JPH0244084Y2 - - Google Patents

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JPH0244084Y2
JPH0244084Y2 JP5256385U JP5256385U JPH0244084Y2 JP H0244084 Y2 JPH0244084 Y2 JP H0244084Y2 JP 5256385 U JP5256385 U JP 5256385U JP 5256385 U JP5256385 U JP 5256385U JP H0244084 Y2 JPH0244084 Y2 JP H0244084Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、システムキツチンのカウンター等の
被接合部材を接合するのに用いられ、精密な面一
調節が容易な接合装置に関する。
「従来の技術」 システムキツチンの上表面に覆設或いは載設さ
れるカウンター等は、それが延設方向に変化のあ
る場合または広範に渡る場合はしばしば二つ以上
の被接合部材を接合したものが用いられる。この
ような場合の接合手段としては、従来、第2図及
び第3図に示したようなものがあつた。第2図
は、カウンターの延設方向がコーナー部における
如く直角の場合であつて、被接合部材4,4夫々
の接合端面に凹嵌部11,11を設け、該凹嵌部
11,11にわたつて隙間なく嵌合する継部材1
2を挿入し、該継部材12を介して被接合部材
4,4両者を接着剤等で固定するものである。ま
た、第3図a及びそのA−A線断面を表した同図
bに示した接合手段は、カウンターが広範な面積
を有する場合であつて、被接合部材4,4夫々に
凹部21,21と被接合部材4,4相互に連通す
る溝部22を設け、該凹部21,21及び溝部2
2に連結ボルト23を嵌入させて締結すると共
に、接着剤を用いて接合するというものである。
しかし、上記いずれの場合の接合手段において
も被接合部材相互に寸法誤差を有しているときに
は接合部に段差が生じることとなり、しかも一旦
接合した後でこれを修正することは困難であつ
た。
そこで、被接合部材相互に寸法誤差を有する場
合にも面一調節が可能な接合装置として実公昭58
−40904号に示されたようなものがあつた。該接
合装置の底面図とそのB−B線断面図及びC−C
線断面図をそれぞれ第4図a及至cに示す。(以
下同図の説明において、前、後とはそれぞれ同図
aの上、下を言い、左、右、上、下とはそれぞれ
同図bの左、右、上、下を言うものとする。)前
記従来の接合装置とは、被接合部材4,4r
夫々の接合端部にビス40,40…等により固定
された固定部31,31r、該固定部31,
31rの内方端より垂下する起立部32,32
r、及び該起立部32,32r下端より夫々内
方に突出して重合する突出部33,33rとか
らなる一対の接合片30,30rと、該接合片
31,30r夫々の起立部32,32rに貫
設して両接合片30,30rを連絡する連結ボ
ルト34と、接合片30,30r双方の重なり
合う突出部33,33r夫々に螺着された調節
ボルト35,35rとから構成されたものであ
る。そして、上方に位置する突出部33rに螺着
された調節ボルト35rはその頭部上端面を下方
に位置する突出部33下面に当接させており、
下方に位置する突出部33に螺着された調節ボ
ルト35はその先端部を上方に位置する突出部
33r下面に当接させた構造となつている。
前記従来の接合装置による接合部の面一調節
は、前記調節ボルト35,35rを用いて接合
片30,30rの上下間隔を調節することによ
り行われる。例えば、左側の被接合部材4を右
側に対して下方(右側の被接合部材4rを左側に
対して上方)に移動させたい場合には、先端部を
上方に位置する突出部下面に当接させた調節ボル
ト35を螺進させ、突出部33,33rの相
互間隔を大きくすればよい。逆に、頭部上端面を
下方に位置する突出部下面に当接させた調節ボル
ト35rを螺進させて突出部33,33rの相
互間隔を縮めることにより、左側の被接合部材4
