JPH0245461Y2 - - Google Patents

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JPH0245461Y2
JPH0245461Y2 JP1984146228U JP14622884U JPH0245461Y2 JP H0245461 Y2 JPH0245461 Y2 JP H0245461Y2 JP 1984146228 U JP1984146228 U JP 1984146228U JP 14622884 U JP14622884 U JP 14622884U JP H0245461 Y2 JPH0245461 Y2 JP H0245461Y2
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sound absorbing
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、多孔を有する排気管の外周を包む
吸音材を、密度の異なるものを積層することによ
り消音効果を高めるようにした、エンジンのサイ
レンサー構造に関する。
(従来の技術) エンジンのサイレンサー構造は、数個に区画し
た膨張室に、小径口より順次排気を送り込んでそ
の都度膨張を繰り返すことにより消音する膨張型
と、消音器内に充填した吸音材により消音する吸
収型の2種類に大別することができ、両型式を組
み合わせたものもある。
この内吸収型のものは、たとえば実公昭53−
663号の如く、消音器内で多孔排気管を金属繊維
の如き耐熱性および耐振強度の高い吸音材で直接
包み、その外側をグラスウールの如き耐熱性、耐
振強度が上記吸音材よりやや劣る吸音材で包むこ
とにより、グラスウールの如き吸音材が、排気中
に含まれる遊離カーボンが付着して吸音効果を損
じたり、特に排気管に近い部分が熱によつて劣化
したり、さらに排気の爆発振動、排気の脈動等に
より、繊維が破砕してその破砕屑が排気管内に進
入するのを金属繊維の如き吸音材で防止するよう
にしたものが知られている。
(考案の目的) 上記した吸収型によるものは一応の消音目的は
達し得るが、本案は吸音材による消音機能に加え
て膨張による消音機能を付加させるように構成し
て、サイレンサーの容積を増大することなく消音
効果を高めることを目的とするものである。
(考案の構成) 上記の目的を達するために、密閉したサイレン
サー外筒を貫通する、サイレンサー内部の外周に
多数の孔を設けた排気管の外側を包んで、耐熱性
及び耐振強度の高いステンレススチールウールの
如き金属繊維を配設すると共に、該金属繊維の外
周に吸音効果の大きいグラスウールやセラミツク
繊維の如き吸音材を配設したエンジンのサイレン
サーにおいて、上記吸音材を高密度のものと低密
度のものを交互に積層状とするとともに、上記金
属繊維に当接する最内層及び最外層を高密度のも
のとした、エンジンのサイレンサー構造である。
このように吸音材を高密度のものと低密度のも
のを積層することによつて、排気が高密度部分か
ら低密度部分に出る時膨張することによつて音を
減衰させて、吸音材の消音効果との相乗作用によ
つて、従来の単に吸音のみによるものよりも優れ
た消音効果を得られるとともに、最内層の吸音材
を高密度のものとしたことにより、その外側の吸
音材が熱による劣化および排気の爆発振動、脈動
等による破砕屑が排気管に進入するのを防止し、
さらに最外層に高密度吸音材を配して吸音材を包
み込んだことにより、吸音材の形状を整えてサイ
レンサー外筒に挿入しやすくしたものである。
尚、金属繊維で多孔排気筒の外周を直接包ん
で、吸音材が排気中に含まれる遊離カーボンの目
詰まりによる吸音効果の低下や、熱による劣化お
よび排気の爆発振動、脈動等による破砕の防止お
よび破砕屑が排気管内に進入するのを防止するこ
とは従来と同様である。
(実施例) 以下本考案の構成を実施例示図にもとづいて説
明する。
第1実施例 第1図において、1はサイレンサー外筒で、筒
体に両端板をカシメまたは溶接により密閉してあ
る。2は排気管で、サイレンサー外筒1を貫通
し、サイレンサー外筒内で外周に多数の孔3を設
けてある。4は金属繊維で、ステンレススチール
ウール等が用いられ、サイレンサー外筒1の内部
の排気管2の周を包んで配設される。5は高密度
吸音材で、グラスウールの焼成品や織布あるいは
セラミツク繊維等が使用される。6は低密度吸音
