JPH0626322A - 消音器 - Google Patents

消音器

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JPH0626322A
JPH0626322A JP4181289A JP18128992A JPH0626322A JP H0626322 A JPH0626322 A JP H0626322A JP 4181289 A JP4181289 A JP 4181289A JP 18128992 A JP18128992 A JP 18128992A JP H0626322 A JPH0626322 A JP H0626322A
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JP
Japan
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silencer
sheet
air
muffler
connection port
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Pending
Application number
JP4181289A
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English (en)
Inventor
Motoyasu Nakanishi
幹育 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON BEROO KK
Suzuki Sogyo Co Ltd
Original Assignee
NIPPON BEROO KK
Suzuki Sogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by NIPPON BEROO KK, Suzuki Sogyo Co Ltd filed Critical NIPPON BEROO KK
Priority to JP4181289A priority Critical patent/JPH0626322A/ja
Publication of JPH0626322A publication Critical patent/JPH0626322A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01N1/00—Silencing apparatus characterised by method of silencing
    • F01N1/08—Silencing apparatus characterised by method of silencing by reducing exhaust energy by throttling or whirling
    • F01N1/082—Silencing apparatus characterised by method of silencing by reducing exhaust energy by throttling or whirling by passing the exhaust gases through porous members

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 優れた消音効果を発揮できる消音器を提供す
ること。 【構成】 接続2b口を有するボディ2に吸音材料から
成る消音体4を配置して成る消音器1において、複数枚
の多孔質シ−ト4a,4bを積み重ねて上記消音体4を
構成し、積み重ね方向の一端を接続口2bに対峙させて
いるので、エアアクチュエータの排気時に発生する騒音
を効果的に減衰することができ、従来に比べて格段の消
音効果を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアアクチュエータの
排気音消去に有用な消音器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空気圧によって作動するエアアクチュエ
