JPH0244342B2 - Mushokusenryookenshokuzaikeiinkinoshokyozai - Google Patents
MushokusenryookenshokuzaikeiinkinoshokyozaiInfo
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- JPH0244342B2 JPH0244342B2 JP9324083A JP9324083A JPH0244342B2 JP H0244342 B2 JPH0244342 B2 JP H0244342B2 JP 9324083 A JP9324083 A JP 9324083A JP 9324083 A JP9324083 A JP 9324083A JP H0244342 B2 JPH0244342 B2 JP H0244342B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- solvent
- boiling point
- eraser
- developer
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Description
本発明は、フエノール性水酸基を有する顕色剤
と、この顕色剤によつて発色する無色の電子供与
性有機化合物(以下無色染料という)と、発色反
応を阻害しない溶剤とからなるインキ(以下無色
染料−顕色剤系インキという)による筆跡を消去
するための消去材に関するものである。 無色染料−顕色剤系インキは顕色剤によつて発
色した無色染料を含有するものであり、通常の油
性インキと同様に濃く呈色しているため濃色で鮮
明な筆跡をもたらすことができるとともに、減感
作用を有する極性化合物を用いて容易に消去でき
るという利点をもつている。すなわち、顕色剤と
無色染料ベースとの反応により生成した発色コン
プレツクスが極性化合物の減感作用により分解さ
れる結果、完全に無色化されるものと考えられて
いる。 無色染料−顕色剤系インキの消去材について
は、本願と同一出願人により既に特許出願されて
いる(特願昭57−11999)。この消去材は、融点60
℃以上でかつ150℃における蒸気圧1mmHg以下の
減感性有機化合物を沸点160℃以下の溶剤に溶か
した溶液からなるものであつて、溶液状態では減
感作用を発揮してインキを消去することができる
が溶剤が揮散してしまえば固化して減感作用がな
くなるような常温で固体の不揮発性減感性有機化
合物を使用しているため、消去直後(約3分以
内)に同じインキで消去面に再筆記しても筆跡が
再び無色化されることがないという利点を有して
いる。 しかしながら、実用面からはより短時間での再
筆記が強く望まれる。その為には消去材の溶剤と
してより低沸点の溶剤を使用すれば良いが、この
様な低沸点溶剤を使用した場合には消し具のペン
先が乾燥し易くなつたり、長時間経時した場合、
消し具の軸筒からの溶剤の透過減量が多くなるな
どの欠点を生じ、実用面から好ましくない。 そこで本発明は、上述の如き欠点を解消でき、
しかも短時間での再筆記が可能な実用面に優れた
消去材を提供することを目的として鋭意研究の結
果上記のごときインキ消去材の溶剤として最低沸
点沸混合物を形成しうる前記発色インキに対する
良溶媒と貧溶媒とからなる混合溶剤を使用し、該
良溶媒の混合比率を共沸混合物組成比率より低く
することによつて上述したような欠点のないイン
キ消去材を得ることができることを見い出し、本
発明を完成させたものである。 即ち、本発明は顕色剤と該顕色剤によつて発色
する無色染料とを含有してなる発色インキを無色
化する不揮発性減感剤を溶剤に溶解してなる無色
染料−顕色剤系インキの消去材において、前記消
去材の溶剤として最低沸点沸混合物を形成しうる
前記発色インキに対する良溶媒と貧溶媒とからな
る混合溶剤を使用し、該良溶媒の混合比率を共沸
混合物組成比率より低くすることを特徴とする無
色染料−顕色剤系インキの消去材を要旨とするも
のである。 本発明で使用できる不揮発性減感剤としては例
えば、ジフエニルフタレート、ジフエニルウレタ
ン、ペンタエリスリトールテトラアセテート、ペ
ンタエリスリトールテトラベンゾエート、ジフエ
ニルグリコール酸、エチレングリコールジベンゾ
エート、N−フエニル−β−ナフチルアミン、N
