JPH024319B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH024319B2 JPH024319B2 JP4766384A JP4766384A JPH024319B2 JP H024319 B2 JPH024319 B2 JP H024319B2 JP 4766384 A JP4766384 A JP 4766384A JP 4766384 A JP4766384 A JP 4766384A JP H024319 B2 JPH024319 B2 JP H024319B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- dehydration
- peripheral wall
- tube
- rinsing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 105
- 230000018044 dehydration Effects 0.000 claims description 37
- 238000006297 dehydration reaction Methods 0.000 claims description 37
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 27
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 10
- 239000011148 porous material Substances 0.000 claims description 4
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 16
- UQSXHKLRYXJYBZ-UHFFFAOYSA-N Iron oxide Chemical compound [Fe]=O UQSXHKLRYXJYBZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 12
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 8
- 238000010186 staining Methods 0.000 description 7
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000003595 mist Substances 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 239000003599 detergent Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000004043 dyeing Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000002861 polymer material Substances 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 1
- 230000000996 additive effect Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000003651 drinking water Substances 0.000 description 1
- 235000020188 drinking water Nutrition 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 238000011835 investigation Methods 0.000 description 1
- 238000011056 performance test Methods 0.000 description 1
- 239000012466 permeate Substances 0.000 description 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 239000000047 product Substances 0.000 description 1
