JPH02448A - Hiv−2ウィルスの蛋白質を発現させるためのベクターおよびその用途 - Google Patents

Hiv−2ウィルスの蛋白質を発現させるためのベクターおよびその用途

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JPH02448A
JPH02448A JP63225523A JP22552388A JPH02448A JP H02448 A JPH02448 A JP H02448A JP 63225523 A JP63225523 A JP 63225523A JP 22552388 A JP22552388 A JP 22552388A JP H02448 A JPH02448 A JP H02448A
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hiv
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マリー ポール キーニー
Guy Rautmann
ギー ラウトマン
Bruno Guy
ブリュノ ギー
Luc Montagnier
リュク モンタニエ
Alizon Marc
マルク アリゾン
Marc Girard
マルク ジラール
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Institut Pasteur
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Institut Pasteur
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エイズ予防用ワクチンに関する。
後天性免疫不全症候群(エイズ)は、今日北米、ヨーロ
ッパおよびアフリカにおいて、極めて重大な問題となっ
ているウィルス性の症状である。
最近の推定によれば、既に百万人乃至二百万人が、エイ
ズウィルスを保有しているものと考えられている。発病
した患者は、著しい免疫不全を呈し、その症状は一般に
致命的なものである。
エイズの感染は、性的接触によるものが最も多いが、麻
薬の静脈注射常用者も、高危険グループに属する。さら
に、汚染された血液または血液製剤を投与された多くの
人達も、このウィルスに感染している。
エイズ症状の原因因子は、一種のレトロウィルスである
。多くの動物の病気の原因がレトロウィルスによるもの
とされているが、ヒトに影響するレトロウィルスが解明
されはじめたのは、極く最近のことにすぎない。
ヒトT細胞レトロウィルスのタイプIおよびタイプ■は
、ある種の成人T細胞白血病の原因因子(HTLV:ヒ
トT細胞ウィルス)であるとされているが、ヒト免疫不
全症ウィルス(HI Vウィルス)は、エイズの原因因
子であることが確認されている。
HIV−ルートロウィルスのゲノムは、極く最近完全に
解明されており(ウェインーホブソンら、1985年;
ラットナーら、1985年;ミュージングら、1985
年;サンチェスーペスカドールら、1985年)、ゲノ
ム配列に関する情報は、レンチウィルスグループとの近
い関係を示している。ヒツジのヴイスナウィルスをプロ
トタイプとするレンチウィルス類は、典型的に長い生育
期間を示す緩慢進行性の因子である。HIVとヴイスナ
ウィルスは、多くの類似点を共有しており、特に神経組
織に対する同性においてそうである。
最近、HIVファミリーに類縁のものであるがHIV−
1とは異なるウィルスが、特に西アフリカで発生したエ
イズ患者から分離されている。HIV−2と呼ばれるこ
のウィルスは、クローン化され、その遺伝子配列も知ら
れている(ギアデら、1987年)ニゲツム配列に関す
るこの情報は、若干の相違点にもかかわらず、HIV−
1ウィルスとHIV−2ウィルスとが同一グループに属
しており、同一タイプのゲノムマツプと組織とを有して
いることを裏付げている。
この新しいウィルスに感染している患者の数は、今のと
ころ少数であるように思われる。それにもかかわらず、
HIV−1ウィルスとHI V−2ウィルスのワクチン
形成蛋白質を使用する対エイズ予防接種を今から考慮し
ておくことが重要である。
何故ならば、HIV−2の疫学的重要性は、HIV−1
のそれに匹敵することになるかも知れないからである。
HIV−1とHIV−2とは、国際公開公報WO871
02,892号に記述されているHTLV−4とは異な
って、ともに病原性を示す。
しかし、HIV−2は、HIV−1の蛋白質の配列とは
異なる蛋白質配列を存しているので、HIV−2に対し
て血清陽性であるヒトは、ある種のHIV−1蛋白質と
は反応しない抗体を育している。
HIV−2の配列は、HIV−1の遺伝的構造に極めて
近似した遺伝的構造を明らかにしている。
事実、GAGSPOLおよびENV蛋白質を除けば、両
ウィルスは、レトロウィルス中でも特異的なQ、F、R
STATおよびART蛋白質をコードする。HIV−2
は、さらに、推定されるX蛋白質をもコードする。
env遺伝子生成物の配列は、トランスメンブレン エ
ンベロープ糖蛋白質が有しているものと考えられている
特徴を示している。プレカーサーは、HIV−1の場合
と同様に、160 k D a領域の分子量を有してお
り、120と40kDaの2つの蛋白質に切断される。
gp160  ENV  蛋白質に対する抗体ならびに
ある条件下でのそのgp120.gp40およびgp3
2切断生成物は(gp32については、モンタニエら、
1987年を参照)、HIV−2に感染した患者の血清
中に一般的に認められ、ENV  糖蛋白質は、エイズ
 ウィルスの主たる表面抗原を占めるものである。
かくして、ENV  蛋白質は、ウィルスの表面に露出
しているので、予防接種戦略を発展させるための有望な
候補者である様に思われる。従って、この蛋白質および
そのコード配列に注意が向けられている。
gag  遺伝子は、ピリオンの内部構造蛋白質をコー
ドする。その転写から得られたメツセンジャーは、57
kDa蛋白質(P55−57)の形態で翻訳され、この
プレカーサーが、次いでpol  遺伝子によりエンコ
ードされた特異的プロテアーゼの作用により、成熟せし
められる。最初の蛋白質内開裂(endoproteo
lytic cleavage)により、4O−kDa
 (P2O)および12−kDa (PI3)蛋白質が
得られ、2回目の開裂により、16−kDa (PI3
)および26−kDa (P26)蛋白質が得られる。
リーディング フレームのオーダーは、H2N−PI3
−P26−P 12−C0OHである。PI3のNH2
末端と符合するP55のNH2末端は、HIV−1のP
