JPH0243245A - γ線による変色に対して耐性の硬質ビニルポリマー物品 - Google Patents

γ線による変色に対して耐性の硬質ビニルポリマー物品

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JPH0243245A
JPH0243245A JP14228089A JP14228089A JPH0243245A JP H0243245 A JPH0243245 A JP H0243245A JP 14228089 A JP14228089 A JP 14228089A JP 14228089 A JP14228089 A JP 14228089A JP H0243245 A JPH0243245 A JP H0243245A
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glutarate
phr
vinyl polymer
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Thomas Henry Forsyth
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James William Summers
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ポール スコット トヨダ
Sally Ann Kline
サリー アン クライン
Elvira Borisovna Rabinovitch
エルビラ ボリソフナ ラビノビッチ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の産業上の利用分野〕 本発明は、高エネルギーイオン化放射線に暴露された時
に光学的性質及び靭性を保持するビニルポリマー配合物
に関する。
本発明は医療分野に使用される可撓性管材料用の硬質Y
字管の如き、透明で堅くて硬質のプラスチック部品に関
して説明されるが、本発明が医療用IV上セツトコネク
ター、血液フィルター、クランプ、包装材及び容器の如
き、その他の用途をもつことは当業者に明らかである。
〔従来技術及び発明が解決しようとする課題〕医療分野
に使用される構成部品または構成部品の組立体を使用前
の貯蔵のため滅菌包装材中に包装することが公知である
。Y字管コネクターの如き硬質構成部品がしばしばこの
ような包装材中に含まれる。
ある時には、包装された構成部品及び組立体の好ましい
滅菌方法は、コバルト60r線によるものであった。し
かしながら、r’lA滅菌は欠点をもつことが知られて
いる0例えば、多くのポリマー特に通常の硬質ビニルポ
リマー組成物は、放射線暴露の後に激しい変色及び崩壊
を示す。
これは5ociet  of Plastfcs En
 1neerin  Tech−jμ状」町狸坦、34
巻、1988年、1344〜1347頁(E。
メルツェル(Mertzel) 、J、サマーズ(Su
mmers )、及びT、フォルシス(Forsyth
))に発表されたGavwa 5terilizati
on of Rigid and F1exiblep
vc’″と題する論文及びまた“The 5tabil
izationof PVCAgainst Ga+*
ma Radiation” と題する刊行物(メディ
カル・デバイス・アンド・ダイアグノスチック・インダ
ストリイ(Medical Device andDi
agnostic Industry)1983年11
月、57〜61頁(フォア−(Foure)及びラキタ
(Rakita) )に検討されている。
メルツェルらの刊行物に於いて、崩壊の主な機構の一つ
は鎖分断であることが示されている。
“鎖分断は樹脂の分子量を低下する結合の無秩序な切断
として起こる。またビニル樹脂中の結合の切断はHCl
の発生及びビニル主鎖中の不飽和の発生を生じる。この