- 239000008399 tap water Substances 0.000 description 1
- 235000020679 tap water Nutrition 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は脱水槽内に散水筒を備え、所謂脱水す
すぎ機能を有せしめた脱水機に関する。
すぎ機能を有せしめた脱水機に関する。
脱水すすぎ機能を有する脱水機、即ち脱水槽と
して作用する脱水篭内に収容した洗濯物に清水を
供給しつつこれを回転させることによつて、洗剤
分を含んだ洗濯物に清水を浸透させると共にこれ
を遠心力により脱水するようにして、すすぎを行
う構成の脱水機としては、従来より周壁に多数の
噴水孔を穿設した散水筒を脱水篭内の略中央部に
立設し、脱水篭を間欠的に回転させながら清水を
前記散水筒に供給することによつて、散水筒内に
水を貯留しつつこれを遠心力により散水筒周囲の
洗濯物に向けて散出させるようにしたものが供さ
れている。しかしながら上記構成のものによる脱
水すすぎ運転の性能試験中、これまでの洗濯機に
よるすすぎ運転では存在しなかつた次のような脱
水すすぎ特有の問題のあることが判明した。即
ち、脱水すすぎ完了後の洗濯物を調べた結果、そ
の洗濯物の所々に赤い斑点状の染を生じていた。
そして脱水すすぎに用いたものと同質の水により
洗濯機の洗濯槽内ですすぎを行つても洗濯物には
そのような斑点状の染は生じていなかつた。そこ
で検討を進めた結果、染の物質が酸化鉄粉であ
り、これを含んだ水が散水筒の噴水孔から洗濯物
の一点に激しく且つ集中的に当り、洗濯物のその
一点がフイルタの如く作用しここに酸化鉄粉が捕
集されてしまうためであることが判明した。即
ち、すすぎに用いられる水源は概して飲料用の水
道水であるから酸化鉄粉の含有量も微量であつて
通常のすすぎにおいては全く染の原因にはならな
いのであるが、、脱水すすぎにおいては無視でき
ないこととなつたのである。
して作用する脱水篭内に収容した洗濯物に清水を
供給しつつこれを回転させることによつて、洗剤
分を含んだ洗濯物に清水を浸透させると共にこれ
を遠心力により脱水するようにして、すすぎを行
う構成の脱水機としては、従来より周壁に多数の
噴水孔を穿設した散水筒を脱水篭内の略中央部に
立設し、脱水篭を間欠的に回転させながら清水を
前記散水筒に供給することによつて、散水筒内に
水を貯留しつつこれを遠心力により散水筒周囲の
洗濯物に向けて散出させるようにしたものが供さ
れている。しかしながら上記構成のものによる脱
水すすぎ運転の性能試験中、これまでの洗濯機に
よるすすぎ運転では存在しなかつた次のような脱
水すすぎ特有の問題のあることが判明した。即
ち、脱水すすぎ完了後の洗濯物を調べた結果、そ
の洗濯物の所々に赤い斑点状の染を生じていた。
そして脱水すすぎに用いたものと同質の水により
洗濯機の洗濯槽内ですすぎを行つても洗濯物には
そのような斑点状の染は生じていなかつた。そこ
で検討を進めた結果、染の物質が酸化鉄粉であ
り、これを含んだ水が散水筒の噴水孔から洗濯物
の一点に激しく且つ集中的に当り、洗濯物のその
一点がフイルタの如く作用しここに酸化鉄粉が捕
集されてしまうためであることが判明した。即
ち、すすぎに用いられる水源は概して飲料用の水
道水であるから酸化鉄粉の含有量も微量であつて
通常のすすぎにおいては全く染の原因にはならな
いのであるが、、脱水すすぎにおいては無視でき
ないこととなつたのである。
そこで本発明の目的は散水筒から水を周囲の洗
濯物に向け霧状に酷似する状態となるまで充分に
分散して放出し得る構成とすることにより、酸化
鉄粉等水中に含む微量粉末異物によつて洗濯物に
斑点状の染を生じてしまうことを防止でき、合せ
てすすぎむらも効果的に防止できる脱水すすぎ機
能をもつた脱水機を提供することにある。
濯物に向け霧状に酷似する状態となるまで充分に
分散して放出し得る構成とすることにより、酸化
鉄粉等水中に含む微量粉末異物によつて洗濯物に
斑点状の染を生じてしまうことを防止でき、合せ
てすすぎむらも効果的に防止できる脱水すすぎ機
能をもつた脱水機を提供することにある。
以下本発明を二槽式洗濯機に適用した第一実施
例につき第1図乃至第4図を参照して説明する。