I3と同様にして、ミリスチン酸によりアシル化され得
る。このことは、PI3が、ウィルス粒子におけるゲノ
ムのリボ核酸とヌクレオキャプシドとの間のリンクとし
て機能し得るという仮説を裏付けるものである。P26
は、ピリオンのキャプシドの主な構成部分である。PI
3の強い塩基性特性は、HIV−1のPlBについて示
唆されている様に(ウエインーホブソンら、1985年
)、ウィルスのリボ核酸との緊密な結合を示唆している
HI V−2に感染したヒトの血清中のgag遺伝子に
よりエンコードされた蛋白質に対する抗体の検出は、容
易である。この免疫応答は、これらの異なる蛋白質の強
い免疫原性特性を明らかにしている。さらに、成るヒト
が、HI V−2に対して血清陽性である場合には、抗
体の大部分がP26に向けられることも、注目すべきで
ある。
この観察は、HIV−1の場合と同様に、gag遺伝子
によりエンコードされた蛋白質が、ウィルス感染に対し
てより優れた保護を与えるために発動さるべき免疫応答
のターゲットの一つであることを示唆している。
事実、幾つかの文献は、細胞性免疫のメカニズムの誘導
に際してのピリオンの構造蛋白質の重要性を強調してい
る。これらに開示された研究の中で、インフルエンザ 
ウィルスについて触れておく必要があろう。このウィル
スでは、核蛋白質(ピリオンのキャプシドの主要構成成
分)に向けられたCTL (細胞毒性1928球)反応
が、ウィルスの異なるサブタイプに対して起こり得るの
に対し、表面糖蛋白質(血球凝集素およびノイラミニダ
ーゼ)により誘導された抗体については、サブタイプ間
に免疫交差反応(immune cross−reac
tio )は、生じない。これら糖蛋白質類の一次構造
は、ペプチド配列が各サブタイプについて特異的である
可変領域を示している。この相違(dfvergenc
e)が、免疫交差反応が生じないことの原因となる特性
である。この様な相違は、HIVの種々の分離物間にも
、存在する;これは、ENV  糖蛋白質の配列につい
て最大であり(25%まで) % g a g遺伝の配
列について最少(5〜10%)である(ストラーキック
ら、1986年)。従って、HIVによる感染に対する
免疫応答を刺激するために、gag遺伝子によりエンコ
ードされた蛋白質の使用が、本発明において採用されて
いる戦略の一つである。
HIV−1のF蛋白質は、ミリスチル化された蛋白質で
あり、幾つかの分離物では、蛋白質キナーゼCによりホ
スホリル化されている。さらに、F蛋白質は、T4抗原
の発現を制御しており、かくしてHIVにより引起こさ
れる感染の確立および維持に重要な役割を果たし得るこ
とが知られている。従って、F抗原に関する免疫応答の
誘発が、重要であるように思われる。)(IV−2のゲ
ノム配列から推定されたF蛋白質の一次構造は、HIV
−1の対応する蛋白質(equivalent pro
tein)と実質的な類似性を示している。特に、膜へ
の固定に必要なミリスチル化され得る部位があり、N−
末端には蛋白質キナーゼCによるホスホリル化のための
部位がある。さらに、C−末端部分、恐らく免疫系に最
も晒される部分には、実質的な配列の相同性が存在し、
N−末端部分は、疎水性のミリスチン酸を介して膜に固
定されている。従って、HIV−2ウィルスのF蛋白質
に対する免疫応答を誘発させることが好ましいものと推
考される。
本発明は、従って、HIV−2ウィルスに対するワクチ
ンを開発するために有用な手段を提供することを目的と
する。本願明細書においては、HIV−2ウィルスとは
、ギアデら(1987年)による文献に記載されたウィ
ルス、このウィルスの点突然変異体または部分欠失体、
ならびに関連するウィルス、特にヒトにエイズを起こし
得るHIV−1とは異なるハイブリッド ウィルスおよ
びHI V−2とハイブリッドを形成し得るウィルスを
指称するものと理解すべきである。典型的なHI V−
2ウィルスは、下記の各実施例に示すプラスミドに対応
する。
本発明は、一般に、HIV−2ウィルスの蛋白質の一つ
をコードするヌクレオチド配列を含み、真核または原核
細胞中でこの蛋白質の発現を指示し得るウィルスベクタ
ーまたはプラスミドベクターに関する。
換言すれば、本発明の対象は、感染若しくは形質変換さ
れた細胞内でHI V−2ウィルスの蛋白質を発現させ
るためのウィルスベクターまたはプラスミドベクターに
あり、これは下記の部分を含むニ ー異種(heterologous)ウィルスまたはプ
ラスミドのゲノムの一部、 −HI V−2ウィルスの蛋白質の一つをコードするヌ
クレオチド配列、および 一真核または原核細胞中でこの蛋白質の発現を指示する
要素。
使用し得るウィルスベクターには、異種ウィルス、すな
わちHI V−2とは異なるウィルスが当然挙げられる
;より具体的には、ボックスウィルス、およびアデノウ
ィルス、ヘルペスウィルス、バキュロウィルスなどのウ
ィルス類を挙げることが出来る。
しかしながら、ボックスウィルスのゲノムの一部を使用
することが好ましく、ワクシニアウィルス(VV)ゲノ
ムの一部を使用することがより好ましい。
ワクシニアウィルスは、二本鎖のDNAウィルスであり
、天然痘予防および撲滅のために世界中で広く使用され
てきた。最近の技術的発展により、このウィルスをクロ
ーニングベクターとして使用することが可能となり(パ
ニカリおよびパオレッティ、1982年)、また、生き
た組換ウィルスは、外来抗原の発現を可能とし、異種の
ウィルス性または寄生的疾患に対抗する免疫を得ること
をさえも可能としている。
かくして、幾つかの研究グループが、インフルエンザお
よびB型肝炎抗原ならびに狂犬病糖蛋白質の発現のため
にこのタイプの組換体を使用して、これらの疾患に対す
る免疫を得ることを示している(スミスら、1983年
;パニカリら、1983年;キー:−ら、1984年)
。ワクシニアウィルス中でのHIV−1のenv遺伝子
の発現も、チャクラパーティら、1986年;ツーら、
1986年;キー:−ら、1986年などにより、示さ
れている。
ワクシニアウィルス(VV)により外来蛋白質をコード
する配列は、必然的に下記の3つの段階を含む: 1)コード化配列をVVプロモーターと一列に並べ、V
V  DNAの非必須セグメント中に挿入し、適当な細
菌性のプラスミド中でクローン化させなければならない
、 2)コード化配列の両側に位置するVV  DNA配列
は、プラスミドと受容細胞のウィルス性ゲノムとの間の
相同組換を可能としなければならない:二重相互的組換
現象は、プラスミドからウィルスゲノムへのDNAイン
サートの移行を生じさせ、DNAインサートは、ウィル
スゲノム内で増殖し、発現される(パニカリおよびパオ
レッティ、1982年:マケットら、1982年;スミ