不飽和は製品中の黄変及び/または透明性の損失をもた
らす。” ポリマー崩懐中に伴なわれる別の機構は架橋である。“
二つのポリマーラジカルの組合せにより生じた架橋が3
次元網状構造の形成をもたらす。
架橋により引張強度、弾性率、衝撃強さ、剪断強さ、脆
性、及び伸びの如き、機械的性質の変化がある。”こと
がメルツェルらの刊行物に記載されている。
メルツエルらの刊行物の開示は本明細書に参考として含
まれる。
メディカル・デバイス・アンド・ダイアグノスチック・
インダストリイ(Medical Device an
dDiagnostic Industry)の12月
号、1983年、33〜37真に於いて、著者のフォア
−及びラキタは、変色及び物理的性質の損失を防止する
と云われる商標“ガンマシールド(Gammashie
ld)”としてM&Tケミカルズ(ラーウェイ(Rah
way)、ニュージャーシイ州)により販売される化合
物の類を開示している。これらの化合物は有機錫、有機
アンチモン及びそれらのカルシウム/亜鉛変種として記
載されている。上記の化合物に関して開示された目的の
用途は、硬質で堅いポリ塩化ビニルのボトルまたは“ブ
リスター包装”と称されるものである。
同様の開示が先の米国特許第4,412.897号(1
983年11月1日にコーンバウム(Kornbaum
)らに付与された)に含まれる。耐T線用に販売された
一つの市販の添加剤はガンマシールド8o1、即チ有機
錫、安息香酸エステルまたはテレフタル酸エステル及び
アルキルフェノールを含むと思われる組成物である。こ
の配合物を含む硬質組成物は、γ線暴露の際に許容し得
ない程貧弱な保色性を有する。
デビット・S・ハウセル(David S、House
l)著、”Factors Influencing 
Co1or Drift of GammaSteri
lized PVCArticles”a題する先の刊
行物(Societ  of Plastics En
 1neerin  Technica17+ 31巻
、1985年、1068〜1071頁)はまたポリ塩化
ビニルのγ線滅菌の問題及び激しい変色を検討している
。この刊行物に於いて、ハウセルは、アジピン酸ジオク
チルと二つのフタル酸エステル型可塑剤を比較する比較
試験に於いてアジピン酸ジオクチルが50 、60及び
70phr (樹脂100部当りの部数)でγ線への暴
露後の色ずれを抑制するのに一層有効であることがわか
ったことを開示している。
先の米国特許第4,640.819号に於いて、押出ポ
リビニル管材料及び滅菌のためのγ線の使用が言及され
ている。しかしながら、管材料は好適な可塑剤で可塑化
された可撓性管材料である。変色の問題は通常可塑化さ
れた管材料については経験されず、実質的に可塑化され
ない硬質部品に限られるようである。上記の米国特許第
4.640,819号に於いて、硬質部品は好ましくは
ポリカーボネートからつくられている。
〔課題を解決するための手段、発明の作用および効果〕
eし−c、本発明は、ASTM 01925−70ニよ
り測定して約10未満の放射線による黄色度指数の増加
及び^STD引張試験D638により測定して約176
00kg/crl (250,000psi)以上の剛
性を有することを特徴とする約2〜約5メガラドのγ線
への暴露にょり滅菌された透明な硬質ビニルポリマー部
品にある。
また、本発明は、γ線に対するビニルポリマー部品の安
定化がブチル化ヒドロキシトルエン約0.2〜約5 p
hrと組合せてエーテル含有のアジピン酸エステルまた
はグルタル酸エステル可塑剤約2〜約20phrをポリ
マーに添加することにより予期しない程高められるとい
う発見にある。
本発明の好ましい態様に於いて、ビニルポリマー組成物
はまたジアルキル錫安定剤(安定剤中のアルキル基は1
〜8個の炭素原子を有する)約0.2phr〜約5ph
r、更に好ましくは約2〜3phrを含む。
本発明の利点は、本発明に従って製造された部品が良好
な熱安定性を有するものとして更に特徴づけ得ることで