ータ、例えばエアシリンダ,エアモ−タ,エアバルブ等
では、排気ポ−トから空気を排出する際に空気排出音と
エアアクチュエータからの伝搬音とが混じり合った騒音
を発生する。従来ではこの騒音を消去するため図7に示
すような消音器が使用されている。
【0003】同図に示した消音器21は、複数の排気孔
22aを周面に有しネジ溝付きの接続口22bを一端部
に有する有底筒状のボディ22と、周面に多数の排気孔
23aを有しボディ外側に環状の隙間を介して外嵌され
た筒状のカバ−23と、両者の隙間に介装されたフェル
ト材24とから構成されている。この消音器21は接続
口22bをエアアクチュエータの排気ポ−トに接続して
使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の消音器21
では、接続口から取り込まれた排出空気の流速を低下さ
せることで空気排出音を減衰させ、また伝搬音をフェル
ト材24の内部細孔における空気振動と繊維抵抗によっ
て減衰させている。しかし、上記の構造では騒音レベル
を僅かに低下できるだけで、実用上好ましい消音効果を
得ることができない。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、優れた消音効果を発揮で
きる消音器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1では、接続口を有するボディに吸音材料か
ら成る消音体を配置して成る消音器において、複数枚の
多孔質シ−トを積み重ねて上記消音体を構成し、積み重
ね方向の一端を接続口に対峙させている。また、請求項
2では、請求項1における多孔質シ−トを、通気性が異
なる少なくとも2種類のシ−ト材から形成している。さ
らに、請求項3では、請求項1における多孔質シ−ト
を、厚み方向で通気性が変化するシ−ト材から形成して
いる。さらにまた、請求項4では、請求項1,2または
3における所定枚数毎の多孔質シ−トにエア室となる孔
を形成している。
【0007】請求項5では、接続口を有するボディに吸
音材料から成る消音体を配置して成る消音器において、
長繊維を集束して形成された繊維束と該繊維束の外面に
巻き付けられた多孔質シ−トとから上記消音体を構成
し、繊維束の集束端を接続口に対峙させている。また、
請求項6では、請求項5の多孔質シ−トを、通気性が異
なる少なくとも2種類のシ−ト材から形成している。さ
らに、請求項7では、請求項5の多孔質シ−トを、厚み
方向で通気性が変化するシ−ト材から形成している。
【0008】請求項8では、接続口を有するボディに吸
音材料から成る消音体を配置して成る消音器において、
多孔質シ−トを筒状に複数回巻回して上記消音体を構成
し、その内面を接続口に対峙させている。また、請求項
9では、請求項8における多孔質シ−トを、通気性が異
なる少なくとも2種類のシ−ト材から形成している。さ
らに、請求項10では、請求項8における多孔質シ−ト
を、厚み方向で通気性が変化するシ−ト材から形成して
いる。
【0009】
【作用】請求項1記載の消音器によれば、接続口から取
り込まれた排出空気の流速を低下させて空気排出音を減
衰できると共に、多層構造を有する多孔質シ−トの内部
細孔における空気振動によってアクチュエータからの伝
搬音を効果的に減衰できる。また、請求項2及び3記載
の消音器によれば、シ−ト積み重ね方向に形成される疎
密による膨脹及び圧縮作用によって上記伝搬音をさらに
減衰できる。さらに、請求項4記載の消音器によれば、
孔位置に形成されるエア室(空気層)のばね作用によっ
て上記伝搬音をさらに減衰できる。
【0010】請求項5記載の消音器によれば、接続口か
ら取り込まれた排出空気の流速を低下させて空気排出音
を減衰できると共に、繊維束及び多孔質シ−トの内部細
孔における空気振動によってエアアクチュエータからの
伝搬音を減衰でき、しかも繊維束の長手方向に大きな減
衰距離を確保して伝搬音の吸音率を高めることができ
る。また、請求項6及び7記載の消音器によれば、シ−
ト重ね方向に形成される疎密による膨脹及び圧縮作用に
よって伝搬音をさらに減衰できる。