スら、1983年;パニカリら、1983年)、3)適
当な細胞中での組換VVゲノムに導入されたDNA配列
の発現。
当然のことながら、このタイプのベクターの使用は、し
ばしばベクターウィルスのゲノムの部分的変化を伴う。
本発明は、より詳しくは、ベクターにより感染または形
質変換された細胞内でHI V−2の蛋白質を発現する
ためのベクターに関し、該ベクター内では、HIV−2
ウィルスの蛋白質の一つをコードするヌクレオチド配列
が、HIV−2ウィルスのエンベロープ 糖蛋白質(g
 p)の一つをコードするヌクレオチド配列である。
ここで注意すべきは、HIV−2ウィルスのエンベロー
プ 糖蛋白質(gp)には、それらの質量(kDa)に
よって命名された3種のもの、すなわち、gp160、
g p 12.0およびgp40(またはgp32)が
存在するということである。
第1のもの、gp160は、実際は、後の2つの蛋白質
のプレカーサーである。
これら3種の蛋白質を発現することが望ましい。
全体のENV蛋白質をコードする遺伝子をクローンさせ
たウィルスベクターを使用して行なった最初のテストの
結果から、発現産物の免疫原性を改善するために、この
遺伝子を改良することが提案された。
HIV−1の場合と同様に、培地上澄液へのENV蛋白
質の実質的な放出(恐らく生体内では、循環する体液中
で生じている放出)が、観察された。これは、細胞膜へ
の付着が不十分であるためと推測される。さらに、細胞
表面での抗原の存在が、ワクシニア系での免疫反応の誘
導に非常に重要であることが知られている。従って、細
胞膜への糖蛋白質の固定性改善のために、env遺伝子
を修正することが提案されている。
これは、gp120とgp40との間での酵素による開
裂部位、特にKEKR部位(アミノ酸501〜504)
を除去する様に、gp120とgp40(又はgp32
)のコード化配列の間でen■遺伝子を修正することに
より、達成される。
本発明は、さらにGAP蛋白質、特にp57、p26お
よびp16蛋白質の発現に関する。
従って、本発明は、感染または形質変換された細胞内で
HI V−2ウィルスの蛋白質を発現するためのウィル
ス性ベクターまたはプラスミドベクターであって、HI
V−2ウィルスの蛋白質の一種をコードするヌクレオチ
ド配列が、HIV−2ウィルスのGAP蛋白質の少なく
とも一種をコードするヌクレオチド配列であるベクター
に関する。
最後に、本発明は、F遺伝子の発現にも関する。
すなわち、本発明は、より詳細には、感染または形質変
換された細胞内でHIV−2ウィルスの蛋白質を発現す
るためのウィルス性ベクターまたはプラスミドベクター
であって、HIV−2ウィルスの蛋白質の一種をコード
するヌクレオチド配列が、HIV−2ウィルスのF蛋白
質をコードするヌクレオチド配列であるベクターに関す
る。
F蛋白質の免疫原性を増大させるために、F蛋白質を細
胞膜内に固定することが好ましい。本発明の一つの特徴
とするところでは、F蛋白質をコードする配列は、ハシ
力 ウィルスの血球凝集素(HA)蛋白質と同様にN−
末端固定配列と同−川内に融合されている(fused
 in phase with anN−termin
al anchorage 5equence) 。
一般に、当該遺伝子を発現させるためにワクシニア ウ
ィルスを使用する場合には、遺伝子がワクシニア ウィ
ルス プロモーターの制御下にあり、且つ7.5に蛋白
質プロモーターを選択することが好ましい。さらに、コ
ード化配列が、ワクシニア ウィルスの非必須遺伝子内
にクローン化される。多くの場合、これは、T K遺伝
子であり、必要ならば、マーカー(T K−″)として
使用される。
従って、本発明は、主に、HIV−2ウィルスのenv
SgagおよびF遺伝子によりエンコードされる蛋白質
ならびにこれらの開裂生成物を細胞培地内で得るための
ウィルスベクターまたはプラスミドベクターの使用に関
する。本発明は、さらに、上記の本発明のウィルスベク
ターにより感染されたまたはプラスミドにより形質変換
された細胞、あるいは対応する組換DNAを含むことが
ある細胞にも、関する。これらの細胞中でも、ヒ。
トニ倍体細胞、ベロ(Vero)細胞または初代培養な
どの哺乳類細胞が、特に挙げられる。勿論、昆虫細胞、
酵母、細菌などの他のタイプのものを使用することも可
能である。
この様にして得られた蛋白質は、精製後、ワクチンの製
造に使用され得る。
特にENV  糖蛋白質の場合には、可溶性のgp16
0、すなわち、膜固定領域を失ったものを発現すること
が可能であり、これは、“サブユニット ワクチン″を
作成するために、感染細胞の上澄液中に集められる。
さらに、ワクチン接種を行なうために、本発明のウィル
ス性ベクターを直接使用することも、考えられ、この場
合には、糖蛋白質は、投与箇所の生体内で生成される。
数種のワクチン剤、特にENV蛋白質とGAP蛋白質お
よびF蛋白質の一方とを発現するベクターに対応するワ
クチン剤を同時または別々に投与する組合わせ使用を考
慮することも、有利である。
HIV−1およびHI V−2に対する保護剤を併用す
るワクチンを使用することも、有利である。
これらのワクチンは、上述の対応する組換ウィルス(生
きたまたは不活性)を使用するか、或いは感染した細胞
の培養生成物またはこれらの培養物の成る種の成分を使
用することにより、得られる。
この様なワクチンは、公知の手法に従って、特に細胞培
地の生成物の免疫原性を改善する補助薬とともに使用さ
れる。
投与経路は、選択されたワクチンのタイプに応じて定め
られる。
最後に、本発明は、前述のウィルスベクターによる生体
の感染および所定時間後に誘発される抗体の回収により
得られる、HIV−2の蛋白質に対する抗体にも関する
対応する抗体と同様に、得られた抗原は、対応するウィ
ルスによる感染の検出を可能ならしめる診断キットにお
いて使用され得る。
かくして得られた組換蛋白質は、ウィルスと接触した患
者の血液中に存在する可能性のある抗体の検出用キット
において使用され得る。これらのテストは、当業者に知
られた方法、例えば、ELISA、RIPA、’ウェス
ターン ブロッティング(免疫プロッティング)″など
により行われる。
これらの蛋白質は、サンプル中のウィルスの存在を検知
する様にデザインされたハイブリドーマおよびモノクロ
ーナル抗体の製造にも使用され得る。
これらの蛋白質、細胞培養物およびワクチン製造技術な
どは、公知のワクチンについて現在行われているものと
同様であるので、詳しくは説明しない。
方  法 クローニング マニアティス(Maniatis )ら、1982の方
法による。
酵素 販売会社の指示書に従い使用する。
局在的突然変異(localized mutagen