を右側に対して上方(右側の被接合部材4rを
左側に対して下方)に移動させることができる。
「考案が解決しようとする問題点」 ところで、上記接合装置にあつては、被接合部
材4,4rを面一に調節する調節ボルト35
,35rが前後方向に列設されている。そし
て、前側の調節ボルト35rは下方の突出部33
に引張力を付与し、後側の調節ボルト35は
上方の突出部33rに突張力を付与するよう作用
する。そのため、面一調節時に接合部付近には前
後で異なる力が作用することになり、被接合部材
4,4rに反りや歪を生じさせる原因となつて
いた。
「問題点を解決するための手段」 本考案に係る接合装置の特徴は、被接合部材の
接合部に跨設される添継接合具と、被接合部材
夫々へ対称的に起立固定される対設部材と、先端
部に被接合部材への当接部を備えた面一調節具
と、前記対設部材に対して相互の間隔を短縮する
方向に押圧力を付与する緊結手段とからなり、前
記対設部材は前記添継接合具に対して着脱可能に
適宜間隔を有して所定位置に並立固定され、前記
面一調節具は前記対設部材の対設線に沿つて前記
添継接合具に立設されると共に被接合部材に対し
て付与する押圧力が調節可能であるようになされ
ていることである。
「実施例」 第1図a及至cは本考案に係る接合装置の一実
施例を示したものである。第1図aは、該接合装
置を被接合部材の裏面側に取付けた状態を示す背
面図、第1図bは、同図aのX−X線断面図、第
1図cは、同図aのY−Y線断面図である。(以
下同図の説明において、前、後とはそれぞれ同図
aの上、下を言い、左、右とはそれぞれ同図bの
左、右を言うものとする。) 本考案に係る接合装置の添継接合具1は、底壁
面1a及び該底壁面1aから起立する側壁面1b
とから構成される無蓋の箱体の如き形状を有して
おり、鈑金等をプレス等により折曲加工して成形
される。前記底壁面1aには貫通孔2,2が適宜
間隔を有して左右方向に対称的に設けられてい
る。対設部材3は、軸部3aの一端に被接合部材
4に埋設される埋設部3bを備えた埋込ボルトで
ある。また、表面側を段差のないように面合わせ
するための面一調節具5は、先端部を被接合部材
4に当接させて前記対設部材3の対設線に沿うよ
うに前記添継接合具1の底壁面1aに起立螺着さ
れた面一調節用ボルトである。該面一調節具5の
当接部5aには、被接合部材4に対する突張力を
安定させるために鍔部材等を備えることが望まし
い。前記対設部材3に対して相互の間隔を短縮す
る方向に押圧力を付与する緊結手段6には、前記
添継接合具1の左右方向に位置する側壁面1bに
螺着され、前記対設部材3の軸部3aに対して垂
直に先端部を当接させて位置づけられる緊結用ボ
ルトを用いた。この場合、対設部材3の軸部3a
に四角ナツト7等を装着して当接部の面積を広く
することにより、前記緊結手段6は対設部材3に
対して確実に押圧力を付与することができる。
次に、本実施例の接合装置を用いた被接合部材
の接合を説明する。通常、該接合装置は被接合部
材の裏面側に取着されるが、これに限定されるも
のではなく、被接合部材の表面側へ取付けること
も可能である。前記対設部材3の埋設部3bを被
接合部材4,4夫々の接合端部からなるべく等距
離の位置に埋設し、対設部材3,3を接合部に対
して対称的に起立固定する。この際、対設部材
3,3相互の間隔を、前記添継接合具1の底壁面
1aに設けられた貫通孔2,2の間隔に一致させ
る。起立固定された対設部材3,3の螺子部3
c,3cをそれぞれ前記貫通孔2,2に嵌挿させ
て添継接合具1を被接合部材4,4の接合部に跨
設し、後述する調節操作が可能な程度にナツト
8,8により対設部材3,3を添継接合具1へ仮
固定する。次いで、面一調節具5,5を用にて被
接合部材4,4の接合部表面側(第1図bにおい
て上面側)が面一になるように調節する。これ
は、左右の面一調節具5,5をそれぞれ被接合部
材に対して進退させ、当接部5aが被接合部材4
に対して付与する突張力を加減することにより行
う。被接合部材4,4の接合部表面側が面一状態
になつたところで、緊結手段6,6をそれぞれ内