ある。
概して、本発明のビニルポリマーは、塩化ビニル、臭化
ビニル、及び塩化ビニリデンの如き、ハロゲン化ビニル
もしくはハロゲン化ビニリデンのホモポリマーもしくは
コポリマーであり得る。ハロゲン化ビニル及びハロゲン
化ビニリデンは互いに共重合されてもよく、あるいは少
くとも一つの末端CkIt−C’ニー基を有する一種以
上の重合性のオレフィン性モノマーと夫々共重合されて
もよい。
このようなオレフィン性モノマーの例として、アクリル
酸、メタクリル酸、エタクリル酸、α−シアノアクリル
酸等の如きα、β−オレフィン性不飽和カルボン酸、ア
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル
、アクリル酸オクチル、アクリル酸シアノエチル、等の
如きアクリル酸のエステル、メタクリル酸メチル、メタ
クリル酸ブチル、等の如きメタクリル酸のエステル、ア
クリロニトリル、メタクリロニトリル、等の如きニトリ
ル、メチルアクリルアミド、N−メチロールアクリルア
ミド、N−ブトキシメタクリルアミド、等の如きアクリ
ルアミド、エチルビニルエーテル、クロロエチルビニル
エーテル、等の如きビニルエーテル、ビニルケトン、ス
チレン及びメチルスチレン、ビニルトルエン、クロロス
チレン、等の如キスチレンii体、ビニルナフタレン、
クロロ酢酸アリル及びクロロ酢酸ビニル、酢酸ビニル、
ビニルピリジン、メチルビニルケトン、ブタジェン、イ
ソプレン、クロロブレン、等を含むジオレフィン、並び
に当業者に既知の型のその他の重合性のオレフィン性モ
ノマーが挙げられる。
本発明は塩化ビニルもしくは塩化ビニリデンを単独で、
あるいはモノマー混合物の重量基準で約20重量%まで
の量のそれらと共重合可能な一種以上の重合性のオレフ
ィン性モノマーと混合して重合することによりつくられ
た、ホモポリマー及びコポリマーに特に適用し得る。コ
ポリマーはしばしば物品の透明性を低下する傾向があり
、それらの量は最小にすべきである。最も好ましいビニ
ルポリマーまたは樹脂は、塊状重合または懸濁重合によ
り製造されたポリ塩化ビニル(PVC)ホモポリマーで
あり、本発明は簡素化及び便宜のためそれに関して説明
されるが、これは単に説明の意味で意図されるものであ
り、本発明を限定するものでないことが理解される。
JjL組 本発明の組成物中の重要な添加剤はアジピン酸エステル
またはグルタル酸エステル可塑剤、好ましくは約2,0
00未満の分子量、更に好ましくは約500未満の分子
量を有するエーテル含有のアジピン酸エステルもしくは
グルタル酸エステルである。
好適なアジピン酸エステルの例は、アジピン酸ジオクチ
ル(DOAと称される)、アジピン酸ジブトキシエトキ
シエチル(DBEEAと称される)、アジピン酸ジブト
キシエチル(DBEAと称される)、アジピン酸ジイソ
ブチル(DIBAと称される)、アジピン酸ジイソオク
チル(DIOAと称される)である。好適なグルタル酸
エステルの例は、グルタル酸ジブトキシエトキシエチル
(DBEf!Gと称される)及びグルタル酸ジブトキシ
エチル(DBf!Gと称される)である、これらのアジ
ピン酸エステル及びグルタル酸エステルの作用は放射中
及び放射後の分子易動性を与えることである。
好適なアジピン酸エステル及びグルタル酸エステルは商
標“プラストホール(Plasthall)”としてc
、p、ホール(Ha 11 )により、また商標“スタ
フレックス(Staflex)”としてスタフレックス
・スペシャリイティ・エステルズ・インコーポレーシ目
ン(Staflex 5peciality Este
rs、 Inc、)(カーテレット(Carteret
)、ニュージャーシイ州)により販売される。
アジピン酸エステルまたはグルタル酸エステルの使用量
は、通常可塑化量として特徴づけられる量よりも少ない
、即ち、その量は製品の可撓性を得るのに必要とされる
量より少ない。製品の可撓性をもたらさずに製品の透明
性を得る量は約2〜約20phrの範囲である。