esis )シラー(Zoller)及びスミス(S 
m1th)、1983の方法による。
ワクニシアへの移入 キーニ(Kieny)ら、1984の方法に従う。
但し、LMTK−細胞を143Bヒト細胞で置き換える
ストックウィルスの調製 無菌ひな一次細胞(chick primary ce
ll)を、37℃にて4日間(培地M E M + 5
%NC3)0.1pfu/細胞にて感染させる。
ウィルスの精製 上記ストックウィルスの遠、心分離を250Or。
pomにて15分間行なう(ツルパル ローター(So
rvall rotor) GSA) o上清を分離し
、ペレットを、RBS緩衝液(10mM  TRl5−
HCJL pH7,4,10mM  KCI、1mMM
gCf2)中に4℃で15分間入れる。ボッター(po
tter)中で磨砕し、250Or、p、m。
で15分間遠心分離を行なう。得られた上清を前記上清
に添加し、次いで第二の磨砕を同様に行なつ。
全ての上清を10IT112の36%(w/v )スク
ロースクツション(10mM  Tris pH8)上
に付着させる。遠心分離を1400Or、p、m、にて
2時間行なう(ベックマンローター(B eckman
rotor  5W28)。ペレットを採取し、第二の
同クツション上に分散、置換する。第二のペレ・ノドを
5軛のPBS中に入れ、20〜40%のスクロース勾配
(10mM  Tris pH8)にかける(同上のロ
ーター)。遠心分離は、1200Or、p、m、で45
分間行なう。
ウィルスのバンドを回収し、2000Or、p。
m、で1時間遠心分離することによりペレット化する。
得られるペレットは、10mM  TrispH8に入
れる。
免疫沈降 BHK21細胞(直径3cmのデイツシュ、デイツシュ
当り106細胞、G−MEM+10%FC3中で培養)
の感染を、Q、2pfu/細胞にて18時間行なう。培
地をデカントし、デイ・ソシュ当り、メチオニンを含ま
ない培地1軛及び[35S]メチオニン(アメルシャム (Amersham ) ) 10 tt lで置換す
る。
2時間後、過剰の非放射性メチオニンを添加する。
標識化終了後、次の行程を行なう。即ち、感染細胞をは
がし取り、エペンドルフ(E ppendorf)遠心
分離機中で1分間遠心分離し、上清画分とペレットの分
離を行ない、該ペレットをPBS緩衝液中で一回洗浄し
、次いで免疫沈降とゲル電気泳動を行なう(ラス(L 
athe)ら、1980による)ウェスタンブロッティ
ング HI V−2ウィルスの蛋白質に向けられた抗体を検出
するこの手法は、ディアグノスティックスパストウール
(Diagnostics  Pa5teur)により
販売されているLAV−BLOT (登録商標)のウェ
スタンブロッティングに記載された方法に準するもので
ある。
以下に実施例を掲げて本発明の特徴と利点を説明する。
実施例1  env配列を有するバタテリオファージM
13の構築 75015  パリ リュ デュ トクチュールル−2
8に住所を有するアンスティトウーパトゥールのコレク
シオン ナシオナル ド クルチュール ド ミクロオ
ルガニスムス(Collection Nationa
l de  Cu1tures deM icroor
ganismes)に寄託されているプラスミドpRO
D35は、HIV−2ゲノムの4.3kbの右側末端を
含んでおり、従って、env遺伝子のコーディング配列
の全てを含んでいる。(このプラスミドは、寄託番号l
−633を有する。)KpnI−KpnI制限フラグメ
ント(位置5304〜9243)を、バタテリオファー
ジM13TG131のKpnIサイトに、転写の方向が
M13により保有されているβ−ガラクトシダーゼ遺伝
子の転写方向であるようなオリエンテーションで、挿入
する(M13TG1162)。
実施例2 env遺伝子を有するワクニシアウィルス中
への転移(transfer)用プラスミドの構築 ファージM13TG1162の構築に用いた、envの
コーディング配列から上流に位置するKpnIサイトは
、envの開始ATGから843bpの距離にある。従
って、該ATGの近傍に一つの制限部位を創造する必要
がある。これは、オリゴヌクレオチド 5’  CATCA丁ACTCACAGA丁CTGGT
GTAGG  3’gLII を用いて行なった。
こうして、BglIIサイトをバタテリオファージM1
37G1162中に導入し、ファージM13TG116
3を得た。次いで、M13TG1163のBgln−B
gllI制限フラグメントを、プラスミドpTG186
POLYのBamHIサイトに挿入する。これはワクニ
シアウィルス(pTG2151)中へのenv遺伝子の
転移(transfer)を可能とする。
実施例3  gp40のコーディング配列中に存在する
停止シグナルの除去 プラスミドpROD35のenv遺伝子のコーディング
配列は、位置8304に翻訳停止コドンを含んでいる(
これは、プラスミドpROD35の特徴であるが、他の
単離物も停止シグナルを含んでいる)。実際のところ、
ヌクレオチドTはこの位置でコドンTAGを発生させる
。この領域に対応する配列は、他のクローン上で完成さ
れ、ヌクレオチドTがCによって置換されなければなら
ないことが確立された。従って、全env遺伝子をコー
ドする配列を得るためには、停止コドンを突然変異させ
ることが適切である。
これは、下記オリゴヌクレオチド 5’  ATGGATCTGCTGGA丁AT  3’
TATT [*は、非相同位置] を用いる局在的突然変異により行なう。
得られたバタテリオファージを、M13TG1164と
呼ぶ。
次いで、M13TG1164のBglII−BglII
制限フラグメントを、プラスミドpTG186POLY
のBamHIサイトに導入することにより、プラスミド
pTG2152を作成した。
実施例4 非開裂env遺伝子を有するプラスミドの構
築 gp120蛋白質及びgp40蛋白質が、gp160の
蛋白分解的開裂により生成する。該gp120は、培養
培地中に急速に遊離される。従って非開裂ENV蛋白質
を得るのが有利である。実際、可溶性蛋白質は、ワクニ
シア発現系中では免疫原性が乏しい。
この目的のため、env遺伝子のヌクレオチド配列を、
M13TG1164中で、下記オリゴヌクレオチド 5’  GAGCAGAGGAGTAGTTGA丁AT
CTTGTGTAGGTGCGAA  3’。
を用いて、開裂部位(位置7635〜7648)に対応
する部分に関し、変異させる。
この突然変異は、EcoRV制限部位を導入し、これは
変異クローンの同定を可能とする。新しい配列は、次の
通りである。
T   に   EKR 当初のクローン: CCT ACA AAA GAA 