方へ螺進させ、前記対設部材3,3に対して相互
の間隔を短縮する方向に突張力を付加して接合端
面を圧着する。こうして緊密な接合状態が得られ
たところでナツト8,8の締め付けを行い、対設
部材3,3を添継接合具1に不動状態に固定す
る。
以上述べたように、前記接合装置は被接合部材
4の表面を精密に面一調節して緊密に接合するこ
とができ、しかもこの接合状態は強固に維持され
る。
ところで、前記添継接合具1の底壁面1aに設
けられる貫通孔2を、左右方向に長い長孔とする
ことにより、接合部の前後方向の位置調節も容易
になる。すなわち、対設部材3の起立固定位置が
正規の位置に比べて前後した場合には、対設部材
1の列設方向に沿わせて添継接合具1を若干傾け
て取着することにより接合を行うことができる。
このようにすることにより、対設部材3の起立固
定位置に左右方向の誤差を有する場合は勿論の
と、前後方向の寸法誤差を有する場合にも対応可
能となる。
また、本接合装置は、単独で用いることもでき
るが、接合強度を増すために複数個を取着するこ
とも可能である。
なお、本考案に係る接合装置は、被接合部材を
水平方向に接合する場合のみに限定されるもので
はなく、鉛直方向に連ねて接合する場合にも使用
することができるのは言うまでもない。
「作用及び効果」 以上述べた如く、本接合装置による面一調節は
対設部材と面一調節具との協働作業によるので精
密な調節が可能であると同時に、対設部材は添継
接合具に強固に固定されるので表面側の面一状態
は安定に維持される。また、対設部材は対称的に
起立固定されるので被接合部材に及ぼす力は均一
となり、従つて、被接合部材に反り、歪を生じさ
せることがない。そして、貫通孔を長孔にすれば
前後方向の位置調節も容易になると共に、その調
節可能範囲も従来に比べて非常に広くなる。更
に、本接合装置は、全体が一体的に組織されるの
でコンパクトである。
【図面の簡単な説明】
第1図a乃至cは、それぞれ本考案に係る接合
装置を被接合部材の裏面側に取付けた状態の実施
例を示す背面図、同図aのX−X線断面図、同図
aのY−Y線断面図である。第2図乃至第4図は
いずれも従来の接合手段を示したものであり、第
2図は断部材を用いた接合手段の部分切截平面
図、第3図a及びbは連結ボルトを用いた接合手
段の底面図及びそのA−A線断面図、第4図a乃
至cは実公昭58−40904号に示された従来の接合
装置を示す底面図、同図aのB−B線断面図、同
図aのC−C線断面図である。 1……添継接合具、3……対設部材、4……被
接合部材、5……面一調節具、5a……当接部、
6……緊結手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被接合部材の接合部に跨設される添継接合具
    と、被接合部材夫々へ対称的に起立固定される対
    設部材と、先端部に被接合部材への当接部を備え
    た面一調節具と、前記対設部材に対して相互の間
    隔を短縮する方向に押圧力を付与する緊結手段と
    からなり、前記対設部材は前記添継接合具に対し
    て着脱可能に適宜間隔を有して所定位置に並立固
    定され、前記面一調節具は前記対設部材の対設線
    に沿つて前記添継接合具に立設されると共に被接
    合部材に対して付与する押圧力が調節可能である
    ようになされていることを特徴とする接合装置。
JP5256385U 1985-04-08 1985-04-08 Expired JPH0244084Y2 (ja)

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JP5256385U JPH0244084Y2 (ja) 1985-04-08 1985-04-08

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JPS61168308U JPS61168308U (ja) 1986-10-18
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