JPH0244867B2 - Peintorimuubaa - Google Patents

Peintorimuubaa

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JPH0244867B2
JPH0244867B2 JP23993283A JP23993283A JPH0244867B2 JP H0244867 B2 JPH0244867 B2 JP H0244867B2 JP 23993283 A JP23993283 A JP 23993283A JP 23993283 A JP23993283 A JP 23993283A JP H0244867 B2 JPH0244867 B2 JP H0244867B2
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JP
Japan
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paint
ethylamine
formulation
time
ammonia
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Masanori Oomune
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ペイントリム−バーに係り、貯蔵性
に優れ焼付塗膜の剥離に有用なペイントリム−バ
ーの提供を目的とする。
周知の通り、難燃性且つ水除去可能であり強力
な塗膜剥離能を備えたペイントリム−バーとし
て、メチレンクロライドを剥離主成分とし、エチ
ルアミンを剥離促進成分として含むペイントリム
−バーが古くから知られている。このものは、軍
用航空機の塗膜の剥離に用いるために米国で開発
されたものであるが、最近では、自動車ボデイの
塗り替え塗装がよく行われるようになつた我国で
も、フエノールエナメル、メラミン、エポキシ等
の焼付塗膜の剥離に有効なペイントリム−バーと
して使用されており、市販品も登場しつつある。
現在、我国で用いられているメチレンクロライド
を剥離主成分、エチルアミンを剥離促進成分とし
て含むペイントリム−バーは、メチレンクロライ
ド70〜90重量%(以下、単に%と略す。)、エチル
アミン2〜5%を必須成分とし、これに助溶剤
(例えば、アルコール類、エステル類)約10%、
蒸発抑制剤(例えば、パラフインワツス)2〜5
%、増粘剤(例えばメチルセルローズ)2〜3
%、界面活性剤(例えば、アルキルアリルスルフ
オン酸ソーダ)5〜6%及び3〜6%なる処方か
らなる配合物であり、このものは、難燃性且つ水
除去可能であつてフエノールエナメル、メラミ
ン、エポキシ等の焼付塗膜の剥離に有効とされて
いる。
本発明は、上記の通りのメチレンクロライドと
エチルアミンとを必須成分とするペイントリム−
バーの改良をはかるものである。
今、メチレンクロライドとエチルアミンとを必
須成分とするペイントリム−バーの公知処方の具
体例を挙げれば、次の通りである。
公知処方例: メチレンクロライド 72% モノエチルアミン 5% メタノール 6% エチレングリコールモノエチルエーテル 4% パラフインワツクス 3% メチルセルローズ 2% アルキルアリルスルフオン酸ソーダ 5% 蒸溜水 3% 「三原一幸編:解説塗料学(第391頁):株式
会社理工出版社:昭和46年1月10日発行よ
り引用。」 尚、ペイントリム−バーの使用態様は、対象塗
膜面に塗布又は噴霧し、所定時間放置後、ウエス
等を用いて拭き取るという態様が採られている。
上掲公知処方例のペイントリム−バーは、例え
ばフエノールエナメル焼付塗膜(120℃、30分)
に対しては、塗膜面に施用し約10分間放置後ウエ
スを用いて拭き取れば該焼付塗膜を完全に剥離す
ることができ、メラミン焼付塗膜(140℃、30分)
であつても、塗膜面に施用し約30分間放置後ウエ
スを用いて拭き取れば該焼付塗膜を完全に剥離す
ることができる。
上述の通り、メチレンクロライドとエチルアミ
ンとが必須成分として配合されているペイントリ
ム−バーは、焼付塗膜の剥離に極めて優れた性能
を発揮するものではあるが、貯蔵性が悪く、各配
合物を混合して調製した時より約2週間経過する