通常、本発明の組成物に於いて、使用される唯一の可塑
剤は上記のアジピン酸エステルもしくはグルタル酸エス
テルの一つ、またはこれらの組合せである。
皮定剋 本発明の組成物の第二の重要な成分は、約0.2〜5 
phrの量で存在するブチル化ヒドロキシトルエン(B
HTと称される)安定剤である。エーテル含有のアジピ
ン酸エステルまたはグルタル酸エステルは単独ではγ線
に対して充分な保護を与えない。
約0.2〜約5 phrのブチル化ヒドロキシトルエン
と組合せて、−層改良された保色性が得られる。
この保色性の改良はブチル化ヒドロキシトルエン(BH
C)を含む組合せに特異であるようである。
驚くことに、ブチル化ヒドロキシアニソール(BH^と
称される)、ヒドロキノン、及びプロピルガレートの如
き、BITに化学的に類似する安定剤はBITにより得
られる結果を与えることができない。
この特許出願の実施例に於いて、使用されたブチル化ヒ
ドロキシトルエンは、商標“ウルトラノックス(υ1t
ranox)226”としてボルグーワーナー・コーポ
レーション(Borg−Warner Corpora
tion)により販売される2、6−ジ−ターシャリイ
ブチル−4−メチルフェノールであった。
保色性の更に一層の改良は、安定剤とアジピン酸エステ
ルもしくはグルタル酸エステルとの組合せであって、そ
の組合せの一つがブチル化ヒドロ中、RはC,−C,基
であり、R′及びRIIは通常同じ有機の基であるがR
とは異なる)を有するアルキル錫安定剤である組合せを
用いることにより得られた。このような基の例は酸素ま
たは硫黄を含んでもよい。−層高い分子量の重合された
基及びチオグリコール酸オクチルが好適な基の列記の中
に含まれる。好適なアルキル錫安定剤の例は当業者に公
知である。本発明に於いて、FDA(食品薬品局)に認
可される錫系安定剤、即ち類6の認可を受ける錫系安定
剤または無認可の錫系安定剤が使用し得る。
好結果で使用される一つのアルキル錫安定剤は、R′及
びRrrが−5−CHzC−0−CJ+、であるジメチ
ル錫安定剤である。この化合物は商標“マーク(MAR
K)1984”としてアルガス・ケミカル・カンパニイ
(Argus Chemical Co、)により販売
される。好結果で使用されるその他のアルキル錫安定剤
は、商標“P^1753”としてM&Tケミカルズによ
り販売されるジオクチル錫安定剤である。両者の安定剤
はPVC配合物中の食品接触に関しFDAにより認可さ
れている。
錫安定剤の一つの問題はそれらの毒性である。
本発明に於いて、それらは無毒性であるために約0.2
〜約5 phrの充分少量で使用される。錫安定剤とB
ITとの組合せをエーテル含有のアジピン酸エステルま
たはグルタル酸エステルと組合せて使用して行なわれた
試験に於いて、5メガラドまでのγ線または電子線放射
に暴露された物品は、ごくわずかな黄変を示したが材料
の靭性に有害な影響はなかった。
主として熱安定性を得るために添加される安定剤が、本
発明の実施に任意に使用し得る。例えば、エポキシ補助
安定剤は普通ポリ塩化ビニル工業で熱安定性を付与する
と云われており、エポキシ補助安定剤を用いて組成物が
うまく調製された。エポキシ化大豆油がしばしばこの目
的に使用される。
通常、エポキシ化大豆油は、剛性に悪影響を及ぼさずに
熱安定性のための通常使用量である約5〜約20phr
の範囲で添加される。所望により、その他の添加剤、例
えばカルシウム/亜鉛安定剤、石けん安定剤がエポキシ
化大豆油と共に、あるいはそれに代えて使用し得る。こ
のようなカルシウム/亜鉛安定剤は米国特許出願第76
8.987号(ローマン W、ワイパート(Roman
 W、Wypart)らにより1985年8月26日に
出願され、本件出願人に譲渡された)に充分記載されて
いる。この米国特許出願第768.987号の開示が本
明細書に参考として含まれる。
上記の特許出願に開示されているように、少なくとも一
つのカルシウム石けんと一つの亜鉛石けんとが、約0.