1は外箱で、これの内部には洗濯槽2及び脱水受
槽3を左右に配設し、脱水受槽3底部の出水口3
aを排水ホース4に連通させると共に、洗濯槽2
の排水口2aを排水弁5を介して前記排水ホース
4に連通させている。6は洗濯槽2の内底部に設
けたパルセータで、これは外箱1の内底部に設け
た洗い用モータ7によりベルト伝達機構8を介し
て回路駆動される。9は外箱1の内底部に弾性支
持された脱水用モータ、10は脱水受槽3内に配
設された周壁に多数の脱水孔11を形成した脱水
槽としての脱水篭で、この脱水篭10の外底部に
後述の如く直結した軸12を脱水受槽3底部のベ
ローズ13に貫通させて、その下端部を前記脱水
用モータ9の回転軸9aに連結している。14は
平行円筒状をなした上下端開放形の散水筒で、こ
れの下端外周に形成したフランジ部14aを前記
軸12の上端に有する受金12aにボルト15に
より脱水篭10の底部壁と共に連結し、以て脱水
篭10内の回転中心部に立設させている。この散
水筒14は壁中に約40μの通水性微細孔を無数に
散在する多孔質材にして形成している。この実施
例で用いた散水筒14はスペーシケミカル(株)製の
商品名スペイシーと称される高分子多孔質体を用
いている。これは、材質がポリプロピレンであ
り、、壁厚30mmのものにおいて空孔率が35%、平
均空孔径が20〜70μのものである。このような高
分子多孔質体によつて散水筒14を作るときの空
孔形成用添加材の調整によつて、通水性微細孔の
分布密度を通水抵抗が下部領域で高く上方へいく
に従つて低くなる構造に形成している。16及び
17は脱水受け槽3上面の洗濯物出入口18を開
閉する内蓋及び外蓋で、内蓋16下面には略漏斗
状の給水器19を取着してその注水口19aを散
水筒14の上端開口部に臨ませている。20は脱
水篭10の上端開口部に着脱自在に嵌め込む布押
え板である。一方、21は外箱1の上部後方に付
設した操作箱で、これには脱水用タイマー22、
洗濯用タイマー23及び電磁給水弁24を配設し
ており、この電磁給水弁24の入水側は図示しな
い水道にホース25で連結していると共に出水側
は手動操作形の切換コツク26を介して、前記給
水器19に接続した給水管27および洗濯槽2内
に臨んで設けた給水管28に連結していて切換コ
ツク26の切換操作により洗濯槽3及散水筒14
のいずれかに選択的に給水し得るようにしてい
る。
例につき第1図乃至第4図を参照して説明する。
1は外箱で、これの内部には洗濯槽2及び脱水受
槽3を左右に配設し、脱水受槽3底部の出水口3
aを排水ホース4に連通させると共に、洗濯槽2
の排水口2aを排水弁5を介して前記排水ホース
4に連通させている。6は洗濯槽2の内底部に設
けたパルセータで、これは外箱1の内底部に設け
た洗い用モータ7によりベルト伝達機構8を介し
て回路駆動される。9は外箱1の内底部に弾性支
持された脱水用モータ、10は脱水受槽3内に配
設された周壁に多数の脱水孔11を形成した脱水
槽としての脱水篭で、この脱水篭10の外底部に
後述の如く直結した軸12を脱水受槽3底部のベ
ローズ13に貫通させて、その下端部を前記脱水
用モータ9の回転軸9aに連結している。14は
平行円筒状をなした上下端開放形の散水筒で、こ
れの下端外周に形成したフランジ部14aを前記
軸12の上端に有する受金12aにボルト15に
より脱水篭10の底部壁と共に連結し、以て脱水
篭10内の回転中心部に立設させている。この散
水筒14は壁中に約40μの通水性微細孔を無数に
散在する多孔質材にして形成している。この実施
例で用いた散水筒14はスペーシケミカル(株)製の
商品名スペイシーと称される高分子多孔質体を用
いている。これは、材質がポリプロピレンであ
り、、壁厚30mmのものにおいて空孔率が35%、平
均空孔径が20〜70μのものである。このような高
分子多孔質体によつて散水筒14を作るときの空
孔形成用添加材の調整によつて、通水性微細孔の
分布密度を通水抵抗が下部領域で高く上方へいく
に従つて低くなる構造に形成している。16及び
17は脱水受け槽3上面の洗濯物出入口18を開
閉する内蓋及び外蓋で、内蓋16下面には略漏斗
状の給水器19を取着してその注水口19aを散
水筒14の上端開口部に臨ませている。20は脱
水篭10の上端開口部に着脱自在に嵌め込む布押
え板である。一方、21は外箱1の上部後方に付