【0011】請求項8記載の消音器によれば、接続口か
ら取り込まれた排出空気の流速を低下させて空気排出音
を減衰できると共に、多層構造を有する多孔質シ−トの
内部細孔における空気振動によってエアアクチュエータ
からの伝搬音を効果的に減衰できる。また、請求項9及
び10記載の消音器によれば、シ−ト重ね方向に形成さ
れる疎密による膨脹及び圧縮作用によって伝搬音をさら
に減衰できる。
【0012】
【実施例】図1乃至図3は本発明の第1実施例を示すも
ので、図1は消音器の断面図、図2は図1に示した消音
体の分解斜視図、図3は減衰作用を示す図である。本第
1実施例の消音器1は、ボディ2と、キャップ3と、消
音体4とから構成されている。
【0013】ボディ2は樹脂,金属等から円筒状に形成
されており、その周面には複数の排気孔2aが、また一
端部にはネジ溝付きの接続口2bが夫々設けられてい
る。また、ボディ2の内部に消音体4を受け止める段部
2cが設けられている。キャップ3はボディ2と同材料
から略円板状に形成されており、ボディ2の開口端に嵌
合或いは螺合によって取り付けらている。
【0014】消音体4は、円板状の第1シ−ト4aと、
中央に孔4b1 を有するリング状の第2シ−ト4bを、
中心を一致させて数十枚交互に積み重ねて構成されてい
る。両シ−ト4a,4bは樹脂繊維を結合して形成され
た不織布から成り、ボディ2の内径とほぼ一致した外径
を有している。また、第2シ−ト4bは第1シ−ト4a
よりもやや厚く形成され、また第1シ−ト4aよりも繊
維密度(目付量)が大きい。この消音体4は一端を段部
2cに他端をキャップ3に夫々当接し、積み重ね方向の
一端を接続口2bに対峙してボディ2の内部に配置され
ている。
【0015】第1実施例の消音器1は、従来と同様に接
続口2bをエアアクチュエータの排気ポ−トに接続して
使用される。エアアクチュエータ作動時に接続口2bか
ら取り込まれた排出空気は、消音体4及び排気孔2aに
よってその流速を低下され、これにより空気が外部に放
出される際の騒音(空気排出音)が減衰される。
【0016】また、エアアクチュエータからの伝搬音
は、両シ−ト4a,4bの内部細孔における空気振動と
繊維抵抗によって減衰されることは勿論、図3に示すよ
うに積み重ね方向に形成される疎密による膨脹及び圧縮
作用と、孔4b1 位置に形成されたエア室(空気層)に
おけるばね作用及び反射波による相殺作用によって効果
的に減衰される。
【0017】ちなみに、ポリエステル繊維から成る外径
22mm,厚さ0.1mm,目付量35g/m2 の第1
シ−ト4aと、同繊維から成る外径22mm,内径10
mm,厚さ1mm,目付量100g/m2 の第2シ−ト
4bを交互に計70枚積み重ねて消音体4を構成し、エ
ア圧約3.5Kg/cm2 ,測定時間5秒間の条件下に
おいて無音響室で騒音測定を行なった結果、消音器非取
付け状態で90dBの騒音レベルを60dBまで低下さ
せることができ、また両シ−トを交互に計50枚積み重
ねて消音体4を構成した場合でも騒音レベルを23dB
程度低下させることができ、従来に比べて格段の消音効
果を得ることができた。また、消音器非取付け状態にお
ける排気流量が38m3 /hの場合で、前者の流量低下
は5m3/hで、後者の流量低下は1m3 /hであり、
何れの場合もその流量低下が僅かに押さえられ、エアア
クチュエータ側に悪影響を排除できることが確認され
た。
【0018】図4及び図5は本発明の第2,第3実施例
を夫々示す消音器の断面図であり、上記第1実施例とは
第2の消音体5,6を夫々設けた点で異なる。
【0019】図4に示した第2実施例では、第2シ−ト
4bと同様の不織布から成る帯状シ−トを、排気孔2a
が形成されたボディ1の周面に複数回巻き付けることに
よって第2の消音体5を構成してある。また、図5に示
した第3実施例では、第1,第2シ−ト4bと同様の不
織布から成る2種類の帯状シ−トを、半径方向で交互に
重なるようにボディ1の周面に複数回巻き付けることに
よって第2の消音体6を構成してある。
【0020】第2実施例の消音器1では、エアアクチュ
エータからの伝搬音を第2の消音体5の内部細孔におけ
る空気振動と繊維抵抗によってさらに減衰することがで