AAA AGA TAC変異後    : CCT A
CA CAA GAT ATCAAC丁ACQDQN 生成したバクテリオファージを、M13TG1165と
呼ぶ。
次いでBglII制限フラグメントを、転移プラスミド
pTG186I’OLYのBamHI部位中でクローン
化し、プラスミドpTG2158を得る。
実施例5  gag遺伝子のコーディング配列を含むバ
クテリオファージM13の構築 パリ 75015  リュ デュ ドクチュールル−2
8に住所を有するアンスティトゥーパトウールのコレク
シオン ナシオナル ド クルチュール ミクロオルガ
ニスムスに寄託されているプラスミドpROD27−5
’ は、HIV−2ウィルスゲノムの左側末端を含むE
coRr制限フラグメントを含む。(このプラスミドは
、寄託番号l−626を有する。) BglI−EcoRI制限フラグメント(位置502〜
2658)を、クレノー(Klenow)ポリメラーゼ
でBglI端及びBamHI端を補充した後、バクテリ
オファージM13TG131のBamHIサイトとEc
oRIサイトとの間に挿入する。
こうして、gag遺伝子の全配列を含むファージM13
TG1155を生成させる。
実施例6  gag遺伝子によりコードされる蛋白質の
発現を可能とするプラスミドの構 築 ファージM13TG1155のBglII−EcoRI
制限フラグメントを、転移プラスミドpTG186PO
LYのBamHIサイトとEcoRIサイトとの間でク
ローン化して、pTG2112を得る。M13TG11
55中の8glnサイトは、ベクターバクテリオファー
ジのポリリンカーに由来するものである。
実施例7 P26の発現を可能とするプラスミドの構築 バクテリオファージM137G1155のPs t I
−EcoRI制限フラグメントを、バクテリオファージ
M13TG130のPstIサイトとEcoRIサイト
との間でクローン化する。
2つのオリゴヌクレオチドを用いて行なった局在的突然
変異により、P26をコードする配列の5′末端(位置
951)におけるATGコドン及びBglII制限部位
と、3′末端(位置1641)におけるストップコドン
及び5stI制限部位とが同時に導入される。上記2つ
のオリゴヌクレオチドは、次のものである。
☆★嚢倉嚢☆嚢★★に★裔に★ [*は、親配列と相同(homologous)でない
位置である。] こうして、ファージM13TG1157からM137G
1158が生成される。
次いでM13TG1158のBglII−8st工制限
フラグメントを、転移プラスミドpTG186POLY
のBamHIサイトとSstサイトとの間でクローン化
する(pTG2111)。
実施例8 PI3の発現を可能とするプラスミドの構築 バクテリオファージM137G1155において、8g
lnサイトが、gag遺伝子の(従ってPI3をコード
する配列の)開始ATGから下流に位置している。
従って、PI3をコードする配列の3′末端にストップ
コドンと制限部位を導入すべく、局在的突然変異を行な
う必要がある。これは、下記ヌクレオチド (AGT) 5’  CCGCCTAC丁GT丁GAATTCAG丁
AATTTCCTCCC3’εcoRI を用いて行なわれる。
こうしてバクテリオファージM137G1156を得る
次いで、M13TG1156のBa1II−EcoRI
制限フラグメントを、転移プラスミドpTG186PO
LYのBamHI制限サイトとEcoRI制限サイトと
の間に挿入し、プラスミドpTG2110を得る。
実施例 9 F遺伝子を有するプラスミドpTG1198の構築 HIV−2のF蛋白質をコードする配列は、プラスミド
PSPE (アンスティトウー バストウール、パリ)
に組込まれクローン化されたcDNAに由来する。酵素
PvuIIを用いる開裂により得られ且つF遺伝子(ヌ
クレオチド8429−9378)を有する950−bp
フラグメントをSmaIサイトで開いたファージM13
MPB内にクローン化する。得られたファージをM13
TG1152と呼ぶ。F遺伝子の翻訳開始コドンATG
の上流にBglIIサイトを設けるために、下記配列 5’  ACTCGCACCCATA丁TAGATCT
AGGCTGT丁CTAAG丁C3’9LII を持つオリゴヌクレオチドを用いて、突然変異誘発を実
施した。
得られるファージをM13TG1153とする。
M13TG1153のBglII−8ailフラグメン
トはF遺伝子のコード配列を有し、上述のワクシニアウ
ィルスへの移入を遂げるために、伝達プラスミド、pT
G186POLYに組込まれクローン化される。得られ
るプラスミドをpTG1198と呼ぶ。
実施例 10 麻疹ウィルスのHA蛋白質の固定領域をコードする配列
の後方にあるF遺伝子を持つプラスミドpTG2157
の構築 プラスミドpTG1169は、アンスティトウバストウ
ールのコレクシオン ナシオナルド クルチュール ド
 ミクロオルガニスムスに寄託番号l−657にて、1
987年4月3日に寄託された。
麻疹ウィルスの血球凝集素(HA)をコードする配列を
持つプラスミドpTG1169 (フランス国特許第8
7109,629号参照)のPstI−BamHIフラ
グメントを同じサイトで開裂したファージM137G1
31 (同特許)内にクローン化する。得られるファー
ジをM137G115つと呼ぶ。
下記のオリゴヌクレオチド 5’  C丁CTGCGGTGTAGATGGA丁CC
CCGATGAAGTCTAAT  3’BamH! を用い、M137G1159において、麻疹のHAの疎
水性固定領域をコードする配列のすぐ下流にBamHI
サイトを設ける。
得られるファージをM13TG1160と呼ぶ。
M13TG1160の200bpのPstI−BamH
IフラグメントはHA(疎水性固定領域)をコードする
配列のフラグメントを有し、同じサイトで開裂されたp
TG186POLY内にクローン化される。得られるプ
ラスミドがpTG2155である。このプラスミドは、
HAの固定領域より下流に位置するBamHIサイトへ
の、BamHI又はBglIIサイトを同一相に(in
 phase)持つ異種遺伝子(foreigin g
ene)のクローン化を可能にする(下図参照、この場
合GGA又はAGAコドンはコード化している)。
N−末端フラグメント 麻疹HA HI V−2のF遺伝子を有するM13TG1153(
上述)のBgllIフラグメントを、BamHlで開裂
されたpTG2155内にコーディング方向にてクロー
ン化する。HAの固定領域と融合されたF遺伝子を有す
る得られたプラスミドをpTG2157と呼ぶ。
ハイブリッドF蛋白質をコードする配列をワクシニアウ
ィルス内に移入する。上記により作成された組換えウィ
ルスをVV、TG、F、HIV−2,2157とする。