−フエニルアンスラニル酸フエニルエステル、N
−フエニルアンスラニル酸メチルエステル、ベン
ゾグアナミン、4,4′−メチレンビス(アセトア
ニリド)、4,4′−スルホニルビス(アセトアニ
リド)、p−アミノアセトアニリド、ベンズアセ
チン、4−ブトキシ−N−ヒドロキシベンゼンア
セトアミド、2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチ
ル−7−ベンゾフラノ−ルメチルカーバメート、
コトイン、ジアミノジフエニルメタン、ジアニシ
ジン、4−(フエニルメチルフエノール)カルバ
メート、ガラクチトール、フタル酸ジフエニル、
4′−(メチルスルフアモイル)−スルフアニルアニ
リド、4,4′−テトラメチルジアミノジフエニル
メタン、ポリビニルピロリドン、ポリ酢酸ビニ
ル、N−ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合
体、ケトン樹脂、オリゴ−N−メチルモルホリニ
ウムプロピレンオキサイド、ポリアクリレート、
ポリメタクリレート、ポリエステル、尿素−ホル
ムアルデヒド樹脂、エチレン尿素−ホルムアルデ
ヒド樹脂、エチレン尿素−ブチルアルデヒド樹
脂、ポリ−N−ブトキシメチルアクリルアミド、
酢酸ビニル−マレイン酸共重合体等が挙げられ
る。 常温で固体の上記のごとき不揮発性減感剤を溶
解しうるものが溶剤として使用できるが、本発明
においては、消去面への再筆記性の観点から、溶
剤として、特に最低沸点共沸混合物を形成しうる
前記発色インキに対する良溶媒と貧溶媒とからな
る混合溶剤を使用し、該良溶媒の混合比率を共沸
混合物比率より低くするようにしたので、この場
合、該良溶媒は筆跡溶解力が強いため、インキと
減感剤との反応を円滑にして、消去作用をすみや
かに発揮させる。又、前記混合溶剤が最低沸点共
沸混合物を形成しうるものであり、良溶媒の混合
比率が共沸混合物組成比率より低いため、良溶媒
の沸点が低下し、揮散が速くなると同時に、気相
中の良溶媒の混合比率は消去材中の良溶媒の混合
比率より常に高く、このため消去跡の消去材中の
貧溶媒の混合比率が急速に高まるので、同じ発色
インキで再筆記しても、筆跡に対する溶解力が弱
く、従つて発色インキと減感剤との反応が起こり
にくいため、筆跡が消去されない。即ち短時間の
再筆記が可能となる。又、最低沸点共沸混合物を
形成しうる混合溶剤を使用しているため、消し具
のペン先乾燥や長時間経時した場合の消し具の軸
筒からの透過による減量を極力防止することがで
きる。 前記発色インキに対する良溶媒としては酢酸メ
チル、酢酸エチル、酢酸n−プロピル、酢酸イソ
プロピル、蟻酸プロピル、蟻酸ブチル、プロピオ
ン酸メチル、イソプロピルエーテル、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、テトラヒドロピラン、ジ
エトキシメタン、メチルエチルケトン、アセト
ン、メチルイソブチルケトン、ニトロエタンなど
のが挙げられる。 前記発色インキに対する貧溶媒としては、前記
良溶媒と最低沸点共沸混合物を形成しうるものが
使用でき、相手となる良溶媒により異なるが、例
えば、エチルアルコール、メチルアルコール、
水、イソピロピルアルコール、n−ブチルアルコ
ール、イソブチルアルコール、1,1,1−トリ
クロルエタン、トリクレン、トルエン、キシレ
ン、ヘプタン、ヘキサン、メチルシクロヘキサ
ン、シクロヘキサン、エチルベンゼン、塩化ブチ
ルなどが挙げられる。 最低沸点共沸混合物を形成しうる混合溶剤は上
記良溶媒と貧溶媒とを組み合せて使用するがその
組み合せ一例及び共沸混合物組成比率と共沸温度
を表−1に示す。
と、この顕色剤によつて発色する無色の電子供与
性有機化合物(以下無色染料という)と、発色反
応を阻害しない溶剤とからなるインキ(以下無色
染料−顕色剤系インキという)による筆跡を消去
するための消去材に関するものである。 無色染料−顕色剤系インキは顕色剤によつて発
色した無色染料を含有するものであり、通常の油
性インキと同様に濃く呈色しているため濃色で鮮
明な筆跡をもたらすことができるとともに、減感
作用を有する極性化合物を用いて容易に消去でき
るという利点をもつている。すなわち、顕色剤と
無色染料ベースとの反応により生成した発色コン
プレツクスが極性化合物の減感作用により分解さ
れる結果、完全に無色化されるものと考えられて