き、また第3実施例の消音器1ではシ−ト重ね方向に形
成される疎密による膨脹及び圧縮作用によってさらに減
衰効果を高めることができる。
【0021】ちなみに、第2実施例に準じ、ポリエステ
ル繊維から成る外径22mm,厚さ0.1mm,目付量
35g/m2 の第1シ−ト4aと、同繊維から成る外径
22mm,内径10mm,厚さ1mm,目付量100g
/m2 の第2シ−ト4bを交互に計70枚積み重ねて消
音体4を構成すると共に、第2シ−ト4bと同仕様の帯
状シ−トをボディ2の周面に2重巻きして第2の消音体
5を構成し、エア圧約3.5Kg/cm2 ,測定時間5
秒間の条件下において無音響室で騒音測定を行なった結
果、消音器非取付け状態で90dBの騒音レベルを58
dBまで低下させることができた。また、この場合の流
量低下は第1実施例の70枚積層のものと同様であるこ
とが確認された。
【0022】また、第3実施例に準じ、消音体4を上記
と同様に構成すると共に、第1シ−ト4aと同仕様の帯
状シ−トと第2シ−ト4bと同仕様の帯状シ−トを重ね
合わせてボディ2の周面に2重巻きして第2の消音体6
を構成し、上記同様の条件下において無音響室で騒音測
定を行なった結果、消音器非取付け状態で90dBの騒
音レベルを56dBまで低下させることができた。ま
た、この場合の流量低下も第1実施例の70枚積層のも
のと同様であることが確認された。
【0023】尚、上記第1乃至第3実施例では消音体4
を構成する第2シ−ト4bとして孔4b1 を有するもの
を用いたものを示したが、該孔4b1 を中央以外の位置
に形成したものや1枚に2つ以上の孔を形成したものを
用いてもよく、また図6に示すように孔のないものを第
2シ−ト4b´として使用した場合でもほぼ同等の消音
効果を得ることが可能である。
【0024】また、同実施例では厚み及び密度が異なる
2種類のシ−ト4a,4bを積み重ねて消音体4を構成
したものを示したが、各シ−トの厚みは等しくてもよい
ことは勿論であり、また密度が異なる3種類以上のシ−
トを順次積み重ねて消音体を構成しても同様の効果を得
ることができる。また、厚み方向で密度が変化するシ−
ト材、例えば密度が異なるシ−ト材を一体化したもの等
を用いれば積み重ね枚数を低減することができる。さら
に、密度が等しい同一仕様のシ−トを複数枚積み重ねて
消音体を構成するようにしても十分な消音効果を発揮さ
せることができる。
【0025】さらに、第2,第3実施例で示した第2の
消音体5,6を消音体4の周面に直接巻付けるようにし
てもよい。また、第3実施例では厚み及び密度が異なる
2種類のシ−トを巻付けて第2の消音体6を構成したも
のを示したが、上記と同様、各シ−トの厚みは等しくて
もよいことは勿論であり、また密度が異なる3種類以上
のシ−トを重ね合わせて巻付けて第2の消音体を構成す
るようにしても同様の効果を得ることができる。また、
厚み方向で密度が変化するシ−ト材、例えば密度が異な
るシ−ト材を一体化したもの等を用いれば巻付け作業性
を簡便化することができる。
【0026】さらにまた、第1乃至第3実施例で採用し
た不織布はポリエステル繊維以外の繊維材料、また接着
法,機械結合法,スパンボンド法等の何れで製造された
ものであってもよく、また多孔質のものあれば不織布の
代わりに連続気泡を持つ発泡シ−ト等を用いてもよい。
【0027】図8及び図9は本発明の第4実施例を示す
もので、図8は消音器の断面図、図9は図8に示した消
音体の斜視図である。本第4実施例は消音体7の構成を
上記第1実施例と異にしている。
【0028】この消音体7は、長さが一致した金属長繊
維を多数本円柱状に集束して形成した繊維束7aと、樹
脂繊維を結合して形成された不織布から成り繊維束7a
の周面に複数回巻付けられた帯状シ−ト7bとから構成
されている。この消音体7の外径はボディ2の内径とほ
ぼ一致しており、一端を段部2cに他端をキャップ3に
夫々当接し、繊維束7aの集束端を接続口2bに対峙し
てボディ2の内部に配置されている。
【0029】第4実施例の消音器1も、従来と同様に接
続口2bをエアアクチュエータの排気ポ−トに接続して
使用される。エアアクチュエータ作動時に接続口2bか