実施例 11 HIV−2の蛋白質をコードする遺伝子のワクシニアウ
ィルスのゲノムへの導入及び組換えウィルスの単離 スミス(Smith)らによる方法(1983)は、感
染された細胞におけるワクシニアウィルスのゲノムの相
同配列間でインビボで起こる遺伝子組換えに基く。この
現象は、プラスミドに組込まれりローン化されたDNA
フラグメントのウィルスゲノムへの移入を可能にする。
ワクシニアウィルスのチミジンキナーゼ(T K)遺伝
子の使用は、この遺伝子の遺伝子座における異種DNA
の組込みを引起こすだけでなく、TK−となった組換え
ウィルスの選択のための表現型マーカーを有することを
可能とする。
TK−ウィルスは、5−ブロモデオキシウリジン(5B
UDR)の存在下に、TK−株化細胞上にブレーティン
グ(Plating)することにより選択できる(マケ
ット(Maekett)ら、1982)、そこにおいて
、TK−ウィルスはそのDNAを正常に複製し、眼に見
えるプラークを形成することができる。
ワクシニアウィルスは、感染された細胞の核よりむしろ
細胞質において増殖する。このため、DNA複製及び転
写のための宿主の機構を利用することができず、ウィル
ス粒子がそのゲノムの発現のための成分を持つことが必
要である。精製されたVVDNAは非感染性である。
組換え体を誘発するために、VVウィルス粒子による細
胞感染と、ワクシニアDNAに相同する領域を担うクロ
ーン化された異種DNAセグメントによる形質移入を同
時に実施することが必要である。それにもかかわらず、
組換え体の誘発は、DNAによる形質移入能力がある細
胞のほんの一部に限定される。
感染生菌ウィルスとして、39.5℃の非許容温度では
増殖できないワクシニアの感温性(t s)変異体(ド
リリアンとスペーナー(Drillien etSpe
hner 、 1983)を用いる場合、非組換えウィ
ルスからなるバックグラウンドを減する。細胞を非許容
条件下にts変異体で感染し、野生型ウィルスのDNA
で形質移入する場合、ウィルスの増殖は、形質移入能力
があり、且つ、そこで野生型ウィルスDNAとtsウィ
ルスゲノム間の組換えが行われた細胞においてのみ進行
し、感染された細胞であるという事実にもかかわらず他
の細胞ではウィルスは全く増殖しないであろう。もし、
ワクシニアDNAのフラグメントを持つ組換えプラスミ
ドが、適当な濃度で野生型DNAと共に移入混合物に含
まれる場合には、コンピテント細胞においてワクシニア
DNAとの相同組換えににおいでこれが関与することも
又可能である。
鶏胚線維芽細胞(CE F)の初期細胞(primar
y cell)の単層を33℃にてVV−:IIペンハ
ーゲン(VV−Copenhagen) t s 7 
(0,1p fU/細胞)で感染させ、野生型VV−コ
ペン/\−ゲンウィルスのDNAのリン酸カルシウム共
沈澱物(50ng/106細胞)及び組換えプラスミド
(50ng/106細胞)により形質移入させる。
33°Cで2時間のインキュベーションの後、細胞を3
9.5℃にて48時間インキュベートする。
この温度はtsウィルスの発育を許容しない。
ts+ウィルスの希釈溶液は、5BUDR(150μg
/ml)の存在下に37℃でヒト143B−TK−″細
胞の単層を感染させるのに用いられる。
種々のTK−ウィルスプラークが、組換えプラスミドを
組込んだこれらの細胞から得られる。一方、対照である
プラスミドが存在しない培養液は、目に見えるプラーク
を産出しない。次いで、TK−ウィルスを5BUDRの
存在下に二次選択(second 5election
)することにより、サブクローン化する。
伝達プラスミドとVVゲノムとの間の二重相互組換え(
double reciprocal recombi
nation)の結果、インサートを担うTK遺伝子と
ウィルスのTK遺伝子とを交換させ、従って、組換え体
はTK−となる。
種々のT K−組換えウィルスから得られた精製DNA
をHindmで消化し、アガロースゲル電気泳動に供す
る。DNAフラグメントをサザン(Southern)
による方法(1975)に従って、ニトロセルロース膜
に移す。次いで、予め同位体32pでラベルされた移入
に用いられるプラスミドと共に膜をインキュベートする
。膜を洗浄し、オートラジオグラフィーにかける。現像
後、ワクシニアゲノム内へのTK遺伝子の移入を証明す
る大きさのフラグメントの存在が膜上に観察される。
各々のプラスミドについて、組換えウィルスを選択し、
プラスミドと同じ番号を持つVV、TG。
HIV−2とした。従って、下記の組換えウィルスが得
られた: VV、TG、HIV−2−2151 VV、TG、1IIV−2−2152 VV、TG、1IIV−2−2158 VV、TG、HIV−2−2112 VV、TG、1lIV−2−2111 VV、TG、旧V−2−2110 VV、TG、l1lV−2−1198 (ENV gp120−gp32) (ENV gp120−gp40) (非開裂ENV) (GAG) (P26) (PI3) (F) VV、TG、1IIV−2−2157(膜F)実施例 
12 組換えウィルスVV、TG、F、HIV−2−1198
により合成された蛋白質の免疫沈降組換えワクシニアウ
ィルスを用いてHIV−2のF遺伝子の発現を証明する
ために、BHK21げっ肉類細胞(5%牛脂児血清を含
有するG−MEM培地において培養される)を数組換え
体VV、 TG、F、HIV−2−1198と共に培養
する。
半融合性単層(semi−confluent mon
olayer)(106細胞)をQ、2pfu/細胞で
感染し、18時間インキュベートする。
次いで、培地を除き、MEM培地において10μlの[
35S]メチオニン(5mCi/300μm)を補充さ
れた低濃度のメチオニン(106細胞について1m1)
またはトリチウム(3H)で標識されたミリスチン酸(
アメルシャム(Amersham))100μCi /
 mlのどちらかを含有する培地を加える。
細胞を37℃でインキュベートし、標識蛋白質を遠心分
離により回収する。ペレットと上清みに分離した後、H
IV−2抗原について血清反応陽性の患者の血清と共に
この蛋白質をインキュベートする。
血清と反応する蛋白質を蛋白質A−セファロース樹脂(
protein A−sepharose resin
)に吸着させることにより回収し、5DS−ポリアクリ
ルアミドゲルを使用する電気泳動により展開し、ラテ(
Lathe)らによる方法(1980)に従ってオート
ラジオグラフィーにかける。試験した4種のHIV−2
(+)血清のうち、1種のみがHIV−2のF蛋白質を
特異的に免疫沈降させうる。得られた免疫沈降物を第1
図のオートラジオグラフに示す。第1図において: M= [3H]  ミリスチン酸による標識S及びP=