いる。 無色染料−顕色剤系インキの消去材について
は、本願と同一出願人により既に特許出願されて
いる(特願昭57−11999)。この消去材は、融点60
℃以上でかつ150℃における蒸気圧1mmHg以下の
減感性有機化合物を沸点160℃以下の溶剤に溶か
した溶液からなるものであつて、溶液状態では減
感作用を発揮してインキを消去することができる
が溶剤が揮散してしまえば固化して減感作用がな
くなるような常温で固体の不揮発性減感性有機化
合物を使用しているため、消去直後(約3分以
内)に同じインキで消去面に再筆記しても筆跡が
再び無色化されることがないという利点を有して
いる。 しかしながら、実用面からはより短時間での再
筆記が強く望まれる。その為には消去材の溶剤と
してより低沸点の溶剤を使用すれば良いが、この
様な低沸点溶剤を使用した場合には消し具のペン
先が乾燥し易くなつたり、長時間経時した場合、
消し具の軸筒からの溶剤の透過減量が多くなるな
どの欠点を生じ、実用面から好ましくない。 そこで本発明は、上述の如き欠点を解消でき、
しかも短時間での再筆記が可能な実用面に優れた
消去材を提供することを目的として鋭意研究の結
果上記のごときインキ消去材の溶剤として最低沸
点沸混合物を形成しうる前記発色インキに対する
良溶媒と貧溶媒とからなる混合溶剤を使用し、該
良溶媒の混合比率を共沸混合物組成比率より低く
することによつて上述したような欠点のないイン
キ消去材を得ることができることを見い出し、本
発明を完成させたものである。 即ち、本発明は顕色剤と該顕色剤によつて発色
する無色染料とを含有してなる発色インキを無色
化する不揮発性減感剤を溶剤に溶解してなる無色
染料−顕色剤系インキの消去材において、前記消
去材の溶剤として最低沸点沸混合物を形成しうる
前記発色インキに対する良溶媒と貧溶媒とからな
る混合溶剤を使用し、該良溶媒の混合比率を共沸
混合物組成比率より低くすることを特徴とする無
色染料−顕色剤系インキの消去材を要旨とするも
のである。 本発明で使用できる不揮発性減感剤としては例
えば、ジフエニルフタレート、ジフエニルウレタ
ン、ペンタエリスリトールテトラアセテート、ペ
ンタエリスリトールテトラベンゾエート、ジフエ
ニルグリコール酸、エチレングリコールジベンゾ
エート、N−フエニル−β−ナフチルアミン、N
−フエニルアンスラニル酸フエニルエステル、N
−フエニルアンスラニル酸メチルエステル、ベン
ゾグアナミン、4,4′−メチレンビス(アセトア
ニリド)、4,4′−スルホニルビス(アセトアニ
リド)、p−アミノアセトアニリド、ベンズアセ
チン、4−ブトキシ−N−ヒドロキシベンゼンア
セトアミド、2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチ
ル−7−ベンゾフラノ−ルメチルカーバメート、
コトイン、ジアミノジフエニルメタン、ジアニシ
ジン、4−(フエニルメチルフエノール)カルバ
メート、ガラクチトール、フタル酸ジフエニル、
4′−(メチルスルフアモイル)−スルフアニルアニ
リド、4,4′−テトラメチルジアミノジフエニル
メタン、ポリビニルピロリドン、ポリ酢酸ビニ
ル、N−ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合
体、ケトン樹脂、オリゴ−N−メチルモルホリニ
ウムプロピレンオキサイド、ポリアクリレート、
ポリメタクリレート、ポリエステル、尿素−ホル
ムアルデヒド樹脂、エチレン尿素−ホルムアルデ
ヒド樹脂、エチレン尿素−ブチルアルデヒド樹
脂、ポリ−N−ブトキシメチルアクリルアミド、
酢酸ビニル−マレイン酸共重合体等が挙げられ
る。 常温で固体の上記のごとき不揮発性減感剤を溶
解しうるものが溶剤として使用できるが、本発明
においては、消去面への再筆記性の観点から、溶
剤として、特に最低沸点共沸混合物を形成しうる
前記発色インキに対する良溶媒と貧溶媒とからな
る混合溶剤を使用し、該良溶媒の混合比率を共沸
混合物比率より低くするようにしたので、この場
合、該良溶媒は筆跡溶解力が強いため、インキと
減感剤との反応を円滑にして、消去作用をすみや
かに発揮させる。又、前記混合溶剤が最低沸点共
沸混合物を形成しうるものであり、良溶媒の混合
比率が共沸混合物組成比率より低いため、良溶媒
の沸点が低下し、揮散が速くなると同時に、気相
中の良溶媒の混合比率は消去材中の良溶媒の混合