設した操作箱で、これには脱水用タイマー22、
洗濯用タイマー23及び電磁給水弁24を配設し
ており、この電磁給水弁24の入水側は図示しな
い水道にホース25で連結していると共に出水側
は手動操作形の切換コツク26を介して、前記給
水器19に接続した給水管27および洗濯槽2内
に臨んで設けた給水管28に連結していて切換コ
ツク26の切換操作により洗濯槽3及散水筒14
のいずれかに選択的に給水し得るようにしてい
る。
次に電気回路の構成を第4図に基づき説明する
に、29及び30は図示しない電源に接続した一
対の入力端子、31は前記脱水受槽3の外蓋17
の閉鎖に連動して閉成する蓋のスイツチであり、
前記一方の入力端子29をこの蓋スイツチ31を
介して二分岐し、一方、分岐端を前記脱水用タイ
マー22の一方のタイマースイツチ32及び脱水
用モータ9を介して他方の入力端子30に接続す
ると共に、他方の分岐端を脱水用タイマー22の
他方のタイマースイツチ33及び、前記電磁給水
弁24を介して他方の入力端子30に接続してい
る。ここで、前記脱水用タイマー22のタイマー
スイツチ32及び33は、図示しないぜんまいば
ね等を駆動源として回転するカムによつて開閉制
御されるものであり、脱水用タイマー22を脱水
すすぎ行程に設定すると前記両方のタイマースイ
ツチ32,33が同時に設定期間中閉成し、脱水
行程に設定すると、一方のタイマースイツチ32
のみが設定期間中閉成する。
に、29及び30は図示しない電源に接続した一
対の入力端子、31は前記脱水受槽3の外蓋17
の閉鎖に連動して閉成する蓋のスイツチであり、
前記一方の入力端子29をこの蓋スイツチ31を
介して二分岐し、一方、分岐端を前記脱水用タイ
マー22の一方のタイマースイツチ32及び脱水
用モータ9を介して他方の入力端子30に接続す
ると共に、他方の分岐端を脱水用タイマー22の
他方のタイマースイツチ33及び、前記電磁給水
弁24を介して他方の入力端子30に接続してい
る。ここで、前記脱水用タイマー22のタイマー
スイツチ32及び33は、図示しないぜんまいば
ね等を駆動源として回転するカムによつて開閉制
御されるものであり、脱水用タイマー22を脱水
すすぎ行程に設定すると前記両方のタイマースイ
ツチ32,33が同時に設定期間中閉成し、脱水
行程に設定すると、一方のタイマースイツチ32
のみが設定期間中閉成する。
次に上記実施例の作用を本発明に直接関連する
脱水すすぎを行う場合につき説明する。まず、脱
水受槽3の内外両蓋16,17を開いて、隣の洗
濯槽2で洗剤洗いを終えた洗濯物34を脱水篭10
内に収容し、名蓋16,17を閉じて切換コツク
26を散水筒14に給水されるよう切換える。そ
の後、脱水用タイマー22を脱水すすぎ行程に設
定すると、一方のタイマースイツチ32によつて
脱水用モータ9が通電されて脱水篭10が連続的
に駆動されると共に、他方のタイマースイツチ3
3によつて電磁給水弁24が連続的に通電され
る。従つて水は電磁給水弁24、切換コツク26
及び給水管27を介して給水器19に供給され、
その注水口19aから散水筒14内に連続的に注
入され、これを水で満たした状態にさせる。この
状態において散水筒14は脱水篭10と一体に高
速回転しているため、該散水筒14内の水はその
水頭に加え遠心力を受け、周壁に有する無数の通
水性微細孔から周囲の洗濯物34に向かつた勢い
よく放出される。そしてこの水は洗濯物34内を
遠心脱水作用によつて通過し、最終的に脱水篭1
0の脱水孔11から脱水受け槽3内に放出され
る。
脱水すすぎを行う場合につき説明する。まず、脱
水受槽3の内外両蓋16,17を開いて、隣の洗
濯槽2で洗剤洗いを終えた洗濯物34を脱水篭10
内に収容し、名蓋16,17を閉じて切換コツク
26を散水筒14に給水されるよう切換える。そ
の後、脱水用タイマー22を脱水すすぎ行程に設
定すると、一方のタイマースイツチ32によつて
脱水用モータ9が通電されて脱水篭10が連続的
に駆動されると共に、他方のタイマースイツチ3
3によつて電磁給水弁24が連続的に通電され
る。従つて水は電磁給水弁24、切換コツク26
及び給水管27を介して給水器19に供給され、
その注水口19aから散水筒14内に連続的に注
入され、これを水で満たした状態にさせる。この
状態において散水筒14は脱水篭10と一体に高