とその性能が劣化し始め、調製時より約1ケ月を
経過すればその性能は極端に劣化してしまうとい
う欠点をもつている。例えば、調製直後には、メ
ラミン焼付塗膜(140℃、30分)を約30分間の放
置時間で完全に剥離できる性能を備えたものであ
つても、調製後14日間を経過した時点では、約50
分間放置しなければ完全に剥離できないものに劣
化しており、調製後30日間を経過した時点では約
60分間以上放置しなければ完全に剥離できないも
のとなつてしまつているのである。
メチレンクロライドとエチルアミンとが配合さ
れているペイントリム−バーの上記欠点は、施用
時毎に各配合物を混合して調製することによつて
回避できることは当然である。しかしながら、施
用者側において施用に当つてその都度調製するこ
とは不便であり、また我国の小規模な自動車修理
業者や塗装業者にこれを要求することは殆んど不
可能である。
本発明者は、上記の通りの現状に鑑み、貯蔵性
の優れたペイントリム−バー、詳言すれば、調製
後少なくとも1ケ月を経過しても、性能劣化を起
すことのないメチレンクロライドとエチルアミン
とが配合されたペイントリム−バーの開発を目的
として試験、研究を重ねて来た。
先づ、本発明者は、上掲公知処方例を含む市販
のメチレンクロライドとエチルアミンとが配合さ
れているペイントリム−バーの時間経過による性
能劣化の要因を撤底的に追求した。
そして、その結果、要因は、調製後時間が経過
するに従い配合されているエチルアミンの量が減
少して行くことにあることを知つたのである。
即ち、本発明者は、市販のメチレンクロライド
とエチルアミンとが配合されているペイントリム
−バーの各配合成分についての調製後の経時変化
を調べたところ、配合成分中でエチルアミンの含
有量が、調製時から時間が経過するに従つて10日
目は約17.6%減、20日目では約32.4%減、30日目
では約43.2%減、40日目に到つては約52.7%減と
当初の半分以下にまで、略直線状に減少して行つ
ていることを確認したのである。エチルアミン量
はガスクロマトグラフイー法及びメチルレツド指
示薬法によつて測定した(以下、同じ。)。
尚、他の配合成分については殆んど変化は認め
られない。
上記現象の理論的な解明はいまだ充分ではない
が、処方中のメチレンクロライドの存在によつて
エチルアミンが徐々にエチルアミン塩酸塩に変化
して行き焼付塗膜に対する剥離促進効果を発揮し
なくなるのではないかと推定している。
次に、本発明者は、処方中のエチルアミンに代
る剥離促進成分を求めて数多くの物質について実
験を行つた。しかしながらエチルアミンに匹敵す
る焼付塗膜に対する剥離促進効果を発揮する代替
物を見出すことは出来なかつたのである。
因みに、フエノールエナメル、メラミン、エポ
キシ等の焼付塗膜の剥離に当つてエチルアミンが
発揮する剥離促進効果は極めて顕著であり、例え
ば前掲公知処方例のペイントリム−バーの処方か
らエチルアミンを除いた場合には、焼付塗膜を剥
離することは殆んど不可能となる。尚、焼付され
ていない塗膜であれば、エチルアミンを除いた処
方であつても極めて容易に剥離でき、フエノール
エナメル塗膜(常温乾燥)に対しては塗膜面に施
用し約3分間放置後ウエスを用いて拭き取れば該
塗膜を完全に剥離できる。
本発明者は、上述した諸事実から処方中のエチ
ルアミンの量の減少を防止する手段を追求し、処
方中にアンモニアを添加した場合には、時間経過
による処方中のエチルアミン量の減少を抑制し、
焼付塗膜に対する剥離性能を維持させることがで
きるという刮目すべき新知見を得て本発明を完成
したものである。
即ち、本発明は、メチレンクロライドとエチル
アミンとアンモニアとを含んでいることを特徴と
する貯蔵性に優れたペイントリム−バーである。
先づ、本発明において最も重要なアンモニアの
添加効果について述べる。
本発明者は、数多くの実験を通じて、市販メチ
レンクロライドとエチルアミンとが配合されてい
るペイントリム−バーにアンモニアを添加すれ
ば、時間経過による処方中のエチルアミン量の減
少が確実に鈍化することを確認するとともに、ア
ンモニアの添加量は少量でよいこと(例えば、処
方中のエチルアミンに対して約10%−重量比−の
アンモニアを添加した場合の時間経過による処方
中のエチルアミン量の減少は、調製時より10日目