比率より常に高く、このため消去跡の消去材中の
貧溶媒の混合比率が急速に高まるので、同じ発色
インキで再筆記しても、筆跡に対する溶解力が弱
く、従つて発色インキと減感剤との反応が起こり
にくいため、筆跡が消去されない。即ち短時間の
再筆記が可能となる。又、最低沸点共沸混合物を
形成しうる混合溶剤を使用しているため、消し具
のペン先乾燥や長時間経時した場合の消し具の軸
筒からの透過による減量を極力防止することがで
きる。 前記発色インキに対する良溶媒としては酢酸メ
チル、酢酸エチル、酢酸n−プロピル、酢酸イソ
プロピル、蟻酸プロピル、蟻酸ブチル、プロピオ
ン酸メチル、イソプロピルエーテル、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、テトラヒドロピラン、ジ
エトキシメタン、メチルエチルケトン、アセト
ン、メチルイソブチルケトン、ニトロエタンなど
のが挙げられる。 前記発色インキに対する貧溶媒としては、前記
良溶媒と最低沸点共沸混合物を形成しうるものが
使用でき、相手となる良溶媒により異なるが、例
えば、エチルアルコール、メチルアルコール、
水、イソピロピルアルコール、n−ブチルアルコ
ール、イソブチルアルコール、1,1,1−トリ
クロルエタン、トリクレン、トルエン、キシレ
ン、ヘプタン、ヘキサン、メチルシクロヘキサ
ン、シクロヘキサン、エチルベンゼン、塩化ブチ
ルなどが挙げられる。 最低沸点共沸混合物を形成しうる混合溶剤は上
記良溶媒と貧溶媒とを組み合せて使用するがその
組み合せ一例及び共沸混合物組成比率と共沸温度
を表−1に示す。
ノボラツク型フエノール樹脂「タマノル
PA」(荒川化学(株)製)〔顕色剤〕 10部 p−クレゾール−ホルマリン初期縮合物
〔顕色剤〕 20部 フルオラン系無色染料「BK−14」(山田
化学工業(株)製) 15部 クリスタルバイオレツトラクトン〔無色染
料〕 2部 ベンジルアルコール 30部 エチレングリコールモノフエニルエーテル
23部 上記各成分を混合して100℃にて1時間加熱溶
解せしめたのち過して少量の不溶物を除去し、
黒色に発色したインキを得た。このインキをボー
ルペン(JIS S 6039−1980細字用E型)に充填
して、本発明の消去材で消去可能な筆記具を作製
した。 〔消去材の調製〕 N−ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合
体(3:7)(減感剤) 10部 酢酸エチル(沸点76.8℃) 20部 エチルアルコール(沸点78.3℃) 70部 上記各成分を混合して50℃にて1時間撹拌し、
本発明のインキ消去材を得た。これを油性マーカ
ー(ぺんてる(株)製M−10)の部品に充填して消し
具を作製し、上記の黒インキボールペンによる紙
面(JIS P 3201、筆記用紙A)上の筆跡を2〜
3回こすつたところ完全に消すことができた。 この消去跡に消去15秒後に、上記の黒インキボ
ールペンで再筆記したところ鮮明に筆記すること
ができた。 比較例 1 〔消去材の調整〕 N−ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合
体(3:7)(減感剤) 10部 酢酸エチル(沸点76.8℃) 90部 上記各成分を実施例1と同様にして、インキ消
去材を調製し、マーカー型消し具を作製した。こ
の消し具を用いて実施例1で作成した黒インキボ
ールペンによる筆跡をこすつたところ、完全に消
すことができた。 この消去跡に消去15秒後に、上記の異インキボ
ールペンで再筆記したところ筆跡はうすくなりほ
とんど書けなかつた。 鮮明に再筆記できるようになつたのは40秒後で
あつた。 比較例 2 〔消去材の調整〕 N−ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合
体(3:7)(減感剤) 10部 エチルアルコール(沸点78.3℃) 90部 上記各成分を実施例1と同様にしてインキ消去
材を調製し、マーカー型消し具を作製した。この
消し具を用いて実施例1で作成した黒インキボー
ルペンによる筆跡をこすつたところ、やや消去が
悪く、完全には消えないところが残つた。 実施例 2 〔消去材の調製〕 エチレン尿素−ブチルアルデヒド樹脂(減
感剤) 10部 ジオキサン(沸点101℃/750mmHg) 25部 ヘプタン(沸点98.35℃) 65部 上記各成分を混合して50℃にて1時間撹拌し本