005〜約1phr、好ましくは約0.03〜約0.3
 phrの量で使用されてもよい。亜鉛石けんの量はカ
ルシウム石けんの量よりも多いことが好ましい、カルシ
ウム石けんの量は非常に少量でもよく、あるいは全く存
在しなくてもよい、最も好ましい態様に於いて、亜鉛石
けんはカルシウム石けんの量の約2倍である。
好適なカルシウム石けんの例は、ステアリン酸カルシウ
ム、ラウリン酸カルシウム、オレイン酸カルシウム、パ
ルミチン酸カルシウム、オクタン酸カルシウム及び安息
香酸カルシウムである。ステアリン酸カルシウムが好ま
しいカルシウム石けんである。好適な亜鉛石けんの例は
、ステアリン酸亜鉛、ラウリン酸亜鉛、パルミチン酸亜
鉛、2−エチルヘキサン酸亜鉛、オクタン酸亜鉛、オレ
イン酸亜鉛及び安息香酸亜鉛である。ステアリン酸亜鉛
が好ましい亜鉛石けんである。
天皇血■垂■M また、本発明の組成物は当業者に公知の技術に従って滑
剤、耐衝撃性改良剤、顔料、及び加工助剤を使用しても
よい。
好適な滑剤の例は、ジオレイン酸及びトリオレイン酸の
ポリグリセロールエステルである。これらのエステルは
幾つかの源から市販されている。
使用し得る当業界で公知の補助安定剤は重合面リン酸エ
ステルの如き亜リン酸エステル安定剤及びβ−ジケトン
である。
好適な耐衝撃性改良剤の例は、アクリロニトリル−ブタ
ジェン−スチレンターポリマー(ABS) 及びメタク
リレート−ブタジェン−スチレン(MBS)である。こ
れらの改良剤及びその他の改良剤がPlastics 
Con+ oundin 、11月/12月、1983
年、”Update : Impact Modifi
ers for Rigid PVC”(メアリイ・C
・マクミュラー(Mary C,McMurrer)著
)に開示されており、この文献は本明細書に参考として
含まれる。
使用し得る加工助剤の例は、The Plastics
 andRubber In5titute 11nt
ernational Conference郊ノy薯
5榎狙壮1.4月号、26〜28頁(1983年)、論
文第17号に開示されているようなアクリルポリマーで
ある。加工助剤は硬質PvC配合物の溶融特性を改良す
る作用をする。また、この論文は本明細書に参考として
含まれる。
本発明の実施に際し、組成物の諸成分が、所望の物品に
成形される前に、−緒に充分混合されて所望の組成物を
生成する。混合はバンバリイ(Banbury)  ミ
キサー、ヘンシェル(Henschel)ミキサー、ミ
ルズ(Mills)  ミキサーまたはその他のミキサ
ーの如き、当業者に公知の常法のいずれかにより行ない
得る。
本発明の組成物は、所望の最終製品に応じて異なる方法
により有用な高透明性部分に成形し得る。
射出成形及び押出成形によるような、通常の技術が部品
を成形するのに使用し得る。本発明の組成物からつくら
れる部品の肉厚は、約0.0025cm (0,001
インチ)〜約0.38C!l (0,15インチ)また
はそれ以上であってもよい。
色安定性は、試料をT線に暴露した後に異なる時間間隔
でASTM D−1925に従って黄色度指数を測定す
ることにより測定される。標準の試験操作では、試料は
0.165C11(0,065インチ)の厚さである。
成る場合には、試験は0.102cm(0,040イン
チ)の厚さの試料について行なわれた。調製された最近
の試料は0.318C11(0,125インチ)の厚さ
を有する。
黄色度指数の直接の読みを与えるように設計された幾つ
かの比色計が市販されている。一つのこのような装置は
ガードナー・ラボラトリイ・インコ−ポレーション(G
ardner Laboratory)、(ベセスダ(
Bethesda)、メリーランド)により製造され、
商品名XL−10八として販売されている。別の装置は
フンター・アソシエーツ・ラボラトリイ(llunte
r^5sociates Laboratory)、 
 (フェアーファックス(Fairfax) 、バージ
ニア州)により商標フンターラブ(Hunterlab