は約8.3%減、20日目では約16.7%減、30日目で
は約25%減、40日目に到つても約33.3%減と、無
添加の場合に比較して、処方中のエチルアミン量
の減少を約1/2に抑制できる。)を知つた。
アンモニアの添加効果についての理論的解明も
残念ながらいまだ充分に行つていないが、前述し
たように処方中のメチレンクロライドの存在によ
つてエチルアミンがエチルアミン塩酸塩に徐々に
変化しても、当該処方中にアンモニア水
(NH4OH)が存在している場合には、エチルア
ミン塩酸塩からエチルアミンが徐々に遊離し、遊
離したエチルアミンが再び剥離促進効果を発揮す
るものと推定している。
事実、後出実施例でも示す通り、メチレンクロ
ライドとエチルアミンとが配合されているペイン
トリム−バーにアンモニアを添加した場合には、
調製後約1ケ月以上を経過しても、調製時の焼付
塗膜に対する剥離性能と比較して、実用上殆んど
遜色のない性能を維持している。
また、アンモニアの添加量を増量して行つて
も、調製時より約20日目までは、時間経過による
処方中のエチルアミン量の減少を抑制する効果に
殆んど差がないこと(例えば、処方中のエチルア
ミンに対して約26%−重量比−のアンモニアを添
加した場合の時間経過による処方中のエチルアミ
ン量の減少は、調製時より10日目は約8.5%減、
20日目では約16.8%減であつた。尚、30日目では
約22.2%減、40日目では約26.7%減である。)は、
前記推定を裏付けるものと考えている。
次に、本発明の構成、効果を説明する。
本発明に係るペイントリム−バーの処方は、ア
ンモニアが添加されている点を除けば、現在、我
国で用いられているメチレンクロライドを剥離主
成分、エチルアミンを剥離促進成分として含むペ
イントリム−バーの前記処方と同じである。
アンモニアの添加量は少量でよく、処方中のエ
チルアミン量に対して約5%−重量比−以上のア
ンモニアを添加すれば、時間経過による処方中の
エチルアミン量の減少を抑制する効果を明瞭に認
めることができるが、10〜30%の添加が実用上好
ましい。添加量を処方中のエチルアミン量に対し
て10%−重量比−以上とした場合には、調製時よ
り約20日目までは効果に差はないが、それ以降
は、アンモニア量が増すに従つてより効果的に処
方中のエチルアミン量の減少を抑制することがで
きる。しかし、処方中のエチルアミン量に対して
40%−重量比−以上の添加は臭気等の点で悪影響
があるので避けるべきである。
処方中へのアンモニアの添加は、通常、28%ア
ンモニア水溶液を用い、処方中のエチルアミン量
に対するアンモニアの量を計算して、行えばよ
い。尚、この場合、アンモニア水溶液の水が前記
処方中の「水3〜6%」の一部となる。
本発明に係るペイントリム−バーの調製は極め
て容易であり、各配合物の各所要量を秤取し、そ
れ等を充分混合して、液状物を得る。尚、混合に
当つては、パラフインワツクスのみはあらかじめ
加熱して溶解させて置く。
調製した液状物は、瓶、缶等に充填して使用に
供され、またエアーゾル缶に封入して使用に供さ
れる。
使用法は、市販のペイントリム−バーの場合と
全く同様である。
以上説明した通りの本発明に係るペイントリム
−バーは、後出実施例にも示した通り、焼付塗膜
に対して強力な剥離能を有しており、しかも貯蔵
性に優れており、調製後約1ケ月余を経過して
も、調製時の焼付塗膜に対する剥離性能と比較し
て、実用上殆んど遜色のない性能を維持している
ものである。
次に、実施例及び比較例によつて本発明を説明
する。
実施例 1 〈処方〉 メチレンクロライド 72g モノエチルアミン70%水溶液 3g メタノール 6g セロソルブ 4g パラフインワツクス(軟化点42〜44℃)3g メチルセルローズ 2g アルキルベンゼンスルホン酸ソーダ 5g 水 3g アンモニア28%水溶液 2g (上記処方では、モノエチルアミンに対してア
ンモニアは26%−重量比−。) 〈製法〉 約70℃に加温し溶解して置いたをに加えて
充分撹拌し、次に室温でを加えて充分撹拌した
後、,,,,及びを加えて撹拌して
液状のペイントリム−バーを調製した。
ここに得たペイントリム−バーの時間経過によ
る処方中のエチルアミン量の減少を測定したとこ
ろ調製時より30日目では、22.2%減、40日目では
26.7%減であつた。