材で、同様にグラスウールやセラミツク繊維の綿
状品等が使用される。この高密度吸音材5を前記
金属繊維4の外周に績層し、続いて低密度吸音材
6を積層し、さらにその外を高密度吸音材5で包
んでサイレンサー外筒1内に収容したものであ
る。
このサイレンサー構造によると、エンジンから
の排気は排気筒2の一端から矢印の方向に入つ
て、孔3からサイレンサー外筒1内に入る時、先
づ金属繊維4によつて、排気中の遊離カーボンを
濾過し、排気の爆発振動や脈動を消し、さらに高
温な排気を冷却して、金属繊維の吸音効果ととも
に、その外側に配設された、グラスウールの如き
吸音材の遊離カーボンによる目詰まり、爆発振
動、脈動、高熱による吸音材の劣化を防止すると
ともに、長期使用で若干劣化して発生する吸音材
の破砕屑が排気管2内に進入するのを阻止するも
ので、続いて排気が高密度吸音材5を通過して次
の低密度吸音材6の層に入ると、吸音材の空隙が
多くなるため排気は膨張して音を減衰するもので
ある。続く最外周の高密度吸音材は5は、低密度
吸音材6が粗であるため形態を整え難いので高密
度吸音材5を包んでサイレンサー外筒1に挿入し
易くするためのものである。
このように密度の異なる吸音材を積層すること
によつて吸音効果を高めて、小容積で優れた消音
効果を得られるものであると共に、最も劣化し易
い金属繊維4に接する部分に緻密で劣化し難い高
密度吸音材5を配することで金属繊維4による保
護と相まつて、吸音材の劣化を大幅に防止し、吸
音材の破砕消失を最少限にくい止めることができ
るとともに、その外側の吸音材が劣化した場合の
破砕屑を上記金属繊維と同様に排気管2に進入す
るのを阻止する働きをなすものである。
この高密度吸音材5と低密度吸音材6の積層は図
示した3層以外に5層にする等種々に変更する場
合もある。
尚、このサイレンサーは、主として第3図に示
すメーンサイレンサーAに適用するものである
が、プリサイレンサーBにも併せて適用すること
も可能で、こうすることによつて一層消音効果を
高めることが可能となるものである。
第2実施例 第2図は別の実施例を示すもので、前記した膨
張型と吸収型を組み合わせたもので、3室に区画
した第1室1aに、金属繊維4、高密度吸音材
5、低密度吸音材6を第1実施例と同様に積層し
て吸収型に構成し、他の2室の1bを膨張室、1
cを共鳴室として膨張型に構成し、両者相まつて
消音効率の高いサイレンサーが得られるものであ
る。
(考案の効果) 以上説明した本考案によれば、多孔排気管の外
周に配設した金属繊維の外側に配置する繊維質の
吸音材を、高密度、低密度と交互に績層状とする
とともに、最内層と最外層のものを高密度吸音材
としたことにより、吸音材が最も劣化しやすい金
属繊維に接する最内層を緻密にして劣化しにくい
高密度吸音材として吸音材の劣化を軽減し、さら
に、その外側の吸音材が劣化した場合に生じる破
砕屑が排気管内に進入して大気中に拡散されるの
をこの高密度の最内層で阻止できるとともに、最
外層を高密度としたことにより吸音材の形状を整
えて、サイレンサー本体内への挿入を容易にする
ことができ、総じて吸音材の耐久性を向上させる
とともに、小型で消音効果が良好なサイレンサー
構造を得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示す縦断側面図、
第2図は他の実施例を示す縦断側面図、第3図は
本案サイレンサー構造を備えたエクゾースト系の
斜視図である。 1……サイレンサー外筒、2……排気管、3…
…孔、4……金属繊維、5……高密度吸音材、6
……低密度吸音材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多孔を有する排気管の外周に、耐熱性及び耐振
    強度の高い金属繊維を配設すると共に、該金属繊
    維外周に吸音効果の高い繊維から成る吸音材を配
    設したエンジンのサイレンサーにおいて、上記吸
    音材を、高密度、低密度と交互に積層状とすると
    ともに、上記金属繊維に当接する最内層及び最外
    層を高密度のものとしたことを特徴とする、エン
    ジンのサイレンサー構造。
JP1984146228U 1984-09-26 1984-09-26 Expired JPH0245461Y2 (ja)

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