブタジエンを主鎖とし、両端又は側鎖にアク
    リル基又はメタクリル基を有するプレポリマー・・・2
    5〜100重量部 (3)重合開始剤・・・0.1〜20重量部 (4)重合促進剤・・・0.1〜20重量部 2 層変化型又は光磁気型の情報記録層、透明樹脂又は
    透明ガラスからなる透明基板及び接着剤より構成される
    光学式情報記録媒体において、前記接着剤は下記(1)
    〜(4)を含有する組成物であることを特徴とする光学
    式情報記録媒体。 (1)イソボロニルアクリレート単量体及び/又はイソ
    ボロニルメタクリレート単量体 ・・・100重量部 (2)ポリブタジエンを主鎖とし、両端又は側鎖にアク
    リル基又はメタクリル基を有するプレポリマー・・・2
    5〜100重量部 (3)重合開始剤・・・0.1〜20重量部 (4)重合促進剤・・・0.1〜20重量部
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