[35S]メチオニンによる標識S=上漬み P−細胞ペレット 分子量はキロダルトンで表わす。
免疫沈降の結果は、[35S]メチオニンで標識する場
合、2種の特異的蛋白質が細胞ペレットでも培養上清で
も31及び33kDaに移動することを明らかにしてい
る。トリチウム標識ミリスチン酸で標識する場合、僅か
1種の蛋白質が31kDaに移動する。HI V−2の
F蛋白質の理論分子fl(28kDa)と観察された分
子量の相違は、HIV−1のF蛋白質でも既に観察され
ていた。
後者の場合の如く、低いほうの分子量のバンドがミリス
チン酸で標識された形に相当する。
実施例 13 大腸菌クローンによるH I V−2のp16の製造M
13TG1156のGAGの蛋白質p26およびp12
の読み枠を含むEcoRI制限フラグメントの欠失によ
り、M13TG1991プラスミドが得られる。
合成オリゴヌクレオチド5−−TCTGGCGCCCA
TACATCTCAATCBGCTACC−3”は、M
13TG1991の定方向突然変異によるp16のAT
G開始コドンの直ぐ上流に一つの制限サイトBglII
を導入することを可能とする。突然変異後に得られるM
13TG1991のBglII−EcoRI制限フラグ
メントは、酵素BamHIおよびEcoRIにより消化
された原核細胞性の発現ベクターpTG959内でクロ
ーン化される。このクローニングにより得られたプラス
ミドpTG3947は、クローン大腸菌TGE901の
形質転換に使用され、大腸菌培地の温度を42℃に保持
することにより、p16の生産を誘発することが可能で
あった。
実施例 14 大腸菌によるHIV−2のT)26の製造合成オリゴヌ
クレオチド5 ′−GGAGGAAATTACTCTA
GATCTATGGCACCAGTGCAACAT−3
−は、M13TG1158のp26の読み枠のNH2末
端に制限酵素BglIIサイト、およびメチオニンおよ
びアラニン、アミノ酸の導入を可能とし、Ml 3TG
1994を与える。合成オリゴヌクレオチド5′−TA
ATGTGAGAATTCCTGAAAGA−3=によ
る新たな突然変異は、p26・の読み枠のC0OH末端
に停止コドンおよび制限酵素EcoRIのサイトを位置
せしめ、M137G1995を与える。p26の読み枠
を含むBglII−EcoRIフラグメントは、酵素B
a1IIおよびEcoRIにより処理された原核細胞性
の発現ベクターpTG959内でクローン化され、プラ
スミドpTG3948を与える。
クローン大腸菌TGE901は、このプスミドにより形
質転換され、p26の生産は、培地の温度を42°Cに
保持することにより、大腸菌内で誘発される。
実施例 15 大腸菌によるHIV−2のp57の製造合成オリゴヌク
レオチド5 = TCTCGCGCCCATAGATC
TCAATCGGCTACC−3=は、M13TG11
55の定方向突然変異によるp57の読み枠のATG開
始コドンの直ぐ上流に一つのBglII制限サイトを導
入することを可能とする。この突然変異から生成したM
13TG993を酵素BglIIおよびEcoRIによ
り処理(部分消化)する。p57の読み枠を含む制限フ
ラグメントを、酵素Bal■およびEcoRIにより処
理された原核細胞性の発現ベクターpTG959内でク
ローン化し、プラスミドpTG3949を得る。クロー
ン大腸菌TGE901は、このプスミドにより形質転換
され、I)57の生産は、42℃の培地により、誘発さ
れる。
実施例 16 ワクシニア ウィルス内でのQ蛋白質の発現プラスミド
pROD35 (ギアデら、1987年)の制限フラグ
メントBamHI−HindII[を同じサイトで開か
れたバクテリオファージM13TG131内でクローン
化する。EcoRIサイトをQ遺伝子の翻訳開始サイト
の上流側に作り出す。これは、5 = CTCCATA
GTCTCGAATTCTCTTGGCTTTCC−3
−という配列のオリゴヌクレオチドTG1679を除く
ことにより、行われる。HI V−2のQ遺伝子を含む
得られたEcoRIフラグメントは、プラスミドpTG
186内でサブクローンされ、公知の方法(キー:−ら
、1984年)にしたがって、ワクシニア ウィルスに
移される。
得られた組換体をVV、TO,QHIV2−3142と
ヨフ。我々は、HI V−2のQ蛋白質の特異的抗体を
使用しなかったので、ウィルス ゲノムへのQ遺伝子の
組み込みは、サザン プロットによりテストされた。得
られた結果は、正しい組み込みを示している。
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 、パオレッテイ。
、イー、  (Paoletti、E、) 、  Pr
oc、  Natl、 Acad、 Sci。
USA、 80.5364−5368 ラトナー、エル、  (Ratner、L、) 、ヘイ
ゼルタイン、ダブリュ、  (Ilaseltine、
W、)、パター力、アール、  (Patarca、R
,)、  リヴ7 ツク、ケイ、ジエイ。
(Livak、に、J、)、スターチッヒ、ビー、  
(Starcich。
B、)、ジョセフス、ニス、エフ、  (Joseph
s、S、P、)。
トラン、イー、アール、  (Doran、E、R,)
、 ラフアルスキ、ジエイ、エイ、  (Rafals
ki、J、A、) 、ホワイトホーン、イー、エイ、 
 (Whitehorn、E、A、)、バウマイスター
、ケイ、  (Baumeister、に、) 、イワ
ノフ。
エル、  (Ivanoff、L、)、ペターウェイ 
ジュニア。
ニス、アール、  (Petterway Jr、、S
、R,)、  ピアソン。
エム、エル、 (Pearson、M、L、)  、ラ
ウテンベルガジエイ、エイ、 (Lautenberg
er、J、A、) 、ババス、ティ、ニス、  (Pa
pas、T、S、)、グライエブ、ジエイ、  (Gh
rayeb、J、)、  チャ:/、 工、lj  テ
ィ。
(Chang、N、T、)、ギヤ口、アール、シー、 
(Gallo、R9C1)及びウオンースタール、エフ
、 (Wong−staal I 。
P、) 、  Nature、  313,277−2
84 (1985)サンチェスーペスカドール(San
chez−Pescador)等、サイエンス(Sci
ence) 、 227,484−492 (1985
)スミス、ジー、エル、 (Smith、G、L、)、
 7ケツト。
エム、  (Mackett、M、)、モス、ブイ、 
 (Moss:V、) 。
Nature、  302.490−495  (19
83)スミス、ジー、エル、 (Smith、G、L、
)、マーブイ。
ビー、アール、  (Murphy、B、R,) 、モ