速回転しているため、該散水筒14内の水はその
水頭に加え遠心力を受け、周壁に有する無数の通
水性微細孔から周囲の洗濯物34に向かつた勢い
よく放出される。そしてこの水は洗濯物34内を
遠心脱水作用によつて通過し、最終的に脱水篭1
0の脱水孔11から脱水受け槽3内に放出され
る。
このような脱水すすぎにおいて、散水筒14内
の水は上記のように壁中に無数に散在する通水性
微細孔を通過して洗濯物34に放出されるもので
あるから、その放出水は霧状に酷似した十分に分
散されたものとなる。従つて微量粉末異物が散水
筒14の周壁によつて水中から積極的に分離除去
されるものではないにもかかわらず噴射水が洗濯
物の一点に集中して当る従来方式のものに見られ
るような酸化鉄粉等微量粉末異物による洗濯物3
4への染の発生を効果的に防止することができる
ものであり、洗濯槽内でのすすぎ作用と同様の染
発生防止効果が得られる。この他に次のような効
果も得られる。即ち、従来の如く、非通水性の散
水筒に例えば0.16cmの噴水孔を20個形成したもの
では、総放水口面積S1は0.40cm2となるのに対し
て、上記実施例の散水筒14の場合、その表面積
を687.2cm2となし(これは上記従来の散水筒と同
一大きさを想定している)、その表面の空孔率を
50%となしたとすると総放水口面積S2は343.6
cm2となり、単位時間当りの放水量はS2/S1で
算出しても理解できるように従来のそれの859倍
にもなる。このように従来のものに比して放水流
量も大幅に増加でき、且つ放出水も略霧状となる
ように十分に分散されるからすすぎ効率が大幅に
向上し且つすすぎむらも生じにくい。ところで染
の発生防止としては濾過器を水路に設けて微量紛
末異物を除去する手段によつて解決できないこと
はない。しかしながら飲料水としてさえ普通に用
いている水から更に微量紛末異物を濾過により除
去するとなると通水抵抗が極端に増加し、濾過器
を相当広い面積の大形構造にしない限り水量の極
端な低下を招く。従つて濾過手段による解決方法
はすすぎ効率の面から到底採用できることではな
い。この点、本発明では無数の通水性微細孔に濾
過作用をさせるためのものではないので、散水筒
14からの放出水量を十分確保できる。
の水は上記のように壁中に無数に散在する通水性
微細孔を通過して洗濯物34に放出されるもので
あるから、その放出水は霧状に酷似した十分に分
散されたものとなる。従つて微量粉末異物が散水
筒14の周壁によつて水中から積極的に分離除去
されるものではないにもかかわらず噴射水が洗濯
物の一点に集中して当る従来方式のものに見られ
るような酸化鉄粉等微量粉末異物による洗濯物3
4への染の発生を効果的に防止することができる
ものであり、洗濯槽内でのすすぎ作用と同様の染
発生防止効果が得られる。この他に次のような効
果も得られる。即ち、従来の如く、非通水性の散
水筒に例えば0.16cmの噴水孔を20個形成したもの
では、総放水口面積S1は0.40cm2となるのに対し
て、上記実施例の散水筒14の場合、その表面積
を687.2cm2となし(これは上記従来の散水筒と同
一大きさを想定している)、その表面の空孔率を
50%となしたとすると総放水口面積S2は343.6
cm2となり、単位時間当りの放水量はS2/S1で
算出しても理解できるように従来のそれの859倍
にもなる。このように従来のものに比して放水流
量も大幅に増加でき、且つ放出水も略霧状となる
ように十分に分散されるからすすぎ効率が大幅に
向上し且つすすぎむらも生じにくい。ところで染
の発生防止としては濾過器を水路に設けて微量紛
末異物を除去する手段によつて解決できないこと
はない。しかしながら飲料水としてさえ普通に用
いている水から更に微量紛末異物を濾過により除
去するとなると通水抵抗が極端に増加し、濾過器
を相当広い面積の大形構造にしない限り水量の極
端な低下を招く。従つて濾過手段による解決方法
はすすぎ効率の面から到底採用できることではな
い。この点、本発明では無数の通水性微細孔に濾
過作用をさせるためのものではないので、散水筒
14からの放出水量を十分確保できる。
また、以上に加えて通水性微細孔の分布密度を
通水抵抗が下方で高く上方へいくに従つて低くな
るように形成し、以て水頭が高く水が放出され易
い傾向となつている下方へいくほど通水抵抗が高
くなるようにしているので、回転中の散水筒14