発明のインキ消去材を得た。これを油性マーカー
(ぺんてる(株)製M−10)の部品に充填して消し具
を作製し、実施例1の黒インキボールペンによる
紙面(JIS P 3201筆記用紙A)上の筆跡を2〜
3回こすつたところ完全に消すことができた。 この消去跡に消去20秒後に上記の黒インキボー
ルペンで再筆記したところ、鮮明に筆記すること
ができた。 比較例 3 〔消去材の調製〕 エチレン尿素−ブチルアルデヒド樹脂(減
感剤) 10部 ジオキサン(沸点101℃/750mmHg) 90部 上記各成分を実施例2と同様にしてインキ消去
材を調製し、マーカー型消し具を作成した。この
消し具を用いて実施例1で作成した黒インキボー
ルペンによる筆跡をこすつたところ、完全に消す
ことができた。 この消去跡に消去20秒後に、上記の黒インキボ
ールペンで再筆記したところ筆跡はうすくなりほ
とんど書けなかつた。 鮮明に再筆記できるようになつたのは90秒後で
あつた。 比較例 4 〔消去材の調製〕 エチレン尿素−ブチルアルデヒド樹脂(減
感剤) 10部 ヘプタン(沸点98.35℃) 90 上記各成分を実施例2と同様にしてインキ消去
材を調製しようとしたが充分減感剤が溶解せず調
製不可能であり、消去材は得られなかつた。 以上に示した如く、本発明の無色染料−顕色剤
系インキの消去材は、消去性、再筆記性、実用性
を兼ね備えた優れものである。
PA」(荒川化学(株)製)〔顕色剤〕 10部 p−クレゾール−ホルマリン初期縮合物
〔顕色剤〕 20部 フルオラン系無色染料「BK−14」(山田
化学工業(株)製) 15部 クリスタルバイオレツトラクトン〔無色染
料〕 2部 ベンジルアルコール 30部 エチレングリコールモノフエニルエーテル
23部 上記各成分を混合して100℃にて1時間加熱溶
解せしめたのち過して少量の不溶物を除去し、
黒色に発色したインキを得た。このインキをボー
ルペン(JIS S 6039−1980細字用E型)に充填
して、本発明の消去材で消去可能な筆記具を作製
した。 〔消去材の調製〕 N−ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合
体(3:7)(減感剤) 10部 酢酸エチル(沸点76.8℃) 20部 エチルアルコール(沸点78.3℃) 70部 上記各成分を混合して50℃にて1時間撹拌し、
本発明のインキ消去材を得た。これを油性マーカ
ー(ぺんてる(株)製M−10)の部品に充填して消し
具を作製し、上記の黒インキボールペンによる紙
面(JIS P 3201、筆記用紙A)上の筆跡を2〜
3回こすつたところ完全に消すことができた。 この消去跡に消去15秒後に、上記の黒インキボ
ールペンで再筆記したところ鮮明に筆記すること
ができた。 比較例 1 〔消去材の調整〕 N−ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合
体(3:7)(減感剤) 10部 酢酸エチル(沸点76.8℃) 90部 上記各成分を実施例1と同様にして、インキ消
去材を調製し、マーカー型消し具を作製した。こ
の消し具を用いて実施例1で作成した黒インキボ
ールペンによる筆跡をこすつたところ、完全に消
すことができた。 この消去跡に消去15秒後に、上記の異インキボ
ールペンで再筆記したところ筆跡はうすくなりほ
とんど書けなかつた。 鮮明に再筆記できるようになつたのは40秒後で
あつた。 比較例 2 〔消去材の調整〕 N−ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合
体(3:7)(減感剤) 10部 エチルアルコール(沸点78.3℃) 90部 上記各成分を実施例1と同様にしてインキ消去
材を調製し、マーカー型消し具を作製した。この
消し具を用いて実施例1で作成した黒インキボー
ルペンによる筆跡をこすつたところ、やや消去が
悪く、完全には消えないところが残つた。 実施例 2 〔消去材の調製〕 エチレン尿素−ブチルアルデヒド樹脂(減
感剤) 10部 ジオキサン(沸点101℃/750mmHg) 25部 ヘプタン(沸点98.35℃) 65部 上記各成分を混合して50℃にて1時間撹拌し本
発明のインキ消去材を得た。これを油性マーカー
(ぺんてる(株)製M−10)の部品に充填して消し具
を作製し、実施例1の黒インキボールペンによる
紙面(JIS P 3201筆記用紙A)上の筆跡を2〜