ス、ビー(Moss、B、) 、  Proc、 Na
tl、 Acad、 Sci、 USA、  80.7
スターチッヒ、ビー、  (Starcich、B、)
 、 バーン。
ビー、エイチ、  (Hahn、B、H,) 、  シ
ョウ、ジー、エム(Shaw、G、M、) 、マック:
−リー、ピー、デイ。
(HcNeely、P、D、)、モトロウ、ニス、  
(Modrow、S、) 。
ウォルフ、エイチ(Wolf、H)、パークス、イー、
ニス、  (Parks、E、S、)、パークス、ダブ
リュ6 ビー(Parks、W、P、)、  ジョセフ
ス、ニス、エフ。
(Josephs、S、P、)、ギヤ口、アール、シー
、  (Gall。
、R,C,)及びウオンースタール、エフ、  (Wo
ng−staal、P、) 、セル(Cell) 45
.637−648 (198(i)ウエインーホブソン
、ニス、  (Vain−11obson、S、)。
ソ:−ゴ、ピー、  (Sonlgo、P、) 、  
ダノス、オウ9(Danos、O,)、コール、ニス、
 (Cole、S、)及びアリシン、エム、  (AI
izon、M、) 、  Ce11.40.9−17
【図面の簡単な説明】
第1図は、 組換えウィルスVV。 TG。 F。 ■ V−2−1998により合成された蛋白質の免疫沈降を
示すオートラジオグラフである。 (以 上) P ガ− 第1 ■ 手続補正書動式) 平成1年3月308 事件の表示 昭和63年特許願第225523号 発明の名称 HIV−2ウィルスの蛋白質を発現させるためのベクタ
ー及びその用途 補正をする者 事件との関係  特許出願人 トランスジーン ソシエテ アノニム (ほか1名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]感染若しくは形質変換された細胞内でHIV−2
    ウィルスの蛋白質を発現させるためのウィルスベクター
    またはプラスミドベクターであって、下記の部分を含む
    ベクター:−異種ウィルスまたはプラスミドのゲノムの
    一部、 −HIV−2ウィルスの蛋白質の一つをコードするヌク
    レオチド配列、および −真核または原核細胞中でこの蛋白質の発現を指示する
    要素。 [2]異種ウィルスのゲノムの一部が、ボックスウィル
    ス、アデノウィルス、ヘルペスウィルスおよびバキュロ
    ウィルスから選ばれたウィルスのゲノムの一部である第
    1請求項に記載のベクター。 [3]ボックスウィルスが、ワクシニアウィルスである
    第2請求項に記載のベクター。 [4]HIV−2ウィルスのエンベロープ糖蛋白質(エ
    ンベロープgp)をコードするヌクレオチド配列を含む
    第1請求項乃至第3請求項のいずれかに記載のベクター
    。 [5]エンベロープgpの一つをコードする配列が、g
    p160をコードする配列である第4請求項に記載のベ
    クター。 [6]gpの一つをコードする配列が、gp120をコ
    ードする配列である第4請求項に記載のベクター。 [7]gpの一つをコードする配列が、gp40または
    gp32をコードする配列である第4請求項に記載のベ
    クター。 [8]gp120とgp40の間にあるプロテアーゼに
    よる開裂部位を取り除く様に、env遺伝子が変異され
    ている第4請求項乃至第6請求項のいずれかに記載のベ
    クター。 [9]HIV−2ウィルスのgag遺伝子によりエンコ
    ードされる蛋白質の少なくとも一つをコードするヌクレ
    オチド配列を含む第1請求項乃至第3請求項のいずれか
    に記載のベクター。 [10]gag遺伝子の蛋白質の少なくとも一種をコド
    する配列が、p57、p26またはp16をコードする
    配列である第9請求項に記載のベクター。 [11]HIV−2ウィルスのF蛋白質をコードするヌ
    クレオチド配列を含む第1請求項乃至第3請求項のいず
    れかに記載のベクター。 [12]F蛋白質をコードする配列が、N−末端固定配
    列と同一相に融合されている第11請求項に記載のベク
    ター。 [13]HIV−2ウィルスの一又は二以上の蛋白質を
    コードするDNA配列が、ボックスウィルスプロモータ
    ーの制御下にある第1請求項乃至第12請求項のいずれ
    かに記載のベクター。 [14]プロモーターが、ワクシニアウィルス遺伝子の
    プロモーターである第3請求項乃至第13請求項のいず
    れかに記載のベクター。 [15]HIV−2ウィルスの一又は二以上の蛋白質を
    コードするDNA配列が、ワクシニアの7.5に蛋白質
    の遺伝子のプロモーターの制御下にある第3請求項乃至
    第14請求項のいずれかに記載のベクター。 [16]HIV−2ウィルスの一又は二以上の蛋白質を
    コードする配列が、ワクシニアのTK遺伝子内にクロー
    ン化されている第3請求項乃至第15請求項のいずれか
    に記載のベクター。 [17]第1請求項乃至第16請求項のいずれかに記載
    のベクターに対応する組換DNA。 [18]第1請求項乃至第16請求項のいずれかに記載
    のウィルスベクターまたはプラスミドベクター或いは第
    17請求項に記載のDNAにより感染若しくは形質変換
    された細胞。 [19]第1請求項乃至第16請求項のいずれかに記載
    のウィルスベクターにより感染された哺乳動物細胞の培
    養物。 [20]第18請求項または第19請求項に記載の細胞
    を培養し、得られた蛋白質を回収することを特徴とする
    HIV−2ウィルスの蛋白質の製造方法。 [21]第20請求項に記載の方法により得られたHI
    V−2ウィルスの蛋白質またはエンベロープ糖蛋白質。 [22]第1請求項乃至第16請求項のいずれかに記載
    の生若しくは不活性ウィルスベクターおよび/または第
    21請求項に記載の蛋白質を含むワクチン。 [23]HIV−1に対する適格なワクチンをさらに含
    む第22請求項に記載のワクチン。 [24]生きた生物体に第1請求項乃至第16請求項の
    いずれかに記載のベクターまたは第21請求項に記載の
    蛋白質或いは糖蛋白質を接種し、所定時間経過後に形成
    された抗体を回収してなるHIV−2ウィルスの蛋白質
    および/または糖蛋白質に対する抗体。 [25]第21請求項に記載の蛋白質または糖蛋白質お
    よび/または第24請求項に記載の抗体を含む診断キッ
    ト。
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