) D25Pとして販売される装置である。
本発明の物品は、約5メガラドまでの放射線に暴露され
た時に約10未満の黄色度指数の変化を有することが好
ましい。
組成、例えば顔料の存在に応じて、部品は初期の黄色度
指数の読みを有してもよい。このような場合には、黄色
度の増加は絶対黄色度指数よりも決定的な因子である。
本発明に従って製造された部品の重要な性質は剛性であ
る。剛性はASTM 0638の操作に従って測定され
る。本発明の教示に従って製造された部品は少なくとも
約17600kg/cffl(250,000psi)
の剛性(引張弾性率に関して)を有する。
本発明の物品のその他の重要な性質は、毒性のないこと
または一層低い毒性であることである。
プラスチック部品に使用される主要な毒性試験は、組織
培養細胞毒性試験及びUSP Vl試験(USP皮内試
験、及びUSP全身注入試験、及びUSPウサギ移植試
験)である。これらの試験の両者は上記のメルツエルの
刊行物に開示され、検討されており、その開示は本明細
書に参考として含まれる0本発明の組成物に関して現在
までに行なわれた毒性試験は、それらが従来技術の組成
物よりも少なくとも低毒性であることを示唆する。
ASTM 0637及びD790に従って測定される引
張強度、伸び、及び曲げ強さの如き物理的性質はγ線へ
の暴露後に有意な変化を示さなかった。
〔実施例〕
実崖班上 この実施例に於いて、ポリ塩化ビニル部品の異なる試料
をγ線に暴露した時の変色を比較することにより比較デ
ータを得た。変色の程度を目視検査により主観的に測定
した。試料は、エポキシ化大豆油の量並びにアジピン酸
ジオクチル(DOA)及びブチル化ヒドロキシトルエン
(BIT)の量を変えた以外は、基本的に同じ組成であ
った。本発明の範囲内にある唯一の試料は試料7であっ
た。試料は、ポリ塩化ビニル組成物を溶融し、組成物を
幅5C111(2インチ)X5cm(2インチ)、厚さ
0.102cm(0,040インチ)の圧縮ブラックに
成形し、ついでブラックを2.5メガラド及び5.0メ
ガラドのγ線の量に夫々暴露することにより調製した。
下記の表■は数個の試料の組成及び得られた結果を示す
左から右へ伸びる矢印は、対照試料lと同じ比率の示さ
れた成分が使用されたことを示す。
試料1は最少量の可塑剤を含む堅い硬質の部品を成形す
るのに使用される通常のポリ塩化ビニル組成物である。
結果はその組成物が2.5メガラドの暴露で褐色に変わ
り、5.0メガラドの暴露で黒色に変わったことを示す
試料2及び3に関し、5 phr及び10phrのアジ
ピン酸ジオクチル単独の使用は改良を与えなかった(試
料2)か、または殆ど改良を与えなかった(試料3)。
試料4に関し、BHT単独の使用はまた改良を与えなか
った。試料5に於いて、DOA及びB)lTを夫々5 
phr及び1 phrで使用したが、色ずれのわずかな
改良があったにすぎない、10phrのエポキシ化大豆
油を用いた試料6は、試料4とほぼ同様のわずかな改良
を示した。DOA及びBITの両者を夫々10phr及
び1 phrの量で用いた試料7のみに於いて、有意な
改良が観察された。
夫々10phr及びl phrの量のDOA及びBHT
の組合せ(試料7)は10phrのDOA単独(試料3
)よりも実質的に良好であることが留意サレるべきであ
る。
試料7は本発明の毒性及び剛性の要件の両方を満足した
!施[L この実施例は、アジピン酸エステル及びB)ITと組合
せて1〜5 phrの錫安定剤(この実施例に使用され
た安定剤はアルガス・ケミカル・カンパニイにより商標
“マーク1984”として販売されるジメチル錫安定剤
であった)の添加が高エネルギー放射線に対して更に一
層の保護を与えることを示す。錫安定剤の使用量は毒性
を避けるのに充分少なかった。この実施例に於いて、D
OA可塑剤は実施例1よりも多い量で存在するが、それ
はガラス転移温度が硬質配合物を生成するのに充分高い
ようにまだ充分少ない量である。
実施例1の操作を用いて、以下の配合物を調製した。