ら取り込まれた排出空気は、消音体7及び排気孔2aに
よってその流速を低下され、これにより空気が外部に放
出される際の騒音(空気排出音)が減衰される。
【0030】また、エアアクチュエータからの伝搬音
は、繊維束7a及びシ−ト7bの内部細孔における空気
振動と繊維抵抗によって減衰されることは勿論、繊維束
7aの内部に形成される長手方向の細孔によって大きな
減衰距離を確保して伝搬音の吸音率が大幅に高められ
る。
【0031】ちなみに、径25μmのアルミニウム繊維
を20mmの外径で集束し、該繊維束7aの周面にポリ
エステル繊維から成る厚さ0.1mm,目付量35g/
m2のシ−ト7bを4重巻きして消音体7を構成し、エ
ア圧約3.5Kg/cm2 ,測定時間5秒間の条件下に
おいて無音響室で騒音測定を行なった結果、消音器非取
付け状態で90dBの騒音レベルを57dBまで低下さ
せることができた。また、消音器非取付け状態における
排気流量が38m3 /hの場合で、その流量低下を3m
3 /hに押さえられることが確認された。
【0032】図10は本発明の第5実施例を示す消音器
の断面図であり、上記第4実施例とは消音体8の構成を
異にしている。
【0033】この消音体8は、長さの一致した金属長繊
維を多数本円柱状に集束して形成した繊維束8aと、樹
脂繊維を結合して形成された不織布から成り半径方向で
交互に重なるように繊維束8aの周面に複数回巻き付け
られた2種類の帯状シ−ト8b,8cとから構成されて
いる。また、第2シ−ト8cは第1シ−ト8bよりもや
や厚く形成され、第1シ−ト8bよりも繊維密度(目付
量)が大きい。この消音体8の外径はボディ2の内径と
ほぼ一致しており、一端を段部2cに他端をキャップ3
に夫々当接し、繊維束8aの集束端を接続口2bに対峙
してボディ2の内部に配置されている。
【0034】第5実施例の消音器1も、従来と同様に接
続口2bをエアアクチュエータの排気ポ−トに接続して
使用される。エアアクチュエータ作動時に接続口2bか
ら取り込まれた排出空気は、消音体8及び排気孔2aに
よってその流速を低下され、これにより排出空気が外部
に放出される際の騒音が減衰される。
【0035】また、エアアクチュエータからの伝搬音
は、繊維束8a及びシ−ト8bの内部細孔における空気
振動と繊維抵抗によって減衰されることは勿論、繊維束
8aの内部に形成される長手方向の細孔によって大きな
減衰距離を確保して伝搬音の吸音率が大幅に高められ
る。さらに、第1,第2シ−ト8b,8cの重ね方向に
形成される疎密による膨脹及び圧縮作用によって上記の
減衰効果を高めることができる。
【0036】ちなみに、径25μmのアルミニウム繊維
を20mmの外径で集束し、該繊維束の周面にポリエス
テル繊維から成る厚さ0.1mm,目付量35g/m2
の第1シ−ト8bと同繊維から成る厚さ1mm,目付量
100g/m2 の第2シ−ト8bを重ね合わせて2重巻
きして消音体8を構成し、エア圧約3.5Kg/c
m2 ,測定時間5秒間の条件下において無音響室で騒音
測定を行なった結果、消音器非取付け状態で90dBの
騒音レベルを56dBまで低下させることができた。ま
た、消音器非取付け状態における排気流量が38m3 /
hの場合では、その流量低下を3m3 /hに押さえられ
ることが確認された。
【0037】尚、上記第4及び第5実施例に示した各消
音体7,8を構成する繊維束7a,8aは、アルミニウ
ム繊維以外の金属繊維、或いは樹脂繊維で形成するよう
にしてもよく、また繊維束7a,8aの周面に巻付けら
れるシ−トをボディ2の周面に巻付けるようにしてもよ
い。
【0038】また、第5実施例では厚み及び密度が異な
る2種類のシ−ト8b,8cを繊維束8aの周面に巻付
けて消音体8を構成したものを示したが、各シ−トの厚
みは等しくてもよいことは勿論であり、また密度が異な
る3種類以上のシ−トを重ね合わせて巻付けて消音体を
構成しても同様の効果を得ることができる。また、厚み
方向で密度が変化するシ−ト材、例えば密度が異なるシ
−ト材を一体化したもの等を用いれば巻付け作業性を簡
便化することができる。
【0039】さらに、第4及び第5実施例で採用した不