3回こすつたところ完全に消すことができた。 この消去跡に消去20秒後に上記の黒インキボー
ルペンで再筆記したところ、鮮明に筆記すること
ができた。 比較例 3 〔消去材の調製〕 エチレン尿素−ブチルアルデヒド樹脂(減
感剤) 10部 ジオキサン(沸点101℃/750mmHg) 90部 上記各成分を実施例2と同様にしてインキ消去
材を調製し、マーカー型消し具を作成した。この
消し具を用いて実施例1で作成した黒インキボー
ルペンによる筆跡をこすつたところ、完全に消す
ことができた。 この消去跡に消去20秒後に、上記の黒インキボ
ールペンで再筆記したところ筆跡はうすくなりほ
とんど書けなかつた。 鮮明に再筆記できるようになつたのは90秒後で
あつた。 比較例 4 〔消去材の調製〕 エチレン尿素−ブチルアルデヒド樹脂(減
感剤) 10部 ヘプタン(沸点98.35℃) 90 上記各成分を実施例2と同様にしてインキ消去
材を調製しようとしたが充分減感剤が溶解せず調
製不可能であり、消去材は得られなかつた。 以上に示した如く、本発明の無色染料−顕色剤
系インキの消去材は、消去性、再筆記性、実用性
を兼ね備えた優れものである。
Claims (1)
- 1 顕色剤と該顕色剤によつて発色する無色染料
とを含有してなる発色インキを無色化する不揮発
性減感剤を溶剤に溶解してなる無色染料−顕色剤
系インキの消去材において、前記消去材の溶剤と
して最低沸点共沸混合物を形成しうる前記発色イ
ンキに対する良溶媒と貧溶媒とからなる混合溶剤
を使用し、該良溶媒の混合比率を共沸混合物組成
比率より低くすることを特徴とする無色染料−顕
色剤系インキの消去材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9324083A JPH0244342B2 (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | Mushokusenryookenshokuzaikeiinkinoshokyozai |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9324083A JPH0244342B2 (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | Mushokusenryookenshokuzaikeiinkinoshokyozai |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59217771A JPS59217771A (ja) | 1984-12-07 |
| JPH0244342B2 true JPH0244342B2 (ja) | 1990-10-03 |
Family
ID=14076994
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9324083A Expired - Lifetime JPH0244342B2 (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | Mushokusenryookenshokuzaikeiinkinoshokyozai |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0244342B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04287349A (ja) * | 1991-03-18 | 1992-10-12 | Nec Corp | 集積回路パッケージ |
-
1983
- 1983-05-25 JP JP9324083A patent/JPH0244342B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04287349A (ja) * | 1991-03-18 | 1992-10-12 | Nec Corp | 集積回路パッケージ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59217771A (ja) | 1984-12-07 |
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