試料 成分 pvc樹脂 アクリルポリマー 加工助剤 錫安定剤 滑剤 DOA BHT BHA ヒドロキノン プロピルガレート 表−一−1 黄色度指数 放射前       4.70 2.15 2.64 
22.665メガラドの放射後 7.85 20.16
 19.76 72.68上記のデータは、錫安定剤と
DOA及びBHTとの組合せ(試料1)が黄変に対して
有意な程度に抵抗する製品を生成したことを示す。わず
かに約3.15の黄色度の増加が得られた。
BHA、プロピルガレート、及びヒドロキノンの如き、
BHTに構造的にM4g、する化合物の使用は、添加剤
成分の組合せに於けるBHTの使用により得られた保護
の程度を与えることができなかった。
試料1は本発明の毒性及び剛性の規準を満足した。
実11汁l この実施例に於いて、試料2,3及び4でDOAをDO
Aに化学的に類似する酪酸エステル及びフタル酸エステ
ルに2換した以外は、実施例1の試料lに類似する組成
物を調製した。下記の結果が得られた。
表−−1 試   料 1、0OA 2、  0OB   (酪酸ジオクチル)3、   D
IOP  (フタル 酸ジイソオフ子ル)4、  フタ
ル 酸ブチルベンジル 澄んだ無色透明 澄んだ透明、わずかに黄変 澄んだ透明、わずかに黄変 わずかに曇り、わずかに黄変 試料lは本発明の範囲内にある。
醋酸エステルまたはフタル酸エステルを用いる試料2.
3及び4に於いて、本発明の黄色度の規準は満足されな
かった。
この実施例の試験結果は、5メガラドのγ線または電子
線への暴露後の目視検査により得られた。
規律I この実施例は、着色組成物中のDOA及びBITと共に
メチル錫安定剤を使用することの利点を示す別の比較デ
ータを与える。
下記の配合物を使用した。
栽−二分 pvc樹脂 加工助剤(アクリル系) 滑剤 カルシウム/亜鉛安定剤系 FDA認可メチル錫安定剤 アジピン酸ジオクチル(口QA) エポキシ化大豆油補助安定剤 顔料 耐衝撃性改良剤 BHT JLL 1.0 1.3 μJL4 0.2 0.125 黄色度指数 (初期) (2,5メガラド) (5,0メガラド) 7.8 二の実施例は、色安定性に関し熱安定剤がカルシウム/
亜鉛系である組成物(試料1)に対して本発明の三成分
系(試料2)の使用の利点を示す。
2 phrのジメチル錫安定剤を用いる試料2は試料2
.95 7.05 1と同様の良好な熱安定性を有していた。同時に、実質
的に一層少ない黄色度の増加があった。試料1及び2は
共に概して本発明の範囲内にある。試料1と較べて、D
OAとBITとの組合せを用いない試料は実質的に一層
高い黄色度指数を有する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)ASTMD638により測定して少なくとも
    約17600kg/cm^2(250,000psi)
    の剛性、及び(b)ASTM1925−70により測定
    して約10未満の放射線による黄色度指数の増加 を有することを特徴とする、約5メガラドまでのγ線へ
    の暴露により滅菌された透明な硬質ビニルポリマー部品
    。 2、前記のポリマーがポリ塩化ビニルである請求項1記
    載の部品。 3、約2,000未満の分子量を有するエーテル含有の
    アジピン酸エステルまたはグルタン酸エステル約2ph
    r〜約20phr及びブチル化ヒドロキシトルエン約0
    .2phr〜約5phrを含んでなる請求項1記載の部
    品。 4、アルキル錫安定剤を更に含んでなる請求項3記載の
    部品。 5、前記のアジピン酸エステルまたはグルタル酸エステ
    ルが約500未満の分子量を有し、且つ前記の錫安定剤
    のアルキル基がC_1〜C_8である請求項4記載の部
    品。 6、前記のアジピン酸エステルまたはグルタル酸エステ
    ルがアジピン酸ジオクチル(DOA)、アジピン酸ジブ
    トキシエトキシエチル(DBEEA)、アジピン酸ジブ