織布はポリエステル繊維以外の繊維材料、また接着法,
機械結合法,スパンボンド法等の何れで製造されたもの
であってもよく、また多孔質のものあれば不織布の代わ
りに連続気泡を持つ発泡シ−ト等を用いてもよい。
【0040】図11は本発明の第6実施例を示すも消音
器の断面図である。本第6実施例の消音器11は、ボデ
ィ12と、消音体13とから構成されている。
【0041】ボディ12は有底円筒状に形成されてお
り、その周面には複数の排気孔12aが、また一端部に
はネジ溝付きの接続口12bが夫々設けられている。ま
た、ボディ2の周面には消音体13を受容する凹部12
cが設けられている。
【0042】消音体13は、樹脂繊維を結合して形成さ
れた不織布から成りボディ12の周面に複数回巻付けら
れた帯状シ−トから構成されており、その内面を排気孔
12aを通じて接続口12bに対峙している。
【0043】第6実施例の消音器11も、従来と同様に
接続口2bをエアアクチュエータの排気ポ−トに接続し
て使用される。エアアクチュエータ作動時に接続口12
bから取り込まれた排出空気は、排気孔12a及び消音
体13によってその流速を低下され、これにより排出空
気が外部に放出される際の騒音が減衰される。
【0044】また、エアアクチュエータからの伝搬音
は、多層構造を有する消音体13の内部細孔における空
気振動と繊維抵抗によって効果的に減衰される。
【0045】ちなみに、ボディ12の周面にポリエステ
ル繊維から成る厚さ0.1mm,目付量35g/m2 の
帯状シ−トを5.5重巻きして消音体13を構成し、エ
ア圧約3.5Kg/cm2 ,測定時間5秒間の条件下に
おいて無音響室で騒音測定を行なった結果、消音器非取
付け状態で90dBの騒音レベルを68dBまで低下さ
せることができた。また、消音器非取付け状態における
排気流量が38m3 /hの場合ではその流量低下が殆ど
ないことが確認された。
【0046】図12は本発明の第7実施例を示す消音器
の断面図であり、上記第6実施例とは消音体14の構成
を異にしている。
【0047】この消音体14は、樹脂繊維を結合して形
成された不織布から成り半径方向で交互に重なるように
ボディ12の周面に複数回巻き付けられた2種類の帯状
シ−ト14a,14bとから構成されている。また、第
2シ−ト14bは第1シ−ト14aよりもやや厚く形成
され、第1シ−ト14aよりも繊維密度(目付量)が大
きい。
【0048】第6実施例の消音器11も、従来と同様に
接続口2bをエアアクチュエータの排気ポ−トに接続し
て使用される。エアアクチュエータ作動時に接続口12
bから取り込まれた排出空気は、排気孔12a及び消音
体14によってその流速を低下され、これにより排出空
気が外部に放出される際の騒音が減衰される。
【0049】また、エアアクチュエータからの伝搬音
は、多層構造を有する消音体14の内部細孔における空
気振動と繊維抵抗によって効果的に減衰され、また第
1,第2シ−ト14a,14bの重ね方向に形成される
疎密による膨脹及び圧縮作用によってその減衰効果を高
められる。
【0050】ちなみに、ボディ12の周面にポリエステ
ル繊維から成る厚さ0.1mm,目付量35g/m2 の
第1シ−ト14aと、同繊維から成る厚さ1mm,目付
量100g/m2 の第2シ−ト14bを重ね合わせて2
重巻きして消音体14を構成し、エア圧約3.5Kg/
cm2 ,測定時間5秒間の条件下において無音響室で騒
音測定を行なった結果、消音器非取付け状態で90dB
の騒音レベルを64dBまで低下させることができた。
また、消音器非取付け状態における排気流量が38m3
/hの場合では、その流量低下を1m3 /hに押さえら
れることが確認された。
【0051】尚、上記第7実施例では厚み及び密度が異
なる2種類のシ−ト14a,14bを巻付けて消音体1
4を構成したものを示したが、各シ−トの厚みは等しく
てもよいことは勿論であり、また3種類以上のシ−トを
重ね合わせて巻付けて消音体を構成しても同様の効果を
得ることができる。また、厚み方向で密度が変化するシ
−ト材、例えば密度が異なるシ−ト材を一体化したもの
等を用いれば巻付け作業性を簡便化することができる。