の上下にわたる周壁全域から水を略均一に放出す
ることができるのですすぎむらをより効果的に防
止できる。
通水抵抗が下方で高く上方へいくに従つて低くな
るように形成し、以て水頭が高く水が放出され易
い傾向となつている下方へいくほど通水抵抗が高
くなるようにしているので、回転中の散水筒14
の上下にわたる周壁全域から水を略均一に放出す
ることができるのですすぎむらをより効果的に防
止できる。
第5図に示す第二実施例のものは第一実施例と
同様の材質から成る散水筒35の周壁の厚さにお
いて、下部領域部35aにて最大の厚さに設定
し、その上に位置する中間領域部35bで少し薄
く設定し、その残りの上方領域部35cを最小厚
さに設定し、以つて通水抵抗の大小を周壁の厚さ
によつて設定したもので、これによつて前記同様
に水を上下間にわたり放出できるようにしたもの
である。
同様の材質から成る散水筒35の周壁の厚さにお
いて、下部領域部35aにて最大の厚さに設定
し、その上に位置する中間領域部35bで少し薄
く設定し、その残りの上方領域部35cを最小厚
さに設定し、以つて通水抵抗の大小を周壁の厚さ
によつて設定したもので、これによつて前記同様
に水を上下間にわたり放出できるようにしたもの
である。
第6図に示す第三実施例のものは、第一実施例
と同様の材質から成る散水筒36の外周面にこれ
を部分的に覆う覆い部37aを複数個形成したカ
バー部材37を設け、そして各覆い部37aの幅
寸法を上方へいくに従つて狭小となるように設定
することによつて、散水筒36の覆い面積を下部
から上方へいくに従い小となるように構成したも
のである。この構成の場合も水頭の高い散水筒3
6の下方ほど総通水抵抗が増すから前述同様の効
果が得られる。
と同様の材質から成る散水筒36の外周面にこれ
を部分的に覆う覆い部37aを複数個形成したカ
バー部材37を設け、そして各覆い部37aの幅
寸法を上方へいくに従つて狭小となるように設定
することによつて、散水筒36の覆い面積を下部
から上方へいくに従い小となるように構成したも
のである。この構成の場合も水頭の高い散水筒3
6の下方ほど総通水抵抗が増すから前述同様の効
果が得られる。
その他、本発明は上記実施例のみに限定され
ず、散水筒を脱水篭に着脱可能に設けるようにし
てもよい。
ず、散水筒を脱水篭に着脱可能に設けるようにし
てもよい。
本発明は以上述べたように散水筒を壁中に通水
性微細孔が無数に散在する多孔質材にて形成した
ことにより、散水筒から水を周囲の洗濯物に向け
霧状に酷似する状態となるまで十分に分散して放
出することができ、酸化鉄粉等水中に含む微量紛
末異物によつて洗濯物に斑点状の染を生じてしま
うことを効果的に防止できる他、水を洗濯物に対
して上下にわたり均一に噴射することが可能にな
つてすすぎむらを防止でき、更にはすすぎ効率の
向上を図り得る等優れた効果を奏する脱水すすぎ
機能付きの脱水機を提供できるものである。
性微細孔が無数に散在する多孔質材にて形成した
ことにより、散水筒から水を周囲の洗濯物に向け
霧状に酷似する状態となるまで十分に分散して放
出することができ、酸化鉄粉等水中に含む微量紛
末異物によつて洗濯物に斑点状の染を生じてしま
うことを効果的に防止できる他、水を洗濯物に対
して上下にわたり均一に噴射することが可能にな
つてすすぎむらを防止でき、更にはすすぎ効率の
向上を図り得る等優れた効果を奏する脱水すすぎ
機能付きの脱水機を提供できるものである。
第1図乃至第4図は本発明の第一実施例に関す
るもので、第1図は二槽式洗濯機の縦断正面図、
第2図は要部の拡大縦断面図、第3図は更に拡大
して示す散水筒の斜視図、第4図は電気回路の結
線図、第5図及び第6図は夫々第二及び第三実施
例を示す散水筒の縦断面図及び正面図である。 図中、10は脱水篭(脱水槽)、14,35及
び36は散水筒、37はカバー部材である。
るもので、第1図は二槽式洗濯機の縦断正面図、
第2図は要部の拡大縦断面図、第3図は更に拡大
して示す散水筒の斜視図、第4図は電気回路の結
線図、第5図及び第6図は夫々第二及び第三実施
例を示す散水筒の縦断面図及び正面図である。 図中、10は脱水篭(脱水槽)、14,35及
び36は散水筒、37はカバー部材である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 散水筒を脱水槽内に配置し該散水筒の周壁か