    トキシエチル(DBEA)、アジピン酸ジイソブチル(
    DIBA)、アジピン酸ジイソオクチル(DIOA)、
    グルタル酸ジブトキシエトキシエチル(DBEEG)及
    びグルタル酸ジブトキシエチル(DBEG)からなる群
    から選ばれる請求項3、4または5のいずれか記載の部
    品。 7、(a)約2,000未満の分子量を有するエーテル
    含有のアジピン酸エステルまたはグルタル酸エステル約
    2phr〜約20phr、及び (b)ブチル化ヒドロキシトルエン約0.2phr〜約
    5phrを含んでなるγ線への暴露により滅菌された透
    明な硬質ビニルポリマー部品。 8、前記のビニルポリマーがポリ塩化ビニルである請求
    項7記載の部品。 9、安定化量のアルキル錫安定剤を更に含んでなる請求
    項8記載の部品。 10、エポキシ化大豆油を更に含んでなる請求項8記載
    の部品。 11、カルシウム/亜鉛安定剤を更に含んでなる請求項
    10記載の部品。 12、前記のアジピン酸エステルまたはグルタル酸エス
    テルがアジピン酸ジオクチル(DOA)、アジピン酸ジ
    ブトキシエトキシエチル(DBEEA)、アジピン酸ジ
    ブトキシエチル(DBEA)、アジピン酸ジイソブチル
    (DIBA)、アジピン酸ジイソオクチル(DIOA)
    、グルタル酸ジブトキシエトキシエチル(DBEEG)
    及びグルタル酸ジブトキシエチル(DBEG)からなる
    群から選ばれる請求項7、8、9、10または11のい
    ずれか記載の部品。 13、前記のアジピン酸エステルまたはグルタル酸エス
    テルが約500未満の分子量を有し、且つ前記の錫安定
    剤のアルキル基がC_1〜C_8である請求項9記載の
    部品。 14、ASTMD638により測定して少なくとも約1
    7600kg/cm^2(250,000)psiの剛
    性及びASTM1925−70で測定して約10未満の
    放射線による黄色度指数を有する、約5メガラドまでの
    γ線に暴露された請求項9記載の部品。 15、成形前に約2,000未満の分子量を有するエー
    テル含有のアジピン酸エステルまたはグルタル酸エステ
    ル約2phr〜約20phr及びブチル化ヒドロキシト
    ルエン約0.2phr〜約5phrをビニルポリマーの
    混合物に添加することを含んでなる、γ線への暴露によ
    り滅菌された時に透明性を保持する透明な硬質ビニルポ
    リマー部品の製造方法。 16、組成物がアルキル錫安定剤を更に含んでなる請求
    項15記載の方法。 17、前記のアジピン酸エステルまたはグルタル酸エス
    テルが約500未満の分子量を有し、且つ前記の錫安定
    剤のアルキル基がC_1〜C_8である請求項16記載
    の方法。 18、前記のビニルポリマーがポリ塩化ビニルである請
    求項17記載の方法。 19、前記のアジピン酸エステルまたはグルタル酸エス
    テルがアジピン酸ジオクチル(DOA)、アジピン酸ジ
    ブトキシエトキシエチル(DBEEA)、アジピン酸ジ
    ブトキシエチル(DBEA、アジピン酸ジイソブチル(
    DIBA)、アジピン酸ジイソオクチル(DIOA)、
    グルタル酸ジブトキシエトキシエチル(DBEEG)及
    びグルタル酸ジブトキシエチル(DBEG)からなる群
    から選ばれる請求項15、16、17または18のいず
    れか記載の方法。 20、ASTMD638により測定して少なくとも約1
    7600kg/cm^2(250,000psi)の剛
    性及びASTM1925−70により測定して約10未
    満の放射線による黄色度指数の増加を有する請求項15
    、16、17または18のいずれか記載の方法により製
    造された部品。
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