【0052】また、第6及び第7実施例で採用した不織
布はポリエステル繊維以外の繊維材料、また接着法,機
械結合法,スパンボンド法等の何れで製造されたもので
あってもよく、また多孔質のものあれば不織布の代わり
に連続気泡を持つ発泡シ−ト等を用いてもよい。
【0053】上述した各実施例の消音器は、各種エアア
クチュエータの排気ポ−トに直接接続する場合は勿論の
こと、エアホ−ス等を介して間接的に接続する場合にも
優れた消音効果を発揮できる。また、同消音器は各種エ
アアクチュエータの吸気ポ−トに接続して吸気音の減衰
に使用することも可能である。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
エアアクチュエータの排気時に発生する騒音を効果的に
減衰することができ、従来に比べて格段の消音効果を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示す消音器の断面図
【図2】 図1に示した消音体の分解斜視図
【図3】 第1実施例の減衰作用を示す図
【図4】 本発明の第2実施例を示す消音器の断面図
【図5】 本発明の第3実施例を示す消音器の断面図
【図6】 消音体の他の例を示す分解斜視図
【図7】 従来例を示す消音器の断面図
【図8】 本発明の第4実施例を示す消音器の断面図
【図9】 図8に示した消音体の斜視図
【図10】 本発明の第5実施例を示す消音器の断面図
【図11】 本発明の第6実施例を示す消音器の断面図
【図12】 本発明の第7実施例を示す消音器の断面図
【符号の説明】
1…消音器、2…ボディ、2b…接続口、4…消音体、
4a…第1シ−ト、4b,4b´…第2シ−ト、4b1
…孔、5,6…第2の消音体、7…消音体、7a…繊維
束、7b…シ−ト、8…消音体、8a…繊維束、8b…
第1シ−ト、8c…第2シ−ト、11…消音器、12…
ボディ、12b…接続口、13…消音体、14…消音
体、14a…第1シ−ト、14b…第2シ−ト。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続口を有するボディに吸音材料から成
    る消音体を配置して成る消音器において、 複数枚の多孔質シ−トを積み重ねて上記消音体を構成
    し、積み重ね方向の一端を接続口に対峙させた、 ことを特徴とする消音器。
  2. 【請求項2】 多孔質シ−トが、通気性が異なる少なく
    とも2種類のシ−ト材から成る、 ことを特徴とする請求項1記載の消音器。
  3. 【請求項3】 多孔質シ−トが、厚み方向で通気性が変
    化するシ−ト材から成る、 ことを特徴とする請求項1記載の消音器。
  4. 【請求項4】 所定枚数毎の多孔質シ−トにエア室とな
    る孔を形成した、 ことを特徴とする請求項1,2または3記載の消音器。
  5. 【請求項5】 接続口を有するボディに吸音材料から成
    る消音体を配置して成る消音器において、 長繊維を集束して形成された繊維束と該繊維束の外面に
    巻き付けられた多孔質シ−トとから上記消音体を構成
    し、繊維束の集束端を接続口に対峙させた、 ことを特徴とする消音器。
  6. 【請求項6】 多孔質シ−トが、通気性が異なる少なく
    とも2種類のシ−ト材から成る、 ことを特徴とする請求項5記載の消音器。
  7. 【請求項7】 多孔質シ−トが、厚み方向で通気性が変
    化するシ−ト材から成る、 ことを特徴とする請求項5記載の消音器。
  8. 【請求項8】 接続口を有するボディに吸音材料から成
    る消音体を配置して成る消音器において、 多孔質シ−トを筒状に複数回巻回して上記消音体を構成
    し、その内面を接続口に対峙させた、 ことを特徴とする消音器。
  9. 【請求項9】 多孔質シ−トが、通気性が異なる少なく
    とも2種類のシ−ト材から成る、 ことを特徴とする請求項8記載の消音器。
  10. 【請求項10】 多孔質シ−トが、厚み方向で通気性が
    変化するシ−ト材から成る、 ことを特徴とする請求項8記載の消音器。
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