ら周囲の洗濯物に水を放出して前記脱水槽の回転
により遠心脱水することによつてすすぐものにお
いて、前記散水筒を壁中に通水性微細孔が無数に
散在する多孔質材にて形成すると共に該散水筒の
周壁を散水筒内に受ける水頭との関連で水を該周
壁の上下にわたり略均一に放出し得るように構成
したことを特徴とする脱水機。 2 微細孔の分布密度を通水抵抗が下部で高く上
方へいくに従つて低くなるように定めたことを特
徴とする特許請求の範囲第1項に記載の脱水機。 3 散水筒の周壁の厚さを下部で大とし上方へい
くに従つて小となるように変化させたことを特徴
とする特許請求の範囲第1項に記載の脱水機。 4 散水筒は自身の周囲を部分的に覆うカバー部
材を有し、その覆い面積を下部から上方へいくに
従い小となるように定めたことを特徴とする特許
請求の範囲第1項に記載の脱水機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4766384A JPS59192396A (ja) | 1984-03-12 | 1984-03-12 | 脱水機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4766384A JPS59192396A (ja) | 1984-03-12 | 1984-03-12 | 脱水機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59192396A JPS59192396A (ja) | 1984-10-31 |
| JPH024319B2 true JPH024319B2 (ja) | 1990-01-26 |
Family
ID=12781497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4766384A Granted JPS59192396A (ja) | 1984-03-12 | 1984-03-12 | 脱水機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59192396A (ja) |
-
1984
- 1984-03-12 JP JP4766384A patent/JPS59192396A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59192396A (ja) | 1984-10-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4877346B2 (ja) | 洗濯機 | |
| KR100205396B1 (ko) | 원심력을 이용한 세탁기 | |
| JP3629414B2 (ja) | 電気洗濯機 | |
| JP2011250944A (ja) | 洗濯機 | |
| JPH024319B2 (ja) | ||
| JPS6341599B2 (ja) | ||
| JP3246089B2 (ja) | 全自動洗濯機 | |
| JP3726356B2 (ja) | 洗濯機 | |
| JPS603826Y2 (ja) | 脱水機 | |
| JPS5910240B2 (ja) | 脱水機 | |
| JPS6229077B2 (ja) | ||
| JPS6228312Y2 (ja) | ||
| JPS6225400B2 (ja) | ||
| JPS6035510Y2 (ja) | 脱水機 | |
| KR20000007315A (ko) | 분무/흡입형 세탁기 | |
| JPS626475B2 (ja) | ||
| JPS6312877Y2 (ja) | ||
| JPS6243515Y2 (ja) | ||
| KR100305057B1 (ko) | 세탁기 | |
| JPS5929670Y2 (ja) | 遠心脱水すすぎ装置 | |
| JP2008012013A (ja) | 洗浄装置 | |
| JPS629359B2 (ja) | ||
| JPS6229078B2 (ja) | ||
| KR100215804B1 (ko) | 세탁기의 세탁수 탈염소 장치 | |
| JPS5953078B2 (ja) | 脱水機の制御装置 |