一方、比較のため、上記処方よりを除き、
を5gとした比較処方を用い、上記製法と同様の
操作によつて調製した液状のペイントリム−バー
の時間経過による処方中のエチルアミン量の減少
を測定したところ調製時より30日目では43.2%
減、40日目では52.7%減であつた。
実施例 2 実施例1の〈処方〉のを4gに、を1gと
した処方(この処方ではモノエチルアミンに対し
てアンモニアは10%−重量比−。)を用い、実施
例1の〈製法〉と同じ操作によつて液状のペイン
トリム−バーを調製した。
ここに得たペイントリム−バーの時間経過によ
る処方中のエチルアミン量の減少を測定したとこ
ろ調製時より30日目では25.0%減、40日目では
33.3%減であつた。
「焼付塗膜剥離性能試験」 試験例 1 〈対象焼付塗膜〉 厚み0.4mmのブリキ板に、エポキシ樹脂塗料を、
1回塗り当りの塗膜厚約25μ、1回焼付け当りの
焼付時間30分、焼付け温度180℃の条件で、3回
塗装・焼付けを行つたテストピース3枚を使用し
た。
〈剥離試験方法〉 室温18℃、湿度30%の室内で、実施例1、実施
例2で得たペイントリム−バー及び実施例1の比
較処方のペイントリム−バーを、各テストピース
毎に、それぞれ約1c.c.宛を塗膜面に滴下して塗布
し、滴下完了時より、塗膜が軟化してブリキ板面
より完全に浮き上つてしまうまでに要する時間を
計時して、剥離時間とした。
〈試験結果〉 調製直後の実施例1,2及び比較処方の各ペイ
ントリム−バーの剥離時間は、いづれも約45分で
あつた。
調製時より40日間室内に放置しておいた各ペイ
ントリム−バーの剥離時間は、実施例1のペイン
トリム−バーが約50分、実施例2のペイントリム
−バーが約60分であつたのに対して、比較処方の
ペイントリム−バーは約100分であつた。
試験例 2 〈対象焼付塗膜〉 厚み0.4mmのブリキ板に、メラミン樹脂塗料を、
1回塗り当りの塗膜厚約25μ、1回焼付け当りの
焼付時間30分、焼付け温度140℃の条件で3回塗
装・焼付けを行つたテストピース3枚を使用し
た。
〈剥離試験方法〉 試験例1の場合と同じ操作で剥離時間を求め
た。
〈試験結果〉 調製直後の実施例1,2及び比較処方の各ペイ
ントリム−バーの剥離時間は、いづれも約30分で
あつた。
調製時より40日間室内に放置しておいた各ペイ
ントリム−バーの剥離時間は、実施例1のペイン
トリム−バーが約35分、実施例2のペイントリム
−バーが約40分であつたのに対して、比較処方の
ペイントリム−バーは約60分であつた。
試験例 3 〈対象焼付塗膜〉 厚み0.4mmのブリキ板に、アルキツド樹脂塗料
を、塗膜厚約20μ、焼付時間10分、焼付け温度
175℃の条件で1回塗装・焼付けを行つたテスト
ピース3枚を使用した。
〈剥離試験方法〉 試験例1の場合と同じ操作で剥離時間を求め
た。
〈試験結果〉 調製直後の各ペイントリム−バーの剥離時間
は、実施例1のペイントリム−バーが6分20秒、
実施例2のペイントリム−バーと比較処方のペイ
ントリム−バーが6分であつた。
調製時より40日間室内に放置しておいた各ペイ
ントリム−バーの剥離時間は、実施例1のペイン
トリム−バーが6分20秒、実施例2のペイントリ
ム−バーが6分30秒、比較処方のペイントリム−
バーが8分であつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 メチレンクロライドとエチルアミンと該エチ
    ルアミンの含有量に対して重量比で5〜40%のア
    ンモニアとを含んでいることを特徴とする貯蔵性
    に優れたペイントリム−バー。 2 エチルアミンの含有量に対して重量比で10〜
    30%のアンモニアを含んでいる第1項記載の貯蔵
    性に優れたペイントリム−バー。
JP23993283A 1983-12-21 1983-12-21 Peintorimuubaa Expired - Lifetime JPH0244867B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS60133073A JPS60133073A (ja) 1985-07-16
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